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韓食日記

日々食べている韓国料理の記録です。
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ん!? こ、この金券はもしや? と思って頂ければ幸い。
先日、チャンナムのお父さんに連れられて行った新小岩の某店
支払い用の金券が数百円分、財布に余っていたのですが……。

なんと、地元巣鴨でまったく同じ店を発見!

しかもこの金券は系列店共通で使えるというではありませんか。
思わず、吸い込まれるようにフラフラと入ってしまいました。
この日は徹夜仕事明けの2時間仮眠で早朝から取材2軒。
飲みたい! という気持ちがふつふつとわいておりましたね。

巣鴨店は新小岩に比べると若干広く、また若いお客さんも多いですね。
地元でもありますし、新小岩よりもさらに落ち着きを感じます。

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チャンナムのお父さん、お母さん元気かななどと思いつつ、
300円の生ビールをぐーっと飲み干した頃に最初のつまみが到着。
カシラ焼きが2本で200円、ポテトサラダが150円、
そしてビールからチューハイに切り替えて、これが1杯150円。
上のこの写真、いい感じのセットになっていますが合計500円。
この値段設定が本当に嬉しいですね。家で飲むより安いかも。

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アイスクリームのようにカポッと盛られたポテトサラダ。
これをチビチビつまみながら、チューハイが2杯、3杯……。

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すぐ前の人が頼んだのを見て、反射的に追加したコロッケ。
でもよく考えたらポテトサラダとコロッケでどちらもイモですな。
この記事を書いていて、いまやっと気付きました。
その瞬間はただただ幸せだったので、どうでもよかったのでしょう。

この揚げたてコロッケが1個100円。全部合計して……。

生ビール(300円)
チューハイ×3(450円)
カシラ焼き×2(200円)
ポテトサラダ(150円)
コロッケ(100円)

合計……1200円! 安っ。

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あんまりいい気分だったので、シメのラーメン行っちゃいました。
学生時代によく飲んでは吸い込まれた「千石自慢ラーメン」。
以前は立ち食いだったのですが、いつしか椅子席に変わってしまい、
それと同時になんとなく足が向かなくなったお店です。
この日も久しぶりに食べて美味しかったのですが、やっぱり少し物足りない。
駆け込んで食べて、ささっと帰るような気分がよかったのに。

とは言いつつも、飲んで食べて幸せな夜でした。
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2006.08.31.Thu 00:47 | 個人日記 | trackback(0) | comment(2)
エリア別に分類した店舗目次を作成してみました。
リンク先は最新記事で、記事内に過去記事へのリンクもあります。
新規の記事をアップすると同時に、この目次も更新していきます。
新たにカテゴリーを作りましたので、右の「CATEGORY」より飛ぶと便利です。
なお、店舗名は「あいうえお順」での掲載です。

<新宿、大久保エリア>
アイスベリー新大久保店(新大久保)
アサラン(新大久保)
味一番(新大久保) →閉店
イーストアジアン新宿(新大久保)
恵美須(新大久保)
縁香館(大久保)
延吉香(新大久保)
OASIS2号店(新大久保) →閉店
大久保でじ(新大久保)
烏鵲橋(新大久保)
オジャンドン(新大久保)
オムニ食堂新大久保店(新大久保)
オムニ食堂歌舞伎町店(新大久保)
ガイアショッピングモール(新大久保) →閉店
海鮮宮(新大久保)
CAFE&BAR WiLL(東新宿)
韓国魚市場(新大久保)
カントンの思い出新大久保店(新大久保)
韓流(新大久保)
韓流バザール(新大久保)
宮殿(新大久保)
金薬局(新大久保)
金家ね(新大久保) →閉店
金達莱(新大久保)
クイクイ(新大久保)
グリーン食堂(新大久保) →閉店
宮(新大久保) →閉店
クンバリ新大久保本店(新大久保)
クンバリ大久保2号店(大久保)
幸永2号店(歌舞伎町)
幸永新職安通り店(新大久保)
高麗参鶏湯(新大久保)
高麗亭(大久保)
コルモクスンデ家(新大久保)
菜彩厨房さんぱ家(新大久保)
サムスンネのり巻き(新大久保)
ジャジャンハウス(新大久保)
酒菜角萬(新大久保)
新宿飯店1号店(新大久保)
新宿飯店2号店(東新宿)
新宿ポチャ(新大久保) →閉店
新宿ホルモン(新宿三丁目)
辛ちゃん(新大久保)
新村ヘジャンクク(新大久保)
水宝館(新大久保)
すら(新大久保) →閉店
千里香(大久保)
ソウル(大久保) →閉店
ソムンナン飯店(新大久保)
大邱家(東新宿)
チャムナム家(新大久保)
ヂョンガネ(新大久保)
鐘路福餅家(歌舞伎町)
ちりとり鍋幸永(新大久保)
チング(新大久保)
Teji Tokyo本店(歌舞伎町)
Teji Tokyo西新宿店(西新宿)
てじまぅる大久保店(新大久保)
てじまぅる新宿店(西新宿)
大韓民国(新大久保)
デリマンジュー(新大久保)
東京ガーデン(新大久保)
東京純豆腐新宿店(新宿三丁目)
土地(大久保)
とんプリンス(新大久保)
トンマッコル(新大久保)
NAVI KOREA(新大久保)
南陽屋(東新宿)
にも(新大久保)
ノルブはんありカルビ(新大久保)
はるばん(新大久保) →閉店
韓サラン(新大久保)
BCD TOFU HOUSE(新大久保)
ピョジュバク(新大久保)
広場粉食(新大久保)
Funny House Orange(新大久保)
釜山亭(新大久保) →閉店
双子のり巻き(歌舞伎町) →閉店
風琴(新大久保)
北京(歌舞伎町)
ヘラン(新大久保)
ヘルシーハウス(大久保)
ホルモン倶楽部大久保道場(新大久保)
ボンジュク(新大久保)
鳳雛チムタク(新大久保)
マニマニ(新大久保) →閉店
味ちゃん本店(新大久保)
味ちゃん2号店(新大久保)
道(新大久保) →閉店
明洞キンパプ(新大久保)
無鉄砲(新大久保)
MOA美容室(新大久保) →閉店
モイセ(新大久保)
焼肉三富(西新宿)
ヤンピョンヘジャンク(新大久保)
楽園餅cafe(新大久保)
楽園餅家(新大久保)
龍門(歌舞伎町)
ルネッサンス(新大久保) →閉店
ロッジ(新大久保)
ワンスルミネ新宿店(新宿)
ワンチョ(歌舞伎町)

<上野、日暮里、三河島エリア>
アリラン(上野)
上野ソルロンタン(上野)
上野飯店(湯島) →閉店
元祖ブデチゲ(湯島)
京都(三河島)
黒デジ屋(湯島)
大長今(湯島)
東京ガーデン(三河島)
トンキング(日暮里)
馬賊(日暮里)
百年屋(湯島)
木浦食堂(三河島)
やなぎ(日暮里)
焼肉屋さんのお弁当(三河島)
山田屋(三河島)
ヤンピョンヘジャンク上野店(上野)

<赤坂、麻布、六本木エリア>
赤坂一龍別館(赤坂)
牛村(赤坂)
呉氏カムジャタン(赤坂) →閉店
おんがね(赤坂)
韓国味工房赤坂EIKO(赤坂)
元祖平壌冷麺屋(東麻布)
巨牛荘六本木店(六本木)
古家庵(赤坂)
Korean Dining KOSARI TOKYO(東麻布)
三丁目カフェスーペ(西麻布) →閉店
SCHOOL FOOD赤坂店(赤坂)
ソウル参鶏湯(六本木)
チョンギワ本館(赤坂)
チョンソル(赤坂)
ヌルンジ(赤坂)
兄夫食堂赤坂店(赤坂)
ボンジュク日本本店(赤坂)
文家(麻布)
礼林(赤坂)

<銀座、新橋、有楽町エリア>
王十里(銀座)
漢喜苑(有楽町)
韓国薬膳はいやく(銀座)
銀座南漢亭(銀座)
けなりぃ(銀座)
長寿韓酒房銀座店(銀座)
天津飯店(銀座)
どぶろくバーTORAJI(銀座) →閉店
HAN GA WI(銀座)
韓豚屋銀座三丁目店(銀座)
韓流館(新橋)
BIAN日比谷シャンテ店(日比谷)
ぴょんぴょん舎銀座百番(銀座)
まだん(有楽町)
マッコリ酒家&韓国料理ぽど丸の内(有楽町)
younhey(銀座) →閉店
和牛炭火焼肉・韓国健美料理古々時…(新橋)

<その他エリア>
網焼・炭火焼肉そう(高田馬場)
市ヶ谷チャンナムヤ(市ヶ谷)
御廚(日本橋)
オムニ食堂三軒茶屋店(三軒茶屋)
果川家(千駄木)
家庭料理まどか(巣鴨)
cafe-B(渋谷)
カボチャ屋(中板橋)
韓国百菜食堂ミナリ(吉祥寺)
韓国ラーメン(高田馬場)
巨牛荘石原本店(石原)
香龍園(五反田)
高句麗(巣鴨) →閉店
高矢禮(白金高輪)
Korean Organic nabi(神宮前)
KORYO浅草橋本店(浅草橋)
讃岐流明治亭(八丁堀)
サランチェ(曙橋)
山村(経堂)
純豆富食堂(吉祥寺)
ソウル・ソウル(飯田橋)
松花(赤羽)
大成園(浅草) →閉店
大使館代々木店(代々木)
魂のプルコギ(池袋) →閉店
チェゴヤ小学館本店(神保町)
崔さんの味道(渋谷)
チャメ恵比寿店(恵比寿)
大口食堂(池袋)
東京純豆腐青山店(表参道)
とっぽもっち(板橋)
ドンキィ(四谷三丁目)
ノルブネ小学館本店(神保町)
韓灯(月島)
韓花房(池袋) →閉店
BBQ御徒町店(御徒町) →閉店
BBQ押上店(押上) →閉店
ピュアティ(十条)
鳳仙花堀切店(堀切)
ポジャンマチャ池袋店(池袋)
ホルモンチャン(中板橋)
ホルモン焼 縁(西荻窪)
HongChoぶるだっく(渋谷)
ポンナム(西国分寺)
誠(御茶ノ水)
味家(池袋)
ミセス韓の店(自由が丘)
李苑(中野)
ワンス恵比寿店(恵比寿)

<東京以外>
家門(松戸)
胡月(別府)
鶏一羽(博多) →閉店
チャメ溝の口店(溝の口) →閉店
横濱茶花咲(石川町)

<大阪>
煙突の角(東心斎橋)
韓茶cafe流れる千年(桃谷)
KoreanKitchenまだん心斎橋店(心斎橋)
SOULK(北堀江)
豊山なみえの店(鶴橋)
徳山商店/洪家餅房(桃谷)
bibim'西梅田店(西梅田)
焼肉大長今(鶴橋)
冷麺館生野本店(生野)
ロックヴィラ(鶴橋)
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韓国料理店で焼き鳥? という妙なところから話が始まります。
奥に添えられているのはレモン、カレー塩、梅塩という3種。
お好みで七味唐辛子、柚子胡椒もどうぞ、との丁寧な説明もありました。
居酒屋だとしても、かなり細かな気遣いのあるお店です。

1杯目のビールもカチッとした薄めのグラスにキメ細かな泡。
しかもその1杯目を飲む際に、

「カウンターのお客様、本日はお疲れさまでした!」
「お疲れさまでした!」
「お疲れさまでした!」
「お疲れさまでした!」

というねぎらいの声がスタッフ一同から大声で。
見れば、どのお客さまにも、最初の1杯には声をかけるようですね。
知らずに行ったため、思わぬ展開にえらく驚きました。

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つくねはフワフワとした食感。柔らかかったですね。
先ほどのネギ間も、鶏肉が実にジューシーでした。
普通の居酒屋として考えても、かなり魅力的なレベルです。

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イチボのたたき。イチボは牛のお尻あたりの肉ですね。
スライスしたタマネギと白髪ネギ、細ネギも刻まれています。
脇に添えてあるのはスライスニンニク、生ワサビ、もみじおろし。
ほんのり温かい牛肉で包んで食べるとこれまたいい感じ。

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嬉しかったので、ビールから焼酎のロックにスイッチしました。
薬味をきかせた牛たたきと焼酎はやっぱりよくあいます。

