
築地界隈で働く人には大変に有名な行列店。
行こう行こうと思いつつ、なかなか機会がありませんでした。
仮に築地近辺で昼食をとる機会があったとしても、
やっぱりまずは魚系の料理に目を奪われますからね。
後回しにしているうちに、機会を逃していた次第。
近隣にお勤めの方にお誘い頂きまして、
念願の行列店に、ようやく足を運ぶことができました。
こちらの店、夜はホルモンをはじめとした焼肉店ですが、
昼はビビンバ、石焼きビビンバと、3種類のチゲが食べられます。
と、聞くと韓国料理に詳しい人であれば、
・キムチチゲ(キムチの鍋)
・テンジャンチゲ(味噌味の鍋)
・スンドゥブチゲ(柔らかい豆腐の鍋)
あたりのラインナップを想像するかと思いますが、
こちらの店は少し変わっていて、
・チゲライス
・チゲラーメン
・チゲうどん
という3種類だったりします。
要するに味付けはひとつで炭水化物が選べるだけ。
ごはんにしようか、ラーメンにしようか、うどんにしようか。
その日の気分で決めるというわけです。
なお、ラーメンは韓国らしくインスタントラーメン。
3種類を見て悩みましたが、僕はチゲライスを選択。
ぐつぐつと煮立った石の鍋に、たっぷり入って出てきます。
余談ですが、ライスの上にヤンニョムジャン(薬味醤油)がのっており、
これが意外に効いていて美味しかったですね。

3人で行って、それぞれ別々のものを注文。
というか、ブログ用にみなさん気を遣って頂いたようで。
こちらがチゲラーメンで……。

こちらがチゲうどん。
スープを少しずつもらって味見してみましたが、
基本的に味はみな同じなのではないかと思います。
チゲとはいいつつも、魚介ダシを感じる醤油風味のスープ。
どことなく日本のすき焼きを思い出す味ですね。
タマネギがたっぷり入っているので甘味が出ていますし、
牛肉が入って、春菊が入って、卵が落としてあります。
すき焼き風の鍋をベースに、韓国要素を加えたという印象。
韓国料理かといわれれば悩みますが、これはこれでアリですね。

入口でスプーンと箸をもらい、それを持って2階に上がる方式。
その際に、入口で注文も受け付けてもらいます。
テーブルが螺鈿細工なので、いかにも高級店風ですが、

実際はどこか懐かしい気分に浸れるタタミの部屋。
居心地のよさに思わずのんびりしたくなりますが、
店の外には行列ができているので、早く出ねばなりません。
3種のチゲはどのメニューを選んでも880円。
昼時に汗をかいて、元気を出したいときにはおすすめです。
店名:築地とうがらし
住所:東京都中央区築地6-3-6
電話:03-3545-4322
営業:11:00~14:00、17:00~24:00(月~金)、17:00~22:00(土)
定休:日曜日、祝日
※この店は『東京 本気の韓国料理店』のP107にも紹介されています。
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引越しから2ヶ月が過ぎ、ようやく少し落ち着いてきました。
ずいぶんと遅くなってしまった感はありますが、
親しい友人を三河島に招いての初宴会を行いました。
どこの店に行くか、ひとしきり悩んだんですけどね。
我が家からもっとも近い「ママチキン」にしてみました。
先日、テイクアウトで食べたフライドチキンの話を、
ブログに書いたところ、ママさんからコメントを頂いたりも。
そのお礼をいいに行かねば、という理由もありました。
しばらくはなんの話だか、わからなかった模様ですが、
詳しく説明したところ、「あー、あそこの人!」ということに。
どうやらこのブログを見て、足を運んで頂いた方もいるようで。
おかげさまで、えらく喜んでもらえました。
テーブル4つ。15、6人も入ればいっぱいという狭い店で、
お母さんがほぼひとりで調理、接客をこなしております。
我々は8人のメンバーでしたが、店の半分を占拠。
こういう店が近くにある、というのはなんとも嬉しいことです。
早速、注文したのが看板料理のフライドチキン。
1羽のうち半羽だけ甘辛いタレに絡めてヤンニョムチキンにする、
パンバンチキン(半々のチキン)を注文しました。

このヤンニョムチキンに併せて2種類のサラダが登場。
あるいはパンチャン(副菜)のひとつだったのかもしれませんが、
こちらのサラダは不思議なことに……。
「え、納豆の味がするよ!」
という個性的な味付け。
思うにチョングッチャン(納豆の香りがする即席味噌)が、
ドレッシングに使われていたのではないかと思います。
香りは独特ですが、甘味、酸味が効いているので意外にマッチ。
これはこれでアリだな、と思う納豆風味のサラダでした。

もうひとつ。こちらはチキンの店における定番中の定番。
千切りキャベツにマヨネーズとケチャップをかけただけですが、
「そう、これこれ!」
と叫んでしまうほど、チキン店には必要な一品です。
後ろにさりげなく見えている大根の酢漬けも含めて、
カレーにおける福神漬けのような存在とご理解ください。

メニューにはチキン以外にも家庭料理が用意されています。
こちらは2人前を一緒盛りにしたド迫力のオデンタン。
さりげなく大根が忍ばせてあるという、屋台使用でした。
韓国ではオデンの種として大根を食べることはありませんが、
スープをさっぱりさせる目的で、大根が沈んでいることはあります。
頼めばそれを食べることもできるのですが、
「は? これを食べるの?」
という扱いをされるので、心の覚悟が必要です。
うまいんですけどね。ダシの染み込んだ大根。

お母さんのおすすめだったスンデボックム。
春雨の入った腸詰を野菜とともに、辛く炒めてあります。
なお、辛さのほうはなかなかに本格的。
それぞれ韓国慣れしたメンバーばかりですが、
これは辛い! との意見でまとまっておりました。
もちろん食べられないほど、辛い訳ではありませんけどね。

宴会中盤における喜び。魅惑の卵ブラザーズ。
ケランマリ(卵焼き)とケランチム(茶碗蒸し)を同時注文という、
酔っ払ったときならではの行動が垣間見えます。

サービスでチヂミも1枚頂いてしまいました。

こちらのナシもデザートとして出して頂いたはず。
ずいぶん色々サービスして頂き、ありがたい限りです。
家からも近いですし、今後何度となくお世話になるでしょうね。
自宅の冷蔵庫にはさっそく店のマグネットを貼っておきました。
韓国の家庭に行くと、必ず冷蔵庫に貼られているアレ。
いつでも電話で出前ができるように、との販促物です。
この店でも近隣であれば、出前をしているそうですが、
ひとりで切り盛りしているので、こちらから行ったほうがよさそう。
30分後に行きます、というほうがよいかもしれませんね。
なお、2時間前に事前注文をしておけば、
店頭に置いてあるロースターで、鶏やカモを焼いてくれるのだとか。
そのあたりのメニューも、いずれ制覇をせねばですね。
少しずつ三河島の楽しみ方を極めていきたいと思います。
店名:ママチキン
住所:東京都荒川区西日暮里1-7-6
電話:03-3801-4156
営業:調査中
定休:調査中
<過去の関連日記>
(07月11日)三河島「ママチキン」でテイクアウトチキン。

