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韓食日記

日々食べている韓国料理の記録です。
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明日より、1週間済州島出張に出かけます。
それまでに新大久保の飲食店記事を書きたかったのですが、
出張前に片付ける仕事が多く、手が回りませんでした。

おまけに月曜日は2日酔いで1日無駄にしましたし。
日曜日の宴会では盛大に悪酔いし、多くの人に迷惑をかけました。
日本酒は怖い、というのを改めて学んだ次第です。
ご迷惑をおかけした皆様、本当に申し訳ありません。

その宴席でも、一部の方には報告をさせて頂きましたが、
4月からのNHKラジオ「まいにちハングル講座」に出演します。
すでにテキストも全国書店にて販売中です。

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テキストの中では、こんな感じで載せて頂きました。
NHKのサイトでも、写真を載せて頂きありがたい限り。

まいにちハングル講座
http://www.nhk.or.jp/gogaku/hangeul/kouza/index.html

とはいえ、僕は毎日登場する訳ではなく、
週に1度、水曜日に2分ほど語らせて頂くのが役目です。

今回のラジオハングルはテーマが「食」。

上の写真でも、「おいしく身につく!」とあるように、
韓国の食文化を軸に、ストーリーが進んでいきます。

初回である4月号は釜山からスタートしますが、
その後、全国各地へと、主人公の旅は続いていきます。
僕は週に1度のコーナーで、主人公が訪れた土地の、
郷土料理について、語らせて頂くという訳です。

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それと連動して、テキストにもページを頂きました。
コーナーで語った食について、口絵ページで写真を掲載。

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また、テキストの後ろにコラムを書かせて頂きました。

コーナー、口絵、コラムという3ヶ所を使って、
土地ごとの食を、みっちり語らせて頂く予定です。

もちろん本編のストーリーの中にも、
たくさんの郷土料理が登場してくるはずです。
韓国語を学んでいて、韓国料理にも興味がある方には、
まさに打ってつけのハングル講座になるでしょう。

「おいしく身につく! ハングル学習ナビ」

ぜひ4月から初めてみませんか!?
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2011.03.30.Wed 10:59 | お知らせ | trackback(0) | comment(7)
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昨日の記事が、富山ブラックから始まったので、
それに合わせて今日の記事も富山ブラックにしました。
マルちゃんの「ブラック黒胡椒醤油ラーメン」は、
富山ブラックをイメージして作られた商品だとか。

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濃い目の黒スープと太麺、そしてゴロゴロチャーシュー。
富山ブラックの特徴をよくつかんでいる商品です。

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そして、富山といえば欠かせないのがコチラ。
駅弁の定番にもなっているマス寿司です。

「富山で買うならこの店がいちばん!」

というところを「カエン」の方に教えて頂きました。
なんでも富山中のマス寿司をすべて試食し、
ここがいちばんうまい、との結論に至ったのだとか。

まだ昨年オープンしたばかりの新店にもかかわらず、
いきなり地元で評価を得ているのはすごいですね。

鱒の寿し まつ川
http://r.tabelog.com/toyama/A1601/A160101/16005226/

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断面からわかるように、身の分厚さが自慢だそうです。
加えて酢がさほど効いておらず、全体的に薄味仕立てなので、
脂の乗ったマスの旨味が際立っていてよかったですね。

いちばん美味しい日、というのが決まっているようで、
食べる日を伝えておくと、それに合わせて作ってくれるそうです。
実家に持っていき、家族4人でペロッと食べました。

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こちらはオフ会に参加頂いた方からの金沢土産。
肉厚な牡蠣を、ピリ辛風味の佃煮に仕立ててありました。
酒の肴はもちろんのこと、ごはんにも合いますね。

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同じくホタルイカ。こちらは実家の母が喜んでいました。
お気遣い本当にありがとうございます >くれた方

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ほかにもいろいろ持ち帰ってきました。
タイ、甘エビ、カジキの昆布〆めに……。

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タコ、白エビ、ホタルイカ、カニのカマボコ。

ほかにも氷見ウドンや、大門素麺、白エビのせんべい、
フクラギ(ブリの幼魚)やノドグロ(赤ムツ)の干物などを購入。
東京にいながらも、しばらくは富山漬けの毎日です。

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富山で飲んだものもまとめてみます。

やっぱり米どころでもあるので、日本酒文化圏ですね。
満寿泉、勝駒、立山といった銘柄を楽しんできました。

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朝日町の名物だというバタバタ茶。
茶筅でバタバタ泡立てることから名前がついたそうです。
茶葉を後発酵させて作る黒茶の一種だとか。