という感じに、どう考えても日本の居酒屋なのですが、
最後に注文するシメの一品がこれなんです。

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じゃーん! なんと、この店はスンドゥブチゲの専門店。
これだけ本格的な居酒屋料理を提供しつつも、店の宣伝文句は、

「韓国生まれ、L.Aで大人気の鍋料理“スンドゥブ”が、満を持して日本上陸!!」

と、スンドゥブチゲの店であることをアピールしています。
メニューを見ても、

・ポークスンドゥブ(700円)
・ビーフスンドゥブ(750円)
・シーフードスンドゥブ(850円)
・誠スンドゥブ(900円)

と、スンドゥブチゲが種類別にずらり。
ほかにもオリジナルメニューとして

・誠スンドゥブ麺(980円)
・塩スンドゥブ麺(900円)

なんていう料理もあったりします。
世界唯一と書かれていましたが、確かに初めて聞く工夫です。

このお店、もともとはアメリカで展開する日本居酒屋のチェーン。
アメリカでのスンドゥブ人気を日本に持ち込んだという逆輸入型です。
結果として居酒屋料理も楽しめるスンドゥブチゲ専門店ということに。
韓国料理で飲みつつスンドゥブチゲでシメる「東京純豆腐」などとは、
また違った方向性で展開する韓国料理店(?)ということですね。

なお、スンドゥブチゲのスープは牛、豚、鳥を煮込んだもの。
店の人の説明によれば豚骨、鶏軟骨(ヤゲン)、鶏足(モミジ)、
といったラーメンにも似た食材を使っているとのことです。
焼き鳥、牛タタキの見事さからも、かなり食材に気を配った店のようです。

ひとつ残念なのは、スンドゥブチゲの味付けがやや甘いこと。
おそらく味付けに使っているコチュジャンの割合が多いのでしょう。
韓国の味に慣れていると、ちょっと違和感があるかもしれません。

ただ、こういう日本スタイルな店であることを考えると、
味付けが韓国そのものでないのも、よいのかもしれませんね。
スンドゥブチゲの店がたくさん出来ている時期だけに、
店ごとにいろいろな個性が出てきてもよいのかなとも思います。

ちなみにこの店、オープンは2004年10月とのこと。
ここしばらくのスンドゥブチゲブームよりも1年以上早いです。
お店としては先見の明がありましたね。もっと早くに行くべきお店でした。

店名:誠(まごころ)
住所:東京都千代田区神田駿河台3-7百瀬ビル1階
電話:03-5283-1550
営業:11:30~14:30、18:00~23:30(月~金)、12:00~22:00(土・日・祝)
定休:なし
http://www.shinsengumiusa.com/magokoro
2006.08.29.Tue 17:47 | 韓食日記 | trackback(0) | comment(2)
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時代が変わり日本でも韓国料理が普通に食べられるようになりました。
きれいなお店でオシャレな器に盛られた韓国料理なんかも食べられます。
いい時代になったな、とわずか数年前を振り返って思ったりも。
でも、たまにごく普通の飾り気ない韓国料理も食べたくなるんですよね。
そんなときオススメできるのが新大久保の「ピョジュバク」です。

テーブル3つほどの狭い店を、お母さんひとりが切り盛りしています。
飲食店というよりも、屋根裏部屋みたいな雰囲気の店ですね。
大勢では行けませんし、メニューの料理も数えるほどしかありません。
チゲ系メニューがいくつかと、炒めもの料理、チヂミが数種でおしまい。
でも、居心地はよく、なんとも落ち着いた気分になる店です。

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ブログなどの記事を見ると、たいてい店の内観が掲載されています。
確かに写真を撮りたくなる気持ちがよくわかりますよね。
天井も低いですし、店の一部分は階段で押しつぶされたような感じ。
店の端っこにベタッとへばりついて撮ってこんな感じです。

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店の入口も知らないとかなり入りにくい雰囲気です。
ここ最近のきれいな新大久保では、もはや異質の存在に思えます。
でもこの店のファンは多く、留学生からの評価も高いです。
味自体はごく普通の家庭料理ですが、最近は逆に貴重ですもんね。

この日食べたスンドゥブチゲ(柔らかい豆腐のチゲ)も実にシンプル。
具にはむき身のアサリと、刻んだエノキ、タマネギが入るだけです。
あとは豆腐がたっぷりに、最後にポトンと落とされた卵だけ。
ごはんが「日本昔ばなし」的にたっぷり盛られるのは嬉しいですね。

パンチャンは3品ですが、店のお母さんと話しているときに、

「キムチの味はどう?」
「美味しいですよ。もっとすっぱいキムチも好きですけど」
「あ、そう。すっぱいのもあるよ」

というような流れで、もう1品出して頂きました。
いい感じに熟成したキムチはやっぱり美味しかったです。

この店に来るのはずいぶん久しぶりだったのですが、
お母さんと少し仲良くなれたので、また顔を出したいと思います。
少人数でチェユッポックム(豚肉炒め)なんかをつまみながら、
焼酎をちびちび飲む、なんてことをしたいお店です。

店名:ピョジュバク
住所:東京都新宿区大久保1-16-19
電話:03-5285-1262
営業:12:00~24:00
定休:なし
2006.08.28.Mon 01:34 | 韓食日記 | trackback(0) | comment(7)
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日暮里の「トンキング」を出た後、カラオケに移行したのですが、
ビールと焼酎をガポガポ飲んだせいで記憶が完全に飛んでいます。
デジカメの中に、撮った記憶のない写真がわんさかありました。
どうやら酔っ払うと物や人を重点的に撮影始めるようですね。
ふだん料理の写真しか撮らない反動が出るのでしょうか。
ともかくも料理以外のものを撮りだしたら危険サインということです。

記憶があるのはカラオケを出て、3次会に行くぞとわめき始めてから。
シメにチャジャンミョン(ジャージャー麺)が食べたいということで、
駅前の「馬賊」へ行ったら、閉店後でがっくりしたのを覚えています。

でも、めげずに有志2人を募ってタクシーで上野方面に移動。
コリアンタウンの中心部から春日通りを越えた湯島3丁目に、
韓国式中華料理の専門店「上野飯店」が営業をしております。

この店も「トンキング」同様、行きたいリストにあげておいた店。
界隈ではなかなか評判を集めているとの情報を得ていました。

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冒頭の写真の通り、オーソドックスなタイプのチャジャンミョンです。
特筆したいのは、手打ち麺でありながら麺の太さが均一な点。
新宿界隈で食べると、けっこう太さがまちまちだったりするのですが、
麺を打つ職人さんの腕がよいと見えて、見事な仕上がりでした。

そしてこのチャジャンミョンがむちゃくちゃうまかったのですが……。

なにしろ泥酔状態で行ったので、その記憶も定かではありません。
うまいうまいと大騒ぎしながら食べたのは覚えているんですけどね。
麺のできばえも見事ですし、たぶん美味しかったのでしょう。

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こちらは一緒に行った韓国人の友人が注文したチャンポンです。
ちょっと味見をしましたが、ただひたすら唐辛子だけの味でした。
無理もありません。その友人が一口目をすすった瞬間、

「うん、薄い!」

と言いつつ、唐辛子をドサドサと加えたからです。
彼もおそらく酔っ払って味覚が怪しくなっておりましたな。
ちゃんとした味でもう1度食べたいところです。

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泥酔状態であるのにさらにチャミスルを飲みながら、
マンドゥ(餃子)なんかもつまんでいたようです。
こちらがクンマンドゥ(焼き餃子)で……。

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こちらがムルマンドゥ(水餃子)ですね。
チャジャンミョン、チャンポン、マンドゥと韓式中華フルコース。
なんとも幸せなシメと相成りました。

惜しむらくは記憶が定かでないことだけですね。
まるで意味がないので、またいつか行きたいと思います。

非常に美味しかった気がする!

という意味のない記事でした。

店名:上野飯店(うえのはんてん)
住所:東京都文京区湯島3-38-3つくしビル2階
電話:03-5816-1525
営業:13:00~翌4:00
定休:第1、3月曜日
2006.08.27.Sun 01:46 | 韓食日記 | trackback(0) | comment(4)
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仲間内での送別会があり、日暮里で飲むこととなりました。
日暮里と聞いた時点で幹事のほうに行きたい店の希望を出したところ、
見事そこに確定しておりました。日暮里駅前の「トンキング」です。

先日の記事で「自分用行きたい韓国料理店リスト」というのを作りましたが、
そこに記載された店の中で、最初に訪問を実現できたことになります。

ここは個性的なサムギョプサル(豚バラ肉の焼肉)を多数取り揃える店。
ざっとメニューを眺めただけでも、

・高麗人参生豚バラ
・抹茶熟成生豚バラ
・ワイン熟成生豚バラ
・キムチ熟成生豚バラ
・みそ熟成生豚バラ
・激辛熟成生豚バラ

とこれだけの種類があります。
サムギョプサルの味を選べるというのは面白いですよね。
いちばんのオススメは抹茶とのことでまずはそれを注文。
冒頭の写真がそれで、表面に抹茶が振りかけられています。

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適度に焼けてきたところで、店員さんが食べやすいサイズにカット。
セットメニューで注文すると、モヤシやキムチがつくようです。
写真は2人前。1人前につき豚肉が2枚という計算です。

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ひっくり返した状態では普通のサムギョプサルと同じです。
抹茶が振りかけられているのは、表面だけということですね。

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焼き上がりはこんな感じ。食べると確かに抹茶の味がします。
焼きすぎると香りが飛んでしまうので、早めに食べたほうがいいですね。
焦げ目がつくかつかないかくらいで食べると美味しいです。

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追加オーダーは「みそ熟成生豚バラ」を注文してみました。
普通のサムギョプサルであれば、サンチュに包んだ際に、
サムジャン(味噌)を乗せて食べますが、それを前もって塗ったという感じ。
味噌をつけて食べる手間が省けるといった感じでしょうか。
あと、味噌自体が焼けるので、香ばしさがアップするようです。

こうしていろいろ味を変えて食べられるのは楽しいですね。
新大久保、歌舞伎町を中心にだいぶ豚焼肉の店が増えてきましたが、
種類豊富な味付けで勝負する店というのは珍しい気がします。
面白い豚焼肉店が日暮里にあるな、という印象でした。

ひとつ残念なのはサンチュが別注文というあたりでしょうか。
豚焼肉店だったら基本として出して欲しいところですが、
日本は野菜も高いですし、今後はどこも徐々にそうなるのかも。
韓国料理店でありながら、韓国的でない店が最近増えました。

この日も韓国からお土産としてお酒を持ってきた人がいたので、
普通に開けてみんなで飲んでいたのですが……。

「持ち込みのお酒はちょっと……」

と断られてしまいました。
もちろん勝手に飲み始めた僕らが悪いのですが、
韓国の店に行って持ち込みを断られたのは初めての経験です。
新大久保あたりではまだ韓国的な常識が通じる店も多いですが、
それを他のエリアまで求めてはいけないことを学びました。

ここは日本であり韓国料理店でも韓国の常識は通用しない。
平気でマナー違反をしないよう、今後は肝に銘じたいと思います。

でも、やっぱりちょっと寂しい話ですよね。
韓国の雰囲気を味わいたくて韓国料理店に行くのですから……。

店名:トンキング
住所:東京都荒川区西日暮里2-18-10
電話:03-3803-6999
営業:11:30~翌2:00
定休:なし
2006.08.26.Sat 04:12 | 韓食日記 | trackback(0) | comment(4)
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8月25日、13時55分発釜山行きの飛行機に乗り、
チャンナムのご夫婦はご自宅のある釜山へと帰られました。
最終日は新宿で合流し、一緒にリムジンバスへ乗り込み空港へ。
別の常連さんらと一緒にランチを食べ、手を振ってお見送りしてきました。
どうやら無事に到着されたようです。実に9年ぶりの故郷だとか。

冒頭の写真はその前日、ご夫婦にとってのラストナイトです。
大塚で阿波踊りをやっているということで見に行きました。
僕は仕事があったので遅れていったのですが、合流してみると、
なんと最前列に陣取って、かぶりつきで楽しんでおられました。

お母さん曰く、

「今まで夜は店があったから、本格的な祭りを見るのは初めて!」

なのだとか。
目一杯楽しんでおられた様子です。
しかしすごい人出でしたね。
こんなに本格的な祭りとは知りませんでした。

同席していたのは、やはり店でよくお会いする常連さんご夫婦。
チャンナムご夫婦とは一緒に別府まで旅行したことがある仲だそうで。
そのときのハプニング話をたっぷり聞かせて頂きました。

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適当に祭りを見た後、何か食べようという話になったのですが、
たくさん出ている屋台を見たお父さんが……。

「みんなで屋台がいいね! ここで食べる!」

と通行止めになった路上を指差します。
要するに地べたに座って、焼ソバだのを食べようとのこと。

「え、ここで!?」

という反応ももちろんありましたが、今日はお父さんの意見優先。
焼ソバ、ジャガバター、牛カルビ串、巻き寿司などを買い込み、
缶ビールと敷物代わりのスポーツ新聞を用意して準備万端です。
地べたにどっかり座り込んでの宴会がスタート致しました。

この時点から合流した別の常連さんも、いきなり地べたスタート。
地べたの宴会っていったん座ると落ち着いちゃうんですよね。
周りを通る人の視線も、逆にうらやましいんだろ、みたいに見えてきます。
お父さんはえらく上機嫌で浴衣の女の子に声をかけまくっていました。

チャンナム常連の皆様。お2人のラストナイトはこんな感じでした。

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その後、店から電話があり、やはり常連さんが待っているとのこと。
大塚から山手線、総武線を乗り継いで市ヶ谷の店へと戻りました。
当然、一緒に飲んでいた我々も、それにくっついて市ヶ谷へ。

ボリュームのある屋台料理とビールでお腹はいっぱいだったのですが、
上の写真、チャンナム名物の砂肝炒めが出てきてしまいました。
しかもお母さんが厨房に最後に指導に入ったため、お母さん手作り。

正真正銘のラスト砂肝炒めです!

