
さて、「てじまぅる新宿店」でのマッコルリ飲み比べ後編です。
前編を読んでいない方は、コチラの前編を先にお読みください。
冒頭の写真は豚肉、ニラ、キャベツなどを具にした特製野菜炒め。
粗挽きの唐辛子が大量にかかっていますが、さほど辛くはありません。
ちょっとホイコーローみたいな醤油ベースのごはんが欲しくなる味。
まだメニューにはない試作品だそうですが、実に美味でした。
こんなものを食べながら、さらにマッコルリを飲み進めます。

7杯目:甘酒マッコリ
とろっとして飲みやすいマッコルリでした。
このあたりではだいぶ酔っ払ってきているので、メモがいい加減です。
「薬っぽい美味しさ」などと書いてありますが真意が不明。
風邪薬のシロップのような味をイメージしたのでしょうか。
ちなみに在浩さんは、
「酔ってくるとこれを一気したくなるんですよ!」
と語っておられました。ぐび飲み向けのマッコルリのようです。
飲みやすく、口当たりのよい感じが魅力なのでしょうね。
……と、ここまで来て、恐れていた事件が発生。
メモがあって、写真のないマッコルリがありますね……。
どんなに酔っても写真だけは残そうと努力していたのですが、
このあたりは、大量の種類を同時に飲んでいたので、
どうやら混乱の波に巻き込まれてしまった模様です。
というわけで証拠写真はないですが8杯目。
8杯目:アジュモニマッコリ
直訳すると、おばちゃんのマッコリという意味です。
発泡感が強いので、飲んでいると喉でプチプチと弾けます。
甘味が少なく、旨味の濃いマッコルリでした。
レトロな雰囲気と、手作り感のある味わいが魅力です。

9杯目:安城マッコリ
京畿道安城市で作られているマッコルリです。
この日、飲んだ中では、これが個人的なベスト1でした。
突出した何かはありませんが、逆にそれが魅力になっています。
甘味、まろやかさ、口当たりなどが見事に調和しております。
平均的な味わいですが、そのレベルが高く平凡ではない。
スタートの1杯、あるいは飲み続けるのにベストな味だと思います。
あれこれいろんな話で盛り上がりながら飲んでいましたが、
このマッコルリを飲んだときだけ、一瞬固まりました。

10杯目:春玉の白
福島県の末廣酒造が作っている国産のマッコルリです。
国産のマッコルリとしては草分け的な存在だと聞いています。
確かこれを初めて飲んだのは2003年頃だったでしょうか。
高円寺にある写真バー「白&黒」で飲ませてもらいました。
マッコルリマニアの韓国人マスターが経営するお店です。
初めて飲んだときは、その甘味のなさに驚きましたが、
最近はこういう味もアリだと思えるようになりました。
甘味がなく、発泡感が強く、辛口の日本酒に近いような味わい。
系統としては「虎マッコリ」などに近いマッコルリです。

11杯目:亜里蘭(アリランの詩)
米100%を売りに、高級志向で作られたマッコルリです。
もともとマッコルリは庶民の酒ですから、安い麦なども混ぜました。
米だけというのは贅沢だったのですが、最近では珍しくないですね。
前編で紹介した「富者」なども米100%を売りにしています。
とろっと柔らかな口当たりをしているマッコルリというのが感想。
標準的で飲みやすい味わいですが、やや個性には欠けた気がします。

12杯目:ぶどうマッコリ(富者セセクシ)
前編で紹介した「富者10度」と同じメーカーが作っています。
米を原料としたマッコルリですが、ブドウ汁が入っているのが特徴。
透明なグラスに注ぐと、きれいなピンク色をしているのがわかります。
正式な名前は「富者セセクシ」と言いますが、
「セセクシ」というのは、韓国語で「新妻」のこと。
アルコール度数は、ちょっと控えめに9度となっています。
ほんのりとした甘さと、口当たりのよさが魅力です。
新妻の方、新妻が欲しい方、新妻になりたい方にお勧めです。

13杯目:二東黒豆マッコリ
先日の記事でも書きましたが、二東マッコルリの黒豆味が出ました。
ここ最近の黒豆ブーム(あるいは黒豆マッコルリ人気)に乗った形です。
二東マッコルリは日本でもっともよく飲まれているマッコルリのひとつ。
今後、群雄割拠時代に入っていくであろうマッコルリ業界において、
王者の貫禄を見せ付けるべく、発表した新商品だと思われます。
味は普通の二東マッコルリをベースにしつつ、黒豆の甘さを足した感じ。
しばらく前まで出回っていた黒豆マッコルリより甘さは少ない気がします。
ただ甘さ一辺倒でないぶん、バランスのよさはあるかもしれませんね。
普通の二東マッコルリと黒豆マッコルリの中間を行く味という印象です。

というあたりでこの日は打ち止め。
最後はマッコルリの器が、テーブルに散乱しておりました。
一口飲んでメモして、写真を撮って、味についてあれこれ言い、
そのうち別の話で盛り上がって、ついつい飲み比べを忘れる……。
なんていう非常に楽しい夜となりました。
ちなみにこの後、「てじまぅる」のみなさんと2軒目、3軒目に行き、
さらに飲んだはずなのですが、記憶がぷっつりと途絶えております。
翌日、カメラを見たら、食べた記憶のない料理がどっさり。
マッコルリは楽しく飲める酒ですが、やはり飲み過ぎは禁物のようです。
店名:てじまぅる新宿店
住所:東京都新宿区西新宿7-10-10西村ビル地下1階
電話:03-5348-5535
営業:17:00~24:00(月~土)、17:00~23:00(日・祝)
定休:なし
http://www.tejimaul.com/
<過去の関連日記>
(05月06日)西新宿「てじまぅる新宿店」で角煮ほか。
(06月20日)西新宿「てじまぅる新宿店」で三元豚尽くし。
(07月17日)西新宿「てじまぅる新宿店」で桃園豚尽くし。
(08月07日)歌舞伎町「Teji Tokyo」でテジ頂上会談。
(10月28日)西新宿「てじまぅる新宿店」でマッコルリ三昧。
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西新宿にあるマッコリバー「てじまぅる新宿店」にて、
経営者の金在浩(きむじぇほ)さんと、マッコルリの飲み比べをしました。
この店には常時、25種類以上のマッコルリが用意されており、
それぞれ個性的な味わいのマッコルリを味わうことができます。
僕もこれまでずいぶん飲んだのですが、まだまだ飲み残しがあります。
そんな飲み残しを減らしつつ、また味の違いも見極めようという企画です。
迷惑になってはいけないので、営業時間の終わり頃を目指し、
在浩さんや店の方々と一緒に、閉店後の店で楽しく飲みました。
以下は、それぞれのマッコルリがどういう味わいなのか、
可能な限りメモをとりつつ残した、真剣な記録と感想です。
ただし、利き酒のように酔わないように味を見たわけではなく、
むしろ積極的に酔いながら飲んでいたので、味への責任は微妙です。
また、マッコルリは発酵しているので状態によっても味が変わります。
あくまでも参考程度にしつつ、読んで頂ければ幸いです。

ちなみに冒頭の写真は名物おつまみのひとつチャンジャポテサラ。
そしてこの写真はクリームチーズとチャンジャの韓国風カナッペ。
こんな感じの料理を食べながら、マッコルリをぐいぐい飲みました。
なお、カナッペは韓国海苔でチーズなどを包んで食べるのですが、
チーズとチャンジャの組み合わせが意外にもかなりいけます。
同じ発酵食品同士。リンゴのサクサク感も加わって実に美味でした。
これまではチャンジャポテサラをお気に入りとして食べていましたが、
今後はこちらのほうをひいきしてしまうかもしれません。

1杯目:釜山山城マッコリ
厳密にはホワイトアイ(マッコルリのビール割り)が最初でしたが、
写真を撮り忘れたのと、純粋なマッコルリではないことから割愛。
この釜山山城マッコリを、飲み比べのスタートと致します。
名前の通り釜山で作られているマッコルリですが、
材料に特別な香草が加えられており、味に微妙な苦味があります。
高麗人参やツルニンジンにも似た、土臭い大地の味わい。
苦手な人は苦手でしょうが、ハマる人はハマる味だと思います。
釜山のマッコルリは伝統的な小麦麹を使用するのが特徴で、
朝鮮時代から続く長い歴史があり、民俗酒指定も受けています。
名前の山城は釜山の後方にそびえる金井山(クムジョンサン)のこと。
この地域は黒ヤギ料理でも有名で、黒ヤギのプルコギなどを食べつつ、
マッコルリをグビグビ飲むのが最高の楽しみ方とされています。
僕もかつてその体験をし、その話を記事に書いたことがあります。
黒ヤギ料理とマッコルリの現地体験はコチラをどうぞ。

2杯目:梨マッコリ
オープン当初、在浩さんが一生懸命探していたマッコルリです。
梨のマッコルリがあるらしいけど、詳しい情報がわからない。
そんな努力の果てに見つけ出され、店のラインナップに加わりました。
当時は僕も微力ながら、扱っている店の情報などを提供させて頂きました。
「てじまぅる新宿店」以外ではコチラの店などにあります。
梨と聞くと瑞々しい甘さを想像しますが、梨っぽさはありません。
むしろ甘味よりもほのかな酸味を感じるマッコルリだと思います。
べたっとしないので飲みやすく、乳酸菌飲料風の印象もありました。

3杯目:虎マッコリ
有名焼肉店「虎の穴」を経営する会社が製造する国産マッコルリ。
加熱殺菌をせず生の状態というのがこのマッコルリの特徴です。
普通のマッコルリに比べ、甘味がほとんどなくハードな味わい。
マッコルリの甘さが苦手な人には向くと思います。
なお焼肉チェーン「トラジ」で出しているトラジマッコリは、
この虎マッコリの製造法をもとに、アレンジを加えて作ったそうです。

4杯目:農酒
マッコルリは庶民の酒であり、かつては農作業の合間に飲まれました。
昼食に軽くマッコルリを飲んで一眠り。午後の力を蓄えるための酒です。
そんな農作業のときに飲む酒という意味で、マッコルリの別名は農酒。
韓国語では「ノンジュ」と読み、これが商品名となっています。
硬質で透明感のある甘さが、このマッコルリの特徴だと感じました。
たいていのマッコルリは柔らかく、包むような甘さを持っていますが、
ガラスのような硬い甘さの中に、わずかに土の味が残っています。
マッコルリの味としてはかなり珍しい部類に入るのではないでしょうか。

5杯目:富者10度
あえて10度と書いてあるように、10度以外の富者もあります。
10度でもアルコール度数は高いですが、13度、16度という商品も。
普通のマッコルリは5~8度程度なので、かなりのハイアルコールです。
カラメルや黒糖系の甘さがあるので、ずいぶんと飲みやすいですが、
油断して飲んでいると、あっという間に酔っ払うはずです。
ちなみに製造元は「恵貞麹都家(ペヘジョンヌルクドガ)」。
百歳酒の製造メーカーとして知られる麹醇堂の創業者、
商冕(ペサンミョン)さんの実娘、恵貞さんが社長です。
この家は酒造一家で、しかも3兄妹がすべて別の会社を経営。
長男が麹醇堂を継ぎ、次男が山査春で有名な商冕酒家を経営。
長女がこの「恵貞麹都家」ですから、すごい話です。
仲がいいのか悪いのか。創業者の商冕さんからは、
兄妹全員に門外不出の特製麹が伝えられているとのことです。

6杯目?:とらじの唄
このあたりから徐々に酔っ払い始めている模様です。
写真は撮りましたが、どうしたことかメモが存在しません。
ちゃんと飲んだのか、写真だけ撮ったのかが微妙です。
ただ、このマッコルリは以前にも飲んだことがあり、
愛知県の中埜酒造が作る国産マッコルリということは覚えています。
「控えめの甘さと強めの発泡感が特徴」と以前の記事で書きました。
それをもって感想とさせてください。
というあたりで前半戦が終了。
このあと、さらにたくさんのマッコルリを飲み干します。
韓食日記始まって以来の、「後編に続く」をご期待ください。
店名:てじまぅる新宿店
住所:東京都新宿区西新宿7-10-10西村ビル地下1階
電話:03-5348-5535
営業:17:00~24:00(月~土)、17:00~23:00(日・祝)
定休:なし
http://www.tejimaul.com/
<過去の関連日記>
(05月06日)西新宿「てじまぅる新宿店」で角煮ほか。
(06月20日)西新宿「てじまぅる新宿店」で三元豚尽くし。
(07月17日)西新宿「てじまぅる新宿店」で桃園豚尽くし。
(08月07日)歌舞伎町「Teji Tokyo」でテジ頂上会談。
(10月28日)西新宿「てじまぅる新宿店」でマッコルリ三昧。
多忙と体調不良が重なり更新が滞っております。
できるだけ早く、復旧できるように頑張りますので、
申し訳ありませんが、もう少々お待ちください。
できるだけ早く、復旧できるように頑張りますので、
申し訳ありませんが、もう少々お待ちください。

