
スカッと晴れた気持ちのよい9月最後の土曜日。
韓国仲間と一緒にバーベキューなんぞ楽しんでみました。
ちょうど9月が誕生日だというメンバーが2人ほどおり、
その誕生日祝いを口実に、みんなで集まった次第です。
場所はコチラの公園。都内では穴場的なバーベキュー広場があります。
各地の有名公園、バーベキュー場が軒並み予約でいっぱいの中、
奇跡的にもここだけは2週間前の連絡で大丈夫でした。
7台しかないバーベキューコンロを無事借りることに成功。
コンロも自前であれば、予約もせずに当日の申請だけで利用できます。

メンバーが韓国人2人を含む、みんな韓国つながりということで、
バーベキューとは言っても、自然と韓国的な方向へ寄っていきます。
冒頭の写真を見ても、明らかに焼いているのは豚バラ肉。
野外サムギョプサル(豚バラの焼肉)としゃれこんでみました。
もちろん豚だけでは寂しいので牛肉、鶏肉なども準備。
肉担当係の奮闘で、下味がしっかりつけられているのが嬉しいです。
野外ヤンニョムカルビ(味付けカルビ)という贅沢さです。

韓国焼肉に欠かせないニンニクは、ゴマ油の中で煮えています。
この即席アルミホイル容器が網に乗ったのもスタート直後でしたね。
その後ろでさりげなく白菜キムチが焼かれているのも韓国式。
参加者各自の判断で、どんどん網上が韓国式になっていきます。

差し入れにこんな手作りのモヤシナムルがあったりも。
塩加減がよく、ニンニクも効いていて美味でしたね。
野外の焼肉にこんなパンチャン(副菜)までついてくるなんて。

酒は大量のビールとチューハイに、こないだ飲んで気に入ったテポドン。
ペサンミョン酒家から発売されている月見草と銀杏の薬酒です。
ちょっと香りにクセはありますが、それが逆に病み付きとなります。
さんざん焼いて食べたら、あとはそのへんの広場でキャッチボール。
ちょうど小学生1名が参加していたのもよかったですね。
「いくぞファースト!」
「どした、どした、セカンド!」
「ピッチャーバックだ!」
などなど。いい年して野球小僧を楽しみました。
そんでもって翌日は悲しいくらいの全身筋肉痛。
運動不足解消にはほど遠いですが、食べて遊んで楽しい1日でした。
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少し前に「『韓国料理=ヘルシー』路線の考察」という記事を書きました。
その流れで急速に人気を集めた料理のひとつがサムゲタンです。
若鶏の腹に朝鮮人参、もち米、ナツメ、栗などを詰めて煮た料理。
韓国では夏のスタミナ料理としても人気を集めています。
もちろんヘルシー路線なんかが生まれる前から有名料理なので、
特にブレイクした印象はありませんが、確実に知名度は上がっているはず。
韓国家庭料理店であればたいていどこの店にもありますし、
サムゲタンを看板メニューにしている店もちらほらと見かけます。
サムゲタンに特化した専門店というのもすでにいくつかあります。
麻布、赤坂にある「グレイス」、新大久保の「高麗参鶏湯」、
そして今回行ったのが六本木の「ソウル参鶏湯」というお店。
「ソウル参鶏湯」は新大久保にある「大使館」系列のお店で、
すぐ隣には「大使館」の支店が並んで店を構えております。
(念の為に書いておきますが、「大使館」は韓国料理店の名前です)

夕方すぎの半端な時間だったので、パンゲタンにしておきました。
若鶏を1羽使用するサムゲタンに対し、パンゲタンは半羽を使用。
1羽ではボリュームがありすぎる、というときに嬉しいメニューです。
値段は1500円。ランチの時間は1300円で出ているようです。

一緒にごはんがついてくるというのは面白いですね。
鶏の中にもち米が入っているので、ライス&ライスになります。
鶏を半分にして米をがっつり、という人にはいいのかも。
普通のサムゲタンにもごはんがついてくるのかが気になります。
ただ、スープを飲んでいて思ったのですが、
サムゲタンというよりも、微妙にタッコムタンっぽいですね。
タッコムタンというのは鶏肉を煮込んだスープ料理なので、
スープだけ飲めば大差ないのですが、要するにちょっと味が濃い。
このスープであれば、ごはんと食べたくなるのもわかります。
刻みネギや錦糸卵といったコミョン(彩りを兼ねた薬味)も多く、
もうちょっとシンプルにしてもいいのにな、という印象もあったり。

パンゲタンでもしっかりと朝鮮人参が入っておりました。
これを食べるかどうかは好き嫌いが分かれるところですけどね。
サムゲタンのサムは朝鮮人参の「参」。絶対に欠かせない食材です。
ほろ苦さはありますが、僕は好きなので常に食べる派です。
ネットで見る限り、ランチの利用がほとんどのようですね。
土曜日は夕方5時で閉めるというのも、地域的な特性なのでしょう。
個人的にはコチラのお店のほうが、値段も安いし好みなのですが、
近所に勤める方が、ランチで食べに行くにはよい店だと思います。
店名:ソウル参鶏湯(そうるさむげたん)
住所:東京都港区六本木2-3-2第一功芸ビル1階
電話:03-3589-2342
営業:11:30~23:00(月~金)、11:30~17:00(土)
定休:日曜日

韓国ラーメンシリーズ第14弾。農心の「ユッケジャン」です。
ユッケジャンというのは細切り牛肉と野菜を入れた辛いスープ料理。
そこに麺が入ったと考えればよいコンセプトのラーメンです。
ユッケジャンは具だくさんな料理なので、きっとこれもと思ったのですが、
添付されているかやくを見ると……。んー、思いのほか普通でしたね。
モヤシ、芋茎、ネギ、ワラビなど、野菜がたっぷり入るのが魅力の料理。
ラーメンとはいえ、もう少し似せる努力をして欲しいところです。
これまで食べた「オジンオチャンポン」、「セウタンミョン」もそう。
具のインパクトがもう少し強いと、こちらもその気分に浸れるはずです。

具が寂しいので少し足しました。卵とワカメと刻みネギを少々。
スープはややコチュジャン系の甘味が強く出ていましたね。
麺は他のラーメンに比べて、いくらか細い感じです。
そのせいかちょっと煮過ぎて、麺が柔らかくなってしまいました。
ここまでずいぶん色々と種類を食べてきましたが、
やっぱり高い人気を誇る、メジャー商品のほうが美味しいですね。
これまでだと「スタミョン」、「ノグリ」、「チャパゲッティ」あたり。
なかなか意外性のある商品に出会うことができません。
初心に帰って次は「辛ラーメン」でも食べようかなとも思ったり……。
<過去の関連日記>
(04月15日)「スタミョン」は心の中のスター麺。
(05月14日)韓国土産の「トゥムセラミョン」カップラーメン。
(06月11日)3日酔いの昼にカムジャミョン。
(06月25日)お土産で頂いた「健康長寿麺」。
(06月28日)韓国ラーメンシリーズ「ノグリ」。
(07月02日)韓国ラーメンシリーズ「ムパマ」。
(07月06日)韓国ラーメンシリーズ「スナック麺」。
(08月01日)韓国ラーメンシリーズ「オジンオチャンポン」。
(08月06日)韓国ラーメンシリーズ「セウタンミョン」。
(08月14日)韓国ラーメンシリーズ「チャパゲッティ」。
(09月03日)韓国ラーメンシリーズ「ヘムルタンミョン」。
(09月20日)韓国ラーメンシリーズ「ミョルチカルグクス」。
(09月23日)韓国ラーメンシリーズ「熱ラミョン」。

引き続きコツコツと赤坂探検を続けております。
この日はみすじ通りに位置する「牛村」という店。
48時間煮込んだソルロンタン(牛の各部位を煮込んだスープ)と、
トガニタン(牛のひざ肉を煮込んだスープ)が看板メニューです。
トガニタンは朝鮮人参やナツメが入った「栄養」仕立て。
値段もそのぶん張るようだったので、ソルロンタンを注文しました。
美味しいソルロンタンを日本で探すのは難しいのですが、
この店のはよかったですね。かなり好みに近いソルロンタンです。
まず出て来た段階で味付けがなされていないのが嬉しいところ。
自分の好みで塩を入れるスタイルなので、薄味でも味なしでも食べられます。
まずは塩を入れずに肉のうまみだけを存分に楽しんで、
多少、味に慣れてきたところで塩を入れて変化させるのが好きです。
スープのうまみは充分に濃く、クリーミーにも感じるほど。
具として入っている薄切り肉も実に柔らかいです。

ごはんを投入してズルズル食べるのが韓国スープの作法。
スープの中には薄切り肉のほか、タンミョン(春雨)が入っています。
あとは刻みネギだけというシンプルさが持ち味の料理です。

パンチャン(おかず)は全部で6皿が出てきました。
店頭のメニューによれば5~7皿が出てくるとのことです。
同じソルロンタン専門店で、すぐ近くにある「赤坂一龍別館」は、
11皿が出てきますから、どうしても比べられるでしょうね。
後発店舗の「牛村」としては、悩ましい部分だと思います。

カクトゥギ(大根の角切りキムチ)はよく漬かっていて美味でした。
こういうスープ料理の店に、美味しいカクトゥギは欠かせません。
日本で言うカレーと福神漬けくらい、韓国では定番の組み合わせです。
値段は「赤坂一龍別館」と同じく1500円です。
ランチ時は1200円と少し安くなっているようですね。
トガニタンは2300円とちょっと高い印象です。
朝鮮人参もナツメもいらないので、もっと安くして欲しいかな……。
というかこのお店、全体的に値段設定が高いです。
チャミスル1900円、百歳酒2100円では手が出ません。
食事としてソルロンタンだけ食べるのならよいのでしょうが、
ちょっと飲んでシメにソルロンタンとはいきませんよね。
赤坂ならではの値段設定なのかもしれませんが……。
ただ、ソルロンタンは好みなのでまた行きたいと思います。
おそらく「赤坂一龍別館」のほうが万人受けする味だと思いますが、
自分自身が食べに行くなら、パンチャンが少なくても「牛村」ですね。
赤坂でまたひとついいお店を見つけました。
店名:牛村(うちょん)
住所:東京都港区赤坂3-14-2ドルミ赤坂1階
電話:03-3585-6960
営業:11:00~翌4:00(月~土)、17:00~23:00(日)、11:00~23:00(祝)
定休:なし
しばらく前に「飲食店ブログの考察」をしましたが、
新大久保、西新宿の「てじまぅる」がブログを始めたようです。
スタッフのみなさんが交代で記事を書いているとのこと。
10月から始まる新メニューの話題なども書かれています。
●「てじまぅる」の公式ブログがスタート
韓食の伝説が今ここに!「てじまうる」ブログ~eat or die!~
http://ameblo.jp/tejimaul/
店名:てじまぅる大久保店
住所:東京都新宿区大久保1-16-5
電話:03-5291-3783
営業:12:00~翌5:00(月~土)、12:00~翌3:00(日・祝)
定休:なし
http://www.tejimaul.com/
店名:マッコリバーてじまぅる新宿店
住所:東京都新宿区西新宿7-10-10西村ビル地下1階
電話:03-5348-5535
営業:17:00~24:00(月~土)、17:00~23:00(日・祝)
定休:なし
http://www.tejimaul.com/
<過去の関連日記>
(12月31日)てじまうるで豚焼肉を食べつつ年越し。
(04月20日)新大久保「てじまうる」で金華豚。
(05月06日)西新宿「てじまぅる新宿店」で角煮ほか。
(06月20日)西新宿「てじまぅる新宿店」で三元豚尽くし。
(07月17日)西新宿「てじまぅる新宿店」で桃園豚尽くし。
(09月11日)新大久保「てじまぅる大久保店」で金華豚。
新大久保、西新宿の「てじまぅる」がブログを始めたようです。
スタッフのみなさんが交代で記事を書いているとのこと。
10月から始まる新メニューの話題なども書かれています。
●「てじまぅる」の公式ブログがスタート
韓食の伝説が今ここに!「てじまうる」ブログ~eat or die!~
http://ameblo.jp/tejimaul/
店名:てじまぅる大久保店
住所:東京都新宿区大久保1-16-5
電話:03-5291-3783
営業:12:00~翌5:00(月~土)、12:00~翌3:00(日・祝)
定休:なし
http://www.tejimaul.com/
店名:マッコリバーてじまぅる新宿店
住所:東京都新宿区西新宿7-10-10西村ビル地下1階
電話:03-5348-5535
営業:17:00~24:00(月~土)、17:00~23:00(日・祝)
定休:なし
http://www.tejimaul.com/
<過去の関連日記>
(12月31日)てじまうるで豚焼肉を食べつつ年越し。
(04月20日)新大久保「てじまうる」で金華豚。
(05月06日)西新宿「てじまぅる新宿店」で角煮ほか。
(06月20日)西新宿「てじまぅる新宿店」で三元豚尽くし。
(07月17日)西新宿「てじまぅる新宿店」で桃園豚尽くし。
(09月11日)新大久保「てじまぅる大久保店」で金華豚。

