
今年最後のチンチャトークも無事終了。
昨年始めたこのイベントが、1年続くとは予想していませんでした。
ソウル、大阪、博多でも開催することができましたし、
来年に向けて、さらに頑張っていきたいと思っています。
それにしても第14回は盛りだくさんでした。
チングのネタ、僕の晋州、仁川料理トークもありましたが、
ゲストのお2人が特に輝いていたように思いました。
栗原さん、李由美さん、本当にありがとうございます。
前説&プレゼント企画コーナーのMCとして登場してくれた、
吉本若手芸人、アジアントールのお2人にも感謝です。
打ち上げは新大久保の「大韓民国」。
冒頭の写真は名物のドライアイスで冷やすピッチャービール。
もくもくとした煙が立ち上り、酒席が一気に盛り上がります。

サムギョプサル(豚バラ肉の焼肉)から始まり……。

チャプチェ(春雨炒め)、チヂミなどとともに、
季節メニューの生牡蠣盛り合わせ。

プデチゲ(ハムやソーセージの鍋)へと進みました。
このあたりまでは平穏だったんですけどね。

芸人さんが多数いる酒席ということで、
いつの間にやら、身体を張って笑いを取り始める人が。
アジアントールの伊集院さんが、笑顔で口に放り込んだのは……。

そう、青唐辛子。
ベタですが、笑えます。
予想通りの展開で、悶絶しておりました。
それを横目で見つつ、
「アホか! お前らなっとらんわい!」
ということで出てきた先輩。
リアクション芸の手本を見せるということで、
大量の青唐辛子を手につかんだのが……。

この方。
ご存知、チングのポカさんです。
写真は口の中にガバッと放り込んだところを激写。
後ろで見ているのが、アジアントールの菅野さん。
この直前に彼も青唐辛子を食べています。
で……。

こうなりました。
後ろの菅野さん、大喜び。
そんなことをしていたら妙に盛り上がりまして、
このあと2次会、3次会と深夜まで飲み続けました。
見事に終電を逃し、久々にタクシーの世話になったのは内緒。
やっぱり新大久保の夜は楽しすぎます。
第15回のチンチャトークは新年明けて1月31日(土)。
来年もまた頑張って盛り上げていきますので、
ぜひご都合よい方は、足を運んでください。
要項は以下の通りです。
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■第15回八田りチングのチンチャトーク
日程:2009年1月31日(土)
時間:(1)11時開演、(2)18時開演(開場は開演15分前)
場所:韓流ショップ「ナビコリア」
料金:1人1500円(税込)
定員:各回35人
チケット入手方法:2008年12月23日(祝日)夕方販売開始
(1)ナビコリア店頭にて直接購入
(2)ナビコリアに電話(03-3232-0071)で申込み
(3)下記アドレスにメールで申込み
http://www.navinavikorea.com/inquiry2/index.html
◆(2)と(3)で申込み予約された方は、1月24日(土)までに
ナビコリア店頭で代金引き換えでチケットをお受け取り下さい。
遠方で難しい場合、受け取り方法をナビコリアへご相談下さい。
お引き取りが無い場合は予約キャンセルとさせていただきます)。
◆定員オーバーの場合、キャンセル待ちなどのご連絡をします。
<会場>
ナビコリア
東京都新宿区歌舞伎町2-19-10第7金嶋ビル3階
職安通り「韓国広場」から明治通り方向へ。1階が喫茶店「ロッジ」
03-3232-0071
http://www.navinavikorea.com/
<主催>
KJナビゲーションズ(通訳・翻訳・韓国語教室)
http://www.kjnavi.co.jp
ナビコリア
http://www.navinavikorea.com/
<協力>
よしもとクリエイティブエージェンシー
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長らく更新が止まってごめんなさい。
長期間の出張に出かけたおかげで仕事が溜まり、
また忘年会シーズンでてんてこ舞いです。
ようやくひと山越えたので、ブログも再開したいと思います。
もろもろ書きたい内容が山積みですが、
とりあえずは韓国出張で食べてきたものの報告から。
大半は仕事で使うネタなのでここでは書けませんが、
プライベートで食べたものから、いくつか抜粋してみます。
今回はたまたた変わった麺料理に多く出会ったので、
タイトルを「韓国珍麺紀行」と名付けてみました。
ほかにもストックはたくさんあるので、いつかまとめたいですね。
まずは冒頭の写真、コギグクス。
あまり知られていない済州島の裏名物です。
済州島では普通に食べられているものの、
他地域ではまったく見かけない、ご当地B級グルメ。