韓国から来ている友人が住む留学生寄宿舎へ遊びに行きました。
彼がどんな生活をしているかのぞきに行くとともに、
手作りのキムチチゲを振舞ってもらう、というのが目的です。
夕食時をめがけて、電車を乗り継いで行ってきました。
行ってみると、さすがに留学生寄宿舎だけあって多くの学生がいます。
東洋圏の学生と、西洋圏の学生が流暢な日本語で会話をしており、
「なるほど。ここの共通語は日本語か!」
などとごくごく当たり前のことに驚いたり。
もちろん理系の学生などは、英語が共通語だったりもするようですが、
基本的にどの学生も日本にいるのだから日本語が話せます。
そういえば僕も韓国にいた頃は、いろんな国の人と会話をしましたね。
クラスメートが中国人だったり、アメリカ人だったり、ロシア人だったり。
共通語が韓国語であり、同じような文法と単語しか学んでいないので、
韓国人と話すより上手にコミュニケーションがとれたりもします。
下手をしたら、日本人同士なのに韓国語で話していたりとかも。
外国人ばかりが生活している空間というのは、
とかく言葉の観念がむちゃくちゃになっていくものです。
それが語学習得への早道だったりもしますけどね。

友人の作ってくれたキムチチゲはやはり本格的。
発酵の進んだ酸っぱいキムチを使い、具には豚バラ肉がゴロゴロ。
しかもブロックを大きく切った贅沢な豚バラ肉です。
ザク切りにしたキムチと、シイタケなどもたっぷり入っています。

ミョルチチョリム(ジャコの煮物)と、韓国海苔が用意され、

キムチチゲとは切っても切れない関係にあるケランマリ(卵焼き)も。
友人はちょっと失敗した、などと謙遜しておりましたがなかなかどうして。
男の手料理としては、充分な出来栄えだったように思います。
特にキムチチゲは絶妙の酸味で、たまらなくうまかったですねえ。
3合炊きの炊飯器で、限界ギリギリの3合以上を炊いたというごはんが、
男3人だったとはいえ、それこそあっという間になくなりました。
ごはんが進んで仕方がない、というのがチゲへの最高の賞賛です。

留学生寄宿舎のキッチン兼ダイニングで料理を頂いたのですが、
多くの留学生が住むだけあって、炊飯器がずらりと並んでいました。
各階にキッチンがあるようなので、これでもごくごく一部です。
おそらく東南アジア圏の学生がごはんを作っていたのか、
タイ料理店かインド料理店に入ったような、香りも漂っていました。
さまざまな国の学生が、同時にごはんを作っている姿は壮観ですね。
僕も留学時代はキッチンのある寄宿舎に住んでいたので、
その頃の懐かしい記憶が、ぶわっとよみがえってきました。
オフ会でさんざんはしゃいだせいもあるのか、
妙にダラダラと鬱陶しい風邪を引いてしまいました。
熱などはありませんが、鼻が詰まり、セキが止まりません。
市販の薬は飲んでおりますが、あまり効果はないようです。
じわじわと治っていくのを待つしかないのでしょうか。
せっかく風邪を引いたので、これを何かのネタにできないかと、
風邪に効きそうな韓国料理を思い浮かべたりしております。
ビタミンCの豊富な柚子茶なんかはいいでしょうね。
あとはキムチの入った雑炊なんかを作って身体を温めるとか。
韓国粥なんかもいいでしょうし、参鶏湯もよさそうです。
「新大久保風邪克服ツアー!」
などと銘打って、ハシゴするというのも面白いかもしれません。
1軒目「ボンジュク大久保店」で参鶏粥
2軒目「金薬局」でバッカス(栄養ドリンク)or風邪薬購入
3軒目「ルネッサンス」で柚子茶
4軒目「韓国広場」で果物購入
なんて流れで回ったらそれなりに盛り上がるのではないかと。
12月1日配信のメルマガを、そのネタにしようかと思ったのですが、
それを実行しにいく元気がなく、結局断念致しました。
つい先ほど配信した第138号は焼酎がテーマです。
いつぞや「韓国トップスター」という雑誌の取材で、
新大久保の医食同源ツアーというのはやってみたんですけどね。
韓国料理はずいぶんと健康への欲求が強い料理なので、
そのときの取材はなかなか盛り上がったのを覚えています。
ちょうど季節の変わり目で体調を崩しやすい時期。
みなさんも風邪には重々お気をつけください。
妙にダラダラと鬱陶しい風邪を引いてしまいました。
熱などはありませんが、鼻が詰まり、セキが止まりません。
市販の薬は飲んでおりますが、あまり効果はないようです。
じわじわと治っていくのを待つしかないのでしょうか。
せっかく風邪を引いたので、これを何かのネタにできないかと、
風邪に効きそうな韓国料理を思い浮かべたりしております。
ビタミンCの豊富な柚子茶なんかはいいでしょうね。
あとはキムチの入った雑炊なんかを作って身体を温めるとか。
韓国粥なんかもいいでしょうし、参鶏湯もよさそうです。
「新大久保風邪克服ツアー!」
などと銘打って、ハシゴするというのも面白いかもしれません。
1軒目「ボンジュク大久保店」で参鶏粥
2軒目「金薬局」でバッカス(栄養ドリンク)or風邪薬購入
3軒目「ルネッサンス」で柚子茶
4軒目「韓国広場」で果物購入
なんて流れで回ったらそれなりに盛り上がるのではないかと。
12月1日配信のメルマガを、そのネタにしようかと思ったのですが、
それを実行しにいく元気がなく、結局断念致しました。
つい先ほど配信した第138号は焼酎がテーマです。
いつぞや「韓国トップスター」という雑誌の取材で、
新大久保の医食同源ツアーというのはやってみたんですけどね。
韓国料理はずいぶんと健康への欲求が強い料理なので、
そのときの取材はなかなか盛り上がったのを覚えています。
ちょうど季節の変わり目で体調を崩しやすい時期。
みなさんも風邪には重々お気をつけください。

前回の記事で書いたオフ会は、「クンバリ2号店」での1次会から、
「恵美寿」での2次会、カラオケと続き、明け方5時頃になって終了。
そこで解散かと思いきや、さらに4次会があるのですからみな元気です。
この時間になっても開いている店は新大久保でもそう多くありません。
大久保通り沿いでは2次会で行った「恵美寿」が駅からも近く便利ですが、
すでに行っているので「オムニ食堂新大久保店」のほうを目指しました。
歌舞伎町に本店があるほか、大久保通りを明治通り方面にもっと行くと、
民芸調に内観を仕立てた「オムニ食堂大久保店」というのもあります。
赤坂にも支店を持っている、界隈では非常に有名な家庭料理店です。
早朝の時間帯にもかかわらず、店内は韓国人を中心にほぼ満席。
人数が10人弱と多かったこともあり、危なく入れないところでした。
そんなに広くない店内ですが、早朝でこの賑わいはすごいですよね。
新大久保で朝まで飲む人にとっては、大事な店のひとつです。

2テーブルに分かれて座り、ひとつのテーブルでは1人1メニュー。
僕の座ったテーブルではキムチチゲをシェアすることにしました。
冒頭の写真が2人前のキムチチゲでこれをつつきながら食べます。
酔いが回った状態で食べるチゲはやっぱり美味しいですよね。
さらにビールを飲んで酔いを加速させていたような気も……。

パンチャンは全部で4皿が出てきました。
オデンの練り物を炒めたものや、モヤシのナムルなどなど。
1次会の席でもらった韓国海苔なども手元にあったので、
それも一緒に食べたような、おぼろげな記憶があります。
ともかくも長い長いオフ会がこれにて終了。
12時間くらい、飲みっぱなしという危険なオフ会でした。
翌朝9時に起きて、奥多摩まで行く用事があったのですが、
当然のごとく起きられず、友人からの電話をとったら昼の12時。
平謝りでその日の予定はキャンセルさせて頂きました。
しかもこの日のダメージで、風邪まで引いてしまった感じ。
この記事を書いている今も体調がいまひとつすぐれません……。
店名:オムニ食堂新大久保店
住所:東京都新宿区大久保1-15-17サンハイム大久保101
電話:03-3208-6627
営業:24時間
定休:なし

韓国関係の大きなオフ会があったので参加してきました。
総勢40人近くが集まるという、かなりの規模のオフ会です。
会場となったのは今月14日にオープンしたばかりの、
軍隊料理専門店「クンバリ」の2号店です。
本店は新大久保のド真ん中にありますが、2号店は小滝橋通り沿い。
かつて「炭火館」という焼肉店があったところの跡地です。
いつも人気があってなかなか入れない店だっただけに、
より広い店内の2号店がオープンしたのは嬉しい限りですね。
残念なのは、ちょっと主要エリアから外れることでしょうか。
ふらっと入る場所ではなく、めがけて行く必要があります。
あるいは場所柄「土地」とのハシゴにはいいかもしれませんね。
冒頭の写真は「クンバリ」名物、突き出し代わりに出てくる乾パン。
この日は皿に盛られていましたが、本店では飯盒の中ぶたが使われます。
飯盒ラーメン、飯盒ビビンバなんてのもこの店の名物のひとつ。

大人数での宴会なので、料理は決まったものが自動的に出てきます。
コリアンタイムの習慣から15分ほど遅刻して行ったのですが、
ナムル盛り合わせ、キムチ盛り合わせ、チヂミなどが並んでいました。

人が揃って本格的に飲み始めるとともに、料理がどんどん出てきます。
この写真は最初のほうに出てきたトッポッキ(モチ炒め)ですね。
酔う前に最低限の写真だけは確保しようと頑張っていたのを覚えています。

こちらはナクチボックム(タコ炒め)……だったかな。
この前に来たチャプチェ(春雨炒め)までは覚えておりますが、
このあたりから席を移動し、本格的に飲み始めたので、
料理に対する集中力がかなり落ちているようです。

メインの料理は同じく「クンバリ」名物のプデチゲ(部隊鍋)。
ソーセージやランチョンミート、インスタントラーメンなど、
洋風の食材を韓国式にアレンジして調理した鍋料理です。
クンバリでは2種類のソーセージと、ランチョンミート、
そしてベーコンという4種類の加工肉を使用しているのが自慢。
野菜もたっぷり入った具だくさんの鍋料理です。
これらの料理が出て、ドリンクもしっかり飲み放題。
ビール、焼酎だけでなく、百歳酒も飲み放題なのはいいですね。
それで1人当たり4500円の値段ならお得だと思います。
しっかり飲んで、しっかり酔っ払って、この後は2次会に。
ただ、このあたりからかなり記憶が怪しいんですよね。
小滝橋通りから大久保通りへと歩いて「恵美寿」に行ったのですが、
そこで何を食べたかは、まるで記憶に残っておりません。
普段なら記憶はなくとも、デジカメに記録があるんですけどね。
この日は飲むほうを優先させたためか、1枚も撮っておりません。
これではフードコラムニスト失格ですね。やれやれです……。
しかも迷惑な酔い方をしていたようで、2次会で腹を出したり、
その腹にマジックで落書きされて喜んだりしていたようです。
3次会のカラオケでは、みんなのためにキンパプを買いに走ったりと、
それなりに働いた一方で、見事に醜態もさらしたオフ会となりました。
ちなみにキンパプを買ったのは職安通りの「明洞キンパプ」。
ちょうど小腹が空く時間帯だったためか、なかなかに好評でした。
店名:クンバリ2号店
住所:東京都新宿区百人町1-22-1NSKビル2階
電話:03-3368-3229
営業:調査中
定休:なし
http://www.gunbarikorea.com/

11月30日発売日が近づいてきた『魅力探求!韓国料理』の、
見本が出来てきたということで、小学館まで足を運んできました。
執筆、校正などでさんざん見てきた原稿ですが、
実際に本として出来上がると、また違った雰囲気があるんですよね。
こういう本になったかぁ、と感慨に浸ってしまいました。
担当の方の話によれば、小学館内での反応も上々の様子。
どうも異例ともいえるくらいの量を初版から刷ってしまった模様です。
「これは本気で宣伝しないと!」
という事実が判明したので、その戦略会議も兼ねつつ、
小学館地下にある「ノルブネ」で担当さんと飲むことにしました。
「ノルブネ」はお台場などにも店がある有名チェーンのひとつ。
この小学館ビルの店が本店で、なぜか「小学館本店」と呼ばれています。
忙しい時期などは、社員食堂化していることもあるのだとか。
とりあえず座ってビールを頼むと、まず出てきたのが冒頭の写真。
お店の方は黒ゴマスープと言っていましたが、確認したらお粥でした。
すった黒ゴマをたっぷりと入れた、フギムジャジュク(黒ゴマ粥)。
食事の最初にお粥を出して食欲増進をはかるのは韓国料理の基本ですが、
こういう家庭料理の店で、出てくるのは初めての経験です。
ほんの少しの量ですが、なかなかに美味しかったですね。
こういう気配りは大事にして欲しいと思います。

