韓食日記に関する様々なデータです。
・総記事数……359
・紹介店舗数……95(日本)、9(韓国)
・総アクセス数……210637
・検索ワードベスト10
1位:高矢禮(6071)
2位:韓食日記(677)
3位:東京純豆腐(597)
4位:新大久保 韓国料理(483)
5位:ボンジュク(434)
6位:タデギ(433)
7位:チャムナム家(385)
8位:チャメ(286)
9位:スンドゥブチゲ(285)
10位:さんぱ家(273)
※4月以前のデータは消滅につき含まない
※月間21位以降のデータは足切り
※類似語は(ひらがな表記など)統一
そのほか様々なデータを紹介しようと思ったのですが、
解析サイトのデータをうまく引っ張り出せません。
とりあえず、これだけを紹介しておくことにします。
・総記事数……359
・紹介店舗数……95(日本)、9(韓国)
・総アクセス数……210637
・検索ワードベスト10
1位:高矢禮(6071)
2位:韓食日記(677)
3位:東京純豆腐(597)
4位:新大久保 韓国料理(483)
5位:ボンジュク(434)
6位:タデギ(433)
7位:チャムナム家(385)
8位:チャメ(286)
9位:スンドゥブチゲ(285)
10位:さんぱ家(273)
※4月以前のデータは消滅につき含まない
※月間21位以降のデータは足切り
※類似語は(ひらがな表記など)統一
そのほか様々なデータを紹介しようと思ったのですが、
解析サイトのデータをうまく引っ張り出せません。
とりあえず、これだけを紹介しておくことにします。
スポンサーサイト
この1年で95店舗の韓国料理店を食べ歩きました。
韓国で食べた店と、ブログに書かなかった店を除いての数字なので、
実際には100店舗以上を食べ歩いたことになります。
ブログを書いていなかったら、さすがにこの数字はありませんね。
まだまだ、行ったことのない韓国料理店はたくさんありますが、
まとめの意味も含めて、お気に入りの店を紹介したいと思います。
なお、紹介する順序は、店名の「あいうえお順」です。
・牛村(赤坂)
味付けされていない本格的なソルロンタン食べられます。
全体に値段は高めですが、スユクなども美味でした。
・恵美寿(新大久保)
ポシンタンを食べるときには必ずここに来ます。
2階は60席ある広い空間なので大規模な宴会も便利です。
・御廚(日本橋)
ちょっと豪華なランチを楽しみたいときにはちょうどいいお店です。
李朝宮中料理の専門店ですが、チゲなどの料理も味わえます。
・元祖ブデチゲ(湯島)
取材で食べたため、ブログでは紹介することができませんでした。
都内で本格的なプデチゲを食べるなら、ここがいちばんオススメです。
・韓流(新大久保)
鶏カルグクス鍋とキムチカルビチムが美味です。
広い店ではないですがバリアフリーなのもありがたい存在です。
・金達莱(新大久保)
延辺料理が食べたいときはこのお店に来ます。
羊肉の串焼きがお気に入りですが、話の種に牛鞭もいい感じです。
・クンバリ(新大久保)
軍隊料理専門店という珍しいコンセプトのお店です。
飯盒ラーメン、巨大なケランマリ、プデチゲあたりがオススメです。
・高麗参鶏湯(新大久保)
サムゲタンが食べたいときはこの店に来ます。
30種類の漢方薬を入れて煮込んでいるのが特徴です。
・Korean Organic nabi(原宿)
あちこちでタッカンマリを食べましたが、ここがいちばんでした。
濃厚なスープと、ハサミのいらない柔らかな鶏肉が美味です。
・KORYO浅草橋本店(浅草橋)
東京で平壌式の冷麺を食べるのならこのお店を薦めます。
赤坂、大宮にも支店がありますが、浅草橋本店がお気に入りです。
・チャムナム家(新大久保)
経営は変わりましたが、引き続きお世話になっています。
この店で食べるケランチムは絶品です。
・大口食堂(池袋)
古くから有名な池袋の老舗韓国料理店です。
この店でユッケジャンを食べて久しぶりに感動しました。
・Teji Tokyo(歌舞伎町)
続々と出てくる新メニューから目が離せません。
イベリコ豚のサムギョプサル、ミニトマトのキムチがお気に入りです。
・てじまうる大久保店(新大久保)
新大久保で豚焼肉が食べたいという人には迷わず勧めます。
平田牧場産の金華豚など、良質のブランド豚が食べられます。
・てじまぅる新宿店(西新宿)
25種類以上のマッコルリを揃える専門のバーです。
マッコルリ好きという人には、絶対に行って欲しいお店です。
・土地(大久保)
チーズチヂミ、山芋チヂミ、おこげチヂミといった各種チヂミが自慢。
チヂミだけでこれだけの魅力を持たせられる店を他に知りません。
・BCD TOFU HOUSE(新大久保)
本格的なスンドゥブチゲを食べるならこの店をオススメします。
アメリカでチェーン展開する元祖店の日本1号店です。
もちろんこのほかにもオススメの店はたくさんあります。
シチュエーションや、そのときの気分によって色々ですからね。
あくまでも、総合的なオススメということでご理解ください。
韓国で食べた店と、ブログに書かなかった店を除いての数字なので、
実際には100店舗以上を食べ歩いたことになります。
ブログを書いていなかったら、さすがにこの数字はありませんね。
まだまだ、行ったことのない韓国料理店はたくさんありますが、
まとめの意味も含めて、お気に入りの店を紹介したいと思います。
なお、紹介する順序は、店名の「あいうえお順」です。
・牛村(赤坂)
味付けされていない本格的なソルロンタン食べられます。
全体に値段は高めですが、スユクなども美味でした。
・恵美寿(新大久保)
ポシンタンを食べるときには必ずここに来ます。
2階は60席ある広い空間なので大規模な宴会も便利です。
・御廚(日本橋)
ちょっと豪華なランチを楽しみたいときにはちょうどいいお店です。
李朝宮中料理の専門店ですが、チゲなどの料理も味わえます。
・元祖ブデチゲ(湯島)
取材で食べたため、ブログでは紹介することができませんでした。
都内で本格的なプデチゲを食べるなら、ここがいちばんオススメです。
・韓流(新大久保)
鶏カルグクス鍋とキムチカルビチムが美味です。
広い店ではないですがバリアフリーなのもありがたい存在です。
・金達莱(新大久保)
延辺料理が食べたいときはこのお店に来ます。
羊肉の串焼きがお気に入りですが、話の種に牛鞭もいい感じです。
・クンバリ(新大久保)
軍隊料理専門店という珍しいコンセプトのお店です。
飯盒ラーメン、巨大なケランマリ、プデチゲあたりがオススメです。
・高麗参鶏湯(新大久保)
サムゲタンが食べたいときはこの店に来ます。
30種類の漢方薬を入れて煮込んでいるのが特徴です。
・Korean Organic nabi(原宿)
あちこちでタッカンマリを食べましたが、ここがいちばんでした。
濃厚なスープと、ハサミのいらない柔らかな鶏肉が美味です。
・KORYO浅草橋本店(浅草橋)
東京で平壌式の冷麺を食べるのならこのお店を薦めます。
赤坂、大宮にも支店がありますが、浅草橋本店がお気に入りです。
・チャムナム家(新大久保)
経営は変わりましたが、引き続きお世話になっています。
この店で食べるケランチムは絶品です。
・大口食堂(池袋)
古くから有名な池袋の老舗韓国料理店です。
この店でユッケジャンを食べて久しぶりに感動しました。
・Teji Tokyo(歌舞伎町)
続々と出てくる新メニューから目が離せません。
イベリコ豚のサムギョプサル、ミニトマトのキムチがお気に入りです。
・てじまうる大久保店(新大久保)
新大久保で豚焼肉が食べたいという人には迷わず勧めます。
平田牧場産の金華豚など、良質のブランド豚が食べられます。
・てじまぅる新宿店(西新宿)
25種類以上のマッコルリを揃える専門のバーです。
マッコルリ好きという人には、絶対に行って欲しいお店です。
・土地(大久保)
チーズチヂミ、山芋チヂミ、おこげチヂミといった各種チヂミが自慢。
チヂミだけでこれだけの魅力を持たせられる店を他に知りません。
・BCD TOFU HOUSE(新大久保)
本格的なスンドゥブチゲを食べるならこの店をオススメします。
アメリカでチェーン展開する元祖店の日本1号店です。
もちろんこのほかにもオススメの店はたくさんあります。
シチュエーションや、そのときの気分によって色々ですからね。
あくまでも、総合的なオススメということでご理解ください。
「2006年の韓食日記を振り返る(前編)」から続きます。
<7月>
(07月01日)新大久保「グリーン食堂」でオリジナル結婚式。
韓国つながりの仲間として出会い、結婚するというカップルが誕生。
せっかくなので韓国式に祝おうと、オリジナル結婚式を開催しました。
2階の広い「グリーン食堂(現在は恵美寿)」を貸切にして、
特別な結婚式料理を作ってもらい、みんなでお祝いをしました。
大成功だったのですが、その後、店がなくなったのは残念でしたね。
(07月20日)新大久保「高麗参鶏湯」でサムゲタン。
日本で言う「土用の丑の日」に相当する「伏日」のオフ会。
韓国を代表する夏のスタミナメニューであるサムゲタンを食べた後、
店を移動して今度はポシンタンを食べるという精力的なハシゴ。
「高麗参鶏湯」→「恵美寿」というゴールデンコースが生まれた瞬間。
これでこの夏は絶対に夏バテしない! と盛り上がったオフ会でした。
<8月>
(08月07日)歌舞伎町「Teji Tokyo」でテジ頂上会談。
コリアンタウンを代表する豚焼肉店の社長同士が初めて出会いました。
平田牧場産の金華豚、桃園豚、三元豚を出す「てじまぅる」と、
スペイン産のイベリコ豚や薩摩清浄豚を出す「Teji Tokyo」。
その2店の社長会談をセッティングできたというのは大きな喜びです。
加熱一途の豚焼肉界を、どうリードしていくのか今後も注目されます。
(08月25日)市ヶ谷「市ヶ谷チャンナムヤ」でラストタットリタン。
4月に閉店した新大久保の「チャムナム家」が市ヶ谷で再オープン。
そう聞いたときは大喜びでしたが、諸事情により元祖のご夫婦は帰国。
お母さんの作る絶品タットリタンを、多くの常連様と食べました。
その前後、お父さんお母さんとたくさん遊べたのもよい思い出です。
年末の訪韓で、4ヶ月ぶりに元気な顔を見てきました。
<9月>
