
昨日夜に無事帰国しました。
さすがに15日間の出張となると身体がしんどいですね。
最後の最後になって風邪を引いてしまったので、
連休中は静養を兼ねて、自宅で溜まった仕事を片付ける予定です。
地方を飛び回っていたのは、ほとんどがお仕事ですが、
小ネタを中心に、ブログでも報告できればと思います。
体力が回復するまで、しばしお待ちください。
なお、写真は仁川空港近くの桜。
先日アップした梁山の桜も見事でしたが、
期せずして、再び桜前線をつかまえたようです。
今年は落ち着いて花見のできない春でしたが、
韓国のあちこちで桜を見られて幸せでした。
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長らく更新を止めて、本当にごめんなさい。
今月15日に釜山入りして以来、
釜山 → 金海 → 昌原 → 馬山 → 統営 →
巨済 → 釜山 → 慶州 → ソウル → 全州
と移動して、いまは全州市内のPCバンです。
あまりに長期の取材で、頭の中がぐちゃぐちゃ。
ようやく明日(29日)の飛行機で日本に戻ります。
帰ったら世間は連休に突入致しますが、
取材の整理があるので、到底休めませんね。
もう少しだけ、修羅場の中で頑張りたいと思います。
さて、そんな中でひとつお知らせですが、
冒頭の写真は、ある企画のパンフレットです。
「八田の"楽しい韓食ナラ”」
と銘打ってあり、要するに料理教室のご案内です。
第1回は僕がいまいる全州の名物料理からビビンバを選択。
これをみんなで作って食べようというのが趣旨です。
とはいえ、僕が作り方を紹介するのではなく、
名前まで入れて頂いて恐縮なのですが、端的にいえば進行役。
料理の背景、薀蓄などを語りつつ、レシピはプロに任せます。
今回は新宿「イドンカルビ」の料理長が指南役です。
開催の要項は下記の通り。
=========================
<八田の"楽しい韓食ナラ”>
日程:2010年5月15日(土)
時間:11時~13時
場所:明治屋クッキングスクール(下記参照)
費用:5000円(材料費、施設レンタル代)
定員:60名(要予約、先着順)
主催:月刊芸能通信韓流
後援:全羅北道東京事務所、月刊Shobiz Korea、月刊芸能通信
協賛:株式会社全州ジャパン、株式会社東海グループ
<会場>
明治屋クッキングスクール
東京都中央区京橋2-2-8
03-3271-6640
<申込方法>
電話:03-3455-7702
FAX:03-3455-7701
E-mail:cysjapan@k-telecom.co.jp
<振込み先>
三菱東京UFJ銀行 目黒支店
(普)3819031 ケーテレコム(カ)
=========================
当日はまず僕と料理長で料理についての解説をし、
その後、みんなで作って食べるという流れです。
協賛に入って頂いている全州ジャパンからマッコリも出るとか。
あとは記念品の贈呈や、景品の抽選会もあるようですね。
会の詳細についての質問などは、申込方法の連絡先から、
直接、主催側にお問い合わせ頂ければと思います。
せっかく全州にいるので、最新の話題も語りたいですね。
ご都合よく、また興味のある方はぜひご参加ください。

丸大食品が作った「スンドゥブ」の応援歌。
「平成スンドゥブ節」が4月1日よりカラオケDAMに入りました。
いやはや、すごい展開になってきましたね。
歌い手のひとりとして、非常に鼻が高いですね。
なんぞやそれは? という方は下記をご参照ください。
「平成スンドゥブ節」正式リリース。
http://koriume.blog43.fc2.com/blog-entry-1018.html
歌が聴きたいという方は、コチラから視聴できます。
http://www.marudai.jp/news/index_091002.html
関係者一同、集まって早速歌いに行ってきました。
画面が出た瞬間、一同から「おおー!」との声が上がりました。

セリフ部分もしっかり歌詞が流れます。

ス、スン・ドゥブ ス、スン・ドゥブ !
ス、スン・ドゥブ ス、スン・ドゥブ !
くー、めっちゃテンション上がる!

