
ここ数年、全羅北道ばかりをひいきに足を運んでおりますが、
そこで仕入れた美食情報をまとめ、ひとつの旅行ツアーを組みました。
僕も同行させて頂き、一緒に食べ歩かせて頂きます。
冒頭の写真、
・甲イカの石板焼き(扶安郡)
を皮切りに、
・アサリ粥(扶安郡)
・ウナギ焼き(高敞郡)
・全州ビビンバ(全州市)
・コンナムルクッパプ(全州市)
・カンジャンケジャン(群山市)
といった郷土料理を食べ尽くす予定。
扶安1泊、全州1泊、ソウル1泊という日程なので、
移動はやや慌ただしいですが、食にこだわったがゆえとご理解ください。
もちろんこの合間にも、郷土オヤツに食指を伸ばしたり、
全州の夜はマッコリで酔いどれようとも考えています。
詳細については下記のページをご覧ください。
全羅北道食文化セミナー4日間
http://www.sanshin-travel.com/original/010/entry/000616.html
簡単な要項は下記の通り。
日程:2010年11月21日(日)~24日(水)
費用:8万9800円(燃油付加料等諸税は別途)
定員:40名(最低催行人数10名)
<旅行企画・実施>
株式会社ワールドナビゲーション
<受託販売>
株式会社三進トラベルサービス
上記、リンク先に申し込み要項なども記してあります。
興味のある方は、ぜひご検討ください。
また、これとは別に先日紹介したマッコリツアーも、
一部の日程で、まだ募集が続いております。
http://koriume.blog43.fc2.com/blog-entry-1137.html
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休暇から帰ってきまして、本日より仕事再開です。
旅の報告も、おいおいさせて頂きたいと思いますが、
それに先だって、もろもろのお知らせを書かせて頂きます。
5月、6月に開催した「八田の韓食ナラ」ですが、
事情により7月の開催が、延期になっておりました。
このほど無事、再開できることになりましたので、
リニューアルした部分も含め、お伝えさせて頂きます。
まず全体的な要項から。
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<第3回 八田の楽しい韓食ナラ>
日程:2010年9月18日(土)
時間:15時~17時
受付:14時45分
場所:イドンカルビ(新宿)
会費:3,000円(材料費・税込み)
主催:月刊韓流
後援:月刊Showbiz Korea/月刊芸能通信/イドンカルビ
※エプロンを持参してください。
<会場>
店名:イドンカルビ
住所:東京都新宿区新宿5-12-2
電話:03-3351-2057
新宿3丁目駅、東新宿駅より徒歩5分
http://r.tabelog.com/tokyo/A1304/A130402/13035516/
料理解説 : 八田靖史(コリアン・フード・コラムニスト)
料理講習 : 本田朋美(韓国料理アドバイザー)
<参加申込み>
参加される方の住所・氏名・電話番号・メールアドレスまたは
ファックス番号を下記にメールしていただくか、お電話ください。
Mail: krisk1@k-telecom.co.jp
TEL : 03-6435-0899
参加費は下記口座まで事前にお振り込みください。
当日受付でのお支払いも可能です。
三菱東京UFJ銀行 目黒支店
普通 3819031 口座名:ケーテレコム (カ)
<今後の予定>
2010年11月13日(土):キムチ作り(キムジャン)
2011年1月22日(土):スンドゥブチゲ
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ご覧になって頂き、わかるかとも思いますが、
会場、参加費などが変わっております。
より詳しい内容については、下記をご参照ください。
チラシを大きな形でダウンロードできます。
http://www.koparis.com/~hatta/10083001.jpg
今回みんなで作る料理は、チヂミとなりました。
本田先生に作り方を教えて頂きながら、
僕のほうはもろもろチヂミの蘊蓄を語ろうと思います。
出来上がった後は、当然のごとくマッコリ飲み放題。
韓国の品評会で大賞を受賞した針桑エキス入りの、
「クジポン生マッコリ」がこの日の目玉だそうです。
それに加え、全州マッコリなどもある様子。
チヂミとマッコリという最高の組み合わせを楽しめます。
クジポン生マッコリ
http://taiyoshouji.com/taiyoawabi/7.1/736/#a1
なお、チラシをじっくり読みますと、
「3000円相当のお土産」
を用意しているとの記述も。
参加費3000円で、お土産が3000円という、
何かが間違っているような大盤振る舞いもウリのひとつ。
ご興味ある方は、ぜひふるってご参加ください。

