
いろいろな人を、いろいろな韓国料理店に案内しますが、
この人をどこに案内しようか本当に悩む、という方がいます。
もうずいぶんの店を紹介していたり、好みが限定されていたり、
個室限定だったり、飲むお酒にこだわりがあったり。
まあ、その理由もいろいろですけどね。
この日、ご一緒した方は、上記のいくつかに当てはまり、
かつ、飲食にかかわる仕事をしているという「プロ」の方でした。
それはもう、どこを紹介しようか真剣に悩むというものです。
いくつか選択肢を用意したうえで、出た結論がコチラ。
すっかりご無沙汰していて、ブログを見る限り2年半ぶり?
ミニトマトのキムチに思わず懐かしさがこみ上げました。

イベリコ豚のサムギョプサルが食べられるということで、
一時期、かなりのハイペースで通っていたお店です。
しばらく行かない間に、豚肉の種類がさらに増えていました。
上の写真は、梅山豚(メイシャントン)のサムギョプサル。
不勉強で僕は梅山豚を知らなかったのですが、
同行したプロの方が……。
「これ、これこそ幻の豚ですよ!」
「中国原産の豚で国内では極端に生産数が少なくて!」
「しかも同業種の飲食店には絶対出さないんですよね!」
「だから韓国料理店で出せるのはここだけですよ!」
とそのすごさを全部解説してくれました。
その興奮具合を見て、
「やっぱりココでよかった!」
と思いましたね。
詳しい情報については下記のページをご参照ください。
梅山豚
http://www.meishanton.com/
ほかにもハンガリーで国宝に指定されているという、
マンガリッツァ豚のサムギョプサルが加わっていました。
スペインのイベリコ豚のほか、国産の豚も揃っているので、
サムギョプサルの世界一周ができそうな勢いですね。

梅山豚はブロックの状態で表面を軽く炙った後、
包丁で食べやすい大きさにカット。

改めて、中まで火を通し……。

4種類のソースで味わいます。
もちろんサンチュなどの葉野菜で食べてもOK。
ただ、豚がいいのでシンプルな塩がいちばんよかったですね。
久しぶりに豚を食べて黙る、という体験をしました。
いやあ、すごい。

興奮のあまり、こちらも久しぶりの虎退治。

2軒目だったので、料理は控えめな注文でしたが、
創作系から、面白そうなものをチョイス。
上の写真はマッコリを使ったアサリの酒蒸し。
マッコリを料理に使う試みは、今後増えていきそうですね。

以前からのお気に入り、チャンジャ海苔巻き。
チャンジャを海苔巻きに加える工夫はよくありますが、
雑穀飯との相性を教えてくれたのはこの店でした。
普通のごはんよりも圧倒的に好みです。

それはもうマッコリも進むというものですよ。
虎を1匹しとめたところで、東京マッコリに変更。
辛口路線でキリッと仕上げました。

と、そこでお店からサービスを頂いてしまったり。
デザートのプレートが1皿……。

2皿。

3皿。
3人で行ったので、ひとり1皿。
韓国料理店でこれだけデザートを頑張る店は少ないですね。
お店の社長さんに感謝です。
頂いておいて贅沢な話ですが、欲をいえばこのデザートに、
韓国的な要素を少しでも加わっていたらとも思ったり。
韓国料理店におけるデザートは限りなく未発達な分野。
「Teji Tokyo」のようなお店に可能性を開拓して頂ければ、
韓国料理の世界もさらに広がるのではと思いました。
けっこうな久しぶりでしたが、やっぱりいいお店。
ハンガリーの豚も含め、新しいメニューが増えていたので、
また近いうちに足を運んでみたいところです。
店名:Teji Tokyo本店
住所:東京都新宿区歌舞伎町2-21-3第6本間ビル1階
電話:03-3207-5506
営業:18:00~24:00(月~木、第1土曜日、日)、18:00~翌5:00(金、土)
定休:なし
http://www.teji-tokyo.com
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新宿「イドンカルビ」で開催した「韓食ナラ(マッコリの会)」。
おかげさまで楽しく、飲みごたえのある会になりました。
ご参加頂いたみなさま、本当にありがとうございました。
ご協賛頂いた各会社の皆様にも、深く感謝しております。
これだけ個性的なマッコリが揃うと、いろいろ楽しめますね。
みなさんの反応もさまざまで、僕にとっても勉強になった会でした。
いずれ、皆様から頂いたアンケートなども踏まえつつ、
改めて後記を書こうと思っていますが、まずは御礼まで。
そして、次回の告知だけさせて頂きたいと思います。
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<第6回 八田の楽しい韓食ナラ>
■日時:2011年3月19日(土) 15時~17時 受付:14時45分
■場所:イドンカルビ
東京都新宿区新宿5-12-2
03-3351-2057
新宿3丁目駅、東新宿駅より徒歩5分
http://r.tabelog.com/tokyo/A1304/A130402/13035516/
■料理:トッポッキ
■会費:4000円
■主催:月刊韓流diary
【参加申込み】
参加される方の住所・氏名・電話番号・メールアドレスまたは
ファックス番号を下記にメールしていただくか、お電話ください。
Mail: krisk1@k-telecom.co.jp
TEL : 03-6435-0899
参加費は下記口座まで事前にお振り込みください。
三菱東京UFJ銀行 目黒支店
普通 3819031 口座名:ケーテレコム (カ)
【今後の予定】
2011年5月14日(土):キムパプ
=========================
みんなでトッポッキを作って食べたいと思います。
ご参加される方は、ぜひお早目にお申込みください。

2月19日(土)に行う「韓食ナラ(マッコリの会)」。
みなさんに試飲して頂くマッコリがほぼ確定しましたので、
ラインナップだけでも、紹介しておきたいと思います。
冒頭の写真から……。
・にっこりマッコリ/二東ジャパン