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氷見はとむぎ茶。

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おわら桑摘み茶。

ペットボトルのお茶もずいぶんバリエーションがあり、
しかも少し変わったお茶が多いのが印象的でした。

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びっくりしたのは「いろはす」ですかね。
これが富山名物になっていたので、よく見てみると……。

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なんと採水地が富山。

いろはすは全国7ヶ所で採水しているようですが、
そのひとつが富山県砺波市なのだそうです。

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これも飲んだものに入るかな。

富山といえば薬の販売で全国的に有名。
その名を広めた反魂丹(はんごんたん)は、腹痛のみならず、
アルコールの悪酔いを防ぐ役割もあるそうです。

これを買って富山ではずっと飲んでいたので、
毎日酔っ払っても、2日酔いに苦しむことはありませんでした。

以上、ブログでの富山報告はこれで終了。

オフ会の様子はメールマガジンでもう1度まとめます。
いろいろ食べ逃してきたものも多いので、富山はまた行きたいですね。
富山でお会いした皆様に、改めまして感謝です!
2011.03.26.Sat 10:39 | 韓食日記 | trackback(0) | comment(3)
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富山で食べてきた、韓国料理以外のものをまとめます。
2泊3日で、帰りは朝の飛行機という慌ただしい日程でしたが、
ご当地グルメを中心に、目いっぱい食べてきました。

「コリアンキッチンカエン」の皆様にもあちこちご案内頂き、
また美味しいもの情報も、どっさり教えて頂いた成果です。

冒頭の写真は、到着してすぐに向かった富山式ラーメン。
俗に「富山ブラック」と呼ばれる、真っ黒いスープが特徴です。
その黒さの理由というのが、スープをすすった瞬間、

「しょっぱ!」

と思わず叫んでしまうほどの、味付けの濃さ。
かなり塩分を濃く作った醤油ラーメンという感じです。

このスタイルが生まれたのは1950年代のことで、
肉体労働をする人たち向けに、わざわざ濃く味付けたとのこと。
ごはんのおかずになるラーメン、という意味があったようですね。
それが現代まで続き、ご当地ラーメンになったのだとか。

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麺はやや太め。チャーシュー、メンマがゴロゴロ入っており、
その両方がまた、ずいぶん濃い醤油味に仕立ててあります。
せっかくなのでごはんを一緒に頼んでみましたが、
確かに、ごはんのおかずとしてはよく合う濃さでした。

ちなみに味の濃さを除けば、東京人にも懐かしい醤油ラーメン。
刻みネギに加え、コショウもたっぷり入っておりました。
ごはんと一緒に麺をすすりながら、学生時代をふと思い出した次第。
ふるくから愛されている、というのがよくわかるラーメンです。

富山の人たちは、スープまでぐいっと飲んじゃうみたいですね。
西と東でも違うようですが、基本的に味付けは濃いのが富山流とか。
中でも醤油が味付けの要として、活躍していると聞きました。
きちんと食文化に裏打ちされた濃さということですね。

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そして、もうひとつ。

富山の食を理解するうえで、欠かせないのが昆布の存在。
かつて富山は、北海道から来る北前船の中継地になっており、
北海道の特産品である昆布がたくさん水揚げされていたとか。

その影響から、現在でも昆布の消費量は全国一。

街中には昆布専門店があり、スーパーも昆布コーナーが充実。
土産物店にも、昆布や昆布関連商品がずらり並んでいました。

上の写真はローソンで買った、とろろ昆布おにぎり。
まわりをとろろ昆布で包み、具にも昆布の佃煮が入っています。
内外ともに昆布という、富山らしいおにぎりといえます。

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こちらは2日目の朝に食べた七越焼き。
中にアンコが入っており、今川焼き風です。
アズキあんと白あんの2種類を食べました。

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その後、氷見のほうまで移動して昼食は焼き魚定食。
アカラバチメという耳慣れない名前の魚でしたが、
どうやらメバル(赤メバル)を表すそうです。

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氷見牛のコロッケなどもつまんでみたり。

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夜は地元の人たちも行列するという人気回転寿司店へ。

回らないカウンター寿司も考えたのですが、
地魚の種類を考えると、回転寿司のほうが豊富とのこと。
確かにメニューを見ると、珍しい魚がいっぱいでした。

その中から富山らしいものをチョイス。
ブリに始まり……。

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ホタルイカ。

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甘エビの昆布〆め。

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白エビの軍艦。

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サス(カジキ)の炙りをつまみでもらったり……。

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白エビの唐揚げを単品で取ったり。
ほかにも、カワハギ、キジハタ、ボタンエビなど。
ずいぶんいろいろな種類を堪能しました。