今年は人並みに夏期休暇を取ってみました。
国内ではありますが、東京から離れたところにおります。
まあ、事務連絡だの、入校だの、校正だのという、
もろもろの仕事は旅先でもしているんですけどね。
それでも環境が変わっただけでずいぶんな開放感です。
出発前は仕事のバタバタでブログの更新ができず、
休暇に入ってからの報告で申し訳ありません。
どこにいても美味しいものを目指す姿勢は変わりませんので、
いずれゆっくり場所も含めて報告したいと思います。
そして、こちらも「いずれまた」があると思いますが、
直近でのお知らせをいくつか列挙しておきます。
スッカラ2010年10月号
http://www.sukkara.com/saishingou/index.php
8月21日に発売されたスッカラの最新号です。
韓国のウナギ事情に関する原稿を書かせて頂くとともに、
なぜか自宅での料理風景を披露していたりします。
八田式ぺらぺらハングル基本単語
http://www.amazon.co.jp/dp/4902091844
そして、もう1点。
8月26日に久しぶりの著者本が発売されます。
韓国語における単語学習の壁を八田式にぶち破る本。
ダジャレだの、4コマ漫画だのを駆使しつつ、
脳みそをダイレクトに直撃する単語本を目指しました。
対象とするのは、ハングルを覚えた程度の初心者。
苦笑いと失笑と、ごく稀にあるクス笑いを繰り返しつつ、
楽しみながら単語を覚えてもらうのが狙いです。
単語の壁に苦しんでいる方は、ぜひ手にとってみてください。
ということで、直近のお知らせは以上。
また、ゆっくりもろもろ報告させて頂きます。

9月25日から公開となる映画『遠くの空』。
あちこちのサイトからあらすじを追ってみると、
だいたいこんなストーリーだそうです。
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主人公の松木美江(内山理名)は、亡き日本人の父と、
在日韓国人の母、明子(黒田福美)のもとで育った。
自らの中に流れる韓国の血を意識しながら育った美江は、
上司として赴任した韓国人、柳正培(キム・ウンス)と出会う。
互いにひかれあうようになる美江と正培であったが、
やがて正培の過去が知れるにつれ、その残酷な運命に気付いてしまう。
かつて光州事件の際、学生運動グループのリーダーだった正培。
その頃、正培を隣で支えていたのは、
当時、留学生として韓国にいた、若き日の母明子であった。
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実際には見ていないので、間違いがあったらごめんなさい。
ともかくもこんな映画が秋から始まる予定です。
冒頭の写真は、そのチラシなのですが……。

中を開くと、こうなっております。
なんとなくでわかりますかね。
真ん中にあるのが、新大久保の地図です。
そして、その周りにお店情報。
すなわち、このチラシは映画の宣伝用でありながら、
新大久保コリアンタウンのガイドマップでもあるのです。
新宿の「K's cinema」でこの映画を見たら、
マップ持参で、新大久保に繰り出してくださいね、ということ。
また、このマップは新大久保界隈でも配られており、
映画館に持参すると、当日の窓口料金が200円引きになります。
新大久保と映画のコラボ企画という感じですね。
実際に新宿、新大久保でも撮影が行われたそうです。