赤坂周辺の韓国料理店をもっと探索してみたい。
そんな気持ちから、ここ最近周辺地域をウロウロしています。
この日は韓国料理店が立ち並ぶ細い路地の一角。
コリアンタウンには必ずある、韓国式中華の店を目指してみました。
店名は「礼林」と書いて、一般的には「れいりん」と読むようす。
韓国式に「いぇりむ」という表記もなされておりました。
まずはということで注文したのは、韓国式中華のスタンダード。
韓国の国民食とも呼ばれるチャジャンミョン(ジャージャー麺)です。
中華麺に甘口の黒味噌がどろっとかかったもので、
これをぐるぐると箸でかき混ぜてから食べるのが作法です。

注文を待つ間、こうした韓国式中華料理店でいつも聞こえるはずの、
ドシンバタンという麺を手打ちする音がしないことに気付きました。
出てきた麺の均一具合から見ても、ここは手打ちではないようですね。
不揃いな手打ちを食べるくらいなら機械麺のほうがマシとも思えますが、
新宿、上野あたりで頑張っている手打ち店を思うとやや残念ではあります。
チャジャン(味噌)のほうはほんのりと甘めでいい感じでした。
中に入っている具も豚肉、タマネギ程度と至ってシンプル。
ジャガイモなどの野菜が入るイェンナルチャジャン(昔風)とは違い、
現在の韓国で食べられている一般的なチャジャンミョンです。
赤坂にいてチャジャンミョンが食べたいときにはいいでしょうね。
でも、チャジャンミョンを食べるために行く必要はないかと。
値段のほうはチャジャンミョン1杯で800円でした。

デザートがわりにヤクルトが出てくるのは韓国らしいですね。
食後のヤクルト、帰りがけにもらうガムなどで韓国を感じることもあります。
小さなサービスですが、こういう魅力は大事にして欲しいです。
もう少しコツコツと赤坂の町を巡ろうと思っております。
新大久保とはまた違った雰囲気なので、歩いていても楽しいですね。
へー、こんな店があるんだ……というような発見の連続です。
店名:礼林(れいりん)
住所:東京都港区赤坂2-13-16第7桃源社ビル1階
電話:03-3505-3355
営業:12:00~翌4:00
定休:なし
(※追記。礼林は閉店しました)
<過去の関連日記>
(09月25日)東京韓国式中華料理店リスト(随時更新)。
知らないだけで意外に多いのではないかと思い始めています。
韓国式のチャジャンミョン、チャンポンなどが食べられる、
いわゆる韓国式中華料理店の情報をリストにまとめてみました。
エリアは東京を中心に、その近郊までに留める予定です。
リストに欠けている店をご存知の方は教えてください。
店名:1472(いるさちょるり)
住所:東京都台東区上野2-1-4
電話:03-3839-1472
店名:上野飯店(うえのはんてん)
住所:東京都文京区湯島3-38-3つくしビル2階
電話:03-5816-1525
<過去の関連日記>
(08月27日)湯島「上野飯店」でチャジャンミョン。
店名:ジャジャンハウス
住所:東京都新宿区歌舞伎町2-32-7-102
電話:03-5155-9949
<過去の関連日記>
(03月10日)新大久保「ジャジャンハウス」でチャジャンミョン。
店名:新宿飯店(しんじゅくはんてん)
住所:東京都新宿区大久保1-12-1
電話:03-3200-0124
<過去の関連日記>
(03月15日)新大久保「新宿飯店」でチャジャンミョン。
店名:ソムンナン飯店(そむんなんはんてん)
住所:東京都新宿区大久保2-18-7EMIビル1階
電話:03-5272-0372
<過去の関連日記>
(02月23日)大久保通りの「ソムンナン飯店」でチャジャンミョン。
店名:馬賊(ばぞく)
住所:東京都荒川区西日暮里2-18-2
電話:03-3805-2430
<過去の関連日記>
(07月27日)日暮里「馬賊」でチャジャンミョン。
(11月12日)日暮里「馬賊」でチャジャンミョン。
店名:北京(ぺきん)
住所:東京都新宿区歌舞伎町2-45-2ジャストビル1階
電話:03-3208-8252
<過去の関連日記>
(04月14日)歌舞伎町「北京」でブラックデー。
(09月10日)歌舞伎町「北京」でウルミョン。
(10月03日)歌舞伎町「北京」でパイタンチャンポン。
店名:名華園(めいかえん)
住所:東京都港区赤坂3-12-1フローレンス赤坂1階
電話:03-3583-7777
店名:龍門(りゅうもん)
住所:東京都新宿区歌舞伎町1-2-17
電話:03-3203-2851
<過去の関連日記>
(02月21日)歌舞伎町の「龍門」でチャジャンミョン。
店名:礼林(れいりん)
住所:東京都港区赤坂2-13-16第7桃源社ビル1階
電話:03-3505-3355
<過去の関連日記>
(09月26日)赤坂「礼林」でチャジャンミョン。
<閉店>
店名:群山飯店(くんさんはんてん)
住所:東京都新宿区大久保1-16-5
電話:03-3205-7477
韓国式のチャジャンミョン、チャンポンなどが食べられる、
いわゆる韓国式中華料理店の情報をリストにまとめてみました。
エリアは東京を中心に、その近郊までに留める予定です。
リストに欠けている店をご存知の方は教えてください。
店名:1472(いるさちょるり)
住所:東京都台東区上野2-1-4
電話:03-3839-1472
店名:上野飯店(うえのはんてん)
住所:東京都文京区湯島3-38-3つくしビル2階
電話:03-5816-1525
<過去の関連日記>
(08月27日)湯島「上野飯店」でチャジャンミョン。
店名:ジャジャンハウス
住所:東京都新宿区歌舞伎町2-32-7-102
電話:03-5155-9949
<過去の関連日記>
(03月10日)新大久保「ジャジャンハウス」でチャジャンミョン。
店名:新宿飯店(しんじゅくはんてん)
住所:東京都新宿区大久保1-12-1
電話:03-3200-0124
<過去の関連日記>
(03月15日)新大久保「新宿飯店」でチャジャンミョン。
店名:ソムンナン飯店(そむんなんはんてん)
住所:東京都新宿区大久保2-18-7EMIビル1階
電話:03-5272-0372
<過去の関連日記>
(02月23日)大久保通りの「ソムンナン飯店」でチャジャンミョン。
店名:馬賊(ばぞく)
住所:東京都荒川区西日暮里2-18-2
電話:03-3805-2430
<過去の関連日記>
(07月27日)日暮里「馬賊」でチャジャンミョン。
(11月12日)日暮里「馬賊」でチャジャンミョン。
店名:北京(ぺきん)
住所:東京都新宿区歌舞伎町2-45-2ジャストビル1階
電話:03-3208-8252
<過去の関連日記>
(04月14日)歌舞伎町「北京」でブラックデー。
(09月10日)歌舞伎町「北京」でウルミョン。
(10月03日)歌舞伎町「北京」でパイタンチャンポン。
店名:名華園(めいかえん)
住所:東京都港区赤坂3-12-1フローレンス赤坂1階
電話:03-3583-7777
店名:龍門(りゅうもん)
住所:東京都新宿区歌舞伎町1-2-17
電話:03-3203-2851
<過去の関連日記>
(02月21日)歌舞伎町の「龍門」でチャジャンミョン。
店名:礼林(れいりん)
住所:東京都港区赤坂2-13-16第7桃源社ビル1階
電話:03-3505-3355
<過去の関連日記>
(09月26日)赤坂「礼林」でチャジャンミョン。
<閉店>
店名:群山飯店(くんさんはんてん)
住所:東京都新宿区大久保1-16-5
電話:03-3205-7477

韓国の友人が仕事のために日本へやってくるとのこと。
いつものメンバーに連絡が回り、みんなで集まることにしました。
日程などすべて決まったのは数日前という慌しさでしたが、
みんな基本的にこういう突発的なイベントには慣れています。
必死に自分の予定をやりくりして、なんとかスケジュールを空けます。
ひとつ悩んだのは、その友人が会社の人を連れてくるということ。
上司1名と同僚2名。みなさんそれぞれ日本語は話せません。
さて、どんなところにご案内したものか……というのが問題です。
これまでも仕事関係の知り合いを連れてくる友人はたくさんおりましたが、
ひとつ難しいのは、その友人と仕事関係の方との会社的な立場です。
取引先の方がご一緒しているとなれば、僕らも失礼があってはなりませんし、
上司の方を連れて来られれば、店もそれなりに選ぶ必要があります。
いちばん困ったのは上司3人を連れて、僕らの友人がいちばん下っ端。
事前に約束していた場所に来ないのでどうしたのかと思ったら、
上司の方のご意向で、すでに別のところに行って飲んでおりました。
仕方ないと言えば仕方ないですが、振り回されるほうは大変です。
この日は上司と言えども年齢の近そうなチーム長さんと同僚2名。
いずれもまだまだ20代くらいに見える人たちだったので一安心。
それならば何か目玉のある居酒屋あたりでよいだろうと選んだのが、
冒頭の写真、博多もつ鍋を専門とする居酒屋さんでした。

とりあえずもつ鍋をメインに頼んでおいて、他の料理も多めに注文。
韓国の人から見ると、居酒屋料理はどれも量が少なく感じられるので、
最初の注文でできるだけ多くのサイドメニューをとるのがコツです。
宮崎県名物のチキン南蛮、マグロと明太子のアーモンド揚げ、
そして写真は、マグロとアボカドのユッケ風サラダです。

