
友人の誕生日を祝うということで自由が丘に繰り出しました。
自由が丘なんて過去に1度来たことがあったかどうか。
もしかしたら、本当に初めて降り立つ駅だったかもしれません。
東京の北側に住んでいると、なかなか来ないエリアですね。
時間の配分が読めず、集合時間にも遅刻してしまいました。
この日の会場「ミセス韓の店」は焼肉と韓国家庭料理の店。
店内のあちこちにポジャギ(韓国のパッチワーク)が飾られており、
いわゆるコリアンダイニングとはまた違ったオシャレなお店でした。
都内にこんなお店があったんだなぁ、とまず驚いた次第です。
焼肉、家庭料理ともにアラカルトメニューがありますが、
友人の誕生日ということもあり、予算でコースを組んでもらいました。
食べたい料理の希望をいくつか出して、料理のみで5000円。
・ミヨックク(ワカメスープ)
・白菜キムチ&ナムル(4種)
・白身魚のジョン(チヂミ)
・サンチュコッチョリ(サンチュサラダ)
といったあたりの前菜からスタートしました。
冒頭の写真が、白身魚のジョンです。
奥に見える薬味醤油につけて食べました。

こちらは希望を出したカルビチム(牛カルビの蒸し煮)と、

テジカルビチム(豚カルビの蒸し煮)ですね。
普通はどちらかひとつで充分でしょうが、食べ比べをしてみました。
どちらも柔らかく煮込まれており、しっとりとした食感。
醤油と砂糖の甘辛い味わいがよく染み込んでおります。
本来は牛カルビを使ったカルビチムのほうが高級料理ですが、
脂ののったテジカルビチムのほうが個人的には好みでした。
鷹の爪がたっぷり入っているので、甘辛い中にもピリピリ辛い。
脂のこってりとした味わいを、ぎゅっと引き締める感じです。
一緒に煮込まれたゴボウ、大根なども味がよく染み込んで美味です。

ここまで6品。腹7、8分といったくらいになっていましたが、
むしろここからの流れが圧巻でした。
「では、ここから焼肉になります」
という店員さんのセリフとともに運ばれてきたのが、
上の写真にある牛カルビと、

牛タン。

牛リブロースの3種でした。
これまでとはまた系統の違う贅沢な展開に一同大喜び。
豚焼肉はけっこう食べていますが、牛焼肉はめったに食べません。
口の中で牛の脂がとろける甘い味わいを久々に堪能しました。
こちらの店、どちらかというと焼肉目当ての人が多い様子。
土曜日だったからかもしれませんが、ファミリーでの来店も多く、
ほとんどの人が焼肉を中心に食べているようでした。
もちろん場所柄というのもあるのでしょうけどね。

ただ、力の入った家庭料理が多いだけに、焼肉だけではもったいない。
最後に出てきたサムゲタンも、じっくり煮込まれた逸品でした。
若鶏のおなかにモチ米や高麗人参を詰めて煮込んだ料理です。
焼肉店らしく、網の上で火にかけながら食べられるのはいい感じ。
鶏肉が非常に柔らかく、骨までサクサクと食べられるくらいでした。
スープも濃厚ですし、モチ米以外に麦が入っているのも特徴的。
独特のモチッとした食感もいいですし、栄養的にもプラスでしょう。
これだけの料理が出て、最後にはデザートアイスもつきました。
飲み代は別ですが、これで1人5000円なら悪くないかと。
誕生日用のケーキも預かって頂きましたし、ずいぶん長居もしました。
落ち着ける雰囲気もいいですし、サービスもいいお店でしたね。
最近はコリアンタウン以外にもいいお店がたくさんあります。
新大久保ばかりでなく、あちこち巡らねばというのを痛感しました。
店名:ミセス韓の店(みせすはんのみせ)
住所:東京都世田谷区奥沢6-33-14シーランドビル2階
電話:03-5707-2051
営業:17:00~翌2:00(月~土)、17:00~23:00(日、祝)
定休:なし
http://www.mrs-han.com/
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先日のオフ会で会った方々と、赤坂で飲むことになりました。
かねてより噂を聞いており、1度行ってみたいと思っていたこのお店。
赤坂の有名店「兄夫食堂(ひょんぶしょくどう)」です。
芸能人の来店も多く、店内にはたくさんの色紙が掲げられています。
韓国のエンタメファンであれば、色紙を肴に飲めるくらいかもですね。
僕は芸能方面よりも、まっすぐ食方面へと一直線。
ポッサム(茹で豚)が美味しい、という話を聞いていたのですが、
頼んでみると、ちょっと意外なスタイルで出てきました。
カセットコンロの上にお湯を張った鍋とセイロが置かれています。

中をあけてみるとこんな感じ。下煮した豚バラ肉が並んでいます。
韓国では稀にこういうスタイルのポッサムも見かけますが、
たいていは茹でた豚肉を薄切りにして大皿で出す料理です。
テーブルで蒸すため、アツアツの状態で食べられるのは魅力的。

蒸したての豚肉とキムチを白菜で包み、大口開けてガブッと食べます。
日本だとアツアツのポッサムを出す店って少ないんですよね。
豚の脂もとろけ出て、最初の1品から満足のゆく味わいでした。

この日は7人だったので、いろいろと注文できました。
定番のチヂミあたりを食べつつ、

網焼きのテジカルビ(豚カルビ)。

コプチャンジョンゴル(ホルモン鍋)。
コプチャン(牛の小腸)はちょっと脂が乗りすぎの感じでしたが、
全体的な味付けとしては、いい感じに収まっていたと思います。

韓国の鍋料理は汁を残してはもったいないので、
具をすべて食べた後には、ごはんを入れて炒めてもらいます。
写真はごはん3人分。厨房に持ち帰って炒めてもらったのですが、
テーブルに戻ってきたら、ハート型になっておりました。
こういう細かなサービスは嬉しいですよね。

ごはんを食べた後に、さらなるシメの冷麺。
麺が若干緑色をしているのがわかるでしょうか。
緑茶かヨモギあたりが練り込まれた麺かと思います。
金曜日の夜だったこともあり、店内はかなりの混雑でした。
1階、2階、4階とけっこうなキャパシティがあるんですけどね。
あらかたのメニューは揃っているし、どの料理も外れません。
漠然と「韓国料理が食べたい」という希望には最適の店でしょう。
特に韓国料理ビギナーには、ありがたい存在の店だと思います。
韓国料理も食べ歩きすぎると特別な何かを求めがちですが、
こういうオールマイティな店のほうが、まだまだ需要は高いはず。
激戦区の赤坂で高い人気を誇る理由がよくわかりました。
最後に情報ですが、営業時間が4月から変更になるようです。
今までは24時間営業でしたが、今後は「11:00~翌5:00」に。
また今年2月8日には初の支店が渋谷にオープンしたそうです。
店名:兄夫食堂赤坂店(ひょんぶしょくどう)
住所:東京都港区赤坂2-13-17シントミ赤坂第2ビル1階
電話:03-5575-3884
営業:11:00~翌5:00
定休:なし
http://www.hyungboo.com/

3月20日にオープンしたコチラの店に行ってきました。
すでに「ニュース&情報」の記事でもオープンだけお伝えしました。
もともとは韓定食店を目指したようですが、場所を考慮し方針転換。
ソルロンタン(牛スープ)メインの家庭料理店に落ち着いたようです。
大久保通り沿い、明治通りとぶつかる交差点そばのオリジン弁当2階。
「鳳雛チムタク大久保店」のナナメ向かいにあたりに位置します。
まだオープン間もないため、お客さんはまばらでしたが、
そこまで広いお店ではないので、むしろ落ち着いて飲めました。
4人がけのテーブル3つに、10人程度の座敷があるだけ。
少人数でまったりとするくらいが、ちょうどいいと思います。
冒頭の写真は、ソルロンタンの専門店にはつきもののスユクです。
ソルロンタンは牛肉、牛骨、内臓などを煮込んで作るため、
煮込んだ牛肉はそのまま引き上げてスープの具として使います。
それをおつまみ用として、スープなしで出すのがスユクという料理。
これで焼酎を飲み、シメにスープというのが定番のコースです。
こちらの店では牛頬肉とトガニ(ひざ軟骨)の合い盛りでした。
皿の左側に見えるのが頬肉で、右のゼラチン質な部位がトガニです。
頬肉はよく見ますが、トガニを盛り付けるのは珍しいですね。
クニクニとした歯触りと、豊富なコラーゲンが魅力です。

店のママさんが食べ方を丁寧に教えてくれました。
頬肉のほうは、白髪ネギにサムジャン(味噌)を乗せて。

トガニのほうは特製のマスタードソースで食べます。
ほかにも酢醤油、アミの塩辛なども用意されていましたね。
いろいろな味で楽しめるのは、なかなかにポイントが高いです。

具がどっさり入ったヘムルチヂミ(海鮮チヂミ)。
食べてみると生地にほんのりとした甘味がありました。

こちらはサービスで頂いたコンニプチャンアチ。
ケンニプ(エゴマの葉)ではなく、大豆の葉を味噌に漬けています。
エゴマの葉を使ったチャンアチはよく見ますが、
豆の葉を使ったものは、ずいぶんと珍しいですね。
僕も過去に数回しか食べたことのない料理ですが、
ガサガサとした食感で、エゴマの葉ほど評価していませんでした。
でも、この豆の葉のチャンアチは滑らかな食感でびっくり。
豆の葉も美味しい、ということを学ばせて頂きました。
ただし、残念ですが、これは売り物ではないそうです。
韓国から送って頂いたもので、いつもある訳ではないとのこと。

宮殿サラダという名前がついていました。
トガニを食べたときの、マスタードソースがかかっていました。

シメにはやはり看板料理のソルロンタン。
ただ、オープン当初であるせいか、若干濃さが物足りない印象。
お客さんが増えて、大量に仕込むようになってこれば、
またもう少し濃厚なソルロンタンになるのではないでしょうか。
以前はこの店の向かいにソルロンタンの店があったのですが、
2005年2月に閉店し、「ボンジュク大久保店」に変わりました。
場所的にもちょうど同じような位置ですからね。
ぜひとも美味しいソルロンタンを作って欲しいと思います。
全体的な印象としては、細かい部分を頑張っている店という感じ。
副菜や、タレといったあたりを、丁寧に作っているのは好印象です。
オープン当初だけでなく、今後も続けていって欲しいですね。
こまめに通いつつ、今後に期待したいと思います。
店名:宮殿
住所:東京都新宿区大久保1-4-20
電話:03-3200-7108
営業:11:30~24:00
定休:日曜日

先日の6次会宴会について、さまざまな反響を頂きました。
韓国にいた頃は6次会までの宴会もけっこうあったんですけどね。
日本でやると、ずいぶんなインパクトがあるようです。
半ばあきれつつも、僕の体調を心配してくださった方々に感謝します。
明らかに飲みすぎですもんね。少し控えたいと思います……。
なんて言いつつ、その翌週も昼の2時から飲んでしまいましたが。
先日の超多忙で記事進行が遅れており、アップはしばらく先ですが、
2時からの宴会は夜11時頃に開催された5次会で終了しました。
前回の反省を踏まえ、1次会分の節制に成功しております。
時間で見積もると、15時間→10時間という大幅な短縮です。
ということで、この日は6次会宴会から数えて3日後。
本当は27日に約束をしていたのですが、それをすっかり忘れ、
相手の方に平謝りして1日ずらして頂いた次第です。
どうやら6次会宴会の5次会で約束したらしいのですが、
記憶が完全に飛んでおり、約束したことすら覚えていませんでした。
これまでは記憶が飛んでも、大事なことは忘れなかったんですけどね。
飲みすぎで、記憶の飛び方に磨きがかかっているのかもしれません。
新大久保「てじまぅる大久保店」で先日の泥酔をわびつつ、
また同行した友人には、日程の延期を心からわびるというスタート。
多くの方に迷惑をかけてしまい、本当に申し訳ありません。