引き続いてナムルの盛り合わせや、ネギサラダなどを注文しつつ、
メインの料理はタッカルビ(鶏モモ肉と野菜の鉄板焼き)を注文……。

ん、タッカルビ!?
韓国でタッカルビと言えば、円形の鉄板で炒めながら食べる料理。
ぶつ切りにした鶏モモ肉に加え、キャベツなどの野菜が加わります。
しかるに、この日出てきたのは明らかに煮汁のある鍋料理。
うん、日本の韓国家庭料理店ではこれがあるんですよね……。
ある意味、タッカルビの原型とも言うべきスタイルなのですが、
現在韓国で食べられているタッカルビとは明らかに違ったものです。
新大久保などでもこの鍋タッカルビは比較的多いのですが、
それだったらメニューの写真も、この鍋スタイルにして欲しかったですね。
ここしばらく、日本で本格的なタッカルビに出会っておりません。
ブームの去った料理ではありますが、たまに食べたくなります。

もうひとつのメインとして注文した牛テールチムです。
牛カルビを醤油と砂糖で甘く煮たカルビチムという料理がありますが、
それの牛テールバージョンといったところでしょうか。
こちらはじっくり煮込まれており、なかなか好評でした。

そしてもうひとつ鶏料理で意外なものがありましたね。
チューリップ状にした鶏の手羽先ですが、メニュー名はペクスクです。
ペクスクとは漢字で「白熟」と書き、肉や魚を水煮にしる調理法。
鶏の場合は、丸ごと1羽なんて感じにド迫力で出てきますが、
カットした後の鶏肉で作っても、特に間違いではありません。
不思議なのは、ほの甘い醤油味がついているあたりでしょうか。
タレにつけてしまったら、その時点でそれはペクスクではないような。
味は悪くありませんが、鶏料理関連に疑問が残りました。

シメにはトッマンドゥクク(モチと餃子のスープ)と、
スンドゥブチゲ(柔らかい豆腐のチゲ)の2つを注文しました。
そこにごはんも頼んでいますから、ずいぶん食べましたね。
バラエティに富んだ料理を堪能したという感じです。
店を出る際には、上の出版社で作った韓国料理本だということで、
店員さんに頼み込んで、店頭に宣伝用のチラシを置かせて頂きました。
発売になったら、チラシと見本刊を持って新大久保も回る予定。
12月はあちこち営業に走ろうと思います。
店名:ノルブネ神保町小学館本店
住所:東京都千代田区一ツ橋2-3-1小学館ビル地下1階
電話:03-3556-8841
営業:11:00~14:30、17:00~23:00
定休:日曜日、祝日
http://www.norubune.com/

先日の記事にも書きましたが、師匠に同行して韓国に行きます。
僕の日程はまだ確定しておりませんが、12月下旬頃になる予定。
同じく師匠の日程に合わせて訪韓するメンバーが集いました。
場所はいつもの師匠宅。相変わらずたくさんの料理が並んでいます。
この日はお昼をちょっと過ぎた2時集合でスタートしたので、
昼食というよりは、各種軽食といった感じで用意されておりました。
といっても師匠自慢のキムチ焼きそば、お好み焼きから始まり、
冒頭の写真のおしるこに、師匠の妹さん手作りのケーキに至るまで。
到底、軽くとは言えないような料理が食卓にずらり並んでいます。
そういえば、おしるこは今シーズン初めてですかね。
しっかり焼きモチまで入れて、食べてしまいました。

打ち合わせを含んだ雑談を快調にこなし、気付けば夕食の時間です。
それまでに目一杯食べているので空腹というほどではありませんが、
師匠の手料理とあれば、食べないで帰るわけにはまいりません。
師匠宅名物の野菜をふんだんに使用した料理のラインナップは、
まず上の写真の、カリフラワーとマカロニのサラダ。

大根とカイワレのサラダ、ゴマドレッシング&ゴマ油少量。
ゴマドレッシングにゴマ油を足す、というのが師匠のこだわりのようです。

そして水菜のおひたし、といった感じに野菜料理が豊富です。
あとは子持ちシメサバなども食卓に並んでおりましたね。

この日のメインは、朝からじっくり煮込んだというサケの粕汁。
脂の乗ったサケが口の中でとろけ、なんとも美味でした。
韓国旅行に向けて、あれをしよう、あれを食べようと盛り上がった1日。
食べようという話以上に、たくさんの料理を食べた気がします。
そんな師匠との道中を楽しみにしつつ、目先の仕事を頑張りたいと思います。
仕事が終わらないと韓国に行けませんが、
場合によっては持っていくことになるかも……。
<過去の関連日記>
(03月11日)師匠宅でタラのチゲとジャガイモごはん。
(03月22日)師匠宅にてチャジャンミョンほか。
(06月21日)師匠宅で手作りポトフほか豪華夕食。
(07月09日)師匠宅にて大阪風粉モノ三昧。
(07月26日)師匠宅にて夏の韓国ごはん。
(08月21日)師匠宅にてハモ皮とキュウリの酢の物。
(11月05日)師匠宅にて昼食&夕食&PC復旧作業。
(11月10日)師匠宅にてパスタ&グラタン&サラダ他。

先日も書きましたが、百歳酒を作っている麹醇堂の方から、
新商品のマッコルリ「米夢」や、清酒「別」というお酒を頂きました。
それとともに、そのうち1度会って1杯などという話もあり、
広報担当、マーケティング担当のお2方と飲むことになりました。
この日行った「ソウル」という店は広報担当の方の行きつけ店。
お店の方とも仲がよいため、壁に描かれた民俗画風の絵も、
わざわざ百歳酒を飲んでいる姿になっているのだそうです。
といいつつ、その写真を撮り忘れたのは手痛いミスでしたね。
「ソウル」に行かれることがあったら、ぜひ壁に注目してください。
そんなトリビア話を聞きつつ、まずはドリンクの注文ですが……。
なるほど、やっぱり百歳酒の方は百歳酒を飲むのですね。
夏はビールを飲むこともあるとおっしゃっておりましたが、
「とりあえず百歳酒!」
というのが愛社精神の表れであるようです。
僕のそれにお付き合いして、まずは百歳酒での乾杯。
料理のほうは、行き着けとのことでおまかせ致しましたが、
ここのお店はコースメニューが充実しておりますね。
いちばん高いコースには宮中料理のクジョルパンまでもが、
料理のひとつとして加えられている模様です。

まず出てきたのが冒頭のポッサム、そして海鮮チヂミです。
ポッサムは白菜キムチが1口サイズにまとめられているのが珍しいですね。
茹でた白菜で、茹で豚とキムチを巻いて食べるのが普通ですが、
このスタイルであれば、手を汚さずとも箸だけで味わうことができます。
キムチの中には小さな牡蠣も入っており、なかなかに美味です。

家庭料理としては定番のチャプチェ(春雨炒め)が来て、

スンドゥブチゲ(柔らかい豆腐のチゲ)と料理が続いていきました。
これをシメとするのなら、もう何品か頼んでもいいですね。
ただ、この後の2次会を考えていたのでこの日は打ち止めとしました。

百歳酒のほか、新発売の「米夢」と「別」も味見で飲みました。
まだ一般の店には出回っていないので、サンプル品の持ち込みです。
特にマッコルリの「米夢」は日本だけの限定発売商品。
「飲食店でこれを飲むのは世界初です!」
と語っていた広告担当の方の笑顔が非常に印象的でした。
なんとも貴重な体験をさせて頂いたものです。
なお、この日は百歳酒に関する話をたくさん聞かせて頂きました。
僕はてっきり職安通り近辺でしか売っていないと思っておりましたが、
ミニストップや一部のスーパーではきちんと扱っているとのこと。
自宅で百歳酒が飲みたくなったら、ミニストップを探そうと思います。
店名:ソウル
住所:東京都新宿区百人町2-23-1第28東京ビル地下1階
電話:03-3361-4656
営業:11:00~24:00
住所:火曜日

池袋に出かける用事があったこの日。
ちょっと遅い時間でしたが、池袋で昼食をとることにしました。
池袋で韓国料理……というと、つい先日こんなことが。
たまたま池袋にいたらしき友人から携帯に電話があり、
「池袋の西口にいるんだけど韓国料理のお店ない?」
うーん、池袋で韓国料理ですか……。
3つ隣の新大久保ならいくらでもありますが、
池袋で韓国料理は食べたことがありません。
その友人と電話越しにしばらく悩み、結局思いついたのが、
以前HP掲示板に情報を頂いていた「KOREAN DELI」という店。
西口の丸井裏手あたりにある評判のよい家庭料理店です。
ネットで行き方を調べて、その友人に伝えました。
それを思い出して、この日もその店を目指すことに。
自分で行ったことはありませんが、道を教えたので場所はわかります。
ところが店についてみると、衝撃のランチ営業なし。
あきらめて別の店、その電話のときも候補にあがった、
池袋の老舗「大口(テグ)食堂」へと向かいました。
そこで食べたのが冒頭の写真のユッケジャン。
牛肉の細切りを野菜とともに煮込んだ辛いスープ料理です。
4種類あるランチメニューのひとつとして頼んだのですが、
なかなかのヒットでしたね。久しぶりに美味しいユッケジャンでした。
豆モヤシ、ネギ、ワラビ、芋茎と野菜が豊富なのに加え、
牛肉も赤味の部分が裂かれており、とろとろのスジ肉も入っています。
スープをとった残りを、具として流用しているのでしょう。
具の総量も多いですし、辛さ、濃さもちょうど好みの味でした。
店の名前は「大口(真鱈の意)」ですが、町の大邱にもひっかけてあり、
大邱の料理といえば韓国の中でも味付けが辛く、濃いので有名。
ユッケジャンもそんな大邱の味を思わせる力強い味でした。
難をいえば店員さんの接客が泣けるほど韓国式(そっけない)なこと。
逆にしばらく後に戻ってきたお母さんは、とてもやさしかったです。
ランチの値段は1000円なのに、なぜか1000円札におつりが100円。
「高いからサービス」
という不思議な割引サービスを受けてしまいました。
なお、お店の1階は狭いですが、2階が座敷になっているとのこと。
確認はしませんでしたが、お母さんの口ぶりからすると、
それなりの団体でも入れるとのことでした。
店名:大口食堂(てぐしょくどう)
住所:東京都豊島区池袋2-42-9中川ビル1階
電話:03-3971-3124
営業:11:00~14:00、17:00~翌3:00
定休:第1、3日曜日

家に帰ると宅急便でこんな荷物が来ておりました。
百歳酒の紙袋を、ガムテープで止めて梱包してあります。
中を開けてみると……。

緩衝材で大事にくるまれた酒のびんがゴロゴロ。
ちょっと早いお歳暮……というわけではなく、
麹醇堂の方が新製品を試飲用として送ってくれたのでした。
韓国の薬酒「百歳酒」を作っている会社です。
先日、メルマガを書くために問い合わせをしたところ、
実に丁寧な回答を頂き、またメルマガの内容にも喜んで頂きました。
そんな縁から、貴重な新製品をご提供頂いた次第です。
コリアうめーや!!第135号 韓国定番商品の日本版を徹底チェック!!
http://www.koparis.com/~hatta/koriume/koriume135.htm

左が新商品のマッコルリ。「米夢」と書いて「マイム」と読みます。
韓国では発売されておらず、日本限定商品として展開するそうです。
右は韓国でも発売中の「別(ピョル)」という清酒風の醸造酒。
日本酒とは少し異なり、ラベンダーの香りがつけられております。

せっかくなので、早速味見をしてみました。
甘味が強く、のってりと濃いですが、後味は意外に爽やかです。
マッコルリ特有の酸味や発泡感が少なく、非常に素直な印象。
どこか甘酒にも似た味わいですが、最後に酒らしさもかすめます。
非常に飲みやすいマッコルリというのが感想でしょうか。
聞くところによるとこのマッコルリ、原料はうるち米ですが、
なんと贅沢なことに利川産の米を使用しているのだとか。
利川米といえば、かつては王様にも献上された韓国随一のブランド米。
わざわざ「純米マッコルリ」を掲げているのも頷ける話です。
「なるほど……」
と感心しながら飲んでいたのですが、
甘酒風の濃さ、純米というキーワードから、ふと思いついたことがひとつ。
こういうタイプのマッコルリならもしかして……。