・天地水純生マッコリ/信商事

・韓国桑マッコリ/太陽商事

・東京マッコリ/ビーツーワイ(焼肉天国.com)、千代むすび酒造

・ホームランまっこり/楯の川酒造

・北海道ハスカップマッコリ/北の誉酒造

・周王山マッコリ/GREEN ROAD

・ソウルマッコリ/サントリー、ロッテ酒類、ソウル濁酒
以上、8銘柄。
定番から、新商品まで幅広い顔ぶれになりました。
日本における、マッコリ事情のいまを語るうえでは、
いずれも象徴的な銘柄が揃ったのではないかと思います。
僕自身もせっかくの機会なので、気合を入れて語りますが、
それはそれとして、まずは楽しく飲んで頂ければと思います。
なお、先週の段階で、定員までやや余裕があったので、
週明けに再度お知らせしたのですが、それでだいぶ埋まった様子。
残席僅少となりましたので、参加希望の方はお早めにご連絡ください。
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★韓食ナラ(マッコリの会)
■日時:2011年2月19日(土)15時~17時 受付:14時45分
■場所:イドンカルビ
東京都新宿区新宿5-12-2
03-3351-2057
新宿3丁目駅、東新宿駅より徒歩5分
http://r.tabelog.com/tokyo/A1304/A130402/13035516/
■会費:4000円
■主催:月刊韓流diary
【参加申込み】
参加される方の住所・氏名・電話番号・メールアドレスまたは
ファックス番号を下記にメールしていただくか、お電話ください。
Mail: krisk1@k-telecom.co.jp
TEL : 03-6435-0899
参加費は下記口座まで事前にお振り込みください。
三菱東京UFJ銀行 目黒支店
普通 3819031 口座名:ケーテレコム (カ)
【今後の予定】
2011年3月19日(土):トッポッキ
2011年5月14日(土):キムパプ
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毎月1日、15日に配信しているメールマガジン、
「コリアうめーや!!」の創刊は2001年3月21日。
来月でなんと、10周年を迎えるということになり、
それを記念したオフ会を開催することにしました。
読者の方にも意見を募り、ようやく内容が確定。
それまでの経緯については、下記をご参照ください。
コリアうめーや!!第237号/メルマガ創刊10周年記念を考える!!
http://www.melonpan.net/letter/backnumber_all.php?back_rid=676525
そして、本日配信したのがコチラ。
コリアうめーや!!第239号/10周年記念オフ会正式決定!!
http://www.melonpan.net/letter/backnumber.php?back_rid=679014
改めまして、こちらでも声かけをします。
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コリアうめーや!!10周年記念企画
富山でマッコリを飲む会!!
<要項>
日程:3月20日(日)
場所:コリアンキッチンカエン
時間:18時スタート
会費:5000円
定員:30名(とりあえず)
締切:3月13日(日)
<会場>
店名:コリアンキッチンカエン
住所:富山県富山市内幸町3-1エイゼン第1ビル2階
電話:076-433-0650
http://www.kkaen.com
<申し込み方法>
僕まで直接メールをください。
hachimax●hotmail.com(←●を@に変えてください)
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10周年記念オフ会は富山県で行います。
一応、定員は30名としましたが、
少人数でも、参加者ゼロでも実施致します。
富山在住の方、近県にお住まいの方、たまたま連休近くにいる方、
そして、僕と同じく、遠征してでも参加して頂ける方。
ぜひ富山で韓国料理を食べ、マッコリを飲みましょう。

山形県酒田市で造られている「ホームランまっこり」。
楯の川酒造というところが、昨年末から造っております。
ツイッターで友人が飲んでいるのを見て、
「これは1度飲まねば!」
と思っていたところへ1通のメール。
こちらの蔵元と懇意にされている編集者さんから、
よかったら飲んでみませんか、と連絡を頂き、
「飲みます飲みます!」
と興奮気味に返信した次第です。
マッコリのラベルに、どーんと野球のボールがひとつ。
こういうセンスは、韓国ではまず見られないでしょうね。
公式ページにいろいろな情報がありますが……。
ホームランまっこり
http://www.tatenokawa.jp/makkori/
命名の由来は、
・ベテラン杜氏が20回チャレンジするも失敗
・半ば諦めた状態で、若いスタッフ2人に仕込みを委任
・ビックリ、イメージ通りのマッコリが完成
・これは逆転満塁サヨナラホームランだ!
ということだそうです。
また、いまのマッコリはどこも女性向けに造っていますが、
こちらの「ホームランまっこり」はターゲットを……。
・王、長嶋時代に活き活き昭和を生き抜いてきた世代
・野球好き、野球に熱い思い入れや思い出を胸にお酒を楽しめる方
・日本酒は敷居が高くて飲めない、美味しいと思った事がないという若い世代(男性)
とほぼ男性に絞っております。
時代の流れからすれば、明らかに逆の方向を見ていますが、
これだけ徹底していれば、逆にすがすがしい魅力を感じます。
「男のためのマッコリ!」
というのがあっても確かにいいですよね。
ただ、飲んでの印象はこれまたまったく逆。
口当たりが柔らかく、甘味もしっかりしており、
日本酒らしさも感じられるけれども、それがわずかで繊細。
むしろこれは女性受けするマッコリではと思いました。
国内産のマッコリは、甘酒っぽかったり、どぶろくっぽかったり、
ちょっと偏ったものが多いですが、これはバランスが実にいい感じ。
マッコリらしくありつつ、後味に少し日本酒らしさを残すという、
まさに日本酒の蔵が造ったマッコリという印象でした。
以前、飲んだ「唐草マッコリ」のときにも思ったのですが、
日本の酒造会社が造るべきマッコリは、繊細さの実現にもあるかなと。
荒々しいどぶろくのイメージで造られることが多いですが、
日本酒の繊細な部分を融合させても活きる気がします。
さらにいえば、このマッコリは山形県産の「はえぬき」を使用。
米のよさを活かして造るマッコリであるなら、
なおさら、ゆっくり味わえるタイプが嬉しいですね。
韓国的には、ぐびぐび飲める生マッコリが主流ですが、
こうしたゆっくりタイプも今後開拓されるべき分野。
これまたいろいろ妄想の広がる1本でした。