この日はスタート2人で、後から1名増える程度だったため、
生ビールを飲みつつ、料理は比較的軽めに食べました。
冒頭の写真は三元豚を使用したポッサム(茹で豚)。
茹でた豚肉と中央のキムチを、ゆがいた白菜で包んで食べます。
すぐ上の写真は、金華豚の盛り合わせ(1人前)です。
希少性が高いため、品切れになっていることもありますが、
最近は運がよいのか、行くたびにありつけているのが喜ばしいです。
相変わらずの美味。特に焼けたてすぐのロースがよかったですね。
写真で見ると、右側にあるいちばん大きい肉がロースです。
バラ肉の脂は中からとろけ出しますが、ロースの脂は外側にあります。
脂密度の濃いあたりをかじって、パチンといく瞬間がたまりません。

金華豚のモツ炒め。先日は博多風の味付けで食べましたが、
この日は韓国風にコチュジャンソースで炒めたものです。
といったあたりで、早くも2次会に行こうという話になり、
この日知り合った方の行き着けである、カラオケの店に行きました。
韓国の方がよく行く、例の「居酒屋」とはまた違う雰囲気。
カラオケパブって言うんですかね。歌舞伎町の一角にある店ですが、
お客さんは、やはりというか韓国の方ばかりでした。
歌舞伎町にもいろんな店があるんだなあ、と勉強になった1日でした。
店名:てじまぅる大久保店
住所:東京都新宿区大久保1-16-5
電話:03-5291-3783
営業:15:00~翌3:00(月~金)、12:00~翌3:00(土)、12:00~24:00(日、祝)
定休:なし
http://www.tejimaul.com/
<過去の関連日記>
(12月31日)てじまうるで豚焼肉を食べつつ年越し。
(04月20日)新大久保「てじまうる」で金華豚。
(09月11日)新大久保「てじまぅる大久保店」で金華豚。
(10月17日)新大久保「てじまぅる大久保店」で朝まで飲み。
(12月03日)新大久保「てじまぅる大久保店」でmixiコミュオフ。
▲(2006年)
▼(2007年)
(02月26日)新大久保「てじまぅる大久保店」でチーズサムギョプサル。
(03月08日)新大久保「てじまぅる大久保店」で豚三昧&鶏。
(03月24日)新大久保「てじまぅる大久保店」で2/6次会。

2日連続で銀座に繰り出してサムゲタンを食べています。
前日は「younhey」、この日は東銀座駅近くの「韓国薬膳はいやく」。
純粋な韓国料理店ではなく、韓国薬膳を掲げるのが特徴です。
若鶏のおなかにモチ米や漢方食材を詰めて煮込んだサムゲタンは、
「韓国薬膳はいやく」でも看板料理のひとつに掲げられています。
1人前4000円という値段の高さに少し悩んだのですが、
これも勉強ということでチャレンジしてみることにしました。
普段の食事から考えると、とっても贅沢な昼食です。
ところが実際に行ってみると、サムゲタンは時間がかかるとのこと。
注文から40分待たねばならないと言われてしまいました。
さすがにそこまでは待てないので、諦めるか、予約してまた来るか。
瞬間的に頭の中で迷っていると、
「ハーフサイズ(パンゲタン)なら20分でお出しできますが」
という店員さんのセリフ。
20分なら待てないこともないのでそれでお願いしました。
値段も少し落ち着いて2200円になるようです。
文庫本などを読みながら20分待って出てきたのが冒頭の写真。
最初は何が出てきたのかと驚くくらい、奇抜な器でやって来ました。

筒状に伸びたフタをとると、中はこんな状態になっています。
韓国のトゥッペギ(鍋)ではなく、土鍋風の器に盛った感じですね。
鍋の下には携帯式のコンロがあり、火にかけながら食べます。
鶏肉は事前にカットされており、食べやすいサイズになっています。

取り皿に分けて、奥に見えるピンク色の岩塩で味をつけます。
鶏肉は柔らかく煮込まれており、スープもかなり濃厚です。
薬膳の店らしく、漢方薬の香りもしっかりと感じられますね。
当たりのサムゲタンに出会ったと大喜びだったのですが、
唯一、ちょっと残念だったのがハーフでは量が少ないこと。
こういう食べ方から見ても、1人で食べる料理というよりは、
大勢で来て一緒に食べる鍋料理というイメージが強いみたいですね。
単品よりもコースに組み込む人のほうが多いのだと思います。
他の料理を食べながら、サムゲタンを待つというのがベストでしょう。

昼時をちょっと過ぎた時間でしたが、店内は女性客でいっぱい。
男性客は少なかったですが、女性はひとりの方も多く見られました。
お店の雰囲気からも、女性客の多い店という感じなのでしょうね。
デザートとして最後にはアイスも出てきました。
店名:韓国薬膳はいやく
住所:東京都中央区銀座4-10-10銀座山王ビル地下1階
電話:03-3547-3526
営業:11:30~15:00、17:30~23:00(月~金)、11:30~15:30、17:30~23:00(土・日・祝)
定休:なし
http://www.yakuzenhaiyaku.com/

昼過ぎに銀座へ出て、遅めの昼食をとることにしました。
銀座にもいくつか韓国料理店があり、どこもランチ営業をしています。
総じてオシャレ系の店が多く、値段もちょっと高めの設定。
銀座料金を感じますが、昼食であればそこまでの値段にはなりません。
この日は銀座5丁目の「younhey」に行き、半参鶏湯を食べました。
値段は1300円。数量限定メニューとのことです。

要はサムゲタンのハーフサイズということですね。
韓国ではパンゲタン(半鶏湯)という名前でも呼ばれています。
若鶏のおなかにモチ米や高麗人参、ナツメなどを詰めて煮るのですが、
パンゲタンの場合はそれを縦方向、真っぷたつに割ってあります。
韓国では主にボリュームの問題として食べられる料理ですが、
日本ではボリュームよりも、値段のほうが問題になるようです。
まともなサムゲタンを作るとなるとけっこうな値段になりますもんね。
鶏そのものもさることながら、高麗人参などの漢方食材が高級品。
ランチで食べられるサムゲタンはたいていがハーフサイズです。
この店ではボリュームを補うために、ライスが一緒についてきました。
サムゲタンをおかずにごはんを食べるというのは初めての体験ですが、
まあ、タッコムタン(鶏スープ)を食べているようなものですね。

午後1時以降に限り、デザートがつくとのことでした。
この日のデザートはサクラのアイス。後ろにあるのは柚子茶です。
お昼過ぎにしてはけっこうなお客さんが入っていましたが、
残念なことに、今月20日でお店を閉めてしまうそうです。
銀座は2月末に「どぶろくバー」が閉店したばかり。
かと思えば「younhey」の真向かいには新しい韓国料理店ができるなど、
この界隈も新大久保並みに入れ替わりが激しくなっているようです。
ちらっと眺めただけですが向かいのお店もよさそうですね。
「けなりぃ」という野菜ソムリエがメニューを手がける韓国料理店。
こちらもちょっと気になっております。
店名:younhey(ゆんひ)
住所:東京都中央区銀座5-10-6第1銀座ビル1階
電話:03-6215-9585
営業:11:30~14:30、17:30~22:00(月~金)、11:30~15:00、17:30~22:00(土、日、祝)
定休:なし
http://www.stillfoods.co.jp/restaurant/younhey/index.html
(※追記。younheyは2007年4月20日に閉店しました)

1次会はコチラ。
2次会はコチラ。
3次会はコチラ。
4次会はコチラ。
5次会はコチラ。
午前3時過ぎに「酒菜角萬」を出て、まだ帰りません。
酔い過ぎた人たちが集い、最後のシメを欲してウロウロと歩きます。
といってもこの時間帯に開いている店は新大久保とて少なく、
いつも通り、24時間営業の「スンデ家」へと足を運ぶことに。
「酒菜角萬」からは距離的にもすぐですしね。
注文したのは冒頭の写真にあるカルグクス(韓国式うどん)と、

スンドゥブチゲ(柔らかい豆腐のチゲ)ですね。
僕はカルグクスのほうをズルズルすすっていたような記憶があります。
いったん寝て起きたので、多少記憶は戻っているようですが、
それでも参加者のすべてを思い出せないくらいの酔っ払いですね。
ともかくもこの最後の料理を食べて長い宴会はお開き。
それにしてもよく飲みましたし、よく食べた1日でした。
赤坂でのソルロンタン(牛スープ)で飲んだ生ビール2杯が、
まさかここまで大きな呼び水になるとは思いませんでした。
昼酒というのはやはり、夜以上に人を酔わせる危険な酒みたいです。
翌日はさすがに2日酔いで、夕方まで動くのもしんどい状況でした。
でもその日は夜から吉祥寺で別の宴会に参加する予定があり、
ほとんど迎え酒みたいな状態で、さらに飲んできました。
フランス料理から始まった宴会は盛り上がって2次会、3次会。
2日間で合計9次会というアホみたいな実話です。
店名:スンデ家(すんでちぷ)
住所:東京都新宿区百人町1-3-3サンライズ新宿1A
電話:03-5273-8389
営業:24時間
定休:なし
<過去の関連日記>
(04月20日)新大久保「コリアスンデ家」でスンデボックム。
(06月17日)新大久保「スンデ家」でスンドゥブチゲ。

1次会はコチラ。
2次会はコチラ。
3次会はコチラ。
4次会はコチラ。
さて、昼の1時から続いてきた飲み会ロードですが、
4軒回った後、いよいよメインの歓送迎会が始まりました。
歓送迎会といっても「てじまぅる」の歓送迎会なので、
基本的に僕は部外者なのですが、話の流れから混ぜて頂くことに。
場所はオープンしたばかりの新大久保「酒菜角萬」。
「てじまぅる」が新たに始めた蕎麦湯しゃぶしゃぶの専門店です。
もともと豚焼肉の専門店なので、豚の質には自信のある店。
そこに蕎麦という新たなコンテンツを加えて新業態を作ったようです。
すでに1度お邪魔しており、この日が2度目の訪問でした。
冒頭の写真、すでに記憶がほとんど途切れておりますが、
蕎麦の太さから見て、田舎蕎麦のほうを撮影しているんですかね。
以前の情報では、田舎とせいろの2種類があるとのことでした。
田舎のほうは太めかつ不均一に、せいろは細めに作っているそうです。

身内向けなので、どちゃっと多めに盛られたしゃぶしゃぶ用の豚肉。
「てじまぅる」の看板商品、平田牧場産の三元豚を使用しています。
豚肉を食べた後は、蕎麦も一緒にしゃぶしゃぶして食べました。
その蕎麦の美味しさに驚いた瞬間だけは記憶に残っているのですが、
後は基本的に記憶がないですね。酔っ払いもいいとこです。