(09月08日)新大久保「韓流」で鶏カルグクス鍋。
この店にめぐり合えたのは2006年後期の大きな幸せでした。
「韓流」という名前から敬遠していましたが、行ってみたら大当たり。
それ以来、事あるごとに通うことになったありがたいお店です。
社長の金さんには、ブログのコメント欄でも常連になって頂きました。
もろもろ本当にお世話になっております。
(09月11日)アサヒコムで「コリアうめーや!!」がスタート。
9月になってアサヒコムで韓国料理のコラムを書き始めました。
これを書くようになって、韓国料理を食べる頻度がさらに増えました。
取材で食べたものは、基本的にブログに載せていないので、
実際には、もっと多くの韓国料理を食べていることになります。
美味しい韓国料理を紹介するため、さらに食べ歩こうと思っています。
<10月>
(10月14日)歌舞伎町「某居酒屋」にて韓国式居酒屋体験。
前述した「韓流」の金さんに連れて行って頂いたお店です。
韓国式の「居酒屋」が、いわゆる日本の居酒屋とは違うことを紹介。
そのギャップが面白く、注目を集めた記事となりました。
日本に住む韓国人だけが使う造語のような言葉ですよね。
日本語でも、韓国語でもない、実に不思議な単語だと思います。
(10月18日)新大久保「ルネッサンス」で生トマトジュース。
なんの気なしに書いた記事ですが、これも大いに注目を集めました。
韓国のトマトジュースには砂糖が入っている、というだけなのですが、
予想外にあちこちから、反応が返ってきて僕が驚きました。
他サイト、他のブログなどでも紹介をして頂きました。
こういう小ネタも大事だな、と学ばせてもらった記事です。
<11月>
(11月01日)11月30日『魅力探求!韓国料理』発売!
2006年の個人的な重大ニュースを選ぶなら1位はこれです。
これまで頑張ってきたことを、ようやく形にすることが出来ました。
現在までのところ、バカ売れというほどではないですが好調の様子。
それ以上に、読んだ方からの評価が非常に高いのが嬉しいです。
年が明けて様々なメディアにも紹介されていくことが決まりました。
(11月04日)大久保「土地」で久々のチーズチヂミ。
これもまた本当に嬉しい出来事でした。
長い間、体調を崩して店を離れていたお母さんが無事に復帰。
半年ぶりに「土地」名物のチーズチヂミを食べることができました。
年末は忘年会だらけで、予約すら取ることのできなかった人気店。
年が明けて、しばらくしたらまた少しずつ通いたいと思います。
<12月>
(12月12日)都内某所「某店」でお任せ家庭料理。
年内で閉店という事情から、特に店の場所と名前を伏せました。
もう年が明けてしまったので、改めて公開することにします。
場所は葛飾区の堀切、店の名前は「鳳仙花堀切店」です。
かの有名な麻布「鳳仙花」とは、古くから姉妹関係にある店だとか。
居心地がよく料理も美味しかっただけに、閉店がなんとも残念です。
(12月27日)ソウルに来ております。
2006年は仕事が忙しく、なかなか韓国に行けませんでした。
年末に師匠の訪韓が決まって、それに僕も同行することに。
10ヶ月ぶりの韓国は、やはり楽しく美味しいものに満ちていました。
やっぱりこまめに行かねば、とおおいに反省した次第です。
2007年は出来るだけ韓国に行こうと思います。
という訳で、以上、2006年の振り返りでした。
ほかにも印象的な記事はたくさんあったのですが、
スペースの関係で、いくつかは泣く泣く割愛しました。
1年間ご愛読頂いた皆様には、本当に感謝したいと思います。
2007年も「韓食日記」を宜しくお願い致します。
<7月>
(07月01日)新大久保「グリーン食堂」でオリジナル結婚式。
韓国つながりの仲間として出会い、結婚するというカップルが誕生。
せっかくなので韓国式に祝おうと、オリジナル結婚式を開催しました。
2階の広い「グリーン食堂(現在は恵美寿)」を貸切にして、
特別な結婚式料理を作ってもらい、みんなでお祝いをしました。
大成功だったのですが、その後、店がなくなったのは残念でしたね。
(07月20日)新大久保「高麗参鶏湯」でサムゲタン。
日本で言う「土用の丑の日」に相当する「伏日」のオフ会。
韓国を代表する夏のスタミナメニューであるサムゲタンを食べた後、
店を移動して今度はポシンタンを食べるという精力的なハシゴ。
「高麗参鶏湯」→「恵美寿」というゴールデンコースが生まれた瞬間。
これでこの夏は絶対に夏バテしない! と盛り上がったオフ会でした。
<8月>
(08月07日)歌舞伎町「Teji Tokyo」でテジ頂上会談。
コリアンタウンを代表する豚焼肉店の社長同士が初めて出会いました。
平田牧場産の金華豚、桃園豚、三元豚を出す「てじまぅる」と、
スペイン産のイベリコ豚や薩摩清浄豚を出す「Teji Tokyo」。
その2店の社長会談をセッティングできたというのは大きな喜びです。
加熱一途の豚焼肉界を、どうリードしていくのか今後も注目されます。
(08月25日)市ヶ谷「市ヶ谷チャンナムヤ」でラストタットリタン。
4月に閉店した新大久保の「チャムナム家」が市ヶ谷で再オープン。
そう聞いたときは大喜びでしたが、諸事情により元祖のご夫婦は帰国。
お母さんの作る絶品タットリタンを、多くの常連様と食べました。
その前後、お父さんお母さんとたくさん遊べたのもよい思い出です。
年末の訪韓で、4ヶ月ぶりに元気な顔を見てきました。
<9月>
(09月08日)新大久保「韓流」で鶏カルグクス鍋。
この店にめぐり合えたのは2006年後期の大きな幸せでした。
「韓流」という名前から敬遠していましたが、行ってみたら大当たり。
それ以来、事あるごとに通うことになったありがたいお店です。
社長の金さんには、ブログのコメント欄でも常連になって頂きました。
もろもろ本当にお世話になっております。
(09月11日)アサヒコムで「コリアうめーや!!」がスタート。
9月になってアサヒコムで韓国料理のコラムを書き始めました。
これを書くようになって、韓国料理を食べる頻度がさらに増えました。
取材で食べたものは、基本的にブログに載せていないので、
実際には、もっと多くの韓国料理を食べていることになります。
美味しい韓国料理を紹介するため、さらに食べ歩こうと思っています。
<10月>
(10月14日)歌舞伎町「某居酒屋」にて韓国式居酒屋体験。
前述した「韓流」の金さんに連れて行って頂いたお店です。
韓国式の「居酒屋」が、いわゆる日本の居酒屋とは違うことを紹介。
そのギャップが面白く、注目を集めた記事となりました。
日本に住む韓国人だけが使う造語のような言葉ですよね。
日本語でも、韓国語でもない、実に不思議な単語だと思います。
(10月18日)新大久保「ルネッサンス」で生トマトジュース。
なんの気なしに書いた記事ですが、これも大いに注目を集めました。
韓国のトマトジュースには砂糖が入っている、というだけなのですが、
予想外にあちこちから、反応が返ってきて僕が驚きました。
他サイト、他のブログなどでも紹介をして頂きました。
こういう小ネタも大事だな、と学ばせてもらった記事です。
<11月>
(11月01日)11月30日『魅力探求!韓国料理』発売!
2006年の個人的な重大ニュースを選ぶなら1位はこれです。
これまで頑張ってきたことを、ようやく形にすることが出来ました。
現在までのところ、バカ売れというほどではないですが好調の様子。
それ以上に、読んだ方からの評価が非常に高いのが嬉しいです。
年が明けて様々なメディアにも紹介されていくことが決まりました。
(11月04日)大久保「土地」で久々のチーズチヂミ。
これもまた本当に嬉しい出来事でした。
長い間、体調を崩して店を離れていたお母さんが無事に復帰。
半年ぶりに「土地」名物のチーズチヂミを食べることができました。
年末は忘年会だらけで、予約すら取ることのできなかった人気店。
年が明けて、しばらくしたらまた少しずつ通いたいと思います。
<12月>
(12月12日)都内某所「某店」でお任せ家庭料理。
年内で閉店という事情から、特に店の場所と名前を伏せました。
もう年が明けてしまったので、改めて公開することにします。
場所は葛飾区の堀切、店の名前は「鳳仙花堀切店」です。
かの有名な麻布「鳳仙花」とは、古くから姉妹関係にある店だとか。
居心地がよく料理も美味しかっただけに、閉店がなんとも残念です。
(12月27日)ソウルに来ております。
2006年は仕事が忙しく、なかなか韓国に行けませんでした。
年末に師匠の訪韓が決まって、それに僕も同行することに。
10ヶ月ぶりの韓国は、やはり楽しく美味しいものに満ちていました。
やっぱりこまめに行かねば、とおおいに反省した次第です。
2007年は出来るだけ韓国に行こうと思います。
という訳で、以上、2006年の振り返りでした。
ほかにも印象的な記事はたくさんあったのですが、
スペースの関係で、いくつかは泣く泣く割愛しました。
1年間ご愛読頂いた皆様には、本当に感謝したいと思います。
2007年も「韓食日記」を宜しくお願い致します。
記事のアップは新年明けてからになりましたが、
1年の総括ということで、2006年の記事を振り返ってみます。
多少の準備期間は置きましたが、ブログの開設が昨年の元旦。
年が明けて、ちょうど1周年ということになります。
ブログのおかげでずいぶんたくさんの韓国料理を食べられました。
その中でも特に印象的だった記事をピックアップしてみます。
<1月>
(12月31日)てじまうるで豚焼肉を食べつつ年越し。
2006年の年明けは新大久保で迎えました。
小学校時代の友人と、新大久保の「てじまぅる大久保店」で金華豚。
その後、花園神社にお参りするという新年の始まりです。
新大久保漬けになることを予見するかのような元旦でした。
(01月26日)豚肉とスイカの煮込み。
新大久保の「味一番」に、豚肉とスイカの煮込みという料理がある。
そんな情報を聞きつけて行ったのですが、夏季限定メニューでした。
夏になったらまた来ようと思っていたのですが、4月に無念の閉店。
その味は一生謎のままとなってしまいました。
<2月>
(02月03日)節分なので恵方キンパプツアー。
忙しさに負けて、最近はアホな企画もなかなかできません。
これは恵方巻きに引っ掛けて、無言オフというのを開催した話。