マップには黒田福美さんや内山里名さんのオススメ店も掲載。
飲食店、韓国スーパー、女性専用サウナなど、
全部で27件のお店情報が載っております。

こんなスペースもあったりするんですけどね。
映画に出演している訳でもなんでもないですが、
新大久保つながりで、5店舗ほど推薦させて頂きました。

裏面には「新大久保コリアンタウンガイド」の情報も。
なんか、このところ新大久保が再び元気を取り戻しており、
エリア絡みの仕事を、ちらほらと頂くようになりました。
新大久保が盛り上がると、韓国料理業界にも活気が出るので、
ぜひとも、この流れを長期にわたって維持して欲しいと思います。
なお、このチラシは新大久保の紹介店舗や「K's cinema」で絶賛配布中。
ぜひ新大久保に繰り出したときに探してみてください。
遠くの空
http://www.to-kunosora.jp/

カステラ。
見た目は本当にただのカステラなのですが、
実は、今年の韓国料理業界を象徴する画期的な商品です。
いやはや、本当に出てくるとは。
なんと、このカステラ……。

マッコリ入りです。
1793年創業という長崎県の老舗菓子店「森長」と、
韓流携帯サイト「韓流大好き」を運営するアドウェイズのコラボ。
以前の記事でも、いずれはマッコリスイーツが誕生するはず、
なんて話を願望混じりに書きましたが、予想以上に早かったですね。
森長
http://www.kashuen-moricho.co.jp/
韓流大好き
http://kdaisuki.jp/

パッケージの側面にはハングルも書かれています。
厳密には「テ」のところに「r」の音が入るのですが、
この場合は、そのままカステラでもいいですかね。
そもそも韓国にお土産でカステラを持っていっても、
「お、これは旨そうなパンだな!」
としかみんな言いませんし。
饅頭、蒸しパン、カステラ系はみんな「パン」で認識される様子。
人形焼きとか、もみじ饅頭あたりも全部「パン」です。

原材料の欄には、しっかりマッコリの文字が。
それとともにコラーゲン粉末もひとつのポイントですね。
韓国料理と美容の関係は、段々不可欠なものになってきたようです。
マッコリと美容の関係もずいぶん強調されつつありますしね。
早速、おやつの時間に試食してみましたが、
パッケージから出した瞬間に、ふわーっとマッコリの香りが漂います。
どことなく酒まんじゅうに似た香り、とでも表現しましょうか。
ただ、さほど強烈でなく、本当にほのかな香りなので、
食べてしまうと、さほどマッコリらしさは感じられません。
以前、マッコリチョコレートを食べたときは、
「うわぁ、マッコリ!」
という感じでしたが、こちらはしっかりカステラが主役。
こういう商品では、どうしても一瞬のインパクトを求めがちですが、
和菓子の繊細な味を考えると、妥当なバランスなのでしょう。
ちなみにこの商品、半年間の期間限定発売とのこと。
定価は1890円ですが、9月末までは1680円。
下記のサイトなどから、購入できます。
森長
http://store.shopping.yahoo.co.jp/moricho/adw1.html
韓流大好き
http://shop.adways-ent.jp/?pid=22477845
僕は「森長」のサイトから注文し、1週間ほどで届きました。
韓国好きにはタイムリーな商品ですし、話のタネにもなるはず。
興味のある方は、ぜひ1度試してみてください。
あと、個人的には韓国料理店のデザートでもいい気がします。
コーン茶とか、五味子茶あたりとセットでもいいですし、
デザートプレートの1品として活用してもいいかも。
以前も考察しましたが、とにかく韓国料理はデザート方面が鬼門。
大胆な選択肢として、マッコリカステラを提案してみます。
うまく広がっていけば、マッコリブームの新展開。
さまざまな方面に波及効果を広げているマッコリの存在が、
今後どうなっていくのか、さらに熱い視線で見守りたいと思います。

えー、栗原景さんとトークイベントをやります。
という告知のため、栗原さんとの写真を探したのですが、
いくら探しても2ショットはありませんでした。
というより、栗原さんの写真そのものがありません。
栗原さんのブログには何度か顔出しで登場しているのですが、
僕は普段、人物の写真を撮らないので、こういうときに困ります。
人物の写真を撮るのは、泥酔して記憶が飛んだときだけです。
そこで苦肉の先として考えたのが、栗原さんっぽい写真。
冒頭の写真は東大邱駅で撮ったKTXの写真。
栗原さんは日韓を股にかける、旅と鉄道のフォトライターであり……。