写真もほとんど撮れておりません。
ギリギリ蕎麦湯しゃぶしゃぶまでは意識があったようですね。
この段階の写真が最後になっております。
後は参加者みなさんの記念写真ばかり撮っていましたね。
酔うと人の写真を撮り出す。そしてそうなるともう記憶はない。
酔い方のいいバロメーターになっている模様です。
せっかくの歓送迎会なのに派手に酔っ払って失礼を致しました。
後日、また「てじまぅる大久保店」で食事をしたのですが、
そのときに聞いた痴態は、それはそれは凄まじいものでした。
部外者なのに大騒ぎをしつつ、一気飲みのコールをかけたり、
マッコルリを口に含んでのにらめっこ勝負をしたがったり。
それ以前に、さらに関係ない友人を連れてきていたりもしましたしね。
部外者がさらに部外者を連れてくるという、とても韓国的な状況です。
終盤はさすがに酔っ払って奥の座敷で爆睡しておりました。
よく酔ったらどうなるんですか? と聞かれますが、
僕の場合はある一定を過ぎてしまうと、たいてい寝てしまいます。
酔う→記憶が飛ぶ→人の写真を撮り始める→寝るという順番です。
勝手に大騒ぎして、勝手に寝るのですから迷惑千万です。
いろんな方々が参加した飲み会は、えらく盛り上がりました。
もはや飲み会ではなく「飲む会」なのではないかというくらい。
「てじまぅる」の皆様には迷惑をかけてしまいましたが、
とても楽しい場に参加させて頂き、たいへん感謝しております。
終了時間は午前3時過ぎくらいだったでしょうか。
でもお開きにはならず、ここから最後の店へと向かうのです。
久しぶりの6次会。留学時代以来ですかねぇ……。
店名:酒菜角萬(しゅさいかどまん)
住所:東京都新宿区百人町1-9-14
電話:03-3366-6944
営業:調査中
定休:調査中
<過去の関連日記>
(03月09日)新大久保「酒菜角萬」でそば湯しゃぶしゃぶ。

1次会はコチラ。
2次会はコチラ。
3次会はコチラ。
ということで、いよいよ後半戦。4次会に突入です。
本格的な飲み会と化した3次会から急遽合流されたのが、
歌舞伎町の豚焼肉店「Teji Tokyo」の社長さんです。
となるとやはり「てじまぅる新宿店」→「Teji Tokyo」の定番コース。
みんなでわらわらと歌舞伎町に繰り出し、4次会となりました。
冒頭の写真は「Teji Tokyo」名物のミニトマトのキムチ。
キムチのほどよい酸味と、ミニトマトの瑞々しさがよく合います。
最近書いた「Teji Tokyo」の記事はすべてこれが1枚目ですね。
前菜にぴったり。そして泥酔後のおつまみにもぴったりです。

ミニトマトのキムチの後ろに見えていたのが梅酒2種。
オシャレな店だけあって、こういう品揃えもしっかりしていますね。
手前が黒糖梅酒で、奥が綾菊という銘柄……だったと思います。

あとはお通し3種をつつきながら、

フキの煮物といった軽めの品々をちょこちょこ。
なにしろ4軒目なので、おなかは極限までいっぱいです。
食べるよりも、飲むほうが多くなるのは当然のこと。
そしてそれによって酔いが加速度的に進むのも自然な流れです。
まあでも「Teji Tokyo」で飲んだというよりは、
ちょっと立ち寄って休憩したという感じだったかも。
普通ならこの時点で解散すべき展開ですよね。
昼から飲んでいたとはいえ、さすがにいい時間でしたし。
そうならなかったのは、いよいよここからが本番だから。
3月末ということで新大久保も卒業シーズンを向かえ、
アルバイトさんたちが、入れ替わる時期なのだそうです。
「てじまぅる」ではその歓送迎会を閉店後に予定しており、
明らかに部外者な我々も、その席に混ぜて頂きました。
昼からダラダラ飲んでいるうちに、そんな話になったんですよね。
せっかくの歓送迎会にお邪魔して申し訳ないと思いつつも、
じわじわと飲んだ酔いは確実に回っており、完璧な泥酔状態。
超ノリノリ状態で、歓送迎会の場へと乗り込んだのでした。
店名:Teji Tokyo(てじとーきょー)
住所:東京都新宿区歌舞伎町2-21-3第6本間ビル1階
電話:03-3207-5506
営業:18:00~翌5:00(月~土)、18:00~24:00(日・祝)
定休:なし
http://www.teji-tokyo.com
<過去の関連日記>
(03月27日)歌舞伎町「Teji Tokyo」でイベリコ豚。
(04月04日)歌舞伎町「Teji Tokyo」で銘柄豚3連発。
(08月07日)歌舞伎町「Teji Tokyo」でテジ頂上会談。
(10月27日)歌舞伎町「Teji Tokyo」で新商品ラッシュ。
▲(2006年)
▼(2007年)
(01月18日)歌舞伎町「Teji Tokyo」でカニチゲほか。
(03月14日)歌舞伎町「Teji Tokyo」で炙りユッケほか。

1次会はコチラ。
2次会はコチラ。
赤坂「赤坂一龍別館」、新大久保「てじまぅる大久保店」と経て、
その後は西新宿のマッコリバー「てじまぅる新宿店」へと移動です。
同じ系列の店ですが、大久保店は豚焼肉がメインとしており、
西新宿店は豚焼肉もあるものの、マッコルリが自慢のバーです。
最近はマッコルリの品数がさらに増え、30種類ほどにもなったとか。
せっかくなので新しいマッコルリを飲もうということになりました。
冒頭の写真、カボチャマッコルリ、緑茶マッコルリと、
えーっと、もう1種類がなんだかどうしても思い出せません。
それぞれ個性的な3種類ということで飲み比べをしたのですが……。
んー、このあたりから急速に酔いが回ってきている気がします。
よく覚えているのは甘い味わいのカボチャマッコルリ。
飲んだ瞬間に、「あ、カボチャだ!」とわかるほどです。
系統としては黒豆マッコルリ、オコゲマッコルリ系の甘さ。
甘いマッコルリが好きな人には、いいのではないでしょうか。
緑茶マッコルリは、子どもの頃よく食べた緑茶飴の味。
お茶らしい渋みもあるものの、基本的にはこちらも甘い味です。
もうひとつも甘いマッコルリだった気がするんですけどね。
すいません。また今度聞いてきたいと思います。

おつまみには最近お気に入りの韓国海苔のカナッペ。
韓国海苔の上にチーズ、リンゴ、カイワレが乗っています。
意外な面々ですが、海苔で巻いて食べると相性がいいのに驚きます。
1皿で4個。前菜がわりにちょっと食べるのに向いています。

同じくお気に入りのチャンジャポテサラ。
この日は、きれいに丸く盛り付けて頂きました。

こちらはチャンジャ入りのお茶漬けでしょうかね。
「てじまぅる新宿店」はチャンジャを使ったアレンジ料理が多く、
ほかにもパスタに仕立てた、チャンジャカルボナーラもあるようです。
食べたいと思いつつ、いまだに未食のメニューですね。

最後にぐーっとホワイトアイを飲んでシメました。
いつもは最初の1杯として飲むマッコルリのビール割り。
炭酸が減るので、ゴクゴク飲めるのが魅力です。
1軒目、2軒目とハードに食べたため3軒目は軽めでした。
とはいえ、6軒目まであるので、これでやっと折り返し地点です。
店名:てじまぅる新宿店
住所:東京都新宿区西新宿7-10-10西村ビル地下1階
電話:03-5348-5535
営業:17:00~24:00(月~土)、17:00~23:00(日・祝)
定休:なし
http://www.tejimaul.com/
<過去の関連日記>
(05月06日)西新宿「てじまぅる新宿店」で角煮ほか。
(06月20日)西新宿「てじまぅる新宿店」で三元豚尽くし。
(07月17日)西新宿「てじまぅる新宿店」で桃園豚尽くし。
(10月28日)西新宿「てじまぅる新宿店」でマッコルリ三昧。
(11月29日)西新宿「てじまぅる新宿店」でマッコルリ飲み比べ(前編)。
(11月30日)西新宿「てじまぅる新宿店」でマッコルリ飲み比べ(後編)。
▲(2006年)
▼(2007年)
(01月17日)西新宿「てじまぅる新宿店」でホルモンチゲ。
(02月07日)西新宿「てじまぅる新宿店」で特製豚野菜炒め。
(03月13日)西新宿「てじまぅる新宿店」で麹醇堂の米夢。

1次会はコチラ。
六本木で「東京ミッドタウン」のレセプションに参加。
その後、赤坂に移動してビール付きの昼食をとった我々が、
次に向かったのは新大久保の「てじまぅる大久保店」でした。
向かった、というよりも「てじまぅる」の方々にしてみれば、
午後からの営業が始まるので出勤した、という程度のものでしょう。
僕ともうひと方、「焼肉天国」のNさんのみお客さんとして入店です。
夕方まで時間があるので、軽くもう1杯だけ飲むことにしました。
「てじまぅる大久保店」は豚焼肉を看板料理とする店ですが、
さすがにおなかがいっぱいなので、軽めの料理を探します。
ということで選ばれたのが、冒頭の金華豚の博多風モツ炒めです。
韓国系の店で博多風というのも、ちょっと不思議な話ですが、
これは店の社長である金在浩さんが福岡の出身であるため。
豚足も韓国風、和風に加え、博多風がメニューに並んでいます。

この時点でやっと2時を回ったくらい。
雨模様の1日でしたが、それでも外は明るいですね。
明るいうちに飲むのって本当に幸せです。

カリッと焼きあがったキムチチヂミもやってきました。
軽めということで、この2品のオーダーに留めておきます。

ドリンクもおなかがいっぱいなのでビールから焼酎に。
ラベルのところになぜか僕の名前が書いてありますが、
これはボトルキープでもなんでもなくただの冗談です。
「じゃあ、八田さんの名前で入れておきますね!」
なんて言われて最初は喜んでいましたが、
キープする間などなく、きれいさっぱり飲み切りました。
この後、もう1本追加して、それにも名前を書いて頂きましたが、
それもお約束通り、最終的にはすっからかんに。
名前を書く意味がまったくありませんし、
しかもこのネタ、前回に続いて2度目だったりします。

ん? 2品に留めておくはずじゃなかったの?
焼酎をボトル2本空けていい感じに酔っ払いの面々。
このあたりから、あちこちに電話をして追加参加者を募るなど、
徐々に腰を据えての本格的な飲み会に変わってきました。
2品に留めるなんて話はすっかり忘れ、
いつの間にかヘムルチヂミ(海鮮チヂミ)が登場です。

最後はカムジャタン(豚の背骨とジャガイモの鍋)まで食べてるし。
昼から食べ続けですから、明らかに食べすぎ飲みすぎなんですけどね。
でもこうなってはもうブレーキの壊れたダンプカー。
恐ろしいことにこれがまだ「2次会/6次会」だったりします。
狂乱の一夜はまだ中間点にも差し掛かっておりません。
店名:てじまぅる大久保店
住所:東京都新宿区大久保1-16-5
電話:03-5291-3783
営業:15:00~翌3:00(月~金)、12:00~翌3:00(土)、12:00~24:00(日、祝)
定休:なし
http://www.tejimaul.com/
<過去の関連日記>
(12月31日)てじまうるで豚焼肉を食べつつ年越し。
(04月20日)新大久保「てじまうる」で金華豚。
(09月11日)新大久保「てじまぅる大久保店」で金華豚。
(10月17日)新大久保「てじまぅる大久保店」で朝まで飲み。
(12月03日)新大久保「てじまぅる大久保店」でmixiコミュオフ。
▲(2006年)
▼(2007年)
(02月26日)新大久保「てじまぅる大久保店」でチーズサムギョプサル。
(03月08日)新大久保「てじまぅる大久保店」で豚三昧&鶏。