と、かなり邪道な飲み方ですが、燗をつけてみました。
おそらく麹醇堂の開発者さんが見たらえらく怒るでしょうね。
でも好奇心に勝てず、ぬる燗、熱燗と少しずつ温度を変えつつ、
ホットマッコルリを試してみたところ……。
「濃い純米だけに熱燗で飲むとお粥っぽい!」
という不思議な発見がありました。
グラスに口をつける瞬間の、もわっと濃い米風味が、
お粥を食べる感覚に似ているんです。
さすがは米を売りにするマッコルリというところでしょうか。
ひとつ残念なのは隠れていた酸味が増してしまうこと。
口当たりはよいものの、味わいとしてはイマイチという感じでした。
その酸味さえなければ新しい味の発見になったのに。
飲んだ瞬間の「!」という気分が、味わうにつれて「↓」になりました。
やっぱりマッコルリは冷やして飲むのがよいようです。
ちなみにこの商品、流通経路に乗るのはこれからとのこと。
お店で飲めるのはもうしばらくたってからだそうです。
ただ、西新宿のマッコリバー「てじまぅる新宿店」だけは、
マッコルリ専門店だけに、すでに注文を入れている模様です。
おそらく近いうちに入荷するのではないでしょうか。
百歳酒の会社が作ったマッコルリに興味があるかたはぜひ。
くれぐれも熱燗にはせず、冷たいものをお召し上がりください。
約束の時間まで少しあったので、新大久保をぐるぐる巡りました。
目に付いた変化などを、まとめて報告したいと思います。
●「ブタハウス」がオープン
前回の記事で工事中であることを伝えましたが、
おそらく17日頃からですが、営業が始まっているようです。
千葉県産のマーガレットポークを水晶の板で焼く豚焼肉店。
オープン記念ということで半額セールを行っていました。
「マニト」、「モイセ」などがある通りです。
店名:ブタハウス
住所:調査中
電話:調査中
●「紅美」がオープン
かつて「すら」があった場所にオープンしていました。
話を聞いたところ、オーナーさんは以前と同じだそうです。
紅流韓国料理の看板を掲げ、個性的な名前のメニューを出しています。
青二才ラーメン、熟女ラーメンあたりがまず目に付きました。
鍋料理をはじめとした家庭料理が中心のようです。
店名:紅美(ほんみ)
住所:東京都新宿区百人町1-1-8
電話:03-3205-8687
●「トンマッコル」がオープン
かつて「500円韓国屋台」があったところです。
大久保通り、「オムニ食堂新大久保店」の上になります。
マッコルリを中心にした韓国居酒屋だとのこと。
大久保通りは「風琴」、「辛の国」など韓国居酒屋が増えてきました。
店名:トンマッコル
住所:東京都新宿区新宿区大久保1-15-17 2階
電話:03-3232-1588
●「韓国魚市場」がオープン
「東海魚市場別館」が「韓国魚市場」になっていました。
本店のほうは「東海魚市場」のままなので、
おそらく別館だけのオーナーチェンジだと思われます。
店名:韓国魚市場
住所:東京都新宿区大久保1-12-14
電話:03-3200-6880
●「釜山」がオープン
大久保通り沿い「KIM'S CLUB2号店」の跡地です。
ランチなどを含む家庭料理店の模様です。
店名:釜山
住所:調査中
電話:03-5338-9377
●「ハンラ」がリニューアルオープン
大久保通り沿いの家庭料理店がリニューアル工事中です。
スポーツダイニングバーとして11月24日オープン予定とのことです。
店名:ハンラ
住所:東京都新宿区百人町1-17-10STビル地下1階
電話:03-3368-8063
●「民族屋」が店舗を移転してリニューアルオープン
歌舞伎町で営業をしていた「民族屋」が大久保通り沿いに移転です。
「味ちゃん2号店」、「とんちゃん」の隣に店を構えるようです。
11月25日オープン予定との張り紙が出ておりました。
店名:民族屋
住所:東京都新宿区大久保2-32-3
電話:03-3207-4200
●旧「群山飯店」、旧「酒幕家」の跡地が工事中
どちらも工事が始まっている模様です。
何が出来るかはわかりませんが、注目したいと思います。
●韓国系ショッピングモールが続々?
職安通り沿いに「韓流バザール」がオープンしましたが、
同じような形態の店が、区役所通りの出口にも出来そうです。
建築中のマンションの2階部分で出店を募集していました。
名目は「東大門式ショッピングモール」だそうです。
場所はちょうど「大学路」の向かいあたりになります。
同じく「水宝館」、「幸永職安通り店」の並びでも、
大きなショッピングモールらしきビルが建築中です。
来年初頭あたりには、新たな賑わいを見せるのかもしれません。
●閉店店舗まとめ
以上の情報から、下記4店舗は閉店です。
・すら
・500円韓国屋台
・東海魚市場別館
・KIM'S CLUB2号店
目に付いた変化などを、まとめて報告したいと思います。
●「ブタハウス」がオープン
前回の記事で工事中であることを伝えましたが、
おそらく17日頃からですが、営業が始まっているようです。
千葉県産のマーガレットポークを水晶の板で焼く豚焼肉店。
オープン記念ということで半額セールを行っていました。
「マニト」、「モイセ」などがある通りです。
店名:ブタハウス
住所:調査中
電話:調査中
●「紅美」がオープン
かつて「すら」があった場所にオープンしていました。
話を聞いたところ、オーナーさんは以前と同じだそうです。
紅流韓国料理の看板を掲げ、個性的な名前のメニューを出しています。
青二才ラーメン、熟女ラーメンあたりがまず目に付きました。
鍋料理をはじめとした家庭料理が中心のようです。
店名:紅美(ほんみ)
住所:東京都新宿区百人町1-1-8
電話:03-3205-8687
●「トンマッコル」がオープン
かつて「500円韓国屋台」があったところです。
大久保通り、「オムニ食堂新大久保店」の上になります。
マッコルリを中心にした韓国居酒屋だとのこと。
大久保通りは「風琴」、「辛の国」など韓国居酒屋が増えてきました。
店名:トンマッコル
住所:東京都新宿区新宿区大久保1-15-17 2階
電話:03-3232-1588
●「韓国魚市場」がオープン
「東海魚市場別館」が「韓国魚市場」になっていました。
本店のほうは「東海魚市場」のままなので、
おそらく別館だけのオーナーチェンジだと思われます。
店名:韓国魚市場
住所:東京都新宿区大久保1-12-14
電話:03-3200-6880
●「釜山」がオープン
大久保通り沿い「KIM'S CLUB2号店」の跡地です。
ランチなどを含む家庭料理店の模様です。
店名:釜山
住所:調査中
電話:03-5338-9377
●「ハンラ」がリニューアルオープン
大久保通り沿いの家庭料理店がリニューアル工事中です。
スポーツダイニングバーとして11月24日オープン予定とのことです。
店名:ハンラ
住所:東京都新宿区百人町1-17-10STビル地下1階
電話:03-3368-8063
●「民族屋」が店舗を移転してリニューアルオープン
歌舞伎町で営業をしていた「民族屋」が大久保通り沿いに移転です。
「味ちゃん2号店」、「とんちゃん」の隣に店を構えるようです。
11月25日オープン予定との張り紙が出ておりました。
店名:民族屋
住所:東京都新宿区大久保2-32-3
電話:03-3207-4200
●旧「群山飯店」、旧「酒幕家」の跡地が工事中
どちらも工事が始まっている模様です。
何が出来るかはわかりませんが、注目したいと思います。
●韓国系ショッピングモールが続々?
職安通り沿いに「韓流バザール」がオープンしましたが、
同じような形態の店が、区役所通りの出口にも出来そうです。
建築中のマンションの2階部分で出店を募集していました。
名目は「東大門式ショッピングモール」だそうです。
場所はちょうど「大学路」の向かいあたりになります。
同じく「水宝館」、「幸永職安通り店」の並びでも、
大きなショッピングモールらしきビルが建築中です。
来年初頭あたりには、新たな賑わいを見せるのかもしれません。
●閉店店舗まとめ
以上の情報から、下記4店舗は閉店です。
・すら
・500円韓国屋台
・東海魚市場別館
・KIM'S CLUB2号店
18日の土曜日は友人宅でキムチチゲなど食べていたのですが、
うっかりカメラを忘れていったので写真がありません。
どうやらお土産のお酒を持っていくのに気をとられたみたいです。
家を出る段階で遅刻確定(集合時間の2分前)だったのも影響しました。
あせって家を出ると、いろいろな忘れ物がありますよね。
結局、集合場所に到着したのは、1時間15分遅れでした。
ハードな遅刻というよりは、間に合おうという意識がまるでありません。
こういう現象を韓国では「コリアンタイム」と呼びます。
全部で10数名の集まりでしたが、僕より遅い人が半分ほどおりました。
さて、そんなことはともかく、冒頭に書いたタイトルです。
今回考察したいのは「韓国料理におけるフタの存在」について。
先日、ちゃんこ鍋を食べながら思ったのですが、
日本で食べる鍋料理って、たいていフタがついていますよね。
最後に雑炊を作るときは蒸らしますし、煮るときもフタをします。
でも韓国で鍋料理を食べていて、フタを見ることはまずない。
これはいったいどういうことなのだろうと。
別に韓国にフタという概念がないわけではありませんし、
経験上、家庭で作る鍋料理には、フタがあることも少なくありません。
ただ店で食べる鍋料理だけは、たいていフタが省略されています。
確かに韓国の鍋料理は、煮込まれた状態で来ることが多いですし、
また、最後にごはんを入れるときも、雑炊でなく炒めるように作ります。
あえて「必要か?」と聞かれたら、まあなくてもよいような。
そんなあたりから、自然とフタがなくなっていったのでしょうか。
ただ、食べる立場からすると、フタは期待感を高める働きがあります。
料理が運ばれてきて中央に置かれ、店員がおもむろにフタを取る。
刹那、ぶわわわわわーっと湯気が立ち上って、中の具があらわになり、
のぞきこむ一同からは、「おおー!」と歓声があがる、という感じに。
ただ、韓国料理は運ばれてくる段階で、「おおー!」なことが多く、
豪快さは充分なので、小細工は労さずともよいのかもしれません。
僕が知る限り、絶対にフタが必要! という韓国の鍋料理は、
かつてアルバイトをしていた刺身専門店のヘムルタン(海鮮鍋)だけです。
今もまったく同じものが出ているかどうかはわかりませんが、
少なくとも僕が働いていた頃は、フタはなくてはならない存在でした。
なにしろ具のひとつに生きたテナガダコが丸々使われています。
フタなしに調理しようものなら、テナガダコが逃げていってしまう。
蒸らすとか、煮込むとか以前に、バリケードの役割をしていました。
刺身専門店だけに、この料理を見ることは少なかったですが、
運ばれていったときの、「おおー!」はかなりのものがありましたね。
今もあるのかな。今度行ったら聞いてみることにします。
もうひとつ、鍋ではありませんが絶対的にフタが必要な料理。
ソットゥッコンサムギョプサルという名前のメニューがあります。
いわゆるサムギョプサル(豚バラ肉の焼肉)の一種なのですが、
ソットゥッコンというのが、釜のフタを意味します。
釜のフタを鉄板がわりにして食べるサムギョプサルのこと。
絶対的に必要というか、料理名だけにフタでなければなりません。
この2つくらいですかね。頭をひねって思い浮かんだのは。
あとの料理は特になくてもよく、そしてあることのほうが少ない。
韓国料理におけるフタの重要性はこの程度なのかもしれません。
それにしても本来の役割とは外れ、鉄板がわりにされているのはやや不憫。
もっとフタの地位向上が目指されてもよいのではないでしょうか。
「フタよがんばれ! フタに幸あれ!」
ちゃんこ鍋を食べながら、そんなことを思った次第です。
うっかりカメラを忘れていったので写真がありません。
どうやらお土産のお酒を持っていくのに気をとられたみたいです。
家を出る段階で遅刻確定(集合時間の2分前)だったのも影響しました。
あせって家を出ると、いろいろな忘れ物がありますよね。
結局、集合場所に到着したのは、1時間15分遅れでした。
ハードな遅刻というよりは、間に合おうという意識がまるでありません。
こういう現象を韓国では「コリアンタイム」と呼びます。
全部で10数名の集まりでしたが、僕より遅い人が半分ほどおりました。
さて、そんなことはともかく、冒頭に書いたタイトルです。
今回考察したいのは「韓国料理におけるフタの存在」について。
先日、ちゃんこ鍋を食べながら思ったのですが、
日本で食べる鍋料理って、たいていフタがついていますよね。
最後に雑炊を作るときは蒸らしますし、煮るときもフタをします。
でも韓国で鍋料理を食べていて、フタを見ることはまずない。
これはいったいどういうことなのだろうと。
別に韓国にフタという概念がないわけではありませんし、
経験上、家庭で作る鍋料理には、フタがあることも少なくありません。
ただ店で食べる鍋料理だけは、たいていフタが省略されています。
確かに韓国の鍋料理は、煮込まれた状態で来ることが多いですし、
また、最後にごはんを入れるときも、雑炊でなく炒めるように作ります。
あえて「必要か?」と聞かれたら、まあなくてもよいような。
そんなあたりから、自然とフタがなくなっていったのでしょうか。
ただ、食べる立場からすると、フタは期待感を高める働きがあります。
料理が運ばれてきて中央に置かれ、店員がおもむろにフタを取る。
刹那、ぶわわわわわーっと湯気が立ち上って、中の具があらわになり、
のぞきこむ一同からは、「おおー!」と歓声があがる、という感じに。
ただ、韓国料理は運ばれてくる段階で、「おおー!」なことが多く、
豪快さは充分なので、小細工は労さずともよいのかもしれません。
僕が知る限り、絶対にフタが必要! という韓国の鍋料理は、
かつてアルバイトをしていた刺身専門店のヘムルタン(海鮮鍋)だけです。
今もまったく同じものが出ているかどうかはわかりませんが、
少なくとも僕が働いていた頃は、フタはなくてはならない存在でした。
なにしろ具のひとつに生きたテナガダコが丸々使われています。
フタなしに調理しようものなら、テナガダコが逃げていってしまう。
蒸らすとか、煮込むとか以前に、バリケードの役割をしていました。
刺身専門店だけに、この料理を見ることは少なかったですが、
運ばれていったときの、「おおー!」はかなりのものがありましたね。
今もあるのかな。今度行ったら聞いてみることにします。
もうひとつ、鍋ではありませんが絶対的にフタが必要な料理。
ソットゥッコンサムギョプサルという名前のメニューがあります。
いわゆるサムギョプサル(豚バラ肉の焼肉)の一種なのですが、
ソットゥッコンというのが、釜のフタを意味します。
釜のフタを鉄板がわりにして食べるサムギョプサルのこと。
絶対的に必要というか、料理名だけにフタでなければなりません。
この2つくらいですかね。頭をひねって思い浮かんだのは。
あとの料理は特になくてもよく、そしてあることのほうが少ない。
韓国料理におけるフタの重要性はこの程度なのかもしれません。
それにしても本来の役割とは外れ、鉄板がわりにされているのはやや不憫。
もっとフタの地位向上が目指されてもよいのではないでしょうか。
「フタよがんばれ! フタに幸あれ!」
ちゃんこ鍋を食べながら、そんなことを思った次第です。

