FC2Blog | RSS1.0 | ログイン | 投稿 

韓食日記

日々食べている韓国料理の記録です。
07073001.jpg


赤坂見附駅からほど近いところにある地下の家庭料理店。
以前より気になっていた店に、やっと足を運ぶことができました。
店名の通り、店内は古民家風の作りになっています。

料理も見た感じでは、ごく普通の定食にしか見えませんが、
ひとつひとつのラインナップを見ると確かに韓国料理。
20穀米のごはんに、チェユッポックム(豚肉の炒め物)。
店の表記ではトンテジグイとなっておりましたね。

奥にはコンナムルクク(モヤシスープ)とカクトゥギ(大根キムチ)。
器が和風で、1人前のちゃぶ台に乗せられているため、
韓国料理でありながら、韓国料理とは違う雰囲気があります。
ちゃぶ台も韓国から持ってきたアンティーク品だそうですけどね。

07073002.jpg


熱い鉄板に千切りキャベツが敷き詰められ、
その上に甘辛く炒められた豚肉がボリュームたっぷりに乗ります。
醤油の焦げた風味と、20穀米ごはんとの相性がたまりません。

ちなみにランチのおすすめには牛焼肉バージョンもあり、
焼肉サラダという名前で、生野菜と牛焼肉が組み合わさっています。
こちらも後に食べましたが、野菜がモリモリ食べられて美味でした。
全体的に、野菜を上手に使った料理というのが多い店ですね。

07073003.jpg


ランチメニューには高麗人参ジュースがついてきます。
ミキサーで細かくした高麗人参を牛乳と蜂蜜で割ったもの。
確かに高麗人参独特の香りがありますが、甘くて実に飲みやすいです。
薬効豊富な漢方薬だけに、こういったサービスは嬉しいですね。
ディナー時に頼む場合は、350円の値段になるとのこと。

07073004.jpg


なお、お店の雰囲気はこんな感じ。

これだけ見て、韓国料理店とは思えませんよね。
BGMには韓国の伝統音楽が流れ、非常に落ち着いた雰囲気。
ゆったりとした気分で韓国料理を楽しみたい人にはオススメです。
赤坂に通いたい店が、ひとつ増えました。

店名:古家庵(こかあん)
住所:東京都港区赤坂3-20-8臨水ビル地下1階
電話:03-5570-2228
営業:11:00~14:00、17:00~23:00
定休:日曜日、祝日
スポンサーサイト



2007.07.30.Mon 12:07 | 韓食日記 | trackback(0) | comment(2)
07072801.jpg


外部から講師を呼んで色々な勉強をしよう。
勉強が終わったら、みんなで気持ちよく酔っ払おう。
というような、集まりに呼んで頂きました。

ただ、勉強する側だったら気楽だったのですが、
あいにくとこの日は僕が講師側というプレッシャー。
30人ほどの前で、韓国料理について話をしてきました。

とある教室でスライドを見てもらいながら韓国料理の解説。
韓国料理と日本料理の共通点、差異点を探ってみたり、
あるいは韓国料理独特の食べ方を紹介してみたり。
冷や汗ダラダラでしたが、なんとか責任の時間を終えました。
ここ最近、なぜか話をする機会が少しずつ増えています。

そして終了後は実地研修の名の下に新大久保ツアーを敢行。
新大久保の改札に再集合し、30人近くで界隈をぞろぞろ歩き、
大久保通り、職安通りと巡って、最終的にこちらの店に来ました。
いつも本当にお世話になっている家庭料理店「土地」です。

この日はコースで頼んだので、料理はずらずら出てきます。
冒頭の写真は、座ると同時に出てきたプルコギ(牛焼肉)ですね。
いきなりの主役クラス料理に一同が驚きます。

07072802.jpg


キムチ盛り合わせ。

07072803.jpg


ナムル盛り合わせ。

07072804.jpg


水餃子あたりの軽い料理も登場しつつ、
ほかにもチャプチェ(春雨炒め)、チーズチヂミ、山芋チヂミなど。
プルコギを食べた後に、サムギョプサル(豚バラ焼肉)も出て、
まさに料理のオンパレードといった状態になります。

何がメイン料理なのか、わからなくなるほどの超ボリューム。
次から次へと料理が出てきて、テーブルの上がいっぱいになります。

07072805.jpg


ほどよく満腹になったところで鍋まで登場。
焼肉2回、鍋1回と、カセットコンロがフル回転状態ですが、
目の前にあると、ついつい手を伸ばしてしまいますよね。
最後は目いっぱい満腹になって帰るのが「土地」のコース料理です。

なお1人前の価格はドリンク飲み放題を含めて3500円。
ただし6人以下の場合は4000円になるそうです。

以前からこのコースの存在は知っていたのですが、
あまりの安さに、この価格でお願いするのをためらっていました。
店にとってはほとんど赤字覚悟のような値段ですからね。
大人数の宴会でもあえて単品料理で注文していたのですが……。

「コースのほうが店としては仕事は楽なんだよ」
「飲み放題だったら、バイトの子たちもチェックしなくていいでしょ」
「ドリンクも料理もひたすら出すだけなんだから」

というお母さんの言葉に納得し、今回初めてのコース宴会。
確かに幹事としても、非常に楽な飲み放題コースでした。

そして最後に情報です。

前回の記事でランチ復活との話を書きましたが、
その後、また足を運んだところ、再び止めているようです。
始めたはいいけれども、やはり大変だったご様子。
今後もどうなるかわからないので、みなさん各自でご確認ください。

店名:土地
住所:東京都新宿区百人町1-24-10日の出マンション1階
電話:03-5330-5430
営業:17:00~24:00(ランチ休止中?)
定休:なし

<過去の関連日記>
(02月16日)大久保の「土地」でチーズチヂミ。
(02月18日)一昨日に続き「土地」でチヂミ三昧。
(03月31日)大久保の「土地」でチヂミ3種4枚。
(11月04日)大久保「土地」で久々のチーズチヂミ。
(11月16日)大久保「土地」が4軒ハシゴの終着地。
▲(2006年)
▼(2007年)
(01月22日)大久保「土地」でタットリタン。
(03月07日)大久保「土地」でチーズチヂミ&プデチゲ。
(04月06日)大久保「土地」でスンデクッパプ。
(06月02日)大久保「土地」で10人宴会プロデュース。
(07月14日)大久保「土地」でコプチャンジョンゴル。
2007.07.28.Sat 11:43 | 韓食日記 | trackback(0) | comment(4)
07072701.jpg


新大久保でちょっと変わった韓国料理が食べたい。
そんなリクエストがあるとコチラの店にやってきます。

厳密には韓国料理ではないんですけどね。
北朝鮮と中国の国境付近にある延辺朝鮮族自治区の料理。
いわゆる延辺料理の専門店が新大久保にはいくつかあります。
新大久保に限らず、上野、池袋などにも多いですけどね。

羊肉や狗肉を用い、スパイシーな料理を作るのが特徴。
基本的には北朝鮮料理と中国料理が混在している感じですね。
また、コチラの店では韓国料理のメニューも多く揃えているので、
韓国料理が食べたいという希望にも同時に応えられます。

冒頭の写真は延辺料理の定番、羊肉串(ヤンルーチャン)。
串に指した羊肉を、専用の焼き台で焼いて食べます。
すべて自分たちで焼くシステムなので、焼く楽しさもありますね。
炭火の加減などを見ていると、職人気分に浸れます。

ちなみにこの日は5人で利用したので注文の串数がベスト。

延辺料理店の串焼きは、本数をまとめるのが一般的で、
「金達莱」の場合は羊肉のみ10本から、他の串は5本から。
5人の倍数で行くと、きっちり割り切れることになります。

我々はこの日、追加もしながら羊肉を20本、
羊スジを5本、牛ロースを5本、牛血管を5本たいらげました。
他にも牛鞭(牛のペ○ス)といった珍味系もありますが、
無難に食べたいなら羊肉、羊スジ、牛ロースあたりがおすすめです。
後は話の種に少しずつ頼んでみるのがよいでしょう。

07072702.jpg


そのほか来ると必ず頼む、干豆腐炒めや、

07072703.jpg


ジャガイモ炒めなどもしっかりと注文。

07072704.jpg


また、季節のおすすめから数品チョイス。
コチラはトウモロコシのチヂミです。

食べるとトウモロコシの粒がプチッと弾け、
同時に中から甘い汁が流れ出てきて美味でした。
シンプルながら高い評価を得た一品。

この夏はあちこちの韓国料理店を回りましたが、
夏野菜を使ったチヂミというのが意外に多かったですね。
夏は少し変わった野菜が多く出てくるので、
厨房の方も、創作意欲がわいてくるのでしょう。

07072705.jpg


もっと珍しいものを、というリクエストを受けて頼んだ品。
狗肉のムッチム(和え物)で、茹でた犬肉と野菜を一緒に食べます。
韓国的には犬肉のスユク(茹で肉)といった感じの料理ですね。
メニュー名では「狗肉(グーロー)ムチム」となっていました。
中央にある辛い薬味ダレとコリアンダー、ネギと一緒に食べます。

狗肉らしい味わいですが、やはり多少クセはありますね。
個人的には鍋のほうが狗肉は美味しく食べられる気がします。

07072706.jpg


季節のおすすめからもう1品。
酢豚ならぬ、酢鱈です。マダラを使った酢豚風の料理。
揚げたマダラを甘辛いタレと絡めています。

といった感じに珍しい料理を並べてみましたが、
やっぱり韓国料理とはかけ離れた感じがありますね。
新大久保でちょっと変わった韓国料理という主旨でしたが、
単純にちょっと変わった料理だったかもしれません。

店名:金達莱(きんたつらい)
住所:東京都新宿区百人町2-1-3 地下1階
電話:03-3204-2828
営業:11:30~翌4:00
定休:第1、3火曜日
http://kintatsurai.jp

<過去の関連日記>
(06月30日)新大久保「金達莱」で羊串焼きなど延辺料理。
(12月20日)新大久保「金達莱」で韓国料理&延辺料理。
▲(2006年)
2007.07.27.Fri 10:30 | 韓食日記 | trackback(0) | comment(0)
07072601.jpg


八丁堀界隈では評判の讃岐うどん専門店。
こちらの外観は「新富町本店」を撮影したものですが、
すぐ近くに「八丁堀店」という名前でもう1店舗。
いずれも本格的な手打ちの讃岐うどんが食べられるお店です。