23日の記事としてアップしますが実際には25日の話です。
これからしばらく25日の話が続くと思ってください。
店舗数にして6軒。約14時間にも渡る飲みっぱなしの記録です。
アホみたいな話ですが、正真正銘実話というのが情けないところ。
記憶も飛びっぱなしで、多くの方に迷惑をかけました。
話は昼間の六本木から始まります。
3月30日オープンの「東京ミッドタウン」でレセプションがあり、
新大久保「てじまぅる」の方々と一緒にのぞいてまいりました。
「てじまぅる」で使っているのは平田牧場というところの豚肉で、
その牧場の直営店が東京ミッドタウンにもオープンするためです。
招待状を頂いたとのことで、それに便乗させて頂きました。
そこまではごく普通の視察だったんですけどね。
歯車が狂い始めたのは、赤坂に移動して昼食をとってから。
ソルロンタン(牛スープ)の専門店である「赤坂一龍別館」に行き、
昼間でありながらも、まあまあ1杯とビールを注文しました。
冒頭の写真はソルロンタン専門店にはつきもののスユクです。
スープを作るときに煮込んだ牛の頬肉を薄切りにしてあり、
これを肴に飲んで、ソルロンタンでシメるのが定番コースです。

特に「赤坂一龍別館」はパンチャン(副菜)の数が多いので有名。
ソルロンタンを頼むと、10数種類のおかずがずらりと並びます。
本格的な専門店なので、基本的にメニューが少ないんですよね。
ソルロンタン、スユク以外はチャプチェ(春雨炒め)がある程度。
それを補うかのように、こまごまとした料理が出てくる感じです。
そしてビールを飲むときは、これらの小皿が嬉しいのです。

ひとしきり喉を潤したところで本命のソルロンタンが登場。
たっぷりの牛骨を丸1日かけて煮込んでいます。

白濁したスープの中には牛頬肉と春雨が入り、

またごはんをどさどさと投入して食べるのが韓国式です。
ごはんを噛むことによって、牛のうまみがより強く感じられます。
好みによってキムチなどを加えて食べてもかまいません。
昼間からビールとソルロンタンなんて、実に幸せな日曜日ですよね。
たまりませんねえ、などと言いつつ2杯目のビールを飲んでみたり。
結局、ビールとたっぷりのスープで、おなかはタポンタポンに。
満足の昼食でしたが、ここから禁断の2軒目に行ってしまいました。
昼から楽しく飲んでしまったために、まず壊れたのが心のブレーキ。
いいや今日は飲んじゃえ、という気持ちで固まってしまい、
いよいよ始まる狂乱の1日は、次の日記へと続きます。
店名:赤坂一龍別館
住所:東京都港区赤坂2-13-16シントミ赤坂第2ビル1階
電話:03-3582-7008
営業:24時間
定休:なし
<過去の関連日記>
(09月17日)赤坂「赤坂一龍別館」でソルロンタン。

珍しい料理を食べられる店があるよ、と誘われてこちらに。
生ワタリガニを薬味醤油に漬けたカンジャンケジャンでした。
確かに辛い薬味ダレに漬け込むヤンニョムケジャンはよく見ますが、
カンジャンケジャンとなると、日本ではあまり見ないですね。
あったとしてもカニが生だけに、鮮度がちょっと気になるところ。
専門店であれば頼む人も多いので、順調に消費されていくでしょうが、
家庭料理店では、いつ作ったの? と思わず聞いてしまうかも。
というか、実際に行き着けの店でそう聞いてしまったこともあります。
また新鮮なカニで作らないとそもそも美味しくない料理ですしね。
こちらの店はカンジャンケジャンとプルコギが有名なお店とのこと。
確かに多くの人がカンジャンケジャンを注文しておりました。

食べてみても確かにカンジャンケジャンです。
しっかり鮮度は保たれておりますし、カニの身もプルプルの生です。
カニ味噌が少なかったり、卵がなかったりとも思ってしまいますが、
そのあたりはソウルの新沙洞、方背洞など、名物通りでの標準。
都内で食べるということを考えれば、充分贅沢な料理だと思います。
値段もワタリガニ2杯で2600円ならば納得の範囲内では。

こちらはもうひとつの看板料理プルコギです。
甘い下味をつけた牛焼肉ですが、微妙にアレンジされている様子。
韓国で見る、いわゆるプルコギとはスタイルが違いますね。
春雨や春菊などは入れず、牛だけを純粋に味わうタイプ。
さすがにいい牛肉を使っているようで、脂が口の中でとろけます。

サンチュで巻き、キムチを乗せて食べるのがこの店流とのこと。

そして、最後に入れて食べたウドンが美味しかったですね。
プルコギのタレが残っているところにウドンを投入するのですが、
隠し味としてカンジャンケジャンの汁を加えるのがポイント。
甘めに作られたタレを、海鮮系の醤油味がキリッと引き締めます。
この名物料理2品がセットというのがポイントでしょうね。
プルコギを頼む人は自動的にカンジャンケジャンも頼むので、
日々仕込んだぶんが順調に消費されていくのでしょう。
これならカニの鮮度も、漬け過ぎも心配しなくていいはず。
なるほど、と思わずうなってしまう素晴らしい合わせ技でした。

最後にはちょっと懐かしい感じのアイスが出てきました。
いろいろと味を選べるのですが、僕はシンプルにバニラを選択。
アルコールでほてった身体が、すーっといい感じに冷めました。
なお、こちらのお店ですが、近々移転をするとのこと。
場所はすぐ近くのようですが、移転先を聞いてきませんでした。
ぐるなびによれば、22日まで現在の場所で営業し、
27日から新店舗での営業が始まるとのことです。
その期間に行かれる方は、念の為お店のほうにお問い合わせください。
(※追記。下記の住所を新しいものに修正しました)
店名:巨牛荘六本木店
住所:東京都港区六本木5-7-8(新住所)
電話:03-3423-1171
営業:17:30~翌5:00
定休:なし
http://www.wdi.co.jp/ja/re-kyogyuso.html

当ブログの恒例企画。またまた師匠宅にお邪魔してきました。
冒頭の写真とタイトルを見て、驚かれた方もいらっしゃるでしょう。
いつも美味しい手料理を作って待っていてくれる師匠ですが、
今回もまた気合の入った料理を作っておられました。
「今日はコムタンを作ったから」
などと、さらっとおっしゃっておりましたが、
僕の感覚では、そんなにさらっと言える料理ではありません。
コムタンといえば、牛肉や内臓などを長時間煮込んだ料理。
最低でも丸1日くらいは、コトコトと煮込む必要があります。
僕もかつて牛のアキレス腱(スジ)を煮込んだことがありましたが、
アクをとったり、火加減を見たり、なんだかんだで付きっ切り。
ただずっと煮込んでいればいい、というわけでもない料理です。
そんな手間と時間をかけて作った料理が冒頭のコムタン。
手前にあるのが牛スネ肉で、奥に見えるのが牛のアキレス腱。
左側には両者のうまみをたっぷり吸い込んだ大根が控えています。
スープの色を見ても、長時間煮込んだことがよくわかりますよね。
師匠に聞いてみたところ、やはり丸1日煮込んでおられました。
うまみたっぷり。塩だけでごはんが目一杯食べられます。

そのコムタンだけでも充分なご馳走ですが、そこへさらなる1品。
イカとキャベツを炒め、そこに韓国の餅を投入したものです。
いわゆるトッポッキ(餅炒め)のような料理なのですが、
醤油系の味付けと具の構成が、どこか焼きうどん風でもあります。
韓国の餅はうるち米で作るため、粘り気が少ないんですよね。
こうして使うと、餅というよりも麺のような雰囲気で味わえます。

ナムルは基本に則って3種類。
奥がシイタケ、右が豆モヤシ、手前は季節感を考えて菜の花です。
春らしい菜の花のナムルも実に美味でしたが、
師匠曰く、
「豆モヤシのナムルはお母さんに褒められたんだよね」
というさらなる自慢の一品。
師匠が言うお母さんとは他ならぬ黄慧性先生のこと。
残念なことに、昨年お亡くなりになられましたが、
朝鮮王朝宮中料理の技能保有者(人間国宝)だった方です。
簡単に言えば、韓国食分野における最高権威のお墨付き。
味の秘密も教えて頂きましたが、さすがにここでは伏せておきます。

細ネギのキムチは東新宿にある「南陽屋」のママさん特製。
これらの料理をつまみつつ、マッコルリのビール割りを楽しみました。
余談ですが、この日の話題は新大久保の過去、現在、未来について。
僕が知っているのは2001年以降の新大久保だけですが、
師匠は黎明期である80年代からずっと通い続けておられます。
またこの日はもうひと方、すごい経歴を持った人が参加していました。
90年代後半に新大久保で仕事をしていた珍しい日本人で、
いわばコリアンタウン勃興期の裏側を知る人物と言えましょう。
時系列ごとに探ってみると、新大久保もずいぶんと面白い町です。
豊富な裏話で新大久保の過去と現在を照らし合わせつつ、
将来的にはこうなったら面白いのに、なんて話で盛り上がりました。
これでもかというくらいディープな会話でしたけどね。
勉強にもなり、また楽しかったのは言うまでもありません。
<過去の関連日記>
(03月11日)師匠宅でタラのチゲとジャガイモごはん。
(03月22日)師匠宅にてチャジャンミョンほか。
(06月21日)師匠宅で手作りポトフほか豪華夕食。
(07月09日)師匠宅にて大阪風粉モノ三昧。
(07月26日)師匠宅にて夏の韓国ごはん。
(08月21日)師匠宅にてハモ皮とキュウリの酢の物。
(11月05日)師匠宅にて昼食&夕食&PC復旧作業。
(11月10日)師匠宅にてパスタ&グラタン&サラダ他。
(11月23日)師匠宅にて訪韓準備関係者会議。
(12月02日)師匠宅にてマンドゥクク&トッポッキ。
▲(2006年)
▼(2007年)
(03月06日)師匠宅にてカルビチム&カムジャタン。

オフ会でさんざん飲んだ翌日。なので本当は18日の日曜日。
忙しかった仕事がひと段落して、小打ち上げのようなことをしました。
「場所は好きなところを選んでいいよ」
と言われたので、しばらく悩んでこちらの店を選択。
およそ1年半ぶり、恵比寿の名店「ワンス」です。
数日前に別の方から行こうというお誘いを頂いていたのですが、
仕事が忙しくて泣く泣く断ったという裏事情があります。
ようやく飲めるようになって、晴れてリベンジというわけです。
冒頭の写真はまず頼んだナムル5種盛り合わせ。
嬉しいことに10種類ほどある中から好きなものをチョイスできます。
僕らはタケノコ、レンコン、ジャガイモ、トラジ(キキョウの根)、
そしてホウレンソウの5種類を選んでみました。
こうやって好きなものを選べるのは面白いですよね。
頼んでいる途中で白い色ばかりになるのでは、と思いましたが、
出てきたのを見ると、意外にいい感じの色合いになっていました。
色や組み合わせで悩むのも楽しさのひとつでしょう。
ちなみにこのお店、パンチャン(副菜)は出てきませんので、
最初にこの手の軽い料理をいくつか頼んでおくのがベターです。

