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韓食日記

日々食べている韓国料理の記録です。
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昨日夜に無事、韓国から帰ってきました。
写真は昨日、空港で購入した朝鮮日報の1面です。
いやはや、とんでもない事件が起きてしまいましたね。

ちょうど世間でその第一報が飛び交っていた頃、
僕らは何も知らず、蚕室で買い物をしておりました。
心配した日本の家族から電話があり、

「え、そうなの!?」

と驚いた次第です。
その時間帯でも、ソウル市内は至って平和でした。

一応、全行程のスケジュール表を渡していましたが、
家族が慌てたのは、そこに軍事境界線付近の取材が含まれていたため。
取材自体は先週に済ませていたので、問題ありませんでしたが、
その最中に事件が起こっていたら、と後から僕も肝を冷やしました。

今回は全羅北道、忠清南道、京畿道北部の取材が中心。

相変わらずの地方行脚でとても楽しかったですが、
その報告については、仕事がまとまってからとさせてください。
取材の後に、そのまま続いて臨んだ旅行ツアーについては、
しっかり報告させて頂きたいと思います。

えー、それに先立って、いくつかのお知らせ。

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鍾路3街付近のチキン店で激写中の栗原景さん。
たまたま訪韓日程が重なったので、ご一緒させて頂きました。
27日(土)に2人でトークイベントを行いますので、
お時間ある方は、ぜひ遊びにきてください。

詳細は下記の記事をご参照のこと。

「八さん栗さんナビトーク ~2010冬、韓国旅・料理を語る~」
http://koriume.blog43.fc2.com/blog-entry-1214.html

10112502.jpg

続きまして、月刊スッカラの5周年記念号。
いろいろ大変な時期もありましたが、もう5年になるんですね。

「私たちのとっておきソウル」

という特集記事が組まれており、
そこに僕も短いコメントを提供させて頂きました。

そして、この号。

一緒に「韓食ナラ」をさせて頂いている、
本田朋美先生がインタビュー記事に登場しています。
中身の概要は本田先生のブログが詳しいです。

つながるハングル
http://tsunagaru-hangul.com/skr.html
韓国料理サランヘヨ♪ I Love Korean Food
http://ameblo.jp/tomomi0308/entry-10712639578.html
http://ameblo.jp/tomomi0308/entry-10714627732.html

ちょうど出張の前日が第4回の韓食ナラでした。
終わってからの懇親会でしこたま飲んで、酔っ払って帰って、
ほとんど寝ずに、出張の準備をしたのはいい思い出。
わずか2週間前のことですが、だいぶ昔に感じられます。

ちなみに第5回の募集も順調に進んでおります。

=========================
<第5回 八田の楽しい韓食ナラ>

料理:スンドゥブチゲ

日程:2011年1月22日(土)
時間:15時~17時
受付:14時45分
場所:イドンカルビ(新宿)
会費:4000円(材料費・税込み)
主催:韓流diary

※エプロンを持参してください。

<会場>
店名:イドンカルビ
住所:東京都新宿区新宿5-12-2
電話:03-3351-2057
新宿3丁目駅、東新宿駅より徒歩5分
http://r.tabelog.com/tokyo/A1304/A130402/13035516/

料理解説 : 八田靖史(コリアン・フード・コラムニスト)
料理講習 : 本田朋美(韓国料理アドバイザー)

<参加申込み>
参加される方の住所・氏名・電話番号・メールアドレスまたは
ファックス番号を下記にメールしていただくか、お電話ください。

Mail: krisk1@k-telecom.co.jp
TEL : 03-6435-0899

参加費は下記口座まで事前にお振り込みください。
当日受付でのお支払いも可能ですが、
参加応募多数の場合は事前振込みをさせて頂いた方を、
優先させていただきますのであらかじめご了承下さい。

三菱東京UFJ銀行 目黒支店
普通 3819031 口座名:ケーテレコム (カ)

<今後の予定>
2011年2月19日(土):スピンオフ企画(マッコリの会)
2011年3月19日(土):トッポッキ
2011年5月14日(土):キムパプ
=========================

例によって、お土産も抽選会用の景品もたくさん準備しますし、
終了後はプラス2000円で、そのまま宴会にもなだれ込めます。
ご興味ある方は、ぜひお早めにお申込みください。