11月が誕生日という友人と、今度名古屋に栄転という友人がおり、
誕生日会と壮行会を兼ねて、1度みんなで集まることにしました。
何を食べるかひとしきり幹事グループで悩んだのですが、
急速に寒くなっていることもあり、結局冬らしい鍋料理に決定。
新宿でちゃんこ鍋を食べることにしました。お店はコチラです。
場所的にはちょっとわかりにくい路地の中なのですが、
行ってみると、さすがに店はぎっしり満員という状態でしたね。
金曜日ということもあるでしょうが、鍋が恋しい気持ちはみな同じ。
あったかい鍋につられたとおぼしき方々がたくさんいました。
真ん中にでんと鍋を置き、熱燗をすする喜びといったらなりません。
冒頭の写真は塩味のちゃんこ鍋に、海鮮のトッピングを加えたもの。
牡蠣やワタリガニをドサドサと追加した豪勢なバージョンです。

メインはもちろんちゃんこ鍋のお店なのですが、
九州地方の郷土料理が充実しているのも特徴のひとつです。
馬刺しにニンニクをたっぷりつけて食べたり……。

豚の骨付きバラ肉を大根など煮込んだ「とんこつ」なども。
東京では珍しい料理を楽しめたのもよかったですね。
この「とんこつ」という料理は鹿児島の郷土料理だそうです。
これもぜひ1度、現地で食べてみたい料理ですな。

串焼き盛り合わせや、ポテトサラダなども並びつつ。
大混雑の店で、なんとか店員さんの注目を引いて熱燗を追加。
なかなか店員さんを呼べないので半ばヤケクソになって、
「よぎよー!」
とか韓国語で叫んでいる人もおりましたな。
確かに注目は集められるでしょうが、通じる訳がありません……。
と思ったら、店員のひとりが韓国人だったようで。
なるほど。叫んでみるものですな。

最後は雑炊でシメました。ごはんを入れて、溶き卵を流して、
刻みネギを加えて、フタをしてしばし蒸らして……。
たっぷりのダシが出たスープだけに、美味しくないはずがありません。
これで身も心もあたたまり、一同2次会に繰り出す元気がマンタン。
元気になりすぎたのか、2軒目は半分店の外にはみ出しての立ち飲みでした。
酔えば外でも寒くない。そんな元気いっぱいの1日でした。

何かを食べに行って、カメラを持っているにもかかわらず、
撮影はしない、なんていう状況もあったりします。
1、韓国料理ではない
2、ブログに書くつもりがない(ネタが足りている)
3、食事やその場の話を楽しみたい
というあたりが主な理由となるでしょうか。
料理が出てくるたびに、写真を撮るのはけっこう忙しいんですよね。
撮らないと決めてしまうと、気分が楽になったりします。
この日は友人と2人で、気合を入れてハシゴ酒。
僕は前日までにやるべき仕事を終え、友人は有給休暇を申請。
平日の午後5時集合から、飲めるだけ飲むことにしました。
写真など撮るヒマがあったら飲む、という姿勢です。
この日は中央線を少しずつ新宿方面に移動する電車ハシゴ。
1軒目、友人がバイトしていたモツ焼き店(国分寺)
2軒目、友人のイトコがいるはずの立ち飲み店(吉祥寺)
3軒目、荻窪駅北口を出てすぐの鳥もと(荻窪)
と快調に飲み歩いて、最後はラーメンで締めようかとのところへ、
「大久保の土地で飲んでるんだけど」
という電話が入って予定変更となりました。
国分寺、吉祥寺、荻窪、大久保ときれいな流れで4軒目。
冒頭の写真、コンナムルクッパプが締めの一品です。
モヤシのスープにごはんが入った全州の郷土料理で、
現地ではヘジャンクク(酔い覚ましのスープ)として食べられています。
酔った最後に食べる料理としては、まさに最適の料理でしたね。
当然のごとく、さんざん飲んだ後なので酔っ払いもいいとこ。
床をゴロゴロ転がったり、隣のテーブルにお邪魔したりと、
記憶は曖昧ですが、ずいぶんとご迷惑をかけてしまったようです。
楽しい1日でしたが、反省点も多い1日でした。
店名:土地
住所:東京都新宿区百人町1-24-10日の出マンション1階
電話:03-5330-5430
営業:17:00~24:00(ランチは現在休みとのこと)
定休:なし
<過去の関連日記>
(02月16日)大久保の「土地」でチーズチヂミ。
(02月18日)一昨日に続き「土地」でチヂミ三昧。
(03月31日)大久保の「土地」でチヂミ3種4枚。
(11月04日)大久保「土地」で久々のチーズチヂミ。

1軒目のコチラを出て、2軒目は珍しく和に走ってみました。
このブログではあまり見ない絵ですね。日本酒と簡単なお通し。
新潟名物のへぎそばを出す店で、一杯やろうという趣向です。
ちなみにお店はコチラ。雰囲気のよい店内でした。
関係ないですが、最近よく「味」と書かれた割り箸を見ます。
新大久保でもあちこちの店にあるのですが、何か意味があるんですかね。
都内で大量に商品を卸している、割り箸会社でもあるのでしょうか。
地味ながら、漢字1文字というのは目につくので気になります。

おつまみは定番の板わさから入り……。

ダシがたっぷり入って、たぷんたぷんの厚焼き卵。

そしてこちらが本日の準メイン。ジャンボ油揚げです。
どでかい油揚げは新潟県栃尾市の名物だそうですね。
カリッと香ばしく焼いた油揚げの味わいも素晴らしいですが、
中にこれでもかとどっさり入った刻みネギがまた抜群。
油揚げからにじみ出る油と、刻みネギが混ざり合うのがたまりません。
この時点で日本酒が進んで進んで仕方ありませんが……。

名物のへぎそばが出てきて、さらにそれが加速してしまったり。
へぎそばには海藻の布海苔(ふのり)が入っているんだそうですね。
コシがあって、滑らかで、香りがよくてと3拍子揃っておりました。
そして、へぎそばはどこもボリュームがあるのがいいですよね。
凝った店だと、ざるにほんのちょっとしか盛られていないので、
韓国人を連れて行った日には、味以前の段階で場が盛り下がります。
この日、一緒にいた韓国人も、この量と味にはご満悦でした。
この後、最後に行ったのはなぜかスペイン料理の店。
といってもラストオーダーは終わっており、ドリンク1杯のみの注文です。
なんでそこまでして3軒目にこだわったのかと言うと、
3人が1回ずつ支払いをするという、韓国的なやり取りがあったため。
おかげで食後酒を飲み、あるいはコーヒーを飲み、
ゆったりと余韻に浸る時間を楽しむことができました。

すぐ隣の三鷹で働いていたこともあるのですが、
僕の場合、吉祥寺で飲むということはあまりありません。
大学も国分寺だったので、中央線沿線には縁があるんですけどね。
ただ、行くとなるとなぜか連続して行くことになるようで。
今年の5月にも、23日、26日と足を運んでおります。
この日、久しぶりに吉祥寺で韓国料理を食べたのですが、
その翌々日、つまりこれを書いている前日も吉祥寺で飲みました。
必ず次がセットになってくる、それが吉祥寺と僕の関係のようです。
足を運んだのはかねてより気になっていた「韓国百菜食堂ミナリ」。
名前の通り、野菜たっぷりの韓国料理がモットーのお店です。
店に入ってまず、韓国料理店らしからぬ雰囲気に驚かされました。
これも吉祥寺らしさなのか、イタリアンの店みたいな感じです。
ファミレスみたい、なんてことを言っていた参加者もおりましたね。
そんな雰囲気の中、注文したのはタッカンマリ(丸鶏の鍋)。
サイズに大、中、小があって、我々が頼んだのは中サイズでした。
サムゲタン用の鶏が1羽入るのが中、大になると1羽半だそうです。

ここのタッカンマリが珍しいのは、野菜がどっさりと入るところ。
キャベツ、モヤシ、タマネギ、ニンジン、シュンギクといった野菜に加え、
エノキダケ、シメジなどのキノコ類までもが入る豪勢な内容です。
別盛りで運ばれてきた野菜を、鶏肉の入った鍋に入れると……。

タッカンマリというよりは、野菜鍋といった雰囲気になります。
この写真だけ見たら、鶏が1羽沈んでいるとは想像できませんね。
鶏は先日行ったコチラの店と同様、ハサミの要らない煮込まれタイプ。
スプーンやおたまなどで解体してゆくことが可能です。
味付けは塩、コショウか、またはオリジナルのつけダレがあります。
ユズとポン酢を混ぜたコチュジャンソースという感じですね。
このあたりは店オリジナルのアレンジが施されているようです。
個人的には醤油、酢、カラシにタデギという組み合わせが好みですけどね。

こちらは牛肉、キムチ、豆腐を具にしたマンドゥ(餃子)です。
順番的にはこれが最初に出てきたのですが、最初の1品としてはなかなか。
滑らかな舌触りなので、つるんと頂きました。

海鮮パジョン(海産物とネギのチヂミ)も頼んでみました。
味的には普通ですが、形がちょっと気になりましたね。
円形に焼いているとしたら、手前にもう1列くらいあったのでは。
なんてセコイことを食べながら考えてしまったりも。
こうしたチヂミ類の端をカットして出す店は意外に多いですが、
端の部分がもったいないと思うのは僕だけでしょうか。
お店の人がつまんでいればいいですが、捨てられることもありますよね。
韓国に行くと端をカットどころか、まるで包丁を入れない店もあります。
端を1本ずつ両手に持ち、ビリビリと破く、なんて楽しさもあったり。
さすがに日本では1度も見たことがありませんけどね。
ちなみにこの店を出た後、2軒目、3軒目も行ったのですが、
新大久保のように韓国料理店がたくさんあるわけでもないので、
2軒目は和風に変更し、そばを食べながら日本酒としゃれこみました。
新潟名物のへぎそばが実に美味しかったです。
店名:韓国百菜食堂ミナリ
住所:東京都武蔵野市吉祥寺本町2-14-7LIVESビル地下1階
電話:0422-28-7250
営業:17:00~23:00(火~金)、11:30~14:30、17:00~23:00(土、日)
定休:月曜日

久しぶりにまた赤坂探索を敢行してきました。
赤坂も行きたいお店がたくさんあるんですけどね。
どうしても便利な新大久保に行く店が偏ってしまいます。
上野あたりもコツコツ開拓して行きたいのですが、
行動範囲というのはある程度限られるんですよね。むむ……。
この日、足を運んだ「チョンギワ」も赤坂では非常に有名な店。
みすじ通りに本館があり、1本隣の通りに新館があります。
本館にしか行ったことがないですが、メニューは同じ模様です。
焼肉や鍋料理といったメニューも豊富ですが、ここの名物は冷麺。
手打ち麺を使った本格的な咸興式の冷麺が食べられることで知られ、
都内で咸興冷麺といえば、まずココ! というくらいの有名店です。
冷麺は大きく平壌式と咸興式に分かれ、麺の材料が異なります。
平壌式の冷麺にはソバ粉を多く用いるのが特徴なのに対し、
咸興式はジャガイモ、サツマイモなどのデンプンを主に使います。
咸興式のほうが麺のコシが強いので、麺は細めに作られるのも特徴。
冒頭の写真を見て頂いても、麺の細さがよくわかるのではないかと。
ただ、ゴムのように噛み切れないというレベルではなく、
コシは非常に強いものの、苦労して食べるという感じではありません。
ソウルの五壮洞で食べた冷麺は、本当に噛み切れないほどでしたけどね。
通ほどコシの強さを喜ぶそうですが、食べていてアゴが疲れるのがどうも。
コシはあるけれども苦労なく噛み切れる程度が好みです。
メニューに冷麺は3種類あるのですが、この日はピビムネンミョンを注文。
スープを注がず、辛いヤンニョム(薬味ダレ)を混ぜて食べる冷麺です。
スープのあるムルレンミョンと、刺身を乗せるフェネンミョンもあります。
運ばれてきた時点で、麺とヤンニョムが絡められていましたね。
こういう細かな配慮があると、味が均一になっていいですね。
混ぜる楽しさもありますが、心配りのひと手間だと思います。