続いてコルベンイムッチム(ツブ貝の和え物)。
今回すべて写真の色合いが微妙ですがご容赦ください。
恵比寿という場所柄もあってか、とてもオシャレなお店です。
照明もテーブルの一部にスポット状にあたっており、
一部は明るいけれども一部は暗いといった感じでした。
写真的には美味しく見えないかもしれませんが、
タレの酸味と甘味が絶妙で美味しかったです。
韓国では焼酎と一緒につまむ、安い居酒屋料理ですが、
さすがに洗練された味に仕上がっておりました。

これまたあれこれ楽しめる、本日のジョン盛り合わせ。
えーと、エビ、ホタテ、白身魚、エリンギ、シイタケ、
赤・青ピーマン、ズッキーニ、といったラインナップ……。
だったと思いますが、全部当たっているかは自信ありません。

そして、本日いちばん褒め称えられたのがコイツです。
この段階ではただの塊バターが3個なのですが……。

そこにたっぷりのイイダコが加えられ、

野菜なんかもどっさりと加えて炒めます。
こんなに山になってどうするんだという見た目ですが、
炒めていくうちにしんなりして平野に戻ります。
バターとイイダコ、野菜の組み合わせがたまりません。

具を食べつくした後は、当然ごはんを入れて炒めますよね。
店のレギュラーメニューとしては存在しない食べ方らしいですが、
「ごはん頼んで勝手に炒めるなら大丈夫ですか?」
ということで無理に了解を頂きました。
イイダコのうまみが染み込んだごはんがたまりません。
そして最後の最後まで効いていたのが最初に溶けたバター。
炒めたごはんを食べながら、バターの偉大さに感動しておりました。

そんでシメたはずの最後に、もうひとつの本気ジメ。
ソウルの学生街、新村名物のシンゲッチです。
辛ラーメンに溶き卵とスライスチーズをトッピングした料理。
言ってみればただのインスタントラーメンなのですが、
個人的にはこの料理が「ワンス」の象徴だと思っています。
この店を作ったマネージャーさんが留学していたのが新村であり、
その新村で食べて感動した料理を日本にもぜひ伝えたい。
そんなコンセプトから、「ワンス」が誕生したのだと聞いています。
オシャレな店で食べるキレイな韓国料理というだけでなく、
そこに1本スジを通しているのが、この新村スタイルです。
新村といえば僕が留学時代を過ごした町でもあるんですよね。
場所は恵比寿でも、ノスタルジックな気分に浸れる貴重な店です。
先日、「新宿ルミネ店」に行ってこれらの新村らしさが感じられず、
少し物足りない気分で帰ってきたのですが、こちらはさすが本店。
久しぶりに行きましたが、変わらない雰囲気でほっとしました。
ちなみにそのマネージャーさんはすでに退職しているとのこと。
新しい店を大阪で作り、そちらでバリバリやっているそうです。
いつか大阪に行く機会があったら、そちらの店にも行きたいですね。
「bibim'」という名前のスンドゥブチゲの専門店だそうです。
なんばの1号店はコチラ。西梅田の2号店はコチラです。
店名:ワンス恵比寿店
住所:東京都渋谷区恵比寿4-23-13
電話:03-5475-8787
営業:11:30~24:00(LO23:00)
定休:なし
http://www.s-ox-restaurant.com/
<過去の関連日記>
(01月25日)新宿「ワンスルミネ新宿店」でプルコギランチ。

1次会の「大久保でじ」を出て2次会へと移動。
新大久保駅近くにある「恵美寿」は大勢での宴会に便利です。
2階は最大で60人まで収容可能。10人前後の人数だったら、
1階の奥座敷が個室になっているので落ちついて飲めます。
この日の宴会は1次会で45人という大所帯。
2次会で多少減ったとはいえ、20人以上はいらっしゃいましたね。
お酒も入っていい気分になり、さあここから語ろうかという感じです。
2次会ではテーブルごとに好きなものを頼むことにしたところ、
僕の座っていたテーブルは、かなりの韓国通が固まっていた様子。
冒頭の写真、「恵美寿」名物のポシンジョンゴル(犬肉の鍋)です。
この店は旧「グリーン食堂」時代から、犬料理で有名だった店。
オーナーさんは変わりましたが、厨房長は同じ人が担当しており、
かつてと変わらぬ味の犬肉料理が今も食べられます。
もちろん通常の家庭料理もたくさんメニューに並んでおりますが、
個人的にはポシンジョンゴルがいちばんのお気に入りです。

もう1品こちらはスユク(茹で肉の薄切り)ですね。
あと犬肉を使った料理としては、鍋を1人前に仕立てたポシンタンと、
野菜と一緒に和えたムッチムの全部で4種類の料理があります。

通常であれば他テーブルの料理も撮りにいくべきなのでしょうが、
これまた飲むのに集中しており、ほとんど写真がありません。
そんな中、ランブータンの写真だけが妙に充実しておりました。
参加者の方が、お土産かなんかで持ってきたものだったと思います。

そんなこんなの2次会が終電近くまで続き、これはすでに3次会。
10数名の元気な人たちが集まって、朝までカラオケ大会を開催です。
写真のキムパプ(海苔巻き)は途中で買いに走った持ち込みの品。
職安通り沿いにある「明洞キンパプ」で購入したものです。
夜中に熱唱していると、食べたはずでも小腹が空くんですよね。
キムパプとともに買っていった、オデンもなかなかに好評でした。
朝まで4時間以上はぶっ通しで歌っていたように思います。
いい気持ちで酔っ払っていた僕はブルーハーツなど歌っておりました。
翌日、しっかり声が出なかったのは当然のツケというやつですね。

解散したのは新大久保に朝日が昇るころ。
駅のホームから見た、夜明けが非常に美しく印象的でした。
店名:恵美寿
住所:東京都新宿区百人町1-7-16サイトピア和昌1階
電話:03-3207-0350
営業:24時間
定休:なし
http://www.ebisujp.com/
店名:明洞キンパプ
住所:東京都新宿区大久保1-12-3第2カーサ新宿ビル1階
電話:03-5292-4499
営業:11:00~24:00
定休:なし
<過去の関連日記>
(04月25日)新大久保「明洞キンパプ」でキンパプ&ラミョン。
(07月21日)新大久保「恵美寿」でポシンタン&ユッケジャン。
(09月21日)新大久保「恵美寿」でケゴギジョンゴル。
(10月31日)新大久保「恵美寿」でマンドゥクク。

韓国好きの集まるオフ会、というのに参加しています。
前回は11月でしたね。オープン仕立ての「クンバリ2号店」。
1次会からへべれけに酔っ払って記憶を飛ばしたうえ、
2次会では腹を出して喜んでいた、という最悪な酔い方でした。
今回はもうちょっとセーブして飲もう、なんて思っておりましたが、
振り返ってみれば、やっぱりお酒ばっかりを飲んでいたようです。
大人数のオフ会って、あれこれ話をしているうちに料理を食べ逃し、
手に持っているお酒ばかり飲んでいるということが多いです。
たくさん飲んだつもりはなくても、気付くと酔っ払っておりますね。
この日の会場は昨年末にオープンしたばかりの「大久保でじ」。
山手線沿いで外側1本目の路地、「梁の家」の向かいあたりです。
豚焼肉の専門店でサムギョプサル(豚バラ肉)が看板料理で、
ワイン熟成サムギョプサルや、ハーブサムギョプサルがありました。
でも、遅刻して行ったために、肉はすでに焼けた状態。
本来であれば焼く前の状態で写真を撮らなきゃなんですけどね。
手前の焼けた状態のものがワイン熟成サムギョプサルだったかな。
奥で切っているのが、通常のサムギョプサルだと思います。

この日は1人4800円で飲み放題のコース。
宴会には欠かせないチャプチェ(春雨炒め)があったり、

これまた定番のチヂミがあったり。
チヂミはハーフ&ハーフにして頂いていたようですね。
手前が普通のチヂミで、奥はキムチチジミになっております。

ゆで卵とオデンが目立っていますがトッポッキ(餅炒め)。
最後の最後でゆで卵をつまんだのは覚えておりますが、
基本的にこのあたりの料理はしっかり食べた記憶がありません。
たぶん話に夢中で食べていないのだと思いますが、
食べたのに記憶が飛んでいるだけ、という可能性もあります。

シメはカムジャタン(豚の背骨とジャガイモの鍋)でした。
ほかにもサラダやケランマリ(卵焼き)など数品出ていましたので、
全体的なボリュームとしてはなかなかだったと思います。
宴会コースだけに、料理は特に目立つものを感じませんでしたが、
看板料理の豚焼肉を含めて、無難な味ではなかったかと思います。
この日は総勢45人という大所帯での貸切でしたが、
それよりちょっと少ないくらいの人数のほうがよかったかもですね。
お店のキャパシティから考えて、40人弱くらいがベストかも。
大勢で飲まれる方は、そのあたりを目安にするとよいと思います。
そしてもちろんこの後は2次会へと移動。
2次会には席数が多く駅からも近い「恵美寿」が便利です。
店名:大久保でじ
住所:東京都新宿区百人町1-11-31ピュアーズビル2階
電話:03-3364-2866
営業:17:00~24:00
定休:日曜日
http://www.ookubodeji.com/

1~2ヶ月に1度くらいは定期的に情報をまとめたいと思います。
新大久保はもちろん、韓国料理店はどこも変化が激しいですからね。
もしお手持ちの情報などありましたら、どんどんお寄せください。
●大久保通りに「宮殿」がオープン
大久保通りを明治通り方面にずっと歩いたあたり。
ペアーレ新宿や、「鳳雛チムタク」のナナメ向かいという場所です。
当初は韓定食の専門店を目指していたとの話ですが、
場所柄などを考慮し、家庭料理店としてスタートするそうです。
3月20日オープン。ランチはソルロンタンをメインにするようです。
店名:宮殿
住所:東京都新宿区大久保1-4-20
電話:03-3200-7108
●歌舞伎町に「高句麗」がオープン
韓国広場の脇を歌舞伎町方面に入ってすぐの場所。
「韓流」よりも手前で、かつて「あんこう屋」があったところです。
韓国室内屋台の看板を掲げる、居酒屋的な韓国料理店のようです。
3月にオープンを確認しましたが、もう少し早かったかもしれません。
店名:高句麗
住所:東京都新宿区歌舞伎町2-19-7新田中ビル地下1階
電話:03-3205-2201
http://www.koukuri.com
●大久保に「山井」がオープン?
大久保駅の北口を出て新大久保方向に歩いて2本目の道。
高田馬場方面に北へ入ったところにあるホテル甲隆閣の2階です。
家庭料理店のようですが、いつからあったのかは不明。
3月に営業を確認しましたが、もう少し前からあるかもしれません。
店名:山井
住所:東京都新宿区百人町2-23-48ホテル甲隆閣2階
電話:調査中
●新大久保「ヤンピョンヘジャンク」が2号店を準備
コチラの記事でも書きましたが、2号店ができるそうです。
場所は上野。かつて「上野モイセ」があった跡地になるそうです。
予定では3月下旬にオープンとのこと。もう間近という感じですね。
店名:ヤンピョンヘジャンク上野店
住所:東京都台東区上野2-4-5
電話:03-3834-3939
http://www.japanyangpyung.com/
●東新宿「豚々別天地」が閉店
区役所通りと職安通りがぶつかるあたりにあった豚焼肉店。
店の前を通ったら、シャッターが下りていました。
ホームページのほうも、すでに閉鎖されておりました。
ただ、六本木の本店は営業を続けている模様ですね。
オーナーが変わったりしたのでしょうか。詳細は不明です。
店名:豚々別天地
住所:東京都新宿区歌舞伎町2-18-6日光ビル1階
電話:03-3209-6620
●銀座「どぶろくバーTORAJI」が閉店
新大久保ではありませんが、とりあえずご報告。
トラジ系列の店で、マッコルリを中心としたお店でした。
2月28日で営業を終了したとのことです。
また何か新しい業態のお店ができるのでしょうか。
店名:どぶろくバーTORAJI
住所:東京都中央区銀座7-8-7GINZA GREEN地下1階
電話:03-3573-2929
とりあえず手元に入ってきた情報は以上です。
コツコツと町を歩きながら、探索していきたいと思います。