こちらはイワシの腹に明太子を詰めて焼いたもの。
そのほか3色のポテトサラダなんてのも追加オーダーしました。
テーブルの上がごちゃごちゃになるくらいがベストです。
メインのもつ鍋は4種類の味付けがあった中から味噌、醤油を選択。
醤油を食べつつ味噌も少し味見しましたが、やはり味噌のほうがいいですね。
醤油チームの韓国人は味が薄いと、醤油などを足しておりました。
いえ、韓国人だけではありません。日本人も一緒に足していました。
反応を見る限り、
「なんだかわからんけど珍しいものを食べたな」
という感じだったでしょうか。
むしろその後、2次会で行った普通の居酒屋のほうがよかったり。
あれこれ小細工をするほど、失敗するのがご接待です。
連休中にあれほど頑張って考察したんですけどね(下記参照)。
ひとくくりに韓国人と言えども、人それぞれなところが面白いです。
ともかくも久しぶりにバタバタしながら韓国の友人と飲みました。
なんだかんだで楽しいんですけどね。終わるといつもぐったりです。
<過去の関連日記>
(04月30日)韓国から来る嵐の考察(1)
(04月30日)韓国から来る嵐の考察(2)
(05月01日)韓国から来る嵐の考察(3)
(05月02日)韓国から来る嵐の考察(4)
(05月03日)韓国から来る嵐の考察(5)
(05月04日)韓国から来る嵐の考察(6)
(05月05日)韓国から来る嵐の考察(7)
アサヒコム「コリアうめーや!!」第2回がアップになりました。
第2回のテーマは最近人気急上昇中のマッコルリです。
マッコルリ 種類豊富に、専門店も登場
http://www.asahi.com/international/korea/TKY200609270193.html
以後、2週間ごとにアップされていく予定です。
目次ページはこちらになります。
コリアうめーや!! 目次
http://www.asahi.com/international/korea/index.html
<過去の関連日記>
(09月11日)アサヒコムで「コリアうめーや!!」がスタート。
第2回のテーマは最近人気急上昇中のマッコルリです。
マッコルリ 種類豊富に、専門店も登場
http://www.asahi.com/international/korea/TKY200609270193.html
以後、2週間ごとにアップされていく予定です。
目次ページはこちらになります。
コリアうめーや!! 目次
http://www.asahi.com/international/korea/index.html
<過去の関連日記>
(09月11日)アサヒコムで「コリアうめーや!!」がスタート。

先日、新井薬師にあるインスタントラーメンの専門店に行った際、
店でいちばん人気のある韓国ラーメンは「熱ラミョン」だと聞きました。
その日は品切れだったので、かわりにキムチラミョンを食べたのですが、
そのいちばん人気を食べてみたくなり、新大久保で買ってきました。
たぶん何度か食べてはいるのでしょうが、味の記憶がありません。
韓国のラーメンは総じて真っ赤な色をしたパッケージが多いですが、
この商品も例外でなく、また赤唐辛子の絵が追加で描かれています。
名前の「熱」の字からも、辛さ、熱さを意識した商品なのでしょう。

というようなことを思いつつ、スープをすすってみると……。
「辛っ!」
確かに辛いですね。舌にジンジンくるタイプの辛さです。
これなら韓国のラーメンを食べた、という満足感にも浸れそうです。
ただ韓国的な常識で考えれば、中の上程度の辛さですけどね。
韓国の本当に辛いラーメンは市販品からさらに唐辛子を足します。

麺は至って普通ですが、多少食感がツルツルしている感じです。
辛いスープ、細くて縮れた麺、特色はないけれども無難な具。
このラーメンはオットゥギという有名食品メーカーの製品なのですが、
要するにこれはオットゥギ社製の「辛ラーメン」なのでしょう。
強烈な個性はないものの、無難で安心して食べられるラーメン。
ネーミングも「辛ラーメン」を意識したような感じですしね。
突出した何かはありませんが、美味しく食べることができました。
<過去の関連日記>
(04月15日)「スタミョン」は心の中のスター麺。
(05月14日)韓国土産の「トゥムセラミョン」カップラーメン。
(06月11日)3日酔いの昼にカムジャミョン。
(06月25日)お土産で頂いた「健康長寿麺」。
(06月28日)韓国ラーメンシリーズ「ノグリ」。
(07月02日)韓国ラーメンシリーズ「ムパマ」。
(07月06日)韓国ラーメンシリーズ「スナック麺」。
(08月01日)韓国ラーメンシリーズ「オジンオチャンポン」。
(08月06日)韓国ラーメンシリーズ「セウタンミョン」。
(08月14日)韓国ラーメンシリーズ「チャパゲッティ」。
(09月03日)韓国ラーメンシリーズ「ヘムルタンミョン」。
(09月20日)韓国ラーメンシリーズ「ミョルチカルグクス」。

つい先日、初めて行って「いいじゃん!」となったこのお店。
早速、別のお友達と一緒に、2度目の訪問をしてみました。
店名からはなんとなく軽い雰囲気を想像してしまいがちですが、
入ってみると、意外にしっかりとした家庭料理のお店です。
前回の記事に社長さんからコメントを頂いておりましたので、
ご挨拶をと思ったのですが、この日はいらっしゃいませんでしたね。
残念。また次の機会をみつけたいと思います。
冒頭の写真は豪快にも鶏が丸ごと1羽入った鶏カルグクス鍋。
煮えてきたところでハサミを入れ、食べやすい大きさに切ってもらいます。
鶏肉部分は粗塩をつけて食べますが、味はついているのでそのままでも可。
タマネギ、ニンジン、長ネギ、エノキダケなど野菜も入っており、
また、底のほうにはウドンの麺も沈んでいるという贅沢さです。

サイドオーダーはカムジャチヂミ(ジャガイモのチヂミ)を選択。
前回と同様にナクチボックム(テナガダコの炒め物)も頼みました。

こちらはサービスということで出して頂いたキムチチヂミ。
カムジャチヂミと並べてみると、紅白チヂミのようでいい感じです。
発酵の進んだ白菜キムチが、ザク切りでたっぷり入っています。

鶏をつついているうちにスープを飲み干してしまったのですが、
お願いしたらスープを足してくれました。シメはやっぱりお粥です。
この日はずいぶん遅い時間の訪問で夜中までいたのですが、
3時を過ぎる頃でも、さらにお客さんが入ってきていました。
もちろん場所柄もあるでしょうが、24時間営業という強みもあるはず。
3時とか5時までに閉まってしまうという店よりも、
24時間のほうが気兼ねなく飲むことができますしね。
閉店前の時間でも自分たちだけになると、
「僕らが帰ったら早仕舞いできるのかも……」
なんて余計な気を回してしまったりもします。
別の席ではもうひとつの名物、キムチカルビチムを食べていました。
豚肉を煮込んだ鍋に、発酵の進んだキムチをハサミで切って入れるのだとか。
そのいい香りが、我々の席までふわーんと漂ってきておりました。
次はそれを食べねばですね。まだまだ課題の多そうなお店です。
店名:韓流
住所:東京都新宿区歌舞伎町2-20-11玉野ビル1階
電話:03-3207-0983
営業:24時間
定休:第2、4日曜日
<過去の関連日記>
(09月08日)新大久保「韓流」で鶏カルグクス鍋。

新大久保で犬を食べられるところは? という質問をよく頂きます。
そんなときに迷わずおすすめしているのがこちらのお店。
旧「グリーン食堂」、現在は名前が変わって「恵美寿」です。
オーナーさんは変わりましたが、厨房で働いている人は同じです。
ホールのアルバイトさんたちは少し入れ変わったみたいですけどね。
新大久保界隈にはいくつか犬料理を出している店がありますが、
ここは初心者にも食べやすい部分の肉を選んで出してくれるのが特徴。
通になるとゼラチン質の多い皮ぎしを選んで食べるといいますが、
鮮度なども含めて、よほどいい店でないと食べにくかったりします。
食べやすい肉を本格的な味付け、付けダレとともに提供してくれるお店です。
犬肉料理は全部で4種類あり、この日はチョンゴル(鍋)にしました。
ほかに1人前ずつ出してくれるポシンタン、スユク(茹で肉)、
ムッチム(和え物)といったメニューが用意されております。
タイトルに書いたケゴギジョンゴルは「犬肉の鍋」という意味。
鍋ひとつで3、4人前になりますが、これで値段は5000円です。
牛肉などと比べても、ずいぶんと高価な料理になってしまいます。
よほど好きな人か、あるいは食べてみたいという盛り上がりがなければ、
そうそう無理して食べるような料理ではないと思います。

サイドメニューとして頼んだトトリムクムッチム。
ドングリのデンプンをゼリー状に固めたものをトトリムクと呼び、
それを生野菜を加えてサラダ風に和えた料理です。

チヂミはちょっと粉が多めの、もったりした味わいでした。
家庭で作るお好み焼きを思わせるような鈍い舌触り。
もうちょっとカリッと仕上げてくれるといいんですけどね……。
いろいろと頼みましたが、やはり犬鍋がいちばん好評でした。
最後は残ったスープにごはんを入れて、おじや状の炒めごはんに。
キムチ、海苔なども加えて、これでシメといたしました。
ちなみにこの日は全部で10名弱が集まったのですが、
師匠を含め、70年代、80年代の韓国を知る大先輩方ばかり。
すぐ前で古きよき韓国の爆笑エピソードを語っていた方が、
何冊も韓国語の本を出していらっしゃる高名な先生だったり。
あるいは著名な作家先生がちょっと遅れていらしたり。
話の端々に出てくるお仲間の名前もビッグネームの連発でした。
間違いなくこれまでの日韓関係を引っ張ってきた方々。
鍋をつつきながら、貴重な話をたくさん聞かせて頂きました。
なにしろ僕が生で体験しているのは90年代後半以降。
酔っ払いながらも、こういう話は覚えておかなきゃと強く思ったり。
門前の小僧さながらに、韓国7、80年代を学んだ一夜でした。
なお、この日は前オーナーの奥さんが店に来ていらっしゃいました。
かつての常連さんが来ていたので、少し顔を出しに来たご様子。
閉店はご主人の体調不良が理由でしたが、すでにだいぶ回復されたそうです。
またそのうち店を始めたい、などとおっしゃっておりましたので、
いずれは「グリーン食堂」の復活などもあるのかもしれません。
もろもろ世話になっていただけに、ちょっと嬉しい話でした。
店名:恵美寿(えびす)
住所:東京都新宿区百人町1-7-16サイトピア和昌1階
電話:03-3207-0350
営業:24時間
定休:なし
<過去の関連日記>
(07月21日)新大久保「恵美寿」でポシンタン&ユッケジャン。

韓国ラーメンシリーズ。今度は「ミョルチカルグクス」です。
厳密にはラーメンではありません。カルグクス(韓国式のうどん)です。
その前についている「ミョルチ」というのはカタクチイワシのこと。
ここでは煮干ダシで作ったカルグクスであるということ意味します。
カルグクスのダシはほかにも鶏肉、アサリなどでも取ります。
こってり濃厚が多い韓国料理ですが、基本的にあっさり志向の料理です。

実際のカルグクスに唐辛子が入ることはほとんどありません。
好みで加える人もおりますが、穏やかな味わいが持ち味となります。
そのせいか、インスタントのカルグクスも唐辛子控えめですね。
韓国のインスタント麺にしては、比較的穏やかな味をしています。