昨日の昼ごろ。自宅で仕事をしていたところへ、
新大久保「チャムナム家」の店長から電話がありました。
「あ、もしもし弟? わたしだけど!」
日本語ではあるものの、極めて韓国的なセリフです。
店長は僕のことを「弟」と呼びますが、韓国語ではトンセン。
この場合、実の弟のように親しい、という意味が込められます。
名前を名乗らず、「わたしだけど!」というのも韓国的。
場合によっては、「ヌナ(姉)だけど」といういいかたもアリです。
このあたりの言い回しを流暢に使えれば、あなたも韓国人。
で、その本題というのが、ちょっとしたニュースでした。
とにかく狭いことで有名だった「チャムナム家」ですが、
なんとこのほど、拡張リニューアルに踏み切るとのことです。
後ろの壁をドンとぶち抜いて、厨房を奥に持っていって、
いまは6個しかないテーブルを10個ほどに増やす模様。
それでも「広い!」とまではいえませんが、
これまでを考えると、倍近い広さになるという訳です。

店内から入口を見ると、こんな感じですが、
この景色も大幅に変わるとのこと。
「今度は自動ドアになるからね!」
と店長さんが嬉しそうにいっておりました。
「チャムナム家」が自動ドア……。
ちょっと想像がつかないのが笑えますけどね。
入口に置かれている巨大冷蔵庫も、厨房の奥へ。
客の間を縫って、野菜や肉を取りに行く、
といった光景も、もう見られないということになります。
9月1日から工事に入り、10日までかかる見込みとのこと。
その間、店は休みということになりますが、
場合によっては半月ほどの大工事になるかもしれないようです。
工事期間前後に来店を予定されている方は、
事前にお店のほうへ、確認されることをおすすめします。
※追記:工事は9月15日からに延期されました(09月11日)
リニューアルオープンしたら、早速行ってみたいですね。
その暁には、またご報告したいと思います。

そして、もうひとつ。
昨日、お伝えした百歳酒の新商品お披露目会ですが、
先ほど担当の方から電話があり、緊急事態発生とのことです。
詳しくはわかりませんが、輸送に関するハプニングがあった模様。
併せて、お披露目会の日程も延期になるかもだそうです。
すでにこのブログを見て、申し込んだ方もいるはずですが、
その皆様には、担当者から直接説明があるかと思います。
参加をご検討されている方は、もう少々お待ちください。
また新しい情報が入り次第、ブログのほうでもお伝えします。

とりあえずビール、とは口が裂けてもいわない。
そんな愛社精神に満ち溢れた方と一緒に飲みました。
以前、飲んだときは、
「とりあえず百歳酒!」
とおっしゃっておりました。
この日は場所が「マッコリバー」だったこともあり、
「とりあえず米夢(マイム)!」
という元気のよい第1声でした。
いずれも麹醇堂から発売されているお酒です。
米夢については、以前にも何度か記事にしましたね。
麹醇堂から2006年冬に発売された純米マッコルリです。
過去の記事については、下記をご参照ください。
百歳酒の麹醇堂からマッコルリが新発売。
大久保「ソウル」でポッサム&百歳酒。
西新宿「てじまぅる新宿店」で麹醇堂の米夢。
第1回「利きマッコリ選手権」後記。
この米夢を飲みながら、

「てじまぅる」名物の平田牧場産金華豚盛り合わせ。
この日の金華豚はいつにも増して、いいピンク色でしたね。
手前がバラ、左が肩ロース、奥がロース、右がモモ。
ウデとモモ以外は、ようやく見分けられるようになりました。

こんがり焼け目がつくのは新宿店ならでは。
玉締め一番絞りのゴマ油と塩か、おろしポン酢で頂きます。

ほかにもキムチチヂミや、

キムチ盛り合わせなどをつまみつつ。

マニアックな韓国酒業界の話で盛り上がっていたところ、
新宿店の料理長さんから、こんなサービスを頂きました。
揚げた豚肉をこってりと甘いソースでくるんだ料理。
料理長さんの説明によれば、
「ヤンニョムチキンの豚バージョン!」
だそうです。
フライドチキンに甘辛いソースをかけたのがヤンニョムチキン。
それを豚焼肉専門店が作れば、こうなるといったアレンジですね。
ヤンニョムポークと呼ぶか、あるいはテジカンジョンか。
なおこれはレギュラーメニューにない裏メニューだった模様。
いずれ新メニューになるのかもしれませんが、料理長さんに感謝です。

米夢をぐいっと空けた後は、当然のごとく百歳酒に移行。
麹醇堂製品による、鉄板のバトンリレーです。
と、ここでいよいよ今日の本題。
お誘い頂いたので、何か話があるのだろうなと思っていたら、
脇に置かれた袋の中から、こんなものが出てきました。

なんとも雰囲気を感じさせるノーラベル。
これ、10月頃発売になる新製品なのだそうです。
すでに韓国では発売されている、百歳酒のセカンドブランド。
甘味を減らし、すっきりドライに仕上げた百歳酒です。
その名も「百歳酒 淡」。
韓国語では「ペクセジュ タム」ですね。
先日のソウル取材中に、某飲食店で見かけましたが、
まさかそれを日本でまた見るとは思いませんでした。
「日本でこれを飲んだのは社内の人間と税関の方だけです」
と百歳酒ジャパンの担当者さん。
もちろん韓国で購入したものを個人で持ってきていれば別ですが、
正規ルートで輸入されたものとしては一般人初の栄誉ですね。
なんとも光栄な話で感動しながら試飲。
色合いは一緒なのですが、味はまったく違いますね。
香りは漢方系ではなく、ナシやブドウのようなフルーツ系。
味わいも甘味がほとんどなく、薄い酸味と米を感じる後味。
とはいえ、うっすらと百歳酒らしさも感じられます。
漢方薬は同じくどっさり入っているのですが、
漢方系の味わいがほとんどないのは新しいですね。
また、百歳酒がもち米を使っているのに対し、
この新商品はうるち米を使っているのが特徴とか。
後味に米らしさを感じるのはそのためでしょうね。
独特の風味が、時間差で鼻からすーっと抜けていきます。
印象としては焼酎と百歳酒の中間を行くような商品ですか。
アルコール度数は13度なので従来の百歳酒と同じですけどね。