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「まちこ巻き」という見慣れない単語があったので、
注文してみると、ハマチと大葉の巻物とのこと。
検索でほかに出てこないので、オリジナルでしょうか。
あるいは「君の名は」あたりから取っているのかも。

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回転寿司を食べ終えて、その後はさらに居酒屋行脚。
七輪の炙り焼きを自慢とする店に入り、白エビを焼いたり……。

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ゲンゲという深海魚の干物を炙ってみたり。

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さらにもう1軒居酒屋をハシゴして、ゲンゲの天ぷら。

干物のときは、シシャモやメヒカリを思い出しましたが、
天ぷらにすると、上品な白身がアナゴを思わせる感じです。

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富山牛のステーキ。

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白エビのサラダ。

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シメは氷見ウドンをチョイス。
このつゆも、やっぱり塩分は濃い目でしたね。
富山らしさを最後まで体感しました。

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3軒巡ってたっぷり食べたので、翌朝は軽めに。
空港の売店で買ったものですが、パンにも昆布なんですね。
キワモノ系の味と思いきや、これがけっこう合います。
あっという間に、全部食べきってしまいました。

といった感じで、駆け足ですが2泊3日の報告。

あと、富山で買ってきたものと、ここからこぼれたものを、
次の記事でまとめて、富山編の最後にしたいと思います。
もう少々、お付き合いください。
2011.03.25.Fri 21:49 | 韓食日記 | trackback(0) | comment(5)
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20日に「富山でマッコリを飲む会」を行いました。
詳細はメールマガジンの4月1日号で書く予定ですが、
まずはブログでも簡単に報告させて頂きたいと思います。

冒頭の写真が、みんなで飲んだマッコリ。

前に出ている4種類と、写真にはありませんが、
フローズンマッコリがメインの銘柄です。
残りは会場である「コリアンキッチンカエン」の方々が、
韓国で買ってきたものをご提供頂きました。
全員で飲める量がなかったので、こちらは参考銘柄です。

メインとなった4銘柄は以下の通り。

・東京マッコリ(千代むすび酒造/鳥取県)
・いとしまっこり(浜地酒造/福岡県)
・唐草まっこり(浜地酒造/福岡県)
・天地水純生マッコリ(大韓酒造/韓国)

協賛頂いた会社の皆様、ありがとうございます。

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会場は予想以上の大盛況。

富山開催ということで、少人数を想定していましたが、
実際にはお店の常連さんや、業者さんも参加頂いて30人強。
おかげさまでたいへん盛り上がった会になり、
ご参加頂いた皆様には、本当に感謝しております。

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そして、何より会場を提供してくれたお店に感謝。
普段は出さないような、特別料理を用意してくれました。

まず出てきたのは……。

・ホタルイカの韓国漬け(左上)
・イカの黒作り(左下)
・チャンジャ(右上)

というなんとも富山らしいパンチャン3種。
黒作りは墨を入れて作ったイカの塩辛のことで、
富山を代表する郷土料理のひとつです。

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続いて、キムチの盛り合わせ。
白菜、大根、キュウリ、葉ネギの4種類です。

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宴会料理に欠かせないジョン(衣焼き)の盛り合わせは、
ホバク(韓国カボチャ)、豆腐、ホタテ、キスの4種類。
白身魚にキスを使うというのは珍しかったですね。

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薄くスライスされたトマトサラダ。
このあたりまでが前菜で……。

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突然、大皿がどーん!

刺身を出すよ、という話は聞いていましたが、
まさかここまでのものが出るとは思いませんでした。

湯引きをした皮付きのマダイと、サスの昆布〆め。
サスというのは富山の方言でカジキのことだそうです。
地域によってはザスと呼ぶこともあるようですね。

また、昆布〆めも富山では非常に好まれる食べ方で、
白身魚のほか、アマエビや山菜なども昆布〆めにするとのこと。
今回、富山に行っていろいろ驚いたことがありましたが、
その中のひとつが、富山県民の昆布に対する愛着ですね。

とにかく食のあらゆる部分で昆布が活躍しています。
富山が全国一の昆布消費県というのも納得でした。

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サムギョプサル(豚バラ肉の焼肉)は黒部名水ポークを使用。
地元を代表するブランド豚で、脂が甘く、美味しい豚でした。
これを同じく富山産のサンチュに包んで頂きます。

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富山湾の宝石と呼ばれる白エビのチヂミも登場。
柔らかな殻の食感と、香ばしさが絶妙でした。

この日の料理は、ほとんどが会のための特別料理で、
白エビのチヂミも普段のメニューには載っていないのが残念。
地元の人には、ありふれた食材なのかもしれませんが、
こういうコラボを見てしまうと、ぐっと来ますね。

韓国料理と郷土食材の組み合わせは大きな可能性を秘めています。
東京チームが、

「すごいすごい!」

と大騒ぎしている中……。

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次なる驚きが、どーん!

