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韓食日記

日々食べている韓国料理の記録です。
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9月20、21日の2日開催だったチンチャトークin広島。
2日目は午後に解散だったので、打ち上げは初日夜に行いました。
関係者のみならず、東京から応援に来てくださった皆様も一緒。
店の大半を占める大人数で韓国料理を堪能してきました。

こちらの店は、今回のイベントを企画した人のおすすめ。
僕は最初、店名を「OK牧場」だと本気で間違えていたのですが、
かの有名フレーズではなく、「食堂」が正式でした。

紹介してくれた方、曰く

「広島ではかなり本格的な韓国料理を食べられる店です!」

とのこと。
なるほど、店構えもなかなかにオシャレでしたね。
リュ・シウォンさんもこの店を訪れたらしく、
サインと写真が壁に大きく掲げられておりました。

まず、出てきたのが副菜の盛り合わせ。

写真右下に見えるテナガダコの塩辛が美味でした。
写真にはありませんが、もうひと皿に出てきたキムチも、
ほどよく発酵しており、酸味がいい感じです。

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宴会ということで、料理はずらずら出てきます。
塩コショウで味わうシンプルなフライドチキンに……。

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チャプチェ(春雨炒め)。

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ソーセージ炒めなんてのもありましたね。
いわゆる、ソヤボックム(ソーセージと野菜炒め)ですが、
留学時代を思い出す、懐かしいおつまみです。

「ソーセージ」と「ヤチェ(野菜)」の頭文字を取ってソヤボックム。
初めて聞いたときは、何それ? というような略称でした。
韓国料理って、たまに極端な略称で定着するんですよね。

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ちなみにこの日、意外なヒットだったのが眞露梅酒。
アルコール度数が10度と飲みやすく、口当たりもいいのに、
巷の韓国料理店ではほとんど見かけない希少銘柄です。

すでに閉店してしまいましたが、「眞露ガーデン」に行くと、
この眞露梅酒も堂々とアピールされていたんですけどね。
久々に出会って懐かしく、みんなでぐいぐい飲みました。
店の在庫を飲み尽くすぐらいの勢いだったはずです。

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チヂミなどもつまみつつ。

この後、メインとしてプデチゲ(ソーセージ鍋)も出たのですが、
僕らの席ではそれをキャンセルし……。

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冷麺でのシメとしました。

なんでも息子さんがすぐ近所で冷麺の店をやっており、
頼むと、そこから配達してくれるのだそうです。
こういうアットホームなサービスは嬉しいですね。

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こちらは薬味ダレを麺と和えて食べるピビムネンミョン。

個人的にはピビムネンミョンのほうが気に入りました。
薬味ダレのバランスがよく、唐辛子の風味もいい感じ。
また機会があったら、息子さんの店にも行ってみたいです。

といった感じに1次会は終了。

2次会は韓国カラオケに突入して、さらに盛り上がりました。
楽しい広島の夜。呼んで頂いた関係者皆様に大感謝です。

店名:OK食堂
住所:広島県広島市中区田中町5-3OKUNOビル1階
電話:082-246-1118
営業:17:30~
定休:不定休
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2009.09.30.Wed 15:51 | 韓食日記 | trackback(0) | comment(5)
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もはやようやくといった感じですが、
シルバーウィークの広島、京都報告を始めます。
バタバタしていたらもう1週間以上前のことですね。
記憶があせないうちに、テンポよく書いていきたいと思います。

まずは広島に到着して、最初にいった店から。

広島を訪れるにあたっていろいろ調べていたのですが、
その中でも、ぐっと来たのがコチラの情報でした。
ここ最近、日本各地で誕生しているスンドゥブチゲの専門店。
広島の地にも、しっかり根付いていると聞いて行ってみました。

広島の中心的な繁華街である八丁堀の並木通りに位置。
ちょうどお昼どきを過ぎた、2時頃の時間帯でしたが、
女性客を中心に、けっこう埋まっておりました。

ざっとメニューを見たところ、

・トッピングが豊富
・ベースの味を選べる(塩、味噌、和風)
・辛さを選べる(5段階)

といった流行の注文方法をこちらも踏襲している様子。
ベースの和風というのが、ちょっと珍しいですが、
こちらは「カツオだし」という補足がついておりました。
韓国ではまず見られない、独自のアレンジかと思います。

いろいろ選択肢はあったのですが、
僕が選んだのは……。

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牡蠣!

広島といえば、やっぱり牡蠣ですよね。
まだシーズンからは、ちょっと早いはずですが、
しっかりしたサイズの牡蠣がごろごろ4個入っていました。
こういうメニューがあるのは気分を盛り立てますね。

日本全国にスンドゥブチゲの店が増えるということは、
もうそろそろ、ご当地を生かしたアピールも可能ということ。

北海道のカニスンドゥブ!
青森のホタテスンドゥブ!
秋田の比内地鶏スンドゥブ!

ぐらいから始まって、

京都の丹波産松茸スンドゥブ!
三重の松阪牛スンドゥブ!
山口の虎ふぐスンドゥブ(白子入り)!