10112503.gif

こちらは今月行われる大阪でのイベント。
テレビ大阪が主催で、関西国際空港と梅田の2ヶ所で開催されます。

会場ではさまざまな韓国映画を上映するほか、
韓国関係の商品も多数販売される予定です。

これに伴ってトークイベントも組まれており、
僕も関空と梅田の2ヶ所で、出演させて頂きます。

お相手はソウルのガイドブックで有名なあんそらさん。

そらまだん
http://www.angle-try.com/ansora/
あんそら的日常
http://ansora.exblog.jp/

それぞれの得意分野である「食」にこだわりつつ、
取材で得たもろもろの情報をお話させて頂きます。

開催期間は15日から20日までが関西国際空港会場。
23日から26日までが梅田のハービスホールで、
僕らが出るのは、18日(土)と26日(日)の2日です。
25日にはアンミカさんのトークショーも行われます。

詳細はテレビ大阪の公式ページをご覧ください。

テレビ大阪/OSAKA韓国クリスマスフェスタ
http://www.tv-osaka.co.jp/event/koreafesta/

また、先日も出張先からお知らせしましたが、
系列のテレビ東京では「美女学」という番組を作っています。
新大久保ロケの第2弾は、本日深夜1時から放映予定。
モーニング娘。と℃-uteのメンバーが新大久保を散策します。
僕は新大久保の案内人として出演させて頂きました。

テレビ東京/美女学
http://www.tv-tokyo.co.jp/bijyogaku/


とりあえず直近のお知らせは以上です。
書かねばならないことは、まだあるのですが、
ぼちぼち更新を続けていきたいと思います。

まずは帰国の報告まで。

しばらくは出張後のもろもろでバタバタしますが、
なんとかブログは動かしていきたいと思っております。
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2010.11.25.Thu 09:44 | 韓食日記 | trackback(0) | comment(10)
順調に韓国取材を続けております。
なかなかブログの更新まで手が回らないのですが、
これだけはというお知らせがひとつあります。

11月18日(木)深夜1時より、
テレビ東京の「美女学」という番組に出演します。

この番組はモーニング娘。や、℃-uteといったアイドルが、
群雄割拠の芸能界を生き抜き、魅力的なアイドルになるための番組。
あちこちロケに出かけて、体当たりでいろいろなことを学び、
成長してゆく姿を見せるというのが趣旨だそうです。

僕が出させて頂くのは、新大久保をテーマとする回。

新大久保の街を歩いたり、韓国料理店に入ったりしながら、
さまざまな韓国文化を学んでいくという内容です。
僕はそのアテンド係として呼んで頂きました。

あまり書くとネタバレになるのですが、
とにかく彼女たちの韓国通ぶりに驚きました。
正直、僕がアテンドする必要なんかないぐらいですね。
韓国語もずいぶん勉強されているようでした。

より詳細な情報は公式ページをご参照ください。

美女学
http://www.tv-tokyo.co.jp/bijyogaku/

僕はあいにく韓国にいるので見られませんが、
3回に分けて放送されるらしいので次回は見たいと思います。
深夜まで起きている方は、僕のかわりに見てください。

ただし、テレビ東京なので放映地域は限られています。
見られない方は、僕と一緒に残念がってください。
2010.11.17.Wed 23:07 | お知らせ | trackback(0) | comment(6)
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昨日から韓国出張にやってきました。
帰国は24日の予定なので、10泊11日です。
前半が全羅道、忠清道、京畿道などを巡る取材仕事。
後半は全羅道に戻って旅行ツアーのアテンドです。

日程の一部ではソウルにも宿泊しますが、
基本的には地方をあちこち巡る予定。
美味しいもの探索に力を注ぎたいと思います。

例によって、ブログの記事は途絶えがちになりますが、
時間の許す限り、少しずつ報告ができればとも。
現在は全州の韓屋村からこの記事を書いています。
2010.11.15.Mon 06:53 | 韓食日記 | trackback(0) | comment(3)
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14日からの韓国出張を控え、多忙の極みに陥っています。
ここ2ヶ月ほど、調子よく更新を重ねていたのですが、
締切や取材の前倒しが多く、どうにもブログに立ち向かえません。

いつも思うのですが、忙しいときにさっくり更新できる、
手軽な定番コンテンツを、ひとつ用意したいですね。

マイナーな韓国料理紹介とか、地方で撮ったワンショットとか。
ひとコマ漫画のような何かを模索したいと思いつつ、
いまに至るまで、その何かが見つかっておりません。

そんな手探り状態から、冒頭の写真は「本日の1枚」。

今日11月11日はペペロデー。
釜山の女子高生が、ペペロのようにスマートになろうと、
友人同士で贈り合ったのが始まりというイベントデーです。

このブログでも何度か紹介しています。

2008年
http://koriume.blog43.fc2.com/blog-entry-833.html
2009年
http://koriume.blog43.fc2.com/blog-entry-1057.html