微妙に縮れた感じの平麺。「赤いきつね」なんかの麺に似ています。
うどん系の麺をインスタントにすると、やはりこんな感じですよね。
柔らかい食感とも言えますが、どちらかというとコシがないほうでしょうか。
ラーメンに比べると、ちょっと半端な感じは否めません。
まあ、こんなもんだよなと思いつつ食べましたが、
一方で、美味しいカルグクスが食べたい! との思いが募ったりも。
ずいぶん色々な韓国料理が食べられるようになりましたが、
本格的な手打ちカルグクスを出す店はまだ見たことがありません。
スジェビ(すいとん)なんかも含んだ専門店があるといいですね。
こんなのが出来ないかなぁという韓国料理の店、まだまだたくさんあります。
<過去の関連日記>
(04月15日)「スタミョン」は心の中のスター麺。
(05月14日)韓国土産の「トゥムセラミョン」カップラーメン。
(06月11日)3日酔いの昼にカムジャミョン。
(06月25日)お土産で頂いた「健康長寿麺」。
(06月28日)韓国ラーメンシリーズ「ノグリ」。
(07月02日)韓国ラーメンシリーズ「ムパマ」。
(07月06日)韓国ラーメンシリーズ「スナック麺」。
(08月01日)韓国ラーメンシリーズ「オジンオチャンポン」。
(08月06日)韓国ラーメンシリーズ「セウタンミョン」。
(08月14日)韓国ラーメンシリーズ「チャパゲッティ」。
(09月03日)韓国ラーメンシリーズ「ヘムルタンミョン」。
ずいぶん前から飲食店によるブログというのが増えています。
店の社長さん、店長さん、店員さんといった方が書き手となり、
営業の様子を書き綴ったり、お知らせを書いたりしているようです。
公式ホームページに比べればまだまだ数は少ないですが、
今後も増えていくことが予想されるので、少し考察してみます。
まずブログを書くことでのメリットですが、
・お店の雰囲気を自ら伝えられる
・新メニューなどの情報を随時発信できる
・ブログ読者との距離感が縮まる
・検索サイトを通じて店名が広く認知される
・コメント欄に生の意見をもらえる
といったあたりが、すんなりと浮かんできます。
雑誌などに紹介されなくとも、広く宣伝できるのは大きいですね。
しかも自分で書くので、真に伝えたい部分をクローズアップできます。
同時に雑誌の記事や飲食店紹介サイトの情報からは伝わりにくい、
店の雰囲気だとか、店員さんの人柄なども伝わっていきます。
上手に利用すれば、店全体のイメージアップになります。
また、僕自身ブログを書き始めて気付いたことなのですが、
アクセス数の半数程度は、検索サイトから飛んでくる一見さんです。
検索ワードは多岐に渡り、書いたことすら覚えていない用語で来る方も。
以下は最近の検索ワードから不思議なものを抜粋したものですが……。
「小指の長さ」
「トレイントレイン 諸説」
「西荻窪って」
「厚焼き玉子 イラスト」
「歌舞伎町 泥酔」
「脇さん、パン食べよう。」
「大トロ 四谷 連れて行って 先輩」
うちのサイトとどう関係があるのかまるで不明です。
まあ、「小指の長さ」は僕の自分手タレ写真に触れたものでしょうし、
「歌舞伎町 泥酔」というのも何度か身に覚えがあります。
でも最後の2つは、どんな検索意図があるのか想像もつきません。
とはいえ、これだけ無関係な人がブログを見るということは、
それだけ店の名前が多くの人の目に触れるということでもあります。
目にしていれば、何かの拍子に「あ、この店!」ともなりますしね。
意図しない検索でも関心のある人なら、じっくり見るでしょう。
店の宣伝という意味では、大きなプラスになるはずです。
反対にデメリットのほうを考えてみると……。
・ブログの更新に労力がかかる
・下手なことを書くと逆にイメージダウンになる
・パソコンを使わない人との間に情報提供の格差が出る
・コメント欄に悪口を書かれることもある
といったあたりが考えられるでしょうか。
更新はブログの宿命ですが、放置しても逆にイメージダウン。
好きな人でない限り、記事を書き続けるのは難しいです。
また、ある程度見てくれる人がいないと労力にも見合いません。
となるとそれなりの面白さ、情報性も要求されてくるわけで、
記事を書き続けていくうちに、どんどんハードルがあがってきます。
ホームページのように、作って終わりじゃないのがつらい部分ですね。
さらに記事を公開していく中でのリスクも負う必要があります。
倫理的に問題のあることを書いたり、感情的な記事を載せてしまうなど、
文章を書いていく間に、さまざまな問題を起こす可能性は無視できません。
最近は「ブログの炎上」という言葉が新聞紙面に取り上げられるなど、
ネット上で起こしたトラブルは、予想外に大きく展開する傾向にあります。
よい宣伝になる反面、ダメージも大きいと考えたほうがよさそうです。
情報格差というのは、新商品や限定商品の紹介についてなど。
ブログを読んでいる常連にしか伝わらないのでは不公平になります。
ただ、このあたりはクーポン的なサービスとも同じですしね。
知っている人が得をする程度なので、大きな問題ではないかもしれません。
コメント欄への悪口というのも、ある程度は仕方ないこと。
むしろ目の届く範囲内での悪口なら、逆にプラスとも考えられます。
弁解の余地がありますし、誤解なら解くことができますしね。
というような感じに、思いつくまま考察してみましたが、
ある程度のリスクと労力は必要にしても、やる価値は大きいと思います。
以下は僕が知る範囲内での韓国料理店関連ブログ。
他業種に比べると、まだまだ少数派であるように感じます。
ほかにもあるようでしたら、ぜひ教えてください。
韓国料理屋の社長のblog
韓国料理 Teji Tokyo Blog
東京純豆腐物語
テジョンデママの奮闘日記
韓国屋台料理専門店「カントンの思い出」
あと韓国料理店ではありませんが、韓国ファンも注目の店。
オープン前の「Krispy Kreme」スタッフが書いているブログです。
時期的にもそろそろ1号店の情報が出てきそうな感じです。
世界で一番旨いドーナツはKrispy Kremeである
店の社長さん、店長さん、店員さんといった方が書き手となり、
営業の様子を書き綴ったり、お知らせを書いたりしているようです。
公式ホームページに比べればまだまだ数は少ないですが、
今後も増えていくことが予想されるので、少し考察してみます。
まずブログを書くことでのメリットですが、
・お店の雰囲気を自ら伝えられる
・新メニューなどの情報を随時発信できる
・ブログ読者との距離感が縮まる
・検索サイトを通じて店名が広く認知される
・コメント欄に生の意見をもらえる
といったあたりが、すんなりと浮かんできます。
雑誌などに紹介されなくとも、広く宣伝できるのは大きいですね。
しかも自分で書くので、真に伝えたい部分をクローズアップできます。
同時に雑誌の記事や飲食店紹介サイトの情報からは伝わりにくい、
店の雰囲気だとか、店員さんの人柄なども伝わっていきます。
上手に利用すれば、店全体のイメージアップになります。
また、僕自身ブログを書き始めて気付いたことなのですが、
アクセス数の半数程度は、検索サイトから飛んでくる一見さんです。
検索ワードは多岐に渡り、書いたことすら覚えていない用語で来る方も。
以下は最近の検索ワードから不思議なものを抜粋したものですが……。
「小指の長さ」
「トレイントレイン 諸説」
「西荻窪って」
「厚焼き玉子 イラスト」
「歌舞伎町 泥酔」
「脇さん、パン食べよう。」
「大トロ 四谷 連れて行って 先輩」
うちのサイトとどう関係があるのかまるで不明です。
まあ、「小指の長さ」は僕の自分手タレ写真に触れたものでしょうし、
「歌舞伎町 泥酔」というのも何度か身に覚えがあります。
でも最後の2つは、どんな検索意図があるのか想像もつきません。
とはいえ、これだけ無関係な人がブログを見るということは、
それだけ店の名前が多くの人の目に触れるということでもあります。
目にしていれば、何かの拍子に「あ、この店!」ともなりますしね。
意図しない検索でも関心のある人なら、じっくり見るでしょう。
店の宣伝という意味では、大きなプラスになるはずです。
反対にデメリットのほうを考えてみると……。
・ブログの更新に労力がかかる
・下手なことを書くと逆にイメージダウンになる
・パソコンを使わない人との間に情報提供の格差が出る
・コメント欄に悪口を書かれることもある
といったあたりが考えられるでしょうか。
更新はブログの宿命ですが、放置しても逆にイメージダウン。
好きな人でない限り、記事を書き続けるのは難しいです。
また、ある程度見てくれる人がいないと労力にも見合いません。
となるとそれなりの面白さ、情報性も要求されてくるわけで、
記事を書き続けていくうちに、どんどんハードルがあがってきます。
ホームページのように、作って終わりじゃないのがつらい部分ですね。
さらに記事を公開していく中でのリスクも負う必要があります。
倫理的に問題のあることを書いたり、感情的な記事を載せてしまうなど、
文章を書いていく間に、さまざまな問題を起こす可能性は無視できません。
最近は「ブログの炎上」という言葉が新聞紙面に取り上げられるなど、
ネット上で起こしたトラブルは、予想外に大きく展開する傾向にあります。
よい宣伝になる反面、ダメージも大きいと考えたほうがよさそうです。
情報格差というのは、新商品や限定商品の紹介についてなど。
ブログを読んでいる常連にしか伝わらないのでは不公平になります。
ただ、このあたりはクーポン的なサービスとも同じですしね。
知っている人が得をする程度なので、大きな問題ではないかもしれません。
コメント欄への悪口というのも、ある程度は仕方ないこと。
むしろ目の届く範囲内での悪口なら、逆にプラスとも考えられます。
弁解の余地がありますし、誤解なら解くことができますしね。
というような感じに、思いつくまま考察してみましたが、
ある程度のリスクと労力は必要にしても、やる価値は大きいと思います。
以下は僕が知る範囲内での韓国料理店関連ブログ。
他業種に比べると、まだまだ少数派であるように感じます。
ほかにもあるようでしたら、ぜひ教えてください。
韓国料理屋の社長のblog
韓国料理 Teji Tokyo Blog
東京純豆腐物語
テジョンデママの奮闘日記
韓国屋台料理専門店「カントンの思い出」
あと韓国料理店ではありませんが、韓国ファンも注目の店。
オープン前の「Krispy Kreme」スタッフが書いているブログです。
時期的にもそろそろ1号店の情報が出てきそうな感じです。
世界で一番旨いドーナツはKrispy Kremeである

行かなきゃと思いつつ、なかなかチャンスがありませんでした。
新大久保の「チャムナム家」。4月から新オーナーが引きついでいます。
これまでいらした名物ご夫婦は、先月末に釜山に帰られました。
その間ずいぶん色々なことがあり、話をしに行かねばと思っていたのですが、
バタバタしていたり、店をのぞいてもいなかったりで実現しませんでした。
この日は顔を出すと同時に、店のお母さんと目がバチッと合い、
まあまあ上がっていけ、座っていけ、ビールを飲んでいけ、となりました。
問答無用で出てきた生ビールと、冒頭の写真は名物のナムル3品。
ひとりだったので特に飲むつもりはなかったんですけどね。
奥の席にこそこそと座りながら、お母さんとポツポツ話をします。
釜山に戻られた前オーナーご夫婦の話、市ヶ谷に出来た店の話などなど。

生ビールを2杯飲む間に、2組のお客さんが入ってきましたが、
そのどちらもが、前オーナーご夫婦のことを尋ねていらっしゃいました。
この店はほとんどの常連さんが、料理を食べに来ると同時に、
ご夫婦に会いに来る、という点に重きを置いていたように思います。
前オーナーご夫婦の人柄ゆえの話ですが、飲食店としてはすごいことです。
ただ逆に、前オーナーご夫婦に会いたくて来るということは、
後を引き継いだ店にしてみれば、非常に大きなハードルとなります。
同じ料理、同じサービスを提供しても、肝心要の部分が欠けた状態ですからね。
市ヶ谷の「市ヶ谷チャンナムヤ」も含め、後継店の課題となるのは、
そのあたりの人間関係に絡まる部分ではないかと思います。