なんてことをゴチャゴチャと書きましたが、
そもそも蔵元の狙うところは、僕の印象とまったく逆。
ラベルの裏に書かれた文章も、男っぽさが満載です。
「バックスクリーンを直撃する」ようなインパクトで、
炭酸や果汁を混ぜた飲み方は「ランニングホームラン」。
いいですねぇ、こういう遊び心は僕も大好物ですよ!
ラベルを見ながら、ふつふつと対抗意識がわき起こり、
「ホームランまっこり」にふさわしい料理を用意しました。
ということで……。
「プレイボール!!」

試合開始とともに、1番バッターが放った打球は、
外野にふらふらっとあがった平凡な「フライ」。
まずワンナウトと、誰もが思ったのですが……。

あろうことか、「甘」い守備で「らっきゅう(落球)」。
すると先頭打者を出してしまったことに動揺したのか、
ピッチャーの制球が途端に荒れ始め……。

すぐさま、ふたつの「フォアボール」を献上。
塁がすべて埋まったところで……。

「ホームラン(まっこり)!」
エラー、フォアボール、フォアボール、ホームランという、
見事な「満塁ホームランセット」がここに完成しました。
さあ、こうなると、もう流れは簡単に取り戻せません。
次の打者も波に乗って……。

「ホームラン(軒)!」
そして、その次の打者も……。

「ホームラン(バー)!」
往年のバックスクリーン3連発を髣髴させるかのような、
見事な連続攻撃で、初回からなんと6点を先取。
一挙に試合を決める結果となりました。
なーんて、ストーリーを思いついた次第。
うん、やっぱりこのマッコリは男性向けですよ。
いや、野球好きな女性もたくさんいるとは思いますが、
こういうオヤジギャグを連想させるという時点で男性向け。
ラベルやコンセプトを通じて、話題も広がるというものです。
たぶん、野球場とかで売ったら面白いんでしょうね。
今年は韓国からずいぶん選手が来ていますので、
スタジアムの中で売ったら、ゲンかつぎで売れるのでは。
ホームランが出た回は安売り! とかでもいいですね。
野球がらみで、いろいろな展開ができそうです。
アジフライ、焼き鳥、ラッキョウの「満塁ホームランセット」も、
ぜひどこかのスタジアムで、セット販売して欲しいところ。
そのときはアイデア料として、僕に始球式をさせてください。
なお、こちらの「ホームランまっこり」も、
「韓食ナラ(マッコリの会)」にご提供頂くことになりました。
ほかにも、けっこうな希少銘柄が揃ってきましたので、
近々まとめて、お伝えしたいと思います。
参加を希望される方は、ぜひお早目にご連絡ください。
詳細は下記の通りです。
=========================
★韓食ナラ(マッコリの会)
■日時:2011年2月19日(土)15時~17時 受付:14時45分
■場所:イドンカルビ
東京都新宿区新宿5-12-2
03-3351-2057
新宿3丁目駅、東新宿駅より徒歩5分
http://r.tabelog.com/tokyo/A1304/A130402/13035516/
■会費:4000円
■主催:月刊韓流diary
【参加申込み】
参加される方の住所・氏名・電話番号・メールアドレスまたは
ファックス番号を下記にメールしていただくか、お電話ください。
Mail: krisk1@k-telecom.co.jp
TEL : 03-6435-0899
参加費は下記口座まで事前にお振り込みください。
三菱東京UFJ銀行 目黒支店
普通 3819031 口座名:ケーテレコム (カ)
【今後の予定】
2011年3月19日(土):トッポッキ
2011年5月14日(土):キムパプ
=========================

一昨日の記事で書いた、居酒屋のマッコリカクテル。
そのベースとなっているのが、この「ソウルマッコリ」でした。
昨年11月からテスト販売が始まり、この2月に業務用から本格販売。
いよいよベールを脱いだ、大物マッコリの登場を機に、
2011年のマッコリ事情を考察してみたいと思います。

まず、抑えておくべき情報が、韓国で流通しているコチラ。
これは「長寿(チャンス)マッコリ」という銘柄で、
韓国内ではナンバーワンのシェアを誇っております。
最近はマッコリブームの影響から、銘柄もずいぶん増えましたが、
ひと昔前までは、ソウルでマッコリといえばまずコレでした。
いまでも普通に頼めば、この銘柄が出てきます。
ちなみに僕が留学時代に寄宿舎で飲んでいたマッコリもやはりコレ。
徒歩1分のクモンカゲ(商店)までよく買いに走りました。
この長寿マッコリの製造元が、「ソウル濁酒」という会社で、
冒頭に載せた「ソウルマッコリ」もここが造っています。
一昨日の記事でも書きましたが、製造をソウル濁酒が担当し、
輸入をロッテ酒類、販売はサントリーと分業体制になっています。
ロッテとサントリーの関係は、焼酎の「鏡月」と同じですね。
マッコリ参入にあたって、「ソウル濁酒」が加わったことで、
なんとも強大な日韓の企業連合が誕生したことになります。
ちなみに、この「ソウル濁酒」がナンバーワンという理由ですが、
味もさることながら、地盤がソウルにあるというのも大きな要因です。
2001年までの韓国は、酒類の販売地域が地盤ごとに制限されていたので、
人口の多いソウルを有するのは、非常に大きなメリットでした。

逆に他社から見ると、ソウルに進出できないのは大きなジレンマ。
日本でも有名なマッコリに「二東マッコリ」がありますが、
こちらはソウルの北、抱川市で造られているマッコリです。
韓国でも全国的な知名度を誇るマッコリですが、その理由としては、
近隣に軍事施設が多く、慰労としてマッコリを多く提供していたため。
兵役中の若者は全国から集まっているため、
「抱川で飲んだマッコリがうまかった!」
とそれぞれが地元で帰って語ることになります。
このクチコミによって、「二東マッコリ」は有名になりましたが、
名声は得られても、地元地域以外では販売ができません。
さて、どうしたものか、というところから考えたのが、
韓国を出て、海外でマッコリを販売するという道でした。
「二東マッコリ」が日本への輸出を開始したのが1993年。
そこから現在まで、日本のマッコリ市場を牽引してきました。