新大久保で取材2件。1件目と2件目のアポイントに時間差があり、
どこかで時間をつぶそうと思ったのですが、適当な場所がありません。
以前なら「ルネッサンス」にでも入って一休みだったんですけどね。
今年の1月に閉店して以来、行き場を失ってしまった感があります。
ちょっとお茶が飲める店、というのが新大久保にありません。
しいてあげるなら「ロッジ」と「楽園餅cafe」ですが、
どちらの店もあまり落ち着いた雰囲気ではないんですよね。
ということで新規開拓。「CAFE&BAR WiLL」に行ってみました。
女性用のリラクシングサウナ「WiLL」の1階にあるこのお店。
見た目は普通のカフェですが、ちょっと韓国色が混じっています。

ドリンクはコーヒー、紅茶系の一般的な品揃えでしたが、
唯一、ユジャロンティーの名で、柚子茶だけは置いてありました。
先日渋谷の「cafe-B」で柚子紅茶なるものを飲んでいたため、
ウーロン茶と混ぜるのかと思いましたが、予想に反して普通でした。
どうやらユジャロンという名前の商品があるみたいですね。
それを使った柚子茶ということで、ユジャロンティーだそうです。

食事メニューの中にはユッケジャンなどがある様子。
このあたりが地味に混じっている韓国色したポイントです。
いちばん下に「うどんもできます」と書かれているように、
麺入りのバージョンも用意されているようですね。
季節の野菜とキノコのサラダ冷麺、という料理もありました。
夕方6時を過ぎると、アルコール類の販売も始まるようです。
新大久保でのお茶難民と化している昨今。
とりあえず休憩場所をひとつ確保といった印象です。
メインのエリアからはちょっと離れるのが難ですけどね。
店名:CAFE&BAR WiLL
住所:東京都新宿区歌舞伎町2-19-15てなむタウンビル1階
電話:調査中
営業:8:00~22:00
定休:なし
http://sansam.myi.cc/web/will/

前回の日記から話は続きます。
西新宿の「てじまぅる新宿店」にて終電ギリギリの攻防。
確定申告の期限と締切の両方が迫っているという切羽詰った状況でも、
お酒が目の前にあるとどうしても帰れません。
「今日は0時で帰りますからね!」
という宣言はどこへやら。
お店の皆様とうっかり楽しく飲んでしまい、
ふと気付くと「てじまぅる大久保店」のほうへと移動。
さらに腰を落ち着けて飲むような状況になっておりました。
「本当に本当に2時で帰りますからね!」
などと移動中には無駄に吠えていたのですが、
大久保店に着いてみると、そこにはどこかで見たようなお客様が。
その瞬間の衝撃はコチラのブログを見て頂くとわかりますが、
歌舞伎町にある豚焼肉店「Teji Tokyo」の大塚社長です。
「てじまぅる」と「Teji Tokyo」は同じ豚焼肉店であり、
いわばライバル的存在なのですが、社長同士仲がいいんですよね。
この日もたまたま食事に来ていたとのことでした。
ということで同席させて頂き一緒に飲むことに。
こうなってしまえば、もう締切も確定申告も関係ありません。
覚悟を決めて、明日のことはとりあえず忘れることにしました。
しばらく大久保店で飲んだ後、「Teji Tokyo」へと移動です。
冒頭の写真、ミニトマトのキムチは欠かせない1品。
キムチでありながら、トマトの瑞々しい酸味と甘味がたまりません。
たくさん食べたいので2、3人前をまとめて盛って頂きました。

赤ワインを飲みながら、「Teji Tokyo」らしい料理の数々。
味だけでなく、美しさをも兼ね備えるのがこの店の持ち味です。
こちらは前回も頂いた、もち豚の冷しシャブシャブサラダ。
冷やして美味しい豚、という部分にこだわった1品とのこと。

こちらも新メニュー。アボガドと山芋の炙りユッケです。
ユッケであるにもかかわらず、炙っているので香ばしさがあります。
通常のユッケとはまた違った味わいを楽しめるのがいいですね。
これがこの日のスマッシュヒットその1で……。

こちらがこの日のスマッシュヒットその2です。
同じく新メニューの、冷製生湯葉とネギトロキムチの蟹あんかけ。
グラスのいちばん底にネギトロキムチが置かれ、
その上にとろとろの生湯葉、いちばん上に蟹あんかけを注ぎます。
この写真ではちょっと境界線が曖昧になってしまいましたが、
横から見たときの、層状の美しさも見事な一品です。
ビジュアル的にはコチラのページで確認してください。
層状になった感じが、よくわかるのではないかと思います。
スプーンでタテに掘り進めながら食べていくのですが、
湯葉とネギトロのねっとりした歯触りと白菜キムチのシャキシャキ感。
そして蟹あんかけのとろーっとした食感の対比が楽しめます。
ミニトマトのキムチと並んで、前菜用にぜひおすすめしたいですね。
大塚社長曰く、
「ぜひひとりひとつ食べて欲しい料理」
なのだとか。
そのために値段はかなり安めに抑えたとのことでした。
正確な額を忘れてしまいましたが……500円前後だったような。
また、そのうち確認してきます。

まだ試作品……だったかな。ホタテのレタス巻きです。
ホームページのフードメニューに載せられている、
ホタテのから焼きコリアンソースというのがこれでしょうか。
だいぶ酔いが回ってきていて、記憶が怪しいです。

前回も頂いてえらく感動した、Teji風コリアンロール。
五穀米のごはんに、チャンジャやアボガドなどが巻かれています。
前はそのまま食べましたが、今回はタレがついていました。
五穀米のそっけなさが魅力なので、そのまま食べても美味しいですが、
サンチュの多い部分を食べるときは、タレと一緒がよいようです。

シメは大塚社長がずっと試行錯誤しているソルロンタン。
豚焼肉店だけに、そこまでこだわるメニューでもないと思うのですが、
メニューに並べる以上は、専門店レベルに引き上げたいのだとか。
魅力的な料理を数多く並べる「Teji Tokyo」ですが、
いちばんの魅力は料理そのものでなく、商品開発への姿勢でしょう。
今後もどんな料理が出てきるのか、非常に楽しみです。
あと、この日は大塚社長えらく喜んでらしたことがひとつ。
前回頂いたカニチゲが、楽天から表彰を受けたのだとか。
大塚社長のブログにも、表彰状の写真がでかでかと掲載されています。
ズワイガニとワタリガニを用いた贅沢なチゲです。
というような感じで楽しく飲み、結局家に帰れたのは朝でした。
翌日は締切と戦い、確定申告と戦う、大忙しの1日でしたけどね。
それでもすべてなんとか期限に間に合わせることができました。
店名:Teji Tokyo(てじとーきょー)
住所:東京都新宿区歌舞伎町2-21-3第6本間ビル1階
電話:03-3207-5506
営業:18:00~翌5:00(月~土)、18:00~24:00(日・祝)
定休:なし
http://www.teji-tokyo.com
<過去の関連日記>
(03月27日)歌舞伎町「Teji Tokyo」でイベリコ豚。
(04月04日)歌舞伎町「Teji Tokyo」で銘柄豚3連発。
(08月07日)歌舞伎町「Teji Tokyo」でテジ頂上会談。
(10月27日)歌舞伎町「Teji Tokyo」で新商品ラッシュ。
▲(2006年)
▼(2007年)
(01月18日)歌舞伎町「Teji Tokyo」でカニチゲほか。

13日は午後から幕張のほうまで足を運んでいました。
幕張メッセでフーデックス(国際食品・飲料店)が開催されており、
百歳酒で有名な麹醇堂より、招待状を送って頂きました。
いつぞや一緒に飲ませて頂いたときの縁でご招待頂いたのですが、
もとより行ってみたかったイベントなので、大喜びで行ってきました。
いやはや、初めて行きましたがずいぶんと盛況でしたね。
韓国ブースではキムチ、コチュジャン、薬酒などを扱う会社がずらり。
マッコルリを出しているブースもずいぶん多かったように思います。
麹醇堂にも挨拶に行きましたが、こちらも今の売りはマッコルリ。
看板商品の百歳酒よりも、新発売の「米夢」を大きく扱っていました。
「米夢」は日本でのみ発売されている限定のマッコルリ。
韓国有数の米どころである利川産の米を使って作られています。
それを最初に試飲したときのリポートはコチラを参照ください。
フーデックスを出た後は、西新宿の「てじまぅる新宿店」へ。
韓国の新聞記者さんに日本でのマッコルリ人気を取材したいと言われ、
ならばということで、こちらのお店を紹介した次第です。
銀座の「どぶろくバー」が2月末日で閉店してしまったようなので、
日本におけるマッコルリ専門バーはここが唯一となりました。

黒豆マッコルリ、オコゲマッコルリなど数多くを試飲しつつ、
本日、お世話になった麹醇堂の「米夢」もしっかりと飲みます。
「米夢」の特徴は飲み口がクリーミーで米の味が濃いこと。
甘さも適度に抑えられており、バランスがよく飲みやすいです。
唯一のもったいないのは値段くらいですかね。
もう少しお手ごろなら飲みやすいのに、という印象はあります。
純米マッコルリだけあって、どうしても高くはつくようで。

いつのもチャンジャポテサラをつまみながら。
「てじまぅる新宿店」に来るとは、必ずこれを食べています。
写真を撮り忘れましたが、韓国海苔のカナッペもおすすめです。

こちらは試作品のイカの塩辛。2種類の味付けをしてあります。
手前はピリ辛。奥はワタを生かしたノーマルな塩辛。

テンジャン(味噌)で味付けたチヂミも試作品のようです。
薬味醤油につけて食べるのでなく、これはすでに味がついています。
飲み込むときに味噌の香りがふんわりと鼻に抜けていく感じ。
サイズも小さめに抑えてあるので、おつまみにはちょうどいいですね。
というような感じに楽しく飲んでいたのですが、
この日はちょうど締切が近く、また確定申告もまだという状況。
「今日だけは早く帰らないとまずいんです!」
と連呼していたのですが、予想外の事件でとんでもないことに。
次の日記で書きますが、気になる方はまずコチラをごらんください。
店名:てじまぅる新宿店
住所:東京都新宿区西新宿7-10-10西村ビル地下1階
電話:03-5348-5535
営業:17:00~24:00(月~土)、17:00~23:00(日・祝)
定休:なし
http://www.tejimaul.com/
<過去の関連日記>
(05月06日)西新宿「てじまぅる新宿店」で角煮ほか。
(06月20日)西新宿「てじまぅる新宿店」で三元豚尽くし。
(07月17日)西新宿「てじまぅる新宿店」で桃園豚尽くし。
(10月28日)西新宿「てじまぅる新宿店」でマッコルリ三昧。
(11月29日)西新宿「てじまぅる新宿店」でマッコルリ飲み比べ(前編)。
(11月30日)西新宿「てじまぅる新宿店」でマッコルリ飲み比べ(後編)。
▲(2006年)
▼(2007年)
(01月17日)西新宿「てじまぅる新宿店」でホルモンチゲ。
(02月07日)西新宿「てじまぅる新宿店」で特製豚野菜炒め。