先ほどのマダイがメウンタン(アラ鍋)になって戻ってきました。
しかも頭や骨ばかりでなく、身もどっさり入った贅沢仕立て。
刺身からメウンタンという流れは、韓国料理としては定番ですが、
目の前に置かれたときの衝撃はすさまじいものがありました。

お店の方が、

「今日は予算度外視で頑張りました!」

とおっしゃっていましたが、これはたぶん頑張りすぎです。
下手をすると大赤字だったのではと心配になったり。

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さらに、プルコギ(牛焼肉)まで出して頂きましたしね。

本来は予定になかった料理ですが、直前に僕のワガママで、
追加として作って頂くことになったという裏事情があります。
見た目としては、ごくごく普通のプルコギなのですが、
富山の韓国料理を語るうえでは、ある種、象徴的なひと品。

このあたりはメルマガで詳細に語りたいと思っています。
このプルコギを食べられたのは大きな収穫でした。

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最後は春らしい、菜の花のキムパプ(海苔巻き)でシメ。
最初から最後まで、気配りと工夫を感じる料理でした。

オフ会用に作って頂いた特別な料理も多かったですが、
黒部名水ポークのサムギョプサルやプルコギなどは普段からのメニュー。
この日は富山らしさの部分を前面に出していましたが、
その他のメニューも、あちこちこだわっているお店です。

オフ会の前後に、ずいぶん話を聞かせて頂きましたが、
社長以下、研究熱心なスタッフが揃っていて刺激になりました。

「富山の人はこんな店が近所にあっていいなぁ」

というのが素直な本音。
いつか富山スタイルも含めて、東京にも店を作って欲しい。
そんなワガママを酔っ払いながらお伝えしてきました。

以上がオフ会で食べた料理の報告。

韓国料理以外にもいろいろ食べてきましたので、
また、そちらの報告もさせて頂きたいと思います。

店名:コリアンキッチンカエン
住所:富山市内幸町3-1エイゼン第1ビル2階
電話:076-433-0650
営業:17:00~24:00(火~木、日)、17:00~翌1:00(金、土)
定休:月曜日
http://www.kkaen.com/
2011.03.23.Wed 22:30 | 韓食日記 | trackback(0) | comment(7)
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「天地水純生マッコリ」を販売する信商事から連絡を頂きました。
東北地方での震災を受けて、マッコリでの募金を実施するそうです。

本日から新大久保の下記店舗で「天地水純生マッコリ」を販売し、
その売上金額のすべてを、募金として活用するとのこと。
要するに新大久保でマッコリを買うとそれが募金になるということです。

扱い店舗は下記の4ヶ所。

ソウル市場
南大門市場
大使館
ハンアリ

まずこの4ヶ所にて、本日より3日間実施し、
その後、順次拡大をしていく計画とか。

なお、集まった売上金はこのたびの震災を受けて発足した、
「在日韓国人ボランティア団」を通じて被災地支援に利用されます。
上記の団体に関しては、下記ページをご参照ください。

韓国文化院/日本大地震在日韓国人ボランティア団の発足
http://www.koreanculture.jp/info_news_view.php?number=1473

韓グルメ(信商事のショッピングサイト)
http://www.kangurume.jp/
天地水純生マッコリ
http://www.kangurume.jp/SHOP/0189.html

被災地支援ももちろんですが、閑散としてしまった新大久保の、
元気を取り戻すような企画にもつながっていくといいですね。
信商事としてはタダでマッコリを放出することになりますが、
そのぶん多くの人に飲んでもらえば、後々へのPRになるはず。

すっきりした喉越しで、バランスのよい生マッコリなので、
新大久保に出る用事があったら、ぜひ気にしてみてください。

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※ここから追記(2011.3.19)

本日、午後から新大久保に足を運んだため、
ご連絡頂いた、実際の現場で写真を撮ってきました。
大久保通りの「ソウル市場」前でマッコリ販売中です。
値段は1本500円に抑えたようですね。

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ここで購入したマッコリは「全額」が募金になります。
1本買えば500円、2本買えば1000円の募金ということですね。
集まったお金は、上記の「在日韓国人ボランティア団」に送られます。

マッコリの扱い場所はほかにも……。

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「南大門市場」の店内(マッコリ売場)。

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「大使館」の店内(入口)。

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「ハンアリ」の店頭があります。

売場には募金箱が設置されているので、
レジには持っていかず、募金箱にお金を入れてください。
わからなければ店のスタッフまで確認を。
マッコリの販売元である信商事の方も「ソウル市場」前にいます。