歌舞伎町の「双子のり巻き」に無言で集合、無言で料理を注文し、
無言のままキンパプを丸かぶりするというアホな集まりでした。
意思疎通用にわざわざスケッチブックまで用意しました。
(02月09日)ドラマ「輪舞曲」のスンドゥブチゲ専門店。
2006年の前半はひたすらにスンドゥブチゲを追いかけました。
その口火を切ったのが、溝の口「チャメ(姉妹)」のオープン。
その後、4月に「東京純豆腐」が青山ほかにオープンするなど、
その後のスンドゥブチゲブームへとつながっていきました。
<3月>
(03月11日)師匠宅でタラのチゲとジャガイモごはん。
師匠宅シリーズの第1回。現在は第10回まで数を伸ばしています。
人気の高い企画なので、僕としては嬉しい限りなのですが、
料理を公開される師匠は、徐々にプレッシャーが重くなっているとか。
同じ料理は出せないし、盛り付けにも気を遣わなきゃいかん。
などと、最近はブツブツ言われるようになってしまいました。
それでもいつも美味しい料理を作ってくれる師匠に感謝です。
(03月27日)歌舞伎町「Teji Tokyo」でイベリコ豚。
歌舞伎町にイベリコ豚のサムギョプサルを出す店がある!
と興奮して記事を書いたところ、社長さんがコメント欄に登場。
それをきっかけに、お店に何度も通うようになりました。
実は『魅力探求!韓国料理』の写真撮影にも協力して頂いております。
公私ともに、非常にお世話になっているお店です。
<4月>
(04月10日)新大久保「チャンナム家」ラストナイト。
2001年からずっとお世話になってきた韓国家庭料理店です。
店を経営する名物ご夫婦の帰国が決まり、この日が最後の営業でした。
その後、話は二転三転するのですが、それはまた別の話。
閉店後まで残って、店の方や、他の常連さん、近隣の店の人と飲み、
最後は思わず涙を落とす、という印象的な一夜となりました。
(04月26日)新宿三丁目「新宿ホルモン」でテッチャン他。
ホルモンに目覚めた、ホルモンが大好きになったというのも今年です。
好き嫌いの多い子どもだった僕は、長いこと内臓関係が苦手でした。
大人になってからは普通に食べられるようにはなっていましたが、
それが大好きに転化したのは、ホルモン好きの友人のおかげでしょう。
彼とのホルモン探索は、楽しい趣味のひとつとなっております。
<5月>
(05月06日)西新宿「てじまぅる新宿店」で角煮ほか。
西新宿に突如としたオープンしたマッコルリ専門店。
オープンは4月でしたが、初めて足を運んだのは5月でした。
マッコルリの専門店と聞いたときは、大きな衝撃を受けました。
現在は日本のマッコルリブームを牽引するような存在に。
間違いなく、韓国の食文化に一石を投じた店だと思います。
(05月24日)白金台で韓国宮中料理の店がOPスタッフ募集。
おそらく公式の場で『高矢禮』の名前が出たのはこれが初めてです。
どのメディアよりも早く、ヨン様レストランの情報を提供しました。
と言っても、スタッフの友人に頼まれて求人情報を出しただけですけどね。
でも、実際にこの記事を見て、求人に応募した方もいたのだとか。
ちなみに韓食日記への検索ヒット数ナンバー1が「高矢禮」です。
<6月>
(06月16日)赤い悪魔カレー(3日目)。
なぜか6月はカレーのことばかり考えていたような気がします。
ちなみに赤い悪魔カレーというのは、ごはんも材料もみんな赤で統一。
韓国のカレーが真っ黄色でまったく辛くないことから、
ひたすら赤にこだわった、韓国らしいカレーを作ろうという企画です。
この詳細については、コチラのメルマガをごらんください。
(06月18日)タデギに関する考察。
タデギに関する考察も密かに注目を集めた記事のひとつです。
韓国料理の知名度が上がるにつれ、テレビの料理番組などで、
タデギという単語が、少しずつ使用されるようになってきました。
そのたびに検索から来る人が増え、アクセス数が急増します。
文中で書いたように、「撒いた種」が花を咲かせた例だと思います。
ということで前半はここまで。後半へと続きます。
1年の総括ということで、2006年の記事を振り返ってみます。
多少の準備期間は置きましたが、ブログの開設が昨年の元旦。
年が明けて、ちょうど1周年ということになります。
ブログのおかげでずいぶんたくさんの韓国料理を食べられました。
その中でも特に印象的だった記事をピックアップしてみます。
<1月>
(12月31日)てじまうるで豚焼肉を食べつつ年越し。
2006年の年明けは新大久保で迎えました。
小学校時代の友人と、新大久保の「てじまぅる大久保店」で金華豚。
その後、花園神社にお参りするという新年の始まりです。
新大久保漬けになることを予見するかのような元旦でした。
(01月26日)豚肉とスイカの煮込み。
新大久保の「味一番」に、豚肉とスイカの煮込みという料理がある。
そんな情報を聞きつけて行ったのですが、夏季限定メニューでした。
夏になったらまた来ようと思っていたのですが、4月に無念の閉店。
その味は一生謎のままとなってしまいました。
<2月>
(02月03日)節分なので恵方キンパプツアー。
忙しさに負けて、最近はアホな企画もなかなかできません。
これは恵方巻きに引っ掛けて、無言オフというのを開催した話。
歌舞伎町の「双子のり巻き」に無言で集合、無言で料理を注文し、
無言のままキンパプを丸かぶりするというアホな集まりでした。
意思疎通用にわざわざスケッチブックまで用意しました。
(02月09日)ドラマ「輪舞曲」のスンドゥブチゲ専門店。
2006年の前半はひたすらにスンドゥブチゲを追いかけました。
その口火を切ったのが、溝の口「チャメ(姉妹)」のオープン。
その後、4月に「東京純豆腐」が青山ほかにオープンするなど、
その後のスンドゥブチゲブームへとつながっていきました。
<3月>
(03月11日)師匠宅でタラのチゲとジャガイモごはん。
師匠宅シリーズの第1回。現在は第10回まで数を伸ばしています。
人気の高い企画なので、僕としては嬉しい限りなのですが、
料理を公開される師匠は、徐々にプレッシャーが重くなっているとか。
同じ料理は出せないし、盛り付けにも気を遣わなきゃいかん。
などと、最近はブツブツ言われるようになってしまいました。
それでもいつも美味しい料理を作ってくれる師匠に感謝です。
(03月27日)歌舞伎町「Teji Tokyo」でイベリコ豚。
歌舞伎町にイベリコ豚のサムギョプサルを出す店がある!
と興奮して記事を書いたところ、社長さんがコメント欄に登場。
それをきっかけに、お店に何度も通うようになりました。
実は『魅力探求!韓国料理』の写真撮影にも協力して頂いております。
公私ともに、非常にお世話になっているお店です。
<4月>
(04月10日)新大久保「チャンナム家」ラストナイト。
2001年からずっとお世話になってきた韓国家庭料理店です。
店を経営する名物ご夫婦の帰国が決まり、この日が最後の営業でした。
その後、話は二転三転するのですが、それはまた別の話。
閉店後まで残って、店の方や、他の常連さん、近隣の店の人と飲み、
最後は思わず涙を落とす、という印象的な一夜となりました。
(04月26日)新宿三丁目「新宿ホルモン」でテッチャン他。
ホルモンに目覚めた、ホルモンが大好きになったというのも今年です。
好き嫌いの多い子どもだった僕は、長いこと内臓関係が苦手でした。
大人になってからは普通に食べられるようにはなっていましたが、
それが大好きに転化したのは、ホルモン好きの友人のおかげでしょう。
彼とのホルモン探索は、楽しい趣味のひとつとなっております。
<5月>
(05月06日)西新宿「てじまぅる新宿店」で角煮ほか。
西新宿に突如としたオープンしたマッコルリ専門店。
オープンは4月でしたが、初めて足を運んだのは5月でした。
マッコルリの専門店と聞いたときは、大きな衝撃を受けました。
現在は日本のマッコルリブームを牽引するような存在に。
間違いなく、韓国の食文化に一石を投じた店だと思います。
(05月24日)白金台で韓国宮中料理の店がOPスタッフ募集。
おそらく公式の場で『高矢禮』の名前が出たのはこれが初めてです。
どのメディアよりも早く、ヨン様レストランの情報を提供しました。
と言っても、スタッフの友人に頼まれて求人情報を出しただけですけどね。
でも、実際にこの記事を見て、求人に応募した方もいたのだとか。
ちなみに韓食日記への検索ヒット数ナンバー1が「高矢禮」です。
<6月>
(06月16日)赤い悪魔カレー(3日目)。
なぜか6月はカレーのことばかり考えていたような気がします。
ちなみに赤い悪魔カレーというのは、ごはんも材料もみんな赤で統一。
韓国のカレーが真っ黄色でまったく辛くないことから、
ひたすら赤にこだわった、韓国らしいカレーを作ろうという企画です。
この詳細については、コチラのメルマガをごらんください。
(06月18日)タデギに関する考察。
タデギに関する考察も密かに注目を集めた記事のひとつです。
韓国料理の知名度が上がるにつれ、テレビの料理番組などで、
タデギという単語が、少しずつ使用されるようになってきました。
そのたびに検索から来る人が増え、アクセス数が急増します。
文中で書いたように、「撒いた種」が花を咲かせた例だと思います。
ということで前半はここまで。後半へと続きます。
25日の夜に釜山から韓国入りし、現在はソウルにおります。
31日まではこのままソウルにいる予定ですので、
申し訳ありませんが、年内はもう更新をすることができません。
本当は出発する前に報告するべきだったんですけどね。
出発前のバタバタで結局書けないままこちらに来てしまいました。
今はソウルのとあるPCバンでこのお知らせを書いています。
旅の間に食べたものについては、帰ってから報告致します。
皆様、よいお年を。そして、セヘポンマニパドゥセヨ。
31日まではこのままソウルにいる予定ですので、
申し訳ありませんが、年内はもう更新をすることができません。
本当は出発する前に報告するべきだったんですけどね。
出発前のバタバタで結局書けないままこちらに来てしまいました。
今はソウルのとあるPCバンでこのお知らせを書いています。
旅の間に食べたものについては、帰ってから報告致します。
皆様、よいお年を。そして、セヘポンマニパドゥセヨ。