三河島で飲みませんか? という魅力的なお誘いを頂きました。
数年前までは三河島にも頻繁に通っていたのですが、
ここ最近は行きつけの店もなくなり、とんとご無沙汰でした。
新大久保や上野、赤坂などとはまた違う雰囲気のある町なんですよね。
古きよきコリアンタウンの姿が今も残っている町です。
三河島の特徴は済州島出身者の方が多く住んでいるということ。
新大久保はおろか、ソウルでも珍しい済州島料理が食べられます。
ここ「山田屋」はホルモン類が豊富な焼肉店として有名ですが、
創業者の方が済州島出身であり、わずかですが済州島料理もあります。
ホルモンと済州島料理の両方を目当てに行ってまいりました。
本来は7時頃の入店を目指したのですが、土曜日でもあり予約で満員。
なんとか席が確保できたのは開店時間5時からの2時間半でした。
「明るいうちから飲むなんて幸せですな!」
なんて浮かれていましたが、その時間でもお客さんは続々。
口開けの客だと浮かれていたのはわずか数分たらずで、
開店から10分もしないうちに、店は喧騒の世界へと変わりました。
そんな賑やかさの中での1品目が冒頭の牛レバ刺し。
上に見えるゴマ油とニンニク醤油の皿がさりげなく太極旗でした。
レバ刺しの味はプリプリのあまあま。1品目から悶絶です。

続いて「なんちゃってエンガワ」の別称がついているガツ刺し。
豚の胃袋を刺身にしたものですが、食感は確かにエンガワ似です。
ワサビ醤油で食べる、といったあたりもよりエンガワらしさを演出。
さっぱりとした味わいですが、コリコリとした食感の中から、
徐々にほのかなうまみがにじみ出てくるあたりもそっくりです。

そんな刺身類をやっつけながらビールを飲んでいると、
次第に注文したホルモン類が、ザクザクと運ばれてきます。
まず出てきたのはテッチャン(牛の大腸)と、

豚レバーです。

鉄板の上で少しずつ焼けていく姿がまたたまりません。
テッチャンは脂のりまくり。豚レバーの甘さも素晴らしいです。
そのほかコブクロ刺し(豚の子宮)、ヤン(牛の第1胃)なども注文。
コプチャン(牛の小腸)も頼んだ……んだったかな。
いい気持ちで百歳酒などを飲んでいたので記憶が曖昧です。

珍しいなと思ったのは、こちら豚の面脂(めんあぶら)。
名前からして、豚の頭でしょうね。その脂の乗った部分と見ました。
サムギョプサル(バラ肉)やモクサル(首肉)にも負けない脂具合。
脂が口の中でパチンと弾ける瞬間がたまりません。

他テーブルに運ばれていくのを見て、反射的に頼んだのがコチラ。
生ニンニクを鉄の器に乗せ、油でこんがりと焼いていきます。
写真はすでに焼けた状態ですが、この段階ではもうホクホクです。
韓国の焼肉店でも定番ですが、こうして食べるニンニクはうまいです。

最後のシメが、お待ちかね済州島料理のモムククです。
店の表記では「モンク」となっておりましたね。
モムがホンダワラという海藻の済州島方言。ククはスープです。
さすがにホンダワラと書いてもピンとこないとは思いますが、
ホンダワラは日本語で、韓国の標準語ではモジャバンと呼ばれます。
僕も過去済州島で1度食べたことがあるだけの珍しい料理。
それでも三河島界隈などでは意外に出している店も多いようです。
豚肉でとったスープにホンダワラを加えて作る料理なのですが、
この店で食べたモムククにはホンダワラのほか豚の小腸が入ります。
海藻の香りと豚のうまみが、とろっとしたスープに溶け込んでいます。
あったかいスープを胃に収めて、ちょうどいいシメとなりました。
済州島で食べたときは、もう少しさらっとしていた気もしますが、
何しろ1度しか食べたことがないので、比較しようにもできません。
三河島にある他店や、上野あたりをもう少し巡ってみたいですね。
この界隈、もう少し本腰を入れて探索してみたいと思います。
店名:山田屋
住所:東京都荒川区東日暮里3-18-10
電話:03-3807-6787
営業:12:00~14:00、17:00~22:00(火~土)、12:00~20:00(日)
定休:月曜日、第3火曜日

1次会で豚、豚、豚、豚、鶏をぺろっと平らげた後の2軒目。
3月6日にオープンした「酒菜角萬」へと足を運んでみました。
豚焼肉専門店「てじまぅる」が新たに始めた、和テイストのお店。
もともとここには同じ名前の日本蕎麦店があったのですが、
その店が四谷に移転し、その跡を受け継いだという感じのようです。
「てじまぅる」スタッフの方が四谷に弟子入りして蕎麦打ちを習い、
それを看板料理としつつ、もとからの名物である豚肉料理を融合。
蕎麦湯しゃぶしゃぶなどの料理を提供していくとのことです。
現状、韓国料理店ではありませんが、そのうち韓国的なテイストも、
ニーズに合わせて加えていく可能性はあるとのことでした。
冒頭の写真が、平牧三元豚を使用した蕎麦湯しゃぶしゃぶ。
いつもは焼いて食べている豚肉を、今回はさっと茹でて食べます。

土鍋には蕎麦湯とダシ昆布、そして野菜もたっぷり入れました。
タレが……どんなだったかは記憶に残っておりませんね。
すでにだいぶ酔っていたので、記憶が曖昧なうえ写真もありません。

アジのなめろう、みたいな気の利いたつまみがあり、

あるいは肉ジャガをつまんだりしながら飲みました。
1軒目でさんざん食べて、おなかいっぱいだったんですけどね。
なんだかんだで、よく食べたように記憶しております。

シメはやっぱり蕎麦を頂きました。これは田舎蕎麦のほう。
せいろ蕎麦に比べて、田舎は麺を太く不揃いに作るのがコツとか。
香りはよいものの麺がやや固く、茹でが足らないのかと思いましたが、
どうやらこれはこれで、こういうものなのだそうです。
せいろ蕎麦はもっと食べやすいですよ、との話だったので、
次はそちらのほうにチャレンジしてみたいと思います。
まだ、オープン仕立てで様子を見ている部分もあるでしょうしね。
通いながら、少しずついろいろ食べていきたいと思います。
なんでも「平牧三元豚と玉子丼」はかなり絶品だとの情報も。
蕎麦店となると、そういった丼ものもぜひ期待したいですね。
店名:酒菜角萬
住所:東京都新宿区百人町1-9-14
電話:03-3366-6944
営業:調査中
定休:調査中

ようやく仕事がひと段落して、ブログの更新が可能になりました。
溜まっている記事を少しずつアップして行きたいと思います。
この日はいつぞや派手に記憶を飛ばした、コチラの方々との飲み会。
渋谷の「ゆうじ」を愛するホルモン好き(通称「肉部」)メンバーを、
新大久保が誇る豚肉専門店「てじまぅる」にお連れしました。
目指したのはとにかくうまい豚肉を食い尽くし酔っ払う飲み会。
前回もそうですが、このメンバーで飲むと危険なくらい酔っ払います。
前回初対面でこの日が2度目なのですが、チームワークは抜群の域。
モリモリ食べて、グビグビ飲んで、あっという間に壊れます。
その瞬間は楽しいのですが、翌日は記憶がすっぽりとありません。
その最初の引き金となったのが、冒頭の写真の金華豚。
この店では、三元豚、桃園豚を含めて3種類の豚を扱っていますが
その中でも希少性が高く、なかなか食べることができません。
金華豚入荷の情報が入るや、駆けつけていく人もいるくらい。
この日は無事にありつけました。金華豚の盛り合わせです。

韓国ではサムギョプサル(豚バラ肉)などの豚焼肉は、
カリカリになるくらいまで、よく焼いて食べるのが普通です。
が、質のいい豚肉はそこまで焼いてはもったいない限り。
生では困りますが、焼けたら焦げる前に素早く食べるのが肝心です。
遠慮をして回りの人と歩調を合わせるなんてもってのほか。
頃合に焼けたら、その瞬間を狙ってガツガツといきたいですね。
できれば気の置けない人と、そして空腹時に食べたい肉です。

そしてこちらが桃園豚の盛り合わせ。
金華豚と比べると、弾けるようなジューシーさはないものの、
しっかりした肉の味わいを感じることができました。

こちら三元豚のポッサム(茹で豚)と、

同じく三元豚の骨付きサムギョプサルで3種コンプリート。
名前は骨付きサムギョプサルでも、いわゆるテジカルビの味なし。
右脇にちらった見えているイワシの塩辛につけて食べます。
塩辛、魚醤につけて食べるのは済州島式の味わい方です。

そこまで食べておいて、最後のシメがこれですからね。
豚以外の「てじまぅる」名物、タッカンマリ(鶏1羽鍋)です。
水炊きにした鶏をハサミで食べやすい大きさにカットし、
醤油、酢、カラシ、タデギ(唐辛子ペースト)のタレで食べます。
豚、豚、豚、豚、鶏という「肉部」ならではの壮絶なコースで食べ、
焼酎も何本飲みましたかね、相当量飲んでいい感じの酔っ払いです。
超のつく満腹、半分へべれけに近い状態になりつつも、
それでも2軒目を目指すのだから、この方々本当に元気です。
2軒目は「てじまぅる」が新しく手がけた「酒菜角萬」に突撃。
このうまい豚肉を使った蕎麦しゃぶしゃぶが自慢の料理です。
その話は次回の日記へ。
店名:てじまぅる大久保店
住所:東京都新宿区大久保1-16-5
電話:03-5291-3783
営業:15:00~翌3:00(月~金)、12:00~翌3:00(土)、12:00~24:00(日、祝)
定休:なし
http://www.tejimaul.com/
<過去の関連日記>
(12月31日)てじまうるで豚焼肉を食べつつ年越し。
(04月20日)新大久保「てじまうる」で金華豚。
(09月11日)新大久保「てじまぅる大久保店」で金華豚。
(10月17日)新大久保「てじまぅる大久保店」で朝まで飲み。
(12月03日)新大久保「てじまぅる大久保店」でmixiコミュオフ。
▲(2006年)
▼(2007年)
(02月26日)新大久保「てじまぅる大久保店」でチーズサムギョプサル。

この日は打ち合わせを兼ねて「土地」に行ってきました。
出版社の方と事前にやり取りして、候補の店舗を挙げたのですが、
やっぱり家庭料理が食べたい、ということでこちらの店に。
料理上手なお母さんが作る、本格家庭料理のお店です。
ま、家庭料理で「本格」ってつけるのもなんなんですけどね。
店は相変わらずの人気で、平日の真ん中ながら予約でいっぱい。
入口の外からのぞいて、ダメかあと引き返していく人もいました。
予約席に予約でない人が座っちゃったりというトラブルもあった様子。
平日でも1次会として行くときは、今も予約が必須の模様です。
この日は5人だったので、とりあえず名物のチヂミを2枚注文。
冒頭の写真が、この店では誰しもが頼むチーズチヂミです。
チヂミの台にピザ用チーズがたっぷり乗せて焼いたトロトロのチヂミ。
ピザ好きのお孫さん向けにお母さんが開発した料理だそうです。