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そのついでに町をウロウロしてみましたが、
先日とはうって変って、人通りが戻ってきました。
もちろん震災前と比べれば、はるかに少ない人出ではありますが、
すでに閑散という雰囲気ではなく、活気が出始めています。

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韓流ショップは一部店舗が休店しているものの、
開いているところには、だいぶ人が集まっておりました。

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「南大門市場」前のホットク(お焼き)店には大行列が。

競合店が軒並み休店していたためとは思いますが、
久しぶりに新大久保で行列を見て、なにやら感慨深かったです。

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こちらは人気店の「おんどる」前。

やはり夕方頃から、たくさんの人が待っていました。
「とんちゃん」、「カントンの思い出」にも行列ができており、
少しずつですが、以前の新大久保に戻りつつあるようです。

ただ、全体としてみれば、休店しているところが多く、
開いている店は、おそらく半分程度ではないでしょうか。

新大久保を訪れる人は、徐々に増えているようですが、
それを受け止める側の人員が大幅に足りていません。
特に系列店の多い店、支店の多い店の休店が目立ちます。
店の規模が大きいほど、人出不足が深刻なようです。

早々に休店から、閉店を決めたところもありました。

この状況ではおそらく、今後も閉店する店舗は増えそうな感じ。
被災地域の苦労を思えば、極めて小さな話ではありますが、
新大久保の復興も、たくさんの課題を抱えているようです。
2011.03.19.Sat 10:33 | お知らせ | trackback(0) | comment(6)
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最近の新大久保は個性的な専門店が減って残念!

みたいなことを書いたわりに、新しい専門店もできていて、
要は自分のアンテナ次第なのではないかと反省しています。
昨年11月にオープンしたこちらの店はタッカンマリの専門店。
鶏1羽を丸ごと煮込むという豪快な鍋料理です。

新大久保の改札を出てメインエリアとは反対の左に曲がり、
線路に沿って新宿方面に行く、路地の2階にあります。
「梁の家」とか「チェゴヤ」のある路地と同じですね。

オープンして間もない頃から雑誌などで紹介され、
気になっていたところに、友人から新店情報のメール。

「んじゃ、行っちゃいますか!」

と、とんとん拍子に話がまとまり、
昨日アップした0次会に話がつながります。
豚足を軽めに仕上げたのは、鶏を充分に堪能するため。
胃にしっかり余裕を残し、1次会へと臨みました。

冒頭の写真が、そのタッカンマリ。

上にちょこんとジャガイモが乗っているあたり、
本場である鍾路5街スタイルをきちんと踏襲しています。
鶏に切れ込みを入れてジャガイモを差し込んでいたら、
さらにポイントが高かったかもしれませんね。

韓国料理の中でも、マニア受け要素が無駄に細かい料理です。

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タッカンマリについてくる韓国餅とキムチ、ニンニク。
きちんとメンバーが揃っている、という感じがします。
欲をいえば、キムチがもっと白っぽい浅漬けだとより好みですね。

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煮込んだ鶏肉は店員さんがカットしてくれます。

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さらにぐつぐつと煮込んで……。

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ほどよいところでスープの味見。

これは逆に現地にない新たなサービスですね。
博多の水炊きではこういうおちょこがよく出てきますが、
そこから取ったアイデアなのでしょうか。

いいダシが出ており、気分がさらに盛り上がります。

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仕上がる前にタレを作っておくのも重要な作業。
醤油、酢、カラシ、タデギ(唐辛子ペースト)の4種類が、
これまたきちんと揃っていて嬉しい限り。

このあたりも重要なマニア受け要素の一部ですね。

ここ数年で、タッカンマリもずいぶん有名になりましたが、
ひと昔前までは、ソウル在住の韓国人でも知らない人が多数。
鍾路5街周辺でのみ、局地的に食べられていた料理なので、
料理に幅が少なく、限定されたイメージで日本に伝わってきています。

その結果、

「韓国で食べたアレと違う!」

という反応が極端に多かった料理なんですよね。

こちらの店はそんな日本人が思うタッカンマリのイメージを、
しっかり意識して、近付けていく努力をしていると思います。
そのうえで、細部をさらに洗練させている感じですかね。

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チーズチヂミがこんな感じで出てくるあたりからも、
お店の雰囲気がなんとなく伝わるのではないかと思います。