また、無類の猫好きとしても知られます。
猫とも語りあえるという不思議な特技もあるそうですね。
なお、この猫はソウルの京東市場で撮影しました。

そうそう、雨男としての一面もありますね。
この写真はたまたま栗原さんと訪韓が重なり、
日程の大半が土砂降りだった2009年7月のもの。
まあ、梅雨の真っ只中ではありましたけどね。
僕らが雨のソウルで苦しんでいる中……。
http://kageri.air-nifty.com/seoul/2009/07/post-ce0c.html
栗原さんは江原道で集中豪雨に見舞われていました。
そんな栗原さんとトークイベントを開催します。
=========================
<八さん栗さんナビトーク~2010秋、韓国料理・旅を語る~>
2010年秋、食と風情を求めて韓国へ旅立ちませんか。
食と旅のスペシャリストで友達の二人が秋の韓国の魅力を
紹介いたします。
<出演者>
栗原景(フォトライター)
八田靖史(コリアン・フード・コラムニスト)
<日程>
2010年8月29日(日)午前11時開演
(開場は開演15分前)
<会場>
ナビコリア
東京都新宿区歌舞伎町2-19-10第7金嶋ビル3階
(職安通り「韓国広場」から明治通り方向へ。1階が喫茶店「ロッジ」)
電話03-3232-0071
HP(全体)
http://www.navinavikorea.com/
<料金>
1人1500円(税込)
チケット入手方法: 受付&販売中。
1)ナビコリア店頭にて直接入手
2)ナビコリアに電話で申込み。03-3232-0071。
3)メールで申込み。下記アドレス
http://www.navinavikorea.com/inquiry2/index.html
◆開催日に料金をお支払い希望の方はナビコリアへご相談下さい。
◆開催日お支払いの方は、キャンセルは絶対にお止めください。
◆定員オーバーの場合、キャンセル待ちなどのご連絡をします。
<主催>
◎通訳・翻訳・韓国語教室のKJナビゲーションズ(新宿3丁目)
http://www.kjnavi.co.jp/
◎ナビコリア
http://www.navinavikorea.com/
=========================
秋の韓国をテーマにいろいろ語る予定です。
栗原さんは旅と鉄道の視点から、僕は食べ物の視点から。
ご興味ある方は、ぜひご参加ください。

ちなみにこちらは没写真。
2枚目の猫が見つめていた先に、この栗がありました。
ソウルの京東市場でも、猫と栗の相性はよいようです。

スカパーのビジネス・経済専門チャンネル、
日経CNBCで放映されている「ものづくりの挑人たち」という番組。
5分間の短い番組ですが、ものづくりの裏側に切り込みます。
8月上旬に放映された、この日のテーマはスンドゥブ。

ご存じ、丸大食品が販売しているコチラです。
商品の特徴から、商品開発にまつわる苦労話、
「平成スンドゥブ節」に代表される独創的なPRを紹介。
かかわったスタッフもインタビューに答えています。
そんな中……。

お、おや? この本は……。

恥ずかしながら、わたくしも登場。
スンドゥブの魅力を語らせて頂きました。

いやあ、スンドゥブは本当に有名な商品になりましたね。
パッケージをスーパーで見る確率も増えましたし……。
って、何これ?
食べて……ぷるるん!?
気になる方はYOUTUBEにアップされた動画をごらんください。
丸大食品 新たな食文化を創り出せ!スンドゥブに懸ける
http://www.youtube.com/watch?v=w_ConEs8vO8

どーん!

どどーん、ぱらぱらぱらぱら。

っっどーん!