もうひとつ。こちらも新商品だそうです。
韓国の山イチゴ(ラズベリー)を原料にした覆盆子酒。
各メーカーからも出ていますが、麹醇堂でも作っていたんですね。
これも「百歳酒 淡」と同時に市場へ出回るそうです。
そして、さらに情報です。
新商品発売に伴い、百歳酒ジャパンではお披露目会を開催。
9月28日(日)に新大久保の「イーストアジアン新宿」にて、
発売前の新商品を試飲する会を行うとのことでした。
詳細は下記の通り。
興味のある方は、ぜひご参加ください。
<百歳酒新商品お披露目会>
日程:2008年10月04日(土)
時間:16時~18時
場所:イーストアジアン新宿(下記参照)
定員:30名まで
費用:2000円
会場:イーストアジアン新宿
住所:東京都新宿区百人町1-12-2セイザ新宿301号
電話:03-6413-7104
※追記:新しい日程に修正しました(09月11日)
当日は新商品の「百歳酒 淡」、「名作覆盆子酒」が飲めるほか、
従来の「百歳酒」とも飲み比べができる模様です。
お酒だけでなく、料理もしっかり出てくるとのこと。
新商品は持ち帰り用のプレゼントとしても準備されるようです。
僕も個人的に参加する予定ですが、
主催は百歳酒ジャパンなので詳細はそちらにお尋ねください。
申し込みも含め、下記の担当者さんまでご連絡をお願いします。
株式会社BSJ(百歳酒ジャパン) 担当:金成洙(きむ・そんす)
sungsoo●bekseju.co.jp (←●を@に変えてください)
担当の金成洙さんはさすがお酒に詳しいです。
当日は百歳酒や米夢に関する薀蓄なども聞けるはず。
昨日も日本におけるマッコルリの税法上の分類についてなど、
マニアックな話をわかりやすく教えてもらいました。
ここでは書けないような裏話もたくさん。
お酒が好きな方には、楽しい会になると思います。

名古屋で買ってきたもの、もうひとつありました。
最近、日本全国の地域ネタを扱ったテレビ番組が人気ですが、
そこで見かけたのが、こちらの商品です。
「つけてみそ かけてみそ」
その適当なネーミングがなんとも印象的です。
なんでも名古屋人の家には必ず常備されているとか。
味噌かつにかけるような甘味噌がチューブに入っているのですが、
好きな人は焼き魚や刺身にもこの味噌をかけて食べるそうです。
カバンに忍ばせて、外食用にも使用する人もいるようで。
と、ここまではテレビでの知識なので真偽は不明。
ちなみに奥さんの実家にはありませんでした。
お義母さん曰く、知っているけど、別に買わないとのこと。
名古屋文化圏でも、温度差は微妙にあるようですね。
って、まあ当然のことですが。
スーパーで見つけたので、これもゲット。
先日の買って帰ってきたもの一覧のときは、
冷蔵庫に入っていたため見逃しました。
いまは日々の食事の中で……。

温豆腐にかけて食べたり。

ブロッコリーにかけて食べたり。
甘さが強いので、シンプルな味に合いますね。
ちょっとしたものがご馳走感を帯びていい感じです。
1品足したいけれども、手間は嫌だというときに便利。

そうそう。
コンニャクも買って、田楽にしようと思っていたのですが、
すっかり忘れていて、ピリ辛コンニャクになってしまいました。
見た目は甘味噌かけたような色合いですけどね。
実際はゴマ油、醤油、ゴマ、粉唐辛子で味付けただけ。
スーパーで買ったときは、
「これで田楽をしよう!」
「トンカツ買って来て、味噌カツにしよう!」
「我が家に味噌ブームを起こそう!」
などと興奮したものですが、
実際に買ってくると、意外にやらないもんですね。
名古屋文化に染まりたいけど、染まれない。
そんな我が家の食卓です。

パラパラと小雨が降り続く週末でしたが、
我が家の前の公園は、明るい賑やかさに包まれていました。
すぐ近所の道を、太鼓を叩く子どもたちの行列が練り歩いたり、
なんたら音頭がスピーカーからエンドレスで流れていたり。
けっこう本格的なお祭りで嬉しくなってしまいました。

雨の中、地元のみなさんが夜店を出しておられました。
いつもは静かな住宅街ですが、集まるときは集まりますね。
こんなにたくさんの人が住んでいたんだな、と改めて驚きました。
子どもの頃は、地域の祭りもえらく楽しみでしたもんね。
小雨など関係なしに、走り回る子どもたちがうらやましかったりも。

住み始めて2ヶ月の新参者ですが、お祭り気分に便乗。
1000円を金券にかえ、夜店のオールスターズをゲットです。
焼きそば、焼きとり、イカ焼き、フランクフルト。
いやーたまらん。
でも、いちばん驚いたのは2日目の夜でしたね。
配られた抽選券に名前を書いて、1日目の夜に投票しておくと、
祭りの最後に行われる、大抽選会に参加できます。
すぐ近所にお住まいの大家さんがわざわざ来てくれて、
「抽選券を持って8時に行くんだよ!」
「名前を呼ばれたときにいないと無効になっちゃうから!」
「豪華賞品だからね! ちゃんと行くんだよ!」
とルールを教えてくださいました。
豪華賞品につられて、しっかり会場で待機したところ……。
5等当選者には……呼ばれず。
4等当選者にも……呼ばれず。
3等当選者にも……呼ばれず。
2等当選者にも……呼ばれず。
1等当選者にも……結局呼ばれず。
なんだ、やっぱりハズレじゃないか、と思いつつも、
「新参者がいきなり豪華賞品を掠め取るのもなんだな……」
と逆にドキドキしていたので、むしろホッとしたりも。
5等の箱ティッシュとかはさりげなく欲しかったんですけどね。
と思いきや、ここから予想外の展開に。
5等から1等までの抽選は終わってしまいましたが、
なんと「特別賞」の抽選が残っておりました。
この特別賞に……。

当たってしまったんですねえ。
豪華ステーキ肉3枚セット。

けっこう遅い時間で、夕食もまだだったため、
スーパーで惣菜でも買ってこようかと話していたところ。
あっという間に方針転換し、夕食はステーキになりました。
ホットプレートを持ち出して、野菜なども焼きつつ。
ビールも飲んで、幸せな週末となりました。
このブログではことあるたびに三河島を褒めておりますが、
情緒もあるし、人情も残っているし、本当に住みよい町です。
韓国好きのみなさん、引越しの際はぜひ三河島をご検討ください。