となると、「韓食日記」とは無関係にも思えますが、
実はつい最近になって、ちょっと珍しい試みを始めています。

それがコチラ。

07072602.jpg


店の前に掲げられているのは「純豆腐チゲ」の書。
こちらの経営者さんが、書家でもあるということで、
店外、店内のあちこちに、立派な書が掲げられております。
メニューとしては、もったいないくらいの達筆ですよね。

立派な書の通り、新メニューでスンドゥブ(純豆腐)チゲを発売。
押し固めずに作る柔らかい豆腐を具にしたチゲなのですが、
ここ最近の日本では、このスンドゥブチゲがブレイク中です。
スンドゥブチゲを看板料理にすえる店もずいぶん増えましたし、
スンドゥブチゲ専門店も、短期間のうちに急増しています。

そして、このスンドゥブチゲはこんな試みでもあり。

07072603.jpg


8月1日配信号のメールマガジンにも書いたのですが、
某「○大食品(伏字になっていない)」がスンドゥブチゲを開発。
家庭で手軽に作れる商品として、今秋の発売を目前に控えています。
その商品を使って、試験的な販売を行ったのがこちらの店舗。

「讃岐うどんの専門店でなんで韓国料理!?」

という疑問も最初はあったそうですが、
フタを開けてみると、予想以上の反響があったようですね。
讃岐うどんの専門店ながら、スンドゥブチゲを選んで頼む人が続出。
讃岐うどんとのセットメニューなども喜ばれた模様です。

この日は関係者が集っての「スンドゥブチゲを囲む会」。
スンドゥブチゲをつつきながら、意見交換などを行いました。

07072604.jpg


いろいろな具を入れたスンドゥブチゲを試しつつ、
最後のほうは讃岐うどんを入れたバージョンなども登場。
ピリ辛の鍋焼きうどん風になって実に美味でした。

もともとチゲはラーメンなども入るくらい懐の深い料理。
手打ちの讃岐うどんを入れて、美味しくないはずがありません。
日本料理との、また新しい融合の姿を見た気分ですね。

07072605.jpg


ちなみに店内にはこんな貼り紙も。

実はこの日が「○大食品」の方々との初顔合わせ。
メールマガジンに書いた、ハイリホーな敏腕営業マン氏と、
お店の方が気を利かせて準備してくれたものでした。

こんなにして頂くほど偉くはないんですけどね。
調子に乗って、スンドゥブチゲの未来を熱く語ってしまいました。

「○大食品」のスンドゥブチゲについては、
今後の正式発売以降も含めて、さらに追いかけたいと思います。
大企業が切り開く、韓国料理のまた新たな未来。
どう進展してゆくのか、おおいに期待したいところです。

店名:讃岐流明治亭新富町本店
住所:東京都中央区新富1-17-6
電話:03-3552-1665
営業:11:00~24:00(月~金)、11:00~14:00(土、日)
定休:なし
2007.07.26.Thu 12:02 | 韓食日記 | trackback(0) | comment(2)
07072501.jpg


1軒目の「Teji Tokyo」を出て新大久保方面に移動。
どこに行くかを考えていなかったので、歩きながら検討したところ、
6月中旬に開店した「新宿ポチャ」という意見があがりました。
職安通りから「クンバリ本店」の道に入ってもう少し先。
店舗の外にマッコルリ用のヤカンが貼り付けてある奇抜な店です。

タン屋根を模したレトロな内観が売りになっており、
昔ながらの雰囲気でマッコルリを飲もうという店のようです。
こういったレトロ感覚の店、韓国でも人気ですよね。

冒頭の写真、ヤカンに入ったマッコルリを注ぎながら、
初めての店なので、できるだけ変わった料理から注文しました。

07072502.jpg


ごはんのオコゲにお湯を注いで煮立たせたヌルンジ。
ほんのり塩味の素朴な味わいですが、黒米が入っておりましたね。
白ごはんのヌルンジよりも、ちょっと得した気がします。

1次会が飲み放題だったので、それぞれがやや飲みすぎ状態。
こういうさっぱりとした料理が、胃に嬉しかったです。

07072503.jpg


同じく韓国居酒屋におけるさっぱり料理の定番。
ムール貝をスープ仕立てにしたホンハプタンです。
唐辛子は入れず、澄んだスープに仕上げるのが基本。
あっさりじんわりとした旨味を楽しみます。

07072504.jpg


珍しいところでチョルミョンなども頼んでみました。
コシの強い麺で作る、冷やし中華的ポジションの麺料理。

もともとチョルミョンは冷麺の失敗作から生まれた麺でした。
冷麺にしては太すぎる麺でしたが、食べたら意外にコシが強く美味。
これはこれでよいか、ということで広まったとされています。

中にヤンニョムが入っているので、ぐるぐるとかき混ぜ、
全体をオレンジ色にしてから食べるのが、正当な韓国的食べ方。
ほんのりとした酸味と、辛味が融合するさっぱり味です。

といったあたりで、この日は平和に解散。
終電の時間に合わせて終了できたのは平日だったからでしょうね。
飲み放題を越えて、終電解散は褒められてよいはずです。
なんて胸を張っているあたりが、すでに壊れている証拠ですね。

店名:新宿ポチャ
住所:東京都新宿区百人町1-2-3ベストホテル1階
電話:03-5285-8191
営業:17:00~翌5:00
定休:なし
2007.07.25.Wed 11:24 | 韓食日記 | trackback(0) | comment(3)
07072401.jpg


歌舞伎町の「Teji Tokyo」に集まって10人ほどでオフ会。
主催は僕ではありませんが、いつもの韓国好きな仲間が集いました。
オフ会となると、費用の設定や、料理の内容に悩むのですが、
ここ「Teji Tokyo」には、お得な飲み放題プランがありました。
近頃は韓国料理店も、コースプランが充実していて嬉しい限りです。

冒頭の写真は、ミニトマトのキムチを含むキムチ3種盛り。
白菜、大根、キュウリのキムチと一緒に出てきます。
なお、この写真は2人前で、4人席にはもっと大盛りが出ていました。

そのほか、前菜3種盛りなどとともに気分を高めつつ……。

07072402.jpg


本日の刺身はレバ刺し。
好みによってハツ刺し、ユッケにも代えられるそうです。

07072403.jpg


メインはやっぱり看板料理の豚肉。

・ワイン漬熟成サムギョプサル(豚バラ肉の焼肉)
・ワイン漬熟成オーギョプサル(皮付き豚バラ肉の焼肉)

という2種類がそれぞれ出てきます。
このあたりになると、焼酎やマッコルリが乱れ飛び始め、
飲み放題であるのをいいことに、一気飲みの連続。
加速度的に場の雰囲気が高潮していきました。

普通、飲み放題となるとある程度ドリンクは制限されますが、
「Teji Tokyo」の飲み放題はずいぶん種類豊富でしたね。
飲みたい韓国系のお酒は、ほとんど自由に飲める印象でした。

07072404.jpg


いい気持ちになってきたところへ、お店からのサービス。
メニューにはありませんが、まかないで大好評というこの料理は、
キムチチャーハンを巻き込んだ、特製のケランマリ(卵焼き)です。

表面はカリッとしつつも、中は半熟でとろとろ。
その2つの食感とキムチチャーハンが口の中でさらに混ざるのですが、
不思議なことに全体として味わうと、見事なふわとろチャーハン。
見た目は卵焼きでも、味わうとチャーハンという幻惑の美味です。

店長さんと料理長さんに感謝! という一品でした。

07072405.jpg


締めは汁物から1種、ごはんものから1種を選択。

ソルロンタン(牛スープ)
テンジャンチゲ(味噌チゲ)
キムチチゲ

・石焼きキムチチャーハン
サムゲタン(雛鶏の薬膳スープ)
豚ビビンバ
黒ゴマ冷麺

というラインナップの中から、
こちらの写真は、サムゲタンを取り分けてもらったところです。
酔っ払った胃袋に、優しい鶏のスープが美味でした。

最後にデザートが出てこの日の宴会は終了。
それぞれいい感じに酔っ払い、有志で2次会へも流れました。
2次会の話は、また次の記事で。

そして、ひとつ情報です。

オープンから丸2年が経過しようとしている「Teji Tokyo」。
待望の2号店が9月3日にオープンする予定とのことです。
ソースはコチラ。詳細な続報を期待したいですね。

店名:Teji Tokyo(てじとーきょー)
住所:東京都新宿区歌舞伎町2-21-3第6本間ビル1階
電話:03-3207-5506
営業:18:00~24:00
定休:なし
http://www.teji-tokyo.com

<過去の関連日記>
(03月27日)歌舞伎町「Teji Tokyo」でイベリコ豚。
(04月04日)歌舞伎町「Teji Tokyo」で銘柄豚3連発。
(08月07日)歌舞伎町「Teji Tokyo」でテジ頂上会談。
(10月27日)歌舞伎町「Teji Tokyo」で新商品ラッシュ。
▲(2006年)
▼(2007年)
(01月18日)歌舞伎町「Teji Tokyo」でカニチゲほか。
(03月14日)歌舞伎町「Teji Tokyo」で炙りユッケほか。
(03月25日)歌舞伎町「Teji Tokyo」で4/6次会。
(05月28日)歌舞伎町「Teji Tokyo」でコリアンロール。
(07月13日)歌舞伎町「Teji Tokyo」でキムチチャーハンの卵焼き。
2007.07.24.Tue 09:41 | 韓食日記 | trackback(0) | comment(7)
07072301.jpg


かねてより行きたい行きたいと思っていたコチラのお店。
上野、御徒町、湯島周辺に広がるコリアンタウンの一角で、
済州島出身のお母さんがひとりで切り盛りしています。

この店の魅力は、なんといっても本格的な済州島料理が味わえること。
以前は済州島料理といえば、まずどこよりも三河島でしたが、
最近は閉店する店も多く、行く機会がずいぶんと減ってしまいました。
そういった意味でも、こちらの店は実に貴重ですね。

冒頭の写真は、黒豚のサムギョプサル(豚バラ肉の焼肉)。
済州島は島だけあって、海産物の豊富な島ですが、
古くは畜産業の島として、牧場がわりに使われていた歴史があります。
黒豚のみならず、馬肉、キジ肉を使った料理も豊富です。

07072302.jpg


ただし、さすがに済州島の黒豚を使っている訳ではなく、
同じ黒豚でも鹿児島産。ご主人が鹿児島出身の方だからだそうです。

07072303.jpg


サムギョプサルをつつきつつ、済州島の郷土料理に移行。
豚を煮込んで作ったスープにホンダワラという海藻を入れたモムクク。
とろっとした濃厚スープと、海藻の風味が重なって実に美味です。