事実、数年前までは、日本でマッコリといえば「二東マッコリ」でした。
まさに日本を象徴するマッコリであり、シェアもダントツでしたが、
そこに真正面から勝負を挑み、待ったをかけたのがこの銘柄。
2010年3月に全国発売を始めた「JINROマッコリ」です。
その背景にはさまざまな要素があり、
・韓国の地方マッコリが日本に進出
・韓国料理店や小売店が独自にマッコリを輸入
・国内の日本酒メーカーがマッコリ生産を開始
・酒造免許を取得する韓国料理店が誕生
といった感じで日本のマッコリ文化が拡大。
大手焼酎メーカーとしても、黙っていられない事態になり、
参入してきたことで、ブームに拍車がかかりました。
そんな中で、昨年「JINROマッコリ」が頑張ったのは、
主に、韓国料理店以外の、新たな市場開拓だったと思います。
居酒屋や、カラオケ店などで、マッコリをメニューに並べ、
またスーパー、コンビニでの販売も広く実現しました。
ほかにも、地上波のゴールデンタイムにテレビCMを打ったり、
都心部の目立つところに、広告の看板を掲げたりなど。
大規模な広告活動で、マッコリの知名度を上げた功績は大きいです。
マッコリブームがいわゆる韓国ファンの手を離れ、
世間一般でのブームになり始めたのが昨年だったといえます。
そんな意味から僕は昨年を、
「マッコリ元年!」
と呼んでいました。

というところまで書いて、いよいよ本題。
マッコリブームが日本で広く拡大していく段階において、
「ソウルマッコリ」が果たす役割はかなり大きいものになります。
サントリーという国内の大企業が販売にかかわることで、
おそらく、昨年以上のボリュームでマッコリが宣伝されるでしょう。
世間への浸透度は、これまでと比べて段違いになるはずです。
そして、その役割は宣伝のみならず……。
マッコリをメジャーな商品に仕立てていくすべての作業。
具体的には商品の安全性や、安定性といったあたりを、
国内メーカーの基準で、日本市場に届けていくことにあります。
基本的に韓国で流通するマッコリは加熱殺菌をしないため、
発酵が止まっておらず、時間経過とともに味が変化します。
それを防ぐには、火入れをして発酵を止めるのが一般的で、
日本に輸入されているマッコリは、これが大半でした。
火入れをすることで商品が安定し、賞味期限も伸びる反面、
火入れをしない状態での、発泡感や爽快さが失われるデメリットも。
火入れをしないマッコリを「生マッコリ」と呼びますが、
「生を知ったら戻れない!」
という意見はコアなマッコリファンからよく耳にします。
僕自身も、普段飲んでいるのは生マッコリが中心です。
そこで注目して欲しいのが、上の写真にある、
「炭酸入り」
という文字。
これは生マッコリではなく、火入れをしたものに、
炭酸を添加して、生らしさを演出したという意味です。
この技法は以前からあり、「ソウル濁酒」でも造っていました。
というか、「月梅(ウォルメ)マッコリ」という名前で、
すでにだいぶ前から日本でも流通しています。
三社連合がその炭酸入りで販売すると聞いたときは、
「やはり!」
という気持ちと、
「そうきたか!」
という気持ちが交錯しました。
日本の大企業が関わる以上、商品が安定しない生は難しいはず。
昨年冬に、眞露も生マッコリの発売を予定していましたが、
物流上のトラブルで断念したことが報道されていました。
なので、おそらく火入れしたものだろうと予測していましたが、
その上で炭酸入りを選択したのには大きな意味があります。
これによって今後、日本では、
「マッコリはシュワシュワするもの」
という認識で広く浸透していくことになります。
言い換えれば、生への布石が色濃く作られたということですね。
三社連合が今後、生も視野に入れているかは不明ですが、
まったく視野に入れていない、ということはないでしょう。
製造、流通の技術が追い付けば、安定した生も供給できるはず。
そのあたりも大きな企業が担うべき役割のひとつですね。
一方で、生を扱う他社には、当面プラスの要素になるのかも。
同時に本場への訴求力も、潜在的に生まれる気がします。

裏にこんな説明を載せているのも日本らしいですね。
なにしろ、これからマッコリに出会う人たちは、
飲む人も、売る人も、マッコリをよく知らない人が大多数。
振らないと沈殿するけど、振りすぎると炭酸であふれるという、
マッコリの基礎的な注意事項を、しっかり伝える必要があります。
このあたりのきめ細やかな情報提供もサントリーに期待する点。
先日、業界の方から「飲用時品質」という単語を教えて頂きましたが、
これは「お客さんが飲むタイミングでの品質」を意味します。
美味しいマッコリを造ったとしても、流通、保管、提供方法が悪ければ、
せっかくのマッコリも、美味しいとは思ってもらえません。
どう保管し、どう提供し、どう飲むと美味しさにつながるのか。
それを伝える過程で、最前線の営業マンや、飲食店のスタッフを通じ、
マッコリ基礎的な情報が、日本でどんどん共有されていくはずです。
メディアが語る情報とはまた違う、いわば裏方的な情報ですが、
マッコリが日本に浸透していくうえでは、大事な要素です。
また、その日本の大企業ならではの細やかなスタンダードが、
韓国企業、韓国系企業への影響力になればとの期待もありますね。

そして、つい先日発表されたニュースリリースから。
画像はリリースのページから借用しました。
サントリー/ニュースリリース
http://www.suntory.co.jp/news/2011/11011.html
この缶入りマッコリが、3月22日から全国で販売されます。
リリースを見ると、発売と同時にテレビCMを流すと書かれているので、
やはり大規模な宣伝活動が始まるのは間違いありません。
冒頭のペットボトルは業務用なので、世間的にはコチラが主力ですね。
しかも350ミリ缶で、希望小売価格が217円ですよ!
従来のマッコリは750ミリか、1リットルのペットボトルが主流で、
晩酌用、家飲み用には、やや量が多すぎるとの声がありました。
持って帰るのにも重いですし、種類をいろいろ試せませんしね。
この量で、この価格なら、試し飲みで気軽に購入できます。
缶入りのマッコリ自体は、以前からありましたが、
これを主力として持ってきた、というのはかなり衝撃的。
マッコリの買い方、飲み方にも大きな変化が生じるはずです。