どーん、ぱちぱちぱちじゃじゃー。
ということで昨日は地元の花火大会でした。
間近できちんと見のは6~7年ぶりぐらいですかね。
気合いを入れ過ぎて、3時頃から場所取りをしたら、
容赦のない炎天下にさらされ、危うく熱中症になるところでした。
ていうか、3時から行く必要もまったくなかったですね。
5時過ぎでも、まずまずのところに陣取れたと思います。
出がけに花火大会へ行くことをツイッターにつぶやいたら、
それを見た友人が、自転車でちらっと立ち寄ってくれました。
まだまだ右も左もわからないツイッターの世界ですが、
確かにいままでのネット関係よりも、距離の近い印象はありますね。
それが自分にとってプラスなのか、ただ作業が増えただけなのか、
まだよくつかめませんが、当分はいろいろ試してみたいと思います。
ただ悩ましいのは、月2回メルマガを書いて、毎日ブログも書いて、
さらにツイッターでつぶやく、という生活がどうなのかという点。
発信場所だけ増えても、ネタが重複するだけですしね。
個人的には発信よりも、受信の面で期待をしたいのですが、
いまのところ、有意義に使えている感覚はありません。
今後はそのあたりの技術を習得していかねばですね。
という話を、わざわざブログに書いているのもなんなんだか。
慣れている方はぜひいろいろ教えてください。
まだ始めていない方、初心者の方は一緒に悩みましょう。
https://twitter.com/kansyoku_nikki

先日の打ち合わせにて。
「八田さん、Market Oって知ってます?」
「ま、まーけっとおーですか?」
このとき「マーケット王」と脳内変換されたのは内緒。
「バイクを売るならバイク王」みたいな話かと思いましたが、
「いまなんかすごい人気のお菓子らしくて……」
というあたりで勘違いに気付きました。
うっかり口に出さなくてよかったと思ったり。
ひと通りの話を聞いて、新大久保の「韓国広場」に出かけ、
現物を見つけて、
「あー、これのことか」
と納得した次第です。
確かに韓国でも誰かから美味しいとすすめられたような。
せっかくなので、その場にあった3種類を買ってきました。
実際にはもう1種類、あるみたいですね。

このリアルブラウニーがいちばん有名らしいのですが、
なんでも先日亡くなられたパク・ヨンハさんのお気に入りだったとか。
ホワイトデーのイベントで、こ のブラウニーが配られたことから、
ファンの間では、一躍有名になったそうです。
もともと「Market O」は狎鴎亭洞などにある飲食店。
ウェルビンフュージョンレストランを掲げて2003年にオープンし、
現在は3店舗のほか、カフェなども別に営業しているようです。
過去には神話のエリックが江南店を経営していたこともあるとか。
お菓子の「Market O」はオリオン社とのコラボ。
情チョコパイや、オー!カムジャで知られる有名メーカーですが、
調べてみたところ、2006年から日本支社が出来ているんですね。
日本ではオリオンでなく、トモリオンのブランド名を掲げ、
新たな市場の開拓を目指しているそうです。
なおトモリオンとは、「TOM(友)+ORION」だそうで。
そういえば先日、オリオンはマッコリの会社を傘下に収めましたが、
いずれはトモリオンブランドで日本輸出もあるのでしょうか。
むしろそちらのほうが、個人的には興味があったり。

評判のリアルブラウニーも確かに美味しかったですが、
個人的にはチョコクラッカーが気に入りました。
チョコもさることながら、クラッカーが美味いです。
ちなみにこの、「Market O」シリーズが日本で発売されたのは、
まだ今年の6月からと、ずいぶん新しい話のようです。
僕はぼんやりとしか存在を知りませんでしたが、
検索をかけてみた感じ、すでにファンも多いようですね。
となると、買い逃したもう1種類も気になるところ。
チョコではなく、チーズ味のポテトスナックだそうですが、
いずれそちらも見かけたら試してみたいと思います。

ブルーのラベルが涼やかな「飛騨マッコリ」。
合掌造りの建物がラベルに描かれています。
つい先日も、福岡県の「唐草まっこり」を飲みましたが、
本当に日本各地からいろいろなマッコリが出てきています。
こちらは岐阜県の渡辺酒造店という蔵元が造ったもの。
300ミリという小さな飲みきりサイズのボトルです。