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そしてこちらが感動のラストタットリタン(鶏と野菜の鍋)。
まさか、最後にもう1度これが食べられるとは思いませんでしたね。
遊びに行って、お母さんを働かせてしまったのは心苦しいことですが、
一口食べた瞬間にそんな罪悪感も完全に消え去りました。

やっぱりこれです。このタットリタンがいちばん美味しい……。

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お腹がいっぱいではあるものの、汁1滴でも残してはいけない。
そんな空気が我々の中に満ち溢れておりましたね。
ごはんを入れて、卵とネギを入れて、かきまわして炒めて。
スプーンをザクザク突っ込みながらワシワシと食べました。

腹八分目どころか、腹十八分目くらいはいきそうな満腹。
予想外に幸せいっぱいの夜となってしまいました。

その後、お父さん、お母さんの家に行って少し話をして解散。
最後の荷物作りがあったみたいなので、やはり邪魔しただけかもしれません。
翌朝、新宿で会ったときは、お2人とも少し目が赤かったです。

当分は釜山でゆっくりのんびりと骨休めして頂きたいですね。
生活が落ち着いてきたころに、また遊びに行きたいと思います。

というわけで、しばらく続いたチャンナムご夫婦シリーズもこれで終了です。

<過去の関連日記>
(07月13日)市ヶ谷の「市ヶ谷チャンナムヤ」で開店記念飲み会。
(07月22日)市ヶ谷「市ヶ谷チャンナムヤ」ご夫婦と個人的晩酌。
(07月29日)市ヶ谷「市ヶ谷チャンナムヤ」で夏の定例オフ。
(07月31日)市ヶ谷「市ヶ谷チャンナムヤ」についてのお知らせ。
(08月17日)市ヶ谷「市ヶ谷チャンナムヤ」ご夫婦と新小岩ツアー。
(08月19日)市ヶ谷「市ヶ谷チャンナムヤ」ご夫婦と浅草で釜飯。
(08月23日)市ヶ谷「市ヶ谷チャンナムヤ」ご夫婦と常連様店宴会。
2006.08.25.Fri 17:09 | 韓食日記 | trackback(0) | comment(2)
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久しぶりに表参道の「東京純豆腐」へと足を運びました。
今年4月のオープンから4ヶ月。すごい勢いで店が増えています。
7月に新宿店、8月に渋谷店が開店し、次は麻布台店が準備中とか。
間違いなくスンドゥブチゲは今年いちばんのブレイク料理でしょう。

専門店そのものもずいぶんな数ですしね。
東京近辺だけでも「東京純豆腐」以外に、

BCD TOFU HOUSE(新大久保)
チャメ(溝の口、恵比寿)
BIAN(恵比寿、日比谷)
・誠(新御茶ノ水)

といった専門店が存在しています。
先日、日比谷の「BIAN」に足を運んできたので、
あとまだ行っていないのは新御茶ノ水の「誠」ですか。
ここも近いうちに食べてみたいと思います。

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前回は豚スンドゥブを食べたので、今度は牛スンドゥブです。
ランチでは3種類の副菜とキムチ、デザートがついて900円。
夜はごはんをつけると1300円なのでやはりお徳ですね。

コメント欄にも情報を頂いておりましたが、
豚スンドゥブと牛スンドゥブではやはり味の組み立てが違うそうです。
実際に食べてみても、牛のほうが若干あっさりした感じの印象。
個人的には豚よりもこちらのほうが好みですね。

マイルド志向の味付けで、具だくさんなのは牛スンドゥブも同じ。
牛肉と豆腐に加え、基本的な具としてエビ、貝柱、アサリの海鮮3種。
加えてシイタケ、ネギ、モヤシ、あと個性的なのが油揚げです。

前回は日記を書いていて、あれ? と思い「?」をつけましたが、
今回、しっかりと確認しました。やはり油揚げが入っています。
韓国ではまず見かけませんが、どこか味噌汁的でもあって意外に合います。

韓国料理でありつつ、アレンジで個性を出す店という印象でしょうか。
限定メニューに冷やしスンドゥブやイタリアンスンドゥブがあったり、
トッピングとしてチーズや納豆を加えるなど、とかく斬新な試みが多いです。
サイドメニューで飲んで、スンドゥブでシメるというのも新しいですし、
スンドゥブチゲを日本式に楽しむスタイルが徐々に確立している気がします。

今後のさらなる盛り上がりを期待したいですね。
スンドゥブチゲの新時代。すでに定着と浸透が始まっています。

店名:東京純豆腐(とうきょうすんどぅぶ)
住所:東京都港区北青山3-12-1 O24ビル地下1階
電話:03-5766-1121
営業:11:00~23:30(LO22:30)
定休:不定休
http://www.tokyo-sundubu.net/

<過去の関連日記>
(04月13日)表参道「東京純豆腐」で豚スンドゥブ。
2006.08.24.Thu 19:34 | 韓食日記 | trackback(0) | comment(2)
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19日の日記でチャンナムのご夫婦と浅草に行った話を書きました。
美味しい釜飯を食べつつ楽しく飲んで、市ヶ谷の店に戻ってさらに飲んで。
そのとき、店でご夫婦を待っていた常連さんと仲良くなったのですが、
その中のお一方が都内某所で小料理店を営んでおられるとのこと。
今度はそこで飲むぞ! という話になり、なぜか僕も混ぜて頂きました。

行ってみると小構えながら、なんとも雰囲気がよく落ち着く店。
お酒の種類が豊富なうえ、希少な銘柄がずらりと並んでいました。
ただ、おひとりでやっている店なので、店名は勘弁とのこと。
本当にいい店だったのですが、店名は伏せ、場所も都内某所とします。

冒頭の写真はマグロとカツオの刺身盛り合わせ。

「わたし韓国式で食べる! 美味しいね!」

とお父さんが大量のワサビを醤油に溶き入れてぐるぐる。
お父さんと刺身を食べるときは、必ず行われる儀式的光景です。

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ひとりにつき1皿ずつ出された山芋の和え物。
オクラやたくあんなどが入り、ぐるぐる混ぜて食べます。

ここから次々と料理が出され、食べきれないくらいの量に。
テーブルの上に皿が置ききれず、隣の席も使って置くほどでした。

お父さん、お母さんもこの歓待には驚くとともに満面の笑顔。

韓国の方にとってのご馳走とは、質も大事ですが量がかなり重要です。
チャンナムがパンチャン(副菜)をたくさん出すことで有名なように、
料理をたっぷり出して客をもてなすというのはお2人の基本信念。
もちろん日本生活が長いので、日本的なサービスも理解されていますが、
やはりたくさんの料理が並ぶというのには気持ちを感じるようですね。

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焼酎をロックで飲みつつ、銀ダラの焼き物などをつまみます。
ニシンの甘露煮、ニシンのあんかけ、ナスと山芋の煮物、
サツマイモのレモン煮、枝豆などの料理が並びました。

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こちらは豚バラ肉にたっぷりのネギと糸唐辛子をからめたもの。
この糸唐辛子の量は、韓国人であるお2人を意識したのでしょうか。
そういえばニシンのあんかけにも、糸唐辛子がたっぷりかかっていました。

途中からは仕事を終えた「市ヶ谷チャンナムヤ」の社長と店長も合流。
その盛り上がり具合は、焼酎の1升びんが軽く空いてしまうくらい。
確かその前に、別の4合びんをカラにしたような記憶もあるのですが……。
ともかくも半泥酔状態になるまで、楽しく飲ませて頂きました。

お2人の帰国が決まって以来、ずいぶんあちこちで飲みましたが、
いいなと思ったのは、その間多くの常連さんたちと知り合えたこと。
チャンナムが好きで、またお父さんとお母さんが好きで通っていた人が、
こんなにも多かったんだなぁ、と改めて感じた次第です。

飲みながらも、誰を呼べ! 誰に電話をしろ! という話が続々。
実際にこの日も途中から2人の常連さんが駆けつけてくれました。
そのうちのひとりは来てすぐに帰ってしまわれましたが、
忙しくともなんとか顔だけは見たかったとのことです。

おそらくそういう常連さんは、もっとたくさんいらっしゃることでしょう。
お2人が最後まで残念がっていたのは、

「連絡先がわからず、連絡したくてもできない人がたくさんいる!」

ということです。
急に決まった帰国なので、それ自体を知らない人も多いでしょうし、
釜山の連絡先も、最後に会えた方にしか伝えられなかったそうです。

「ネットに住所と携帯番号を書いておくように!」

とも言われましたが、さすがに個人情報なので控えます。
もしチャンナムご夫婦の連絡先を知りたいという方がいれば、
僕のほうまでご連絡ください。メールアドレスは下記の通りです。

hachimax●hotmail.com(←●のところを@にかえてください)

釜山に行かれることがあれば、ぜひ連絡してあげてください。
きっとお2人も喜ばれることと思います。

<過去の関連日記>
(07月13日)市ヶ谷の「市ヶ谷チャンナムヤ」で開店記念飲み会。
(07月22日)市ヶ谷「市ヶ谷チャンナムヤ」ご夫婦と個人的晩酌。
(07月29日)市ヶ谷「市ヶ谷チャンナムヤ」で夏の定例オフ。
(07月31日)市ヶ谷「市ヶ谷チャンナムヤ」についてのお知らせ。
(08月17日)市ヶ谷「市ヶ谷チャンナムヤ」ご夫婦と新小岩ツアー。
(08月19日)市ヶ谷「市ヶ谷チャンナムヤ」ご夫婦と浅草で釜飯。
2006.08.23.Wed 14:50 | 個人日記 | trackback(0) | comment(0)
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暑い日が続きます。さっぱりしたものが食べたいなと思いつつ、
新大久保をウロウロしていたら、魅力的な貼り紙が見つかりました。

「ヨルムグクス、ヨルムピビムパプ開始」

これを待っていた! とばかりにドアを開けて突入。
初めて入るお店です。新大久保の「道」という家庭料理店。
ドンキホーテの脇、ガムザゴルの裏というあたりです。

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ヨルムグクスはヨルムキムチ(大根の葉キムチ)を乗せた素麺。
素麺に乗せればヨルムグクス、冷麺に乗せればヨルムネンミョン。
ビビンバの具にすればヨルムピビムパプという名前になります。