春はお花見 宴会だー!
(へい、イラッシャイ!)
合いの手が楽しいですねー。

歌本には僕の名前も記載されています。
それにしても長い歌手名ですが……。

盛り上がったのはいいですが、点数は伸びませんでした。
自分の持ち歌で、77点ってどういうことですか!
もっと練習をせねば、と深く反省をした僕でした。

みんなでひたすら「平成スンドゥブ節」だけを歌ったので、
その部屋における、ランキングが見事2位になっていました。
1位はミスチルの「HANABI」ですか。

一方的なライバル心を燃やして、とりあえず抜いておきました。
あくまでもこの部屋だけのランキングなんですけどね。
ミスチルを超えたぞ! と関係者一同で大喜びです。
ちなみにこの歌、特に期間限定という訳でもなく、
カラオケDAMがある限り、今後ずーっと歌えます。
DAMの機械が入っている店に行ったら、ぜひ歌ってみてください。
メロディはズンドコ節なので、ウロ覚えでも歌えます。

グラスだけ見れば、プレミアムモルツですが、
普通のビールに比べて、やや白っぽく見えるのが特徴。
その名を、
「生もっこり」
といいまして、生ビールとマッコリのカクテルです。
ビールとマッコリを混ぜる飲み方はこれまでもありましたが、
その名称は人によって、店によってさまざまでした。
・マッコリビール
・メッコルリ(メクチュ+マッコルリ)
・ホワイトアイ(レッドアイに引っ掛けて白いカクテル)
などなど。
でも、ここ最近、焼き物系居酒屋やホルモン店を中心に、
だいぶ「もっこり」が優勢になってきた気がしますね。
その語源は明らかではないですが、語感の面白さが支持を得た様子。
当初は、
「アクセントは先頭だからね、モ↑ッコリだからね」
などと語られていましたが、
最近は慣れもあるのか、いわゆる屹立状態と同じ発音の人も。
お店のきれいなお姉さんなんかに、
「すいません、モ↑ッコリください」
「はい、モッコ↑リですね」
なんて返されると、こっちがドギマギします。
メニューを見ながら、みんなでひとしきり話題にもできますし、
いいネーミングで定着したのではないかと思いますね。

なお、こちらの店では、
・赤もっこり
・白もっこり
なるアレンジメニューもありました。
赤ワイン、白ワインをマッコリと混ぜたものですが、
こうなるとカクテル系はすべて、もっこりなのでしょうか。
せっかくなので、両方とも飲み比べてみましたが、
個人的には白よりも、赤のほうが口に合った気がします。
果実系マッコリに近い味わいになりますね。

さて、もっこりばかりを重点的に紹介しましたが、
上野に新しくオープンしたコチラは、鶏料理の専門居酒屋。
新鮮な鶏の各部位を炭火で焼きながら味わえます。
専門店だけあって、
・そり(モモの一部)
・鳥のはらみ
・鳥かるび(胸腺)
といった珍しい部位が揃うのも面白いですね。
パサパサしがちな、ささみあたりも柔らかジューシー。

つくねも焼きながら、もっこりがぐいぐい進みます。

オーナーさんが、もともと外食企業の韓国担当だったこともあり、
メニューにちらほらと、韓国色が見えるのも嬉しい部分です。
こちらは鳥キムチチヂミで……。

こちらはホットツナ缶グラタン。
なんと、ツナ缶が東遠(トンウォン)のコチュチャムチですよ!
唐辛子でピリ辛に味付けたツナに、ピザ用チーズを載せて焼くのですが、
これがなんとも、アツアツとろとろでいい感じです。
しっかりしたメイン料理を置きながら、サブ料理では遊び心もたっぷり。
こういうメニュー構成を見ると、さすがだなぁと思いますね。