あたりまでエスカレートして欲しいですね。
まあ、あんまり高級食材はピリ辛スープに消されて、
素材のよさも何も発揮できないかもですけどね。

常識的な範囲で食材を選んでいけば、
47都道府県スンドゥブ制覇もできそうです。

なんてことを、ぷりぷりの牡蠣を楽しみながら考えたり。

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入口にはなぜか和装のキリンが立っていました。
「広島初オープン!」の文字が輝いていますね。
地元色をしっかり出しつつ、根を生やして欲しいと思います。

といった感じで広島の食巡りが始まりました。
韓国料理だけでなく、地元の郷土料理も食べてきましたので、
そちらにも力を込めつつ、しばらく語っていく予定です。

店名:スンドゥブヤン
住所:広島県広島市中区三川町3-13
電話:082-249-7737
営業:11:30~23:00
定休:不定休
2009.09.29.Tue 19:13 | 韓食日記 | trackback(0) | comment(5)
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1軒目の「韓韓市場」を出て、有志のみの2次会。
足を運んだのは「Korean kitchenまだん銀座店」です。
本来はこの店を目当てにして銀座を集合場所にしたのですが、
当日、予約の電話を入れたらもう満席でした。

金曜日の夜ではありましたが、オープンからまだ半月で、
2フロア、全126席が埋まるというのはすごいことですね。
大阪の鶴橋に本店があり、関西エリアでは有名な人気店。
満を持しての東京進出ですが、出足は好調のようです。

ちなみに僕も過去に、心斎橋店と鶴橋店を訪れています。

心斎橋「Korean Kitchenまだん心斎橋店」で大阪オフ会
http://koriume.blog43.fc2.com/blog-entry-734.html
鶴橋「Korean Kitchenまだん鶴橋店」で社長とごはん。
http://koriume.blog43.fc2.com/blog-entry-802.html
心斎橋「Korean Kitchenまだん心斎橋店」で前夜祭。
http://koriume.blog43.fc2.com/blog-entry-803.html

過去記事を見るといくらか伝わるかと思いますが、
韓国家庭料理店でありつつ、少し大阪流も混じっているのが特徴。
看板料理からして大阪発祥の鉄板鍋(ちりとり鍋)ですしね。
本国の流行料理なども敏感に取り入れる一方で、
大阪の食文化に根付く、在日料理を食べることができます。

言うなれば、家庭料理の「家庭」が東京の主流とちょっと違う感じ。

東京の主流はニューカマーが作る家庭料理なので、
在日家庭の料理とは、いくらかの時代差が出てきます。
多くの人にとっては便利な場所にできた韓国料理店というだけでしょうが、
僕個人としては、

「大阪の韓国料理を東京でも食べられる!」

という大興奮のニュース。
残念なことに、この日は2軒目だったうえに、
閉店間際の時間だったので、満喫とまではいきませんでした。
いずれまたしっかり予約を入れて通おうと思います。

冒頭の写真、グラスのマッコリを飲みつつ……。

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シャクシャクとした歯触りの山芋キムチ。

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トッポッキ(餅炒め)などの軽いおつまみを注文。

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シメ用に海鮮スンドゥブチゲ(柔らかい豆腐の鍋)も頼んでみました。
1軒目の店では、ずいぶん甘味の勝ったスープでしたが、
こちらはきちんと海産物のダシが効いており本格的な味でした。

そのままゆっくりいろいろな料理を食べたかったのですが、
このあたりで終電の時間も近づいたのでお開きに。

次回ゆっくり食べられるときに、看板料理の鉄板鍋や、
内臓系の蒸し物、ポッカ料理あたりをぜひ頼んでみたいですね。
在日料理の魅力も、少しずつですがまとめていきたいと思います。
上野、三河島あたりも、もっと精力的に回りたいのですが……。
んー、近所に住みながらもなかなか時間を作れません。

店名:Korean Kitchenまだん銀座店
住所:東京都中央区銀座5-9-5チアーズ銀座7、8階
電話:03-5537-3450
営業:17:00~23:30(月~土、祝前日)、17:00~23:30(日、祝)
定休:なし
http://www.madan.co.jp
2009.09.28.Mon 21:10 | 韓食日記 | trackback(0) | comment(2)
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広島に行く直前の金曜日。
銀座で韓国料理を食べる会が小規模に催されました。
「銀座で」などと書くとものものしいですが、

「銀座に行きたい店があるんですけど、いかがでしょう?」
「あ、いいですよー」

という軽いノリで決まりました。
にもかかわらず、目当てのお店に予約の電話を入れたら、
金曜日の夜ということもあって、見事に満席。
すでに待ち合わせ場所を銀座に決めていたため、
大慌てで次の候補を脳内検索した次第です。

人間、必死になればいろいろなことを思い出すものですね。

銀座にもう1軒、新しくできた韓国料理店がありました。
オープンからまだ2ヶ月程度というほやほやの新店。
近年、流行のレトロスタイルで店内を飾っており、
メイン料理はテペサムギョプサルというお店です。

テペサムギョプサルは直訳すると「カンナの豚バラ肉」。

上の写真を見て頂くとよくわかるかと思いますが、
カンナで削ったように極薄というのが特徴です。
肉が薄いというのが、売りになるというのも不思議な話ですが、
しっかり理由があるというのがまた面白い点ですね。

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銀座にあっても屋台スタイルを掲げる親しみやすい店舗。
お通しにはざっくりと切ったキャベツが出てきました。

壁には路地を模した、シャッター通り風の絵がかかれ、
その上にはレトロな雰囲気の看板が飾られていました。
銀座でいうと「韓豚屋」に、よく似たスタイルという感じですか。

一瞬、同じ会社かと思いましたが、また別みたいですね。
「かまくら」とか、「もつ道」などを運営する会社ののようです。

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まずはナムル盛り合わせとともに……。

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コリコリミミガー。

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おすすめされていた鉄板棒餃子。

「ん、これって韓国料理!?」

と詳しい人であれば悩むところでしょうが、
韓国料理にこだわらない韓国料理店は増えています。
あくまでも韓国をコンセプトとした居酒屋という感じですね。
いろいろなところで話を聞くのですが、