韓国関係の集まりだけど、韓国料理からは少し目先を変えたい。
そんなときに重宝するのが、延辺料理の専門店です。
延辺とは中国東北部の吉林省に位置する朝鮮族の自治州で、
中国料理、朝鮮料理の交じり合った独特の食文化を持っています。
新大久保界隈には大久保通り沿いに5軒の専門店があり、
延辺料理と韓国料理の両方を食べることができます。
韓国関係でありつつ、目先を変えられる店という訳です。
この日は最初に韓国料理のコースを頼んでいたので、
冒頭の写真、スユク(茹でた牛ほほ肉の薄切り)をはじめ、

コース料理では定番のチヂミや、

石焼きビビンバといった料理が次々に出てきました。
僕は遅刻して行ったので、食べられなかった料理もありましたが、
プデチゲ(ハムやソーセージの鍋)らしき鍋料理であるとか、
トッポッキ(餅炒め)、サンチュサラダなどが出ておりました。
ただ、コースになるとやはり韓国料理がメインなんですよね。
それなりのボリューム、皿数はあったのですが、
最後のほうになって、やはり串焼きも食べたいということに。

延辺料理店の看板メニュー、羊の串焼きを追加注文しました。
テーブルの真ん中に専用の焼き台が設置され、自分たちで焼きます。
焼けてゆくのを見ながら食べる、というのがまた楽しいですね。
いつしか役割分担ができ、焼きに徹する串職人なども現れたり。
そのほか、あいた串にニンニクを刺して焼く担当などがおりました。
テーブルの上に、サービスの生ニンニクが置かれているのです。

こちらも延辺料理店でのお気に入り。干し豆腐の炒め物です。
薄切りになった豆腐の、分厚くざらっとした食感がいい感じ。

いつぞやこのブログでも盛り上がった「牛鞭」をまた頼みました。
話のタネにはちょうどいいですよね。牛のペニスのことです。
手前にある白いのが「牛鞭」で、奥の赤いのは「羊のスジ」。
ほかにも牛の大動脈など、珍しい部位を食べることができます。
ちなみに「牛鞭」はクニクニとした感じの歯触りでした。
そこまで美味しいものではないですが、試してみるくらいはいいかも。
美味しさだけを求めるなら、羊のロース、スジが無難です。
というわけで、久しぶりに延辺料理を楽しんできました。
延辺料理となると、この店ばかりに来てしまうのですが、
まだ行ったことのない店が界隈にあと2軒あるんですよね。
いつかは大久保通り沿いの5軒を全部制覇したいと思いつつ。
その野望はどうやら、来年に持ち越しとなりそうです。
店名:金達莱(きんたつらい)
住所:東京都新宿区百人町2-1-3 地下1階
電話:03-3204-2828
営業:11:30~翌4:00
定休:第1、3火曜日
http://kintatsurai.jp
<過去の関連日記>
(06月30日)新大久保「金達莱」で羊串焼きなど延辺料理。

昨年11月にオープンして以来、ずっと行きたかったのですが、
日本橋という場所柄、なかなか足が向きませんでした。
この日は友人に誘ってもらい、やっと念願かなった次第です。
しかも、韓国留学時代の友人の友人がここで働いているとのこと。
ともすれば敷居の高さを感じそうな「李朝宮中料理」の店で、
あっ、どうもどうも、なんてアットホームな雰囲気を味わいました。
もちろん実際に敷居の高さなど感じないお店でしたけどね。
韓国料理店にしては珍しく、1階がカウンター席というのもいい感じ。
ゆっくりしたいときには2階のテーブル席に行けばいいですし、
ランチであれば1人でもカウンターなら違和感ありません。
オープンキッチンなので、厨房が除けるのも楽しさのひとつです。
この日は3人でのランチでしたが、迷うことなくカウンターでした。
値段はさすがにやや高めで、ランチでも1200~3000円。
僕が食べたのは冒頭の写真「韓国家庭料理膳(牛肉)」で1800円。
牛肉以外に豚肉、鶏肉も選べて、その場合は1500円だそうです。
メインの牛肉料理はいわゆるプルコギ(牛焼肉)ですが、
具にエリンギ、マイタケが入っており食感も楽しめます。
味付けは甘からず濃からず、素材の味を生かそうという感じ。
宮中料理らしい、上品な味わいに仕上がっておりますが、
決して単調な味付けではないので物足りなさはありません。
もちろんこの料理に限ったことではなく、全体にまたがっての話。
漢方食材などを使用しつつ、味に広がりを持たせているようです。

副菜5品は焼き海苔、卵焼き、チャンジャ(タラの内臓の塩辛)、
菜の花とモヤシのナムル、白菜キムチというラインナップ。
さすがに宮中料理だけあって、色も5色揃っておりますね。
卵焼きが異色な感じもしましたが、黄色担当だったのではと推測。
正しい韓国料理にはコミョンという彩りを兼ねた薬味が乗りますが、
これは味にアクセントをつけるとともに五味五色を整える意味が。
メインのプルコギにも糸唐辛子(赤)、カイワレ(青)、ゴマ(白)、
といった彩りが加えられています……が黄色が見当たらないですね。
牛肉の(黒)、キノコ類はたぶん(白)だからゴマのほうが(黄)?
おそらく正式には黄身と白身を分けた錦糸卵が乗るのでしょう。
このほか、玄米を混ぜたごはんと、貝のスープがつきました。
スープはもしかしたら日によって違うのかもしれませんが、
この日はハマグリをメインに大根などの野菜が入っておりました。
塩味は限りなく薄く、ハマグリの味と野菜の甘味が際立っていました。

こちらは友人が頼んだ「豆腐チゲセット」。
辛さは選べるそうで、友人はもちろん激辛にしてもらっていました。
といってもそこまで辛いわけではないですけどね。
副菜4品、生卵、ごはんがセットになって2000円です。
食べた友人は漢方食材系の味わいがすると言っておりましたね。
一口味見をさせてもらいましたが、確かに独特の香りがするような。
気のせいかもしれませんが、美味しいだけでなく健康にもよさそうです。

こちらはもう1人の友人が頼んだ「コリコムタンセット」。
いわゆる牛のテールスープですが、よく煮込んであって濃厚です。
朝鮮人参、ナツメがたっぷり入っており、こちらも健康によさそう。
牛テールまわりについた肉も、食べ応えたっぷりだったそうです。
こちらにも副菜3品と、ごはんがついて2000円です。