食事メニューに、「TKG」なるものがあったので、
てっきり「鳥のから揚げごはん」かと思ったら「たまごかけごはん」。
知りませんでしたが、「TKG」ってけっこうな一般名詞なんですね。
検索をかけたら、わらわら出てきて驚きました。
んー、こういうの韓国料理でも真似できませんかね。
・BBB(ビビンバ)
・TTT(タットリタン)
・KFC(クァンオ・フェ・チョンシク=ヒラメの刺身定食)
なんてどうでしょう。
シメの1品として「KFC」とだけ書かれていて、
てっきりケンタッキーだと思ったら、刺身定食がどーん。
思わずそんな妄想までしてしまった、もっこりの夜。
おかげさまで楽しく飲ませて頂きました。
店名:鳥番長上野昭和通店
住所:東京都台東区上野6-7-18メッツビル1階
電話:03-5846-1606
営業:11:30~24:00
定休:なし

ずいぶん更新を止めてしまいました。
4月は出張三昧で、4~8日の日程で行ってきた直後ですが、
また15日から、今度は2週間の予定で行ってきます。
できるだけ出張の模様なども更新したいところですが、
例によって、出張中は超多忙なのでどうなるかわかりません。
少しずつでも報告ができたらとは思っております。
さて、本題。
4月6日に錦糸町「高矢禮 火」がオープンしました。
「高矢禮」系列の店としては、これで4店舗目ですね。
・「高矢禮」(白金高輪)
・「高矢禮 火 SUNSHINE SAKAE名古屋店」(名古屋・栄)
・「高矢禮 健」(池袋)
・「高矢禮 火 ロッテシティホテル錦糸町店」(錦糸町)
とずいぶん充実したラインナップになっています。
いわゆる「高矢禮」のイメージというと高級レストランですが、
名古屋にもオープンしている「高矢禮 火」は居酒屋スタイル。
また、池袋の「高矢禮 健」は地下食品売場の惣菜店と、
ずいぶんバラエティに富んだ展開をしております。
今度出来る錦糸町店は、同日オープンのロッテシティホテル内に位置。
ロッテホテルとしては日本初進出となるので、
「高矢禮 火」を目玉としてさらに話題を集める図式でしょう。
すでに3月8日から、「高矢禮 火」は予約を受け付けており、
オープンから直後は、もう予約でいっぱいと聞いています。
名古屋の「高矢禮 火」も行こうと思いつつまだだったので、
いずれ落ち着いてきたら、足を運んでみたいですね。
と、その前にこの日は白金高輪の「高矢禮」に。
打ち合わせを兼ねつつ、豪華なランチを頂いてきました。
プライベートで行くのは友人の結婚式以来ですね。
冒頭の写真は「美食ランチ」の第1陣。
・旬のお惣菜3品
・旬の生野菜3種と特製味噌をつけて
・豆腐チムと旬野菜のナムル
・季節のお粥とさっぱり水キムチ
というラインナップです。
いちばん上に3つ並んでいるのが「旬のお惣菜3品」で、
つけ菜のナムル、アサツキのナムル、海苔のプガク(素揚げ)。
中央の白い皿が「旬の生野菜3種」で、キララミニトマト、石川芋、
奥に横たわっているのが、生の状態で塩気のあるアイスプラント。
その左に三つ葉のナムルを添えた豆腐チムがあって、
手前にホバッチュク(カボチャ粥)とジャンキムチです。
ジャンキムチは醤油で味をつけたムルギムチ(水キムチ)。
ぱっと見はパンチャン(副菜)が並んだだけにも見えますが、
ひとつひとつの素材を見ると、ずいぶん旬が感じられます。

そこからワンテンポ置いて、ミルサムが登場。
宮中料理のクジョルパンを巻いた状態で提供する料理で、
辛子ソースで和えた千切り野菜などが入っています。

メインは薬膳トッカルビ(叩いた牛カルビ焼き)か……。

またはカルビチム(牛カルビ煮)のどちらかを選べます。
もちろん使われている牛肉はいずれも最高級の和牛。
となると当然、韓国の牛肉料理よりも脂の比率が高くなり、
結果として、とろけるような柔らかさを楽しめます。
このあたりは日本ならではの韓国料理といえるでしょうね。
もちろんしっかりした赤身の旨さを求めるなら話は違いますが、
霜降り牛を使うと、本国とはまた違った魅力が出てきます。