「構えずに食べられる韓国料理」

というのは大事なのだそうです。
確かに僕らはなんの迷いもなく新大久保あたりに踏み込みますが、
馴染みのない人たちからは、よく敷居が高いといわれますしね。
その敷居を削る作業が、こうしたあたりに出ているのかもしれません。

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プルタク(激辛のグリルチキン)も辛さはほどほど。
新大久保あたりでは、むせ返るほど辛いものに出会いますが、
充分食べられるぐらいに抑えてありました。

むしろテペサムギョプサルについてきた青唐辛子のほうが、
予想外に辛くて、みんなヒイヒイいっておりました。

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そのテペサムギョプサルがこちら。

薄切りにしたロールの状態でいったんタレに浸し、
焼き板に配したところ、レタスをわさわさと載せます。
こちらの売りは、まさにこのレタス載せという点。
脂の味を、さっぱりさせる効果があるようです。

テペサムギョプサルはもともと野菜とともに広まった食べ方。

サムパプという葉野菜でごはんを包む料理とともに、
焼き肉も一緒に包む、という発展系から進化しました。
この場合、肉が分厚いと包みにくい上に一体感に欠けるんですね。
野菜と合わせるのに適した豚焼肉というスタイルです。

歌舞伎町に本店があり、最近支店を増やしている「とん豚テジ」や、
サムパプ専門の新大久保「菜彩厨房さんぱ家」、赤坂の「ヌルンジ」など。
テペサムギョプサルを扱う店は、東京だけでもそれなりにあります。
「韓韓市場」の参入で、プチブームのようになってきましたね。

見た目のヘルシーさも手伝って、意外に流行るかもしれません。
分厚い豚焼肉とは、また違ったよさを楽しめる料理です。

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もうひとつの売りがスンドゥブチゲ(柔らかい豆腐の鍋)。
ランチメニューに10種類を揃えているそうですが、
こちらはちょっと、甘味の強い仕上がりになっていましたね。

韓国料理が辛い、というのはある程度広い認識ですが、
その辛さを中和するために、甘味方面へと傾くケースはままあります。
日本で作られているキムチが妙に甘いのも同じ理由でしょうね。
韓国の味に慣れると、どうしてもこの甘さが気になります。
特にチゲ系の料理はその傾向が強いですね。

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シメに頼んだプデチゲ(ソーセージ鍋)のスープもやはり甘め。
また、スープが最初、たっぷりの具に隠れて見えにくいため、

「これスープ入っているんですかね?」
「忘れられたりしていないですよね?」
「店の人に聞いてみます?」

と不安になります。
でも、話をしているうちに、水分がどんどん出てきて、

「うわ、ちゃんと鍋料理になった!」

という驚くような仕掛け。
具だくさんで汁は少なめ、というのはチゲの鉄則ですが、
見ている限りでは、楽しい演出でした。

といった感じに、ヤカンのマッコリを飲みつつ2時間少々。
楽しく飲んで、その後、有志を募って2次会へと移動しました。
会場は予約をとれなかった、さらに新しい銀座のもう1軒。
次回の記事へと続きます。

店名:韓韓市場
住所:東京都中央区銀座8-10-17銀座サザンビル3階
電話:03-3573-9977
営業:11:30~14:30、17:00~23:30(月~金)、17:00~23:30(土、日、祝)
定休:なし
http://www.rincrew.co.jp
2009.09.25.Fri 12:14 | 韓食日記 | trackback(0) | comment(3)
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シルバーウィークも終わって日常が戻ってきます。
連休中は広島、京都と巡り、昨日の夜に東京へと戻ってきました。
目先の原稿仕事や事務連絡が溜まってしまったので、
今日、明日は全力で机に向かわねばなりません。

「チンチャトークin広島」も無事、3ステージを勤めました。
たくさんの方にご来場頂き、本当にありがとうございました。
遠くから足を運んでくださった方もいて、深く感謝をしております。
貴重な体験を、今後にもきちんと活かしていきたいですね。

そんな広島報告、その後の京都報告も書きたいところですが、
その前にひとつ、鮮度の大事な話題をひとつお伝えします。

冒頭の写真はいま発売中の「サンデー毎日」。

東京では先週の金曜日には駅売店に並んでいました。
週刊誌なので、そろそろ売り場から消えてしまうかもですが……。

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「秋の夜長を楽しむ隣国の地酒」

とのタイトルでマッコリ特集が組まれております。
ここしばらく叫び続けている、マッコリブームですが、
ついに大手メディアの目にも留まるようになりました。

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日本で飲めるマッコリをずらり写真付きで紹介。
僕も少しですがコメントを名前入りで出させて頂きました。

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巻末グラビアで5ページの特集ってすごいですよね。
なお、この企画にはマッコリバー「てじまぅる新宿店」が協力しており、
最後のページには定番料理、新作料理も紹介されていました。
そのほかにも東京でマッコリを飲める店が3店舗紹介されています。

マッコリブームはさらに加速していきそうな感じですね。
興味のある方は、ぜひ早めに「サンデー毎日」をゲットしてみてください。
15種類のマッコリは、いずれも個性的でさすがいいラインナップです。
2009.09.24.Thu 11:22 | 韓食日記 | trackback(0) | comment(5)
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1軒目の「叙々苑游玄亭新宿」を出て2次会に。
僕が見学をさせて頂いた「焼肉塾」会員の皆さんは、
いっそう熱く、テンション高く、料理や経営について語っています。
こういう姿を見ると、お店にもぜひ足を運んでみたくなりますね。

