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韓食日記

日々食べている韓国料理の記録です。
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先日、開催されたヨン様ファンのイベントに、
ゲストで呼んで頂き、ごく簡単な韓国語講座をしました。
街角でばったりヨン様と出会ったときに使うフレーズ。
自己紹介からサイン、握手をお願いし、

「もしよかったらご一緒に食事でもいかがですか?」

と誘うところまでがワンセット。

「そんな偶然がある訳ない!」
「仮にあったとしても固まって何も言えない!」
「緊張して無理、絶対無理!」

なんて声もありましたが、
限られた時間内で、楽しくやらせて頂きました。
まあ、確かにそんなシチュエーションはあまりないでしょうが、
そういう場面を想像して楽しむのも語学上達のカギですね。

僕も留学時代は道をふらふら歩きながら、
いろいろな妄想ロールプレイにいそしんだものです。
お気に入りの妄想を、頭の中で繰り広げながら、
韓国語のディティールをあれこれいじくっていく作業。
あくまでも経験上ですが、かなり効果があります。

「妄想力で鍛える韓国語」

なんて企画がふと思い浮かびましたが、
自分の恥をさらすだけなので、やめておきます。

さて、そんなイベントで出された弁当が冒頭の写真。

一見すると、幕の内弁当にも見えますが、
しっかり見ると、どの料理も韓国料理です。

なんと、イベントのために特注された高矢禮弁当。

スタッフを含め、300人分という膨大な量を、
「高矢禮」スタッフが徹夜で作ったそうです。
高矢禮弁当といえば、セブンイレブンとのコラボ企画もありましたが、
それを手作りで味わえる、というのはなんとも贅沢です。

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「高矢禮」名物のタッカンジョン(鶏の蜜揚げ)や、
5種類の野菜を使ったチャプチェ(春雨炒め)。


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ほかにも、

・カレイを使ったセンソンジョン(白身魚の衣焼き)
・トゥブジョン(豆腐の衣焼き)
・ミョルチボックム(ジャコの炒め物)
・キムパプ(海苔巻き)

といった料理が少しずつ詰まっています。
加えて、白いごはんが別途つくのでボリュームもたっぷり。
店で食べるような高級食材の連発ではありませんが、
丁寧に味付けをする「高矢禮」らしさはよく出ていました。

池袋に昨年できたデリ専門店「高矢禮 健」の、
定番料理が詰まっている、という印象でもあります。

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しっかりお品書きまでついていました。
こういう細かな配慮は嬉しいですね。

なかなか高矢禮弁当ほどのものは難しいですが、
韓国料理と弁当の融合というのは、もっと増えていいはず。
韓国は日本ほど弁当を食べる習慣がないので、
このあたりは日本発で頑張れそうな切り口ですね。

韓国各地の駅弁を勝手に作るのも面白いかも。
これまた妄想していくとキリがない話ですけどね。

そして、最後にお知らせ。

土曜日の午前0時に告知を出した荒川区オフ会ですが、
現在までの間に11名の方から申し込みを頂きました(スタッフ除く)。
申し込みの締切は6月6日と設定しておりますが、
それより早く定員に達した場合はキャンセル待ちの案内をします。
ご検討中の方は、早めにご連絡ください。

なお、参加資格は特に設けておりません。

荒川区と韓国の話で盛り上がるというのが趣旨ですが、
荒川区とのかかわりは濃くても薄くても大丈夫です。
もちろん韓国とのかかわりについても同様です。
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2010.05.31.Mon 12:41 | 韓食日記 | trackback(0) | comment(2)
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長らくお待たせして申し訳ありません。
ようやく23区オフ会の第4弾が正式に確定しました。
板橋区、北区、豊島区に続き、今回は荒川区を攻めたいと思います。
僕がつい先日まで、2年間暮らした思い出の街です。

「ぜひ、荒川区の素晴らしさを知って欲しい!」

との熱い思いとともに、告知をさせて頂きます。
なお、これまでの経緯については、下記の後記をご参照ください。

中板橋「カボチャ屋」で板橋区オフ会1次会。
http://koriume.blog43.fc2.com/blog-entry-645.html
赤羽「松花」で北区オフ会。
http://koriume.blog43.fc2.com/blog-entry-687.html
池袋「KollaBo」で豊島区オフ会。
http://koriume.blog43.fc2.com/blog-entry-1095.html