豚骨をぐつぐつ煮込んで作ったスープに、
やや太めの素麺、チュンミョン(中麺)というのが入っています。
いうなれば豚骨ラーメンの素麺バージョンなのですが、
どちらかというと、テジクッパプ(豚のスープごはん)の麺バージョン。
豚骨ラーメンよりも、スープ自体があっさりしています。
ここに粉唐辛子を振って食べると、いいアクセントがつきます。
僕が行った店は深夜2時までの営業でしたが、
店によっては朝6時頃までやっているところもあるようで。
いろいろな人に尋ねて、おすすめの店を聞いてきたので、
いつかまた、あちこち探索してみたいと思っています。

ちなみにこれは、別の店で食べたコギグクス。
観光地の軽食堂だったので、味そのものはいまいちでした。
他のククス(スープ素麺)とスープを共有しているんでしょうね。
具に豚肉が乗っただけ、というコギグクスでした。
コギグクスという料理の浸透具合を確認できる体験でしたが、
やはり専門店で食べたほうが美味しい、というのを学びました。

次は慶州で食べた、温かいスープのチョルミョン。
チョルミョンといえば普通は、冷たくして食べるのが普通ですが、
それ以外の食べ方もある、というのを今回初めて知りました。
普通は生野菜、辛いタレと和えて食べる麺料理ですけどね。

日本の焼肉店で食べる、温麺に近い印象を受けました。
素麺ではなく冷麺の麺を温かいスープに入れたやつ。
麺の口当たりがぼよぼよになって、実に不思議な感覚なのですが、
それでいて悪くない、むしろ美味しいという妙な麺料理です。
特に慶州名物という訳でもなさそうなのですが、
調べたところ、大邱あたりにも似たような麺があるのだとか。
慶尚北道地域の料理なのか、たまたま偶然なのか。
もう少し調べてみたいところです。

続いて釜山。
写真は豚肉を茹でてスライスしたテジスユクです。
これを味噌やアミの塩辛につけて食べるのですが……。

本命はこちら。
豚肉を茹でたスープに麺を入れたククス。
この店、メニューはテジスユクとククスの2種類しかなく、
実に韓国らしい効率的な商売をしております。
済州島で食べたコギグクスと似たイメージなのですが、
豚骨ではなく、豚肉を煮たスープなので比べると優しい印象。
飲んだ後のシメ、という需要から生まれた料理ですね。

同じく釜山の釜田市場で発見した屋台メニュー。
後ろにちらっと見えているのがチャプチェ(春雨炒め)なのですが、
それを小麦粉を溶いた生地で、パタンと包んで焼いています。
チャプチェ入りのマンドゥ(餃子)という説明でしたが、
マンドゥと呼ぶにしては、手のひらよりも大きいジャンボサイズ。
おなかがいっぱいだったので、食べられなかったのですが、
機会があったら、いつかチャレンジしてみたいですね。

釜山の海雲台で食べた中華料理店のウドン。
韓国の中華料理といえば、チャジャンミョン(ジャージャー麺)、
チャンポン(激辛の海鮮麺)が双璧を成す2大麺料理です。
ただ、実際にはほかにもたくさんの麺料理が用意されており、
ウドンもその中のひとつだったりします。

麺はチャジャンミョンなどと同じなんですけどね。
なぜこの料理を、ウドンと称するようになったのかが不思議。
日本料理と中国料理が一斉に入ってきた20世紀後半に、
微妙に混同されたりしていたんですかね。

念願だった晋州冷麺。
晋州といえばユッケビビンバの本場として有名ですが、
一方で、冷麺の本場でもあったりします。
海産物でダシを取り、具を豪華に作るのが晋州冷麺の特徴。
これを食べたくて晋州まで行ってきました。

最後はおまけ。
韓国出張の合間に福岡へも足を運んだのですが、
そのときに行ったのが中洲川端の「川端うどん」。
名物というスタミナうどんを味わってきました。
ごぼう天、牛肉、とろろ、生卵が入る豪華版です。
お店には韓国からの観光客も多数来ていましたね。
「え、うどんしか出て来ないの?」
「韓国だったらキムチもパンチャンも出てくるのに」
「ここは日本だからねえ」
なんてお馴染みの会話をしていて笑えました。
川端うどんも韓国人からしてみれば、ひとつの珍麺でしょうが、
食べてみてどのように映ったのかが気になるところです。
日本の珍麺を食べ歩いてブログに載せているような、
変わり者の韓国人も、どこかにいるんでしょうかねえ。
もしいるなら1度ぜひ会ってゆっくり話をしてみたいですね。
以上、韓国珍麺紀行でした。
最後にひとつお知らせ。
明日はいよいよ今年最後のチンチャトークですが、
会場が土足厳禁なので、スリッパ着用の必要があります。
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会場の専門学校サウンドホールは土足厳禁とのこと。
ホール入口で靴を脱いでスリッパに履き替えます。
スリッパが学校備品では足りないこともあり、お客様の方でご用意いただければ幸いです。
また着脱が簡単な靴でおこしください。
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というコメントが主催者の方から届いております。
ぜひご協力頂ければ幸いです。