2次会の会場となったのも焼肉塾の会員が経営する店。
新大久保でも有数の人気店「カントンの思い出新大久保」です。
不況だ、不況だと、どの店に行っても恨み節ばかりですが、
こちらの店はいつ通りがかってもお客さんがあふれています。

人気の理由はいくつかあると思いますが、
個人的に思うのが、アンテナの高さがすごいのかなと。
定番の人気料理や、話題の料理はたいてい揃っています。

例えば、冒頭の写真は黒豆のシャーベットマッコリ。

シャーベットマッコリそのものは稀に見かけますが、
黒豆をシャーベットにした、というのは初めて見ました。
シャーベットの時点でまだまだ珍しさを語れるのに、
そこをさらに1歩進めてあるのはさすがですね。

キムパプ(韓国式海苔巻き)も6種類ほどが用意されていますし、
鶏料理も流行の系譜がたどれるぐらいずらりと揃っています。
プルタク(激辛の鶏焼き)があって、チムタク(鶏の蒸し煮)があって、
ヤンニョムチキン(辛いフライドチキン)があってタッパル(鶏足)があって。
ヘムルトクチム(海鮮モチ炒め)が韓国で話題になっていたときも、
いち早く、メニューに取り入れていたのが印象的でしたね。

ただ単純にメニューがずらずらと多い訳ではなく、
食べたいアレ、が高確率で見つかる店といった印象です。
僕もこの日、メニューを見ながら、

「うわ、ソヤボックム(ソーセージ野菜炒め)がある!」

と密かに驚いておりました。
料理名通りの、よくある居酒屋メニューなのですが、
韓国で留学時代を経た人には、定番の1品だったりします。
そんなマニアックなツボまでしっかりと対応。
新大久保の中でも、かなり韓国に近い店だと思います。

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マッコリと焼酎をチャンポンしながら、
満腹の胃袋を、さらに満たしていく一同。

コルベンイムチム(ツブ貝の和えもの)に素麺が添えてあるので、
箸を両手に1本ずつ持って、わさわさ混ぜていると、

「皿が小さいからそれだと混ぜにくいですよね」

と、厨房で素早く混ぜて持ってきてくれました。
元気がよく、キビキビしたサービスもこの店の魅力かと。

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チョンヤンコチュよりもさらに辛い唐辛子を使うという、
とんでもない激辛使用のチーズプルタク。
プルタクの辛さは店によって本当にまちまちですが、
こちらの本気度はかなりのものだと思います。

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エゴマの葉と粉がたっぷりのカムジャタン(豚の背骨とジャガイモの鍋)。

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「日本のカムジャタンって肉がついてないでしょ!」
「だから産地までわざわざ行って、肉つけてくれって頼んだんですよ!」
「韓国の本場ものにはかなわないかもしれないけど」
「少なくとも日本で食べるカムジャタンになら負けないですよ!」

社長さんがそのときの苦労話を熱く語ってくれました。
カムジャタンは人気料理の割に、本格を目指すのが難しく、
どの店でも肉のつき具合は頭を悩ませるところです。
わざわざ産地まで行って交渉、というあたりはさすがですね。

こちらの社長さんとは初めてゆっくり話をしたのですが、
激戦区の新大久保で、人気を獲得している理由が少しわかりました。
ちなみに、この後、珍しい郷土料理を出して頂いたのですが、

「グランドメニューにはないので内緒で!」

とのことだったので割愛させて頂きます。
豊富な品揃えを誇る店だけに、裏メニューも気合が入っており、
ずいぶん久しぶりに、懐かしい料理を味わいました。

ちなみにこの後、会に紹介してくれたまた別の社長と、
さらに3軒の店を、超駆け足でハシゴしてきました。
気になる店には全部行く、というエネルギーがすごいですね。
自分も頑張らねば、とおおいに刺激をもらった1日でした。

店名:カントンの思い出新大久保
住所:東京都新宿区大久保1-17-1ピュアーズⅡビル1階
電話:03-3232-0868
営業:11:00~翌5:00(月~土)、11:00~翌3:00(日、祝)
定休:なし
2009.09.19.Sat 19:15 | 韓食日記 | trackback(0) | comment(5)
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焼肉をこよなく愛する、熱き経営者の集い。
「焼肉塾」と呼ばれる勉強会を、会員の方の紹介で見学してきました。
全国に散らばる若手の経営者さんたちが集まって、
そえぞれの技術を教えあったり、講師を招いて学んだり。
いろいろな方面から協力し、切磋琢磨する会だそうです。

この日は新作メニューのコンテストを行っており、
部外者ながら、試食などにも混ぜて頂きました。
レシピから、製作のポイント、原価や売価に至るまで、
すべてが公開されており、各会員が共有できるようになっています。
こういう横のつながりが強い業界というのはいいですね。

メニュー開発に向かう熱い気持ちを吸収できたのも魅力でしたが、
食べる側には見えてこない、裏側を見られたのも勉強になりました。

味や見せ方はもちろん、端材を効率的に使ったり、
低価格の食材を上手に加工することでよさを引き出したり。
焼肉という、どうしても肉ばかりがメインになりがちな業態で、
さらなる顧客獲得を目指すサイドメニューへの考え方など。
ひとつの料理に込められる、熱い気持ちを肌で感じてきました。

取材をしていても、なかなか届かない部分ですが、
そういった裏の思いまで含んでこそ、伝わる文章になるはず。
自分の仕事を振り返る意味でも非常に有意義な時間であり、
快く見学を許可して頂いた、会の皆様に感謝したいと思います。