肉料理を食べた後に、サムゲタン(ひな鶏のスープ)がどーん!
という訳ではなく、こちらは味見用に提供して頂きました。
ランチで人気を集めているという、パンゲタン(半羽のサムゲタン)。
実際は「美肌ランチ」のメイン料理として提供されており……。

こんな感じで提供されます。
・キムチ
・海苔のプガク
・コッチョリ(浅漬けキムチ)
・3種のジョン
・野菜チャプチェ(春雨炒め)
・パンゲタン
・ごはん、特製タレ
・季節の果物
このパンゲタンが珍しいのは野菜を加えている点。
春白菜と長ネギがどっさり入っており、鶏ベースのスープに、
野菜特有の自然な甘味が折り重なっておりました。
サムゲタンに海鮮系の具を足すケースは最近よく見ますが、
野菜方向でヘルシーさを強調するのもアリですね。
ただ、その場合、野菜に力がないとタダの鶏鍋になってしまいます。
このパンゲタンは白菜の力強さが前面に出ていて印象的でした。
素材にこだわる「高矢禮」ならではのアレンジだと思います。
ほかにも鶏肉を塩だけでなく、タレにもつけて味わう。
途中まで食べ進んだら、ごはんとタレを加えて食べてもいい、など。
飽きずにいろいろ楽しめる工夫がなされておりました。
春白菜を使うなら、その素材も季節ごとに変えるのでしょうし、
ハーフサイズとはいえ、コースで2625円ならお手ごろかと。
「高矢禮」=高い!
という意識はいまだ根強いと思いますが、
話を聞く限り、オープン当初のような敷居の高さはないですね。
高級店に違いはありませんが、価格帯に幅が出てきました。

こちらは「美菜ランチ」。
・3種のジョン
・野菜チャプチェ
・アサツキのナムル
・つけ菜のナムル
・海苔のプガク
・豆腐チム
・カボチャ粥
・ジャンキムチ
といった料理がまず出され……。

メインは9種類のナムルビビンバとサトイモのスープ。
あとは季節の果物がデザートにつきます。
といった感じで、「高矢禮」のランチメニューを網羅。
このほかに「高矢禮床」という1万円コースがありますが、
こちらはほとんどディナーメニューと同じです。
ランチとしては、
・「美食ランチ」(5775円)
・「美肌ランチ」(2625円)
・「美菜ランチ」(3675円)
の3種類が基本。
この日は4人でしたが、美食ランチのメインが2種類なので、
ちょうど4人だと、全料理を試すことができていいですね。

漫画『神の雫』に登場したワインも頂きつつ。
ゆったり2時間以上かけて、ランチを楽しんできました。
ご一緒頂いたみなさんに感謝したいと思います。

デザートは熟柿のシャーベット。
このほかにオレンジとメロンを頂きました。
ゆったり「高矢禮」を堪能した幸せな1日でしたね。
これまで取材ではそれなりに足を運んだ店ですが、
価格のこともあり、プライベートで訪れることはあまりない店でした。
今回は店の方からも話を聞き、いろいろ発見がありましたね。
新しいメニュー作りにも力を入れているようなので、
ディナーはともかく、ランチはもう少し気軽に利用したいと思います。
多くのファンに支えられているという背景も含め、
「高矢禮」だから実現できるレベルの韓国料理があると思います。
もちろん「高矢禮」ならではの苦労もあるでしょうけどね。
日本における韓国料理の可能性を、さらに引き出して欲しいお店です。
店名:高矢禮
住所:東京都港区白金1-25-19プレシーズビル新館1、2階
電話:03-5791-3331
営業:11:00~15:00、17:00~23:00
定休:なし