一方で、こんな会社もマッコリを造り始めました。
日本酒メーカーの大手、月桂冠が造るマッコリです。
こちらも写真はリリースより借用しました。
月桂冠/ニュースリリース
http://www.gekkeikan.co.jp/company/news/201101_02.html
2月下旬から販売開始とのことなので、
もうしばらくで、店頭に並び始めることでしょう。
日本酒の酒蔵が造るマッコリはどんどん増えている状況ですが、
月桂冠のような大手までもが、いよいよ参入してきました。
しかも2種類同時発売で、片方は桃マッコリです。
「3月3日の桃の節句に向けて」
というコンセプトは面白いですね。
白酒のかわりにマッコリを、というのはユニークな提案ですし、
日本文化の中に、マッコリを浸透させようという意欲が見られます。
次なるタイミングとして、花見用のマッコリもぜひ欲しいですね。
桜とマッコリの組み合わせも、相性はよいのではと思います。
さて、最後に2011年マッコリ事情のまとめ。
「ソウルマッコリ」の発売で、市場規模は大幅に拡大し、
需要の底上げがなされるとともに、シェア争いはより熾烈になります。
従来の「二東マッコリ」、「JINROマッコリ」にはそれぞれ、
「ソウルマッコリ」に対する因縁めいた事情もありますしね。
二東にとっては、開拓した市場に昔のライバルが来た感じですし、
眞露から見れば、ロッテ&サントリーのコンビは焼酎のライバル。
この大手3社がバチバチとした争いを繰り広げることで、
日本のマッコリ市場は、ずいぶんと活性化していくことでしょう。
そこに絡むのは、麹醇堂、ウリスル、草家といった旧来の企業であり、
また、各社が独自のルートで輸入する、それぞれの韓国産銘柄たち。
さらには、そこへ月桂冠などの日本酒メーカーが造る国内物が加わって、
マッコリ業界は百花繚乱、ますます混沌としていくはずです。
次なる大手企業も、続々と参入してくる予感がします。
まずは、「ソウルマッコリ」の様子を見てからだと思いますが、
順調に売れていくようなら、他社も黙ってみてはいないでしょう。
ソウル濁酒、ロッテ酒類、サントリーという三社連合の図式と同じく、
準備を整えている、韓国企業はずいぶん名前があがっています。
これまで報道されたのは、CJ、農心、オリオンといった企業たち。
これらの会社と組めば、すぐにでも日本での大量販売が可能ですし、
あるいはすでに、水面下で話は動いているかもしれません。
日本におけるマッコリブームは、これからが本番。
今後、どんな話題が登場してくるか、非常に楽しみです。

鉄板いっぱいのサムギョプサル(豚バラ肉の焼肉)。
「え、サイズおかしくない!?」
と思ったアナタ。正解です。

焼く前の状態はこんな感じでした。
固形燃料に、小さな鉄板を載せて、
そこで一口大にカットした豚バラ肉を焼きます。
普段、新大久保あたりで、
「厚さ18ミリ超のサムギョプサル!」
なんかを食べている人にはオモチャみたいでしょうね。
でも、豚肉そのものには、それなりの厚さがあり、
サンチュ、キムチがあって、千切りのネギも添えられていて。
ジュウジュウ焼いて、包んで食べる楽しさがあるというのは、
ここが居酒屋であることを考えると、充分な衝撃でした。
メニュー名も「わん風サムギョプサル」ですしね。
韓国専門でもなんでもない居酒屋においても、
サムギョプサルは普通にメニュー名として定着していました。
サムジャン(味噌)がないとか、ニンニクが欲しいとか、
欲をいえばキリがないのですが……。
「最近の居酒屋はすごい!」
と素直に思った次第です。
まあ、僕が普段から韓国料理店にしか行かないだけで、
世の中の流れとしては、もう当たり前のことなのかもしれません。
韓国とは無関係な居酒屋でも、韓国料理が普通に並んでおり、
それがけっこう鋭い、という事実を学んできました。

目の前で煮込むスンドゥブチゲ(柔らかい豆腐の鍋)があり……。

チヂミは、豚肉とキムチ入りで……。

「キム玉ぷるでじ」
なんてメニューもあったり。
これが、「豚キムチ炒めの温卵載せ」という名前でなく、
「ぷるでじ」になっているあたりにアンテナの高さが伺えます。

「甘海老のユッケ風」
なんてのも、居酒屋料理ならではでしょうね。

人気メニューという「チーズつくね」に浮気はしましたが、
この日、僕らが頼んだ韓国と無関係な料理はこれ1品のみ。
そもそもがメニュー数の多い居酒屋でしたが、
韓国縛りの注文でも、充分おなかが膨れる多彩さでした。
一方、ドリンクメニューを見ても……。

ストロベリーマッコリとか。

シトラスマッコリとか。

あんず棒まっこりとか。
マッコリ系のカクテルも揃っていました。
居酒屋におけるマッコリの活躍も今年は期待大ですね。
というより、コチラの店に来たのもそれが目当て。
以前も書きましたが、今年はマッコリ業界に大物が参入。
韓国で「長寿マッコリ」を造っているソウル濁酒が、
ロッテ酒類、サントリーと組んで、日本市場を開拓します。
日本での銘柄名は「ソウルマッコリ」ということで確定し、
昨年から一部店舗で、テスト販売が繰り返されていました。
この店のカクテルもソウルマッコリを使用したものです。
日本での販売はサントリーが大々的にやるようなので、
今年はよりいっそう、マッコリがアピールされていくはず。
これまでの販路すべてに営業をかけるでしょうから、
飲食店でマッコリを見る確率が大幅にアップします。
居酒屋なんかは、その最たる例でしょうね。
でも当然、マッコリだけの単体では限界があるので、
そこに付加価値をつけていく作業が重要になります。
そのわかりやすい例が、カクテル系のマッコリであり、
また、韓国系メニューとの組み合わせでしょう。
今年は「マッコリに初めて出会う人」がより増えます。
それがマッコリ業界にどのような変革をもたらすのか。
そして、韓国料理業界、韓国業界にどう波及していくのか。
妄想が無限に膨らんでいく1日でした。
店名:くいもの屋わん新宿東口店
住所:東京都新宿区新宿3-26-2三平中央口ビル地下1、2階
電話:03-5366-2022
営業:17:00~翌1:00(月~木、日)、 17:00~翌3:00(金、土、祝前日)
定休:なし
http://www.oizumifoods.co.jp/