そして、ひとつ申し込み頂く前の注意事項ですが、
前回から、このオフ会は実行委員会が組まれております。
僕ひとりで開催するオフ会であれば、ある程度の融通も利くのですが、
スタッフが増えているので、取り決め事をいくつか作りました。
会の円滑な運営のためにも、どうかご協力頂ければ幸いです。

まず、全体的な要項から。

=========================
<荒川区オフ会(23区オフ会第4弾)>

日程:2010年6月12日(土)
時間:16時45分受付開始、17時スタート(1次会は19時30分まで)
場所:Mama Chicken(下記参照)
定員:20名(先着順)
会費:5000円
趣旨:韓国料理を食べつつ荒川区トークで盛り上がる
主催:23区オフ会実行委員会

<会場>
店名:Mama Chicken
住所:東京都荒川区西日暮里1-7-6
電話:03-6412-9913
http://koriume.blog43.fc2.com/blog-entry-1113.html

<申込方法>
申込は下記のアドレスへのメールでのみ受け付けます。
ブログのコメント欄や、電話では受け付けません。
質問なども下記アドレスにご送付ください。

23kuoffkai@gmail.com

件名は「20100612荒川区オフ会参加希望」でお願いします。
必ずご本人が申し込んでください。友人との合同は受け付けません。

申込締切は6月6日(日)とさせて頂きますが、
それ以前に定員を超えた場合はキャンセル待ちの案内を致します。
また、定員を超えたらブログでもお知らせを出します。

申し込みと同時にアンケートにもご協力ください。
アンケート結果は当日の自己紹介に使います。

<アンケート>
1、ハンドルネームを教えてください(無い方は本名でも可)
2、荒川区との関わりは?(深くても浅くても無くても可)
3、訪韓回数は?
4、普段韓国情報はどこから仕入れてますか?
(例:ソウルナビ、コネスト、韓食日記、mixiなど。3つまで)
5、今韓国の何にハマっていますか?(3つまで)
6、23区オフ会の参加は何度目ですか?

<回答例>
1、八田氏@K・F・C
2、三河島で2年間暮らしました。
3、30回以上。
4、ソウルナビ、コネスト、知人からの口コミ。
5、マッコリ、郷土料理、チープ系焼肉。
6、4度目

参加希望のメールには実行委員会から返信します。
随時、返信していく予定ですが、大量のメールが殺到したときは、
少し返信が遅れることもあります。ご容赦ください。
=========================

前回に比べて、人数が少なめになっておりますが、
大きく分けて2つの理由があります。

1、20名ぐらいのほうが交流しやすい
2、単純に店に20人ちょっとしか入れない

僕ら実行委員会のスタッフを3名加えて23人。
たぶんそれでギュウギュウになると思います。
あまりにすぐ埋まるようなら、第5回でまた検討します。

料理は冒頭にもありますが、チキンの専門店なので、
フライドチキン、ヤンニョムチキンがメインとなります。

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加えて、お店の自慢である特別な焼き台にも活躍してもらいます。
携帯コンロの火を天板が跳ね返し、上下から焼けるというすぐれもの。
これでチキンやサムギョプサル(豚バラ肉)も焼こうと思います。
ドリンクはマッコリを含む、飲み放題でお願いしています。

2次会も検討中ですが、こちらは参加者がある程度固まった後、
参加希望のアンケートを取って、人数確認後に決める予定です。
むしろ0次会を作って、三河島散策をしようかなとも考えています。

あと、この日は昼に料理イベントもあったりします。

第2回「八田の"楽しい韓食ナラ”」
http://koriume.blog43.fc2.com/blog-entry-1127.html
http://www.koparis.com/~hatta/10052601.jpg

こちらもまだまだ申し込みを受け付けておりますので、
僕と一緒にダブルヘッダーで頑張ってくれる方も大歓迎です。

とりあえずお知らせは以上です。
また随時、申し込み状況などお伝え致します。
2010.05.29.Sat 00:00 | お知らせ | trackback(0) | comment(4)
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ずいぶん遅くなってしまいましたが報告です。
5月15日(日)に開催された料理イベントの様子。
ありがたいことに僕の名前を冠して頂きましたが、
ポジションとしては司会、進行、蘊蓄係です。