以前、三河島の「山田屋」でも、このスープを食べましたね。
僕も本場済州島では1度しか食べたことのない珍しい料理ですが、
こうして日本でも食べられるというのは幸せなことです。

07072304.jpg


同じく済州島の味覚。スズメダイのムルフェです。
スズメダイは金魚ほどの大きさしかない、小さな魚ですが、
見た目に比して、食べてみると意外に脂が乗っています。

ムルフェというのは新鮮な刺身をどんぶりに入れ、
冷水、氷を注ぎ、味噌や薬味を入れて食べる冷や汁的料理。
スズメダイ意外にもヤリイカなどで作ることが多いです。

07072305.jpg


中央に見えているのが、骨ごとぶつ切りにしたスズメダイ。
済州島以外では韓国でもほとんど食べることのない魚ですが、
日本では九州北部でよく食べているそうです。

07072306.jpg


シメは肝も一緒に煮込んだアワビ粥。
済州島では現在も海女さんが活躍しており、
アワビ、トコブシ、イセエビなどを捕っています。
アワビ粥も済州島を代表する料理のひとつですね。

といった感じに済州島料理を堪能。
通常の韓国料理も豊富ですが、済州島料理尽くしで楽しみました。
ほかにもアマダイ焼きなどのメニューがありましたね。
いずれまた足を運んで、食べたいと思います。

最後に済州島の地を踏んだのは2004年でしたか。
久しぶりに、風と岩と女性の島に行ってみたくなりました。

店名:黒デジ家
住所:東京都文京区湯島3-42-10太田ビル2階
電話:03-3835-8124
営業:18:00~翌7:00
定休:日曜日
2007.07.23.Mon 12:10 | 韓食日記 | trackback(0) | comment(12)
07071901.jpg


今年3月にオープンした「酒菜角萬」。
日本蕎麦の店でありながら、うまい豚が自慢の店でもあります。
なにしろここは銘柄豚を自慢とする「てじまぅる」の系列店。
山形県平田牧場産の三元豚を、この店でも使っています。

看板料理は蕎麦湯を使った三元豚のしゃぶしゃぶ。
うまい蕎麦と、うまい豚肉を堪能できる店として定着してきました。

この日は、「てじまぅる」の社長さんと打ち合わせを兼ねた食事。
新大久保でちょっと面白いプロジェクトを企画中なのですが、
それについては、またいずれ報告したいと思います。

まず語るべきは、この日たっぷり出てきたおつまみについて。
社長さんと一緒なので、出てくるままにお任せでしたが、
さすがにずいぶん凝った料理を、ずらりと並べて頂きました。
蕎麦と豚肉も自慢ですが、旬の魚と肴も負けず劣らず自慢なのだとか。

冒頭の写真、旬のカツオを叩いて作ったカツオ餃子に始まり……。

07071902.jpg


コロッケならぬ、マッシュポテトの天ぷら。
食感はコロッケ風ですが、衣が違うと印象がガラッと変わります。
ソースをつけて食べていても、微妙に和風なのが不思議です。

07071903.jpg


イカ刺しの酒盗和えなどもつまみつつ……。

07071904.jpg


なめろう。

07071905.jpg


豚の角煮。

07071906.jpg


カツオの刺身。

なお、後ろに見えている黄色いツマは金糸瓜です。
見た目は普通の瓜ですが、茹でると中の繊維が麺状になる不思議な瓜。
去年の夏は「てじまぅる」でこれを使った冷麺を出していましたね。
珍しい食材なので、今年も仕入れてツマにしてみたとのこと。
ザクザクした食感が心地よく、ちょうどいいアクセントになりました。

07071907.jpg


気持ちよく飲んだら、最後は手打ち蕎麦でさっぱりと。
幅広に切った田舎蕎麦に……。

07071908.jpg


細麺のせいろ蕎麦。

どちらも喉ごし爽やかで美味でしたが、
それ以上にぐっと心をつかまれたのがコチラでした。

07071909.jpg


自慢の三元豚を入れたカレー蕎麦。

酔った後には麺類が恋しくなるものですが、
ごはんもの、特にカレーなんかも美味しいものです。
その両者が融合しているという幸せの締め。
おかげさまで身も心も満腹になりました。

店名:酒菜角萬(しゅさいかどまん)
住所:東京都新宿区百人町1-9-14
電話:03-3366-6944
営業:12:00~15:00、17:00~23:00
定休:なし
http://www.kado-man.com/

<過去の関連日記>
(03月09日)新大久保「酒菜角萬」でそば湯しゃぶしゃぶ。
(03月26日)新大久保「酒菜角萬」で5/6次会。
(04月08日)新大久保「酒菜角萬」で板わさなど。
2007.07.19.Thu 14:44 | 韓食日記 | trackback(0) | comment(0)
07071801.jpg


多忙のため、なかなかブログの更新作業ができません。
1日1更新がノルマでしたが、後々からの穴埋めもできない状況。
やむを得ず、日にちを飛ばしつつ記事をアップしていきます。

すでに1ヶ月近く前の話になっているんですよね。
この日は、新大久保「韓サラン」で某雑誌企画の座談会。
韓国通が終結して、韓国料理を食べながらもろもろ語りました。
写真はコースで注文した宴会料理の一部。

ジョン(衣焼き)の盛り合わせや……。

07071802.jpg


チャプチェ(春雨炒め)などの料理が並びました。
ほかにもキムチ、ナムルの盛り合わせをはじめとして、
プルコギや、センソンチョリム(魚の煮物)、締めの冷麺など。
マッコルリを傾けながらという、幸せな座談会でした。

07071803.jpg


ただし、この日の料理でいちばん紹介したいのはコチラ。
韓国における夏の定番涼味、パッピンス(カキ氷)です。

今年の夏は新大久保でパッピンスブームが激化。
昨年あたりから、食べられる店が急増していましたが、
今年に入って、趣向を凝らしたパッピンスが登場しています。

「韓サラン」のパッピンスはポッキーの刺さった奇抜なスタイル。
アイスクリームが乗るなど、具のほうも充実していますが……。

07071804.jpg


ここに五味子茶をかけて食べるのが「韓サラン」式。
五味子茶とは、チョウセンゴミシの実を漬け込んだもので、
蜂蜜などで甘みをつけて飲む、韓国では一般的な伝統茶です。

もともと「韓サラン」は伝統茶を自慢とする店でもあり、
手作りの五味子茶は、「韓サラン」の名物でした。
これをパッピンスにかけたところ、後味が爽やかで実に美味。
いいじゃないか、ということで新商品となりました。

実は試作品段階のときにも、1度食べさせて頂いたのですが、
パッピンスと五味子茶は予想外に相性がよく驚きました。
もちろん手作りの五味子茶というのもポイントなのでしょうけどね。
パッピンスの新たな食べ方として、熱烈にお勧めです。

本当はもっと早く紹介したかったのですが、
まだまだもうしばらく暑い夏は続きます。
大久保通りでバテた場合は、ぜひ試してみてください。

店名:韓サラン(はんさらん)
住所:東京都新宿区大久保1-16-15豊生堂ビル2階
電話:03-5292-1161
営業:11:00~翌1:00
定休:なし
http://www.hanryukan.net/default.php

<過去の関連日記>
(05月08日)新大久保「韓サラン」でアイス五味子茶。
2007.07.18.Wed 13:09 | 韓食日記 | trackback(0) | comment(0)
07071501.jpg


七輪での炭火焼肉。焼けているのはタンです。
この光景を見るだけでも、ヨダレが出てきますよね。
つい先日、2号店にお邪魔したばかりの「幸永」に来ました。
先日はホルモン類を堪能させて頂きましたが、この日は……。

07071502.jpg


リブロース!

07071503.jpg


ミスジ!

07071504.jpg


といった高級部位を堪能してきました。
こちらの写真は、そのミスジを焼いているところ。

最近は希少部位の人気が高く、店舗間でも奪い合い状態とのこと。
1頭から少量しか取れない肉、というのは確かに日本人好みですよね。
韓国では1頭の牛を120もの部位に分けるともいいますが、
最近は日本でもまったく負けていないように思います。

ちなみにこのミスジ。ちょうど肩バラのあたりに位置するのですが、
脂の差し入り方が絶妙とのことで、焼肉ファンに珍重されております。
1頭の牛から2、3キロほどしか取れないので値段もかなりですが、
ここ「幸永」では……。

07071505.jpg


お手ごろ価格で提供されていたりします。

「めちゃくちゃ安いのにあまり出ないんだよね……」

と店の専務さんが嘆いておられましたが、
それを聞いていた常連さんは、

「希少部位なんだから値段を上げたほうが売れるんじゃない?」

といった鋭いアドバイスをしておられました。
確かに高いほうが売れるってことはありますよね。
人間やっぱり「高いもの=いいもの」と思ってしまいがちです。
ミスジの希少性を知っていれば、安いほうが嬉しいですけどね。

07071506.jpg


看板メニューの極みホルモンなどもしっかり頂きつつ、
生ビール、玉露ハイ、虎マッコルリとアルコールも快調に摂取。

先日も3人で行って虎マッコルリを3本飲んでしまいましたが、
発泡感が強く、甘味の少ない虎はやっぱりうまいです。
ちなみにこの日も3~4頭ほどの虎を退治しました。

07071507.jpg


さて、ひとつ情報です。

新大久保界隈に4店舗を展開する「幸永」ですが、
職安通り沿いに新しくもう1店舗をオープンさせるとのこと。

07071508.jpg


中ものぞいてきましたが、かなり広い店内でした。

07071509.jpg


なお、オープンからしばらくはこんなイベントも。
10円で飲み放題というのは、また豪気な話ですよね。
ほとんど無料で、大盤振る舞いをしているようなものです。

また、従来の「職安通り店」も同時にリニューアル。
こちらは新しく、チリトリ鍋の専門店にするとの話です。
先日はチリトリ鍋を使ったプルコギを食べてきましたが、
最近、特にチリトリ鍋の店が目立ってきましたね。
本格的なブームが到来するのでは、という兆しを感じます。

なお「幸永」のチリトリ鍋には自慢のホルモンが満載。
というかもともとがホルモンを調理する料理ですけどね。
「新職安通り店」と同じく8月9日オープンとのこと。
こちらも近いうちに食べに行きたいですね。