最後にはデザートを頂きました。
冷たい五味子茶とペスク(梨のシロップ漬け)のセット。
五味子茶はチョウセンゴミシの実を砂糖に漬けたもので、
水やお湯で溶いて飲むと、さっぱりした酸味と甘味が楽しめます。
韓国ではポピュラーな伝統茶の一種ですね。
量的に少し物足りないかとも思いましたが、
食べ終えてみると、意外に満腹感がありましたね。
ランチとしては少し高いですが、贅沢な気分にも浸れました。
ゆったりとランチを楽しみたいときなどには最適だと思います。
こうなると、夜の料理も食べてみたいところですね。
アラカルトもありますが、コースで4500~18000円。
いちばん高いコースでも「高矢禮」ほどではない……なんて思ったり。
とはいえ、特別な日でもない限り、気軽には食べられませんね。
いつの日か、夜に来れる日があればと思います。
店名:御廚(おじゅ)
住所:東京都中央区日本橋2-6-6
電話:03-3244-0010
営業:11:00~14:00、17:00~22:00
定休:日曜日
http://www.oju.jp

好評発売中の『魅力探求!韓国料理』にも書いてありますが、
師匠は現在闘病中で、車椅子の生活を送っておられます。
この日は師匠と、師匠の古いご友人と新大久保で飲むことになり、
車椅子でも入れる店、というのを僕が探すことになりました。
また、いくつか事情があって家庭料理の店というのも条件のひとつ。
新大久保の家庭料理店で、バリアフリーで、座敷でなくテーブル席で、
さらに美味しい店となると、新大久保とはいえ店選びは大変です。
悩みに悩んで思いついたのが、いつもお世話になっている「韓流」。
狭い店なので店内の移動だけ少し苦労をしましたが、
入口はまったくのフラットで、何のストレスもなく入店できました。
唯一、トイレへの道だけは車椅子で入れませんでしたけどね。
ただこれもさほどの距離ではなく、また段差もありません。
車椅子での移動というのは、本当に我々の感覚と違うため、
普段は気付かないような段差でえらく苦労したりします。
先日コチラのお店へ師匠と行ったときも、1階だからと思っていたら、
入口に予想外の段差があって、わずかですが大変な思いをしました。
車椅子の方が、なんのストレスもなく入れる店って本当に少ないです。
新大久保のバリアフリーな店、ご存知の方はぜひ教えてください。

さて、無事に店に入ってしまえば、後はもう問題ありません。
師匠の「カムジャタンが食べたい」という鶴の一言で料理が決定。
カムジャタンは豚の背骨とジャガイモが入った豪快な鍋です。
ちなみに冒頭の写真は、「韓流」名物のポッサム(茹で豚)です。
ここのポッサムはなかなかボリュームがあっていいんですよね。
大皿に盛られて、どーんと出てくる瞬間の雰囲気が好きです。

カムジャタンを煮込んでいくと、ゴツゴツとした背骨があらわに。
背骨とジャガイモといういかにも無骨で無愛想なコンビですが、
食べると背骨まわりの肉は柔らかく、ジャガイモもホクホクです。
ジャガイモは美味しいスープを吸うので、できれば最後のほうに。
まずは豚の背骨まわりの肉を、手でつかんでガブガブと食べます。

こちらのスユク(牛頬の茹で肉)はお店からのサービスでした。
スユクも店によって色々なスタイルで出てくる料理ですが、
ヤンニョム(薬味ダレ)で和えた生野菜と一緒に食べるのがこの店流。
味噌を乗せてサンチュで包んだり、塩コショウで食べる店もあります。

ちなみに2軒目は歌舞伎町にあるこんな感じのお店に移動。
韓国人ママさんの経営する店で、カラオケを歌いながら飲みました。
1軒目、2軒目とずいぶんいろいろな話を聞きましたが、
勉強にもなりますし、また横のつながりが強いのに驚きます。
話の端々に韓国関係の各分野で活躍する著名な方々の名前がずらり。
「あの時代に韓国行ったやつは少ないからたいていわかるんだよ」
とみなさんおっしゃいますが、本当につながっているんですよね。
韓国関係は狭い、なんて話を我々の世代でもよくしますが、
7、80年代に韓国で学んだ方は、比べ物にならないレベルです。
そしていずれもの方が、それぞれの分野でのスペシャリスト。
間違いなく現在の日韓関係を、公私の両面から作り上げた方々です。
いまこうして韓国料理のブログを書いていられるのも、
多くの先輩方がこれまで切り開いてきた道のおかげでしょう。
その道を歩きながら、自分はいったい何を残せるのだろう。
師匠をはじめとした先輩方と飲むと、いつもそんなことを感じます。
未来に向かってコツコツと、自分なりの精一杯で頑張らねば。
楽しく飲みながら、そんなことを思った夜でした。
店名:韓流
住所:東京都新宿区歌舞伎町2-20-11玉野ビル1階
電話:03-3207-0983
営業:24時間
定休:第2、4日曜日
<過去の関連日記>
(09月08日)新大久保「韓流」で鶏カルグクス鍋。
(09月22日)新大久保「韓流」で鶏カルグクス鍋&チヂミ2種。
(10月02日)新大久保「韓流」金社長からのお誘い。
(10月06日)新大久保「韓流」で秋夕料理&キムチカルビチム。
(10月07日)新大久保「韓流」金社長からのお誘い(2)。
(10月13日)新大久保「韓流」でコプチャンジョンゴル。
(10月24日)新大久保「韓流」でポッサム&キムチカルビチム。

まずタイトルですが、場所、名前とともに伏せました。
このブログでは初めてのことで、これにはちょっとした訳があります。
知人から美味しい韓国家庭料理店があるからと誘って頂いたこの日。
これまで1度も降りたことのない駅で韓国料理を食べました。
出てきた料理はどれも美味しく、料理を作るお母さんの人柄もよく、
久しぶりに素晴らしい店に出会ったと感動したのですが、
残念なことに、このお店は年内いっぱいで閉店になるんです。
現在はもう、閉店を惜しむ常連さんたちの予約でいっぱい。
下手にブログで紹介をして、迷惑がかかってもいけないので、
とりあえずしばらくの間、店の場所と名前を伏せることにしました。
いずれ年が明けたら、また修正してアップしたいと思います。
(※追記。1月6日に修正しました)
いい店ほど早くなくなる、というのが韓国料理のジレンマですが、
この店だけは、本当にもっと早く出会っていればと思いましたね。
韓国料理店でもっとも確実な、料理上手なお母さんのいる店です。
一応メニューもあるそうですが、常連さんたちはほとんどお任せとか。
出てくるままに食べて、後はどこで満腹になるかだそうです。
そんな店の最初の一品が冒頭の写真、ヤンニョムケジャンですからね。
生のワタリガニを辛い薬味ダレに漬け込んだ料理です。
このあとどんな料理が出るのかと、気分がぐっと盛り上がりました。

見た目は麻婆豆腐風ですが、味は韓国式のヤンニョム豆腐。
豆腐を唐辛子、ニンニク、ネギなどの薬味ダレで和えたものです。
普通は豆腐の上にタレをどろっとかける料理ですけどね。
豆腐を崩さないように、静かに手で和えるというのがコツだそうです。

キクラゲがたっぷり入った大盛のチャプチェ(春雨炒め)。

牡蠣をたっぷり乗せた牡蠣チヂミなどが一気に出てきました。
そしてこの牡蠣チヂミがまた美味しかったですね。
普通、牡蠣チヂミというと、こんなスタイルが一般的ですが、
こうした普通のチヂミに具として乗るタイプもいい感じです。

小さな器にちょこんと出てきた海藻の酢の物。
何の海藻か尋ねたのですが、店のお母さんもわからないのだとか。
韓国から送られてきた、正体不明の海藻とのことで、
結局食べてもなんだかわかりませんでした。
全羅道でよく食べるメセンイ(カプサアオノリ)あたり、
とも推測してみましたが、これも確証はありません。

エホバクジョン(カボチャの未熟果の衣焼き)です。
韓国では民俗酒店の定番おつまみですが、日本ではあまり見ません。
これらのジョン類は作るのにずいぶん手間がかかるので、
一般の家庭料理店では、敬遠される傾向にあります。
そんな料理がこんなにたっぷり出てくるんですからね。
本当にどこかの家にお邪魔したみたいな気分です。

こちらもたっぷり出てきた白身魚のジョン(衣焼き)。
普通はタラを使いますが、贅沢なことにヒラメを使っています。
ヒラメのジョンなんて、韓国でも聞いたことすらありません。
なるほど、こういうグレードアップがあったかと驚きました。

かなりの料理が出た後ですが、これがこの日のメイン料理。
ボリュームたっぷりのテジカルビチム(豚肉と大根の煮物)です。
常連さんたちは、ここのメイン料理だけ相談するようですね。
これがサムギョプサル(豚バラ肉の焼肉)になったり、
あるいはプルコギ(牛焼肉)になったりするとのことです。
この日はむしろテジカルビチムでラッキーと思ったり。
豚肉も大根もとろっとろです。