話が長くなるにつれて、パンチャンがどんどん追加されます。
隣で本格的に飲んでいるお客さんたちに出すもののついでですけどね。
冒頭のナムル盛り合わせから、白菜キムチ、キュウリのキムチ。
あと写真を撮り忘れましたが茎ワカメのナムルなどもありました。
どれも前オーナー時代から出されていた、定番のおかず類です。
おそらく気になるのは、以前の味と同じか? という部分でしょうが、
僕の食べた限りでは、以前とはやはり違った味付けになっているようです。
同じ料理でも、作る人の味覚、好みによって微妙に変わるのが普通。
正直なところ前のお母さんが作った料理のほうが好みですが、
新大久保の他店と比べるのなら、充分遜色ない部類に入ると思います。
ただ、昔からの常連さんなら、味が変わった! と思うでしょうね。

前にも書きましたが、もう違う店だと思ったほうがいいと思います。
それは悪い意味ではなく、新しい店を正当に判断するという意味で。
以前の面影を期待してしまうと、やはり違う部分を強く感じますからね。
というような部分は、ほとんど自分に言い聞かせる話。
新しい魅力を探るためにも、ちょくちょく顔を出そうと思います。
なお、以前はオーナーのお母さんが接客を担当していましたが、
賑やかで面倒見のいいおばちゃんを接客係として雇ったようです。
本当はオーナーのお母さんがいちばん料理が上手なんですよ。
厨房担当の方もおりますが、お母さんも厨房にいるのはよいこと。
最後の写真はトゥブプッチム(豆腐に粉をつけて焼いたもの)ですが、
春菊とコチュジャンで花を表現した、芸の細かい一品です。
これは以前にはなかった、新しいよさのひとつですよね。
新しい人間関係を作りながら、少しずつよさを見つけていきたいと思います。
店名:チャムナム家(ちゃむなむちぷ)
住所:東京都新宿区百人町1-3-3サンライズ新宿1C
電話:03-3205-9233
営業:11:30~翌0:30
定休:なし
<過去の関連日記>
(04月14日)新大久保「チャムナム家」でタットリタン。
(04月19日)新大久保「チャムナム家」でタットリタン。
(04月20日)新大久保「チャムナム家」でキムチチゲ。

前日深夜のひとり五十歳酒で心なしか2日酔い気味。
汁気のあるものが食べたいということで、赤坂まで行って来ました。
東京にある数少ないソルロンタン専門店「赤坂一龍別館」です。
ソルロンタンは牛肉、牛骨、牛の内臓などをじっくり煮込んだ料理。
各部位からにじみ出たうまみを、余すところなく味わう料理です。
なお、別館とあるように、ちょっと離れたところには本館もあり。
そちらはソルロンタン専門ではなく、焼肉、家庭料理などを出しています。
別館では24時間営業でひたすらソルロンタンのみの提供。
スユク(茹で肉)、チャプチェ(春雨炒め)などもあるようですが、
基本的にはソルロンタンを食べに行くお店ですね。
ランチとして、飲んだ後のシメとして、などに使われるようです。

ソルロンタンの値段は1500円とやや高めではありますが、
これだけのおかずがついてくるとなると、話は変わってきます。
全部で11品ですか。むしろこれだけでも充分ごはんが食べられます。
野菜の和え物、ゴボウの煮物、ジャガイモの煮物、豆腐のジョン、
白菜キムチ、韓国海苔、カクトゥギ(大根の角切りキムチ)、
モヤシナムル、大根キムチ、ケランチム(卵蒸し)、ジャコの炒め物。
去年撮った写真が手元にあるのですが、内容はほとんど同じですね。
多少の違いはあると思いますが、だいたいこんなおかずが並びます。

韓国のスープ料理はごはんを入れて食べるのが正式。
たっぷりした器の中にドサドサと入れていきますが……。
これだけおかずがあると、おかず用にもごはんを残したいところ。
半分くらいを投入し、半分はそのまま食べることにしました。
むしろ、ごはんもう1杯! って言いたくなるほどの充実具合です。

スープには牛肉が具として沈んでいます。
頬肉あたりですかね。ずいぶんと柔らかい部位でした。
東京でソルロンタンというと、専門店はここと近隣の「牛村」。
そして上野にある「上野ソルロンタン」くらいでしょうか。
新大久保に「ソルロンタン」という名前の店もありましたが、
残念なことに今年2月で閉店してしまいました。
個人的には新大久保の「ソルロンタン」がいちばん好みでした。
味付けがされていないので、そのまますすると肉の味しかしません。
それに自分の好みで塩、胡椒を加えていく純韓国スタイルです。
「赤坂一龍別館」は場所柄か、そのまま食べられるくらいの味付けです。
日本人客も多いあたりですから、多少の配慮がなされているのかもしれません。
万人受けする味なので、本場の味を知る人には物足りない可能性も。
ただ「東京で」というカッコ付きなら、今はここがいちばんでしょう。
なんてことを書いておりますが、実は「牛村」もまだ未訪。
実質2店舗で比べているので、いちばんもなにもありません。
ソルロンタンの専門店、ほかにありましたらぜひ教えてください。
エリア別の目次を見ると、赤坂の店は初めての登場ですね。
未訪の「牛村」も含め、いくつか探索していきたいと思います。
冷麺の「チョンギワ」と「KORYO」、サムパプの「ヌルンジ」、
韓国式中華の「礼林」、粉食店になってしまった「エミリ」、
有名どころで「兄夫食堂」、「おんがね」、「明洞」などなど。
行ったことのある店も混じっておりますが、当面の行きたいお店です。
新大久保に比べると、まだまだ未踏破店の多いエリア。
オススメ店などありましたら、ぜひ教えてください。
店名:赤坂一龍別館(あかさかいちりゅうべっかん)
住所:東京都港区赤坂2-13-16シントミ赤坂第2ビル1階
電話:03-3582-7008
営業:24時間
定休:なし

仕事に追われ、4日間家から出ることができませんでした。
やっと一通りのメドがついて、ふと時計を見ると深夜2時過ぎ。
お疲れさまの1杯を飲みたいですが、もう外には出られません。
コンビニに行くのも面倒ということで自宅をあさると……。
韓国の薬酒「百歳酒」の試供品(100ml)が何本か出てきました。
冷えてはいなかったので、グラスに氷を入れてロックで飲みます。
ちょうど試供品1本がグラス1杯分になる量でした。
アルコール度数が14度と、焼酎よりは飲みやすいのが魅力。
でもお店で飲むと高いんですよね。2合ビンが1500~2000円程度。
飲みやすいからと言ってカパカパ飲んでいると会計時に驚きます。

こちらも頂き物ですが、チャミスルのミニサイズ(80ml)も出てきました。
こうやって手に持って撮ると、先日飲んだバッカスみたいに見えますね。
健康ドリンクのサイズですが、ぐいっと飲んだら大変なことになります。

せっかくなので五十歳酒にしてみました。
百歳酒と焼酎を1対1で割るから五十歳酒。
冗談のような話ですが、韓国ではポピュラーな飲み方です。
ちょうど2001年くらいからですかね。こんな飲み方が始まったのは。
一説には汝矣島あたりのサラリーマンが始めたのが広まったとも。
焼酎だけで飲んでいては健康に悪いので、薬酒を足して健康にも気を配る……。
なんてアホな理屈が受けて、あっという間に全国へと広まりました。
普通に焼酎を飲むよりもアルコール度数が下がるので、
飲みやすくもなりますが、そのぶん酔っ払いやすくもなります。
口当たりのよさでクイクイ飲んでいると危険なお酒です。
まあ、お疲れさまの1杯にはちょうどいいんですけどね。
ぐーっと飲んで、ふわーっと酔っ払って、コテンと寝ました。

親しくしているお店の店長さんが、最近疲れ気味とのことで、
こんなものを陣中見舞いとして差し入れてみました。
韓国を代表する栄養ドリンク「バッカス」の10本セットです。
日本で言うリポビタンDとか、オロナミンCみたいなものですね。
ちょっとした差し入れにはちょうどいいのでよく使っています。
1本110円、10本セットで900円と値段も手ごろです。

「韓国広場」などでも売っていますが、僕がよくいくのはここ。
一般の薬局でもあり、漢方薬なども扱っている「金薬局」です。
店の人は基本的に韓国語ですし、商品説明のポップもすべて韓国語。
まさに韓国人のためにある、韓国系の薬局という珍しいお店です。
栄養ドリンクなんてスーパーで買っても薬局で買っても同じですが、
なんとなく薬局で買ったほうが、より効果があるように思えたり。
店の中では韓国人のお客さんが、店の人に症状を訴えています。
病気、ケガ関係の言葉って難しいですし、自国語のほうが安心ですよね。
逆に、ここで薬が買えれば韓国語も一人前……でしょうか?

せっかくなので自分でも1本買ってその場で飲みました。
味はどうってことのない、炭酸で甘い栄養ドリンク味です。
新大久保の町歩きに疲れたら、疲労回復の1本。
そんなふうに使ってみるのも楽しいかと思います。
店名:金薬局(きむやっきょく)
住所:東京都新宿区大久保1-16-19
電話:03-5273-6272
営業:10:30~23:00
定休:なし

新大久保を歩いていると、ソウルの地名をたくさん見かけます。
韓国料理店など、韓国関係の店が店名として使っているからです。
ざっと思いつくままにあげてみても……。
・仁寺洞(伝統家具、小物類専門店)
・オジャンドン(冷麺専門店)
・光化門(刺身専門店)
・鐘路本家(豚焼肉店)
・大学路(焼肉店)
・南大門市場(韓国スーパー)
・弘大(韓国居酒屋)
・武橋洞(韓国家庭料理店)
・往十里(焼肉店)
といった感じに、新大久保だけでソウル1周できそうなくらい。
しかも町ごとのイメージにあった店なのが面白いですね。
仁寺洞は骨董品街だし、オジャンドンは冷麺の名物通り。
南大門市場は食品類から生活用品までなんでも揃う市場です。
そしてこの日足を運んだのが「新村ヘジャンクク」という店。
新村と言えば、僕が留学時代を過ごしたソウル有数の学生街です。
安い居酒屋、焼肉店などが多いので、飲み歩くには最適。
その町の名をつけたヘジャンクク店なのだから気が利いています。
ヘジャンククとは酔い覚ましのスープを総称する言葉。
2日酔いの朝などに飲むと、絶大なる効果を発揮する復活のスープです。
韓国では地方によってさまざまな種類のヘジャンククがあるため、
「新村ヘジャンクク」でも、たくさんのメニューを用意しています。
・コンナムルクッパプ(モヤシスープのクッパ)
・ファンテヘジャンクク(干ダラのスープ)
・ウゴジヘジャンクク(菜っ葉のスープ)
・スンデクッパプ(春雨などを入れた腸詰のクッパ)
そしてこの日食べたのはピョタギヘジャンクク。
ピョタギというのは骨のかけらという意味。
豚の背骨がゴロゴロと入った豪快なヘジャンククです。
いわば1人前のカムジャタン(豚の背骨とジャガイモの鍋)なのですが、
カムジャタンとは違って、ジャガイモは入らないことが多いです。
サービスのいい店ではちらほらとジャガイモが入ることもありますけどね。
あくまでもメインはピョタギ(骨のかけら)のスープです。