「厚切りのタンがあるんですよ!」
「いいですねぇ、ぜひそれを!」
という会話を経て、ある程度想像しつつも、
まさか、これだけ分厚いとは思いませんでした。

厚切りというよりも、拍子切り。
なんですか、これはステーキの間違いですか?
それでいて柔らかく、口の中でとろけます。

ハラミもこの厚さですしね。
「極上厚切りタン!」
「極上厚切りハラミ!」
ときて、その次にお店の常連さんが、
「イカもください!」
とおっしゃったときは、
どんなイカが来るかとときめきましたが……。

イカはさすがに普通サイズでした。
肉もいいですが、七輪でのイカ焼きもたまりませんな。

逆に普通でなかったのはパジョン(ネギのチヂミ)。
お店のメニューには「ミランパジョン」とありますが、
これは慶尚南道の「密陽(ミリャン)」を指しているとか。
密陽スタイルがあるというのは、初めて耳にしましたが、
薄い生地がもちもちで、確かに普通のパジョンとは違いますね。
パジョンなのにカムジャジョン(ジャガイモチヂミ)風で、
卵の部分にもしっかり存在感がある、というような感じ。

中央にダシ汁が染み出しているケランチム(韓国式茶碗蒸し)。
ケランチムの「つゆだく」という感じでした。

ポッサム(茹で豚の葉野菜包み)なども頼みつつ。

久しぶりに黒豆マッコリを飲みました。
黒豆の香ばしさとともに、なぜかバニラの甘い香り。
以前、飲んだ中にバニラ系の黒豆マッコリがあったなと思いつつ、
それがなんだったかまでは思い出せませんでした。
お店の人に、聞こう聞こうと思いつつ……。

焼酎に移行してそれをすっかり忘却。
どなたかバニラ系の香りがする黒豆マッコリを飲んだら、
その銘柄を、ぜひ僕に教えてください。

ちなみにこの日は、旧暦の1月1日。
メニューにはなかったのですが、
お店の方にお願いし、トックク(雑煮)を作って頂きました。
これを食べてこそ、韓国ではひとつ歳をとれます。
「何回トッククを食べましたか?」
と質問したら、それは年齢を尋ねるのと同じ。
なんてのは、モノの本に必ず出てくるエピソードですが、
正月以外には、まず耳にしない特別な慣用句です。
日本の雑煮はともかく、韓国のトッククを食べ始めたのは、
留学時代である2000年が最初ですから、僕の場合、
「11回(11歳)!」
と答えるべきですかね。
むしろ、食べ逃している年も確実にあるので、
韓国の年齢でいえば、僕はまだヒトけたなのかもしれません。
まあ、実際には韓国では数え年を採用しているので、
韓国に行くと、日本の年齢より1~2歳上になるんですけどね。
いつの間にやら、アラフォーになっている自分に驚きです。
少し遅れましたが、皆様。
「セヘ ポン マニ パドゥセヨ!」
(明けましておめでとうございます)
「チョウン ハネガ デシギルル」
(よい1年になりますように)
店名:ビヤンド
住所:東京都港区芝5-22-6 金山ビル
電話:03-6459-4029
営業:11:30~24:00(月~金)、17:00~24:00(土、日、祝)
定休:なし

東京マッコリの大群。
三角形のこのビンがずらり並ぶと壮観ですね。
先日もブログでお知らせしましたが、
「東京マッコリ友の会」に参加してきました。

会場となったのは本郷三丁目の「炙りBar」。
その名の通り、七輪を使った炙りモノ料理が自慢です。
炙りモノに加え、希少銘柄を含む種類豊富なマッコリや、
創作系の韓国料理にも力を注いでいるようです。

そんなお店の特徴が、キムチ盛り合わせにもよく出ており、
白菜、大根、チンゲンサイ、ウズラの卵、サトイモの5種盛り。
最初の3つはともかく、残りの2つはかなり異色ですね。
ただ、食べてみての感想は……。
「サトイモうまい!」
でしたね。
茹でたサトイモにキムチのヤンニョムを絡めているのですが、
若干、サトイモの中心部分に固さを残していたのが好印象。
お店の方は、
「少し芯が残っちゃって……」
と恐縮していたので狙った訳ではないようでしたけどね。
ねっとりした中に、カクトゥギ(大根の角切りキムチ)風の食感があり、
韓国料理では喜ばれる、歯触りの要素が生まれておりました。

東京マッコリをドレッシングに使用したサラダ。
韓国でもマッコリを発酵させて酢にしたものを料理に使いますが、
このサラダでは、フレッシュなものを使用していました。
東京マッコリの持ち味である、すっきり感を活かした感じですかね。