出張の報告もしなければなりませんが、
その前に、今月もチンチャトークが近づいてきました。
年末特別ということで、第14回は拡大版です。
場所も移動して大きなところでやることになりました。
忙しい時期とは思いますが、ご都合つく方はぜひおいでください。
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■「第14回八田りチングのチンチャトーク」
開演時間、会場、料金がこれまでと異なっていますのでご注意ください。
◎日程:2008年12月23日(祝日・火)、14時30分開演。14時開場。
◎出演:チング(慎一、ポカ)、八田靖史(コリアン・フード・コラムニスト)
◎会場:東京マルチメディア専門学校サウンドホール本館地下1階
住所:東京都新宿区百人町1-13-6
総武線「大久保駅」南口(新宿方面)から徒歩2分。
山手線「新大久保駅」から徒歩5分。
西武新宿線「新宿駅」徒歩5分。
http://www.tuzuki.ac.jp/tmc/access.html
大久保地区、総武線と山手線のガードの間にあります。
韓国料理店「チャムナム家」前の通りから山手線方面に向かい、
線路下のガードをくぐった先。蕎麦店「酒菜角萬」の先になります。
◎料金:前売り1人1800円、当日2000円
◎定員:100人
◎お申し込みと販売方法:韓流ショップ「ナビコリア」で販売。
電話予約(ナビコリア03-3232-0071)。
ナビコリア 新宿・職安通り「韓国広場」先。ハナマサ向いのビル3階。
1階が喫茶店「ロッジ」。新宿区歌舞伎町2-19-10金嶋ビル3階
http://www.navinavikorea.com
◎ご注意:電話予約の方もナビコリアでチケットを引取り下さい。
イベントが主催者事情で開催できない場合のみ代金を払い戻しいたします。
◎主催 日韓通訳・翻訳と韓国語教室の(株)KJナビゲーションズ、ナビコリア
◎協力(株)よしもとクリエイティブエージェンシー
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今回はゲストが2名登場します。
栗原景(くりはら・かげり)さん
旅と鉄道、韓国を主なテーマとするフリーのフォトライター。
出版社勤務を経て、2001年からフリー。
韓国・高麗大学と建国大学で韓国語を学び、
旅と韓国を主なテーマに著述・編集活動を続けている。
八田さんとともに韓国料理、旅取材などで著書多数。
■主な著書
『3日でできる超入門ハングル書き取りノート』 アルク 2008
『「日本語」から始める書き込み式韓国語BOOK』 成美堂出版 2006
『「あいうえお」から始める書き込み式ハングルBOOK』 成美堂出版 2005
『別冊宝島 (1089)3泊4日のハングル会話』 宝島社 2004
李由美(い・ゆみ)さん
韓流イベント司会。
得意の韓国語力を生かして日本だけでなく、
韓国にも取材、イベントにと飛び回っている。
「チェ・ジウドラマコンサート」、「K-POPスーパーライブ」、
「パク・ヨンハライブ」司会等韓国の数々の有名スターにインタビュー、
ビッグイベントの司会に引っ張りだこ。
■現在の出演
『KOREA ENTER24』(KNTV)
■主な出演イベント
『チェジュウドラマコンサート』
『パク・ヨンハライブ』
『冬のソナタコンサート』
『K-POP Super Live』
その他韓国俳優ファンミーティング多数
栗原さんとは先日も釜山で一緒に飲みました。
韓国全土津々浦々まで、隈なく旅行されている方なので、
韓国の知られざるお勧めスポットなどを紹介頂けるはず。
李由美さんも新大久保で何度かご一緒しました。
言わずと知れた韓流関係のスペシャリスト。
芸能関係の裏話など聞けるのではと期待しています。
なお、当日はチングがネタを行うとともに、
僕も時間をもらって韓国料理のひとりトークをする予定です。
いつにも増して、盛りだくさんな内容になるはず。
ぜひ、ご期待ください。
あ、そうそう。
ユニフォームはチンチャトークファンの方から頂きました。
背番号は八田の「8」ということでしょうね。
サイズもばっちりでした。ありがとうございます!