カカミガハラ! カカミガハラ! カカミガハラキムチ!
カカミガハラ! カカミガハラ! カカミガハラキムチ!
岐阜県各務原市はキムチの町。
ちなみに「各務原」と書いて「カカミガハラ」と読みます。
「カクムハラ」とと読みたくなるけど「カカミガハラ」。
地元民でも「カガミハラ」と呼んでしまう人がいるそうですが、
正式名称は断固として「カカミガハラ」だそうです。
その各務原市は韓国の春川市と姉妹関係にあり、
ご当地キムチを生産することで、日韓友好都市を全国にアピール。
地元の新名物として、町起こしの一環に活用しています。
各務原キムチの特徴は、春川市の特産品である松の実と、
各務原市の特産品であるニンジンをふんだんに盛り込んでいる点。
市内のスーパーや小売店、サービスエリアで購入できるほか、
飲食店では各務原キムチを使ったアレンジ料理も提供しています。
そして、昨年3月には各務原市に工場を持つカルビーが、
「ポテトチップス各務原キムチ味」を東海地区限定で発売開始。
土産物店や駅売店で売られ、人気を博しております。
奥さんの実家がある、愛知県の某市にもしっかりありました。
駅構内の売店で、お土産用としてしっかりゲット。
ちなみに僕の周囲でいちばん喜ぶのは岐阜県生まれの祖母です。

ほぼ立方体の箱を開けると、小分けにされて3袋。

1袋に25グラムしか入っていないので、本当にちょっとですけどね。
ざっくりとした食感とともに、キムチの風味がふんわり漂います。
3袋入りの箱で、税込み525円。
東海地区に行かれたときは、ぜひ探してみてください。

そのほかスーパーでスガキヤラーメンも購入。

早速、お昼ごはんとして楽しんでおります。
魚系ダシの香りがぷんぷん漂う、チープな味わいがたまりません。
高田馬場にできた東京進出店も、あっという間につぶれましたし、
行かなきゃ食べられないという意味では、貴重な味ですね。

こちらは隠れた名古屋名物、オリエンタルカレー。
本社を名古屋に置く、老舗カレーメーカーのロングセラー商品です。
そういえば今年韓国にも進出した「COCO壱番屋」も本社は愛知県。
カレーうどんもさりげなく名古屋メシの一端を担っておりますし、
意外に名古屋はカレー王国なのかもしれませんね。

本店で食べてきた「ヨコイ」のあんかけスパもソースを購入。
2、2ミリと強烈に太い麺も、一緒に買ってきました。
がっつりと茹でて、腹ぱんぱんにしながら食べたいと思います。
といった感じで、名古屋からの戦利品紹介でした。
現在進行形で少しずつ我が家の食卓を賑わせております。

昨日は新大久保でチンチャトークの反省会。
関係者が集まり、昼からビールを飲みながらの食事会です。
ビールを飲んでいるという時点で、
「それって反省会?」
という意見もあるかと思いますが、
軽く1杯だけなので、お目こぼし頂きたいと思います。
ってか、わざわざ書かなきゃいいだけですけどね。
収支報告や、ご来場頂いた皆様のアンケートに目を通し、
これからの運営について、ざっくばらんに話し合いました。
長く続けるとともに、より多くの人に楽しんで頂けるよう、
知恵を絞っていきたいと思っております。
ちなみに9月の第11回は3日間に分けた変則開催。
都合のいい曜日、時間でご来場頂ければと思います。
2008年9月12日(金)……17時30分から「ナビコリア」にて(定員30名)
2008年9月13日(土)……11時から「ナビコリア」にて(定員30名)
2008年9月15日(祝)……14時30分から「烏鵲橋」にて(定員60名)
チケット受付はすべて「ナビコリア」で行っています。
より詳細な内容は、下記ページをご参照ください。
http://koriume.blog43.fc2.com/blog-entry-781.html
さて、その昼ビール反省会を行った店ですが、
久しぶりに明治通り近くの「ヤンピョンヘジャンク日本総本店」です。
店の選定を任されたので、
・「大韓民国」のサムパプ定食
・「高麗参鶏湯」のサムゲタン
・「新宿飯店」のチャジャンミョン
・「ソウルハウス」のテジクッパプ
・「韓サラン」の山菜ビビンバ
などをリストアップしてみました。
ほかにも、
・「ピョジュバク」のキムチチゲ
・「BCD TOFU HOUSE」のスンドゥブチゲ
・「韓流」のキムチカルビチム
などをこれまでランチの会食で使いましたが、
参加者はいずれ劣らぬ新大久保通ばかり。
特に、チングのマネージャーさんは会社が新宿に移転したため、
新大久保の名立たる飲食店をほとんど制覇するほど通っています。
「なんか変わったものないですか?」
という雰囲気が全員に満ち溢れていたため、
頭の中の情報を振り絞って、思い至ったのがここでした。
冒頭の写真、ネジャンタン(内臓スープ)の専門店です。

以前はランチでもディナーでも1人前1500円でしたが、
いつの間にやら、ランチは980円(税込1029円)になっていました。
1人前1500円でも来る価値のあるネジャンタンですが、
ランチ価格としては、ちょっと躊躇する金額でしたもんね。
他のスープ類も、ランチ時は抑え目の価格に設定されています。
上の写真はネジャンタンの内臓を掘り起こしたところ。
ミノ、ハチノス、センマイ、ギアラ、スジ、コプチャンといった、
大量の牛ホルモンが、どっさりとスープに沈んでおります。
別にタレがついてくるので、内臓はそれにつけて食べてもよし。
また、タデギ(唐辛子ペースト)と青唐辛子を好みで加えます。
あえて入れなくても、充分に辛いですけどね。
ポカさんはあまりの辛さにヒイヒイいっておられました。