むしろ主役は隣にいらっしゃる料理長さま。
新宿「イドンカルビ」で腕を振るっておいでです。
プロの指導で料理を作り、食べて楽しむイベントです。

会場となったのは京橋の「明治屋クッキングスクール」。

残念ながら公式の料理教室は休校になりましたが、
一般への会場貸出は今後も続けていくそうです。
ちょうど僕らの頭上に大きな鏡が設置されているので、
料理長の手元まで、しっかり見られます。

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ちなみに料理長さんの説明は韓国語オンリー。
司会、進行、蘊蓄係以外に、通訳という役目もありましたね。
いつになっても通訳は慣れないので緊張します。

なお、月ごとに講師の先生は変わっていくので、
場合によっては、日本語で大丈夫なこともあるはず。
そうなると僕の立場としてはずいぶん楽ですね。
そのぶん蘊蓄の部分を頑張れたらいいなと考えております。

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ということでビビンバ完成。

手前が石焼きビビンバ、真ん中と奥は普通のビビンバですが、
目玉焼きが卵黄か、目玉焼きかという違いがあります。
実際には目玉焼きのほうをみんなで作って実食。
全州マッコリや、新発売の氷呑福で昼間から乾杯をしました。

料理作りのほかに抽選会があり、お土産もつくという、
大盤振る舞いな会でしたが、初回ということで準備不足も多々。
レシピの日本語が微妙だったり、手元に必要な材料が揃っていなかったり。
ご参加頂いた皆様には、ご迷惑かけた部分も多かったと思います。
なんだかんだで予定していた時間も押してしまいましたしね。

そのあたりは今後に向けて打ち合わせを重ねますが、
今回いちばん微妙だったのは、器の準備ではなかったかと。
「明治屋クッキングスクール」にはあらかたの厨房設備はありますが、
さすがに韓国料理専門の食器までは用意されておりません。

適当な器で代用する、というのは仕方なかったにしても、
ラーメンのどんぶりが出てくるのは、どうなんだろう……。
次回に向けて、主催元と密に相談したいと思います。

そして次回に向けての告知。

=========================
<八田の"楽しい韓食ナラ”>
日程:2010年6月12日(土)
時間:11時~13時
場所:明治屋クッキングスクール(下記参照)
費用:5000円(材料費、施設レンタル代)
定員:60名(要予約、先着順)
主催:月刊韓流
後援:全羅北道東京事務所、月刊Shobiz Korea、月刊芸能通信

<出演者>
料理講習:本田朋美(韓国料理アドバイザー)
料理解説:八田靖史(コリアン・フード・コラムニスト)
特別出演:ヤンソナ(美肌コンサルタント)

<会場>
明治屋クッキングスクール
東京都中央区京橋2-2-8
03-3271-6640

<申込方法>
電話:03-3455-7702
FAX:03-3455-7701
E-mail:cysjapan@k-telecom.co.jp

<振込み先>
三菱東京UFJ銀行 目黒支店
(普)3819031 ケーテレコム(カ)
=========================

詳しいパンフレットは下記にアップしてあります。

第2回「八田の"楽しい韓食ナラ”」
http://www.koparis.com/~hatta/10052601.jpg

料理は美肌に効果があると話題のプゴクク。
乾燥させたスケトウダラのスープです。

本田さんは自らも韓国料理関連のイベントを実施されている方。
野菜ソムリエの資格なども持っていらっしゃいます。
以前にも新大久保でご一緒させて頂きました。

韓国料理サランヘヨ♪ I Love Korean Food
http://ameblo.jp/tomomi0308/

ヤンソナさんはまさにプゴククのブームを作った方。
日本テレビ「魔女たちの22時」に出演し、
プゴククの話を語ったことで、大きな話題を呼びました。

ヤンソナのブログ
http://ameblo.jp/bihada-7/

ということで、なんだかすごく豪華な布陣。

料理を作って味わうのもさることながら、
韓国料理と美肌にまつわる話をたくさん伺いたいですね。
ご関心ある方は、ぜひご参加ください。
2010.05.26.Wed 10:30 | 韓食日記 | trackback(0) | comment(0)
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長らく更新を止めて申し訳ありません。
って、今年はもう何度書いたことでしょうか。
毎日見て頂いている方には申し訳ありませんが、