そしてこちらがチヂミの上にごはんを乗せて焼いたオコゲチヂミ。
コチュジャンベースのタレがかかっているの石焼きビビンバ風です。
ほかにも山芋チヂミがあったり、山菜チヂミがあったり。
人数に合わせて、まずはチヂミというのがベストのお店です。

メインの料理にはテジカルビチムとプデチゲを注文。
テジカルビチムは豚のカルビを大根と甘辛く煮付けた料理。
プデチゲはハムやソーセージなど洋風食材を韓国式に作った鍋です。
テジカルビチムは大皿に盛られて出てくるのかと思ったら、
鍋に入って、携帯コンロの上にどーんと出てきましたね。
なかなかの迫力に感動したことは覚えているのですが、
うっかりしたことにこの料理、写真が残っておりません。
打ち合わせということで、そちらに気を取られた模様です。
で、ラーメンがたっぷり見えている上の写真がプデチゲ。
これも煮込む前の写真だけで、煮込んだ写真がないですな。
唐辛子がたっぷり入っているので、赤いグツグツの鍋になります。

こちらはいちばん最初に出てくるパンチャン(副菜)6品。
韓国料理店では突き出し代わりに出てくる、とりあえずの皿です。
たいていはいくらでもお代わり自由なものなのですが、
「土地」では1回限りということに決めたようですね。
生ビール300円、サワー250円という激安の店である上、
最近は客のほとんどが日本人だからではないかと思います。
韓国の方と一緒に行く場合は、「え!?」ということになるので、
事前にルールを説明しておくなど、少し配慮が必要かもしれません。
それでも全体的に見れば、やっぱり安くて美味しい貴重なお店。
この日も5人でビールから、マッコルリ、焼酎までずいぶんと飲み、
結局、お会計はひとり3000円未満に落ち着いておりました。
少しずつドリンクの値段も上がっているようではありますが、
個人的にはもっと上げてもいいのに、と思ってしまうくらいです。
店名:土地
住所:東京都新宿区百人町1-24-10日の出マンション1階
電話:03-5330-5430
営業:17:00~24:00(ランチは現在休みとのこと)
定休:なし
<過去の関連日記>
(02月16日)大久保の「土地」でチーズチヂミ。
(02月18日)一昨日に続き「土地」でチヂミ三昧。
(03月31日)大久保の「土地」でチヂミ3種4枚。
(11月04日)大久保「土地」で久々のチーズチヂミ。
(11月16日)大久保「土地」が4軒ハシゴの終着地。
▲(2006年)
▼(2007年)
(01月22日)大久保「土地」でタットリタン。

当ブログの人気シリーズである、師匠宅での豪華な手料理紹介。
前回の記事が12月のものなので、ちょっと期間が開いています。
その間にも、師匠宅を訪れる機会はあったんですけどね。
もろもろの事情により、ゆっくりした食事はできませんでした。
この日は某雑誌の編集長さんを紹介頂き、色々な企画話をしました。
もちろんそちらも楽しく実のある話となりましたが、
いつにも増して豪華だったのが、師匠が作った料理の数々です。
「今日は久しぶりに宮中式で」
と師匠がおっしゃっていましたが、冒頭の写真はカルビチム。
牛カルビと大根を、醤油味で甘く煮込んだ上品な料理です。
ギンナンやナツメなどが入り、上には錦糸卵も散らされています。
こういう料理がごく普通に出てくるのがすごいですね。

こちらも師匠特製のムルキムチ。大根ではなく赤カブを使っています。
師匠はちょっとあっさりしすぎた、と反省をされていましたが、
大根に比べて、カブの柔らかい甘味が出ていて美味しかったです。

季節感あふれる1品、ノビルのコチュジャン酢味噌和え。
ノビルは近くに住む「南陽屋」のママさんが届けてくれたのだとか。
師匠とは古くからの付き合いなのだそうです。

ノビル意外にもオイキムチ(キュウリのキムチ)や、

パキムチ(細ネギのキムチ)なども頂いたのだとか。
どちらもキムチもえらく美味しかったですね。
ちょうど漬かり加減が絶妙でした。

師匠手製のベーシックなチヂミもあり、

締めにはどーんとカムジャタン(豚の背骨とジャガイモの鍋)。
ちょっとアレンジを加え、背骨ではなく軟骨を使ったのだとか。
豚の軟骨というのが、売られているのも知りませんでしたが、
軟骨を使うと、背骨よりも食べやすいということを知りました。
背骨はどうしても骨と骨の間をせせる必要がありますからね。
家庭で作るぶんには軟骨のほうが便利、というのが師匠のお言葉です。
肉のハナマサあたりに行ったら豚の軟骨も買えるのでしょうか。
ヒマなときにでもチャレンジしてみたい気分になりました。
久しぶりに師匠の作った手料理を心から堪能。
マッコルリ、焼酎もガブガブ飲んで、とても楽しい夜でした。
<過去の関連日記>
(03月11日)師匠宅でタラのチゲとジャガイモごはん。
(03月22日)師匠宅にてチャジャンミョンほか。
(06月21日)師匠宅で手作りポトフほか豪華夕食。
(07月09日)師匠宅にて大阪風粉モノ三昧。
(07月26日)師匠宅にて夏の韓国ごはん。
(08月21日)師匠宅にてハモ皮とキュウリの酢の物。
(11月05日)師匠宅にて昼食&夕食&PC復旧作業。
(11月10日)師匠宅にてパスタ&グラタン&サラダ他。
(11月23日)師匠宅にて訪韓準備関係者会議。
(12月02日)師匠宅にてマンドゥクク&トッポッキ。
▲(2006年)

昨年1月のオープン当初にはよく通っていたお店です。
ヘジャンクク(酔い覚ましのスープ)の専門店ということで、
行きたいと思いつつ、なかなか機会がありませんでした。
この日はちょうど時間帯もよさそうな昼下がり。
ちょっと遅めの昼食として、久々に足を運んできました。
ヘジャンククというのは特定の料理を指す名前ではなく、
酔い覚ましという目的で飲まれるすべての汁物を指します。
2日酔いの朝に飲んだり、あるいはハシゴ酒の最後に飲んだり。
極端な話、フィニッシュラーメンなんかもある意味へジャンククです。
あるいは朝飲む味噌汁なんかも、日本のヘジャンククですよね。
新大久保の「ヤンピョンヘジャンク」はそんな料理の専門店。
中でも牛の内臓をたっぷり入れたネジャンタンが自慢の1品です。

1人前の値段が1500円なので普通の食事としては高めですが、
入っている内臓のボリュームからすると、逆に安く感じるくらいです。
センマイ、ハチノス、牛スジといった内臓類がどっさりと入る上、
豆モヤシや芋茎などの野菜も入っているので食べ応えがあります。

一緒に酢醤油がついてくるので、内臓類はこれにつけて食べても可。

辛さが欲しいときはオプションとしてこの2種類を使用。
酢に漬けた青唐辛子と、タデギ(唐辛子ペースト)で調節します。
このオプション、最初に食べたときはなかったような。
営業を続けるにつれて、新たに開発されたものではないかと思います。
業績好調につき、近く上野に2号店も出す予定とのこと。
ヘジャンククを食べられる店が、徐々に増えるのは喜ばしいことです。
店名:ヤンピョンヘジャンク日本総本店
住所:東京都新宿区大久保1-6-12川越屋ビル2階
電話:03-3208-5502
営業:11:30~翌3:00
定休:なし
http://www.japanyangpyung.com/
<過去の関連日記>
(02月01日)元祖ヤンピョンヘジャンクでネジャンタン。
(02月03日)2次会でホルモン鍋。
(02月18日)2次会は「ヤンピョンヘジャンクク」で鍋仕立て。
▲(2006年)

ソウルの仁寺洞あたりでよく見かけるクルタレの実演販売。
新大久保の「韓流バザール」で3月3日から出店が始まりました。
単発の営業かと思いきや、このままここで営業を続けるとのこと。
「デリマンジュー」に続き、新たなスイーツが根付きました。
クルタレというのは蜂蜜の塊を、細い糸状に作ったお菓子。
円盤状の塊に穴をあけ、ドーナツ状の輪を作るところから始まります。

穴をあけたら今度はその穴を少しずつ手で広げ、長いヒモ状に。
大きな輪になったらそれをねじって2重の輪にします。

さらにぐいぐいと伸ばし、4重の輪、8重の輪、16重の輪……。
32、64、128、256、512、1024と、ずーっと続け、
最終的にはなんと16384重のわっかができるまで続けます。

そのころには円盤状だった塊も、髪の毛ほどの細い糸状に。
切れないように、細く長く伸ばしていくのが技術です。

細い糸状の蜜には、松の実、クルミ、アーモンド、
落花生、黒ゴマ、きな粉などを混ぜた特製あんを包みます。
柔らかい糸状の飴と、サクッと香ばしいあんの食感。
相反する2つの甘さが相乗効果をもたらすお菓子です。

10個入って980円の値段は多少高めですが、
日本で食べられることを考えれば、こんなものかなとも。
冷蔵庫に入れれば1ヶ月は保存が可能だそうですが、
長い期間置くと味が落ちるので、出来れば早めがよいようです。
ちなみにちょっと冷凍しておくと、より歯触りがよくなります。
まずはそのまま食べて、残りは冷凍して食べると2度楽しめます。
先日は新大久保でトーストの屋台を見つけて大喜びしましたが、
今度はクルタレまでできると、本当にないものがなくなってきますね。
小さな韓国、新大久保はますます鋭くなっております。
店名:韓流バザール
住所:東京都新宿区百人町1-1-4Kビル1階
電話:03-6904-9171
営業:10:00~22:00
定休:なし

昨年春にオープンし、一時期は大騒ぎになっていた店。
今はすっかり落ち着いて、ただのカフェといった雰囲気です。
ペ・ヨンジュンが所属するIMXの1階にある「cafe-B」。
白金高輪にある「高矢禮」と並び、ヨン様ファンの聖地です。

外観はこんな感じ。モニターにはヨン様が映っています。

入口付近にもヨン様グッズが並んでいますが、中に入ってしまえば、
値段もさして高くなく、アジア系のお茶が揃う普通のカフェです。
冒頭の写真はアイス柚子紅茶。柚子茶の紅茶割りといった感じです。
なんとなく目について頼んだのですが、意外にこれがよかったですね。
普通のアイス柚子茶よりも、さっぱりとしていて飲みやすいです。
柚子の皮も細かく刻んであるので、ストローで飲んでいても、
たまに流れ込んできて、サクサクした歯触りを味わうことができます。
話のタネに、ということでふらっと立ち寄ったのですが、
不思議なことに一同、予想外によかったね、というのが感想でした。
韓流関係の飲食店、という先入観だけで判断しては駄目ですね。
またひとつ、勉強になりました。
店名:cafe-B
住所:東京都渋谷区神泉町8-16渋谷ファーストプレイス1階
電話:03-5428-6955
営業:9:00~19:00(月~金)、11:00~17:00(土、日、祝)
定休:第2水曜日
http://www.cafe-b.net/