ほかにもマッコリには欠かせないチヂミや……。

霧島産きなこ豚のサムギョプサル(豚バラ肉の焼肉)。
これを七輪の炭火で焼いていくのですが……。

バターを載せたホタテや……。

やたらと大きなハマグリなども登場しました。

そして、牛タン、牛カルビ、イベリコ豚のホルモン。
まあ、贅沢なものばかりがどんどん出てきます。

もちろん料理だけでなく、東京マッコリも多彩に。
イチゴやミカンを使ったカクテルが提供されました。
個人的にはイチゴとの相性が印象的でしたね。
甘味のしっかりしたイチゴを使うほうがよい様子。
逆に酸味が強まると、ちょっとバランスが崩れそうです。
そして、この日は東京マッコリを造っている蔵の方もいらしていました。
以前は別の蔵で造っていましたが、もろもろ事情があり、
昨年から鳥取県の千代むすび酒造が生産しています。
千代むすび酒造
http://www.chiyomusubi.co.jp/
こちらの酒造会社は、韓国とも深い関係を持っており、
現地に支社を置いて、自社の日本酒を韓国でも販売しているとか。
国内においては、境港市に位置するということから、
ゲゲゲの鬼太郎ボトルの日本酒でも有名です。
余談ですが、境港は江原道の東海とフェリーで結ばれており、
江原道あたりの貨物も、境港経由で届くんですよね。
境港経由でマッコリを輸入している、という話も聞いたことがあります。
そんなあたりからも、縁のある土地柄なのかなとも。
名前は東京マッコリですが、境港という地理的な特性も、
一緒にアピールしていくと面白いのではと思いました。
ちなみに味わいのほうは、甘味をいい感じに抑えた飲兵衛向け。
どぶろくではなく、日本酒の方面に寄った感じの味わいで、
7度というアルコール度数以上に、しっかり酔い心地を楽しめます。
むしろマッコリ感覚でぐいぐい飲むと、一気に酔っ払いますね。
キレのいいすっきりした味わいですが、喉越しで楽しむよりも、
料理と一緒にゆるゆる楽しむほうが向く気がします。
個人的には鳥取県という土地縁から、
「鳥取二十世紀梨マッコリ!」
なんかもぜひ造って欲しいなと思いますね。
国内でも地元食材を活かしたマッコリ造りが始まっていますし、
銘柄も増えてきたので、国産の中でも個性をアピールしてよいはず。
さらなる進化を、おおいに期待したいと思います。
そして最後にお知らせ。
「炙りbar」ではまた別のマッコリイベントを開催とのこと。
残念なことに、僕は両日とも予定があって行けないのですが、
お知らせを頂いたので、紹介してきます。
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『ソウルマッコリお披露目会』開催決定!
主催:炙りBar
後援:サントリービア&スピリッツ株式会社
日時:2011年2月12日(土曜日)、2011年2月13日(日曜日)
両日とも、午後2時~午後5時
会場:炙りBar
住所:文京区本郷7-2-9 B1
電話:03-5842-3829
アクセス:地下鉄丸の内線本郷三丁目駅 徒歩1分
都営大江戸線本郷三丁目駅 4番出口 すぐ
参加費:4,000円
<概要>
■小講演
ソウルマッコリ発売までの経緯、開発秘話、商品説明、今後の展望
■質疑応答
■御試飲、御食事
ソウルマッコリ、ソウルマッコリを使用したカクテル、ソフトドリンク等
飲み放題、当日だけの、炙りBar特製スペシャルメニューで御もてなし
参加ご希望の方は03-5842-3829宛てへお電話か、ご氏名、連絡先を明記の上、
aburibar@yakinikutengoku.com 宛てへご連絡くださいませ
尚、ご予約の際には日時をお間違えにならないよう、お気を付けくださいませ。
[ソウルマッコリについて]
◆日本仕様の【オリジナル】なソウルマッコリ
◆韓国マッコリシェア№1メーカーである、ソウル濁酒製造協会とロッテ酒類、
サントリーの3社共同取組による最高水準の「品質保証」「安定供給」を実現
◆飲み心地の良さ、甘味と酸味の絶妙なバランス、特に独自技術による圧倒的に爽快な品質を実現
※2011.2.9追記
当日のメニューを下記に追加しました。
<メニュー>
■ソウルマッコリ小豆粥
■お楽しみキムチ10種盛り
■ソウルマッコリドレッシングサラダ
■炙りBarピザ
■はざま牧場きなこ豚 サムギョッサルセット
■牛豚競演炙り焼き
■貝まるごと炙り焼き
■美味しいこしひかり
■田舎風テンジャン汁
■ソウルマッコリ杏仁豆腐風
■ソウルマッコリ
■ソウルマッコリを使ったカクテル各種
■ソフトドリンク
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韓国ではシェアナンバー1を誇る「長寿マッコリ」の醸造元が、
ロッテ酒類、サントリーと共同で、新たな日本市場を開拓に出ます。
満を持してマッコリ業界に参入する、日韓の巨大企業連合が、
今年のマッコリ事情を、どのように引っ張るのか興味深いところです。
店名:炙りBar
住所:東京都文京区本郷7-2-9SCALA GRIGIA地下1階
電話:03-5842-3829
営業:11:30~14:00、17:30~24:00(月~木)、11:30~14:00、17:30~翌2:00(金)、17:30~24:00(土)
定休:日曜日、祝日
http://www.aburibar.com

いつの間にやら第5回を迎えました「八田の韓食ナラ」。
今回も60名という、たくさんの方にご参加頂きました。
毎度、反省点が山盛りあるイベントではありますが、
コツコツとそれを活かし、スタッフ一同頑張っております。
本田先生の後ろにあるモニターシステムは前回導入。
調理をする先生の手元が、後ろも見えるようになりました。
そして今回、新たに導入したのは僕の胸元にあるピンマイク。
本田先生の胸元にもついており、料理をしながら、
手をつかわずに解説をすることができるようになりました。
ただ、僕はこのピンマイクにいまいち慣れることができず、
結局地声で話していたり、ピンマイクを手で持ったりしていました。
文明の利器も、使う人による、という反省点が残った次第。
次回までにピンマイクの使い方も、習得したいと思います。

今回、みんなで作ったのはスンドゥブチゲ。
タデギを作って、鍋で豚肉を炒め、具を入れて煮込む。
そんな作業をみんなで行い、そして試食もしました。
試食タイムはマッコリも飲み放題ということで、
今回は……。
韓国桑マッコリ(太陽商事)
http://taiyoshouji.com/taiyoawabi/7.1/736/#a1
二東マッコリ(二東ジャパン)
http://www.e-dong.co.jp/
の2社様よりご提供頂きました。
いつも本当にありがとうございます。

会場の雰囲気はこんな感じ。
このイベントは圧倒的に女性が多いですね。
男性の姿は、本当にちらほらという感じですが、
そろそろ調理をする韓食男子も増えてよいはず。
スピンオフ企画で、男の韓国料理教室も面白いかもですね。
参加者さえいれば、けっこう盛り上がる気もします。