ってか、冒頭の写真は2008年でも使っていますね。
思えばこの写真、2005年に撮ったものの使いまわし。
おそらくパッケージも刷新されていることでしょうし、
いい加減、新しいペペロ写真も撮ってこなければですね。

ちなみに14日からの出張は、ほぼすべてが地方行脚。

いずれの地域も美味しいものがたくさんありそうなので、
今回も力一杯、食べまくってきたいと思います。

とりいそぎの出張&それに絡んだ多忙報告。

帰国まで更新が途切れ途切れになるかと思いますが、
帰ってきたら頑張るということでご容赦ください。
2010.11.11.Thu 11:32 | 韓食日記 | trackback(0) | comment(5)
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お知らせが続きます。

今年8月に新大久保で行った栗原景さんとのトークを、
今度は冬バージョンということで行います。

韓国を旅する話、そして旅先で食する話。

前回は韓国の秋について2人で語りましたが、
今回は「冬」に視点を置いて、さらに熱く語る予定です。
会場はいつもお世話になっている「ナビコリア」。
募集要項は下記の通りとなっております。

=========================
冬の韓国、旅と食を語ります。
■「八さん栗さんナビトーク ~2010冬、韓国旅・料理を語る~」

<出演者>
八田靖史さん(コリアンフードコラムニスト)
栗原景さん(フォトライター)

韓国料理と旅のスペシャリストで友達同士の二人が
冬の韓国の魅力を紹介いたします。
8月の「秋の韓国」に続く第2弾!

<日程>
11月27日(土)午後5時30分開演(開場は開演15分前)

<会場>
新宿職安通り韓流ショップ「ナビコリア」
東京都新宿区歌舞伎町2-19-10第7金嶋ビル3階
(職安通り「韓国広場」から明治通り方向へ。1階が喫茶店「ロッジ」)
電話03-3232-0071
http://www.navinavikorea.com/

<料金>
1人1500円(税込)

<チケット入手方法>受付&販売中。
1)ナビコリアまたはKJナビにて直接入手
2)ナビコリアに電話で申込み。03-3232-0071。
3)メールで申込み。下記アドレス
http://www.navinavikorea.com/inquiry2/index.html

◆開催日に料金をお支払い希望の方はナビコリアへご相談下さい。
◆開催日お支払いの方は、キャンセルは絶対にお止めください。
◆定員オーバーの場合、キャンセル待ちなどのご連絡をします。

<主催>
◎通訳・翻訳・韓国語教室のKJナビゲーションズ(新宿3丁目)
http://www.kjnavi.co.jp/
◎ナビコリア
☆韓国旅行の手配(パック・オリジナルなど)は
「株式会社モランボンツーリスト」
(電:新宿営業所03-3226-0811、府中営業所042-334-4141)
http://www.mrt.co.jp
=========================

今回はどんな話を語らせて頂きましょうか。

とりあえず冬はぐつぐつの鍋料理が美味しいですし、
魚も脂が乗ってくるので、魚介料理の話題もいけそうですね。
冬至、旧正月あたりの行事食も入ってくるでしょうし、
あるいは屋台で飲む、オデンの汁なんかも外せないところ。

あと、今年はなかなか韓国に行けない年でしたが、
11月は中旬から下旬にかけて、地方中心に取材の予定。
そこでも目新しい話題を拾ってきたいですね。

開催当日まであれこれ考えてみたいと思います。
ご都合よいかた、ぜひご参加ください。
2010.11.06.Sat 10:38 | お知らせ | trackback(0) | comment(2)
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先日、お伝えした「韓食財団」のガイド本企画
正式に推薦店舗募集が始まったようなのでお伝えします。
以下にリリースをそのまま転載しますね。

=========================
<東京優秀韓国レストラン推薦制度 概要>
●申込期限: 2010年11月19日(金)まで(郵送の場合は11月17日消印有効)
●申込資格: 東京都内に所在する韓国レストランのうち、以下の条件を満たす店舗
・営業開始から1年以上経過していること。
・韓国料理のメニューがメニュー全体の70%以上であること。
・直近1年間で、食品衛生法等の法令違反の事実がないこと。