素麺は固めに茹でて、コシを強めに残すのがコツ。
ヨルムキムチの辛さとあいまって、小麦粉の甘みが際立ちます。
暑い夏にはたまらなく爽やかな料理です。

ヨルムグクスが美味しかったので、今度は飲みに来たいですね。

このお店、しばらく前までの売りはウゴジカムジャタンでした。
菜っ葉を多めに加えたカムジャタン(豚の背骨とジャガイモの鍋)。
それが最近は鶏肉関係の料理にメインがシフトしているようです。
冬場はオデンを売っていた店頭が、いつの間にかフライヤー使用に。
どうやらここでフライドチキンを揚げようということのようです。

店の前には「岩手県産みちのく清流若どり」使用の貼り紙も。
フライドチキンとヤンニョムチキン(辛いタレをかけたフライドチキン)のほかに、
タッペクスク(丸鶏を茹でて粗塩で食べる料理)もあるようです。
値段は4000円と高いですが、煮汁で作るお粥も含めての値段なら相場。
これをメインにしつつ、ヨルムグクスでシメというのでもいいかもしれません。

店名:道(みち)
住所:東京都新宿区大久保1-12-10
電話:03-3209-0941
営業:17:00~翌4:00
定休:第1、3月曜日
(※追記。道は2007年4月に閉店しました)
2006.08.22.Tue 02:12 | 韓食日記 | trackback(0) | comment(0)
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師匠宅でお仕事関係の打ち合わせをした後、

「夕飯食べていくでしょ。今日は素麺だから」

ということで、お呼ばれしたのですが……。
確かに素麺はメインでしたが、その脇がやけに豪勢でした。
このラインナップを素麺の一言で片付けてよいものか。

冒頭の写真はハモ皮とキュウリの酢の物。
ハモ皮はわざわざ関西から取り寄せたとのことです。
確かに関西では夏の風物詩的料理だと聞きますが、
東京ではあんまり見かけないですもんね。
ていうか、僕はハモ皮自体食べるの初めてでした。
どこぞで身のほうは頂いたことはあるのですが……。

歯触りがよく夏らしいさっぱりとした味でいいですね。
皮に混じって、ちょっとだけ身が混じっているのも嬉しかったり。

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素麺と一緒にごはんも頂きました。
師匠宅のごはんには、必ず何かが炊き込まれています。
この日は大豆が入っておりました。いい香りです。

豆ごはんと言われたので一瞬グリンピースを想像しましたが、
確かにこれも豆ごはんですね。豆のごはん。

これも関西風だと言われましたが、よく食べますか? >関西圏のみなさま

僕は大豆だけを炊き込んだごはんは初めてでした。
炊き込みご飯に大豆が入るなら珍しくないですけどね。

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筑前煮は食べてみると、舌にピリッとした刺激が。
最初はコンニャクを唐辛子で炒めたのかと思いましたが、
隠し味として韓国の青唐辛子が煮込まれていました。
純和風の食卓にも、ひそかに韓国色が混ぜ込まれています。

このほかに厚揚げ焼き、カボチャ焼き、シシトウ焼き、
素麺用のトッピングとしてゴボウのかきあげ、キュウリの漬物。
いつも通り、実に豪華な食卓となっておりました。

こうなるとやっぱり「素麺」の一言では片付きませんよね。
ということでタイトルにはハモ皮とキュウリの酢の物を採用しました。

<過去の関連日記>
(03月11日)師匠宅でタラのチゲとジャガイモごはん。
(03月22日)師匠宅にてチャジャンミョンほか。
(06月21日)師匠宅で手作りポトフほか豪華夕食。
(07月09日)師匠宅にて大阪風粉モノ三昧。
(07月26日)師匠宅にて夏の韓国ごはん。
2006.08.21.Mon 00:01 | 韓食日記 | trackback(0) | comment(5)
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日曜日の昼、お誘いを受けてサムゲタンを食べに行きました。
新大久保にある専門店「高麗参鶏湯」はこの夏2度目。
東京でサムゲタンを食べるなら、ココが今いちばんオススメです。

1時半をちょっと回った時間でしたが、お客さん入っていますね。
ちょうどシーズンの料理だけに、食べたくなる人も多いのでしょう。
3時頃にはランチで仕込んだぶんがなくなり、お客さんを断っていました。

「夕方の5時からなら大丈夫なのですが……」

ということで社長さんが謝っておりました。
同じ料理でも、その都度仕込みをしているんですね。

前日の浅草→市ヶ谷というハシゴでやや2日酔い気味でしたが、
あったかいスープが胃にじんわりと染み込んで徐々に回復。
なんとかその後の元気を取り戻すことができました。

前回の日記でも書きましたが、ここの売りは漢方薬を煮込んだスープ。
漢方薬、堅果類、野菜など30種類の材料を煮込んだスープが自慢です。
普通は白いスープが、やや灰色がかっているのはそんな理由から。
またベースのスープに鶏肉が入らず、別に煮込むのもこの店の特徴です。
余計な脂は極力残さず、さっぱりとした味わいを心がけているのだとか。
と、言いつつも食べるとけっこう濃厚に感じられるのが不思議です。

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鶏肉のうまみをスープに加えるため、食べる前にスプーンで鶏を解体。
これまたこの店独特の食べ方で、ここまでは社長さんがやってくれます。

ただ、その手さばきを見ていると意外に自分でもできそうかも。
鶏の背中を横一文字に割り、その後モモと手羽の付け根から切り離す。
スプーンを上手に骨の継ぎ目へともぐりこませる感じですか。
鶏肉は細かすぎても物足りないので、自分で好みにできるようになるといいですね。

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白菜キムチとカクトゥギで迎え酒、というのも頭をよぎりましたが、
しっかりと自制心を働かせ、我慢することにしました。

そういえば前回もそうでしたが、朝鮮人参酒はもう出ないんですかね。
言えば出してくれるのか、また今度聞いてみたいと思います。

店名:高麗参鶏湯(こうらいさむげたん)
住所:東京都新宿区大久保2-32-3リスボンビル2階
電話:03-3207-3323
営業:12:00~24:00
定休:なし
http://www.samgetang.co.jp/

<過去の関連日記>
(07月20日)新大久保「高麗参鶏湯」でサムゲタン。
2006.08.20.Sun 23:32 | 韓食日記 | trackback(0) | comment(2)
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帰国を目前にしているチャンナムご夫婦と浅草に繰り出しました。
つい2日前に新小岩まで行って、しこたま飲んだばかりですが、
もともとはこの浅草のほうが先に決まっていた予定。
某常連さんご一向が企画した食事会で、通訳がわりに混ぜて頂きました。

日本らしいお店で、日本らしい食事を味わって欲しいということから、
浅草にある民家そのままという渋い雰囲気の釜めし店に行きました。

店に入る直前に、

「おお、釜山の店だな!」

というお父さんの愉快な反応があったのは某所にアップ済み。
両方読んでいる方は、さりげなく笑ってください。
釜山の方を食事に招待する際は、釜めしが思わぬ効果を発揮するようです。

お店は釜めし以外にも美味しいものがたくさんあるということで、
まずは一品料理や刺身などで飲み、シメを釜飯としました。
冒頭の写真はカボチャ、ゼンマイ、コンブ、春雨の煮物盛り合わせ。
正面にあるいい色のカボチャがホコホコで美味しかったですね。

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ばーんと豪華な刺身盛り合わせが出てきましたが、
基本的に韓国の人にはあまり受けがよくありません。
韓国では刺身というと1匹丸ごと食べるのが普通。
タイ1匹を4人で食べる、みたいなのが刺身のイメージなので、
こまごまとした盛り合わせは逆に少なく思えるようです。

逆に日本人が韓国に行くとタイ1匹は多すぎて持て余します。
最初は見た目の派手さに喜んでも、そのうち味に飽きてしまい、
シメに出てくるメウンタン(アラ鍋)に刺身を放り込んだり。
同じ刺身といえども、感覚の違いはかなり大きいようです。

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釜飯はいくつか種類がある中で、五目、アサリ、トコブシを選択。
これをみんなで少しずつ分けながら全種類を味見しました。
写真は五目ですが、お2人がいちばん喜んだのはトコブシでした。

ただ、一応きちんと説明したのですがトコブシがうまく伝わらなかった様子。
最終的には「アワビの釜飯」ということで理解されていたフシがあります。

韓国語でトコブシはオブンジャギ。済州島ではよく食べますが、
この単語が通じなかったのは発音が悪かったのか、ご存知なかったか……。
ま、小さいアワビでも大嘘ではないのでよしとしましょう。

その後、ちょうどお腹が膨れたあたりでお父さんの携帯に店から電話。

「常連さんがお2人に会いたいって待っていますよ」

とのことだったので、我々もくっついて市ヶ谷まで戻りました。
お父さん、お母さんは常連さんに挨拶をし、我々はその横で2次会。
その宴席が盛り上がり、お2人を囲む常連の輪が互いにリンク。
帰国日までのさまざまな送別飲み会にレギュラー参加することとなりました。

<過去の関連日記>
(07月13日)市ヶ谷の「市ヶ谷チャンナムヤ」で開店記念飲み会。
(07月22日)市ヶ谷「市ヶ谷チャンナムヤ」ご夫婦と個人的晩酌。
(07月29日)市ヶ谷「市ヶ谷チャンナムヤ」で夏の定例オフ。
(07月31日)市ヶ谷「市ヶ谷チャンナムヤ」についてのお知らせ。
(08月17日)市ヶ谷「市ヶ谷チャンナムヤ」ご夫婦と新小岩ツアー。
2006.08.19.Sat 03:14 | 個人日記 | trackback(0) | comment(2)
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新小岩で飲んだ後、シメに冷麺! ということで浅草橋へ。
東京で冷麺と言えば必ず名前があがる「KORYO」を目指しました。
焼肉店でもありますが、この店の看板メニューは冷麺。
手打ち麺と6時間煮込んだスープで作る平壌式の本格冷麺です。

東京で冷麺を食べるのなら、僕はここがいちばんうまいと思います。
赤坂、大宮にも支店がありますが、個人的にはやはり浅草橋本店がベスト。
と言いつつ行ったのは赤坂だけで、大宮はまだなんですけどね。
基本的にはどの店でも同じように作った冷麺が食べられるとのこと。
あくまでも印象として本店、というレベルではあるかもしれません。

新小岩を出たのが10時近かったので、すでに閉店ギリギリの時間。
104で店の電話番号を調べ、閉店時間を確認し慌てて移動しました。
10時半のラストオーダー2分前に到着し、冷麺6人前を注文。
明らかに迷惑な客ですが、なんとか注文を受けて頂きました。

ここ「KORYO」の冷麺は平壌にある「高麗ホテル」直伝の味。
冷麺の故郷である、北朝鮮の味を忠実に再現しているというのが売りです。
牛肉だけでなく、豚肉、鶏肉も加えてスープを作っているため、
さっぱりとしつつも複雑なうまみを含んだ味わいになっています。

また平壌式の麺はソバ粉に緑豆粉のデンプンなどを加えて作ります。
冷麺の麺というと噛み切れないくらいコシがあるという印象がありますが、
ソバ粉を多めに作る平壌式の麺は、コシはあっても容易に噛み切れます。
心地よい噛みごたえと、立ちのぼるソバの香りが平壌冷麺の醍醐味です。

新小岩でだいぶ飲んだこともあり、冷たいスープの冷麺は実にうまかったですね。
総武線沿線で飲んだおかげで、久しぶりに「KORYO」の冷麺を堪能できました。

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ちなみにこちらは昨年夏に食べた赤坂「チョンギワ」の冷麺。
雑誌記事などでは「KORYO」と同じく、必ず出てくる有名店です。
せっかくなので比較対象として、こちらも紹介してみたいと思います。

僕は最近知ったのですが、ここは咸興式の冷麺が専門なんですね。
写真を見比べるとわかるかと思いますが、「KORYO」よりも麺が細いです。
ソバ粉を使う平壌式に対し、咸興式はサツマイモやトウモロコシのデンプンを使用。
麺は細く、容易に噛み切れないくらいコシが強いのが特徴です。
同時にスープのあるムルレンミョンではなく、辛い薬味ダレを作り、
麺にかけてぐるぐるかき混ぜるピビンネンミョンが本式です。

僕はこれまで「チョンギワ」に2度行ったことがありますが、
その2度ともムルレンミョンを食べて来てしまいました。
本来ならピビンネンミョンかフェネンミョン(刺身冷麺)を食べるべきでしたね。
極端に冷麺の値段が高い店ではありますが(1人前2000円)、
いずれまた足を運ばねばならないお店のひとつです。