3時間ほどの試食会を経て、その後は表彰式を兼ねた懇親会。
会場となったのは、歌舞伎町にある「叙々苑游玄亭新宿」です。

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数ある焼肉店の中でも、やはり指折りの高級店。
キムチの盛り合わせがまず出てきましたが、
キュウリの切り方ひとつとっても、上品さがあります。

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前菜もずいぶん凝っていますね。
手前が豚足で、中がギュッと固めたセンマイ、奥にホタテ貝柱。
千切りキュウリが下に敷かれ、チョジャンソースで食べます。

食べながらも、横にいるのが経営者さんと料理長さんなので、

「このセンマイどうやって巻くんだろう」
「たぶん大きいところからこうやって……」

と技術習得に余念がありません。
楽しく飲んでいても、アンテナの立て方が違いますね。

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香ばしさの際立ったチャプチェ(春雨炒め)。

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冒頭に載せた焼肉の写真がこれでした。
奥がエビ、手前は刻みネギをたっぷり包んだ牛タンです。
両面を焼く過程で、中のネギが蒸し焼きになる感じ。

タンを口に入れて噛んだ瞬間、包まれていたネギの香りが、
ぶわっと口の中に充満するという仕掛けになっています。

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1人前ずつ出てきた塩ユッケ。
中央に乗っているのはウズラの卵黄です。
全体をよく混ぜてから食べるのですが、
下にかかっている卵黄のソースがまた独特でしたね。

「イタリアンっぽい?」

との声も上がっておりましたが、
オリーブオイルのような風味を感じました。

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メインはたっぷり具だくさんの壷漬けカルビ。
骨つきの部分と、細長い部分が野菜の下に隠れています。
壷に入っているとわかりませんが、けっこうなボリューム。
昼の新メニュー試食から食べっぱなしではありますが、
つい手が伸びてしまう、脂の乗りでした。

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最後にホルモンを焼いたら……。

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細麺、太麺を選べる冷麺でシメ。
串に刺さったオレンジと緑のボールはメロンでした。
このあたりもやはり上品さが出ていますね。

たっぷり食べて、たっぷり飲んで。
会員の方たちの熱い話もたっぷり聞いて。

当然のごとく、その後は2次会へと繰り出す訳です。

まあ2次会まででも終わらなかったのですが、
久しぶりに界隈でハシゴをした楽しい夜。
次の記事へと引き継ぎたいと思います。

店名:叙々苑游玄亭新宿
住所:東京都新宿区歌舞伎町1-10-7叙々苑ビル
電話:03-5285-0089
営業:11:30~翌4:00(月~土)、11:30~翌3:00(日、祝)
定休:なし
http://www.jojoen.co.jp/
2009.09.18.Fri 11:07 | 韓食日記 | trackback(0) | comment(2)
先日、10月分の中止をお伝えしましたが、
旅行社との相談の結果、11月も中止と決定しました。
前回のお知らせ記事でも書きましたが、
主な要因は、現在流行中の新型インフルエンザです。

目玉としていたいくつかの内容に影響があり、
万全の状態で、ツアーを実施するのは無理との判断です。
時期を改めたうえで、また企画を練り直すつもりですが、
現時点での決定事項としてご報告させて頂きます。

江原道は韓国内でも個性的な料理が多い地域なので、
ぜひ実現させたい企画でしたが、事情が事情だけに残念です。
いずれの機会を願いつつ、下調べに力を注ぎたいと思います。
2009.09.15.Tue 19:24 | お知らせ | trackback(0) | comment(3)
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「東京純豆腐」のレセプションに参加した後、
せっかくなのでと、もう少し周囲をぶらぶらしてみました。
自由が丘まで足を運ぶことは少ないのですが、
ネットで名前を見かけるような韓国料理店もちらほら。

僕が実際に足を運んだのは「ミセス韓の店」だけですが、
そこも店の至るところにポジャギが飾られたオシャレな店でしたね。

しばらく歩いてようやく見つけたのが「コチュ」。
自由が丘にあるもうひとつのスンドゥブチゲ専門店です。
以前から存在は知っていたものの、なかなか機会がなく、
いつかはと思っていた店に、ようやく足を運べました。

自由が丘駅よりも、九品仏駅に近く、住宅街的な雰囲気。
僕らも住所だけを頼りに探して行ったのですが、

「本当にこっちでいいんですかね……」
「住所通りであれば、この道の先なんですが……」
「あ、本当にあった!」

という感じでした。
ふらっと行って見つかるというタイプの店ではなく、
地元でなければ、しっかり目掛けて行く必要があります。

すでにスンドゥブチゲ1人前を食べた後ですが、
せっかくなので、しっかりと海鮮スンドゥブを注文。
炊きたての石釜ごはんがつく本格スタイルです。

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スープの中には立派なエビと、肉厚な牡蠣。
写真には見えていませんが、イカも中に入っていました。
卵は割らない状態でついてきて、好みで加えるタイプ。

石釜ごはんにはお茶を注いでヌルンジにしてくれますし、
スープは牛骨ベースで、辛さを5段階から選ぶことができます。
まさにLA(ロサンゼルス)スタイルの典型という印象です。
日本で定着しつつあるスンドゥブチゲとしてはド真ん中ですね。

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パンチャンもしっかり5品。

「おかわり出ますので遠慮なくいってくださいね!」

と店の方におっしゃって頂きましたが、
2ラウンド目だけに、チゲとごはんを平らげるので精一杯。
でも、そういう声をかけて頂けるのは韓国的で嬉しいですね。

自由が丘に土地縁がある方にはいいお店でしょう。
ただ、場所柄というのも影響しているとは思いますが、
他の専門店と比べると値段設定がやや高め。
どの具を選んでも価格は同じなのですが、
ランチ1500円、ディナー2000円はちょっと悩みます。