こちらは牛の血を固めて入れたソンジヘジャンクク。

こちらは干したスケトウダラを煮込んでスープを取り、
野菜や豆腐などを具に加えた、ファンテヘジャンクク。
ネジャンタン以外にも、色々なスープを味わえるのが魅力です。
内臓系が嫌いでなければ、ぜひおすすめしたい店ですが、
嫌いな人でも、
・ウゴジヘジャンクク(菜っ葉のスープ)
・ピョヘジャンクク(豚の背骨のスープ)
などいろいろ用意されているのが嬉しいですね。
なお、支店が上野にもあるので、そちらが便利な方は上野店でも。
僕もいまは上野店のほうが、家から行くならよっぽど早いですね。
上野駅まで電車で5分。三河島はやっぱり便利です。
店名:ヤンピョンヘジャンク日本総本店
住所:東京都新宿区大久保1-6-12川越屋ビル2階
電話:03-3208-5502
営業:11:00~翌5:00
定休:なし
※この店は『東京 本気の韓国料理店』のP64にも紹介されています。
<過去の関連記事>
(02月01日)元祖ヤンピョンヘジャンクでネジャンタン。
(02月03日)2次会でホルモン鍋。
(02月18日)2次会は「ヤンピョンヘジャンクク」で鍋仕立て。
▲(2006年)
▼(2007年)
(03月05日)新大久保「ヤンピョンヘジャンク」でネジャンタン。

引き続き、名古屋報告。
韓国料理にまつわる話は本当にこれぐらいでしたね。
後は駅までの道すがらで、名古屋で展開するスンドゥブチゲチェーン、
「BSD DUBU HOUSE」を発見した程度ですか。
ともあれ名古屋での韓国料理関連ではいちばんのニュース。
こちらの店に足を運んできました……ってオープン前ですけどね。
確か8月オープンだったはず、と思っていたら、
まだ工事中で、9月10日にオープン予定とのことでした。
まあ、オープンしていても直後はずっと混むでしょうからね。
ひと段落した頃に、また帰省するチャンスがあればと思います。
場所は名古屋の繁華街、栄駅近くのビル6階です。
ビルの正面に巨大な観覧車が設置されているので、
遠くからでも、すぐわかるのはいいですね。

店頭にはアルバイト、社員募集の貼紙が。
店名も少しいじったようですね。「火」の字が付け加わっています。
想像するに、火をイメージした料理を揃えるのでしょうが、
焼き物、炒め物などが主流となっていくのでしょうか。
むしろ口から「火」が出るほどの激辛料理店だったら面白いですね。
プルタク(激辛の鶏焼肉、料理名の直訳は「火の鶏」)あたりをメインに。
どんなメニュー構成になるのか楽しみですが、
客単価は1人あたり4500円程度とぐっとリーズナブルに。
「高矢禮」のまた新しい姿が見られそうですね。
あと期待したいのは、今後の展開ですか。
あえて後ろに「火」をつけたということは、
今後「高矢禮水」とか、「高矢禮土」とかもありそう。
陰陽五行の「木火土金水」で5店舗展開。
あるいは「風林火山」で4店舗展開。
はたまた「日月火水木金土」で7店舗展開。
最後の選択肢だったら、毎日全国を移動しながら、
1週間かけて全国の「高矢禮」を巡礼せねばでしょうね。
マニア心をくすぐる、達成感のあるチェーン展開になりそうです。
というような冗談はさておき。

ビルの6階には、他の有名店も入っています。
たむらけんじがオーナーの「炭火焼肉たむら」と、

キム兄がプロデュースをしている「きむら庵」。
どちらも開店前の時間から行列ができる人気ぶりでした。
「高矢禮火」がオープンしたら、さらに混雑しそうですね。
次回、名古屋に行けるチャンスを楽しみにしたいと思います。
店名:高矢禮火
住所:愛知県名古屋市中区錦3-24-4サンシャイン栄6階
電話:調査中
営業:調査中
定休:調査中

ひと足遅いお盆休みを取り、名古屋に行ってきました。
正確にいうと名古屋ではなく、愛知県の某市ですけどね。
感覚として、どうしてもあの一帯を名古屋といってしまいます。
ともかくもその愛知県某市に奥さんの実家があり、
墓参りも兼ねつつ、親戚の皆様にご挨拶してきました。
なお、僕の母はもともと岐阜県出身の名古屋育ち。
僕自身も幼い頃に1、2年、愛知県日進市に住んだことがあります。
身体の半分に愛知の血が流れ、奥さんも愛知県出身。
そのうち韓国関連の仕事がなくなったら、
N・F・C(ナゴヤン・フード・コラムニスト)!
として生きようか、真剣に思案中です。
まあ、沖縄にハマった時期はO・F・Cを目指していましたし、
大阪にハマりかけている今年も、O・F・Cの話がちらほら。
結局はいつも、つまみ食いに終わるんですけどね。
今回も帰省がメインながら、もろもろ食べ散らかしたのでご報告。
冒頭の写真は、夏にふさわしい一品「ひつまぶし」です。
最初はそのまま食べて、次は薬味を乗せて食べて、
最後はダシ汁をかけて、ウナギ茶漬けにして食べる。
なんてことを、あえて説明せずとももう有名ですよね。
近年の地方B級グルメブームによって名古屋メシの情報も、
すでにN・F・Cなど、まるで不必要なぐらい広まっています。

念願だった「ヨコイ」のあんかけスパゲティ。
どろっとしたドミグラスソースはコショウたっぷりでピリ辛。
地方B級グルメによくある、懐かしい洋食という感じの趣です。
極太の麺とともに、ソースをお土産に買ってきましたので、
家でいろいろ工夫しながら、作ってみたいと思っています。

ちなみにここから、4月に行ったときの記録。
ブログで書いたと思っていましたが、記事がありませんでした。
忙しさのあまり、4月の名古屋報告は割愛したようですね。
せっかくなので、そのとき食べたものもまとめます。
土鍋で出てくる、味噌煮込みうどん。
そういえば我が家にも、1人ひとつ小さな土鍋がありましたね。
冬になると思い出したように、母が作っておりました。

きしめん。
この幅広の麺は本当に独特ですよね。
高校時代にわざわざ新幹線を途中下車して食べました。
外に出るお金はないので、駅のホームで立ち食い。
何番ホームだか忘れましたが、同行していた友人が、
「名古屋駅のきしめんは○番線がうまい!」
と教えてくれたのを覚えています。
上の写真はきちんと店で食べたものですけどね。
いずれ名古屋駅のきしめんもまた食べたいものです。

いつぞや岐阜でも食べた、喫茶店のモーニング。

バターとあんこを塗って食べる小倉トーストにしました。

さらにこの「コメダ珈琲店」名物のシロ・ノワール。
デニッシュパンの上にソフトクリームが乗っています。
朝から甘いものばかり、がっつり食べ過ぎましたね。
でも、この朝食を本場で食べたかったのです!