店名:幸永新職安通り店
住所:東京都新宿区歌舞伎町2-41-12 岡埜ビル1F
電話:03-3202-2005
営業:17:00~翌5:00(月~土)、17:00~翌3:00(日、祝)
定休:なし
http://www.yakiniku-kouei.com/

店名:ちりとり鍋幸永本店
住所:東京都新宿区大久保1-11-1大森ビル地下1階
電話:03-3203-4774
営業:17:00~翌5:00(月~土)、17:00~翌3:00(日、祝)
定休:なし
http://www.yakiniku-kouei.com/

<関連日記>
(07月12日)歌舞伎町「幸永2号店」でホルモン三昧。
2007.07.15.Sun 20:17 | 韓食日記 | trackback(0) | comment(3)
07071401.jpg


大久保「土地」名物のチーズチヂミ。
何が嬉しいって、この……。

07071402.jpg


とろーり加減でしょうね。チーズたっぷり。

「土地」に来る大半の人が頼む定番メニューです。
表面はピザ風ですが、中はしっかりチヂミ
ふんわりとろとろしているので、ペロッといけます。

07071403.jpg


この日は海鮮チヂミも頼んでみました。
4人だったので、チヂミ2枚は通常なら頼みすぎですが、
こちらの店に関しては2種類くらいが常識。
食べ切れなかったぶんは、テイクアウトにもしてくれます。

チーズチヂミ、山芋チヂミ、おこげチヂミ、海鮮チヂミなどなど。
魅力たっぷりのチヂミが目白押しという嬉しい店です。

最近は有名になって予約なしには入れないほど。
以前は「大久保 土地」で検索をすると不動産情報ばかりでしたが、
今は店を訪れた方のブログがどっさり出てきますね。
この日も土曜日だったため、6時の入店時にはすでに満員。
週末は1ヶ月後くらいまで予約が入っていますので、
行かれる方は、くれぐれも早めのご連絡をおすすめします。

07071404.jpg


キムチ盛り合わせや、

07071405.jpg


コルベンイムッチム(ツブ貝和え)などを頼みつつ、

07071406.jpg


メインにはコプチャンジョンゴル(ホルモン鍋)を注文。
具にはコプチャン(牛の小腸)のほか、ハチノスなども入っており、
また、豆モヤシ、ニンジンといった野菜類もたっぷり。
どろっとかけられたヤンニョム(薬味ダレ)で炒め煮にします。

山盛りになっているので、その迫力におののきますが、
炒め煮にする過程で野菜から水分が出ていくので……。

07071407.jpg


仕上がりは意外と穏やかな感じに。
この写真だと、むしろ少なく見えるかもしれませんが、
実際には、それなりの分量があります。

メイン料理をつつきながら、ゆるゆるマッコルリなど飲み始めると、
いつの間にか我々を除いたすべての席が、7時すぎでガラガラに。
これはまた、珍しいことがあるもんだと思っていたところ、
入れ替わりで次のお客さんがなだれ込み、また満員になりました。

その状況から推察するに、おそらく7時あたりの予約がまず入り、
それを受けて、開店時間である5時からの予約が埋まっていく。
そんな一斉入れ替えみたいな、時間帯に巻き込まれたのでしょう。
満ち潮から引き潮、そして満ち潮のような光景を短時間で見ました。

そんな忙しさは「繁盛!」ということでよいのですが、
店のお母さんがその忙しさで、また腰を痛めたというのがやや心配。

「無理は絶対にしないでくださいね!」

と念を押してきましたが、
お母さんは、

「そろそろランチも始めるよ。ネジャンタンがオススメ!」

と笑顔でおっしゃっておりました。
ネジャンタンとは牛の内臓を煮込んだスープ料理。
昨年春頃から、ずっと作る作るとおっしゃっておりましたね。
どうやら、かなり自慢の料理である模様です。

そのネジャンタンはぜひとも食べに行きたいですが、
ランチを始めるとなると、また忙しさが増すのも必至。
期待と不安が入り混じる、ランチ復活の知らせでした。

実際に始まったのは確認しておりませんが、
これを書いている時点でだいぶ前の話になります。
おそらくランチのネジャンタンはスタートしているはず。
もし食べた方がいらしたら、ぜひ感想を教えてください。

店名:土地
住所:東京都新宿区百人町1-24-10日の出マンション1階
電話:03-5330-5430
営業:17:00~24:00(ランチ開始?)
定休:なし

<過去の関連日記>
(02月16日)大久保の「土地」でチーズチヂミ。
(02月18日)一昨日に続き「土地」でチヂミ三昧。
(03月31日)大久保の「土地」でチヂミ3種4枚。
(11月04日)大久保「土地」で久々のチーズチヂミ。
(11月16日)大久保「土地」が4軒ハシゴの終着地。
▲(2006年)
▼(2007年)
(01月22日)大久保「土地」でタットリタン。
(03月07日)大久保「土地」でチーズチヂミ&プデチゲ。
(04月06日)大久保「土地」でスンデクッパプ。
(06月02日)大久保「土地」で10人宴会プロデュース。
2007.07.14.Sat 13:10 | 韓食日記 | trackback(0) | comment(0)
07071301.jpg


1軒目の「幸永2号店」を出て気持ちよい酔っ払いの我ら。
参加者のひとりから「Teji Tokyo」のミニトマトのキムチが食べたい、
との意見が出たので、さらに歌舞伎町の内部へと分け入ります。
ちょうどバッティングセンターの裏側に位置するのが「Teji Tokyo」。
営業時間が変わって夜12時までなので、すでに閉店間際ですが、
ちょっとだけ、マッコルリ1杯だけといいつつもぐりこみました。

冒頭の写真、目当てのミニトマトをつまみつつ、

07071302.jpg


2品目もミニトマトのキムチをおかわり。
ほろ酔い気分のときに、このジューシーなキムチはたまりません。
中からミニトマトの甘い果汁が、ピュッと飛び出てきます。

ちなみにひとつ色の薄いミニトマトが混じっておりますが、
どうやら彩りを考えて、黄色いミニトマトをひとつ混ぜた様子。
このあたりの気配りは、さすが「Teji Tokyo」といったところです。

07071303.jpg


同じくお気に入りの「Teji風コリアンロール」。
五穀米のごはんで、チャンジャやアボカドなどを包みます。
以前は端のところにサンチュが大きくはみ出しておりましたが、
そこをカットして、端のピースも食べやすいサイズになっていました。
見た目の迫力よりも、食べやすさ重視といったところでしょう。

07071304.jpg


そのほか、おまかせで何かと頼んだところ、
まかないの定番という、こんな一品が運ばれてきました。
写真だと、なんのへんてつもない卵焼きのように見えますが、
実は、中にキムチチャーハンを巻き込んでおります。

中のごはんと、外側の卵が意外にも相性がいいんですね。
内部はとろっと柔らかく、外側はカリッと香ばしく仕上がっています。
外見は確かに卵焼きなのですが、食べると意外にチャーハン風。
食べていると、口の中でチャーハンを感じるという珍しい味でした。

もちろんメニューにはないので注文しても出てきません。
そのうち新メニューとして加わらないかと期待しております。

07071305.jpg


そしてもうひと品。佐賀県の伊万里牛を使ったアスパラ巻き。
最近の「Teji Tokyo」は豚焼肉店ながら、牛肉にも力を入れており、
黒毛和牛のプルコギといった料理が新メニューに並んでいます。
このプルコギで使われる伊万里牛を応用した一品ということでしょう。
あまりにいい牛で、もったいなく感じられるアスパラ巻きでした。

黒毛和牛のプルコギも食べなきゃといいつつまだ未食。
こちらもできるだけ早いうちに、食べに行かなきゃですね。
次から次へと、新メニューが登場する「Teji Tokyo」。
食べるほうが、なかなか追いつかないといった状況です。

店名:Teji Tokyo(てじとーきょー)
住所:東京都新宿区歌舞伎町2-21-3第6本間ビル1階
電話:03-3207-5506
営業:18:00~24:00
定休:なし
http://www.teji-tokyo.com

<過去の関連日記>
(03月27日)歌舞伎町「Teji Tokyo」でイベリコ豚。
(04月04日)歌舞伎町「Teji Tokyo」で銘柄豚3連発。
(08月07日)歌舞伎町「Teji Tokyo」でテジ頂上会談。
(10月27日)歌舞伎町「Teji Tokyo」で新商品ラッシュ。
▲(2006年)
▼(2007年)
(01月18日)歌舞伎町「Teji Tokyo」でカニチゲほか。
(03月14日)歌舞伎町「Teji Tokyo」で炙りユッケほか。
(03月25日)歌舞伎町「Teji Tokyo」で4/6次会。
(05月28日)歌舞伎町「Teji Tokyo」でコリアンロール。
2007.07.13.Fri 09:09 | 韓食日記 | trackback(0) | comment(3)
07071201.jpg


西新宿での打ち合わせを終え、新大久保に向かう道すがら。
疲れていたため、あまり歩きたくはないという意見で一致し、
尾滝橋通りから職安通りへと入り、西武新宿駅のすぐそば、
ホルモンで有名な「幸永西武新宿店」へと吸い込まれました。

ところが入ってみると見事なまでに満員状態。
店に吸い込まれると同時に吐き出されたのですが、
店員さんがすかさず、近隣の支店に連絡を入れてくれました。

「2号店のほうに席があります!」

とのことだったので、そのまま予約してもらい2号店へ移動。
歌舞伎町を区役所通り方面に歩き、それを越えて路地の中。
「とんちゃん新宿店」の並びに「幸永2号店」があります。
そこまで移動するなら、近場で考えた意味もないんですけどね。

ちなみに本店は職安通りに面した、東新宿駅の近く。
どの店も、常時煙もわもわの大混雑という人気店です。

到着と同時にまずはと生ビール、レバ刺しを頼み……。

07071202.jpg


店長さんが薦めてくれた豚骨タタキ(軟骨)と、
くつべら(豚の喉軟骨)という変り種2品+豚トロからスタート。

豚骨タタキはコリコリとした歯触りのつくね風で、
歯触りだけかと思ったら、肉っぽい部分も多く美味でした。
トータルして、これがいちばんお気に入りだったかも。

07071203.jpg


塩からタレへと移り、牛ハラミと極みホルモン。
ホルモンは「極み」の冠がついているように脂とろとろです。

07071204.jpg


早々に生ビールを卒業し、虎マッコルリへと移動。
この日は3人で飲んでいたのですが、最終的に虎3頭を仕留めました。
甘さが少なく、発泡感が強い、ドライで大人向けの飲みごたえ。
マッコルリの中でも、特に玄人好みする銘柄です。