ヤンニョムははじめ甘いですが、次第に辛さが増していきます。
そんな舌を優しくなだめてくれるのが、一緒に出されるユクス。
肉を煮込んだスープのことで、漢字では「肉水」と書きます。
韓国でも冷麺の専門店に行くと、このユクスが必ず出てきます。
アツアツのユクスを飲むと、凝縮された牛のうまみが口中にじわじわ。
これが美味しい店は、たいてい冷麺も間違いないものが出てきます。
以前は、ムルレンミョン(スープのある冷麺)のスープを、
そのまま温めているのだと思っていましたが、違うところもある様子。
飲むユクスは、ユクスでまた作っているところも多いようです。
こちらのお店ではどうですかね。ムルレンミョンを頼んだときは、
確かこのユクスは出てこなかったように記憶しております。
ピビムネンミョンだけの、お楽しみといった感じでしょうか。
非常に美味しい冷麺なのですが、悩ましいのは価格でしょうか。
赤坂という場所柄もあるかと思いますが、1杯の値段が2000円。
おいそれと食べに行けないのが、なんとも悲しいところです。
店名:チョンギワ本館
住所:東京都港区赤坂3-15-2
電話:03-3587-1089
営業:11:30~翌3:00(月~金)、12:00~翌3:00(土)、12:00~24:00(日、祝)
定休:なし
店名:チョンギワ新館
住所:東京都港区赤坂3-12-7赤坂ソシアルビル1階
電話:03-3586-2896
営業:11:30~翌3:00(月~金)、12:00~翌3:00(土)、12:00~24:00(日、祝)
定休:なし
2006.11.13.Mon 12:46 | 韓食日記 | trackback(1) | comment(-)

1次会の「やなぎ」、2次会のカラオケを経て3次会。
酔っ払った後に食べるチャジャンミョンの味はまた格別です。
チャジャンミョンは汁気のない韓国式ジャージャー麺のこと。
日本におけるフィニッシュラーメン的な喜びですよね。
ただ、韓国では酔ってチャジャンミョンを食べた記憶がありません。
おそらく4次会あたりで鍋料理などを食べているせいでしょう。
カムジャタン(ジャガイモと豚の背骨の鍋)あたりを食べているので、
さらにチャジャンミョンの入る隙間がないということかも。
また、そんな夜中に中華料理店など開いてないというのもあります。
となると、シメで食べるチャジャンミョンは日本ならではの喜び?
そんなことをふと考えてしまった終電間際の3次会でしたが、
料理が出てきた瞬間に、すべて忘れてしまいましたね。
箸でぐるぐるとかき混ぜて、ざばざばと麺をすすりこみます。

3次会参加者は、えーと6名程度……だったでしょうか。
チャジャンミョン2つに、チャンポンも2つ頼んだ気がします。
あと餃子も2皿ありましたかな。それと……紹興酒も飲んだ?
カラオケでも半分寝ておりましたし、とにかく記憶が曖昧です。
そういえば前回、日暮里で飲んだときは「馬賊」が閉まっており、
湯島までタクシーを飛ばして「上野飯店」でチャジャンミョンでした。
あのときも飲みすぎてかなり記憶が曖昧だったのですが、
チャジャンミョンが美味しかったのだけはしっかり覚えております。
この日のチャジャンミョンもやっぱり美味しかったですねえ。
今年の7月に、昼食として食べたときは濃い目に感じたのですが、
それを微塵も感じなかったのは、やはり酔っているせいでしょうか。
作る人が違うとか、ランチ時でない、などもあるかもですけどね。
ともかくこの時間帯に食べる「馬賊」のチャジャンミョンが大好きです。
お店の閉店と同時に解散したので、終電も無事にある時間帯。
3次会まで行って、きちんと電車で帰れたのも幸せなことです。
店名:馬賊(ばぞく)
住所:東京都荒川区西日暮里2-18-2
電話:03-3805-2430
営業:11:00~23:30(月~土)、11:00~22:30(日・祝)
定休:なし
<過去の関連日記>
(07月27日)日暮里「馬賊」でチャジャンミョン。

久しぶりに日暮里で飲む機会がありました。
前回は、「トンキング」という店で食べた豚焼肉ですかね。
三河島に近いこともあり、ポツポツと韓国料理の店があります。
日暮里駅前のビルに入っている「やなぎ」もその中のひとつ。
このあたりでは老舗の部類に入る家庭料理店です。
店は座敷だけでテーブルが7、8個。席数は30前後ですかね。
広さはありませんが、アットホームな雰囲気で居心地はよさそうです。
我々は10人程度の団体で行き、店の一角を占領する感じでした。
人数が多いので、とりあえず鍋だろうということで注文。
冒頭の写真、カムジャタン(ジャガイモと豚の背骨の鍋)です。

そしてもうひとつ、こちらはコプチャンジョンゴル(ホルモン鍋)。
この2種類をテーブルの両脇に置き、みんなでつついて食べました。
どちらも家庭料理店としては、たいていの店にある定番の料理。
際立った個性はないですが、安心して食べられる嬉しさがあります。

季節の料理。牡蠣のジョンがメニューに並んでおりました。
生の牡蠣に小麦粉と溶き卵をつけて、さっと焼いた料理。
先日、コチラのお店で食べた牡蠣よりは小ぶりな感じですが、
半生程度に火が入った牡蠣はやっぱり美味しいです。
そのほか、サンチュサラダ、ケランチム(卵蒸し)などを食べつつ、
鍋の具を食べきってしまったら、そこにインスタントラーメンを投入。
それを食べ終えて、さらに残ったスープにごはんを入れて炒めます。
まさに韓国鍋のフルコース。人数が多いとこれがいいですよね。
チャミスルをくいくいと飲み、ひとしきり食べたらカラオケに。
模範的な1次会、2次会の流れですが、その後3次会もありました。
閉店間際の「馬賊」に吸い込まれてチャジャンミョン(ジャージャー麺)。
日暮里ならではの、幸せな展開を堪能した1日でした。
店名:やなぎ
住所:東京都荒川区西日暮里2-19-8マイキャッスル日暮里3階
電話:03-3801-4007
営業:11:00~翌3:00
定休:なし

金曜日の夜、師匠宅にまたお邪魔をして参りました。
1年ぶりとなる師匠の訪韓予定に、同行しようという関係者会議です。
といっても本格的な会合はまた今月下旬にあるんですけどね。
取り急ぎ、時間のある面子が師匠宅に遊びに行ったという程度。
正直に言えば、ご馳走になりに集まったというところでしょうか。
師匠の韓国行きには昨年も同じようにお邪魔しており、
メルマガにも、そのときのことを書いております。
コリアうめーや!!第114号 韓国料理界の頂点でお昼ごはん!!
http://www.koparis.com/~hatta/koriume/koriume114.htm
今年はどんな旅になるのか、今から非常に楽しみです。
その大半の楽しみは、何が食べられるか! という点ですが。
日程を合わせる僕自身の予定はまだ確定しておりませんが、
少し長めにとって、釜山などにも足を伸ばそうと思っています。
ちなみにこの日、師匠が用意してくれた料理は……。
・ホウレンソウのパスタ
・キノコのグラタン
・カボチャとジャガイモのサラダ
・ピザ
といった極めて洋風な食事。
少し遅刻していったので、写真は一部しか撮れませんでした。
冒頭の写真、カボチャとジャガイモのサラダです。
便宜上、カボチャとジャガイモしか名前に入れておりませんが、
サツマイモが入っていたり、コーンやグリンピース、ゆで卵、
あるいはイタリアンパセリなどまで入った豪華なサラダです。
相変わらず、本当に手のかかる食事を作ってらっしゃいますね。
そんな料理を食べながら、マッコルリのビール割りを飲み、
かつて師匠がコーディネートしたという番組のビデオを見ました。
「この新村の焼きサムゲタンがうまかったんだ!」
という語る師匠。画面にはローストされる丸鶏。
お腹の中にはモチ米に加えナツメ、高麗人参などの漢方薬。
いわゆるサムゲタンをローストした料理とのことです。
正式には焼きサムゲタンと呼ばず、ハンバングイ(漢方焼き)。
これはぜひ次回食べたい! と生唾をゴクリと飲んだのですが、
師匠曰く、すでにこの店はなく、最後に見たときはフグ料理店だったとか。
同じ料理を出す店も、探せばどこかにあるのでしょうが、
師匠が通ったというその店に、ぜひ行ってみたかったですな。
洋風の料理を食べながら、韓国料理のビデオを見て盛り上がる。
そんなわけのわからない楽しさがあった夜でした。
<過去の関連日記>
(03月11日)師匠宅でタラのチゲとジャガイモごはん。
(03月22日)師匠宅にてチャジャンミョンほか。
(06月21日)師匠宅で手作りポトフほか豪華夕食。
(07月09日)師匠宅にて大阪風粉モノ三昧。
(07月26日)師匠宅にて夏の韓国ごはん。
(08月21日)師匠宅にてハモ皮とキュウリの酢の物。
(11月05日)師匠宅にて昼食&夕食&PC復旧作業。
以前「自分用行きたい韓国料理店リスト」というのを作ったのですが、
更新していくのが、ずいぶんと大変だということがわかりました。
行きたいわりに場所柄などもあってなかなか行けない店が多く、
リストにずーっと載っているというのが、気にかかってなりません。
となるとリストに掲載するのも躊躇してしまうことになり、
なんのためのリストかわからない、といった状況です。
そんな状況を打破する対策として、新たなカテゴリーを作ってみました。
そのものズバリ「行きたい店」というカテゴリー名です。
この店よさそうだなあ、と思ったときに書いとめておくメモ書き風。
「ニュース&情報」カテゴリーのように、随時更新していけます。
というわけで第1回目の「行きたい店」。
リスト時に残っていた店に、いくつか追加してあります。
店名:御厨(おじゅ)
住所:東京都中央区日本橋2-6-6
電話:03-3244-0010
備考:昨年日本橋に出来た宮中料理専門店。
http://www.oju.jp
店名:高矢禮(ごしれ)
住所:東京都港区白金1-25-19プレシーズビル新館1、2階
電話:03-5791-3331
備考:白金にオープンした宮中料理専門店。
http://www.gosireh.com
店名:小屋
住所:東京都新宿区新宿1-14-10松山ビル地下1階
電話:03-5269-4330
備考:新宿御苑前の家庭料理店。
店名:炭火釜焼き豚ぽど(すみびかまやきぶたぽど)
住所:東京都港区西麻布1-12-4西麻布紀伊国屋ビル3階
電話:03-3401-8191
備考:特製の釜で焼く豚焼肉専門店。
http://www.podo.jp/
店名:千里香(せんりこう)
住所:東京都新宿区百人町1-17-10細野ビル2階、地下1階
電話:03-5338-6918
備考:界隈でもっとも歴史の古い延辺料理店。
店名:デジ屋
住所:東京都文京区湯島3-42-10太田ビル2階
電話:03-3836-0993
備考:豚焼肉のほか済州島料理もある模様。
店名:ドヤジ
住所:東京都新宿区西新宿7-19-6東洋ビル1階
電話:03-3371-3949
備考:水晶の板で焼くサムギョプサル専門店。
http://www.doyaji.net
店名:とんまま
住所:東京都渋谷区恵比寿1-7-3第1協栄ビル102号
電話:03-5420-2580
備考:石板キムチサムギョプサルの専門店。
http://www.tonmama.com/
店名:韓灯(はんどぅん)
住所:東京都中央区月島2-8-12AS ONE月島地下1階
電話:03-3536-6635
備考:牛焼肉店だが冷麺も自慢。
店名:ピュアティ
住所:東京都北区上十条2-25-13中嶋ビル2階
電話:03-3909-8770
備考:牛焼肉店だがザ・スジ、コラーゲン丼など妙な料理が多数。
http://www.annyonland.jp/purty/
店名:豚のうまさ
住所:東京都港区新橋5-10-8カルチャーセンタービル2階
電話:03-3433-4989
備考:オギョプサルと石釜飯の専門店。
http://buta-uma.jp/
店名:故郷(ふるさと)
住所:東京都新宿区百人町1-18-9大久保センタービル2F
電話:03-3369-0141
備考:リニューアルオープンの延辺料理店。
店名:ユリーズ
住所:東京都渋谷区恵比寿1-24-9
電話:03-3441-7097
備考:家庭料理店。チャプタン鍋が名物。
更新していくのが、ずいぶんと大変だということがわかりました。
行きたいわりに場所柄などもあってなかなか行けない店が多く、
リストにずーっと載っているというのが、気にかかってなりません。
となるとリストに掲載するのも躊躇してしまうことになり、
なんのためのリストかわからない、といった状況です。
そんな状況を打破する対策として、新たなカテゴリーを作ってみました。
そのものズバリ「行きたい店」というカテゴリー名です。
この店よさそうだなあ、と思ったときに書いとめておくメモ書き風。
「ニュース&情報」カテゴリーのように、随時更新していけます。
というわけで第1回目の「行きたい店」。
リスト時に残っていた店に、いくつか追加してあります。
店名:御厨(おじゅ)
住所:東京都中央区日本橋2-6-6
電話:03-3244-0010
備考:昨年日本橋に出来た宮中料理専門店。
http://www.oju.jp
店名:高矢禮(ごしれ)
住所:東京都港区白金1-25-19プレシーズビル新館1、2階
電話:03-5791-3331
備考:白金にオープンした宮中料理専門店。
http://www.gosireh.com
店名:小屋
住所:東京都新宿区新宿1-14-10松山ビル地下1階
電話:03-5269-4330
備考:新宿御苑前の家庭料理店。
店名:炭火釜焼き豚ぽど(すみびかまやきぶたぽど)
住所:東京都港区西麻布1-12-4西麻布紀伊国屋ビル3階
電話:03-3401-8191
備考:特製の釜で焼く豚焼肉専門店。
http://www.podo.jp/
店名:千里香(せんりこう)
住所:東京都新宿区百人町1-17-10細野ビル2階、地下1階
電話:03-5338-6918
備考:界隈でもっとも歴史の古い延辺料理店。
店名:デジ屋
住所:東京都文京区湯島3-42-10太田ビル2階
電話:03-3836-0993
備考:豚焼肉のほか済州島料理もある模様。
店名:ドヤジ
住所:東京都新宿区西新宿7-19-6東洋ビル1階
電話:03-3371-3949
備考:水晶の板で焼くサムギョプサル専門店。
http://www.doyaji.net
店名:とんまま
住所:東京都渋谷区恵比寿1-7-3第1協栄ビル102号
電話:03-5420-2580
備考:石板キムチサムギョプサルの専門店。
http://www.tonmama.com/
店名:韓灯(はんどぅん)
住所:東京都中央区月島2-8-12AS ONE月島地下1階
電話:03-3536-6635
備考:牛焼肉店だが冷麺も自慢。
店名:ピュアティ
住所:東京都北区上十条2-25-13中嶋ビル2階
電話:03-3909-8770
備考:牛焼肉店だがザ・スジ、コラーゲン丼など妙な料理が多数。
http://www.annyonland.jp/purty/
店名:豚のうまさ
住所:東京都港区新橋5-10-8カルチャーセンタービル2階
電話:03-3433-4989
備考:オギョプサルと石釜飯の専門店。
http://buta-uma.jp/
店名:故郷(ふるさと)
住所:東京都新宿区百人町1-18-9大久保センタービル2F
電話:03-3369-0141
備考:リニューアルオープンの延辺料理店。
店名:ユリーズ
住所:東京都渋谷区恵比寿1-24-9
電話:03-3441-7097
備考:家庭料理店。チャプタン鍋が名物。