いい加減満腹ですが、さらにイカの刺身が出てきました。
イカだけでなく、韓国風に野菜と辛いソースで和えてあります。

最後のシメはじっくりと煮込んだタッチュク(鶏粥)。
とろとろと柔らかいごはんに、うまみの染み出た鶏スープが、
焼酎とマッコルリで酔った胃袋に、心地よい収まりをつけてくれます。
最後の最後まで、いずれも感動的な料理ばかりでした。
これだけの量が出てくるというボリュームもすごいですが、
どの料理にもかなり手がかかっていることに驚きました。
これらを5人で食べて、1人6000円なら高くはないかと。
食べるだけでなく、さんざん飲んでの金額ですしね。
料理もこれで全部ではなく、もう4品ほどが出ておりました。
こんなにいいお店が、今年いっぱいでなくなるとは本当に残念。
閉店を嘆くべきか、それとも最後に行けたことを喜ぶべきか。
美味しいものをたくさん食べて、幸せだけども悩ましい夜でした。
店名:鳳仙花堀切店
住所:東京都葛飾区堀切3-1-2
電話:03-5698-2911
営業:不明
定休:不明
(※追記。鳳仙花堀切店は2006年12月に閉店しました)
12月19日付けで20万アクセスを突破しました。
開設が1月1日、10万アクセス突破が9月8日なので、
順調にアクセス数を伸ばしている計算になります。
仕事が忙しくなると、更新が止まったりもしますが、
できる限り、多くの情報をお伝えしていきたいと思います。
本当にありがとうございます。
開設が1月1日、10万アクセス突破が9月8日なので、
順調にアクセス数を伸ばしている計算になります。
仕事が忙しくなると、更新が止まったりもしますが、
できる限り、多くの情報をお伝えしていきたいと思います。
本当にありがとうございます。

よく行く新大久保からたったひとつ隣の駅なのですが、
今ではほとんど来ることがなくなってしまいました。
最近は韓国料理店があるかないかだけで行動範囲が決まっています。
こんなにも幅の狭い人生を送っていてよいのでしょうか。
この日、久しぶりに高田馬場に来たのも韓国料理を食べに。
かねてより気になっていたこの店に行くという人がいたので、
無理なワガママを言って同行させて頂きました。
高田馬場の駅前からちょっと歩いた、住宅街のお店。
知らなければ絶対にたどりつけないような場所でした。
店名に「網焼・炭火焼肉そう」とあるように焼肉が専門。
「そう」というのも韓国語の「ソ(牛)」から来ているとか。
周りのお客さんを見ても、焼肉中心の方がほとんどでした。
またフリーの客よりも、近所の方が多そうな感じですね。
ただし、我々の狙いは別にあったので家庭料理中心に注文。
冒頭の写真、チヂミなどから軽く始めつつ、

チャプチェ(春雨炒め)など定番の品々を食べてみました。
特に際立った印象はありませんが、無難な美味しさです。

むしろヒットだったのは、予想外の形で出てきたコチラ。
お店のメニュー表記ではプルタク(激辛味の鶏焼き)ですが、
印象としてはトゥッペギ(チゲ用の器)で調理したタッカルビ。
タッカルビは野菜と鶏肉を甘辛いソースで炒めた料理ですが、
この料理にも野菜がたくさん入っているので近い味になります。
キャベツ、タマネギ、ピーマン、ニンジンに鶏肉といった具構成で、
プルタクほどの殺人的な辛さではないといった感じの味です。
トゥッペギタッカルビという新たな料理の可能性を感じました。
野菜は生の状態で来て、混ぜているうちに火が通ります。
その場で調理をしている感覚があるのも楽しいですね。

最初はビールを飲みつつ、徐々にマッコルリへと移動。
韓国ではハンアリという甕に入れて出すのが普通ですが、
この店では趣のある巨大なとっくりで出てきます。
韓国式とはまた違いますが、こういうのもいいですよね。
しかも口元いっぱい、こぼれんばかりに注いでありました。

そして、この日のメイン。目指した料理はこちらです。
最近は東京でもだいぶ出すところが増えてきたタッカンマリ。
鶏1羽を丸ごと煮込んだだけの、シンプルかつ豪快な料理です。
お店の方に食べやすくカットしてもらい、粗塩とコショウか、
あるいは酢、カラシ、タデギ(唐辛子ペースト)のタレで食べます。
チンカンジャン(濃口醤油)だけがありませんでしたが、
欲しければ、それももらえることと思います。
食べ方としてはかなり本格的でしたが、残念なのが鶏のサイズ。
おそらくサムゲタン用でしょうが、タッカンマリにはやや小さいです。
鶏が小さいと、どうしてもパサパサ感が出てきますしね。
韓国と比べると、やっぱりもう少し大きい鶏でと思ってしまいます。
ただ、全体的にはアットホームで居心地のいいお店でした。
おそらく場所柄、そんなに韓国に詳しい人はいないでしょうしね。
済州島出身のマスターと、在日の奥様が2人で切り盛りするお店。
近所にあったら、それは間違いなく通いたくなる雰囲気です。
ちなみにタッカンマリだけは事前に要予約とのこと。
いろいろと話も聞かせて頂いたので、また行きたいですが、
次回、高田馬場に降りるのは、いったいいつになるのでしょう。
うちの近所にも、ふらっと行ける店が欲しいです……。
店名:網焼・炭火焼肉そう
住所:東京都豊島区高田3-5-17グローリア102
電話:03-5396-8522
営業:11:30~14:00、17:00~24:00(火~木)、11:30~14:00、17:00~翌3:00(金)、17:00~翌3:00(土)、17:00~24:00(日)
定休:月曜日

12月上旬に体調を崩したのと、年末の多忙が重なって、
またもブログの記事が追いつかない状態となってしまいました。
やむをえないので、少し記事を飛ばしていきたいと思います。
9日は毎年参加している韓国語の発表会でした。
お世話になっている先生が、受け持っているクラスの生徒を集め、
1年の成果を演劇やスピーチなどの形で発表する会です。
全部で14のクラスが参加するので、参加者は100人近い規模。
今年ですでに7回目で、僕は3回目から参加しています。
授業にはもう参加していないので、役回りは毎年司会進行。
例年は研究発表という形で韓国料理の話をしていましたが、
今年は忙しかったので、本を出したことが研究ということに。
『魅力探求!韓国料理』の紹介で代えさせて頂きました。
思いっきり営業も兼ねているという2重に卑怯な作戦です。
しっかり受付でも販売し、多くの人にご購入頂きました。
お買い上げ頂いた皆様、本当にありがとうございます。
そんな発表会の打ち上げとして行ったのがこの「水宝館」。
2階、3階とあるうちの3階部分を占有しつつ、
通りの向かいにある「豚カン」という店も貸し切りました。
数十人単位の宴会というのは新大久保でも場所探しが大変で、
毎年、幹事さんたちがえらく苦労しております。
過去には「チャムナム家」と「スンデ家」を両方貸切とか、
「スンデ家」と「オムニ食堂歌舞伎町店」を貸切とか。
60人座れる「恵美寿」の2階席でも入りきらない人数なので、
1軒で飲むというのは、まず不可能に近い状態です。

僕らが会場とした「水宝館」3階も店員さんがてんてこ舞い。
ひっきりなしにドリンクの注文が飛び交い、半パニック状態でした。
やむなくドリンクを運んだり、ビールを注いだりと手伝いましたが、
最後のほうはほとんどぐちゃぐちゃ状態になっていましたね。
冷蔵庫に冷やしたチャミスルが、空になるほどよく飲みました。
料理は写真のサムギョプサル(豚バラ肉の焼肉)からスタート。
キムチやナムルの盛り合わせあたりが一緒に並び……。

チヂミであるとか、

ナクチボックム(テナガダコの炒め物)などが続くという、
家庭料理店では定番料理がコースになっております。
特に目を引くものはないですが、大勢のときは無難ですね。

シメの鍋は4種類から選べるとのことで各テーブルごとに注文。
この写真はプデチゲ(ハムやソーセージの鍋)ですが、
カムジャタン(ジャガイモと豚の背骨の鍋)、ヘムルタン(海鮮鍋)、
コプチャンジョンゴル(ホルモン鍋)という候補もありました。
ただ、この段階では宴会も盛り上がりのピークでしたので、
いずれの鍋も食べたかどうかが非常に曖昧ですね。
ちなみに2階のほうはさらに広く60人程度が入ります。
2、3階と両方を使えば、全員を収容することも可能でしたね。
2フロアに分かれてもよければ、100人近く入れます。
ま、それだけの宴会をするという人はあまりいないでしょうけどね。
店名:水宝館
住所:東京都新宿区大久保1-11-1大森ビル2階、3階
電話:03-3208-1278
営業:11:30~翌5:00
定休:なし

本が出来たということで、出版社の担当さんと営業に出ました。
新大久保にある韓流ショップを回りつつ本を置いてもらうよう頼み、
またよく行く韓国料理店にもチラシを置いて頂こうという作戦です。
実際にこの日、3軒の韓流ショップを回り1件から注文を獲得。
また、残り2軒にも前向きに検討頂いている状況です。
チラシのほうは10店舗くらいを回ってお願いしたでしょうか。
いま新大久保を巡ると、どこかでチラシが見つかるかもしれません。
ちなみに配っているチラシはこんな感じのもの。
よかったらダウンロードしてどこかに配ってください。
(注:右クリックでダウンロードしてください)
イラストレーターファイル(8.71MB)
http://www.koparis.com/~hatta/chirashi.ai
jpgファイル(9MB)
http://www.koparis.com/~hatta/chirashi.jpg