夜は居酒屋で手羽先を食べたりも。
味噌をかけた串かつや、どて煮なども味わいつつ……。

シメは名古屋コーチンの親子丼。
まだ奥さんの実家には、2度しか行っていませんが、
まあ、とにかくいろいろなものを食べております。
食べ物に興味があるのは、ご両親もご存知ですしね。
あちこち連れて行って頂き、本当にありがたい限りです。
あとは名古屋の韓国料理事情にも切り込みたいですね。
9月には某有名店の支店もオープンしますし、
名古屋の韓国料理も盛り上がっていくのではないでしょうか。
なお工事中の某有名店も、チラ見してきましたので、
次回の記事でちょっとだけ報告したいと思います。

世間様のお盆からひと足遅れで短い休みを取り、
日曜日、月曜日と奥さんの実家に足を運んできました。
お墓参りをするとともに、親戚の方へのご挨拶。
1泊2日の慌しい日程ですが、ちょっとした旅気分を味わいました。
奥さんの実家は愛知県なので、名古屋メシも堪能。
写真も撮ってきたので、しばらく名古屋の記事が続く予定です。
……と思ったのですが、ひとつ速報でお知らせをひとつ。
愛知滞在中に歌舞伎町「Teji Tokyo」のO社長から電話があり、
来週でめでたく本店は3周年を迎えるとのこと。
「来週で3周年を迎えます」
「もう3年ですかぁ! おめでとうございます」
「それで記念イベントを開催するんですが……」
「はいはい」
「サムギョプサルを無料で提供します!」
「まじっすか……!?」
新大久保の社長さんは、ときに大胆なサービスをしますよね。
新職安通り店オープン時の「「幸永」10円飲み放題とか、
「ピョジュバク」10周年記念のチゲ10円セールとか。
なんでも23日(土)、24日(日)、25日(月)の3日間限定で、
「ワイン漬けサムギョプサル」が無料で食べ放題とのこと。
来店時に「3周年おめでとう!」と声をかけるのがキーワードだそうです。
詳しくはお店のブログにて、ご確認ください。
Teji Tokyo Blog

ワイン漬けサムギョプサルというと、いつぞや食べたこれですね。
薩摩清浄豚のバラ肉をワインに漬け込んで下味をつけ……。

キムチなどとともに、鉄板でじりじりと焼いて食べます。
サンチュ、エゴマの葉などの葉野菜で包んでも可。
これを無料で食べ放題というのは実に豪気です。
新大久保界隈に行かれる予定の方はぜひ頭の片隅に。
なお期間内は予約を受け付けないそうなのでご注意ください。
店名:Teji Tokyo本店
住所:東京都新宿区歌舞伎町2-21-3第6本間ビル1階
電話:03-3207-5506
営業:18:00~24:00
定休:なし
http://www.teji-tokyo.com
※この店は『東京 本気の韓国料理店』のP18にも紹介されています。
<過去の関連日記>
(03月27日)歌舞伎町「Teji Tokyo」でイベリコ豚。
(04月04日)歌舞伎町「Teji Tokyo」で銘柄豚3連発。
(08月07日)歌舞伎町「Teji Tokyo」でテジ頂上会談。
(10月27日)歌舞伎町「Teji Tokyo」で新商品ラッシュ。
▲(2006年)
▼(2007年)
(01月18日)歌舞伎町「Teji Tokyo」でカニチゲほか。
(03月14日)歌舞伎町「Teji Tokyo」で炙りユッケほか。
(03月25日)歌舞伎町「Teji Tokyo」で4/6次会。
(05月28日)歌舞伎町「Teji Tokyo」でコリアンロール。
(07月13日)歌舞伎町「Teji Tokyo」でキムチチャーハンの卵焼き。
(07月24日)歌舞伎町「Teji Tokyo」で3時間飲み放題コース。
(09月21日)歌舞伎町「Teji Tokyo本店」でカニチゲ。
(12月18日)歌舞伎町「TejiTokyo本店」でイベリコ豚&薩摩清浄豚。
▼(2008年)
(03月17日)新大久保「TejiTokyo本店」で虎退治の3次会。

今回の韓国取材でも珍しいものをいくつか食べました。
お仕事とは関わりのない部分で少し紹介したいと思います。
まず、冒頭の写真はキエフカツレツ。
韓国料理ではなく、ロシア料理のひとつです。
東大門の近くにウズベキスタン料理の専門店が集まっており、
詳しい方に、連れて行って頂きました。
チキンカツを丸めたような感じに作ってあり、
中にはバターが詰められている、といった料理です。

羊の肉を詰め込んだサモサ。パイ生地風な感じ。
土地柄かインド方面の影響も受けているんですかね……。
と思いましたが、サモサ自体が中央アジアの料理なんですな。
ネパールに行ったときに、市場で買ってワシワシ食べたので、
インド、ネパールあたりの料理かと思っておりました。

ウズベキスタン式の餃子。これもまた羊の肉入りです。
メニューにはハングルでマンドゥ(餃子)と書いてありました。

こちらはハングルでカルグクス(韓国式ウドン)でした。
ウズベキスタンの言葉でも書いてあったんでしょうけどね。
調べたところ、ラグマンというのがこれなのかな。
羊の肉に加え、各種野菜が入ったウドン状の麺料理でした。
ソウルに行ってウズベキスタン料理というのもまたオツなもの。
旅行者よりも、在住者には目先が変わっていいでしょうね。
東大門からほど近い、光煕洞周辺に密集しているようです。

飲食店でよく見かけた、チャミスルのサマーバージョン。
韓国の焼酎も、こういう季節物が出てくるようになりましたか。
取材でバタバタしていて、うっかり飲み損なったのが反省点。
チョウムチョロムの新商品、クールバージョンもあるようです。
日本のビールでも、「秋味」とか「冬物語」なんて書かれると、
ついつい手に取ってしまうのが、新しい物好きのサガ。
定番商品ばかりが強い韓国に、新風を吹き込んで欲しいですね。

こちらは老舗の「湧金屋」で食べたチュオタン(ドジョウ汁)。
チュオタンそのものは、今まで何度も食べましたが……。

こちらの店では、丸ドジョウを使ったソウル式も選べます。
普段見かけるチュオタンはたいていドジョウをすりつぶしたもの。
もともとは全羅道、慶尚道での作り方でしたが、
その食べやすさから今では全国的に主流となっています。
1度ソウル式のチュオタンを食べてみたかったんですよね。
見た目がけっこうグロテスクなので、嫌いな人は嫌いかも。
背骨をカリコリとかじる、独特の食感を楽しめます。
また、一緒に食べに行った某食通の方に言わせると、
「チュオタンを食べるなら丸ドジョウが正しい」
「すりつぶしてしまえば、どんなドジョウでも一緒だけどね」
「丸ドジョウだと店側も質のいいものを揃えなければいけない」
実に説得力のある一言でしたが、
その食通氏はすりつぶしたほうを食べていました。