店名:KORYO浅草橋本店(こりょあさくさばしほんてん)
住所:東京都台東区柳橋1-12-8朝日MMビル2階
電話:03-3863-0023
営業:11:30~14:00、17:30~23:00(月~土)、17:00~22:30(日・祝)
定休:なし
http://mmasahi.co.jp/koryo/

店名:チョンギワ本館
住所:東京都港区赤坂3-15-2
電話:03-3587-1089
営業:11:30~翌3:00(月~金)、12:00~翌3:00(土)、12:00~24:00(日)
定休:なし

<過去の関連日記>
(02月28日)五壮洞でフェネンミョンのハシゴ。
(05月10日)新大久保「モイセ」でテジカルビ。
2006.08.18.Fri 03:42 | 韓食日記 | trackback(0) | comment(2)
市ヶ谷の「市ヶ谷チャンナムヤ」とそのご夫婦については、
新大久保時代から、このブログにていろいろお伝えしてきました。
ブログの記事を見て新店舗に行かれたという方も多いようですし、
またご夫婦と個人的に連絡を取ってお会いされた方もいるようです。
ご夫婦とは5年前から個人的に親しくさせて頂いていましたが、
この数ヶ月は見えないパイプ役として、少しは恩返しが出来たかと思っています。

もちろんそれに至るまでに、情報が二転三転としたこともあり、
あるいはより混乱させてしまった部分もあるかもしれません。
常にご夫婦とは連絡を取りつつ、意向に沿う形で書いてきましたが、
さまざまな事情により、結果的に何度も情報を出し直すこととなりました。
そんな理由もあり、今回最後の情報提供が遅れたことをご理解ください。

あと数日でお2人は日本を離れ、釜山に帰ることが決まりました。

ここで詳しい経緯や事情までは書くことができませんが、
すでに飛行機の予約も済み、荷物などもまとめられた状況です。
ご夫婦のほうで親しい常連さんには直接連絡したそうですが、
連絡先がわからない方も多く、お2人ともその点を非常に残念がっていました。

ここ数日は親しい常連さんたちと最後の日本暮らしを楽しんでおり、
僕もそのうち何日かを、通訳など兼ねつつご一緒させて頂いています。
日本料理の店で飲んだり、あるいはどこか遊びに出かけたり。
本当にいろいろな常連さんたちがいたんだなあ、と改めて感じました。

で、ここからの話は17日に飲みに行ったときの報告なのですが、
ご夫婦と身近な常連さんと、新小岩まで行って飲んできました。
お父さん行き着けの店に行く、と言われてついていったところ……。

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こんな模範的な赤ちょうちんでえらく驚きました。
なんで韓国人のお父さんが知っているのかというくらい、
ディープな雰囲気の激安立ち飲み居酒屋です。

店に入る前に看板を見て参加者全員仰天しました。
生ビール300円、チューハイ150円という安さです。

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ここはニンニクの天ぷらがうまい! というお父さんの話を聞き、
たぶん素揚げと間違えているんだろうな、と思っていたらそれが大間違い。
きちんと衣をつけて揚げた、「ニンニク天」というメニューでした。
ほんのり塩味と、かつおぶしがまぶしてあるだけのシンプルな味付けですが、
ニンニクがホコホコとしていて、これがたいへんにうまいです。

「ニンニクを天ぷらにするとは!」

という衝撃の展開で勢いがつき、泥酔街道をひた走ります。

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この日、ニンニクの天ぷらと並んで人気を集めた長芋の天ぷら。
これも塩をちょっとだけつけて食べます。ざっくりホクホクという食感。
こういう意外性のある天ぷらというのもいいですね。

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串焼きは1本100円で2本から。メニューのあらかたが200円以内。
普通に飲んだら1000円程度でベロベロに酔える「せんべろ」店です。

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料理と酒は提供と同時に現金清算していく仕組みですが、
前払いでこの便利な金券を購入することもできます。
料理が出てくると、店の人が金額分ビリビリ破っていきます。
嬉しいのは1000円につき、50円分のオマケがついている点。
全体的な値段が安いので、この50円がかなりきいてきます。

そんなこんなであっという間にいい気分になり、

「お父さん、なんでこういう店を知っているんですか?」
「ふふふ、こういう店が好きなんだよ」
「新小岩にどなたかお友達でもいるんですか?」
「東京のことならなんでも知っているんだ」

という噛み合わない会話がいっそう盛り上がったり。

途中で休憩を入れようと、駅前のアーケードを散策し、
その後また同じ店に戻って、腰を据えて飲んだりもしました。
お2人が帰ってしまうのは残念ですけどね。
おかげで楽しい時間を過ごすことができました。

なお、この日行ったお店はコチラ
お2人と遊んだ話は、まだまだ続きます。

<過去の関連日記>
(07月13日)市ヶ谷の「市ヶ谷チャンナムヤ」で開店記念飲み会。
(07月22日)市ヶ谷「市ヶ谷チャンナムヤ」ご夫婦と個人的晩酌。
(07月29日)市ヶ谷「市ヶ谷チャンナムヤ」で夏の定例オフ。
(07月31日)市ヶ谷「市ヶ谷チャンナムヤ」についてのお知らせ。
2006.08.17.Thu 05:18 | 個人日記 | trackback(0) | comment(2)
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これまた韓国人の友人から頂いた物です。
誕生日を前後して頂いたものが家にあふれています。
食生活が充実するうえ、ブログのネタにも困りません。
本当にありがたい限りです。

冒頭の写真は「ソゴギカンテンジャン」。

ソゴギが牛肉、カンテンジャンは味の濃い味噌。
牛肉と一緒に濃く煮詰めて作った肉味噌の一種です。

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レトルト食品の形になっており、湯で2分間熱するか、
あるいは電子レンジで30秒でも調理が可能です。

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カンテンジャンチゲという料理もあるようですが、
パッケージにはごはんに乗せて食べよと書いてありました。
ニラやチコリを加えるとなおよし、ともありましたが、
急場だったので、それは断念しとりあえず味噌だけ。
レトルトの封を切ると同時に、強い味噌の香りが漂いました。

韓国の味噌は日本の味噌に比べてずいぶん力強い香りがありますが、
このカンテンジャンはそれをさらに強調したような感じです。
むしろチョングッチャン(納豆風の味噌チゲ)に近いかもしれません。

かなり味の濃い味噌ですが、ごはんとは非常に合います。
韓国で食べたテンジャンピビムパプ(味噌ビビンバ)によく似た味。
そういえば仁寺洞で食べたテンジャンピビムパプにもニラとチコリが入っていました。
アレンジとして豆腐などを加えてみると、さらによく似ることでしょう。

1箱の中にレトルトの袋が2つ入っていましたので、
次は材料を加えて楽しんでみたいと思います。
2006.08.16.Wed 02:23 | 韓食日記 | trackback(0) | comment(0)
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沖縄通の方であれば、この写真を見てギョッと驚かれることでしょう。
日本の有人島としては最南端に位置する波照間島の泡盛。
泡盛の中でも特に希少性が高く、幻の酒と呼ばれる「泡波」です。
先日、誕生日のプレゼントとして、島に行った友人から頂きました。

波照間島は人口わずか600人程度という小さな島で、
島にひとつある醸造所では、島の人たちが飲むくらいしか造りません。
極端に生産量が少ないうえ、販売時期も不定期ということから徐々に幻の酒に。
島を1歩出るだけでプレミアがつき、石垣島の段階で値段は数倍。
那覇まで行くと万の声を聞き、都内では1杯数千円の値がつきます。
島で3ヶ月ねばったキャンパーが結局買えずに帰ったなど、
とかくもろもろの伝説がつきまとう、沖縄好きには垂涎の泡盛です。

とは言っても島の民宿に泊まればこの「泡波」も普通に飲めますし、
タイミングさえよければ、観光客でも普通に購入することができます。
写真の「泡波」も観光客向けに作られたミニチュアボトル(100mm)で、
以前よりは、いくらか買いやすくなっているようです。

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なんとも懐かしい話ですが、僕も9年前にこの波照間島を訪れ、
5日間ほどの滞在で、運よく「泡波」の販売に出会ったことがあります。
そのときは3合びんと2合びんを1本ずつ購入して帰り、
1本は自宅用、もう1本は当時のアルバイト先のお土産としました。
自宅用は父親が喜びましたし、バイト先は飲食店だったので、
そこの料理長がえらく気に入って飲んでくれました。

「こんなうまい泡盛飲んだことない!」

というのが酒好きな2人の共通する評価でした。
もちろん僕も飲みましたが、確かにまろやかで美味しかったです。
泡盛通に言わせると、泡盛としては普通だという評価が多いですけどね。
確かに希少性から過度に評価され、幻扱いされている面はありますが、
個人的にはこれなら幻でもいいよなあ、というのが感想です。

また、僕にとっては父親と一緒に飲んだ数少ない酒のひとつです。

うちの父親は僕が23歳のときに亡くなっており、
おおっぴらに酒を酌み交わせたのはわずか2、3年でした。
酒好きな父親でしたから、本当は一緒に飲みたかったんですけどね。
日本酒なら「〆張鶴」、カクテルなら「サイドカー」、
チューハイであれば「ハイリキ」、そして泡盛は「泡波」。
このあたりが僕にとって特別な酒です。

お盆ということで8月15日に父親と飲もうかと思っていたのですが、
どうしても仕事が終わらず、タイミングを逃してしまいました。
次は旧盆あたりを狙って、この「泡波」を飲もうかと考えています。

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これはオマケ。9年前に沖縄で書いていた日記です。
拙いイラストは波照間島にある「日本最南端の碑」。
実は目的地だったここにたどりつくまで、38日かかっています。

大学の夏休みを利用し、青春18切符とフェリーを利用し沖縄へ。
沖縄本島、座間味島、宮古島、石垣島、黒島、与那国島を経て、
最終目的地として到達したのが最南端の波照間島でした。

お金のない学生でしたから、民宿には泊まらず野宿かテント泊。
食事も自炊が多く、海で魚や貝をとって食べたりもしていました。

全行程で40泊41日にものぼる沖縄旅行は、今振り返っても黄金の時間。
頂いた「泡波」を見た瞬間、当時の記憶がわっと蘇りました。
2006.08.15.Tue 01:53 | 個人日記 | trackback(0) | comment(0)
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韓国ラーメンシリーズもこれでいよいよ大台です。
記念すべき10回目を何にするのかしばらく考えたのですが、
やっぱりこれだろうと、「チャパゲッティ」を選びました。

韓国の国民食チャジャンミョン(ジャージャー麺)のインスタント。
1984年の発売から20年以上も人気を集めるロングセラー商品です。
発売元の農心は「辛ラーメン」で有名ですが、その発売は1986年。
すなわち「チャパゲッティ」のほうが歴史ある商品なのです。
名前の由来はチャジャンミョンとスパゲッティを組み合わせたもの。
スパゲッティの柔らかな麺と、チャジャンを融合させたとのことです。

現在の商品名は「オリーブチャパゲッティ」になっているみたいですね。
粉末スープのほかに、オリーブ油の調味油が添付されておりました。

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インスタント麺ではありますが、なかなかに複雑な作り方。
パッケージを見ると、600ccの湯で麺とかやくを5分間茹で、
しかるのちに、小さじ8ほどを残して湯を捨てよと書いてあります。
これをしっかりはかって作る人など、まずいないでしょうけどね。
目分量で湯を捨て、器に茹だった麺とかやくをあけます。

添付されている粉末スープと、オリーブ油を麺にふりかけて、
全体にスープが馴染むよう、ぐるぐるとかき混ぜていきます。
この時点から焦げたような香ばしいにおいがプンプン。
全体が真っ黒になるまで丹念に混ぜ込んだら……。

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千切りキュウリをたっぷり乗せて出来上がり。
場合によってグリンピースなどを乗せる人もいるみたいですけどね。
ベタベタと油っこい麺なので、キュウリのほうがよく合います。
後は口の周りを真っ黒にしながらズルズルベタベタと食べるべし。