豚の背骨はスープを取るダシ要員でもあり具でもあり。
骨のまわりにこびりついた肉を、せせったりかぶりついたりして食べます。
韓国ではけっこう骨まわりの肉が気前よくついているのですが、
カムジャタンも含めて、日本ではちょっと寂しいことが多い模様。
以前も考察しましたが、日本では仕方のないことでしょう。
それでもこの店では大きな骨の塊が4、5個は入っていましたかね。
骨まわりの肉は控えめでも、料理全体としてはボリュームがありました。

パンチャン(副菜)は3品。カクトゥギが実にいい漬かり具合でした。
漬かりすぎて角がなくなったようなのも、あれはあれで美味しいですが、
ちょうどいい歯触りで、ざっくりくる感じの時期がたまりません。
新大久保界隈にはヘジャンククの専門店がもうひとつ存在し、
大久保通り沿いに「ヤンピョンヘジャンクク」という店があります。
こちらは和牛を使ったネジャンタン(内臓のスープ)が美味。
ただ、場所が離れているので、さほど競合というイメージはないですね。
味的には「ヤンピョンヘジャンクク」のほうが好みなのですが、
「新村ヘジャンクク」には24時間営業という強みがあります。
「ヤンピョンヘジャンクク」は午前3時に閉まるので朝行けません。
酔い覚ましのスープという意味でも、ふさわしいのは朝なんですよね。
一晩中遊んだ後に食べる、ヘジャンククがまた最高なのです。
24時間営業なのはおそらく歌舞伎町だからでしょう。
地の利を生かした営業スタイルが嬉しいお店です。
店名:新村ヘジャンクク(しんちょんへじゃんくく)
住所:東京都新宿区歌舞伎町2-20-14内田ビル1階
電話:03-3205-8539
営業:24時間(日曜日のみ7時まで)
定休:なし
<過去の関連日記>
(02月01日)元祖ヤンピョンヘジャンクでネジャンタン。
(02月03日)2次会でホルモン鍋。
(02月18日)2次会は「ヤンピョンヘジャンクク」で鍋仕立て。

銀座のド真ん中にマッコルリをメインにしたバーが出現。
そんなニュースを聞いて驚いたのが、つい先々月のことでした。
7月25日にオープンしたばかりの「どぶろくバーTORAJI」。
焼肉で有名な「トラジ」系列から生まれた新たな店舗です。
もともとは「chef’s Dining Bar GINSENG」という和牛焼肉の店。
それを改装して、新しいお店にリニューアルした模様です。
銀座のメインストリート、中央通りに面したビルの地下1階で、
同じビルには「韓国摘草料理ハンガウィ」なども入っています。
中に入ってまず驚いたのは、店舗の広さとゴージャス感。
銀座という場所柄からは当たり前なのかもしれませんが、
マッコルリという飲み物のイメージからはかなりギャップがあります。
韓国では安くてガブガブ飲む酒の代名詞みたいなものですもんね。
落とした照明と、ゆったりとした座席、テーブルにはろうそくの灯り。
バーカウンターだけでなく、テーブル席、個室もあるようですね。
マッコルリの店と知らなければ、気後れしそうなほどの店内です。
マッコルリは14種類を取り揃え、マッコルリカクテルもあり。
このあたりは西新宿のマッコリバー「てじまぅる新宿店」とも共通します。
まずは手始めにマッコルリのビール割りでも飲もうかと思ったら……。
メニュー名を読み間違えて、パインジュース割りが出てきてしまいました。
いや、カクテル名が全部「どぶろくの○○」なんですよ。
照明が落としてあるので、カクテルの説明を読み間違えました。
確かパインジュースは「どぶろくの涙」という名前でしたね。
ビールは……忘れましたが、ともかくも「どぶろくのナントカ」。
ビールをイメージして飲んだら、思いのほか甘くてびっくり。
注文を間違えたのに気付いてからは、あー確かにパイン……でしたけどね。

フードメニューのほうは韓国料理を軸にした創作系でしょうか。
洋食方面に傾いたフュージョン料理と言ってもよいかもしれません。
キムチ、ナムル、焼肉、ビビンバなどの食事メニューを含めつつ、
イベリコ豚のグレープフルーツサラダ、牛タンの赤ワイン煮なんて料理も。
種類も豊富ですし、銀座ということを考えれば値段は安めの感じです。
上の写真は本日の炙り刺身。たいていは魚介系の食材で作るようですが、
この日は牛肉のサーロインを炙って刺身にするとのことでした。
照明が暗いのできれいに撮れていませんが、盛り付けなど非常にきれいです。
炙った肉も柔らかかったですし、コクのあるソースもよかったですね。
後ろの野菜を巻いて食べるとさらにいい感じです。

これまた「本日の」がつくトラジの炙り寿司。1カンから頼めます。
なんとなく別物のイメージでしたが、ネタは炙り刺身と共通でした。
牛肉のサーロインが寿司になっており、肉&肉の注文になってしまいました。
もともとは焼肉の店なので、それでも悪くはないのでしょうけどね。
メニューが豊富なことを考えると、ちょっともったいなかったなと。
寿司はワサビ醤油につけてどうぞ、とのことでしたが、
先ほどの炙り刺身のソースがよかったので勝手にそちらで。
甘味とコクのあるソースなので、ちょうど煮ツメのようになりました。
銀座を飲み歩くようなことは、僕の人生ほとんどないと思いますが、
ここだったらマッコルリもあるし、気軽な気分で来られる気がします。
韓国らしさは薄いですが、マッコルリ主体ならそれでもよいかと。
コリアンダイニングとしては、かなり珍しい個性ですもんね。
今後も機会を見つけてコツコツ通い……。
「銀座に行きつけの店があるんだけど」
なんてホラを吹いてみたいものです。
店名:どぶろくバーTORAJI
住所:東京都中央区銀座7-8-7GINZA GREEN地下1階
電話:03-3573-2929
営業:17:00~24:00(月)、11:30~14:00、17:00~24:00(火~金)、11:30~14:00、17:00~23:00(土、日、祝)
定休:なし
http://www.ebisu-toraji.com/shop/ginza_ginseng.html
(※追記。どぶろくバーTORAJIは2007年2月28日に閉店しました)

かねてより本格的な盛岡冷麺を食べてみたいと思っていました。
韓国の冷麺を食べて、そのギャップに驚いたという人がいるからです。
もともとは盛岡冷麺も北朝鮮の冷麺がルーツなのだとか。
根っこが同じでも、ずいぶん違うというのは興味深いです。
できれば本場の盛岡まで飛んで行って食べたいところですが、
今年の6月、銀座に「ぴょんぴょん舎銀座百番」がオープン。
盛岡で展開する有名な店の支店だということなので、
まずは手近なところからと、食べに行ってみました。
お店は銀座4丁目の路地奥、隠れ家のように引っ込んでいます。
カウンター4席と、テーブル6席だけの小さな店内でした。
でも驚いたのはその規模よりも、店員さんの数ですか。
たまたまかもしれませんが、全部で5人の方が働いていました。
店が満員になっても、客2人に対して店員が1人つけます。
そういった人口密度のせいか、店長さんらしき方は常に店の外。
入口で来るお客さんを丁寧に迎えていらっしゃいました。
冒頭の写真は「盛岡冷麺の普通盛り中辛(850円)」です。
大盛りや辛さが選べるほか、チヂミなどのサイドメニューもあり、
また、ミニビビンバとのセットなども用意されていました。
半端な時間だったので、普通盛り1杯だけにしましたが、
ランチ時などであればセットのほうがいいでしょうね。
冷麺の普通盛り1杯だけでは、やや物足りない量だと思います。
まずはとスープを一口すすって……お、濃い!?
牛骨や鶏肉でとったスープとのことですが塩気が濃いです。
薄く薄くですがとろっとした感じもあり、ほのかな甘味も感じます。
なるほど。これは確かに韓国の冷麺とはずいぶん違いますね。

その濃さの理由が麺をすすった瞬間にわかりました。
予備知識としてもありましたが、やっぱり麺が太いです。
この太さに対抗するには、ある程度の濃さが必要なのでしょう。
麺はジャガイモのデンプンと小麦粉を混ぜて作っているとのこと。
その配合からすると、北朝鮮でも咸興(ハムン)式の製法ですかね。
北朝鮮の冷麺は大きく平壌式と、咸興式に分かれるのですが、
平壌式ではソバ粉を主体に使い、咸興式では緑豆、ジャガイモ、
サツマイモ、トウモロコシなどのデンプンを主体として作ります。
ただ、咸興式の冷麺であれば麺はごくごく細く作ります。
小麦粉などを加えて食べやすくし、太めに作ったあたりが特徴なのでしょう。
麺の芯部分にコシを残しつつ、軽快に食べていけるのが嬉しいです。
思えば別府で食べた別府冷麺も麺はかなり太かったですね。
食感としては盛岡冷麺とも共通するものがあったように思います。
一方で、やはり韓国で食べる冷麺とは明らかに違います。
その違いは小麦粉を使っているあたりから生まれるのかなとも。
朝鮮半島では小麦というと南部地域の食材という印象が強いです。
北朝鮮では小麦がとれなかったので、そば粉や緑豆粉を上手に利用。
結果として冷麺のような料理が生まれたと聞いています。
北朝鮮の冷麺を元に、ある食材を使って、地元の好みに合わせつつ、
改良に改良を重ねて現在のような個性が生まれたのでしょうね。
ルーツは同じであっても、やっぱり違うタイプの料理。
そのあたりを理解していれば、ギャップを感じることもないのでしょう。
またひとつ、よい勉強になりました。
でも、できればやっぱり本場盛岡に行って食べてみたいです。
思えば東北地方には、まだ1度も足を踏み入れておりません……。
店名:盛岡冷麺の店ぴょんぴょん舎銀座百番
住所:東京都中央区銀座4-4-1
電話:03-3564-1963
営業:11:00~23:00
定休:なし
http://www.pyonpyonsya.co.jp/
<過去の関連日記>
(03月20日)別府「胡月」で別府冷麺。
(08月18日)浅草橋「KORYO浅草橋本店」で平壌冷麺。

新大久保は店の入れ替わりが本当に激しい町です。
なくなる店があれば、新しく出来る店もある。
9月に入ってまたいくつかのお店が出来ているようです。
●9月5日に「往十里」がオープン
かつて「魚市場」という韓国刺身専門店があった跡地です。
往十里と言えば、ソウルでも有数のホルモン通りがある町。
外の看板を見る限りホルモン系を含む焼肉店のようです。
店名:往十里(わんしむに)
住所:東京都新宿区大久保1-15-11
電話:03-3204-1110
●9月8日に「ソウルイヤギ」がオープン
伝統餅の専門店「楽園餅家」が飲食店を始めました。
工場として使っていた場所を大々的に改装してのオープンです。
陸海空の食材を使った鉄板焼きがメインとなるようです。
なお、横にあった「楽園餅カフェ」はその一部として組み込まれた模様。
カフェとしてのメニューもあるのかどうかは未確認です。
店名:ソウルイヤギ
住所:東京都新宿区大久保1-17-16第2玉屋ビル1階
電話:03-3204-9666
●大久保通りに「風琴」がオープン
冒頭の写真が「風琴」です。プングムと読みます。
「ハンヤン」に入る角でもともとはPCバンがあったところですね。
メニューを見る限り、韓国式居酒屋という感じの雰囲気です。
店名:風琴(ぷんぐむ)
住所:東京都新宿区大久保1-10-15
電話:調査中
●その他の情報
そのほかにも工事中の店がいくつかあります。
旧「小豚」跡、「ノレプラザ」の脇などに飲食店が出来そう。
詳細な情報がわかり次第、またお伝えすることにします。