07071205.jpg


黒板に×がしてあったので、品切れだと思っていたミノサンド。
再度、店長さんにおすすめを尋ねたところ、

「ミノサンドはいかがでしょう?」

というセリフが返ってきて驚きました。
たぶん、なにか別の意味をもった記号だったのでしょうね。
脂がたっぷり差し込んでおり、歯触りもよかったです。

07071206.jpg


このあたりまで来ると、だいぶ虎の酔いが回っています。
ホルモン系統を攻めていたのに、突然中落ちカルビに浮気したり、

07071207.jpg


オプションで辛さを足せる、という情報をメニューで見つけ、
どこまで辛くできるか、というのにチャレンジしてもらったり。
ちなみにこの写真は、辛ホルモンの辛さ追加バージョン。
もともと辛ホルモンが2辛状態なので、さらに2辛追加で4辛。

でも、辛さ自体はそこまで増えた印象はなかったですね。
上にべっとりとかかっている、ヤンニョム(薬味ダレ)が増えただけ。
酔っ払ってあまり意味のないことをしてしまったようです。

07071208.jpg


シメにも辛さを求めて、辛口スープというのを注文。
食べてみたところ、ユッケジャンのような感じの料理でした。
牛肉と野菜がたっぷり入った、ピリ辛のスープです。
それにしても、なんでこんなに辛さを求めていたんでしょうね。

07071209.jpg


そしてもう1品。こちらも実はワガママな注文でした。
石焼きチーズビビンバと、石焼き明太子ビビンバがあったので、

「石焼きチーズ明太子ビビンバはできないの?」

と店長さんに無理を言ってみました。
辛さを増やしたいだの、トッピングを混ぜてみたいだの、
酔っ払いもいいところですが、店長さんは快くかなえてくれました。
こういうサービス面での臨機応変さは非常に嬉しいですよね。

そんなサービスに気持ちよく酔い、あろうことかもう1軒。
閉店間際の「Teji Tokyo」で、さらにメニューにないもの三昧でした。
どうしたことかこの日は微妙に迷惑な客になっていましたね。
その話はまた次回の記事で書きたいと思います。

店名:幸永2号店
住所:東京都新宿区歌舞伎町2-14-12ASSビル1階
電話:03-5272-6616
営業:18:00~翌7:00(月~土)、18:00~翌3:30(日・祝)
定休:なし
http://www.yakiniku-kouei.com/
2007.07.12.Thu 18:25 | 韓食日記 | trackback(0) | comment(3)
07071101.jpg


ここ最近、新大久保の案内役を頼まれることが多いです。
新大久保も韓流の影響でだいぶ歩きやすくなったのですが、
まだまだ大多数の人にとっては未知のエリアである様子。
確かに駅を降りて、いきなり韓国語や中国語が飛び交う町ですから、
何も知らずに訪れる、というのは気後れするでしょうね。

慣れてしまえば、なんてこともないのですが、
まだまだ一部、お姉さんは立っていますし、古いラブホも林立。
路地は抜け道になっているので、狭い通りにタクシーが突っ込むなど、
不安や危険といった言葉が、ちらちらかすめるエリアでもあります。

「新大久保に連れて行ってください!」

という方が多いので、ときおり無料ガイドをしております。
もちろんガイドといってもたいしたことはしませんけどね。

お店の予約と料理の注文。後は一緒に楽しく飲むだけ。
飲んだ後に屋台をのぞいたり、韓国スーパーで買い物をしたり。
それだけでも、みなさんずいぶん喜ばれるようです。

いっそコリアン・フード・コラムニストを廃業して、
新大久保ガイドを正式に始めるとしましょうかね!

って、最近は忙しくてそんな冗談も言っていられないんですけどね。
この日もライターの大先輩御一行とともに新大久保へ突撃。
初めての人をよくお連れする「チャムナム家」にやってきました。
冒頭の写真、テジカルビ(豚カルビ)からこの日はスタートです。

07071102.jpg


6人に対して3人分をいっぺんに焼いてもらいました。
まず中央でニンニクを焼いておき、焼き目がついたら別皿に分けます。
軽くニンニクの風味がついた鉄板で、今度は肉をしっかりと焼き、
肉が焼けた時点で、皿に取り分けたニンニクを戻します。

手間のかかる焼き方ですが、これでニンニクが炭になりません。
肉と一緒に焼くと、どうしても野菜類はコゲコゲになりますからね。
世話好きな店長さんの、ちょっとした一手間が見られました。

肉をワシワシと食べて胃を温めたら、

07071103.jpg


定番メニューである桜海老入りのチヂミと、

07071104.jpg


生の牛頬肉を圧力釜で一気に蒸しあげたスユク

07071105.jpg


そして隣の店の名物であるスンデ(腸詰)を注文。

スンデは隣の店から無理やり取り寄せるという裏技を使いました。
隣ではスンデを手作りしているので、やっぱり味が違うんですよね。
ちなみにその隣の店は看板料理の通り「スンデ家」といいます。

07071106.jpg


名物のタットリタン(鶏と野菜の鍋)がこの日のメイン。
韓国の鍋料理はじっくり煮込むのが基本なので、食卓でさらに煮ます。
コラーゲン豊富な鶏肉と、ジャガイモのとろみによって、
真っ赤な汁が少しずつとろとろになってきたらちょうど食べごろ。
それまではフライングせず、じっと待つのが美味しく食べるコツです。

07071107.jpg


サービスで頂いたケランチム(卵蒸し)は今日もフワフワでした。
ちょっと写真を撮るのが遅れたので、微妙にしぼみかけですけどね。
出来立てアツアツのときは、もっとふわっと仕上がっています。
ちなみにこのひと鍋に卵3個が入っているとのこと。

と、ここまで食べてこの日は打ち止め。

最後は職安通りにある韓国スーパー「韓国広場」に行き、
それぞれお土産を購入して帰路につきました。

店名:チャムナム家(ちゃむなむちぷ)
住所:東京都新宿区百人町1-3-3サンライズ新宿1C
電話:03-3205-9233
営業:11:30~翌0:30
定休:なし

<過去の関連日記>
(04月14日)新大久保「チャムナム家」でタットリタン。
(04月19日)新大久保「チャムナム家」でタットリタン。
(04月20日)新大久保「チャムナム家」でキムチチゲ。
(10月12日)新大久保「チャムナム家」でテンジャンチゲ。
(12月06日)新大久保「チャムナム家」でユッケジャン。
▲(2006年)
▼(2007年)
(01月15日)新大久保「チャムナム家」でユッケジャン。
(02月04日)新大久保「チャムナム家」でまかないごはん。
(05月19日)新大久保「チャムナム家」でタットリタン&スユク。
(05月25日)新大久保「チャムナム家」でダブル鶏&出前料理。
(06月27日)新大久保「チャムナム家」でテジカルビ。
2007.07.11.Wed 13:53 | 韓食日記 | trackback(0) | comment(7)
07071001.jpg


銀座周辺をウロウロする一方、上野エリアの探索も進めています。
これまでも上野、湯島近辺はそれなりに歩いてきたのですが、
新大久保エリアに比べると、やはりまだ手持ちの情報が薄い印象です。
いつかしっかり歩かなきゃなと思っていたところへ昼食の誘い。
これ幸いと、上野エリアの調査を兼ねて行ってまいりました。

でも、このあたり。昼はまるで人が歩いていませんね……。

上野2丁目、湯島3丁目あたりが韓国料理店の並ぶ一角なのですが、
このあたりは繁華街らしく、飲食店と風俗店が入り乱れています。
ネオンきらびやかな印象でしたが、昼はまるっきり閑散としています。

営業している韓国料理店もほとんどなく、
看板に明かりがついていたのは、

・アリラン(11時からの通し営業)
上野ソルロンタン(24時間営業)
元祖ブデチゲ(ランチ営業アリ)
・ソムンの家(ランチ営業アリ)

といった店くらいでした。
上野で韓国料理ランチというのは、なかなか難しいですね。
ただ、線路を越えた「上野キムチ横丁」なら店も開いておりますし、
上野駅、御徒町駅周辺の駅前韓国料理店であればまた違います。
どうしても食べたいときは、そちらで探すほうが無難のようです。

我々一行はそこまで戻るつもりもなかったので、
営業している店の中から、界隈でも老舗格の「アリラン」を選択。
創業は20年ほど前。歴史はずいぶんと古いですが、
2006年5月にリニューアルしているので店は新しいです。

ランチメニューはないので、レギュラーメニューから料理を注文。
冒頭の写真、タットリタン(鶏と野菜の鍋)をシェアしつつ、

07071002.jpg


ちょっと珍しい料理、ポリパプ(麦飯ビビンバ)を食べました。
後ろにはテンジャンチゲ(味噌チゲ)がついてきています。

韓国では2005年頃からヘルシーフードブームが続いており、
ポリパプをはじめとした、健康によい料理がもてはやされています。
ポリパプビュッフェ(麦飯バイキング)のような店もできており、
ずいぶん注目を集めた料理ですが、日本ではあまり見ませんね。

07071003.jpg


見ての通り、しっかりと麦飯。

07071004.jpg


これをビビンバのようにかきまぜて食べます。
麦飯の素朴な味わいが美味でしたね。

タットリタンも小サイズを頼んだ割りにボリュームがありました。
こちらの店、ほとんどの鍋料理に大、小とサイズが分けられています。
2、3人程度だったら小で充分ですが、値段が安いのがいいですね。
大は3~4000円の値段ですが、小は2000円前後でOK。
通常の韓国料理店で食べるよりも、2、3割安いイメージです。

韓国料理といえば、大人数で食べるのが前提の料理ばかり。
ただ、最近は日本的なニーズを踏まえ、量を減らして値段も安く、
という姿勢で営業をする店が、だいぶ増えてきました。
なるべく多くの種類を食べたいという日本人のツボをつかんでいます。

特に女性2人客だと、ほとんど何も食べられませんしね。
鍋ひとつ頼んで、チヂミを余すといった時代は終わった気がします。
「机の脚が折れるほど」たくさん出すのが美徳とされる韓国料理。
日本では机の脚を大事にする工夫が求められているようです。