最近は韓国式中華料理の店も増えてきましたが、
それとはまた別に、突然食べたくなるのが「チャパゲッティ」。
不思議な魅力を持ったインスタント麺です。

<過去の関連日記>
(04月15日)「スタミョン」は心の中のスター麺。
(05月14日)韓国土産の「トゥムセラミョン」カップラーメン。
(06月11日)3日酔いの昼にカムジャミョン。
(06月25日)お土産で頂いた「健康長寿麺」。
(06月28日)韓国ラーメンシリーズ「ノグリ」。
(07月02日)韓国ラーメンシリーズ「ムパマ」。
(07月06日)韓国ラーメンシリーズ「スナック麺」。
(08月01日)韓国ラーメンシリーズ「オジンオチャンポン」。
(08月06日)韓国ラーメンシリーズ「セウタンミョン」。
2006.08.14.Mon 01:43 | 韓食日記 | trackback(0) | comment(5)
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韓国人の友人からこんなものをお土産で頂きました。
韓国語を勉強している人でも、あまり見かけないハングルだと思います。
「□」の下に「・」があり、その下のパッチムが「人」。
この真ん中の点を「アレア」と呼び、古いハングルの「ア」を意味します。

有名な使われ方としては、韓国のワープロソフト「アレアハングル」があり、
飲食店の看板などでも、稀にこの「アレア」が使用されています。
日常生活で使用することはありませんが、デザイン的にはまだ生きている文字です。

ということで商品名はマッパム。直訳すると「味栗」となります。

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封を切ってみると、小ぶりで皮のむかれた栗がゴロゴロ。
日本人なら見た瞬間に「甘栗むいちゃいました」を思うことでしょう。
食べてみても、そっくりそんな感じの素朴な味です。
小腹が空いたときに、ちょっとつまむといい感じのおやつですね。

余計なものは何も入っておらず、原材料はしっかりと栗だけ。
当然のごとく「ウェルビンオヤツ」と宣伝文句が書いてありましたが、
まあ、栗だけならウェルビン(well being)でもいいかなと。

そんなふうにパッケージを眺めていたら、あっという間に食べてしまいました。
内容量も100グラム。食べ切りサイズの量です。

このマッパム。なんか日本にも入ってきているみたいです。
ネットで検索すると、いくつか販売しているところが引っかかりました。
いずれ「甘栗むいちゃいました」のライバルになるのでしょうか。
2006.08.13.Sun 01:21 | 韓食日記 | trackback(0) | comment(4)
まだ食べたことのない韓国料理はどのくらいあるだろう。
なんてことを考え始め、リストアップを開始したのが午後7時頃。
いつのまにか食べたことのある韓国料理のリストにまで作業が及び、
気付くと260種類以上の韓国料理リストができておりました。

ある程度メジャーな料理に絞って、キムチやパンチャンは除いて、
メインとなるような料理だけを数えて、この数だからずいぶんです。
自分の知る範囲内でのリストなので、ほとんどは食べたことのある料理ですが、

「あー、そういえばこの料理食べたことないなぁ……」

というのが30種類ちょっとくらいありました。
とはいえ知らない料理も、それこそ無数に転がっているはず。
あと30種類食べたとて、到底網羅になるわけではありませんが、
なんとなく優先して食べようというような気にはなりました。

アグタン(アンコウの鍋)
・タッケジャン(鶏肉のユッケジャン)
・ヤンプンピビムパプ(ボールに入った大きなビビンバ)
・ヨルムネンミョン(葉大根のキムチが入った冷麺)

あたりはその中でも最優先課題ですかね。
ヨルムネンミョンなんて今がいちばんのシーズンなのに、
振り返ってみると食べた記憶がありません。
食べて忘れている、という可能性もありますが……。

こんな作業に没頭し、料理本まで調べてリストを強化。
ふと気付くと、時計の針は11時を回る頃でした。
やらねばならぬ仕事があるときほど、こういうことにハマります。
この後、朝までの徹夜になったことは言うまでもありません。

そこまで苦労して作ったリストですから、
いずれなんらかの形で利用してみたいと思います。

「韓国料理どれだけ食べたか確認リスト」

みたいな感じでHPのコンテンツにならないかなと。
あるいは食べつぶし一覧みたいにしても面白いかもですね。
鉄道マニアの全線乗りつぶしに対抗するような感じで。

あとは面白いと思ってくれる人がどれだけいるかですが……

「ひとりでやっていなさい!」

の声がステレオで聞こえてくるような気もします。
2006.08.12.Sat 05:17 | 考察 | trackback(0) | comment(6)
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スンドゥブチゲ(柔らかい豆腐のチゲ)の人気が高まっています。
このブログでも、これまでにずいぶんの店を紹介しました。
新大久保の「BCD TOFU HOUSE」、溝の口、恵比寿の「チャメ(姉妹)」、
牛角系列の「牛角食堂」、「土間土間」、表参道の「東京純豆腐」。
「東京純豆腐」は新宿、渋谷にも支店を出し勢力を拡大しつつあります。
スンドゥブチゲもいよいよメジャー韓国料理の仲間入りですね。

恵比寿に本店を持つ「BIAN(美庵)」もスンドゥブチゲ専門店のひとつ。
スンドゥブチゲではなく、あえて「SUN」という名前で提供しています。

同様に、「おばんざい」の名前で和風のおかずを提供するなど
韓国料理の範疇からちょっと飛び出た感じのスタイルが特徴。
韓国料理店というよりは、女性向けのヘルシー料理という感じですね。
お店のコンセプトも「食べるエステ」というものだそうです。

日比谷シャンテ店は今年の4月にオープンした初めての支店。
他の飲食店と並んで、日比谷シャンテ地下の飲食店街にあります。
この店自体初めてだったのですが、やっぱり雰囲気はオシャレですね。
女性客がほとんどで、ひとりで来ている女性もいらっしゃいました。
韓国料理はとかく、ひとりでは入りにくいジャンルの飲食店なので、
こういった雰囲気の店が増えるのは、喜ばしい人も多いでしょうね。

ランチの時間帯だったので、「SUN」のいちばん基本的なセットを注文。
300円アップで石釜ごはんにもできるみたいでしたが、

「15分ほどかかりますがよろしいですか?」

とのことだったので、時間の関係で普通のごはんにしました。
ちなみにランチの基本セットだと945円です。

で、出てきたのが冒頭の写真。

刻んだエノキとネギばかりが写っておりますが、
中をほじくると鶏肉やイカのゲソなどが具として入っていました。
辛さは4段階で選べるので、当然のごとく激辛に。
ただ、この選択はちょっと失敗だったかもしれません。
辛さうんぬんよりも、味の濃さが強すぎました。

タデギ(唐辛子ペースト)の量で辛さを調節しているのか、
チゲの汁気がほとんどなくなってしまい完全なドロドロ状態。
辛さを控えて汁気が増すのであれば、辛さよりもそちらを選びたいですね。
おそらくそのほうが美味しく食べられたのではと思います。
ノーマルでも味噌の強いドロドロ系なら意味はないですが。

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食べ進むと、中に卵もしっかりと沈んでおりました。
割り入れるのではなく、最初から入っているタイプですね。
ぐつぐつしていたわりに、火が通っておらず安心しました。
半熟のちょっと手前、黄身がとろり流れてくる程度です。

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パンチャン(副菜)というか、小鉢がひとつつく定食形式。
豆腐とゼラチン質な肉を和えて、ユズの香りをつけたようなもの。
これはこれで気がきいておりますが、1品というのは寂しいですね。
韓国料理とは違う、というのがこのあたりを見ても感じます。

他の店舗でもそうなのですが、韓国料理を日本的にするほど、
副菜として出てくるパンチャンが軽んじられる傾向にあるようです。
そのぶんメインの料理に全力投球をするというのはわかりますが、
韓国料理をメインだけで食べるほど、むなしいことはありません。
栄養的にも、味の広がり的にも、失ってほしくない部分です。
増して「食べるエステ」なのであれば、より重視してもよいくらいかと。

時間の問題で普通の白米ごはんを食べてしまいましたが、
五穀米、黒米、玄米、赤飯、縄文米(十二穀米)にもできるようです。
具の選択もいろいろあり、フカヒレ入りというのもありました。
このへんは日本らしいバリエーションの多さですよね。
近くにあって通える人なら、いろいろ試すことができそうです。

店名:BIAN日比谷シャンテ店(びあん)
住所:東京都千代田区有楽町1-2-2日比谷シャンテ地下2階
電話:03-5512-3101
営業:11:00~22:00
定休:なし
http://www.bian.jp/

<過去の関連日記>
(02月09日)ドラマ「輪舞曲」のスンドゥブチゲ専門店。
(02月23日)溝の口の「チャメ」にご縁がない。
(02月24日)溝の口の「チャメ」で4度目の正直。
(03月06日)西荻窪の「牛角食堂」でスンドゥブチゲ。
(03月07日)新大久保「BCD TOFU HOUSE」でスンドゥブチゲ。
(03月24日)am/pmの「チャメのスンドゥブチゲ」にも縁がない。
(03月26日)am/pmが「チャメのスンドゥブチゲ」を発売。
(03月28日)スンドゥブチゲの考察。
(04月13日)表参道「東京純豆腐」で豚スンドゥブ。
(04月25日)恵比寿に「チャメ」2号店がオープン。
(05月23日)吉祥寺「土間土間」でチャメのスンドゥブチゲ。
(05月28日)大塚「土間土間」でスンドゥブチゲ。
2006.08.11.Fri 18:36 | 韓食日記 | trackback(1) | comment(2)
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以前より情報を頂いていた有楽町の「まだん」に行ってきました。
有楽町から新橋へと抜ける、線路下の不思議な通路に位置するお店です。
通路の存在を知らなければ、絶対に見つけることはない場所ですね。
でもネットで検索すると、それなりに情報は出てくるのが不思議。
近所で働く方々にとっては、有名な通路だということでしょう。

ひとりだったので、ランチ時のド真ん中を避け、
少し早めの11時15分過ぎ頃に足を運んでみました。
さすがに今日いちばんの客。店内はガラガラです。

ランチメニューは複数のビビンバを中心として意外に豊富。
日替わりランチもあり、この日はニラチヂミとミニビビンバのセットでした。
値段は800~1000円という価格帯でほとんどが900円。
サムゲタンチャジャンミョンが両方900円というのはすごいですよね。
これらの料理がランチのレギュラーメンバーというのも驚きですが。

何を頼もうかと悩んだところ、ひとつ不思議なメニューを発見。

「ソルロンタン豆腐鍋 900円」

これはソルロンタンに豆腐が入っているということでしょうか。
ホールのお姉さんに聞いてみたところ、

「これはどうな料理なんですか?」
「味噌味の豆腐チゲです」
「へ? じゃソルロンタンは?」
「テールスープです」

余計に訳がわからなくなりました。
もしかしたら2つのメニューが混在表記されてしまったのでは、
とも思いましたが、出てきたのが上記の写真料理。
牛肉ベースのスープを味噌味に仕立てた不思議なチゲです。

韓国ではソルロンタンと言えば、牛肉や牛骨、内臓などを煮込んだスープ。
味噌で味付けることはなく、普通は塩だけを加えて食べる料理です。
また牛テールが入るのであれば、それはコリコムタンですしね。

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ただ、食べてみると、これはこれで美味しいです。
豆腐だけでなく、牛肉、シイタケ、大根、タマネギなども入って具だくさん。
韓国式に呼ぶならソゴギテンジャンチゲあたりが妥当ですかね。
ただ、そうしてしまうと、この近辺のお客さんは訳がわからないはず。
といったあたりから、この不思議な料理名が開発されたのではないでしょうか。

パンチャンはチャプチェ(春雨炒め)、ケランチム(韓国式の茶碗蒸し)、
カクトゥギ(大根の角切りキムチ)、レタスサラダと4品がつきました。
日本人客に合わせつつ、韓国らしさも残しているという感じでしょうか。

おそらく場所的にも来るお客さんは日本人が多いでしょうからね。
ランチにも箸置きを用意しているあたりは日本人を意識したサービスでしょう。
味噌味の豆腐鍋も韓国人なら青唐辛子あたりを刻んで入れたくなるはず。
それをしないのは日本人の味覚に合わせる工夫なのだと思います。
逆に韓国の味に慣れた人には、物足りなく感じるかもしれません。

あるいはディナーメニューだとまた違うのかもしれませんね。
聞いてみたところ、厨房のお母さんは済州島出身とのこと。
ホールのお姉さんが、お母さんは海鮮料理が得意とおっしゃっていました。
仲良くなって、韓国式で作ってもらうのも手かもしれません。