駅前にできて利便性のある「東京純豆腐」と、
住宅街にあって落ち着いた雰囲気の「コチュ」。

同じ自由が丘といっても距離がだいぶあるので、
ひとくくりに語るのがよいかどうかは微妙なところですけどね。
2軒ハシゴをした感想では、差別化ができていると感じました。
わざわざ食べ比べる人はまだまだ少数かもしれませんが、
韓国料理好きとしては、群雄割拠の時代が嬉しいです。

といった感じで久々に同じ韓国料理の食べ歩き。

店を出る頃には、おなかがパンパンで歩くのもしんどいぐらいでした。
でも、その後、韓国から出張で来た友達に会うため、
さらに赤坂へと繰り出して終電間際まで飲んでいたりも。

このところちょっと食べすぎ、飲みすぎです。

店名:コチュ
住所:東京都世田谷区奥沢6-22-12
電話:03-5706-1069
営業:11:30~14:30、17:30~21:30
定休:月曜日
http://www.kochoo.jp/
2009.09.14.Mon 12:09 | 韓食日記 | trackback(0) | comment(3)
09091301.jpg

このところ、スンドゥブチゲを連続して食べています。
韓流以降、ずいぶん多くの韓国料理が日本に入ってきましたが、
その中でも広い定着をしつつある代表格だと思います。
この日、訪れたのは「東京純豆腐」の自由ヶ丘店。
オープンに伴うレセプションにご招待頂きました。

先日も最新情報として少しだけ書きましたが、
自由ヶ丘店で早くも18店舗目になるそうですね。
2006年4月のオープン当時、僕も取材に伺いましたが、

「いずれカレーやラーメンのような存在に!」

と熱く語っていらしたのが印象的でした。
あれから3年5ヶ月。この躍進ぶりはすごいですね。
東京はおろか、千葉、横浜、仙台、沖縄にも支店があるとのこと。
店舗の拡大というだけでなく、スンドゥブチゲという料理自体が、
各地域で着実に認知されているだろう事実に興奮します。

大阪、名古屋で展開している別のチェーン店もありますし、
家庭用の便利なスンドゥブチゲの素を作っている企業もあります。
いまはまだカレー、ラーメンの知名度に遠く及ばない存在でも、
近い将来いずれは、と思えるような期待感がありますね。
今後も引き続きその成長を追いかけていきたいと思っています。

さて、そのレセプションで頂いたのが冒頭の写真。
あいかわらず、いろいろな具を選べて楽しいお店ですね。
まだ未食の「地鶏スンドゥブ」をチョイスしてみました。

09091302.jpg

なかなかに食感のしっかりした地鶏ですね。
牛、豚、海鮮のスンドゥブチゲは韓国でも見かけますが、
鶏肉入りというのは、あまり聞いたことがありません。
スンドゥブチゲには卵がつきものですから、

「これは親子スンドゥブでもいいのではないだろうか」

などとアホなことをひとりで考えておりました。

09091303.jpg

こちらは同行した方の注文で「潤健美スンドゥブ」。

09091304.jpg

コラーゲンボールとヒアルロン酸ジュレがついてきます。
健康にいい、美容にいい、というのは韓国料理の大きな売りですが、
それを極限まで強調したトッピングという感じでしょうか。
女性人気の高いお店だけに、このあたりは訴求力がありそうですね。

09091305.jpg

もう1品。具が沈んで見えておりませんが、
もうひと方は「キムチスンドゥブ」を注文しておられました。
また、それぞれにベースのスープと辛さをチョイスできるので、

・地鶏スンドゥブ(塩ベース、スーパーホット)
・潤健美スンドゥブ(味噌ベース、ホット)
・キムチスンドゥブ(味噌ベース、ベリーホット)

というのが正式であったり。
僕はいちばん辛いスーパーホットを注文しましたが、
なかなかに汗の吹き出る辛さ具合でした。

ただ、それ以上の辛さを求める方もいるらしく、
さらに1段階プラスの辛さを作るかも、とのことでした。
しばらく前までは、こういった店でいちばん辛いメニューを頼んでも、

「まあ、韓国では標準ぐらいの辛さだな」

と甘く見ていましたが、最近はそうでもないですね。
何も考えずにいちばん辛いものを選択して、
後で地味に後悔する、というケースが増えた気がします。

09091306.jpg

基本的にスンドゥブチゲがメインのお店ですが、
チヂミなどのサイドメニューをつつきながら飲むこともできます。
最後のシメにスンドゥブチゲという人も多いようですね。

ちなみに上の写真は「じゃがチーチヂミ」。
ジャガイモとチーズを具にし、ピリ辛ソースをかけたチヂミです。
さっくりとした食感と、チーズのこってり味がビールに合いますね。

自由ヶ丘を訪れたのはずいぶん久しぶりでしたが、
ぐるぐる巡ってみると、韓国料理店もけっこうありましたね。
ちなみにこの後、もう1軒スンドゥブチゲの店をハシゴしていたり。
探索すれば、いろいろいいお店に出会えそうですね。

店名:東京純豆腐自由が丘店
住所:東京都目黒区自由が丘2-9-6Luz自由が丘地下1階
電話:03-5731-1139
営業:11:00~23:00
定休:不定休
2009.09.13.Sun 17:47 | 韓食日記 | trackback(0) | comment(3)
09091201.jpg