アルコール度数が9~10度とやや高め。
マッコリにしては、かなりハードな部類に入ると思います。
でも、飲んでみたら、印象はかなりマイルドですね。
とろーっと濃厚なタイプで、甘味もそこそこあります。
第一印象は、飲むヨーグルトそのものという感じ。
先日、マッコリトークのときにも登場した、
麻原酒造(埼玉県)の「マッコリーズ」に系統が近いです。
ただ、飲み始めは飲むヨーグルトそのものでも、
飲み続けていくうちに、どぶろく感が出てきますね。
マッコリを目指したというよりも、どぶろくをベースに置き、
マッコリ方面の特徴を若干持たせたというような印象。
日本酒の蔵が造ると、どうしてもどちらかに偏るんですかね。
どぶろくや日本酒の延長線上にあるものと、
根本からマッコリを目指して造っているものと。
どちらも日本らしいアレンジで、飲んでいて楽しいですが、
前者の場合は、マッコリを想像して飲むと意表を突かれます。
いろいろな人が、いろいろな視点でマッコリを造る時代。
たぶん僕が知らない銘柄もまだまだあるでしょうし、
まだ世に出ていない試作品も、山ほどあるような気がします。
日本の地で、根を下ろし始めたマッコリという新しい酒が、
どのように進化していくのか、本当に興味深い限りです。

ふと気付くと、新大久保にカフェが増えています。
しばらく前まで、お茶を飲む場所がないとぼやいていたら、
いつの間にか、ユニークな店があふれていました。
イケメンが接客してくれる「コーヒープリンス1号店、2号店」。
昼は伝統茶、夜はマッコリが飲める「SORI」。
「カントンの思い出」が新業態として始めた「HONEY CAFE」。
路地裏でひっそり営業している「ココナ」。
ほかにもまだいくつかあったと思いますが、
それに加えて、3日前にオープンしたのがコチラ。
「占いカフェ」を掲げるお店の登場です。
知人に紹介頂き、オープン2日目に足を運んできました。
冒頭の写真は、ミントティーです。

新大久保で占いといえば、魚ちゃんが有名ですが、
こちらのママさんは、韓国で修業をしたムーダンとか。
僕もこの方面は詳しくないので、説明が正しいかわかりませんが、
霊が下りてきて口寄せを行う韓国の伝統的なシャーマンです。
恐山のイタコに似ている、といえばわかりやすいでしょうか。
ムーダンも韓国内にいくつかの流派があるようですが、
この店のママさんは、人間国宝の先生に学んだのだとか。

店の奥に専用のスペースがあり、ここで占って頂きます。
日本語ペラペラなので会話はまったく問題ありません。
占いに必要とのことで、名前、年齢、住所をノートに書き、
それを念仏のように唱えつつ、霊との交信をはかります。
僕の場合は亡くなった父と、父の母がおりてきました。
詳細な内容はプライベートなものなので省きますが、
なんか、占ってもらうたびに、
「文筆業の才能はない!」
っていわれますね。
この仕事を始めて、そろそろ10年目を迎えますが、
いい加減、筆を折ったほうがよいのかもしれません。
なお、僕は辰年なのですが、今年、来年、再来年は厄年とか。
日本の厄年では41~43歳なのでまだ先と油断していましたが、
韓国的には向こう3年間ほど、気をつけねばならないようです。
ってか、韓国にも厄年があるのを初めて知りましたが、
9年周期で、3つの干支がぐるぐる回っているみたいですね。
3年厄年の後、9年置いて、また3年厄年って多くないですか?
人生における4分の1は厄年になってしまいます。
なお、辰年のほか子年、申年の人は僕と同じく3年厄年。
2013年からは卯年、未年、亥年の方が3年厄年。
2016年からは丑年、巳年、酉年の方が3年厄年。
2019年からは寅年、午年、戌年の方が3年厄年。
該当する皆様は、ぜひお気をつけください。
と、不吉なことばかり書いてしまいましたが、
新大久保に個性的な話題ができたのは喜ばしいこと。
オープン早々から女性客もずいぶん来ているようなので、
そのうち注目のスポットになるのかもしれません。
興味のある方は、オープン記念のうちにぜひ。
店名:占いカフェ森
住所:東京都新宿区百人町2-2-43
電話:03-6425-8472
営業:10:00~24:00
定休:なし