●申込方法: 申込書とアンケートを http://www.hansik.org からダウンロードし、必要事項を記入し、郵送かFAXまたはeメールにPDFファイル等で添付の上、送付。

<郵送送り先> ※11月17日の消印有効。
Planning Team, Korea Food Foundation, 909 aT Center, 232,
Yangjae-1dong, Seocho-gu, Seoul, KOREA 137-787
大韓民国ソウル市瑞草区良裁1洞232 aT Center 909号 韓食財団企画チーム

<FAX番号> +82-2-6300-2055

<eメール> 次のいずれかのアドレスに送付
koreafood111@naver.com / koreafood222@naver.com / koreafood333@naver.com

●申込書類:
(1)海外優秀韓国レストラン推薦申込書(HPよりダウンロード)
(2)海外優秀韓国レストラン推薦申込アンケート用紙(HPよりダウンロード)
(3)営業許可証のコピー 1部
(4)直近一年間の衛生法遵守証拠書類
(5)レストランのアクセスマップ

●評価方法について:
・1次審査:書類審査
・2次審査:調査委員が料理、サービス、衛生などについて現地調査
・推薦審査の結果は、推薦委員会の審議を経て確定する

●推薦の有効期間: 2年間

●推薦に関する問合先 韓食財団企画チーム
金元圭(キム・ウォンギュ)、金美京(キム・ミギョン)
Tel: +82-2-6300-2050

■報道関係者からのお問合わせ先
韓食財団 PR事務局 【共同PR 仲田、亀田】
03-3571-5184 / E-mail: krfood_pr@kyodo-pr.co.jp
=========================

ざっと見た感じ、締切まで間がないのが大変ですね。
「韓食財団」側でも店舗のリストアップは進めているようですが、
我こそは、という店は急いで立候補してくださいとのことでしょう。

情報がまとまったら、審査を経て、お店をピックアップし、
来年には「ミシュラン」のような書籍になるとのこと。
どのような店が入るのか、純粋に楽しみです。

同じく韓食財団のウェブサイトもスタートしている様子。

韓食財団(韓国語)
http://www.hansik.org
韓食財団(日本語)
http://www.hansik.org/ja/index.do

飲食店紹介なども、コンテンツに含まれているので、
ぜひこれも充実させて欲しいところですね。
2010.11.04.Thu 16:10 | ニュース&情報 | trackback(0) | comment(2)
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日曜日に新大久保で開催された新しいマッコリのお披露目会。
本来は渋谷の「韓食彩酒とんとんとん」で開催予定でしたが、
事情があって急遽、新大久保の「クンバリ」へと変更になりました。
「クンバリ」は軍隊料理専門店という変わったコンセプトの店です。

冒頭の写真が、今回お披露目された「北海道ハスカップマッコリ」。

ハスカップといえば、ブルーベリーに似た北海道特産の果実で、
ジャムにしたり、お菓子にしたり、ワインにもなっています。
それをマッコリと融合させ、北海道と韓国の架け橋にという企画。
仕掛け人は、札幌で営業しているマッコリバーのマスターです。

そのマッコリバーを訪れた記事は下記をご参照ください。

札幌「マッコリBar Chandan」でマッコリ2種。
http://koriume.blog43.fc2.com/blog-entry-1163.html
マッコリBar Chandan
http://chandan51.blog14.fc2.com/

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正式発売は来月とのことで、まだノーラベルの状態。

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小樽の地酒として名高い「北の誉酒造」が造っています。

北海道の地酒を造るメーカーが、北海道のハスカップを使い、
北海道らしいマッコリを造る、というのがこのマッコリの意義。
国内産のマッコリを造る酒造会社はだいぶ増えましたが、
ご当地系のフルーツマッコリは僕の知る限り、これが初めてです。

いずれ、

・青森りんごマッコリ
・山梨巨峰マッコリ
・鳥取二十世紀梨マッコリ
・沖縄シークワーサーマッコリ

といった感じにご当地マッコリも増えていくかもしれませんね。
日本全国に日本酒の蔵があることを考えると、
どこの地域でも、実現の可能性は充分にあります。

ちなみに、ハスカップマッコリを飲んでの感想ですが、
多分に日本酒の個性を残しているのが印象的でした。

後味にはしっかりハスカップの酸味が香るのですが、
それ以上に、日本酒独特の米感がすっきり切れていく感じ。
国産のマッコリは甘酒、どぶろく方面に偏ることが多いのですが、
日本酒方面に偏るものもある、というのを体感しました。