店名:アリラン
住所:東京都台東区上野2-6-5ラビサイド白樺2階
電話:03-3832-8303
営業:11:00~翌5:00(月~金)、11:00~翌3:00(土)、11:00~24:00(日、祝)
定休:なし
2007.07.10.Tue 08:47 | 韓食日記 | trackback(1) | comment(10)
07070901.jpg


1軒目「魂のプルコギ」を出て、2軒目へと移動。
コングクス(豆乳麺)が食べたいとの意見が出たので、
ちょっと距離はありますが東新宿の「南陽屋」へと移動しました。
まずは冒頭の写真、トンテチゲ(スケトウダラ鍋)を注文し、

07070902.jpg


同じく古くからの人気料理であるスジ煮込み。

07070903.jpg


チャプチェ(春雨炒め)なども注文。
これらをつつきながら、ひとしきりマッコルリを飲みます。

1軒目でもそれなりに飲んではいましたが、
河岸が変わると、ついついまた飲んでしまうのが我々です。
目当てのコングクスまでに、ずいぶんと酔いを進めました。

07070904.jpg


そして待ちに待ったコングクスが登場。
写真の色でもわかると思いますが、スープが緑色をしています。
タイトルではちょっとこじゃれた感じに翡翠色と書きましたけどね。
常連である師匠が、そう表現していたのをパクりました。

見た目にも涼やかで美しいこのスープは枝豆によるもの。
通常のコングクスは大豆を使いますが、この店では枝豆を使います。
韓国では枝豆を食べないので、この店だけのオリジナルでしょうね。
店のお母さんが、旧「武橋洞」時代に開発したのだそうです。

味的にはさほど大豆のコングクスと違う訳ではないですが、
大豆特有の粉っぽさがなく、やや甘味も強まるような気がします。
見た目の爽やかさから、そう感じるのかもしれませんけどね。
ともかくも夏に食べる締めの逸品としては最高の一品です。

この枝豆のコングクス。韓食日記では初登場ですが、
実はほかの媒体ではすでに書いていたりします。
例えばコチラの記事とか、コチラの記事とか。

よって、食べるのもこの夏すでに3回目。
暑い季節が続くうちに、まだまだ通おうと思っています。

店名:南陽屋(なみゃんおく)
住所:東京都新宿区新宿7-1-4
電話:03-3202-6888
営業:11:30~14:00、17:00~翌2:00(月~金)、17:00~24:00(土、日、祝)
定休:第2、4日曜日

<過去の関連日記>
(02月24日)東新宿「南陽屋」でトンテチゲ。
(04月24日)東新宿「南陽屋」でトンテチゲ&ニンニク焼き。
2007.07.09.Mon 13:47 | 韓食日記 | trackback(0) | comment(2)
07070801.jpg


宵の口。昼と夜の交じり合う空の色が好きです。
次第に濃さを増していく黒と、後引くように残る青の競演。
そんな空を見ながら飲む生ビールは、まさに夏の至福といえます。
ビアガーデン万歳。夜空をつまみにビールを飲んできました。

場所は池袋にある東武百貨店の屋上(16階)。
今年はなんと、韓国料理をテーマにビアガーデンが開かれました。
6月1日から期間限定で営業を始めた「魂のプルコギ」は、
9月9日まで、韓国料理とともに生ビールと夜空を楽しめる店です。

07070802.jpg


看板料理はプルコギですが、韓国で食べるものとは微妙に違います。
もともとプルコギは「火の肉」という意味で焼肉の総称でもあります。
この店では豚バラ肉を甘辛いソースで焼いたチリトリ鍋風の料理。
これをプルコギという名前で販売している模様です。

07070803.jpg


生ビールをはじめとしたドリンク類はすべてセルフサービス。
ジョッキひとつを渡されるので、それに注ぎたい放題注げます。
プルコギ1人前を含む、1人3000円での飲み放題。
なかなかにお得なシステムではないかと思います。
こうして自分でビールを注ぐ、というのもなかなか楽しいですしね。

07070804.jpg


プルコギに火が通り、全体が煮えてくるとこんな感じに。
キャベツなどの野菜が入ったり、韓国餅なども入るので、
豚肉入りのトッポッキ(餅炒め)という感じでもありますね。
甘辛いソースが、よりトッポッキを連想させます。

いわゆるプルコギを想像していくとギャップに戸惑いますが、
こういう料理として味わうぶんには充分に美味しいです。

07070805.jpg


サイドメニューにはチヂミなども用意されておりますが、
ビアガーデンの定番である、若鶏のから揚げや、

07070806.jpg


コロッケなどもあります。
これらは基本料金に含まれないので、別会計となるのでご注意を。

07070807.jpg


肉と野菜を食べきったら、最後はインスタントラーメンを投入。
下茹でされた状態で運ばれてくるので、味を絡ませたら食べられます。
乾麺のまま出てこないあたりが、日本らしいサービスですね。
インスタントラーメン以外に、ごはんを入れて食べることもできます。

飲み放題は2時間制ですが、さほど慌しいということもなし。
生ビールをぐいぐい飲んで、いい感じのほろ酔いになりました。

これから8月を迎えて、いよいよ夏本番。
韓国料理と生ビール。さらに夜空が好きな人にはおすすめです。
全部で400席あるので、大人数での宴会にも向くと思います。
営業期間は残り1ヶ月少々なので、興味のある方はお早めに。

店名:魂のプルコギ
住所:東京都豊島区西池袋1-1-25スパイス池袋東武16階屋上ガーデン
電話:03-5952-0358
営業:17:00~23:00(月~金)、16:00~23:00(土)、16:00~22:00(日、祝)
定休:雨天・強風時は閉店
http://www.tobu-dept.jp/ikebukuro/event/topics.php?tp_no=475
2007.07.08.Sun 13:21 | 韓食日記 | trackback(0) | comment(2)
07070701.jpg


赤羽の名店「松花(そんふぁ)」。
前回訪れたのは、もう4年前くらいですかね。
意外と家からも近いのですが、なかなか足が伸びません。

我が家から赤羽は電車で行くと大回りになりますが、
バスに乗ると15分少々で行ける上、家の目の前がバス停です。
そういう理由から、休みの日などに繰り出したりもするのですが、
たいていは飲む店に入ってしまうので韓国料理は関係なし。
この日は珍しく昼間にいたので、ランチとして利用してみました。

夜はカムジャタン(豚の背骨とジャガイモの鍋)が名物ですが、
昼はビビンバや、辛いスープ類を中心とした料理が並んでいます。
といっても、カムジャタンをつついている人もいましたけどね。
ランチメニューとともに、昼から鍋料理なども食べられるようです。

07070702.jpg


注文してほどなく出てきたのが4品のパンチャン。
ヤンニョム豆腐、カクトゥギ(大根の角切りキムチ)、
ナスのナムル、モヤシのナムルとよく見かける面々ですが、
ナスの味付けがよく、いきなりワシワシ食べてしまうほど美味でした。

07070703.jpg


注文したのは「牛スジビビンバ」。

ほかにも「カルビクッパ」などのメニューもあり、
正統派の韓国料理と焼肉店料理の中間をゆくメニューという感じです。

頑固オヤジ系の風貌をした名物マスターが、
気難しいかと思いきや、気さくに話しかけてくれるので、

・この牛スジが朝からじっくり煮込んだものであること
・国産ブランド牛のカルビ周りからとったスジであること
・カルビクッパも熱烈にオススメ料理であること

などなど、たくさんのことを知ることができました。
料理に対する自信と誇りがひしひしと伝わってきます。

07070704.jpg


熱いうちにぐるぐるとかき混ぜ、

07070705.jpg


ぷりぷりの牛スジをごはんとともに頬張ります。
さすがいい肉を使っていると胸を張るだけあって、
脂ノリノリで、とろけるように柔らかい牛スジ。
口のまわりをテカテカにしながら、モリモリと食べました。
脂が多いので、人によってはしつこく感じるかもしれませんけどね。
脂歓迎という方には、嬉しいメニューだと思います。

ランチで食べたら、夜のカムジャタンも食べたくなりました。
そのうち、また足を運んでみたいですね。

店名:松花(そんふぁ)
住所:東京都北区志茂2-48-10
電話:03-3902-1115
営業:11:30~14:00、17:00~22:00
定休:水曜日、第3火曜日
2007.07.07.Sat 19:22 | 韓食日記 | trackback(0) | comment(4)
07070601.jpg


銀座のランチ探検を続けています。
この日は雑誌の打ち合わせを兼ねての韓国料理ランチ。
打ち合わせの時間と場所を任せられたので、
無理やり韓国料理ランチに付き合って頂きました。

この日は東銀座にある「長寿韓酒房銀座店」。
界隈にある韓国系企業の方に、よく行く店としてご紹介頂きました。
なんでも1人前のチーズプデチゲが絶品とのこと。
ハムやソーセージを具にした鍋に、チーズをトッピングした料理です。

冒頭の写真が、そのチーズプデチゲ。
微妙にチーズこそ溶けていますが、確かに1人前のプデチゲです。
プデチゲって、韓国でも1人で食べられるところは少ないですが、
これなら1人でふらっと行っても、気楽に食べられますね。

チーズが溶けているだけあって、スープのコクも実に濃厚。
韓国系企業の方が絶賛する理由がよくわかりました。

07070602.jpg


具にはラーメンも入っているのでボリュームがあります。
チゲ用の器でなく、ビビンバサイズの器に入っていましたね。
1000円にしては、食べ応えのあるランチだと思います。

07070603.jpg


同行した方は冷麺タッカルビ丼のセットを食べていました。
こういう麺と丼のセットというのは日本的でいいですよね。
両方食べたい、という日本人の好みに合致しています。

こちらの店はランチメニューが豊富なのもいいですね。
ほかに石焼きビビンバ、チゲ、カルビタン(牛カルビのスープ)など、
10数種類くらいのメニューが並んでおりました。
ランチはついつい同じものばかり食べてしまいがちなだけに、
選択肢が豊富に用意されているのは嬉しいですよね。
界隈の方々に重宝されている理由がよくわかりました。

なお、店名に銀座店とあるように、系列店が2つあります。
1号店は仙台、3号店は同じく東京の四ツ谷に最近出来たとのこと。
ここ最近は、地方から東京に進出する店がずいぶんと目立ちます。
韓国料理の新たな波が、生まれているのかもしれません。