前回この店に行ったのは、今年の1月になりますか。
まだブログも書き始めの頃なので、写真もなく地味な記事ですね。
タッカンマリを食べにもう1度、と書いたのを実現してまいりました。
神宮前のオシャレな韓国料理店「Korean Organic nabi」です。
店名に「Organic」という言葉が入っているように、
有機野菜や地鶏といった食材を使っているのがこの店の売り。
韓国料理の基本である五味五色の考え方をそこに加え、
より「Organic」な料理を目指すというのがコンセプトだそうです。
メニューを見ても、
・有機野菜のサム(1260円)
・旬の有機野菜のスチーム(1365円)
・大山地鶏と有機野菜のダッカルビ(1890円)
といった感じに有機野菜がアピールされています。
肉料理も、鶏は大山地鶏、豚は霧島高原豚、牛は八千代牛と、
それぞれブランドがしっかりと記載されておりました。
冒頭の写真は月ごとに変わるメニューのひとつ。
正式名称を忘れましたが、秋野菜のナムル3品です。
サトイモ、春菊、小松菜をナムル風に仕立てております。
生野菜が添えてあったり、白髪ネギが添えてあったり。
ナムル意外にも野菜が豊富に使われていましたね。
味は薄めで、ほんのりゴマ油の香りが漂うかなという程度。
サトイモには唐辛子油が少量たらしてあり、ピリ辛風味でした。

こちらも月ごとのメニューだったと思います。
日によって使われる食材が変わる、本日の魚の韓風ピカタ。
この日使われていた魚はイトヨリダイでした。
韓風ピカタという名前から白身魚のジョンを想像しましたが、
カリッとした食感で、ヤンニョムソース(薬味ダレ)がかかっています。
ヤンニョムチキンの魚バージョンといった雰囲気でしょうか。

こちらはそのヤンニョムチキン。店での表記は「薬念チキン」。
ヤンニョムソース(薬味ダレ)をかけたフライドチキンなのですが、
鶏肉がフライドチキンとは言えないほど柔らかな食感です。
フリッターにも近い感じですが、そこまで衣が分厚くもなく、
柔らかで滑らかな食感のから揚げといった雰囲気ですかね。
ヤンニョムも辛さが抑えてあるので、実にマイルドなヤンニョムチキンです。

そしてこちらが店の看板料理、タッカンマリ(丸鶏の水炊き)です。
ハーフ(2730円)と、レギュラー(4200円)があるのですが、
最後のシメまで食べることを考え、ハーフを選択しました。

タッカンマリに欠かせない4種の調味料が嬉しいですね。
醤油、酢、カラシに加え、タデギ(唐辛子ペースト)が加わります。
タデギ意外をすべて1対1対1で混ぜ合わせたタレを作り、
そこに好みでタデギを加えて、辛さを調節せよとのこと。
タレを作ったところで食べ始め、まず驚いたことが2点。
1、スープが非常に濃厚
2、鶏肉が柔らかく箸でちぎれる
タッカンマリのスープと言えば、鶏を煮込んだ煮汁そのものですが、
おそらくこの店では、相当長時間煮込んだスープを使用しているはずです。
とんこつラーメンを見るような、白濁、いや茶濁のスープ。
ただし余計な脂は除かれているようで意外にすっきりしています。
薄味のスープですが、塩気だけ整えてそのまま飲みたいくらい。
あるいはラーメンを入れて、鶏スープのラーメンでもいけそうです。
それだけのスープを作っているからか、鶏肉もトロトロ状態。
タッカンマリといえば丸鶏をハサミで解体していく作業が醍醐味ですが、
この店ではハサミがいらないくらい、鶏が柔らかな状態です。
トングとオタマは出てきたのに、ハサミは出てこないんですよね。
もしやカットされた鶏肉では、と箸でつかもうとして気付きました。
モモ肉のあたりが、身からするっと抵抗なく抜けてきます。
なるほど。ハサミのいらないタッカンマリというのは見事ですね。

シメの麺はカルグクスではなく、生タイプの韓国ウドン。
カルグクスを入れて粉がちょっとスープに溶け出るのもいいんですけどね。
浅漬けタイプの白菜キムチをたっぷり加え、シメのウドンまで堪能しました。
これまでずいぶん日本でいろいろなタッカンマリを食べてきましたが、
ある種、進化形と思える姿を見たのは、これが初めてのような気がします。
メニューにはアレンジ形の料理も多いですが、タッカンマリは進化形。
あくまでも個人的な感想ですが、そんな印象を抱きました。
店名:Korean Organic nabi(こりあんおーがにっくなび)
住所:東京都渋谷区神宮前2-31-20アコルデ神宮前地下1階
電話:03-5771-0071
営業:11:30~翌1:00(月~土)、18:00~24:00(日・祝)
定休:なし
http://www.nabi-tokyo.com/
<過去の関連日記>
(01月15日)原宿のnabiでタッカンマリ。

エホバク(カボチャの未熟果)をテーマにメルマガを書きました。
ホームページに写真を掲載する際、エホバクの写真がないのに気付き、
急遽、新大久保でエホバクを購入し、自宅で撮影した次第です。
ちなみにそのページについては下記アドレスをご参照ください。
コリアうめーや!!第136号 ハロウィン記念韓国のカボチャを考える!!
http://www.koparis.com/~hatta/koriume/koriume136.htm
ページ中ほどにある、トマトとキュウリと一緒に写っているのが、
わざわざ買出しに行って、追加したエホバクの写真です。
あってもなくてもいいような写真ではあるのですが、
やっぱりエホバクの話で、現物がないのもなんですもんね。
ということで、写真を撮ってお役御免になったエホバクを、
夕食の材料として使い、エホバクジョンなどを作ってみました。
冒頭の写真、本当にエホバクだけをジョンにしたという料理です。
ここに白身魚だとか、牡蠣だとか、豆腐だとかを加えていけば、
ジョンの盛り合わせとして見栄えもよくなるんですけどね。
あるいは輪切りにした中央に、春菊と赤唐辛子などをあしらえば、
エホバクジョンにきれいな花の模様を描くこともできます。
まあ、家で食べる料理だからこれでいいか、ということに。
輪切りにして、粉と溶き卵をつけて焼いただけの手抜き料理です。

さすがにエホバクジョンだけを大量に作るのもなんなので、
残りはザクザクと切って、野菜炒めにしてしまいました。
これまた適当料理もいいとこですが、家で食べるには充分の味。
エホバクジョンとともに、家族で美味しく頂きました。

韓国ラーメンシリーズ第16弾。ポグルポグルチゲミョンです。
日本で買った商品なので、日本語がちょっと鬱陶しいですな。
「本場韓国のチゲラーメン」
「麺が違う。スープが違う。」
と書かれております。
ちなみに商品名のポグルポグルは鍋物などが煮える擬音語。
直訳するなれば「グツグツチゲ麺」となりますか。
それが伝わらないぶん、日本語を補っているのでしょうが、
チゲラーメンはいいとして、せっかくのグツグツが消えていますね。
麺とスープが違うのをアピールするのもいいですが、
チゲのグツグツ感こそ、加えて欲しかったと思ったりも。
韓国ラーメンの特徴はそこに詰まっていますしね。
お湯ではなくスープで麺を煮込んでいくのが韓国ラーメンです。

どんなに凝ったパッケージでも調理してしまえばほぼ同じ。
卵を1個落としただけのシンプルスタイルにしたため、
あまり見栄えのしない写真になってしまいました。
味的には前回食べた「辛ラーメン」をちょっとマイルドにした感じ。
同じ農心のラーメンなので、雰囲気的にはよく似ております。
パッケージの麺が違う、というのはわかりにくかったですけどね。
無難な味で、辛さも抑え目なので食べやすい商品だと思います。
日本で購入できる韓国ラーメンはだいぶ食べてきましたが、
韓国スーパーの棚を見ると、まだまだ食べ残しがあるようですね。
今後もコツコツと網羅していきたいと思います。
<過去の関連日記>
(04月15日)「スタミョン」は心の中のスター麺。
(05月14日)韓国土産の「トゥムセラミョン」カップラーメン。
(06月11日)3日酔いの昼にカムジャミョン。
(06月25日)お土産で頂いた「健康長寿麺」。
(06月28日)韓国ラーメンシリーズ「ノグリ」。
(07月02日)韓国ラーメンシリーズ「ムパマ」。
(07月06日)韓国ラーメンシリーズ「スナック麺」。
(08月01日)韓国ラーメンシリーズ「オジンオチャンポン」。
(08月06日)韓国ラーメンシリーズ「セウタンミョン」。
(08月14日)韓国ラーメンシリーズ「チャパゲッティ」。
(09月03日)韓国ラーメンシリーズ「ヘムルタンミョン」。
(09月20日)韓国ラーメンシリーズ「ミョルチカルグクス」。
(09月23日)韓国ラーメンシリーズ「熱ラミョン」。
(09月28日)韓国ラーメンシリーズ「ユッケジャン」。
(10月15日)韓国ラーメンシリーズ「辛ラーメン」×2。

先日、パソコンを壊して大騒ぎをしたのは記憶に新しいところ。
発売を待っている「魅力探求!韓国料理」の作業が大詰めの段階で、
関係者皆様には多大なるご迷惑をおかけ致しました。
あのまま復旧できなかったら、危なく本が出なかったかもしれません。
本当にいちばんまずい時期に、いちばんまずいトラブルを起こしました。
しかも、関係者一同が大いに慌てたのにはもうひとつ訳があり、
実はその数日前に、師匠のパソコンもトラブルに見舞われていたんです。
著者と監修者のパソコンが同時に壊れてしまったから、さあ大変。
僕の原稿は先行してあがっていたものの、師匠のコラム原稿が一部飛び、
僕は大量の写真を失うといった、とんでもない状況だった訳です。
パソコンが壊れたその日、師匠にも電話で報告したのですが、
「アホ! そんなことまで真似せんでいい!」
と叱られてしまいました。まったくもってその通り。
さぞかし編集サイドの方々は頭を抱えたことでしょう。
まあ、こんな話も無事作業が終わったから書けるんですけどね。
つい1ヶ月前ほどは、本当に真っ青な顔で復旧作業に取り組んでいました。
ちなみに僕のパソコンは知人の助けもあり数日で復旧しましたが、
師匠のパソコンはもう少し重症で、いったんメーカー修理に。
それが戻ってきたので、この日はデータ復旧などの作業を、
他のコンピュータに詳しい方とともに、師匠宅で行うこととしました。