その営業回りの途中で、昼食を食べたのが「チャムナム家」です。
ランチを始めたとのことだったので、いつか来ようと思っていました。
最近の新大久保は、平日でもランチ客がずいぶん多いみたいですね。
韓流グッズやDVDなどを目指してショップを数軒巡り、
その後、韓国料理店でランチという楽しみ方が定着した模様です。
僕は冒頭の写真にあるユッケジャン(牛細切り肉の辛いスープ)を、
担当さんはすぐ上のテンジャンチゲ(味噌チゲ)を頼みました。

そしてこの店のいいところは、パンチャン(副菜)が豊富なこと。
キムチ、ナムルなどが7皿、気前よくずらずらと並びます。
ただし隣のテーブルで食べていた韓国人サラリーマン風の方だけは、
「ラーメンを頼んだときはパンチャン少ないからねー」
と言われて少しガッカリしておられましたね。
無理もないです。ラーメンだけは値段が安いですからね。
調理したインスタントなので、高くも取れませんし。
パンチャンずらりは、チゲなどの定食類に限る模様です。

食べ終わって、一休みしていたところへこんな届けものが。
淡水魚専門の業者さんが持ってきたドジョウ2キロです。
チュオタン(ドジョウ汁)という料理を作るための材料ですが、
ビチビチと跳ね回っているドジョウを見るとかなりの迫力。
だいたい2キロで15人分ほどのチュオタンが出来るのだとか。
いったん茹でたものをミキサーにかけてドロドロにするので、
ドジョウ汁といえども、ドジョウの姿は見えないので安心です。
韓国では秋の季節料理としても有名ですね。
山椒をパラリと振って食べると、実に美味しい料理です。

値段が高いので、ランチではちょっと無理ですね。
夜行ったときに、みんなでシェアして食べるくらいがよさそうです。
なお、店のお母さん曰く、ドジョウは新鮮なうちが美味しいとのこと。
真剣に味わうなら、入荷時期も確認する必要がありそうです。
店名:チャムナム家(ちゃむなむちぷ)
住所:東京都新宿区百人町1-3-3サンライズ新宿1C
電話:03-3205-9233
営業:11:30~翌0:30
定休:なし
<過去の関連日記>
(04月14日)新大久保「チャムナム家」でタットリタン。
(04月19日)新大久保「チャムナム家」でタットリタン。
(04月20日)新大久保「チャムナム家」でキムチチゲ。
(10月12日)新大久保「チャムナム家」でテンジャンチゲ。

普段は新大久保、新宿など山手線の西側をウロウロしていますが、
たまには山手線の東側にも足を踏み入れることがあります。
この日はなんと「銀座で打ち合わせ」という素敵な響きの予定が1件。
まあ、どのみち韓国料理なのですが、店はさすがにきれいです。
ホテルやレストランなどを経営する二期グループの韓国料理店。
韓国摘草料理を掲げる「HAN GA WI(ハンガウィ)」です。
ちなみに「ハンガウィ」というのは、陰暦8月15日のことで、
秋夕(チュソク)という呼び方と同じ意味になります。
メニューを見ると、さすがに野菜料理が充実していますね。
宮中料理のクジョルパンなどもレギュラーメニューに並んでいます。
野菜オンリーではないですが、全体的にヘルシー寄りの印象。
そこにアレンジを加えて、オリジナリティを出している感じです。
冒頭の写真は、ミッパンチャン(常備菜)6種盛合せ。
無料のパンチャンは出ないようなので、まずはこれを頼みました。
・トトリムクムッチム(ドングリの粉を固めたものの和え物)
・ミョルチボックム(ジャコとシシトウの炒め物)
・ケンニプチャンアチ(エゴマの葉の醤油漬け)
あたりまでは思い出しましたが、あとの3種類は曖昧です。
岩海苔、牡蠣の醤油漬け、明太子(もしくはチャンジャ)だったかな。
やっぱり期間が開いてしまうとブログはダメですね。

こちらはトラジとシイタケのチャプチェ(春雨炒め)。
トラジというのは韓国でよく食べるキキョウの根のことです。
普通どの店もチャプチェといったら1種類ですが、
この店はほかに季節野菜と牛肉、エビのチャプチェがありました。
どっちのチャプチェにしようか選べるのは楽しいですね。

この日のヒット。レンコンと白金豚のジョン(衣焼き)です。
ちょうどレンコンの挟み揚げみたいな感じの料理ですけどね。
レンコンのサクサクとした食感がよかったです。

オシャレな店には定番となった感のある宮中トッポッキ。
普通のトッポッキは韓国餅を甘辛いタレで炒めて作りますが、
宮中バージョンは醤油味であっさりと仕上げるのが特徴です。
『大長今』のヒット以降、あちこちで見かけるようになりました。

ボリュームのある料理は少なく、この料理かサムゲタンくらいでした。
希少な肉料理のひとつ、石焼きプルコギの籠盛り野菜添えです。
これとは別に、サンチュ、エゴマの葉などが籠に盛られてきました。
銀座という場所から考えると、こういうオシャレな雰囲気はよいかも。
ただ新大久保的な雰囲気が好きな人には、あまり向かないでしょうね。
韓国料理が食べたい! という欲求とはまた違ったタイプのお店です。
ちなみにこのビルの地下1階には「どぶろくバーTORAJI」があります。
「HAN GA WI」で食べた後、地下でマッコルリというのもいいですね。
なお、ランチはサムゲタンがオススメだそうです。
韓国摘草料理HAN GA WI(はんがうぃ)
東京都中央区銀座7-8-7GINZA GREEN8階
03-5537-0481
11:30~14:30、17:00~23:30(月~金)、12:00~16:00、17:00~23:00(土・日・祝)
なし
http://www.niki-restaurant.com/hangawi/

前回の記事より続きます。これがUターン酒の激辛プデチゲ。
「てじまぅる大久保店→新宿店→大久保店」と移動して3軒目。
いい加減かなりの量食べているのですが、それでもまだ食べます。
前の記事の写真ではソーセージが中央に目立っておりましたが、
この写真ではベーコンのほうが、目立った写真になっていますね。
もちろんどちらもプデチゲには欠かせない食材ですが、
ポイントは平田牧場製の無添加ソーセージ、ベーコンであること。
普通のプデチゲとは少し違う、上品な味わいが特徴のプデチゲです。
Uターン後に食べたほうは、オーナーの在浩さんが一緒なので、
厨房の気配りから、まかない風の激辛味に仕立てられておりました。
食べた途端に汗が噴き出してくるくらいの激辛でしたけどね。
上品な味のプデチゲに、また違った芯が1本通った感じでした。
これもいいかも、と思いましたが、たぶん普通の人は食べられません。
僕が食べても辛い、というくらい激辛のプデチゲでした。
ということで、本日のUターン酒が無事完了。
翌日は月曜日ですし、これにて解散……しません。
仕事が終わった在浩さんとともに、4軒目へと繰り出します。
「どこ行きますかね」
「久々にTeji Tokyoへ行ってみましょうか」
「新メニューにミニトマトのキムチが出てましたよ」
「なるほど。決まりですね」
歌舞伎町の「Teji Tokyo」も豚焼肉の専門店ですが、
過去の頂上会談をきっかけに、オーナー同士非常に仲がよいのです。
一緒に飲みに行ったりもされている仲なのだとか。
ということで「Teji Tokyo」まで行ってみると……。

日曜日だったので「Teji Tokyo」、24時で閉まっています。
あまりにがっかりしたので、オーナー宛に、
「なんで閉まってるんだ!」
みたいな文句の手紙をしたため、

シャッターの下にすべりこませてきました。
明らかに酔っ払いの行動で、いかにも迷惑です。
しかも次の日これを見るのは社員の方かアルバイトさんですよね。
もちろん手紙の中で、冗談であることを書き添え、
その場で、「Teji Tokyo」の社長さんにも電話を入れました。
でも今考えると、その時間に電話しているほうが迷惑ですね。
「Teji Tokyo」の皆様、本当に申し訳ありませんでした。

結局、この日は新大久保に戻って「道」に行きました。
岩手県産の「みちのく清流若どり」を使用した鶏料理が自慢の店。
写真は丸ごと煮込んだタッペクスク(鶏の水炊き)ですが、
フライドチキンなども美味しいと聞いております。

店のお母さんが、丸鶏をチョキチョキと切ってくれます。
よくよく考えると、この日は鶏も2匹目ですよね。
オフ会の1次会でタッカンマリ(鶏1羽鍋)を食べています。
明らかに食べすぎ。そして明らかに飲みすぎ。
結局解散したのは4時過ぎで、長い長い夜が終了しました。
翌日は昼も夜も人に会う約束があり、1日長かったことを覚えています。
店名:道(みち)
住所:東京都新宿区大久保1-12-10
電話:03-3209-0941
営業:17:00~翌4:00
定休:第1、3月曜日
(※追記。道は2007年4月に閉店しました)
<過去の関連日記>
(08月22日)新大久保「道」でヨルムグクス。
(10月09日)新大久保「道」でタッペクスク。