店名:長寿韓酒房銀座店
住所:東京都中央区銀座3-9-11紙パルプ会館地下1階
電話:03-3541-5115
営業:11:30~14:30、17:00~24:00
定休:なし
http://www.e-k-c.co.jp/bland/choju.htm
2007.07.06.Fri 09:09 | 韓食日記 | trackback(0) | comment(2)
07070501.jpg


久しぶりに師匠宅にて夕食を頂いてきました。
季節を大切にする師匠らしく、この日は夏野菜がテーマです。
オクラの入った煮物。一見ただの煮物に見えますが……。

07070502.jpg


実は煮汁の部分がゼリー状に固められております。
冷蔵庫に入れてあるので、夏向けの冷たい煮物ということ。
煮こごりのような、つるんとした食感が涼やかでした。

07070503.jpg


こちらは夏野菜を炙ったもの。
手前に鮭がおりますが、あとはトウモロコシにナス、
赤ピーマン、ピーマン、ズッキーニというラインナップ。
シンプルですが、野菜の甘味を堪能できる食べ方です。

07070504.jpg


師匠特製の野菜たっぷりサラダ。
この日はミョウガと青じそが入った和風サラダでした。
長ネギ、カイワレなどもたっぷり入っています。

07070505.jpg


メインの料理は素麺です。

師匠宅では麺つゆは使わず、味噌汁で食べるのが定番だとか。
もちろん味噌汁といっても冷やしてあるので、冷や汁素麺ですね。
麺つゆで食べる素麺とは、また違った味わいがあります。

07070506.jpg


シメは大豆ごはん。

冷や汁素麺が美味しかったので、ごはんも途中まで食べて汁に投入。
日本的には行儀の悪い食べ方ですが、韓国的には問題なし。
都合のいいときだけ韓国式にするのが、韓国好きの基本です。
味はもちろん純和風ですが、やっぱり汁と飯の組み合わせは美味です。

ということで久しぶりの師匠宅ごはん。
日頃の御礼として、お中元がわりのビールセットを持参しましたが、
そんなものでは返せないほど、たくさんの恩を頂いております。
ご馳走になるだけでなく、こうしてネタにもなりますしね。

このブログのために、師匠は料理の選定に2倍悩むようになったとか。
弟子のネタ作りにも協力頂き、本当に申し訳ない限りです。

<過去の関連日記>
(03月11日)師匠宅でタラのチゲとジャガイモごはん。
(03月22日)師匠宅にてチャジャンミョンほか。
(06月21日)師匠宅で手作りポトフほか豪華夕食。
(07月09日)師匠宅にて大阪風粉モノ三昧。
(07月26日)師匠宅にて夏の韓国ごはん。
(08月21日)師匠宅にてハモ皮とキュウリの酢の物。
(11月05日)師匠宅にて昼食&夕食&PC復旧作業。
(11月10日)師匠宅にてパスタ&グラタン&サラダ他。
(11月23日)師匠宅にて訪韓準備関係者会議。
(12月02日)師匠宅にてマンドゥクク&トッポッキ。
▲(2006年)
▼(2007年)
(03月06日)師匠宅にてカルビチム&カムジャタン。
(03月20日)師匠宅にてコムタン&イカ入りトッポッキ。
(05月07日)師匠宅にてピジチゲ&春キャベツのトッポッキ。
(05月09日)師匠宅にてグラタン&春キャベツのパスタ。
2007.07.05.Thu 08:42 | 韓食日記 | trackback(0) | comment(2)
07070401.jpg


最近また仕事が忙しくなり、ブログの更新が滞っています。
7月、8月、9月あたりまで、忙しさは続きそうな見込みなので、
ブログのほうも、そのくらいまで飛び飛びが予想されます。
できるだけ隙間の時間を見つけて、更新するようにはしますが、
なかなか作業ができないときもあると思いますのでご理解ください。

この日はえーと、もうずいぶん前の日付になってしまいましたね。
銀座のランチ探索を続けており、ちょっと高級店へと突撃。
交詢ビルの4階。飲食店フロアの一角を占める「銀座南漢亭」です。
「南漢亭」といえば古くから荻窪で営業を続ける有名店。
そこの姉妹店で、より高級感を出したのがこちらのお店です。

よってランチといえども高級感は抜群。
最初の写真が冒頭のホバッチュク(カボチャ粥)だということは、
この後、コースの形態で順番に料理が出てくるということです。
宮中料理や韓定食など、ある程度フォーマルな飲食店では、
食事の最初に少量のお粥を出すのが、ほぼ決まったサービス。
これで胃を動かし、食欲を増進させるのが目的です。

07070402.jpg


ホバッチュクを食べ終えて、いよいよ本格的なコースに突入です。
もちろんランチですから、そこまで料理数は多くないですけどね。
一品ずつ出されるので、それぞれの集中して味わうことができます。

こちらの料理はセンチェ(生菜)と呼ばれておりました。
生野菜を用いた野菜料理を総称してセンチェと呼びますが、
ここではサラダ的なポジションに置かれているものと思われます。

野菜は水菜、カイワレ、千切り大根をベースとして、
ミニトマト、パイナップル、黒いゼリーが加えられています。
また、ドレッシングがわりにヤンニョム(薬味ダレ)がかかっており、
唐辛子系のピリッとした辛さがあるサラダです。

「辛かったらパイナップルで舌をなだめてください」

とは料理を運んでくれた店員さんの弁。
高級店だけにさほどの辛さではないだろうと予想していましたが、
ベースのカイワレや大根も含め、それなりの辛さがありました。
味付けは上品ですが、しっかりとした辛さを持たせたという感じ。
確かにパイナップルの甘味と酸味がよく効いています。

また、黒いゼリーは「亀ゼリー」だとのこと。
中華系の食材ですが、クーポンのお土産にも使われており、
こちらの店では、重宝している食材のようです。

07070403.jpg


ホウレンソウ、ゼンマイ、キャベツを使った3種類のナムルと、
白菜キムチ。これもコースの一品に含まれておりますが、
おそらく後の食事用に残しておくほうがベターでしょう。

07070404.jpg


日替わりの「本日の逸品」がコースのメインディッシュ。
この日はチェユッポックム(豚肉の炒め物)が出てきました。
タマネギや白菜キムチなどと豚肉を炒めた料理ですが、
タケノコが入って食感がよかったり、豚肉がとても柔らかかったり。
オーソドックスな料理にしては、上品で美味しかったです。

07070405.jpg


食事は以下の4種類から選ぶことができます。

ビビンバ
・クッパ
ユッケジャン
キムチチゲ

僕はキムチチゲを選択してみました。
これがまた、絶妙の辛さでなんとも美味しかったですね。
突出した辛さはないものの、じんわりとした全体的な辛さはある。
具として加えられている豚肉、白菜キムチなども含め、
上品ながらも、かなり上手にバランスをとった味わいです。

食材的にひとつ前の「本日の逸品」と重なった面もありましたが、
久しぶりに美味しいキムチチゲを食べられて満足でした。

07070406.jpg


そしてデザートがまた凝った品でしたね。

手前左が4分の1サイズに切られた薬菓(揚げ菓子)。
その右が『大長今』にも出てきたカンナン(生姜の菓子)。
奥にちらっと見えているのが五味子のゼリー。
それと左奥の柚子茶がついて、贅沢な一皿になっています。
カンナンなんて作るの大変なはずなんですけどね。

これだけの料理が出て1人前2200円ならまずまず。
普段使いにはちょっと高いですが、特別な席にはよさそうですね。
これ以外にも、いくつか値段の高いコースも用意されています。

店内は席数が少ないので、大勢での来店は向きません。
4人まで座れる、個室がひとつあるみたいですね。
落ち着いた雰囲気で食事をしたいときは、そちらがよいでしょう。
ランチ過ぎの時間帯でしたが、女性の1人客もいました。

いずれはディナーでも食べてみたいですね。
ディナーは7500円から、いろいろなコースがあるようです。

店名:銀座南漢亭
住所:東京都中央区銀座6-8-7交詢ビル4階
電話:03-5537-7702
営業:11:30~16:00、17:00~23:00(月~金)、11:30~16:00、17:00~23:00(土、日、祝)
定休:なし
2007.07.04.Wed 10:56 | 韓食日記 | trackback(0) | comment(2)
07070301.jpg


オープンして1ヶ月ほどが経過したコチラのお店。
韓国でのネームバリューは抜群だけに、開店早々から盛況のようです。
当初はやはりというか、韓国人のお客さんが多かったとか。
「ノルブ」の名前を聞いたら、とりあえず韓国の人は行きますよね。
それほど韓国では広く親しまれているチェーン店です。

日本の場合で考えると、どのくらいのインパクトでしょうね。
全国区の知名度で、他業種展開をしている大手チェーン。
「白木屋」とか、「牛角」くらいに相当するイメージでしょうか。
ともかくも韓国人ならみんな知っている店、というレベルです。

そういった理由から当初は韓国人利用率のほうが高かったようですが、
最近は徐々に日本人客もリピーターが増えてきているとのこと。
新大久保界隈でも目立つ店舗だけに、業績好調なのはいいですね。

この店を訪れるのはオープン直前のプレス内覧会以来。
そのときのブログ記事を社長さんや、コンサルティング会社の方々に、
読んで頂いたようで、お話を聞きながらの会食が実現しました。

ウチのブログではオープン以前から、

ニュース&情報(11)
ニュース&情報(12)

こまめに情報を出していたんですよね。
僕にとっても「ノルブ」が新大久保に来るというのは驚きでしたが、
それ以上に驚かれたのが関係者の方々だったようです。

「なんでオープン前からこんな話題に!?」

いえいえ、今の新大久保は本当に注目の集まるエリアなのです。
そんな話を、楽しく飲みながらさせて頂きました。
冒頭の写真、サムギョプサル(豚バラ肉)を焼きつつ宴会はスタート。
試食も兼ねて、ずいぶんたくさんの料理を並べて頂きました。

07070302.jpg


サンチュのたっぷり入った韓流サラダに、

07070303.jpg


ホウレンソウのたっぷり入った健康サラダ。

07070304.jpg


前回も書きましたが、コチラのキムチチムは美味です。
発酵が進んで酸味の出た白菜キムチと豚肉を煮込んだ料理。
白菜キムチで豚肉をくるっと巻いて食べます。

手前で重なった青唐辛子は猛烈に辛いので注意。
でも辛さに耐性のある方は、ぜひ一緒に食べて欲しいですね。

最近の新大久保は青唐辛子の出てくる店が少なくなった気がします。
しばらく前までは、サンチュとともに必ず出てきたんですけどね。
やっぱり日本では食べる人がほとんどいないということでしょう。