ここ最近ご無沙汰だった「てじまぅる大久保店」に行ってきました。
マッコリバーを掲げる「新宿店」のほうはそれなりに通っていましたが、
やっぱり豚焼肉を食べるのならば、大久保店のほうがいいですね。
雰囲気がありますし、肉を食べたという気分に浸れます。
しかもこの日は運のいいことに金華豚が残っていました。
店の看板メニューにして1番人気。山形県平田牧場産のブランド豚です。
前回、前々回と新宿店で2度続けてふられていたので、
「あります!」
との回答は嬉しい限りでした。
冒頭の写真がその金華豚。金華豚尽くしという盛り合わせメニューです。
ヒレ、ロース、バラなどの各部位から4種類が盛られています。

あっという間に金華豚を平らげ、三元豚の骨付きサムギョプサルに移行。
メニュー名はサムギョプサルですが、本当は生のテジカルビです。
このあたり韓国料理に詳しい人ほど混乱してしまいがちですが、
この料理を学んだ際に、教えてくれた人がサムギョプサルと呼んでいたからとか。
簡単に言ってしまえば、豚の生カルビを済州島風に食べるという料理です。

済州島といえば全国でも有名な豚どころ。黒豚の産地です。
この地域では魚の塩辛を豚焼肉につけて食べる文化があるんですね。
イワシの塩辛、スズメダイの塩辛などを豚焼肉と合わせます。
新宿店で1度頂いたのですが、この日はこんな提案が……。
「イワシの塩辛、鉄板であっためて食べますか?」
ん!? そんな食べ方があったのですか?
お願いすると、塩辛をアルミホイルに移しかえて鉄板の上に。
これがいい感じのアツアツになって、うまみが活性化。

焼けた豚肉を塩辛につけて食べるとむちゃくちゃうまいです!
むしろこの塩辛だけをつまみにしても飲めそうな感じ。
あるいはごはんの上に乗せても、バクバク食べられるでしょうね。
うまみがぐんと複雑になり、身悶えするようなコクが出ます。
なんていうか大人の味。大人風味の豚焼肉になりますね。
うーん、「てじまぅる」にまだこんな裏技があったとは。
豚肉の質だけでも充分すぎるほど見事なお店ですが、
定期的に出てくる新メニューにも、本当に驚かされます。

いい気持ちになって、豚から鶏方面へと進んでみました。
お店の表記でタガンマリ鶏丸ごとスープ。いわゆるタッカンマリです。
丸鶏を大きな鍋(正しくは金だらい)で水炊きにした料理。
醤油、酢、カラシ、タデギ(唐辛子ペースト)を混ぜたタレで食べます。
以前に食べたときは、鶏がカットされた状態で出てきましたが、
いつの間にやら丸鶏をそのまま出すスタイルに変わっていますね。
タッカンマリ(鶏1羽)という名前からも、丸鶏そのままで大歓迎。
お店の方がハサミを使って、食べやすい大きさにカットしてくれます。
この日は2人で行ったのですが、豚焼肉2人前と鶏1羽を完食。
その後、シメとしてスープにうどんまで入れて食べてしまいました。
動くのも億劫なくらい目一杯に満腹。よく食べた1日でした。
店名:てじまぅる大久保店
住所:東京都新宿区大久保1-16-5
電話:03-5291-3783
営業:12:00~翌5:00(月~土)、12:00~翌3:00(日・祝)
定休:なし
http://www.tejimaul.com/
<過去の関連日記>
(12月31日)てじまうるで豚焼肉を食べつつ年越し。
(04月20日)新大久保「てじまうる」で金華豚。
朝日新聞のインターネットサイト「アサヒコム」の国際ページで、
今度、韓国料理に関するコラムを担当することになりました。
とりあえずは月2回を予定。紙面への掲載はなくネットだけでの連載です。
タイトルは九州版時代の「コリアうまかー!!」を引き継ぎ、
標準語に戻したら、なぜかHPタイトルそのままになりました(笑)。
コリアうめーや!!の出張版みたいなものと思ってください。
アサヒコム 朝日新聞国際ニュース
http://www.asahi.com/international/
第1回記事 スンドゥブチゲ
http://www.asahi.com/international/korea/TKY200609130248.html
最初の記事はスンドゥブチゲを取り上げました。
今年はじめから追いかけてきたブームを、やっと形にできたという気分です。
プロフィール欄にリンクも貼って頂いたので、HP、ブログともにアクセスが伸びています。
相乗効果でどちらも盛り上げられるように、頑張っていきたいと思います。
今度、韓国料理に関するコラムを担当することになりました。
とりあえずは月2回を予定。紙面への掲載はなくネットだけでの連載です。
タイトルは九州版時代の「コリアうまかー!!」を引き継ぎ、
標準語に戻したら、なぜかHPタイトルそのままになりました(笑)。
コリアうめーや!!の出張版みたいなものと思ってください。
アサヒコム 朝日新聞国際ニュース
http://www.asahi.com/international/
第1回記事 スンドゥブチゲ
http://www.asahi.com/international/korea/TKY200609130248.html
最初の記事はスンドゥブチゲを取り上げました。
今年はじめから追いかけてきたブームを、やっと形にできたという気分です。
プロフィール欄にリンクも貼って頂いたので、HP、ブログともにアクセスが伸びています。
相乗効果でどちらも盛り上げられるように、頑張っていきたいと思います。

1軒目の「韓流」、2軒目の「とんプリンス」に引き続いて、
シメはやっぱり麺料理ということで歌舞伎町の「北京」に行きました。
ここでは中華料理とともに、韓国式中華料理も食べられます。
韓国式中華料理を出す店としては界隈でもすでに老舗格ですね。
8月下旬に店内工事をしていたので気になっていたのですが、
中を見る限り、別段変わった様子は見受けられないですね。
トイレのあたりが微妙に新しくなったような……気がします。
後はいつも通り円形テーブルが3つと狭いカウンターだけ。
ごちゃごちゃした店内ですが、まあそれも魅力のひとつだと思います。
いつもこの店ではチャジャンミョン(炸醤麺)を頼むのですが、
今日は少しひねって別の料理にチャレンジしてみました。
冒頭の写真。どこか鍋料理にも見えますが……。

しっかり麺料理です。あんかけ五目そばといった感じですかね。
韓国語ではウルミョン。漢字表記では北京麺と書かれておりました。
韓国式中華の麺料理としては、キスミョン(鶏絲麺)と並ぶ大関クラス。
といっても横綱の知名度とは大きな差がある大関ですけどね。
現在の大相撲事情を見るような番付となっています。
韓国にいた頃は、日本のラーメンを懐かしむ感動の料理でしたが、
日本で食べるとラーメンへの郷愁がないせいか、普通のあんかけそばに感じます。
野菜が多く食べられるのはいいですが、韓国式中華としての感動は薄まりますね。
やっぱり普通にチャジャンミョンを食べればよかったかな……とも。
いえ、美味しいは美味しいんですけどね。感動の大小という意味で……。

同行した方はしっかり横綱クラスの合い盛りを注文していました。
チャジャンミョンとチャンポン(韓国式は激辛味)のハーフ&ハーフ。
韓国式中華を代表する2つの麺を同時に食べられる贅沢品です。
「韓国式中華を食べた!」
という満足度ではやはりこちらに軍配があがるようで。
ちょっと味見をさせて頂きましたが、やっぱり美味しいですよ。
先日の「上野飯店」でも思いましたが、いい店は麺の出来がいいです。
打ちたての手打ち麺なのはもちろん、麺の太さがしっかりと均一。
味にムラがなく、スープ、あるいは味噌との絡みもいい感じです。
それでもめげずに次回はキスミョンにチャレンジ、と思ったのですが、
残念なことに「北京」ではキスミョンをやっていないとのこと。
記憶はおぼろげですが、職安通りの「新宿飯店」にはあったような……。
食べられないとなると、無性に食べたくなってきますよね。
脇を固める韓国式中華をもう少し掘り起こしていきたいと思います。
店名:北京(ぺきん)
住所:東京都新宿区歌舞伎町2-45-2ジャストビル1階
電話:03-3208-8252
営業:11:00~翌6:00
定休:なし
<過去の関連日記>
(04月14日)歌舞伎町「北京」でブラックデー。

1次会で行った「韓流」から続いての2軒目です。
すぐ裏手にある豚焼肉専門店の「とんプリンス」へ行きました。
きっかけは「韓流」で飲んでいるときのこんな会話から。
「新大久保でいちばんケランチムの美味しい店はどこですか?」
これには言葉を失いましたね。正直予想外の質問でした。
ケランチムは韓国版茶碗蒸しとも表現される料理で、
溶き卵に野菜などを加え、ぐつぐつ煮立てて作ります。
メインとして出てくることはなく、たいていは脇役のポジション。
何かもう1品というときに頼んだり、あるいは頼まなくても出てきたり。
気前のいい店であればパンチャン(副菜)としても出されます。
僕にはなんとなくあるものという認識しかありませんでした。
というわけで美味しい店を尋ねられても、当然答えることができません……。
確かに目立ちはしませんが、あれば人気のある料理ですよね。
存在を軽視していた自分に気付き、思わずギクッとしました。
その話題をふってくれた方は、大のケランチムファンとのこと。
居酒屋で食べる揚げ出し豆腐のように、あれば必ず頼むのだそうです。
というあたりから、その方オススメの店へ行ってみることに。
ケランチムファンが薦める店。それが「とんプリンス」でした。

店名からもわかる通り、この店の専門は豚焼肉です。
まずはサムギョプサル(豚バラ肉)を注文し、目当てのケランチムを追加。
サムギョプサルは石板で焼くキムチサムギョプサルスタイル。
豚肉の脂を落とし、その脂でキムチを焼いて一緒に食べます。
韓国でも定番の焼き方ですが、最近は目新しさがなくなった感がありますね。
新大久保界隈は豚焼肉専門店が増え、すでに過当競争時代に。
牧場からブランド豚を1頭買いしているコチラの店とか、
スペインのイベリコ豚を出しているコチラの店とか、
驚異的な分厚さでボリュームを売りにするコチラの店とか、
包む用の葉野菜をたくさん用意しているコチラの店とか。
個性的な豚焼肉店がたくさん出来てしまっている今となっては、
オーソドックスなサムギョプサルでは少し印象が弱いように思います。