そして、今回も抽選会はおおいに盛り上がりました。
この景品も、なんだかだんだん豪華になっていく気がします。
だって、1等の景品なんて……。
「天然トラフグのフルコース!」
ですよ。5、6人前で通常価格4万6500円とか。
天然トラフグの刺身、天然トラフグの皮刺し、天然トラフグちり、
天然トラフグひれ、ポン酢、もみじおろしなど薬味セット。
これが自宅に送り届けられるというのだからすごいです。
ご提供頂いたのは、韓国桑マッコリの太陽商事提供。
太陽商事
http://taiyoshouji.com/
当たらなかった方は、ぜひ自力でご注文を。
太陽商事のウェブサイトでは、さまざまな海産物を注文できます。
そして第2等以下もすごいです。
第2等
・フルボディバランスセラピー・スペシャル」(Beauty Balance K.T.I)
顔+カラダ+足のトータルケア、150分コースの無料券。
骨盤矯正、すっきりとしたフェイスライン、小顔、美白、脳神経のバランス、
美しいボディバランス、こりとむくみの解消などに効果があるそうです。
第3等
・イ・ウンミさんコンサート招待券(ピースブリッジ)
・JKキム・ドンウクさんコンサート招待券(ピースブリッジ)
イ・ウンミさんのコンサートは4月22日にサンパール荒川で。
JKキム・ドンウクさんコンサートは3月6日に浜離宮朝日ホールで。
東京公演以外にも、大阪公演が予定されているようです。
第4等
・スンドゥブチゲと参鶏湯セット(丸大食品)
丸大食品のスンドゥブチゲ(辛口、マイルド)に加え、
昨年発売になった参鶏湯と、スープカレーの素をセットで。
いずれも具材を入れて煮込めば、すぐ食べられます。
第5等
・スンドゥブチゲセット(東京純豆腐)
・スンドゥブ饅頭(東京純豆腐)
「東京純豆腐」は全国23店舗を展開する有名チェーン。
自宅で手軽に作れるスンドゥブチゲのセットと、
新たに開発したという、スンドゥブ饅頭を提供頂きました。
第6等
・全州韓紙を使ったトレー(全羅北道)
・全州韓紙を使った靴下?(全羅北道)
全州の韓紙を材料に作られたトレーと靴下。
ただし、実際に靴下が当たった方が中を開くと、
なぜか名刺入れが出てきたハプニングもありました。
第7等
・緑茶韓国海苔のセット(旅ツアー)
緑茶成分0.3%配合の韓国海苔。
提供頂いた、旅ツアーという旅行会社は、
韓食ナラツアーを組んで頂いているところです
第8等
月刊スッカラVOL.61(スッカラ)
今月号の月刊スッカラはマッコリ特集。
僕もマッコリに合うおつまみについての記事と、
購入スポットについての記事を書きました。
ちなみにこれらの総数は30を若干超える個数。
参加者が60名ですから、半分以上の方に当たった計算です。
それでも座っている場所によってけっこうムラがあり、
「ウチのテーブルは誰も当たらなかった!」
なんてことも。
こればっかりは運次第なのですが、
それもまた盛り上がる要素ではなかったかと思います。
そして、今回も全員に参加費分のお土産がありました。
・韓国桑マッコリ(太陽商事)
クジポンと呼ばれる針桑のエキスが入った生マッコリ。
韓国で行われたマッコリ品評会では、280種の中で頂点に。
試食中に飲むマッコリとしてもご提供頂きました。
・二東マッコリ(二東ジャパン)
日本でもっともよく知られているマッコリのひとつ。
最近は「アリガトゴジャイマス」のフレーズで有名な、
DOZのCMでさらにその知名度を上げています。
・クラニアル・フェイシャルバランスセラピー(Beauty Balance K.T.I)
第2等の景品も提供頂いた「ビューティバランスケティ」から、
50分9350円のコースが、1050円になるチケットを全員に提供。
お店は飯田橋駅の目の前、徒歩1分のところにあります。
・ビューティサンコル(サランコリア)
本田朋美先生が手掛けている美味しい韓流美容食。
30品目の素材を手軽に摂取できる禅食(ソンシク)で、
ビタミンC、コラーゲンも含まれています。
・月刊韓流Diary vol23(ケーテレコム)
韓食ナラの主催元が毎月刊行している韓流雑誌。
その月に行われる韓流イベントの便利なカレンダーに加え、
ビッグバンの巻頭特集や、韓食ナラのレポートも掲載しています。
以上、ご提供頂いた皆様、本当にありがとうございました!
そして次回のお知らせです。
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★マッコリの会
■日時:2011年2月19日(土)15時~17時 受付:14時45分
■場所:イドンカルビ
東京都新宿区新宿5-12-2
03-3351-2057
新宿3丁目駅、東新宿駅より徒歩5分
http://r.tabelog.com/tokyo/A1304/A130402/13035516/
■会費:4000円
■主催:月刊韓流diary
【参加申込み】
参加される方の住所・氏名・電話番号・メールアドレスまたは
ファックス番号を下記にメールしていただくか、お電話ください。
Mail: krisk1@k-telecom.co.jp
TEL : 03-6435-0899
参加費は下記口座まで事前にお振り込みください。
三菱東京UFJ銀行 目黒支店
普通 3819031 口座名:ケーテレコム (カ)
【今後の予定】
2011年3月19日(土):トッポッキ
2011年5月14日(土):キムパプ
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今回はスピンオフということで僕が講師役になります。
いろいろなマッコリを飲んで頂きつつ、韓国でのマッコリ事情や、
日本でのマッコリブームについてなどを語ります。
日本のマッコリブームを象徴するような銘柄を揃え、
みんなで試飲するとともに、利きマッコリもやろうかなと。
いつもの料理教室とはまた違った雰囲気になりますが、
みんなで和気藹藹とマッコリの魅力に浸れればと思います。
ただし、1点のみ重要なお知らせ。
この会はスピンオフ企画ということで、
恒例である、参加費相当のお土産はございません。
利きマッコリで優秀だった方には、何か差し上げようかと思いますが、
基本的には、マッコリを飲んで楽しむ企画とご理解ください。
3月19日(土)開催の会では抽選会とお土産も実施予定。
たくさんの方にご参加頂けるようになり、
「お土産集めがたいへん!」
という裏幕もあったりするのですが、
みなさんに喜んで頂けるよう、スタッフも頑張っております。
ご参加頂ける方は、ぜひ早めにお申込みください。