「彼も人並みに忙しいんだなぁ」

と生温かい目で見て頂ければ幸いです。

書くべきネタはいろいろあるんですけどね。
まだまだ落ち着きはしませんが、多少の希望が見えてきたので、
ブログのほうもぼちぼちと更新していこうと思います。

冒頭の写真は、新しい家からの眺め。

実りある2年間の三河島生活を終えて、
実家のある板橋区へと舞い戻ってきました。
ここ2日ほどは雨模様ですっきりしませんが、
引っ越し当日は暑いぐらいの天気でした。

最寄りの韓国料理店まで徒歩2分という環境を考えると、
本当に引っ越すのはもったいなかったんですけどね。
仕事以外の部分も考慮しつつ、引っ越すことにした次第です。

ということで先週は、荷造りをして、掃除をして、
引っ越してきたら荷物をほどいて、あちこちに収納して。
ガス、水道、電気を引いて、ネット環境を整えて、
ようやく体勢が整ってきたと思ったら……。

「パソコン大破!」

ハードディスクがお亡くなりになりました。
引っ越しを前に、重要なデータだけは取り出しておいたので、
仕事には支障ありませんが、復旧に時間がかかっています。

とりあえずパソコンそのものがもう6年使ったものなので、
引っ越しを機会に、筺体ごとすべて新しくしました。
いまはデータの入れ替えや、もろもろソフトのインストール。
全部終わるまでには、まだまだしばらくかかりそうです。

ああ、そうそう。

引っ越す前に荒川区オフ会をしようと思っていたのですが、
結局、実現できないまま板橋区に来てしまいました。
でも、実行委員会の皆様と絶賛打ち合わせ中ですので、
しばらくしたら正式に告知を出せると思います。

もう少々お待ちください。
2010.05.24.Mon 16:17 | 個人日記 | trackback(0) | comment(5)
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だいぶ遅くなりましたが、韓国出張からの報告。
といいつつも、仕事にかかわる部分は書けませんので、
個人的な食事から、写真を抜粋してみました。
各地域からかき集めのような感じですが、ご容赦ください。

冒頭の写真は、釜山の西面で食べたサムギョプサル(豚バラ肉の焼肉)。

メルマガにも書きましたが、釜山はやっぱり豚ですね。
昨年、一昨年とソウルは韓牛ブームが猛威を振るっておりましたが、
釜山の繁華街を歩いていても、それをほとんど感じません。

「釜山では何が流行ってます?」
「んー、サムギョプサルとか?」

という会話だけ聞くと、
あまり詳しくない方に尋ねたようですが、さにあらず。
地元でコーディネーターとしても活躍する方の実感として、
釜山はやっぱりサムギョプサルという意見でした。

ソウルでの流行とも重なる部分もあるかと思いますが、
韓牛ブームの揺り返しで、豚焼肉が存在感を増している気がします。
燻製サムギョプサルから派生した、藁焼き、薪焼きを中心に、
リーズナブルな盛り合わせで勝負をする豚焼肉の系統。

冒頭の写真でも、一緒に焼かれているのは……。

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チープ系豚焼肉の代表選手、コプテギ(豚皮)。

すごく美味しい! という部位ではありませんが、
じっくり脂を落として焼くと、クニクニサクサクの珍味。
学生街の裏路地あたりで人気を集めていた料理ですが、
長引く不況で、なぜか表舞台に飛び出てきました。

釜山の隣、金海市を本場とするティッコギ(端肉)あたりも、
今回、ソウルでちらほらと看板を見かけました。
そのほか、

・ハンジョンサル(首すじの肉)
・モクサル(首肉、肩ロース)
・カルメギサル(ハラミ)
・カブリサル(バラ肉を包んでいる肉)

といった部位に内蔵なども加えつつ、
盛り合わせにする、というのが主流のようです。

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ちなみに、西面の店に連れて行ってくれた方は、
豚焼肉よりも、こちらの料理をおすすめしたかったとのこと。
シメのテンジャンチゲ(味噌鍋)にラーメンのトッピング。
韓国式の味噌ラーメンといった感じの食べ方ですが、
味噌にクセがあるので、だいぶ印象が変わってきます。