愛知県への帰省中、ぽこんと僕だけの自由時間がありました。
妻が地元友人の結婚式に参加するため、

「じゃあ、好きに遊んでていいよ」

ということに。
せっかくなので、隣の岐阜県に住む友人らに連絡をし、
半日ほど遊んでもらうことにしました。

繰り出したのは岐阜県が誇る景勝地のひとつ。
甌穴群が天然記念物にも指定される飛水峡です。
写真は国道41号線沿いにある展望スポットから。
飛騨川の美しい流れをしばし楽しみました。

でも、まあここはあくまでも通過点。

09091202.jpg

目標としたのは下呂名物の鶏ちゃん焼き。
鶏ちゃんと書いて、「けいちゃん」と呼びます。
下呂だけでなく、郡上でも食べるようですね。
以前にもお土産で頂き、自宅で食べたことがあります。

自宅で飛騨高山名物のケイちゃん焼き。
http://koriume.blog43.fc2.com/blog-entry-469.html

味噌と醤油をベースとしつつ、ニンニクを効かせたタレで、
鶏肉とキャベツを和え、中央の盛り上がった鉄板で焼きます。
ほどよい塩気と、鶏肉の旨味がちょうどいいバランスで絶品。
特に鶏皮の部分がとろとろになってたいへんに美味です。
脂のたっぷりついたホルモンを食べているような食感でしたね。

なんとか家でも作れないか試してみたいところですが、
味の秘密が自家製の味噌だとかなんとか。
味噌の味がダイレクトに影響しそうな料理なので、
似た味にはなっても、完全な再現は難しそうですね。

09091203.jpg

鶏ちゃん焼きを食べたら友人らの地元である各務原市に。
時間があったら、下呂温泉につかるというプランもありましたが、
同じ岐阜県内といえどもけっこう遠く、またの機会として断念しました。
各務原市内にある友人の店で、韓国料理を囲む宴会です。

普段よりも多めに出てきたというパンチャン(副菜)に……。

09091204.jpg

メンバーのリクエストで特別に作ってもらった、
チャジャンミョン(ジャージャー麺)バージョンのラポッキ。
トッポッキ(餅炒め)と、チャジャンミョンの融合料理ですね。
これも先日話題にしたばかりの「一品」を使って作られております。

こういう料理がひょいひょいっと出てくるのはすごいことですね。
地元では主に焼肉店として親しまれている店ですが、
コアな韓国ファンが集う店、としても機能しているようです。

09091205.jpg

食事として頼んだビビンバもボールに入って出てくるこだわり。
いわゆるヤンプンピビムパプ(ボールビビンバ)と呼ばれる料理ですね。
大勢でわいわいつつきながら食べるスタイルのビビンバです。
出てきた瞬間のインパクトも含め、

「わかってるね!」

と叫びたくなるサービスです。

09091206.jpg

カムジャジョン(ジャガイモのチヂミ)には、
ちょっと変わったソースがついておりました。
各務原キムチの汁とマヨネーズを混ぜたオリジナル。

各務原市といえばキムチでの町おこしが有名ですからね。

姉妹都市である春川市の特産品である松の実と、
地元の名産であるニンジンをふんだんに使っているのが特徴。
そのキムチを使って作った「各務原キムチ鍋」は、
昨年の第3回「B-1グランプリ」で3位入賞を果たしています。

09091207.jpg

よく煮込まれた牛スジ煮込みなどもつまみつつ。

ちなみにこの日、飲んでいたのは僕が持っていったマッコリ。
このところハマっている、大邱産の生マッコリ「不老どんどん酒」を、
ぜひ1度飲んでもらいたくて、重い思いをしながら運びました。

でも、生だけに時間がたつと少し鮮度が落ちますね。
何本か飲んでみましたが、美味しい、美味しくないがはっきりしていたり。
買ってすぐその日のうちに飲んでいるときは気付きませんでしたが、
お土産として遠くまで運ぶには、あまり向いていないようです。
冷蔵状態を保ちながらだったら、また話も違うでしょうけどね。

といった感じで岐阜も含めて帰省報告は以上です。
次に帰れるのは、現状の予定だとおそらく正月。
それまでに、また食べたいものを予習しておきたいと思います。

店名:焼肉大翔
住所:岐阜県各務原市那加新加納町2307-1
電話:058-371-3523  
営業:17:30~24:00
定休:水曜日
2009.09.12.Sat 15:09 | 韓食日記 | trackback(0) | comment(4)
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またも長い間、ブログを止めてしまいました。
秋に向けた仕事が2つほどピークで重なってしまい、
書きたいことはあっても、なかなか時間が取れませんでした。
昨日、ようやく2つのうちの1つが片付いたので、
少しずつ、またブログも更新していきたいと思います。

といいつつ、来週には広島出張もありますし、
連休のおかげで、いろいろ仕事も重なっております。
なんとか更新が途絶えないよう、頑張りたいと思います。

ということでまずは今月上旬の帰省報告。
冒頭の写真は、愛知県某市にある嫁実家の庭写真です。

09091102.jpg

金曜夜から日曜夜までの、短い帰省でしたが、
今回も名物料理の数々を楽しんできました。

まずは何よりも喫茶店のコーヒーですね。
日曜日の朝、家でごはんを食べた後、

「コーヒーでも飲みに行こうか」

ということで近所の喫茶店に。
このあたりではコーヒーを1杯頼むとオマケとして……。

09091103.jpg

ホットドッグだとか、

09091104.jpg

小倉パンだとか、

09091105.jpg

バタートーストだとか、

09091106.jpg

ホットサンドだとかが一緒についてきます。
店によっては、もっといろいろつくらしいですけどね。
サラダだの、茶碗蒸しだの、おにぎりだの。
この日は朝ごはんを家で食べた後だったので、
パンひとつずつでも、なかなかのボリュームでした。