専門店だけあって、サイドメニューは少ないですが、
それでも、その中にぐっとくる料理を揃えている印象。

そして、それはマッコリのラインナップからも伺えます。

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春玉の白。

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うさぎのダンス。

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済州マッコリ。

このセレクトは実に見事といわざるを得ません。
国産銘柄を辛口、甘口で2種類用意し、そこに韓国産の本格派を加え、
いずれもが生マッコリという陣容は、わずか3銘柄でまるでスキなし。
上から目線で恐縮ですが、

「わかってるね!」

と叫びたくなるほどの感動でした。
あまりの嬉しさで、立て続けに3本消費した次第です。

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それは鶏肉もあっという間に消費されるというもの。

嬉しいのはトッピングメニューが充実しており、
モモ肉だけとか、手羽先だけとか、野菜だけで注文可。
もちろん丸鶏でも頼めるので、胃袋の状況に合わせ、
いろいろ追加して楽しめるようになっています。

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最後にカルグクス(うどん)を入れてシメるのが定番ですが……。

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シメそこなって、さらにごはんを足して雑炊に。
スープの1適まで、しっかり堪能させて頂きました。

家庭料理店と豚焼肉店ばかりが全盛の新大久保で、
こうした専門店が、新たに出てくるのは楽しみが増えていいですね。
昨日の記事で紹介したチョッパル(豚足)の専門店とともに、
2軒のハシゴで、相当満足感の高かった一夜でした。

店名:コリアタッカンマリ
住所:東京都新宿区百人町1-11-25ヴィラレナール2階
電話:03-3363-7372
営業:17:00~23:30
定休:なし
http://www.dakhanmari.com/
2011.03.18.Fri 22:29 | 韓食日記 | trackback(0) | comment(9)
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席に着いて、まず出てきたのがこの3品。
半分ほどに盛られたごはんと、海苔、そして醤油です。
海苔はゴマ油を塗ったものではなく普通の焼き海苔。

これを一体どうするのか、と戸惑ったのですが……。

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海苔でごはんを巻き……。

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醤油につけて味わう、というごく普通の食べ方。
ただ、これをお通しがわりに出す、というのは新大久保でも、韓国でも、
かなり稀なサービスなのではないかと思います。

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やがて出てくるメインの大皿。

店名の通り、こちらの店はチョッパル(豚足)の専門店。
早速食べてみましたが、ここのチョッパルはなかなかいけます。
友人とふたり、さすが専門店! と大喜びしました。

奥にちらっと見えるアミの塩辛につけて食べてよし。
骨まわりのゼラチン質にかぶりついてもよし。

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そしてサンチュに包んで食べてもよし。

最近の新大久保は専門店が減ったとなげいていましたが、
まだまだこんな店を見落としていたとは迂闊でした。
やはり新店探索を怠ってはならぬ、と反省した次第です。

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せっかくなので、先ほどの海苔を流用してみたりも。

当初、いきなり出された海苔とごはんが不思議でしたが、
基本的にこの店、酒の肴としてのメニューがほとんどなんですね。
焼酎をくいくい飲んでいくような系統のお店なので、
最初に米を胃に入れておくのは、悪くない気遣いだと思いました。

あとはチョッパルを食べていると、いい箸休めにもなるなと。
チョッパル、焼酎、チョッパル、焼酎で、たまにごはん。

こう書いていても、そのよさが伝わるか果てしなく疑問ですが、
ごはん、海苔、醤油の3点セットはなかなかよかったです。

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こちらはチョッパルムチム(豚足の和え物)。

チョッパルと野菜を甘酸っぱいタレで和えてあります。
辛さもややありますが、爽やかな味わいでこれも気に入りました。

メニューはこのチョッパルに加え、同系統のポッサム(茹で豚)と、
あとは数品の一品料理があるだけと、かなり絞っています。
チョッパルを目的として、めがけていくタイプの専門店ですね。

僕らは1次会前の0次会としてこの店を利用しましたが、
2軒目、3軒目としても活用できるのではと思いました。

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ちなみにこの店、大久保通り沿いに位置するのですが、
「とんちゃん」、「味ちゃん」、「高麗参鶏湯」などと同じビル。
にもかかわらず、あまり目立たないのは3階にあるからでしょうね。
しかもエレベーターであがると、曲がりくねった通路の先に、
本当にここは店舗なのだろうか、と悩む入口があります。

一応「OPEN」の札がかかってはおりましたが、
ドアを開けるまでにけっこう躊躇したというのが本音のところ。
たぶんここまで来て引き返した人もいるでしょうね。

最近でこそ観光地としてずいぶん一般化した新大久保ですが、
韓流前はこんな雰囲気の入りにくい店がたくさんありました。
その意味ではなんだか懐かしい気分にも浸れましたね。