そういえばホール担当のお姉さんも、

「サムゲタンエー」

と済州島方言で注文を通しておりました。
お姉さんもたぶん済州島出身の方なのでしょうね。
済州島は語尾の「~ヨ」が、「~エ」に変わります。

沖縄の人が「~さぁ」と言っているのと同じように、
この語尾を聞くだけで、なんだか済州島の風景が思い出されます。
島独特の柔らかい語り口、という印象でけっこう好きです。
済州島に行くと、妙にそれを真似してみたくなったり。

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ちなみにお店の外観はこんな感じ。
居酒屋チックな風景がまた有楽町、新橋らしいですよね。
韓国料理の赤提灯。次は夜に行ってみたいお店です。

店名:まだん
住所:東京都千代田区内幸町1-7-24西銀座JRセンター内47号
電話:03-3580-8633
営業:11:00~14:00、17:00~23:00
定休:土、日曜日、祝日

<過去の関連日記>
(06月05日)東京駅から有楽町方面にガード下行脚。
(06月29日)有楽町「漢喜苑」で石焼きチーズビビンバ。
2006.08.10.Thu 16:23 | 韓食日記 | trackback(0) | comment(2)
自分用に行きたい韓国料理情報をまとめておきます。
実際に行ったらリストから削除、増えたら追加していきます。
あるいは行かずとも時間の経過とともに削除されることがあります。
あくまでも自分用の覚書として私物化したいと思います。

なお、まだ行っていない店ばかりなので店舗情報はすべて未確認です。
基本情報を参考にされる方は、自分でもご確認ください。


店名:御厨(おじゅ)
住所:東京都中央区日本橋2-6-6
電話:03-3244-0010
備考:昨年日本橋に出来た宮中料理専門店。
http://www.oju.jp

店名:クイクイ
住所:東京都新宿区百人町1-1-20
電話:不明
備考:新大久保初のコムジャンオ専門店。

店名:高矢禮(ごしれ)
住所:東京都港区白金1-25-19プレシーズビル新館1、2階
電話:03-5791-3331
備考:白金にオープンした宮中料理専門店。
http://www.gosireh.com

店名:小屋
住所:東京都新宿区新宿1-14-10松山ビル地下1階
電話:03-5269-4330
備考:新宿御苑前の家庭料理店。

店名:炭火釜焼き豚ぽど(すみびかまやきぶたぽど)
住所:東京都港区西麻布1-12-4西麻布紀伊国屋ビル3階
電話:03-3401-8191
備考:特製の釜で焼く豚焼肉専門店。
http://www.podo.jp/

店名:千里香(せんりこう)
住所:東京都新宿区百人町1-17-10細野ビル2階、地下1階
電話:03-5338-6918
備考:界隈でもっとも歴史の古い延辺料理店。

店名:ドヤジ
住所:東京都新宿区西新宿7-19-6東洋ビル1階
電話:03-3371-3949
備考:水晶の板で焼くサムギョプサル専門店。
http://www.doyaji.net

店名:とんまま
住所:東京都渋谷区恵比寿1-7-3第1協栄ビル102号
電話:03-5420-2580
備考:石板キムチサムギョプサルの専門店。
http://www.tonmama.com/

店名:韓灯(はんどぅん)
住所:東京都中央区月島2-8-12AS ONE月島地下1階
電話:03-3536-6635
備考:牛焼肉店だが冷麺も自慢。

店名:ピュアティ
住所:東京都北区上十条2-25-13中嶋ビル2階
電話:03-3909-8770
備考:牛焼肉店だがザ・スジ、コラーゲン丼など妙な料理が多数。
http://www.annyonland.jp/purty/

店名:故郷(ふるさと)
住所:東京都新宿区百人町1-18-9大久保センタービル2F
電話:03-3369-0141
備考:リニューアルオープンの延辺料理店。


<行った店>
トンキング(2006年8月27日訪問)
上野飯店(2006年8月27日訪問)
誠(2006年8月30日訪問)
どぶろくバーTORAJI(2006年9月13日訪問)


(2006年11月09日追記)
このリストの更新は終了致しました。
以後は新カテゴリー「行きたい店」に引き継ぎます。
2006.08.09.Wed 14:55 | リスト | trackback(0) | comment(6)
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派手に飲んだ翌日は辛いスープで2日酔いを打破する。
このブログでも、そんな流れが定着してきました。
飲んだ記事があがった翌日は、たいてい左手写真です。
この日はユッケジャンをチョイスしてみました。
牛細切り肉をメインに、野菜をたっぷり入れた辛いスープです。

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この手のインスタントは、スープと具が固形になっているのですが、
ユッケジャンには唐辛子油が別途でついているのですね。
しかも2人前に対して、豪華にも3袋ついているあたりが嬉しい。
辛さを調節できる、という意味があるのでしょうか。
2日酔いの朝なので、なんの躊躇もなく3袋すべてを投入です。

ただでさえ辛そうなスープを、赤い油膜がどろりと覆います。
前日の酒で疲弊している胃腸には、決してよくはないのでしょうけどね。
それでもこの辛いスープを食べるとぐっと楽になるのです。

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ユッケジャンはやはり具だくさんが持ち味。
牛肉のカケラも少なからず入っており、主役らしさを見せていました。
そのほか、大きめに切られた長ネギやシイタケ、豆モヤシ、ゼンマイなども。
インスタントにしては、ずいぶんと豪華なラインナップですよね。

最初はちょっとスープが薄いかとも思いましたが、
どうやら沈殿していたようで、よくかき混ぜたらちょうどよくなりました。

プゴクク(干ダラのスープ)や、ウゴジクク(菜っ葉のスープ)に比べると、
ユッケジャンの辛さと油は明らかに劇薬的な存在感があります。
2日酔いは治りましたが、できれば健康なときに食べたい料理ですね。
どこか寿命を縮めてしまいそうな特効薬でした。

<過去の関連日記>
(04月02日)プゴククで2日酔いから復活。
(04月11日)サゴルウゴジククで2日酔いから復活。
(07月18日)サゴルウゴジククで2日酔いから復活(2)。
2006.08.08.Tue 03:18 | 韓食日記 | trackback(0) | comment(0)
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この写真だけでピンと来る方は新宿界隈の豚焼肉通。
歌舞伎町に位置する豚焼肉の名店「Teji Tokyo」のイベリコ豚です。
とろけ方がまるで違う、極限の脂身を久しぶりに味わってきました。

しかも一緒に足を運んだのが、なんと「てじまぅる」の社長。
そして、お店で迎えてくれたのが「Teji Tokyo」の社長。

イベリコ豚を食べながら、ビールを飲んで語るという、
新大久保好きならば、誰もが驚くような頂上会談が行われました。
事実上、界隈では突き抜けた人気と実力を誇る2店。
周辺の豚焼肉事情から、互いのお店についてなどなど、
積極的かつ熱いトークが繰り広げられておりました。

話は大いに盛り上がり、そのうち共同メニューの開発でもなんて話にまで。
この2店舗が協力するというのは、新大久保におけるひとつの革命ですよね。
どんな新メニューが生まれるのか、というのも気になりますが、
それ以前に新大久保で横のつながりが生まれること自体が興味深いです。
コリアンタウンをさらに盛り上げる要素にもなるのかなと。

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さて、徐々に焼けていくイベリコ豚。
見ての通り、ほとんど脂身ですがそこが魅力なんです。
外側が焼けた段階で、店の方が1口サイズにカット。
中心部をもう1度焼いて出来上がりなのですが、

その中心部を焼く過程で……。

「そろそろ食べられますか?」
「いえ、もう少し……」
「では、これは私の自己責任ということで」

と、「てじまぅる」社長がレア段階で味見していたのも印象的。
火が通るギリギリ、赤い部分が消えたと同時で食べるのを最上とする、
平牧金華豚を扱う店ならではの味見方法と言えましょう。

僕らはきちんと焼けたところで食べ始めましたが、
やっぱり脂のとろけ方、弾け方がまったく違います。
脂身のうまさを最大限に味わえる豚肉ですよね。

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竹筒に入って出てくるのはワインに漬け込んだ薩摩清浄豚の
サムギョプサル(バラ肉)と、オギョプサル(皮付きのバラ肉)。
イベリコ豚はそのまま塩だけで食べるほうが美味しいですが、
こちらはキムチ、ニンニクと焼いて食べるノーマルタイプ。
両方を組み立てながら食べる楽しさがあるかと思います。

あと今回思ったのが、サイドメニューの充実。

韓国では焼肉というと、肉ばかりを食べるのが普通なので、
僕もあまりサイドメニューに手を出すほうではありません。
今回は社長さんが一緒だったので、オススメをいろいろ出して頂き、
普段、自分では注文しないものも味わうことができました。

牛ハツをユッケ風に作ったハツ刺し、ユッケトッポッキ(餅炒め)、
キムチチヂミテンジャンチゲ(味噌チゲ)などなど。
プリプリしたハツ刺しは前菜代わりにちょうどいいですし、
意外なところでトッポッキやテンジャンチゲが美味しかったです。

そして予想外のところから飛んできたこの日のスマッシュヒット。

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チャンジャ海苔巻き、ゴマの葉おにぎりというシメの2品が美味でした。

ついつい韓国式に豚ばかりを食べてしまいがちですが、
こうしたサイドメニューを組み合わせながら食べる楽しさは重要ですよね。

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その後、場所を「てじまぅる新宿店」に移して2次会。
今度は「Teji Tokyo」の社長さんがマッコルリの品揃えに驚かれていたり。
写真は愛知県の中埜酒造が作る国産マッコルリ「とらじの唄」です。
控えめの甘さと強めの発泡感が特徴という感じでしょうか。

「てじまぅる新宿店」で飲めるマッコルリの数は着実に増えており、
行くたびに新しいマッコルリが入荷されているといった印象。
今でも20種類近くありますが、まだまだ増えるとのことです。

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「てじまぅる新宿店」にも意外なスマッシュヒットがありました。
チャンジャとポテトサラダをミックスしたチャンジャポテト(略称チャンポテ)。
写真は特別な大盛りサイズだそうですが、あっという間になくなりました。
軽いおつまみとしては、なかなか気のきいた1品だと思います。

ちなみにこの後、朝まで飲んでへべれけに酔いました。
翌日は2日酔いでしたが、なんとも楽しく勉強になった夜でした。


店名:Teji Tokyo(てじとーきょー)
住所:東京都新宿区歌舞伎町2-21-3第6本間ビル1階
電話:03-3207-5506
営業:18:00~翌5:00(月~土)、18:00~24:00(日・祝)
定休:なし
http://www.teji-tokyo.com

店名:てじまぅる新宿店
住所:東京都新宿区西新宿7-10-10西村ビル地下1階
電話:03-5348-5535
営業:17:00~24:00(月~土)、17:00~23:00(日・祝)
定休:なし
http://www.tejimaul.com/

<過去の関連日記>
(03月27日)歌舞伎町「Teji Tokyo」でイベリコ豚。
(04月04日)歌舞伎町「Teji Tokyo」で銘柄豚3連発。
(05月06日)西新宿「てじまぅる新宿店」で角煮ほか。
(06月20日)西新宿「てじまぅる新宿店」で三元豚尽くし。
(07月17日)西新宿「てじまぅる新宿店」で桃園豚尽くし。
2006.08.07.Mon 16:28 | 韓食日記 | trackback(0) | comment(6)
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韓国にいる頃は、カップ麺として食べた気がします。
セウタンミョンの「セウ」はエビ、「タン」はスープ、ミョンは「麺」。
平たく言えばエビスープのラーメンということです。
パッケージにもしっかりとエビの絵が描いてありますね。

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こんな大きなエビが具として入っているなんて!