でも、コーヒーにパンをつけて500以下の値段。
本当に利益があるのだろうか、と心配になりますね。

09091107.jpg

夜は串カツ。

一家で昔から通っていた店に連れていって頂きました。
味噌ダレがどろっとかかっているのが愛知らしくていいですね。
甘味があって濃厚な味の味噌が、豚肉と油の味によく合います。
衣がほかに比べてぶ厚く、少し甘みを感じるのも印象的でしたね。

09091108.jpg

串に刺さったオデンもまったく同じ色。
味噌文化圏であるのは重々承知しておりましたが、
さすがにこの真っ黒な色で出てくると驚きます。
見るからに味付けが濃そうですが、食べるとさほどでもなし。
煮込まれた味噌の香ばしい風味がたまりません。

09091109.jpg

シメは昔ながらの中華そば。

あっさりとした醤油味で、麺も少なめなので、
たっぷり串カツを食べた後でも、するっと食べられます。
シメには最適、という感じのラーメンでしたね。

そのほかにもいろいろな料理を食べてきました。
愛知だけでなく、岐阜方面にも遠征して郷土料理を楽しんだり。
なかなか興味深い体験だったので、ブログでもいいのですが、
次のメルマガで書いてみようかなとも思っております。

更新が止まっている間に、記事のネタも溜まってしまいましたし、
鮮度が落ちないうちに書かなければならないことがたくさん。
まだまだもう少しバタバタした修羅場が続きますが、
なんとか、ブログもしっかり更新していきたいと思います。
2009.09.11.Fri 17:35 | 個人日記 | trackback(0) | comment(7)
先日、ブログでお伝えし、チンチャトークなどでも告知をした、
10月、11月の江原道ツアーのうち、10月分が中止となりました。
新型インフルエンザの関係で、ツアーの中身に影響があり、
催行が難しいと、昨日旅行社から連絡がありました。

すでにお申し込み頂いていた方々や、検討中の方々には、
旅行社のほうから、直接説明の連絡があったかと思います。
せっかく日程を空けて頂いたのに申し訳ありません。
旅行社への連絡がまだで、ご検討頂いていた皆様には、
この場にての報告とさせて頂きます。

なお、11月は予定通り催行の方向で動いております。
11月15日から18日までの日程で、ご参加頂ける皆様。
ぜひお早めに旅行社までご連絡頂ければ幸いです。

旅行の詳細については旅行社の公式サイトか、

三進トラベル
http://www.sanshin-travel.com/
韓食完食宣言!地方グルメ推進大使・江原道の食の魅力探求4日間
http://www.sanshin-travel.com/original/general/entry/000507.html

または下記のブログ記事をご参考ください。
http://koriume.blog43.fc2.com/blog-entry-993.html
2009.09.02.Wed 12:29 | お知らせ | trackback(0) | comment(2)
09090101.jpg

朝イチで原稿を1本送り、昼までメルマガを執筆。
書き終えることができないまま打ち合わせに出て18時半に帰宅。
移動中の電車内ではひたすら校正用の原稿とにらめっこ。
自宅に戻って本格的に校正を始め、なんとか22時の締切にセーフ。
直後からメルマガの推敲に戻って、つい先ほど配信。
ブログを更新したら、明日予定している取材2件の下準備です。

比較的、忙しい部類に入る1日だとは思いますが、
たぶん今月が終わるまで、ずっと似たような生活だと思います。
ブログの更新がまた滞りがちになったらごめんなさい。

冒頭の写真は、忙しい中でなんとか作った昼ごはん。
インスタントのチャジャンミョンですが、ひと手間を加えました。

=========================
今日のチャジャンミョン(2人前)

<材料>
インスタントのチャジャンミョン(一品を使用)……2個
タマネギ……1/2個
ハム(ブロックのもの)……20グラム
キャベツ……3枚
レモン……1/2個
オリーブオイル……少々
塩……少々
コショウ……少々

<手順>
1、タマネギ、ハム、キャベツを粗みじんに切る。
2、鍋にたっぷりの湯を沸かし、麺を茹でる。茹であがったらざるにあげる。
3、2と同時進行でフライパンにオリーブオイルをひき、1を炒め、塩、コショウを振る。軽く熱が通ったら2の茹で汁をおたま1杯分注ぎ、チャジャンミョンのタレとレモンの絞り汁も加える。全体が馴染むまでさらに炒める。
4、3を皿に盛り、2を上からかける。

<ポイント>
食べるときは全体をよくかき混ぜて味わう。キムチを添えるとさらにベター。
=========================

わざわざレシピ風に書くようなこっちゃないですけどね。
忙しい中で、せめて少しでも野菜がとれるようにと、
冷蔵庫に眠っていた食材を刻んでぶち込みました。

ちなみにインスタントのチャジャンミョンといえば、
「チャパゲティ」が有名ですが、今回使用したのは「一品」。
ソースが液状なので、アレンジするならこちらが向くと思います。

ずるずるっと短時間ですすり込んだら、また仕事。
少し余裕が出来たら、ちゃんと栄養のあるものを食べたいですね。
冷蔵庫の野菜も使い果たしたので、買い物にも行かなきゃ。
忙しいときはスーパーまでの5分が非常に遠いです。
2009.09.01.Tue 23:29 | 韓食日記 | trackback(0) | comment(2)






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八田 靖史(八田氏@K・F・C)
美味しい韓国料理を探す毎日。コリアうめーや!!管理人。コリアン・フード・コラムニスト。ブログは2005年12月開設。