チョッパル好きな方にはぜひおすすめしたい店。
あるいは誰かを伴って、通ぶってみたいときにも使えそうです。

「なんでこんな店知ってるの?」

と驚かれること間違いなしです。

店名:ゾンドン豚足
住所:東京都新宿区大久保2-32-3リスボンビル3階
電話:03-6457-3398
営業:17:00~翌0:30(月~土)、18:00~翌0:30(日)
定休:なし
2011.03.17.Thu 16:00 | 韓食日記 | trackback(0) | comment(8)
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地震の影響で取材仕事や飲み会がだいぶ中止になり、
相対的に家で原稿を書く時間が増えております。

東北方面の被害や、各地で起こる地震、原発の行方など、
心配事は多いですが、可能な限りの日常回帰も重要なテーマ。
止まっていたここ最近の飲食店記事をコツコツまとめます。

と、その前にひとつお知らせ。

=========================
19日に予定されていた「八田の楽しい韓食ナラ」は、
地震の影響により、5月14日(土)に延期と正式に決まりました。

5月14日はもともと第7回の韓食ナラが予定されていた日です。
キムパプ(海苔巻き)を作る予定でしたが、それをスライドし、
トッポッキを5月、キムパプを7月に作ることと致します。

ギリギリの連絡になり、参加者皆様には申し訳ありません。
主催元からも申し込みを頂いた方々には連絡が行くと思いますが、
とりあえず速報として、このブログでもご連絡致します。

なお、富山オフ会については開催予定で変わりません。
=========================


さて、それではまず先月下旬に足を運んだコチラのお店から。

「新大久保でいちばんうまいキムチを見つけた!」

と韓国人の友人が興奮気味に誘ってくれたお店です。
新大久保エリアからは少し外れ、住所は北新宿になりますが、
古くから営業しており、界隈では名の通ったお店。
僕もいつか行こうと思いつつ、長いこと宿題にしていました。

新大久保からみると、小滝橋通りを越えて路地に入った奥。
NTTの脇を入っていくような感じです。

冒頭の写真は、ちょっと多めに盛り付けられたキムチ4種。

左上:カクトゥギ(大根の角切りキムチ)
右上:小松菜のキムチ
左下:オイギムチ(キュウリのキムチ)
右下:ペチュギムチ(白菜のキムチ)

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そして、セロリのキムチと……。

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キュウリとセロリの葉のキムチ。

こちらは通常出てくる量の盛り付けです。
冒頭の写真は、僕が写真を撮りたいといったので、
ちょっと見栄えをよくしてくれました。

まあ、どのみちキムチはおかわりできるので、
見栄えを整えたものが、写真用の量とはいえません。
むしろお伝えしたいのはキムチの種類が豊富ということと、
キムチの部分にこだわった店だということ。

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店の裏は厨房というよりキムチ工場のようで、
この日も、大量のキムチが仕込まれていました。

バックヤードには野菜の段ボールとともに、
果物の段ボールがたくさんあったのが印象的。
この店を紹介してくれた友人曰く、

「こんなに果物をたくさん使うキムチは珍しい!」

とのこと。
季節によってさまざまな旬の果物を使いつつ、
キムチをフルーティな甘さに仕上げているそうです。

新大久保でいちばんうまいかは好みもあると思いますが、
おそらく日本人の味覚に合うキムチであろうことは確か。
いずれも酸味が少なく、甘味が強いタイプのキムチです。

また塩辛や魚醤のたぐいがほとんど使われておらず、
魚介系の香りや、旨味の部分もあっさりしているのが特徴。
お店のママさんに話を聞いてみると、

「清州のキムチはこうなのよ」

ということみたいですね。
清州といえば、忠清北道に位置する内陸の町。
慶尚北道の北部あたりもそうですが、海のないこのあたりは、
魚介系の食材や、塩辛をあまり使わずキムチを作るそうです。

それが結果的に日本人の舌に合う。

というのがこの店のキムチが支持される理由のようですね。
もちろん全羅道や慶尚道の濃厚なキムチを食べている人は、
あっさりしすぎて、物足りない可能性も高いでしょう。

なお、このキムチは店頭でも販売され、また宅配もするとのこと。
韓国料理店でありながら、キムチ専門店でもあるそうです。

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といった感じで、キムチの話がメインでしたが、
チョギメウンタン(イシモチの辛い鍋)もなかなかでした。
これをメインの料理として……。

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自慢のキムチを入れたキムチマンドゥ(餃子)も追加。
これも皮がモチッとしていて美味しかったですね。