最近あちこちで「mixiやってますか?」と聞かれます。
ソーシャル・ネットワーキング・サービスの最大手。
簡単に言えば、ネットを使ったコミュニティサービスです。
友人から招待されたのが2004年9月のことですから、
登録してずいぶんになりますが、ほとんど使っておりません。
最初の頃は、韓国料理と関係ないことを書く場所にしよう。
などと思って、当時熱を入れていた競馬日記をつけ始めたのですが、
いつしか競馬もやらなくなり、日記も結局10回で止まっています。
長い間ログインもしませんでしたが、最近は友達の日記を読んだり、
あるいは検索で調べ物をしたりなどと少しは使っています。
「mixiやっています」とまでは言えないものの、一応使っています。
そんな状態なのですが、先日「てじまぅる新宿店」に行った際、
経営者の金在浩(きむじぇほ)さんから、こんなお誘いを頂きました。
「今度、mixiのオフ会がありますけど来ませんか?」
どうやら「てじまぅる」好きな方が集うコミュニティがあり、
その方々が「てじまぅる大久保店、新宿店」をハシゴするのだとか。
それは面白そうだということで、急遽そのコミュニティにも入り、
新参者ながらハシゴオフ会に混ぜてもらうことにしました。
参加者20名くらいでしたかね。なかなか大きなオフ会でした。
冒頭の写真は、新メニューのトッサムギョプサル(餅で包む豚焼肉)。
本来であれば餅で包んだところの写真を載せねばなりませんが、
このあたりは自己紹介と場の雰囲気に馴染もうと頑張っていました。
いつものサムギョプサル写真になっているのはご容赦ください。
餅で包むサムギョプサルというのは数年前から韓国で流行し、
新大久保でも過去に「じゃんちじゃんち」という店が出していました。
現在では閉店しているので、新大久保でも希少な料理です。

続いては鉄板が網に変わってテジカルビ(豚のカルビ)です。
網で焼くというよりは、網の上を覆うといった感じの巨大カルビ。
出てきたときには、「おおー」という歓声があがっておりましたね。
「てじまぅる」好きが集うコミュニティではありますが、
参加者のご友人なども来ており、初めての人も多かったようです。

三元豚のポッサム(茹で豚の葉野菜包み)も出てきました。
人数が多いと、いろいろな料理を食べられるのがいいですよね。
サムギョプサル、テジカルビ、ポッサムと名物豚料理が揃い踏み。

にもかかわらず、タッカンマリ(鶏1羽鍋)が登場し……。

これまた新商品のプデチゲ(ハムやソーセージの鍋)が出てきます。
贅沢というか、食べすぎという気がしないでもないですが、
この日は目指す目的がハシゴなので、ここからさらに続きます。

「てじまぅる大久保店」を出てみんなでトコトコと歩き、
マッコリバー「てじまぅる新宿店」に行ってここからが2次会。
いい加減、出来上がっている面々ですが、さらにマッコルリを頼み、
ぐびぐびと飲み倒してゆくという、実に楽しいハシゴ酒です。
はじめましての方ばかりでしたが、最後まで楽しませて頂きました。
以前も「大久保店→新宿店」というハシゴを計画したのですが、
どちらも人気店なので、予約を取るのが非常に難しいんですよね。
夢の企画を達成でき、その意味でも喜ばしい1日でした……。
が、話はここで終わらなかったりします。
この日は日曜日なのでみなさんは翌日を考え解散されましたが、
僕ともうひと方、そして在浩さんと一緒に掟破りの3次会へ。
その3次会がなんと「てじまぅる大久保店」です!
ハシゴ酒どころか、Uターン酒。
「大久保店→新宿店→大久保店」というありえない移動をして、
今度は正規メニューとは違う、激辛プデチゲを堪能しました。
近隣エリアに店が2軒あり、営業スタイルも違うことから、
おそらくハシゴを目指す方は、少なからずいることでしょう。
でもUターンまでしようという方はそうそういないはず。
間抜けな話かもしれませんが、なにやら伝説を作り上げた気分でした。
店名:てじまぅる大久保店
住所:東京都新宿区大久保1-16-5
電話:03-5291-3783
営業:12:00~翌5:00(月~土)、12:00~翌3:00(日・祝)
定休:なし
http://www.tejimaul.com/
店名:てじまぅる新宿店
住所:東京都新宿区西新宿7-10-10西村ビル地下1階
電話:03-5348-5535
営業:17:00~24:00(月~土)、17:00~23:00(日・祝)
定休:なし
http://www.tejimaul.com/
<過去の関連日記>
(12月31日)てじまうるで豚焼肉を食べつつ年越し。
(04月20日)新大久保「てじまうる」で金華豚。
(05月06日)西新宿「てじまぅる新宿店」で角煮ほか。
(06月20日)西新宿「てじまぅる新宿店」で三元豚尽くし。
(07月17日)西新宿「てじまぅる新宿店」で桃園豚尽くし。
(08月07日)歌舞伎町「Teji Tokyo」でテジ頂上会談。
(09月11日)新大久保「てじまぅる大久保店」で金華豚。
(10月17日)新大久保「てじまぅる大久保店」で朝まで飲み。
(10月28日)西新宿「てじまぅる新宿店」でマッコルリ三昧。
(11月29日)西新宿「てじまぅる新宿店」でマッコルリ飲み比べ(前編)。
(11月30日)西新宿「てじまぅる新宿店」でマッコルリ飲み比べ(後編)。

小学館より出版された「魅力探求!韓国料理」は好評発売中。
新聞広告や雑誌広告、書評欄への掲載など宣伝にも力を入れて頂き、
また新大久保界隈のお店でもチラシを置くなど協力頂いています。
たくさんの方に協力して頂き、いくら感謝してもしきれません。
この日は「魅力探求!韓国料理」を出版するに至った最初のきっかけ。
僕を師匠に紹介してくれた方が、九州から出張で東京にいらしたので、
師匠宅にて簡単な出版祝いを兼ねて、昼食をご一緒することになりました。
いつも通り会場は師匠宅、メニューの大半も師匠が作った料理です。
冒頭の写真がメインのマンドゥクク(餃子スープ)。
昼食に麺や餅などを食べるのは、宮中から伝わる文化でもあります。
こういうところにさりげなくこだわるのはやはり師匠ですね。

そしてマンドゥククと一緒に、手作りのトッポッキ(餅炒め)。
餅だけでなく、オムク(魚の練り物)もきちんと入っています。
このほか、九州土産の明太子マヨネーズがあったので、
これを焼きたてのフランスパンにそれを塗って食べたり、
あるいはブロッコリーなどの温野菜に塗ったりも。
前日の夜に決まった会ですが、実に豪華な食卓になりました。
ちなみに僕がしたことといえばフランスパンを買っていっただけ。
いつも美味しいものをご馳走になってばかりで申し訳ない限りです。
<過去の関連日記>
(03月11日)師匠宅でタラのチゲとジャガイモごはん。
(03月22日)師匠宅にてチャジャンミョンほか。
(06月21日)師匠宅で手作りポトフほか豪華夕食。
(07月09日)師匠宅にて大阪風粉モノ三昧。
(07月26日)師匠宅にて夏の韓国ごはん。
(08月21日)師匠宅にてハモ皮とキュウリの酢の物。
(11月05日)師匠宅にて昼食&夕食&PC復旧作業。
(11月10日)師匠宅にてパスタ&グラタン&サラダ他。
(11月23日)師匠宅にて訪韓準備関係者会議。

「てじまぅる新宿店」でのマッコルリ飲み比べを終え、
ベロベロになった状態で店のみなさんと2軒目に繰り出しました。
でもここからはほとんど記憶に残っていないんですよね。
かろうじて写真が残っている範囲内で書いてみたいと思います。
足を運んだのは新しくオープンした「韓国魚市場」。
場所はこれまで「東海魚市場別館」だったところです。
どうやら本店の店長さんだった方が、店を始めたみたいですね。
内装などは、ほぼそのまま使用し看板だけ新しくなりました。
冒頭の写真はメウンタン(魚のアラを煮込んだ辛い鍋)。
刺身を食べるほどではない、2次会などではこちらが便利です。

こちらは記憶にない、天ぷら盛り合わせと……。

同じく記憶にない、コドゥンオチョリム(サバと大根の煮物)。
日本だったらブリ大根を作るところですが、韓国ではサバ大根。
唐辛子もたっぷり入れて、ピリ辛に作るのが韓国式ですが、
韓国でいちばん美味しいサバ料理はこれではないかと思っています。
ま、どのみち記憶はないんですけどね。

なんでこんな写真があるのかと不思議だったのですが、
「てじまぅる」のブログを見てその謎が解けました。
以下、そのブログ記事より引用です。
二次会の韓国魚市場では生とマッコリ頼んで、ホワイトアイにして飲みました。
八田さんもしっかり飲んでましたが、覚えてないんですか^^
はい。すいません覚えておりません。
そういうことでこの写真を撮ったのかと納得しました。

その後、3軒目は「スンデ家」に行きました。
これも記憶が曖昧で、覚えているのは行ったということくらい。
最後のほうは、転がって眠っておりましたね……。
残っている写真を見ると、これはピジチゲ(おからチゲ)と……。

テンジャンチゲ(味噌チゲ)という感じでしょうか。
そのほかパンチャン数品の写真がメモリに残っておりました。
記憶はなくとも、記録は残る。そんな今日の日記です。
店名:韓国魚市場
住所:東京都新宿区大久保1-12-14
電話:03-3200-6880
営業:11:00~翌6:00
定休:なし
店名:スンデ家
住所:東京都新宿区百人町1-3-3サンライズ新宿1A
電話:03-5273-8389
営業:24時間
定休:なし
<過去の関連日記>
(04月20日)新大久保「コリアスンデ家」でスンデボックム。
(06月17日)新大久保「スンデ家」でスンドゥブチゲ。