えー、遅まきながら「Twitter」を始めます。
予想通りですが、まだ使い方がさっぱりわかりません。
本日は夕方まで自宅で仕事の予定ですので、
その合間に、あれこれ試してみようと思っています。
ちなみに、ウチの師匠も先日デビューをはたし、
ふた言だけつぶやいた、と自慢をしておりました。
要はふた言で断念した、との裏返しなのですが、
弟子のほうは、もう少し頑張ろうと思っております。
どなたか時間のある方、初心者への使い方を教えてください。
https://twitter.com/kansyoku_nikki
<09:19追記>
フォローして頂いた方をフォローしました。
こちらでもリアルタイム更新で慌てぶりを実況します。
まだ、何がなんだかよくわかりません。
<10:57追記>
なんとなくフォローしたり、されたりし始めました。
自宅で仕事をしながら、少しずつつぶやいております。
<12:18追記>
たくさんの方からのフォローありがとうございます。
わからない単語が出てきました。リツイートって何!?
<13:16追記>
リツイートをみんなが教えてくれてだいたい把握。
思った以上にいろいろな機能がついているんですね。
<15:24追記>
とりあえず仕事に没頭中。
<16:11追記>
本日の業務終了。ツイッターはまだよくわかりませんが、
ぼちぼちとつぶやいていこうと思います。

「こんなマッコリがあったよ!」
と、いろいろな方から日々情報を頂きます。
なにか、マッコリガイドを作っている頃よりも、
新商品の発売頻度が激しくなっている気がしますね。
いまでこそ、先端の情報をなんとかつかまえていますが、
時代に追い抜かれるのは、時間の問題かもしれません。
そんな中、日本全国にある日本酒の蔵元から、
意欲的な新商品として、マッコリが登場し始めています。
まだ、そこまで大きな流れにはなっていませんが、
同時多発的にいろいろな商品が出ているのは興味深いです。
それらをネットで購入し、少しずつ飲んでいるのですが、
予想以上にそれぞれ個性があって面白いですね。
「これはいずれ大きな流れになるのかも……」
とひそかに期待をしている次第です。
冒頭の写真は福岡県の浜地酒造が造った「唐草まっこり」。
唐草の文様が、ゆるい感じの「和」を演出していていいですね。

僕はこれまで「国産マッコリ」と呼んでいましたが、
裏のラベルに書いてあった、
「和マッコリ」
という単語にぐっとひかれました。
響きがいいですよね、「和マッコリ」。
文章内でさりげなく使いたくなります。

唐草模様の左下には「特濃」の文字。
晩酌を兼ねてさっそく試飲してみましたが、
さすが日本の酒、といった感じでたいへん洗練されています。
米の味わいが濃厚でありつつ、後味はさらっとすっきり。
味の系統は二東マッコリやJINROマッコリに似た、
米マッコリの王道をゆく系統ですが、その印象はきめ細かく繊細。
ある種、粗野な部分もマッコリの大きな魅力なのですが、
こういう上品な仕上がりは、日本らしくていいですね。
発泡感はなく、甘さはけっこう強め。
ただ、それでいてべたつく感じがないので、
料理と一緒に飲んでも、邪魔をすることがありません。
するする飲めてしまうので、気付いたらひとりで4合飲んでいました。
アルコール度数は6~7度なのでぐいぐいいけます。
日本で造るマッコリは、どこか日本酒の気配が残るものですが、
この「唐草まっこり」はかなり韓国寄りに仕上がっていますね。
それでいて、飲むとしっかり「和」を感じるのがすごいです。
韓国マッコリに慣れた方には、おとなしい印象でしょうが、
家でゆるゆる、ひとり飲みをするには悪くありません。
蔵元のホームページには情報がありませんでしたが、
ネットで検索すると、あちこちの酒屋さんがヒットします。
http://item.rakuten.co.jp/saketakakura/r039_1/
http://item.rakuten.co.jp/hukuya/25071777/
http://store.shopping.yahoo.co.jp/umeshu/karakusa-makkori0720.html
「和マッコリ」の世界は今後も注目していきたいですね。
マッコリの新たな可能性が、切り開かれている気がします。