と期待したのは、袋を開けて調理を始めるまで。
えてして、こういったパッケージというのは美しくできており、
実際の姿とは大きく異なるというのが常識だったりします。

そのあたりは客のほうもしっかりわかっているお約束。
カレールーなんかのパッケージも美しくできていますよね。
その通りに作るのは、まず不可能なくらい豪華だったり。

パッケージには「写真はイメージです」といった文言が添えられ、
後の工夫はすべて、食べる人任せというのが当たり前です。

などと、わざわざ話を引っ張ったのは……。

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ここまで小さくなくてもよいのでは……と思ったから。

パッケージの写真がしっかりエビなのに対し、
実際のエビは虫眼鏡か顕微鏡でも使わなきゃ確認できないサイズ。
シラスの中によく混じっているようなサイズのエビでした。

でもまあ、食べてみるとスープにはエビの風味が出ています。
いわゆるエビというか乾燥エビの味。芝エビ系の味ですか。
香ばしさが感じられ、これはこれとして特色が出ている感じですね。
他のラーメンに比べると、やや弱い個性ですが。

ここまでのラーメンシリーズ、セウタンミョンで9種類目ですが、
自分の中ではやっぱり「スタミョン」がいちばん好みのようです。
後は麺の滑らかさで「カムジャミョン」、昆布の魅力で「ノグリ」、
平均的で面白さはないですが「ムパマ」も整った味でした。

さて、次の10種類目は何を食べようか。
スタンバっている買い置きからじっくり検討したいと思います。

<過去の関連日記>
(04月15日)「スタミョン」は心の中のスター麺。
(05月14日)韓国土産の「トゥムセラミョン」カップラーメン。
(06月11日)3日酔いの昼にカムジャミョン。
(06月25日)お土産で頂いた「健康長寿麺」。
(06月28日)韓国ラーメンシリーズ「ノグリ」。
(07月02日)韓国ラーメンシリーズ「ムパマ」。
(07月06日)韓国ラーメンシリーズ「スナック麺」。
(08月01日)韓国ラーメンシリーズ「オジンオチャンポン」。
2006.08.06.Sun 16:01 | 韓食日記 | trackback(0) | comment(2)
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神奈川県立歴史博物館でビールに関する特別展示を行っている、
というような話をビール好きの韓国人から聞き一緒に行って来ました。
ところが何をどう間違えたのか、ビールではなくカレー三昧の1日に。
暑い夏の日差しに朦朧とし、迷走を重ねた1日の報告です。

といっても事の発端は単純なこと。
つまりは横浜到着時に空腹だったのが原因です。

「展示を見る前に腹ごしらえしましょうよ」
「確かこの近くにカレーミュージアムもあったはずですよ」
「ビールの前にカレーというのはなかなかいいですな」
「いや、むしろそこはビールとカレーの合わせ技で」
「いいですな。ぐふふふふ」
「行きましょう。ぐふふふふ」

男2人で不気味な笑いを浮かべつつカレーミュージアムに直行。
日曜日の昼どきだったので、混んでいるかと思ったらさほどでもなし。
僕も友人もカレーミュージアムは初めてだったので、
とりあえず全体の探索をしつつ、食べ歩く方針を討議します。

「ん、なんかお試しサイズってのがありますよ」
「ほー、ハーフサイズでいろいろ食べられるんだ」

というあたりから2人でシェアして種類を食べることに。
ところが、この選択が大きな間違いでありました。
横浜地ビールの生などを含めつつ、とりあえず3種を選択。
その第1印象が……。

「これ、むっちゃ小さいですな……」

ハーフサイズどころか1口サイズとも言うべき量。
それでいて値段は6、700円と通常のカレー並みです。
ちなみに冒頭の写真、手前の白い皿が「船場カリー」の牛すじカリー、
銀の器に入ったほうが「kingデリー」のカシミールカレーです。
どちらも味は悪くないのですが、食べた気がまったくしません。

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お試しサイズでも比較的ボリュームがあったのが、
「讃岐五右衛門」のカレーうどん小盛り600円。
まろやかな口当たりで他の2つよりも高評価でした。
ただ、その高評価はほとんど量に引きずられていますけどね。

食べる前までは、

「今度韓国から誰か来たらここに来るのもいいかも!」

などと思っておりましたが、
韓国人がこんなとこ来たら、テーブルひっくり返して暴れます。
日本語ペラペラで日本慣れしている友人でさえ、

「日本のこれだけは嫌いだ……」

とため息をついていましたからね。

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結局、その3種類だけで諦めてカレーミュージアムを後に。
あまりに物足りなかったので、神奈川県立歴史博物館に戻る途中、
スリランカカレーの店に入って700円のランチを食べました。
こちらはきちんと700円でもボリュームたっぷり。
チキンがしっとりと柔らかく、カレーの味は濃厚なまろやか。
辛さを5段階で選べるのを知らず、ノーマルで頼んでしまったため、
よりまろやかでやさしい味に感じたのかもしれませんね。

なんか後々調べたら、有名な店だったみたいです。
僕らの気持ちをなだめてくれたのはコチラのお店。
ようやく満足して、ビールの特別展示を見に行くことができました。

ちなみに神奈川県立歴史博物館でのビール展示は9月10日まで。
明治時代から戦前、戦中あたりまでのビール事情を見ることができます。
いろいろな展示物がありますが、当時のポスターが特に面白かったです。
ビールを飲む女性の影が銃を持った兵士になっているものまであったり。
時代背景がよく現れていて、なるほどなあと納得して帰ってきました。

特別展示についての情報はコチラのページを見ると詳しいです。
2006.08.05.Sat 14:07 | 韓食日記 | trackback(0) | comment(0)
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新大久保に繰り出して大勢での宴会、というのがしばしばあります。
稀に3、40人ということもありますが、たいていは10~20人程度。
このくらいの人数が一体感を持って座れる店、というのはけっこう貴重です。
テーブルがバラバラになってしまってもまた面白くないですもんね。

この日は12人という人数だったのですが、
最大で15名まで増える可能性を残していました。
また、それぞれ韓国料理に詳しいという方々ではないのですが、
僕のほうでこれまでに何度か新大久保を案内しており、

・チャムナム家
・鍾路本家
・てじまぅる
・鳳雛チムタク
・さんぱ家

といった有名どころの店はすでに経験済み。
それ以外のところで、どこに行くか考えることとなりました。
候補を3つほどあげつつ希望などを聞いてみた結果、
今年に入って何度もお世話になっている「すら」に決定。
毎回この店を決めるというのには悩まされますね。

冒頭の写真は要予約メニューのモドゥムジョン
青唐辛子、エリンギ、ホバク(カボチャの未熟果)、白身魚、
ひき肉の団子などに粉と卵をつけて焼いた料理です。
宴会料理となると、必ず出てくる料理のひとつですね。

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チャプチェ(春雨炒め)や海鮮チヂミをつまみつつ、
ドリンクはビールからマッコルリ、百歳酒方面へと移行。
このあたりから徐々に飲む雰囲気になっておりました。

06080403.jpg


同じく要予約メニューのトッカルビ(肉を叩いたカルビ焼き)。
そういえばこないだ気付いたんですが、ここのは豚肉なんですよね。
本来は牛肉で作るべき料理。テジカルビのアレンジ版という感じでしょうか。

最後はカムジャタン(ジャガイモと豚の背骨の鍋)が出て打ち止め。
いったんお開きとし、有志のみで2次会へと移行しました。

06080404.jpg


飲む雰囲気ではなかったので、大久保通りの「ヘルシーハウス」へ。
ここでは1~3人前までのパッピンス(氷アズキ)が食べられます。
7人だったので3人前を2つ頼み、みんなでつついて食べることに。
上のソフトクリームは6種類の中から選べるとのことで黒ゴマと抹茶を選択。
ほかにもバニラ、イチゴ、チョコ、マロンがあるとのことです。

韓国式に混ぜて食べるのに対し、多少抵抗の声もありましたが、
もちろん容赦なく、2つともぐじゃぐじゃに混ぜて食べました。
2次会にさっぱりパッピンスというのもなかなかいい感じです。

店名:すら
住所:東京都新宿区百人町1-1-8
電話:03-3205-8687
営業:17:00~翌3:00
定休:調査中
(※追記。すらは2006年10月に閉店しました)

店名:ヘルシーハウス
住所:東京都新宿区百人町1-18-10太陽堂ビル2階
電話:03-3366-2611
営業:11:00~24:00
定休:日曜日
http://www.healthy-korea.co.jp/

<過去の関連日記>
(05月16日)新大久保「すら」でトッカルビ。
(05月21日)新大久保「すら」でオボクチェンバン。
2006.08.04.Fri 17:03 | 韓食日記 | trackback(0) | comment(2)
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W杯、韓流の影響で韓国料理の知名度が徐々にあがっていく中、
着実に店舗数を増やしている韓国料理店がいくつかあります。

・妻家房(四谷)……東京、名古屋、水戸に12店舗
・焼肉トラジ(恵比寿)……東京、千葉、神奈川、愛知などに27店舗
・ノルブネ(神保町)……東京、横浜に13店舗
・チェゴヤ(五反田)……東京に10店舗
・吾照里(渋谷)……東京、神奈川に7店舗
(カッコ内は本店、店舗数はHPなどで調査)

といったあたりが有名どころという感じでしょうか。
支店のみならず、他業態の店舗を展開しているところもあるので、
実際にはかなりの規模になっていることと思います。
メジャーなビルの飲食店街や、デートスポットにも出店しており、
韓国料理のイメージもずいぶん変わったな、という印象です。

あちこちのエリアで手軽に食べられるのはよいのですが、
どうも料理が画一的になっている感があり、僕自身はあまり足が伸びません。
広く一般向けに工夫されているせいか、韓国らしさもやっぱり薄いですしね。
韓国らしい雰囲気を求めるとなると、やっぱり新大久保に足が向くようです。

というような言い訳をしつつ、この日は「チェゴヤ」の神保町店。
どことなく居酒屋っぽい店内に、最初は「うーむ」と思っていたのですが、
料理を食べ進むにつれて、

「これはこれで意外にいいのかも」

と思うようになりました。
全体的に味がきちんと韓国料理になっており、
ボリュームは少なめですが、かわりに種類を頼むことができます。

冒頭の写真はタットリタン(鶏肉と野菜の鍋)の皿盛り。
鍋で出てくることが多いですが、大皿料理として出ることもあります。
新大久保あたりだと鍋料理として2500~3000円程度ですが、
ここでの皿盛りは分量を抑え目にして1500円という価格。
韓国料理を居酒屋的に楽しむという意味では万人受けするスタイルでしょう。

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湯がいた白菜で豚肉とキムチを包んで食べるポッサム
全体的な印象でもありますが、想像していたよりもボリュームがありました。
たくさんの料理を楽しみつつ、満足感もきちんとあるという量でしょうか。
韓国料理は少人数だとあまり料理数を取ることができませんからね。
そういった意味では日本的なニーズにはあっているのかなと。

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最後のシメにはサムゲタン(若鶏の腹に朝鮮人参などを詰めた料理)を注文。
こういう知名度の高い韓国料理がきちんと抑えられているのもいいですよね。
みんなでつついて食べて、しっかりとお腹も膨れました。

年に何度も韓国に行ったり、新大久保に通うような人は別ですが、
職場や自宅の近くにあって通うのであれば、充分満足できる韓国料理店かなと。

妻家房は3店舗ほど行きましたが、ノルブネ、吾照里は本店のみ。
焼肉トラジは確かどこの店にも入ったことがないと思います。
なんとなく足が向かずにいましたが、行けばやはり発見もあるのでしょう。

というようなことが勉強になった1日でした。

店名:チェゴヤ神保町店
住所:東京都千代田区西神田2-1-3トービケンビル1階
電話:03-3230-8765
営業:11:00~24:00
定休:なし
http://www.chegoya.com/
2006.08.03.Thu 16:06 | 韓食日記 | trackback(0) | comment(2)
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8月2日の深夜から8月3日の早朝にかけて、
HPのネタ用として、とあるチャレンジ企画をしていました。
これらの写真はそのときに食べた料理の数々ですが、
詳細は後日HPに掲載するので、ここでは写真だけの紹介。
早朝の築地市場でこんな料理を食べました。

冒頭に掲載した写真が1食目。

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間髪入れず2食目へと突撃しましたが……ん、ん、これは!?

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シメのデザートも食べてみました。
築地市場に詳しい方なら、これが何かすぐにわかるはず。
なんとも幸せな3軒ハシゴを堪能してきました。

やっぱり朝の築地はいいですよね。
今年はまだ2度目。もっと頻繁に通いたいところです。

<過去の関連日記>
(02月10日)修羅場怒涛の金曜日でした。
2006.08.02.Wed 15:56 | 韓食日記 | trackback(0) | comment(3)






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八田 靖史(八田氏@K・F・C)
美味しい韓国料理を探す毎日。コリアうめーや!!管理人。コリアン・フード・コラムニスト。ブログは2005年12月開設。