昼頃に師匠宅へ集合し、師匠の作った昼ごはんを食べて作業開始。
この日は「冷蔵庫の野菜整理」といういつぞやも聞いたフレーズのもと、
野菜のたっぷり入った「ほうとう」を作って頂きました。
「若者はいっぱい食え!」
という師匠のお言葉により、ほうとうには焼きモチが入り、
さらに今年の新米(の貴重な最後)で炊いたごはんがつきます。
超炭水化物ごはんですが、どれも美味しいのでバクバクいきました。
おかずには、水菜のサラダ、小松菜のおひたし、さつま揚げといった、
純和風ラインナップに、自家製切干大根のキムチがついたりします。

ただ、意外にそのデータ復旧作業、及び環境復旧作業が難航し、
途中で3時のオヤツをはさんだ上、夕食をご馳走になるまでかかりました。
それでもデータの復旧がもう少しのところでうまくゆきません。
ちなみに3時のオヤツは師匠特製サンドイッチとハーブティー。
ロールパンにバターを塗り、自作の鶏味噌にエゴマの葉を加えるという、
なんとも個性的なサンドイッチなのですが、これが意外なほど美味しい。
予想外の角度から韓国らしさが加わるのも師匠料理の得意技です。
夜はたっぷりのおでんと、小松菜と厚揚げの煮浸しなどなど。
昼食、3時のオヤツ、夕食と目一杯ご馳走になってしまいました。
後はパソコンのデータ復旧作業がうまくいけば完璧だったんですけどね。
どうもかなり複雑な状況のようで、もう少し工夫する必要がありそうです。
<過去の関連日記>
(03月11日)師匠宅でタラのチゲとジャガイモごはん。
(03月22日)師匠宅にてチャジャンミョンほか。
(06月21日)師匠宅で手作りポトフほか豪華夕食。
(07月09日)師匠宅にて大阪風粉モノ三昧。
(07月26日)師匠宅にて夏の韓国ごはん。
(08月21日)師匠宅にてハモ皮とキュウリの酢の物。

過去の日記を見ると、最後にこの店で食べたのは3月の終わり。
あれから半年以上ですか。ずいぶん久しぶりにこの店に来ました。
大久保駅から小滝橋通り方面に入った路地にある「土地」です。
新大久保に通う方であれば、少なからず事情はご存知かと思いますが、
4月下旬からご病気で店を休んでいたお母さんが復帰されました。
本当はもう少し期間を置いてから行こうと思っていたんですけどね。
1軒目「風琴」、2軒目「クイクイ」とハシゴを始める前に、
少しだけご挨拶で顔を出し、お母さんの顔を見たら我慢できませんでした。
「タ ナアッソヨ(完全によくなったよ)」
というお母さんの言葉を信じて、3次会の店をこちらにしました。
すでに11時前後という遅い時間でしたが、お店は盛況です。

ゆるゆるとマッコルリを飲みながら、冒頭のチーズチヂミを堪能。
この店を象徴する料理ですよね。やっぱり美味しいです。
半年間この店に来なかったのには、いろいろと理由があり、
途中の事情も複雑なため、ここで詳細に書くことはできません。
4月下旬に突然の休業から、休業理由の確認、お母さんの病状まで、
さまざまな情報が交錯していたというのが大きいとは思います。
またしばらくたって厨房に代打の方が入り、営業は再開したものの、
僕のところには「味が落ちた」というメールが立て続けに来ていました。
無理はない話なんですけどね。家庭料理店というのは店の味ではなく、
作る人によって左右されてしまうのが正直なところです。
それまで「土地」の記事は3回ほど書いておりましたが、
人気店であるため、他の記事に比べてアクセス数も多いです。
それを見て行く方もいるだろうと想定した場合、
現状をきちんと報告するのも管理者の責任かもしれませんが……。
さすがに書けませんでした。お母さんがおらず、大変な状況ですからね。
メールを頂いた方には、その都度返信のみで事情を説明致しました。
結果として選択したのは、お母さんが復帰するまで店に行かないこと。
行かなければ日記を書く必要もない、というのが自分自身への理屈です。
もちろんそれ以前の記事への責任は果たせていないんですけどね。
あともう1点。
他サイトに「土地」と懇意にされている方がいらっしゃり、
情報の窓口がそこでしっかりしていると判断したためもあります。
その気になれば、検索などで調べることができますからね。
その方々が店に通って応援し、情報も広く発信している。
ならば店に行かず、じっと見守る応援の仕方もあるであろうと。
お母さんが帰ってくるまで、店に行かず待とうと決めた理由です。
でも……予想よりちょっと長かったですね。
ともかくも無事に復帰され、元気な姿を見られて嬉しかったです。
でもまだまだ病み上がりなので、くれぐれも無理は避けて欲しいですね。
そんな気持ちから、行くのもゆっくり時間を置いてのつもりでしたが……。
行ってしまいました。やっぱり落ち着きますしいいお店です。

たくさん食べた後ですが、シメになるものを数品注文。
こちらがキムチチゲで……。

こちらはミヨックク(ワカメスープ)です。
チーズチヂミとシメの組み合わせで身も心も満腹。
久しぶりのハシゴを、幸せに締めくくることができました。
店名:土地
住所:東京都新宿区百人町1-24-10日の出マンション1階
電話:03-5330-5430
営業:17:00~24:00
定休:なし
<過去の関連日記>
(02月16日)大久保の「土地」でチーズチヂミ。
(02月18日)一昨日に続き「土地」でチヂミ三昧。
(03月31日)大久保の「土地」でチヂミ3種4枚。

1軒目の「風琴」を出て、2次会へと移動。
こちらも長い間、宿題店として残っていたところですね。
8月にオープンしたばかりのコムジャンオ専門店「クイクイ」です。
旧「グリーン食堂本店」の場所、公園の向かいに店を構えています。
冒頭の写真がそのコムジャンオという魚なのですが、
おそらく日本ではほとんど馴染みがないことでしょう。
ヌタウナギという深海魚の一種で、ウナギやアナゴに似ています。
肌がピンク色で、また目が退化し皮膚に埋没しているなど、
ややグロテスクな外見ですが、釜山などでは親しまれた食材です。
新大久保でも以前は「グリーン食堂」で出しておりましたが、
こうした専門店として出すところは初めてですね。
珍しい料理の専門店が、新大久保に出来たという感じです。
ちなみにこの店では福島県産のヌタウナギを使用しているとのこと。
国内でも漁獲があるんですね。日本式の食べ方もあるのでしょうか。

塩焼きとタレ焼きの2種類が選べるので、まずは塩焼きのほうから。
焼き始めると、身の内部からピュッと白いものが飛び出てきます。
これはヌタウナギの脊髄にあたり、コラーゲンの塊なのだとか。
突然飛び出てくるさまには驚きますが、身体にはよいそうです。
ほどよく焼けたところで食べてみましたが……。
「うん、イカに似ていますね」
というのが大方の感想。
以前にも釜山で食べたことがあるのですが、
そのときもイカとアナゴを混ぜたような味だと思いました。
塩焼きにすると、イカっぽい味がさらに強調されるようです。
食感なども含めて、かなりイカに似ているのが不思議ですね。
スルメにも似た、いわゆる珍味的な味とも言えるかと思います。

もうひとつの名物、アナゴ焼きも注文してみましたが、
こちらは目の前で焼くのではなく、焼かれたものが出てきました。
かなり大ぶりなアナゴで、確かこの1匹が2人前だったと思います。
韓国風にヤンニョム(薬味ダレ)を塗っているので少し辛いです。
アナゴのほうも目の前で焼けたら楽しいと思うのですが、
それをしないのは、なにか調理上の問題でもあるんですかね。
夏場であれば、ウナギなんかも焼きたい気がするところですが……。

こちらはコムジャンオはタレ焼き(ヤンニョムグイ)のほう。
食べ比べてみましたが、やっぱりタレのほうが美味しいですね。
独特のクセが、タレによって緩和され食べやすくなる気がします。

韓国ではコムジャンオであれば、普通は焼酎を飲むところですが、
ここ最近ハマっている「テポドン」があったのでこれを注文。
正式名は「テポ」。銀杏と月見草を原料とした薬酒の一種です。
1軒目、2軒目と宿題店を制覇しつつ、この後さらに3軒目へ。
久しぶりに新大久保のハシゴを楽しんだ1日でした。
店名:クイクイ
住所:東京都新宿区百人町1-1-20
電話:03-3208-1363
営業:17:00~翌4:00
定休:第1、3日曜日
年末に向けて、新大久保にまた新たな変化が生まれています。
新しくオープンする店が続出。入ってきた情報をまとめてみます。
●11月14日に「クンバリ」2号店がオープン
前の日記でも少し触れましたが、2号店がオープンするようです。
軍隊料理の専門店として、すでにオープンから2年が経過。
勢いに乗って、小滝橋通り沿いでさらに広い店舗を確保したようです。
店名:クンバリ2号店
住所:東京都新宿区百人町1-22-1NSKビル2階
電話:03-3368-3229
●旧「すら」の跡地に新店オープン
すでに内装工事が始まっているようです。
中にはドラム缶を模した丸テーブルが用意されている模様。
焼き物系の店ができるのではないかと予想されます。
一部情報では今週中のオープンが予定されているのだとか。
●11月2日に「花豚(コッテジ)」がオープン
9月12日の記事で、工事中である旨のみ報告しましたが、
豚焼肉の専門店がすでにオープンしておりました。
店名:花豚(こってじ)
住所:東京都新宿区大久保1-16-22
電話:03-3205-4380
●豚焼肉専門店「豚ハウス」が工事中
上にあげた「花豚」と同じ通りで、現在内装工事中です。
「カントンの思い出」、「マニト」などとも同じ通りなので、
1本隣の道と同じく、豚焼肉の激戦地化が予想されます。
●小滝橋通りで「純」がオープン
こちらもおそらく11月上旬のオープンだったと思います。
旧「コリヤンテーブル」、その前は「ハナルム」という店があった場所。
メニューを見た感じ、焼肉を中心とした家庭料理の店のようです。
店名:純
住所:東京都新宿区百人町1-21-4
電話:調査中
●歌舞伎町で「くるくる」がオープン
こちらは10月中にオープンしていたように思います。
「とんちゃん新宿店」の並び、肉類、海産物などの串焼き専門店です。
店名:くるくる
住所:東京都新宿区歌舞伎町2-4-18メトロプラザ2ビル1階
電話:調査中
●職安通りの「荘園カルビ」がリニューアルオープン
新大久保界隈では老舗格に含まれる店がリニューアル工事中。
11月上旬にリニューアルオープンの予定だそうです。
店名:荘園カルビ
住所:東京都新宿区大久保1-17-7メゾン豊地下1階
電話:03-3209-5242
新しくオープンする店が続出。入ってきた情報をまとめてみます。
●11月14日に「クンバリ」2号店がオープン
前の日記でも少し触れましたが、2号店がオープンするようです。
軍隊料理の専門店として、すでにオープンから2年が経過。
勢いに乗って、小滝橋通り沿いでさらに広い店舗を確保したようです。
店名:クンバリ2号店
住所:東京都新宿区百人町1-22-1NSKビル2階
電話:03-3368-3229
●旧「すら」の跡地に新店オープン
すでに内装工事が始まっているようです。
中にはドラム缶を模した丸テーブルが用意されている模様。
焼き物系の店ができるのではないかと予想されます。
一部情報では今週中のオープンが予定されているのだとか。
●11月2日に「花豚(コッテジ)」がオープン
9月12日の記事で、工事中である旨のみ報告しましたが、
豚焼肉の専門店がすでにオープンしておりました。
店名:花豚(こってじ)
住所:東京都新宿区大久保1-16-22
電話:03-3205-4380
●豚焼肉専門店「豚ハウス」が工事中
上にあげた「花豚」と同じ通りで、現在内装工事中です。
「カントンの思い出」、「マニト」などとも同じ通りなので、
1本隣の道と同じく、豚焼肉の激戦地化が予想されます。
●小滝橋通りで「純」がオープン
こちらもおそらく11月上旬のオープンだったと思います。
旧「コリヤンテーブル」、その前は「ハナルム」という店があった場所。
メニューを見た感じ、焼肉を中心とした家庭料理の店のようです。
店名:純
住所:東京都新宿区百人町1-21-4
電話:調査中
●歌舞伎町で「くるくる」がオープン
こちらは10月中にオープンしていたように思います。
「とんちゃん新宿店」の並び、肉類、海産物などの串焼き専門店です。
店名:くるくる
住所:東京都新宿区歌舞伎町2-4-18メトロプラザ2ビル1階
電話:調査中
●職安通りの「荘園カルビ」がリニューアルオープン
新大久保界隈では老舗格に含まれる店がリニューアル工事中。
11月上旬にリニューアルオープンの予定だそうです。
店名:荘園カルビ
住所:東京都新宿区大久保1-17-7メゾン豊地下1階
電話:03-3209-5242