「なんかプデチゲ(ソーセージ鍋)みたい!」

というのが正直な印象ですか。
テンジャン系のコクを感じるプデチゲ風ラーメン。
全体を通して焼酎がすすむ、いい流れでした。

店名:マダンセソグムグイ
住所:釜山市釜山鎮区釜田洞168-190
電話:051-803-3421

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釜山からソウルへ移動し、弘大のマッコリバーへ。

この日、マスターにおすすめされたのが、
宝城産有機米コシヒカリで作ったマッコリでした。
ずいぶん高級なマッコリが出てきたものですね。

日本へのマッコリ輸出が活況を呈するにつれて、
マッコリそのものの差別化がようやく始まってきました。
大手企業の参入で、価格自体はどんどん下がっておりますが、
その反動として高級マッコリも、今後は増える気がします。

それが消費者に受けるかは、別の話ですけどね。
いろいろなマッコリが飲めるというのは幸せな時代です。

日本で飲める銘柄もどんどん増えておりますし、
韓国大手企業の参入、そして日本企業の動きも見え始めました。
とりあえず眞露がひと足先に市場開拓を進めていますが、
今年の下半期あたりから、各社入り乱れての戦いになる予感です。

現状、日本酒メーカー、飲料メーカー、商社、外食、流通などの各企業が、
それぞれのルートで、独自のマッコリを準備している状況です。
ブームがどのような形で推移するのか、本当に目が離せません。

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それとともに、今後重要になるのはマッコリの周辺。
輸入販売だけなら、いくらでも企業は参入できますが、
周辺の文化面も充実させねば、一過性の商売で終わります。

・マッコリを飲む空間の雰囲気
・マッコリを注ぐ、飲むための器
・マッコリに合わせる料理

といった要素も、一緒に輸入して欲しいですね。
そういう情報はむしろ僕らが頑張る部分かもしれませんが、
ぜひとも短いブームでなく、文化的な長い定着を願っております。

店名:チンチン
住所:ソウル市麻浦区西橋洞343-9
電話:02-334-1476

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弘大でマッコリを飲んだ後、仁寺洞でもまたマッコリ。
本当は「看板のない店(ワサドゥン)」を目指したつもりが、
閉まっていたので「チョンガンエピチンタル」に。
粉状にした松葉を、マッコリに混ぜて飲ませてくれるお店です。

店名:チョンガンエピチンタル
住所:ソウル市鍾路区仁寺洞143
電話:02-737-1298

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今回は馬場洞にも足を伸ばしました。
畜産市場に併設されて、リーズナブルな焼肉店が並んでいます。
以前、市場そのものは見学に来たことがありましたが、
焼肉店に入って食べるのは、これが初めてでした。
長い間の宿題を、解決できたのは嬉しかったですね。

・カルビ
・アンチャンサル(ハラミ)
・ナギョプサル(ミスジ)
・トゥンシム(ロース)
・チャドルバギ(薄切りバラ)
・チマサル(トモバラ)

といった感じの盛り合わせでしたが、
たぶん、あと1種類何かが欠けている気がします。
各部位をリーズナブルに味わえる上……。

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レバ刺し、センマイ刺しなどがサービスでつきます。
店によっては冷麺や、シレギクク(菜っ葉の汁)が加わることも。
メニューなども店によって、ほぼ同じに見えても異なるので、
じっくり違いを見て回っても面白そうですね。

結局2日連続で通って、3軒をハシゴしてきました。
楽しかったのもありますが、再来月に向けての下取材だったりも。
次回は店の人からも、じっくり話を聞いてきたいですね。

店名:ヨンムンチプ
住所:ソウル市城東区馬場洞761-8馬場洞モクチャコルモク内
電話:02-2292-2218

店名:テグチプ
住所:ソウル市城東区馬場洞761-8馬場洞モクチャコルモク内
電話:02-2294-6349

店名:ホナムチプ
住所:ソウル市城東区馬場洞761-8馬場洞モクチャコルモク内
電話:02-2295-0118

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焼肉をたっぷり食べた後は、レッドマンゴーで小休止し、
その後、目に留まったフライドチキン店でピッチャービール。
その後、前日行けなかった「看板のない店」でリベンジという、
胃の中がぐちゃぐちゃになるような楽しいハシゴでした。

お付き合い頂いた方々には本当に感謝です。
出張の合間に、おかげさまで楽しい食べ歩きでした。

店名:オブネパジンタク(オーブンに落ちた鶏)
住所:ソウル市鍾路区貫鉄洞18-11
電話:02-722-5892

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一気にまた場所が飛んで、全州の南部市場で朝ごはん。
定番のコンナムルクッパプ(大豆モヤシのスープごはん)ですが、
ニンニクと青唐辛子がガツンと効いたインパクトのある味わい。
有名な「現代屋」にようやく足を運ぶことができました。