昨日、配信したメルマガにも書いた韓牛プルコギバーガー。
ロッテリアから期間限定で発売されている新商品です。
このバーガーが出てきた背景の分析(邪推)については、
コリアうめーや!!第179号をご参照ください。

今回は本当にたくさんのものを連続して食べる取材でした。
しかもあまり消化によくない系統の料理もたくさん。
これまでも、薬局のお世話になったことはありましたが、
今回ほど消化剤を毎日服用したことはありませんでした。
韓国にはどの町にも薬局が数多くあります。
旅行中に食べ過ぎたと思ったら、消化剤の助けを借りるのも一手。
わずか1000~2000ウォン程度で体調がぐっとよくなります。
場合によって、1万ウォン程度の薬をすすめられることもありますが、
安いもので、充分効果があるので大丈夫です。
「ソファジェ チュセヨ(消化剤ください)」
の一言で、飲み薬と錠剤をセットで出してくれるはずです。
飲んだ瞬間から、胃袋のあたりがシュワーっと爽快に。
韓国の薬は、即効性があるうえに、めちゃくちゃ効きます。

本日の朝食。
トースト、野菜スープ、ハムエッグ、ミニトマト。
野菜スープにはジャガイモ、タマネギ、ニンジン、セロリ、
ブロッコリー、長ネギ、ピーマン、ニンニクが入っています。
冷蔵庫の余り野菜を適当に刻んで煮込んだだけのこの料理。
しばらく前まで、我が家の朝食メニューとして流行していました。
暑くなってからはご無沙汰でしたが、冷蔵庫整理を兼ねつつ作成。
味付けは塩、コショウ、少量のバジルだけで、充分美味しいです。
っていうか、朝から食べすぎですな。我が家。
トーストも1枚ずつでなしに、ひとり2枚だし。
この食卓風景で見て頂きたいのはパンの上のジャム。

先日行った、ソウル出張の際に買ってきました。
昨年10月にオープンした漢江津の「Passion5」。
カフェ、ベーカリー、スイーツ専門店の集合体です。
韓国でお世話になったお宅には、ここで買ったプリンを持参しました。
韓国内での贈答品調達には便利な店かと思います。
ほかにもバームクーヘンなどが自慢のようです。

自宅用に買って帰ったのがジャムの3種セット。
30種類ぐらいある中から3つ選んで、3万ウォン前後。
左から
・5種類のベリーのジャム
・マンゴーとオレンジのジャム
・メープルバナナジャム
マンゴーとオレンジのジャムは果肉がたっぷり。
メープルバナナジャムにはバナナのほかクルミが入っています。
5種類のベリージャムはまだ開封しておりませんが、
こちらも果肉がいっぱい入っていそうですね。
開封前は常温で半年持ちますが、開封後は賞味期限1ヶ月。
しばらくはジャム三昧の生活になりそうです。
あるいはプレーンヨーグルトとあわせてみるのもいいかも。

こちらは帰国翌日に食べた朝ごはん。
仁川空港内の「ピジュン」という伝統餅専門店で、
チュンピョンという餅で具を挟んだサンドイッチを買いました。
手前がハムチーズ、中がプルコギ(牛肉)、奥がツナ。
粘り気の強い蒸しパンみたいな食感で面白いですね。
伝統餅の世界にも、いろいろな工夫が生まれているようです。
なお、夜の便に乗って、帰宅直後に冷蔵庫へ入れましたが、
翌朝温めなおしたら、ツナだけ微妙に痛みかけておりました。
賞味期限を確認してみると、午前1時までになっていましたね。
空港内だけに持ち帰りで大丈夫なのかと思いましたが、
基本的にはその場で食べたほうがよい模様です。
あるいは仁寺洞ほか、各地に支店が出ているので、
食べてみたい人は、そちらに出向くほうがいいかも。
不思議な食感のサンドイッチを楽しむことができます。
とりあえず今回の戦利品はこれだけ。
食べたものについては、メルマガで2回に分けて書く予定。
もう少々お待ち頂ければ幸いです。

第10回「八田りチングのチンチャトーク」無事終了!
ご来場くださった皆様、本当にありがとうございました。
準備から当日のもろもろまでお手伝い頂いたスタッフの皆様、
本当にお疲れさまでした&ありがとうございました!
最終的に200名近い人たちが集まったと聞いております。
正直、こんなに大きなイベントに成長するとは思っていませんでしたね。
あっという間の1時間半(たぶん実際には押してもう少し)でしたが、
笑いあり、涙ありの、楽しい楽しい時間を過ごすことができました。
チングの日本語漫才から始まって、オープニングトーク、
チングの韓国語コント、そして素人である僕がそこに乱入。
その後に、ひとりで韓国料理について語る時間もありましたが、
「コントを台無しにしてはいけない」
というプレッシャーのほうが大きかったです。
まあ、実際には韓国料理の話をしているほうがテンパって、
最後は何を話しているんだか、みたいな状況でしたが。
いっぱい準備をしても、やっぱり書くのと話すのとは違う。
いいたいことが伝わったかどうか、本当に不安です。
天の声という新キャラクターが生まれての質問タイムや、
よくぞいらっしゃった! というようなサプライズゲスト。
エンディングトークまで怒涛のごとく流れてゆきました。
見てない人には、なんのこっちゃわからないでしょうが、
興奮具合から、たぶん楽しかったんだなと察してください。