07070305.jpg


チーズを乗せたピザ風のキムチチヂミ
外側をカリッと仕上げることに力を注いでいるらしく、
同席していた調理担当の方が、入念にチェックしていました。

07070306.jpg


看板料理のはんあり(壷)カルビも必須です。
特製のタレに48時間漬け込んだ熟成の味が自慢とのこと。
お店の方が慣れた手つきで、チョキチョキと切ってくれます。

ちなみにこの前後でサービスについての話になったのですが、
チェーン店だけあって、この点はかなり気を配っているとのこと。

「ウチは韓国料理店には珍しくダウンサービスにしています」

と担当の方がおっしゃっておりましたが、
すいません、ダウンサービスという単語を僕は初めて知りました。
お客様のテーブルでは、ひざをついた低姿勢になるということ。
確かに接客の丁寧な店ではそのようにしておりますね。
なるほど、ひとつ勉強になりました。

07070307.jpg


普段なら肉を追加していくところですが、
できるだけたくさんの料理を食べたいということで鍋料理も注文。
発酵の進んだキムチを用いた、キムチジョンゴル(キムチ鍋)です。
ちょっと珍しい具は手前にあるカムジャスジェビですかね。
ジャガイモの粉を練って作ったすいとんです。

07070308.jpg


鍋はもう1種類、ヘムルジョンゴル(海鮮鍋)があります。
普通は鍋料理として出てきますが、1人前で作って頂きました。

07070309.jpg


そして鍋を食べたら、やっぱりシメはごはんです。

07070310.jpg


韓国海苔と刻みネギを入れて、おじや風な感じに。
韓国的な感覚では、もうちょっと汁気が少なくてもいいですね。
煮るというよりも、炒めるように作るのが韓国式です。

ともかくも汁の1滴までを美味しく頂いて、この日は終了。
詳しいことは書けませんが、いろいろ勉強になる話を聞けました。
韓国のノルブ本部も大久保店の様子を興味深く見ているとのこと。
ぜひとも業績好調で、さらなる進出を期待したいところです。

何度も書きますが、はんありカルビ以外の店舗もぜひ。
ノルブプデチゲや、ノルブポッサムの進出も心待ちにしています。

店名:ノルブはんありカルビ大久保店
住所:東京都新宿区大久保1-16-29
電話:03-3207-2866
営業:17:00~翌3:00(日~木)、17:00~翌5:00(金、土)
定休:なし

<過去の関連日記>
(05月29日)新大久保「ノルブはんありカルビ」で壷カルビ。
2007.07.03.Tue 12:15 | 韓食日記 | trackback(0) | comment(4)
07070201.jpg


前回の記事から引き続いての2次会。
某有名芸能人の方も、翌日は早朝からロケがあるとのことで、
終電で絶対に帰る、という約束をみんなで交わして飲み始めました。
たいていこの手の決まりごとは破られるものなのですが、
この日は全員、仕事を優先してきっちり60分1本勝負で終了。

よく冷えた焼酎を飲みながら、これらの副菜類をつまみ、

07070202.jpg


メイン料理にはプデチゲ(ハムやソーセージの鍋)を注文。
1次会でずいぶん飲んでいたので、ちょうどシメが欲しかったところ。
写真では見えませんが、インスタントラーメンが沈んでいます。
ラーメンの入ったプデチゲは、シメの1品にぴったりでした。

このプデチゲをたいらげて本日の宴会は終了。
珍しく健全に終わった新大久保の夜でした。

店名:恵美寿
住所:東京都新宿区百人町1-7-16サイトピア和昌1階
電話:03-3207-0350
営業:24時間
定休:なし
http://www.ebisujp.com/

<過去の関連日記>
(07月21日)新大久保「恵美寿」でポシンタン&ユッケジャン。
(09月21日)新大久保「恵美寿」でケゴギジョンゴル。
(10月31日)新大久保「恵美寿」でマンドゥクク。
▲(2006年)
▼(2007年)
(03月18日)新大久保「恵美寿」でポシンジョンゴル&スユク。
2007.07.02.Mon 21:43 | 韓食日記 | trackback(1) | comment(0)
07070101.jpg


つい先日の記事でも、一緒に食事をしたことを書きましたが、
この日も某有名芸能人のお2人との食事会に混ぜて頂きました。
吉本興業所属、日韓を股にかけるお笑いコンビ「チング」です。

基本的には福岡を拠点に仕事をしているとのことですが、
東京での仕事も増えており、行ったり来たりが続いているようです。
この日も東京でのロケを終え、関係者が集まっての会食でした。
前回の「大久保でじ」に続き、この日は「てじまぅる大久保店」です。

たくさんの人が集まっており、名刺交換などしているうちに、
肉を焼き始める時点での写真撮影をしっかりと逃しました。
冒頭の写真、いい感じに焼けてきたサムギョプサル(豚バラ肉)です。
豚肉とともに、白菜キムチ、ニンニク、豆腐なども焼いています。

この日は13名という大所帯でテーブル2つを独占。
しかも、この人数になるとテーブルでは肉を焼くのが困難になります。
横のテーブルで肉を焼いてもらい、焼けたものを運んでもらいました。
実質的には我々だけで3テーブル独占という贅沢さです。
もちろんたまたま席が空いていたからですけどね。

07070102.jpg


初めてお会いした方に手タレをお願いしつつ、
サンチュで包んで食べる、という写真を撮影します。

ちなみに下に見えているのが、焼けた肉を取り分けた皿。
もちろん焼きながらのほうが気分は盛り上がりますが、
焼いたものを運んでもらうと、食べるのは楽ですね。

07070103.jpg


普段、鉄板が置かれているスペースがあいているので、
サイドメニューの定番であるチヂミや、

07070104.jpg


チャプチェ(春雨炒め)、

07070105.jpg


ポッサム(茹で豚の葉野菜包み)などを並べます。

07070106.jpg


シメにはボリューム満点のタッカンマリ(鶏1羽鍋)。
これも隣のテーブルを使い、2羽いっぺんに煮て頂きました。
豚と鶏をしこたま食べて、満腹のまま食事会は終了……。

しませんでした。
解散間際で飛んだ鶴の一声。

「2次会に行くよ!」

主役であるチングがそう言うなら行かねばなりません。
お2人は翌日の早朝からロケのはずなんですけどね。
さすがは韓国で鍛えてきただけあります。

ということで有志を募って2次会に移動。
記事も次へと続きます。

店名:てじまぅる大久保店
住所:東京都新宿区大久保1-16-5
電話:03-5291-3783
営業:15:00~翌3:00(月~金)、12:00~翌3:00(土)、12:00~24:00(日、祝)
定休:なし
http://www.tejimaul.com/

<過去の関連日記>
(12月31日)てじまうるで豚焼肉を食べつつ年越し。
(04月20日)新大久保「てじまうる」で金華豚。
(09月11日)新大久保「てじまぅる大久保店」で金華豚。
(10月17日)新大久保「てじまぅる大久保店」で朝まで飲み。
(12月03日)新大久保「てじまぅる大久保店」でmixiコミュオフ。
▲(2006年)
▼(2007年)
(02月26日)新大久保「てじまぅる大久保店」でチーズサムギョプサル。
(03月08日)新大久保「てじまぅる大久保店」で豚三昧&鶏。
(03月24日)新大久保「てじまぅる大久保店」で2/6次会。
(03月28日)新大久保「てじまぅる大久保店」でポッサム&金華豚。
(04月07日)新大久保「てじまぅる大久保店」で豚豚豚鶏。
(04月23日)新大久保「てじまぅる大久保店」で師匠と金華豚。
(05月27日)新大久保「てじまぅる大久保店」でロシア美女に惨敗。
(06月12日)新大久保「てじまぅる大久保店」で金華豚ホルモン鍋。
2007.07.01.Sun 20:32 | 韓食日記 | trackback(0) | comment(5)






<< 2007.07 >>
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -
ENTRIES
CATEGORY
ARCHIVES
2014年03月(1)
2014年02月(18)
2014年01月(30)
2013年12月(36)
2013年11月(13)
2013年10月(24)
2013年09月(29)
2013年08月(18)
2013年07月(26)
2013年06月(8)
2013年05月(11)
2013年04月(8)
2013年03月(16)
2013年02月(18)
2013年01月(12)
2012年12月(8)
2012年11月(11)
2012年10月(11)
2012年09月(13)
2012年08月(7)
2012年07月(12)
2012年06月(16)
2012年05月(12)
2012年04月(10)
2012年03月(6)
2012年02月(9)
2012年01月(8)
2011年12月(13)
2011年11月(5)
2011年10月(7)
2011年09月(9)
2011年08月(4)
2011年07月(11)
2011年06月(4)
2011年05月(8)
2011年04月(18)
2011年03月(13)
2011年02月(10)
2011年01月(14)
2010年12月(9)
2010年11月(7)
2010年10月(24)
2010年09月(24)
2010年08月(15)
2010年07月(12)
2010年06月(6)
2010年05月(8)
2010年04月(7)
2010年03月(12)
2010年02月(13)
2010年01月(13)
2009年12月(9)
2009年11月(19)
2009年10月(30)
2009年09月(14)
2009年08月(20)
2009年07月(5)
2009年06月(15)
2009年05月(21)
2009年04月(20)
2009年03月(23)
2009年02月(24)
2009年01月(30)
2008年12月(4)
2008年11月(15)
2008年10月(15)
2008年09月(15)
2008年08月(16)
2008年07月(21)
2008年06月(24)
2008年05月(13)
2008年04月(9)
2008年03月(18)
2008年02月(27)
2008年01月(15)
2007年12月(19)
2007年11月(25)
2007年10月(5)
2007年09月(16)
2007年08月(13)
2007年07月(24)
2007年06月(31)
2007年05月(35)
2007年04月(28)
2007年03月(29)
2007年02月(27)
2007年01月(28)
2006年12月(18)
2006年11月(33)
2006年10月(29)
2006年09月(36)
2006年08月(31)
2006年07月(31)
2006年06月(32)
2006年05月(31)
2006年04月(35)
2006年03月(27)
2006年02月(25)
2006年01月(19)
2005年12月(20)
COMMENTS
TRACKBACKS
LINKS
PROFILE

八田 靖史(八田氏@K・F・C)
美味しい韓国料理を探す毎日。コリアうめーや!!管理人。コリアン・フード・コラムニスト。ブログは2005年12月開設。