ありがたいことに、コメント欄などでメッセージを頂いておりますが、
今日、8月2日は僕の誕生日だったりします。
さすがにもう「嬉しい!」というほどでもないですし、
かといって、自分の誕生日を忘れることもないのですが……。
「あー、今日から34歳か……」
という妙に淡々とした実感しかありません。
20代から30代になるときは、けっこうドキドキしたんですけどね。
中盤のひとつふたつは、僕にとってあまり興奮がないようです。
むしろ、この年になると年齢がひとつ増えるよりも、
仕事のキャリアが増えたほうが、喜びは大きい気がします。
昨日、メルマガにも書きましたが、冒頭の表紙画像、
『るるぶ釜山・慶州』がいよいよ発売になりました。
これまで『るるぶ』の韓国シリーズはソウル編と韓国編の2種類。
そこに、釜山編という新たなバージョンが加わった形です。
韓国を訪れる人が増え、全体的な関心が高まる中で、
第2の都市とはいえ、地方にも注目が集まるのは嬉しいこと。
特に釜山は、九州方面からのリピーターも多いですしね。
ソウル以外の魅力も、どんどん広まって欲しいと思います。
ちなみに僕は釜山エリアの飲食店記事を中心に、
慶尚南道の観光地、グルメ情報なども担当しました。
ソウルから地方へのショートトリップと同じように、
釜山を拠点として、周辺エリアにも足を伸ばす人が増えればいいなと。
金海市、梁山市、昌原市、統営市、巨済市を巡ってきました。
詳しくはぜひ誌面を見て頂きたいと思いますが、
いずれの地域にも、美味しいもの、魅力的な観光地が満載です。
まだまだ観光という面では、情報の少ないエリアですが、
僕もこれをよい機会として、また足を運びたいと思います。
この夏、釜山エリアに繰り出す皆様には必見の1冊。
ぜひ書店などで探してみてください。
アマゾン
http://www.amazon.co.jp/dp/4533079520
楽天
http://books.rakuten.co.jp/rb/6515983/

先日重版の報告をした『新大久保コリアンタウンガイド』。
なんと、今度は電子書籍化されることになりました。
これがどれほどすごいことか、僕もよくわかっていないのですが、
電子書籍業界のニュースとしても取り上げられているようです。
hon.jp
http://hon.jp/news/1.0/0/1656/
iPhone、iPadの両方に対応ということなので、
新大久保をうろうろしながら見ることもできますね。
いい宣伝になるので、iPhone、iPadユーザーの方は、
ぜひ新大久保の目立つ場所でご利用頂ければと思います。
中身は先日重版した2刷と特に変わりません。
価格は450円なので、本を買うよりはお得ですね。
僕はどちらも持っていないので、画面も見られませんが、
ご購入頂いた方がいれば、ぜひ見せて頂きたいと思います。
ここ最近、電子書籍化の波が出版社にも来ているようで、
動き始めた数社から、少しずつ話が来るようになりました。
自分の書いた本が、新たな形で生まれ変わるというのは、
なんだか不思議な気もする一方で、やっぱり嬉しいですね。
ダウンロード先はここでいいのかな。
興味のある方は、ぜひ使ってみてください。
iTunes App Store
http://itunes.apple.com/jp/app/id383300353?mt=8