以前は、海苔を市場内で購入するシステムで有名でしたが、
代替わりして、持ち込まずとも提供されるようになりました。
隣に座った常連さんは、しっかり持ち込んでいましたけどね。
海苔の質云々ではなく、そのほうがなぜか美味しそうに見えました。
次回チャンスがあれば僕も持ち込みでいこうと思います。

店名:現代屋
住所:全州市完山区殿洞3街2-242南部市場内
電話:063-282-7214

以上で報告できる内容はすべてです。
15日間も行ってきた割には薄い情報で恐縮ですが、
そのぶん仕事のほうに、きちんと反映したいと思います。
記事が出る頃に、また報告をさせて頂きますね。

たっぷり取材をしてきたので、しばらくは超のつく修羅場。
6月下旬までは、ヒイヒイいいながらの毎日です。
2010.05.11.Tue 13:19 | 韓食日記 | trackback(0) | comment(7)
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2週間で21軒の韓国料理店を取材。

などという話をいつぞやの記事で書いたのですが、
その成果というのが冒頭のムック本です。

「韓流スターが訪れた店&美味しい韓食」

という超ストレートなネーミングですが、
そのぶん内容の説明が不要という便利な本です。
いわゆるお店の紹介ガイドですが、それに加えて、
韓流スターの行き着け情報が加わっております。

ただ、行き着け店ばかりだと情報が偏るので、

「個人的なおすすめ店を20軒ほど選んでくれる?」

という依頼を受けて取材に出た次第です。
表紙にまで名前が載るとは思っていませんでしたけどね。
せっかくなので真剣にお店を選ばせて頂きました。
どんな店が出ているかは中を読んでみてください。

まあ、このブログを読んで頂いている方なら、

「あー、はいはい」

というラインナップかもですけどね。
ほかにも韓国料理図鑑やら、マッコリブームの話、
地方料理の話などたくさん原稿を書きました。
ぜひそちらのほうも読んで頂ければと思います。

そして来週からは、また別件の取材がスタート。
その成果も、発売時期がきたらお知らせを出しますね。

それともうひとつ。

発売から1年以上を経過してようやくですが、
「新大久保コリアンタウンガイド」の増刷が決まりました。
東京の韓国料理店情報は、また需要が増えているんですかね。
マッコリブームがいい追い風になっているのかも。

先月はずっと韓国出張で国内がおろそかになっていたので、
しっかりアンテナを立てて、情報収集したいと思います。

そうそう。

6月1日に赤坂で「プロカンジャンケジャン」がオープン。
なんていう情報も飛び込んできております。

http://www.jobstock.jp/job/2115359.htm

カンジャンケジャンを食べられる店というのは、
いつも悩みの種だったので、専門店の進出はニュースですね。
日本で、しかも赤坂でとなると値段は張るでしょうが、
お店ができたら、ぜひ1度のぞいてみたいと思います。
2010.05.08.Sat 21:23 | 韓食日記 | trackback(0) | comment(15)
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角切りにしたサツマイモを水に浸してアクを抜き……。

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中まで柔らかくなるように蒸しあげます。

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マッシャーで粗めにつぶしたら……。

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砂糖と粉寒天を用意し……。

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フードプロセッサーでガーッと。

マスクをしているのは風邪を引いていたから。
この頃はずいぶんよくなっていたんですけどね。
風邪菌を隠し味にする訳にはいかないので、
用心の意味から、作業中はずっとマスク着用でした。

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いい感じのペースト状になったら容器に詰め、
冷蔵庫で1~2時間ほど冷やして、全体を落ち着かせます。

すると……。

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ジャジャーン!
スイートポテトの出来上がり……。

って、そんな訳ないですよね。

蒸したサツマイモを流用し、
こちらはオマケとして作成しました。

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本命はコチラ。
包丁で食べやすい大きさに切りまして。

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芋ようかんの出来上がりです。

このブログでも毎年紹介しておりますが、
春先に年1回開催されるお菓子作り同好会の活動風景。
当初は男2人というむさ苦しい集まりでしたが、
昨年から女性メンバーが2人増えて華やかになりました。

フードプロセッサーやオーブンが導入されるなど、
ずいぶん機材的にも充実が見られますね。

1年目のバームクーヘン!
2年目のティラミス!
3年目のドラ焼き風ケーキ!
4年目のドーナツ!
5年目の黒糖饅頭!
6年目のフルーツ春巻!
7年目の生キャラメル!