打ち上げは新大久保「大韓民国」で行いました。
舞台からはわかりませんでしたが、ママさんもいらしてたとか。
チングのお2人ともども、本当にいつもお世話になっている店です。
打ち上げらしい雰囲気の中、美味しいお酒を堪能しました。
結局、その後も「トンマッコル」→「チャムナム家(単独行動)」→
「てじまぅる大久保店」と、全部で4軒の店を巡りました。
最後まで楽しい時間を過ごせましたが、さすがに飲みすぎですね。
それまでの疲労も蓄積しており、翌日はろくに動けませんでした。
ともかくも多くの皆様に感謝! の1日でした。
そして、我らがチンチャトークはまだまだ続きます。
9月6日には大阪で行い、9月12、13、15日は新大久保で。
それ以降も楽しい企画を随時準備しておりますので、
ご都合よい方は、ぜひ足を運んで頂ければ幸いです。
今後の要項についても再度掲載しておきますね。
========================
題目:八田りチングのチンチャトークin大阪韓国文化院
日程:2008年9月6日(土)
時間:17時30分開場、18時開演
場所:大阪韓国文化院
料金:1人2000円(税込)
定員:150名
申込:下記参照
主催:株式会社ピースブリッジ
協力:株式会社よしもとクリエイティブエージェンシー、株式会社KJナビゲーションズ、株式会社まだん、全羅南道大阪通商事務所、KNTV株式会社、韓国再発見、韓流ショップナビコリア
後援:駐大阪大韓民国総領事館、大阪韓国文化院
<申込方法>
チケット事前購入、ネット予約、当日販売
<お問合せ先>
電話:06-4977-8604、FAX:06-4981-9764
E-mail:info@peacebridge.co.jp
http://www.peacebridge.co.jp
<会場>
大阪韓国文化院
大阪府大阪市北区中崎2-4-2
06-6292-8760
地下鉄谷町線「中崎町」駅2番出口から徒歩3分
http://osaka.korean-culture.org/
========================
そして第11回は時間が変則的になります。
日にち、曜日などをしっかりとご確認ください。
========================
第11回八田りチングのチンチャトーク
2008年9月12日(金)……17時30分から「ナビコリア」にて(定員30名)
2008年9月13日(土)……11時から「ナビコリア」にて(定員30名)
2008年9月15日(祝)……14時30分から「烏鵲橋」にて(定員60名)
料金:1人1500円(税込)
申込:ナビコリアにて
主催:チンチャトーク実行委員会、ナビコリア、KJナビゲーションズ
協力:よしもとクリエィティブエージェンシー
<申込方法>
今回は予約制ではなく、事前販売でのチケット制です。
チケットはナビコリアにて一括して販売致します。
烏鵲橋で開催する日のチケットもナビコリアで扱います。
ナビコリアではメール受付を行わず、直接ご来店頂くか、
電話で予約いただいた後、引き取りに来て頂く形になります。
詳細についてはナビコリアにてご相談ください。
<連絡先>
ナビコリア
東京都新宿区歌舞伎町2-19-10第7金嶋ビル3階
03-3232-0071
http://www.navinavikorea.com/
<会場>
●12日(金)、13日(土)
ナビコリア
東京都新宿区歌舞伎町2-19-10第7金嶋ビル3階
03-3232-0071
http://www.navinavikorea.com/
●15日(祝)
烏鵲橋(おざっきょ)
東京都新宿区新大久保1-12-27
03-5155-7294
========================
以上、多くの方のご来場をお待ちしております!

ソウルでの話も少し報告しようと思いますが、
行く前の記事が2つほど残っているので、まずそちらから。
ソウルに出発する2、3日前だったでしょうか。
小田急線沿線、経堂駅から近くのこちらにお邪魔しました。
有名な家庭料理店ですが、中でも有名なのがキムチ。
6、7種類のキムチ盛り合わせは季節ごとに様々な野菜が登場。
山芋、ラッキョウ、葉ワサビなど、実に多彩な面々ですな。
消えかけている地方の地場野菜でキムチを作るなど、
画期的な試みも、多数行っている意義深いお店でもあります。
この日は取材ということでお邪魔したのですが、
終わったのが、いい感じの夕方だったのでそのまま打ち上げ。
生ビールを注文し、これまた名物のチヂミを楽しみました。
エビ、イカどっさりで、生地に特有の甘味がある海鮮チヂミ。

そして鉄板いっぱいに7つも乗ってくるジャガイモチヂミ。
外側はカリカリ、中はモチモチという模範的な仕上がりです。
唯一の難は、ボリュームがありすぎることでしょうか。
もともと韓国料理は大勢で楽しんだほうがよい料理ですが、
この店は最低4人、可能ならば6~8人が理想ですかね。
たくさんの人数で行ったほうが、楽しめるお店です。
我々は3人だけだったので、このチヂミ2種類でお腹いっぱい。
まあ、それ以前にも取材中にちょこちょこつまんでいましたしね。
その後、新大久保に繰り出す予定もありましたし。
いずれまたゆっくり落ち着いて味わいたいと思います。

ちなみにこちら、翌日自宅での夕食風景です。
ごはん、味噌汁、ホッケ焼き、ボイルした鶏胸肉とキュウリのサラダ、
自家製の漬物、切り昆布のナムル、納豆、そして焼きナス。
いろいろありますが、見て頂きたいポイントはこちら。

「山村」でお土産としてもらってきた焼きナス。
韓国式の薬味醤油をかけた焼きナスですが、これがまあ美味い!
唐辛子のピリッとした辛さと、ゴマの香ばしい風味など、
食欲をそそる、そしてごはんと抜群に合う味わいです。
夏から秋にかけてナスが美味しくなるこの時期。
こういう食べ方もありだな、と嬉しくなりました。
そのうち唐辛子を買って、家でもやってみようと思っています。
店名:山村(さんちょん)
住所:東京都世田谷区経堂2-5-24第3英ビル1階
電話:03-5228-7749
営業:10:00~14:00、17:00~翌1:00
定休:なし
http://www.sanchonmama.com/
※この店は『東京 本気の韓国料理店』のP108にも紹介されています。
<過去の関連日記>
(04月11日)経堂「山村」で自家製キムチ盛り合わせほか。
昨日の夜に無事、帰国しました。
結局、ソウルではブログの更新ができませんでした。
バタバタの中で、メルマガの配信だけはできましたけどね。
外観のみの撮影や、テイクアウト取材も含め、
1週間で38店舗を巡る、ハードなスケジュール。
大変ではありましたが、楽しく濃密な日々でした。
最近は地方取材が多かったので、
これだけソウルばかりにいると新鮮ですね。
もろもろ発見もありましたので、
ブログやメルマガを通じて順次報告したいと思います。
お仕事のほうはこれから情報を整理、原稿を書いて、
11月頃には発表できる予定となっております。
そのころになったら、またお知らせ致します。
出張中に頂いたコメントへのレスはもう少々お待ちください。
今日はこれから、チングと会って9日の打ち合わせです。
結局、ソウルではブログの更新ができませんでした。
バタバタの中で、メルマガの配信だけはできましたけどね。
外観のみの撮影や、テイクアウト取材も含め、
1週間で38店舗を巡る、ハードなスケジュール。
大変ではありましたが、楽しく濃密な日々でした。
最近は地方取材が多かったので、
これだけソウルばかりにいると新鮮ですね。
もろもろ発見もありましたので、
ブログやメルマガを通じて順次報告したいと思います。
お仕事のほうはこれから情報を整理、原稿を書いて、
11月頃には発表できる予定となっております。
そのころになったら、またお知らせ致します。
出張中に頂いたコメントへのレスはもう少々お待ちください。
今日はこれから、チングと会って9日の打ち合わせです。