そして、これがファン推薦のケランチム。
確かにモコモコのふわふわでいかにも美味しそうです。
鍋からの盛り上がりが重要なポイントなのだとか。

食べてみても柔らかな舌触りで美味しかったのですが、
今日のはこれでもまだふくらみ加減が足りないほうなのだとか。
さすがファンに語らせると、こだわりが違いますね。
ケランチムに対して、そこまで真剣になったことがありませんでした。
今後はきちんと意識して食べるようにせねばと反省した次第です。
美味しいケランチムを出す店もしっかり探していきたいと思います。
オススメの店などご存知の方は、ぜひ教えてください。
店名:とんプリンス
住所:東京都新宿区歌舞伎町2-19-3
電話:03-3205-3051
営業:17:00~翌6:00(月~土)、17:00~24:00(日・祝)
定休:なし
http://www.don-p.com/
ニュース&情報という新カテゴリーを作りました。
韓国料理に関する最新情報を随時提供していきます。
主にネットから採集した情報なのでウラは取っていません。
活用される場合は、ご自分で再度確認してください。
●「ノルブはんありカルビ」支店続々
今年6月に札幌に1号店がオープンした「ノルブはんありカルビ」。
ポッサム、プデチゲなど幅広い商品で展開するノルブグループの日本1号店です。
その直後に東京の業平橋に2号店がオープンしたのにも驚きましたが、
次はなんと9月下旬の予定で大阪の心斎橋に次の支店が出来る模様です。
「札幌 → 東京 → 大阪」という店舗展開は迅速な全国展開への布石でしょうか。
しかも、10月には上野店というのもオープンするみたいです。
ノルブグループの店舗展開がすごい勢いで動き始めた気がします。
<情報ソース>
心斎橋店のオープニングスタッフ募集
上野店のオープニングスタッフ募集
<過去の関連日記>
(07月11日)韓国の飲食チェーン日本進出リスト(随時更新)。
●「東京純豆腐麻布台店」がオープン予定
今年4月に表参道で1号店をオープンさせたスンドゥブチゲ専門店。
以来、7月に新宿三丁目、8月に渋谷と支店を続々出しています。
9月25日の予定で4店舗目となる麻布台店がオープンするようです。
<情報ソース>
東京純豆腐物語 新メニュー&麻布店オープン
<過去の関連日記>
(04月13日)表参道「東京純豆腐」で豚スンドゥブ。
(08月24日)表参道「東京純豆腐青山店」で牛スンドゥブ。
韓国料理に関する最新情報を随時提供していきます。
主にネットから採集した情報なのでウラは取っていません。
活用される場合は、ご自分で再度確認してください。
●「ノルブはんありカルビ」支店続々
今年6月に札幌に1号店がオープンした「ノルブはんありカルビ」。
ポッサム、プデチゲなど幅広い商品で展開するノルブグループの日本1号店です。
その直後に東京の業平橋に2号店がオープンしたのにも驚きましたが、
次はなんと9月下旬の予定で大阪の心斎橋に次の支店が出来る模様です。
「札幌 → 東京 → 大阪」という店舗展開は迅速な全国展開への布石でしょうか。
しかも、10月には上野店というのもオープンするみたいです。
ノルブグループの店舗展開がすごい勢いで動き始めた気がします。
<情報ソース>
心斎橋店のオープニングスタッフ募集
上野店のオープニングスタッフ募集
<過去の関連日記>
(07月11日)韓国の飲食チェーン日本進出リスト(随時更新)。
●「東京純豆腐麻布台店」がオープン予定
今年4月に表参道で1号店をオープンさせたスンドゥブチゲ専門店。
以来、7月に新宿三丁目、8月に渋谷と支店を続々出しています。
9月25日の予定で4店舗目となる麻布台店がオープンするようです。
<情報ソース>
東京純豆腐物語 新メニュー&麻布店オープン
<過去の関連日記>
(04月13日)表参道「東京純豆腐」で豚スンドゥブ。
(08月24日)表参道「東京純豆腐青山店」で牛スンドゥブ。

店の名前が「韓流」ということでなんとなく敬遠していましたが、
メニューを見ると個性的な料理が多く、物は試しと行って参りました。
職安通りから「韓国広場」脇を歌舞伎町方面に入ってすぐ。
かつては「ソルネウム」→「阿斯達」という店があった場所です。
もともとは現店舗裏側の小さなスペースで営業していた店です。
極めて小規模な店舗で8ヶ月間営業し、表通りに移ったのが先々月。
開店から10ヶ月で軌道に乗せたという感じの印象ですね。
これまでの店舗には、すでに「ミサリ」という店が入っています。
このあたり入れ替わりが激しく、なかなか追いつけません。
外観から大きな店舗を想像していましたが、中へ入るとさほどでもなし。
テーブル席が7、8つ程度なので、30人程度のキャパだと思います。
冒頭の写真は最初に頼んだポッサム(茹で豚の葉野菜包み)。
なかなかのボリュームですし、豚も甘味があってよかったですね。
この1品目を食べた時点で、ここはいいぞという気になりました。
集合時刻に人が集まらず、幹事さんが1人で待っていたのですが、
それでもしっかりとパンチャン5品が出てくるあたりも好印象でした。
韓国的なサービスがしっかり成されているお店だと思います。

炒め物料理。タコ、イカ、豚肉の中からタコをチョイスしました。
韓国語ではナクチボックム(テナガダコの炒め物)です。
メニューは全体的に豊富で、家庭料理店にあるものは抑えてある感じ。

メインとなる看板料理のひとつが、この鶏カルグクス鍋。
お店の人は「タッカンマリ」と呼んでいましたが微妙に違います。
メニューに掲載されている「鶏カルグクス鍋」が正しいでしょうね。
タッカンマリを適当にアレンジした料理だと思います。
ぶつ切りにした鶏肉を水炊きにし、ウドンを加えた鍋料理。
麺もカルグクスではなく、韓国製の生ウドンを使用していました。
スープには味がついており、鶏肉だけを粗塩で食べます。
タッカンマリとして食べようとすると「違う!」となるでしょうが、
こういう料理とわかって食べれば、充分に美味しいです。
なお、そのほかのメインにはオギョプサル(皮付き豚バラ肉の焼肉)、
キムチカルビチム(キムチと牛カルビの鍋)といった料理があるようです。

鶏カルグクス鍋を食べた後は、ごはんを加えてお粥を作ってくれます。
スープをたっぷり足してくれるので、本当にどろどろしたお粥状態。
韓国の鍋料理では定番の、少量のスープで炒める作り方ではありません。
食べ応えのある、たっぷりとしたシメの1品になりました。
店自体がさほど広くないので居心地はなかなかいい感じです。
お店の人の感じもよく、まかない料理などサービスして頂きました。
10人を超える大人数だとキャパシティ的に向きませんが、
3、4人程度でコツコツ通うにはよいお店だと思います。
新大久保界隈で減ってきた、24時間営業というのも嬉しいですね。
2次会、3次会などでダラダラするのもよいかもしれません。
店名:韓流
住所:東京都新宿区歌舞伎町2-20-11玉野ビル1階
電話:03-3207-0983
営業:24時間
定休:第2、4日曜日

韓国でラーメンと言えば、インスタントが当たり前。
街中の飲食店でもインスタントを調理したものが出てきます。
日本式のラーメンは生ラーメンと呼んで区別され、
珍しい外国の料理として細々と存在するにすぎません。
という話は韓国料理を語る身として何度も書いてきたのですが、
まさか、日本でその反対の話を書くことになるとは思いませんでした。
新井薬師駅前にある「インスタントラーメンさくら」は、
200種類以上の商品を揃えるインスタントラーメンの専門店。
日本でインスタントラーメンを調理、販売しているという変り種です。
韓国のラーメンもあるということで足を運んできました。
冒頭の写真は韓国の「キムチラーメン」という商品。
韓国に住んでいた頃もよく食べた定番ラーメンのひとつです。
でも、こういうスタイルで食べたことはないですね。
チャーシュー、メンマ、ホウレンソウが乗り、卵をトッピング。
最初の3種は最初からついてくる具で、卵は追加オーダーです。
ラーメンが280円で、卵は50円。しめて330円でした。

韓国にいる頃は、こういう絵柄を夢見ていたように思います。
韓国のラーメンに日本式のチャーシューが乗るなんて。
日本においても、韓国においても、まずありえない光景に感動。
唐辛子辛いスープですが、激辛ラーメンなどもありますもんね。
こうした日本式の具が韓国ラーメンとも合わない訳はありません。
専門店だけあって、さすがに麺の茹で具合もいい感じです。
半熟に固まった卵を突き崩しながら麺にからめて食べ、
その合間合間にホウレンソウやメンマなどをつついてみる。
備え付けのコショウやラー油などを加えてみたりも……。
なんていう日本式のスタイルで韓国ラーメンを味わってきました。

店内にはこれでもか、というくらいにインスタントラーメンがずらり。
値段は商品によって少しずつ違いますが、いちばん高くても340円でした。
商品は絶えず入れ替えをしながら、変化をつけているとのこと。
地方限定の商品などもあり、見ているだけでも楽しくなってきます。
食べていくだけでなく、お土産として購入していくこともできるそうです。

ちなみにお店の外観はこんな感じ。安い居酒屋のような感じですが、
それもそのはず、もともとは居酒屋からの転業なのだそうです。
知らないとそのまま通り過ぎてしまうような外観ですよね。
のれんをくぐると、大量のラーメンが目に入って驚くという仕組みです。
ちなみにお酒も置いてあるようで、常連さんらしき人は焼酎を飲んでいました。
カウンターの上には缶詰や魚肉ソーセージなども並んでおります。
軽くいっぱい飲んで、インスタントラーメンでシメというのもいいですね。
場所柄なかなか行かないエリアですが、また行きたくなるお店でした。
店名:インスタントラーメンさくら
住所:東京都中野区上高田3-19-1
電話:03-3388-5201
営業:11:00~21:00
定休:通常は日曜日
http://instantramen-sakura.com/
<過去の関連日記>
(04月25日)新大久保「明洞キンパプ」でキンパプ&ラミョン。
(05月08日)高田馬場「韓国ラーメン」でこにくラーメン。

最近、妙にこんな感じのトップ画像が多いような。
またもチケットで飲むタイプの安い居酒屋に行ってきました。
場所は住吉。お店はネットに情報がほとんど出ていませんね。
住吉駅A1出口を出て左。信号のある交差点を左で徒歩5分弱。
名前がいいですね。「昭和酒場黄金バット」というお店です。
この店はドリンクも料理もすべて300円均一料金。
ビールを飲んでも、焼酎を飲んでも、日本酒を飲んでも300円です。
料理も300円なので、このドリンクチケットが料理にも流用されます。
最初はそのシステムがわからずオロオロしてしまいましたが、
わかってしまえば、この上なくわかりやすいシステムです。
何か頼むたびにチケットを1枚渡せばいいだけですからね。
チケットは入口脇の自動販売機でまとめて購入できます。

自動販売機の横には黒板があり、その日のオススメ料理が書いてあります。
ボリュームたっぷりだったニンニクの芽と豚肉の炒め物。これが300円。

マグロ、アジ、サンマなどの刺身がありました。
こちらはクジラの刺身。これももちろん300円。

お店の方に、みんなで食べられるものをと尋ねたら、
「たまごたまねぎ」という答えが返ってきました。
思わずひらがなで発音したくなる語感の面白さに迷わず注文。
「たまねぎ」のかき揚げに生「たまご」が乗せられていました。
こういうユニークなおつまみがあるのはいいですね。
「たまご」を突き崩し、からめて食べます。300円。

シメに頼んだ焼きそば。いい感じの山盛りで300円。
こんなふうにすべて300円というのだから本当に嬉しい限り。
しかも逐一チケットで払っているため、最後に会計の必要がありません。
みんながそれぞれチケットを買い、自分の酒は自分で注文。
料理の支払いはなんとなく手元にチケットのある人が払いました。
お金を出すよりもスマートな感じなのがいいですね。
店内は昭和酒場を名乗るだけあって、古いポスターなどがいっぱい。
テレビでは昭和の番組を流し、店内も懐かしい作りで統一しています。
ホッピーなんかを飲みながらというのがいちばん似合いますね。
普段よりも3割増しくらい和んだ雰囲気になる、いいお店でした。
<過去の関連日記>
(08月17日)市ヶ谷「市ヶ谷チャンナムヤ」ご夫婦と新小岩ツアー。
(08月31日)巣鴨で思い出の立ち飲み店を発見。