に続いて、なんと今回で8年目。
これからも地道にコツコツと続けたいと思います。
2010.05.07.Fri 10:16 | 個人日記 | trackback(0) | comment(0)
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5月4日、5日。爽やかに晴れ渡ったゴールデンウィーク中、
「第3回神奈川フードバトルinあつぎ」が開催されました。

今年は9月に「B-1グランプリ」も予定されていますしね。
そのプレイベントとして神奈川県内のご当地料理が終結しました。
なんでも2日間で11万人を超える人が訪れたそうです。
厚木であれば、都内からもたくさんの人が足を運ぶでしょうし、
9月の「B-1グランプリ」もすごいことになりそうですね。

ちなみにこの日、僕は特別審査員などという肩書きを頂き、
厚木市役所の会議室で、30種類の料理をすべて頂いてきました。
普段は韓国の地方を巡って、ご当地料理を食べる日々ですが、
やっぱり日本の料理は、細かなアレンジが効いていて楽しいですね。
おかげさまでいい体験をさせて頂きました。

午前中から足を運び、昼すぎまでには審査が終わったので、
その後は、フリータイムとしてイベントを楽しんできました。
少量ずつとはいえ、30種類食べるとおなかはいっぱいでしたが、
せっかくのイベント、食べられるだけ食べなきゃ損です。

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金券を購入し……。

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まずは生ビール!

この日はTシャツでも充分なぐらいの気温でしたので、
昼から飲むビールの味は、また格別でしたね。

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審査対象になっていた30種類の料理に加え、
近県からも、たくさんの料理がイベントに参加していました。
せっかくなので、食べていないぶんを攻めていきます。

こちらは山梨県甲府市から「甲府鳥もつ煮」。

中央でキンカン(産まれる前の卵黄)が目立っておりますが、
ハツ、砂肝、レバーも入っており、いろいろ楽しめます。
濃い目の味付けが、またビールにぴったりでしたね。

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続いて、静岡県裾野市の「モロヘイヤ入りすその水餃子」。

あっさり味のスープに水餃子と春雨がたっぷりでしたね。
水餃子の生地には地元産のモロヘイヤが練り込まれています。
試食で疲れた胃にはたいへん嬉しい優しい味でした。

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三重県四日市市の「四日市とんてき」。

食べた瞬間から「おおっ、ソース!」という感じ。
見た目から醤油ダレをイメージしていると意表をつかれます。
肉もさることながら、添えられたニンニクが美味です。

10050607.jpg

静岡県富士市の「富士つけナポリタン」。

パスタをつけ麺風に仕立てているのが特徴ですが、
たっぷり混ぜ込んだ桜エビがいい仕事をしています。
つけダレのトマトスープもアツアツでよかったですね。
個人的にはこれがいちばん印象に残りました。

10050608.jpg

2日間に渡る審査結果は、その日のうちに発表され、
優勝は神奈川県相模原市の「なつかしい給食あげパン」が獲得。
厚木市内の小・中学校にも提供しているという、
給食の定番が、郷愁をも誘って人気を集めたようです。

確かにみんなこの串を持っていましたもんね。
揚げたてという魅力も大きかったのではないでしょうか。

といった感じに、個人的にも目一杯満喫してきました。
たぶん9月はもっと盛り上がることでしょうね。
混雑と行列を覚悟しつつ、また足を運びたいと思います。
声をかけて頂いた、実行委員会の皆様に感謝です!

さいごにひとつお知らせ。

連休直前に記事を上げた「八田の"楽しい韓食ナラ”」のイベントですが、
まだまだ定員には余裕があるとの連絡がありました。
詳細なパンフレットも下記にアップしておきますので、
興味のある方は、ぜひご覧頂ければと思います。

パンフレット
http://www.koparis.com/~hatta/10050603.jpg
2010.05.06.Thu 17:11 | 個人日記 | trackback(0) | comment(8)






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八田 靖史(八田氏@K・F・C)
美味しい韓国料理を探す毎日。コリアうめーや!!管理人。コリアン・フード・コラムニスト。ブログは2005年12月開設。