もちろんマッコリらしさという意味で疑問符はつくでしょうが、
日本酒が好きな人には、うまくハマる新感覚のお酒だと思います。
このあたりを入口としつつ、日本酒とフルーツの融合という、
新たな日本酒文化も模索できるではとの印象を受けました。

なお、今後はハスカップマッコリだけにとどまらず、
本格的な米マッコリや、その他の北海道マッコリも製作予定。
北の大地が育む、マッコリの未来に期待したいと思います。

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そして、この日は他のメーカー関係者も参席。

こちらは釜山で造られている生マッコリで、
札通商事という、札幌にある会社が輸入しています。
釜山山城醸造で造られている「キチャルサルタク」という銘柄。
『珠玉のマッコリ徹底ガイド』でも紹介致しました。

飴のような重みのある甘味と、独特の風味が特徴のマッコリ。
北海道以外では、ほぼ流通していない希少な銘柄です。

10110205.jpg

写真を撮り忘れたので、以前のものを流用。
同じく釜山でいちばん広く飲まれている「生濁」も、
この日のイベントに提供されておりました。
こちらはすっきりさわやかな飲み口が持ち味。

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先日、紹介した茨城県吉久保醸造の「うさぎのダンス」。

開けた途端にシュワッと吹き出る発泡感と、
女性受けしそうな、甘くソフトな飲み口が自慢です。
僕なんかはもう少し甘味が少なくても、と思うのですが、
同席した女性は、

「もう、これじゃなきゃダメ!」

というぐらいにお気に入りとか。
甘くフルーティな味わいが好きな方には絶好の銘柄です。

10110207.jpg

そして、こちらはハスカップマッコリと並ぶ目玉商品。
同じく札幌で作られている、地場野菜のキムチだそうです。

白菜、大根、キュウリに加え、キャベツのキムチも定番とか。
右端がキャベツのキムチで、見た目は白菜とかわりませんが、
食べてみると、シャキシャキ感が明らかにキャベツです。

ちなみにこのキムチ「ヘンジャのキムチ」と呼ばれており、
名前の通り、光州出身のヘンジャさんが作っております。
塩辛をたっぷり使いつつ、甘味は抑えるというのがこだわりとか。
先月10日には、専門のショップもオープンしたそうです。

ヘンジャのキムチ
http://blog.livedoor.jp/henja_kimuchi/

こういう地場のキムチも可能性は大きいですよね。

岐阜県の各務原キムチあたりが、すでに先を行っていますが、
ご当地の特色を生かしたキムチも、いろいろ作れるはず。
このあたりもマッコリの未来とともに期待したい分野です。

10110208.jpg

なお、この日はマッコリだけでなく料理もたくさん。

厨房は「クンバリ」ですが、料理は「とんとんとん」のもので、
こちらはテジメウンタン(豚肉の辛い鍋)と紹介されておりました。
印象としてはタットリタン(鶏肉と野菜の鍋)の豚バージョンという感じ。
テジポックムタン、あるいは少し遊んでテジブタタンでもいいですね。

10110209.jpg

ほかにも、トッポッキ(餅炒め)や……。

10110210.jpg

チャプチェ(春雨炒め)といった宴会料理の定番も登場。

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シメにはヤンニョムジャン(薬味醤油)をかけて味わう、
鶏と野菜のスープが、こちらも大鍋でどーんと出ておりました。

ずいぶん内容が盛りだくさんだったお披露目会でしたね。

関係者の方からいろいろ話を聞かせて頂きましたが、
北海道はこれからも、あれこれ面白いことがありそうな様子。
ハスカップマッコリに続く、話題を僕も追いかけたいと思います。

店名:クンバリ新大久保本店
住所:東京都新宿区百人町1-5-24アーバンハウス新宿1階
電話:03-5272-9320
営業:17:00~翌5:00
定休:なし

店名:韓食彩酒とんとんとん渋谷店
住所:東京都渋谷区渋谷3-6-19第1矢木ビル1階
電話:03-3797-4429
営業:11:30~24:00
定休:なし
2010.11.02.Tue 13:58 | 韓食日記 | trackback(0) | comment(2)






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八田 靖史(八田氏@K・F・C)
美味しい韓国料理を探す毎日。コリアうめーや!!管理人。コリアン・フード・コラムニスト。ブログは2005年12月開設。