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海鮮チヂミなどもつつきつつ。

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個人的にいちばん印象的だったのはトンチミ(大根の水キムチ)。
まあ、これもキムチの一種なのですが、いい感じに発酵しており、
清涼感がありつつも、酸味がバランスよく効いておりました。

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デザートには練乳をかけたイチゴ。
友人が常連なのでずいぶん歓待して頂きました。

これまで忠清北道には3回しか足を踏み入れておらず、
訪れた町も丹陽、沃川、鎮川という3ヶ所のみ。
道庁所在地である清州にも、まだ行ったことがありません。

いずれ機会があれば、ぜひキムチを食べに行きたいですね。

また、これを機会にちょっと調べてみたところ、
清州には「シオヤキ」なる地元グルメもある様子。
サムギョプサル(豚バラ肉)を醤油ダレに浸してから焼くという、
どこが「シオヤキ」だかさっぱりわからない料理のようです。

こういう情報に当たると、俄然地域にも興味がわきますね。
いつか必ず、足を運んでみたい地域になりました。

店名:王家(わんが)
住所:東京都新宿区北新宿1-16-22
電話:03-3361-6811
営業:11:30~22:30
定休:日曜日
2011.03.16.Wed 17:54 | 韓食日記 | trackback(0) | comment(6)
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本日、仕事があって新大久保に足を運んできました。
地震が起きて以降、お店の方から電話で話を聞いていましたが、
やはり新大久保を訪れる人は激減しているようですね。

冒頭の写真は、普段僕らがメインストリートと呼ぶ路地。

平日の午後とはいえ、先週までなら大勢の人で賑わい、
コリアンタウンの活気をもっとも感じられた場所です。
いつも行列のできるホットク(韓国式お焼き)の店も、
この日は店を閉じており、そもそも販売をしていませんでした。

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普段は呼び込みの声で大賑わいの路地も、
シャッターを下ろしている店が多かったですね。

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人通り自体は決して少なくないのですが、
韓国人をはじめとした外国人比率が高くなっています。
観光として新大久保を訪れる人がぐっと減り、
この町で生活している人が目立っているという格好です。

韓流で盛り上がる前の新大久保という感じですか。
ひと昔前までは、こんな雰囲気だったなと思い出しました。

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街の至るところに臨時休業のお知らせが出ています。

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ここ最近の新大久保は観光地化が進んでいたため、
お客さんが激減してしまったのが、もっとも大きな理由。
店を開けていてもお客さんがまったく来ないので、
早仕舞をしたり、あるいは最初から休みにしているようです。

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そして、もうひとつ。

働く側の人たちも、外出しにくいという理由がありますね。
地震だけでなく、いまは原発への不安がいちばんの問題点。
東京にいて大丈夫だろうか、という不安から一時帰国する人が増え、
新大久保で働く人手が、そもそも減っている模様です。

話を聞く限り、スタッフがいないので営業ができない、
というケースでの休店も少なからず出ているようです。

確かに自分自身が外国にいて、似たような問題が起こったら、
一刻も早く帰国して、家族を安心させたいと思いますよね。

道で偶然会った知り合いの韓国人からは、

「飛行機がないんだけど、福岡から船があるんだっけ?」
「東京から福岡までってどうやったら行けるの?」
「新幹線で行けるの? 何時間ぐらいかかる?」

といった質問を受けました。
僕らは報道などから、一定の情報を得られていると思いますが、
新大久保界隈では、不安が過度に増幅しているかもしれません。
もちろんそれが過度かどうかの判断は難しいところですが。

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かと思えば、こんなお店も発見。
休店しているところも確かに多いのですが、
頑張って営業している店もありました。

顔馴染みのオモニがいる店を中心に、
あちこち回ってきましたが、みな元気そうで何よりです。
地震そのものの直接被害はほとんどないでしょう。

むしろ、各地での被害や原発の状況を心配しつつ、
ほぼ開店休業といった現状を悩んでおられる様子。
こればっかりは落ち着くまではどうにもならないので、
しばらく時間が必要になることと思われます。

といった感じで今日の新大久保報告。

いうまでもないことですが、新大久保が閑散としているからといって、
この時期に「みんなで行こう!」と促すような趣旨ではありません。
いまは安全第一。そしてひとりでも多くの方の無事を祈るばかり。
あくまでもひとつの記録ということでご覧ください。
2011.03.15.Tue 20:49 | 韓食日記 | trackback(0) | comment(3)
前回の記事でもお伝えした通り、僕や僕の周囲はみな無事です。
土曜日、日曜日の予定はすべてキャンセルにしたので、
実家に戻って母、祖母と過ごしたり、家で静かに仕事をしました。
今日は午前中だけ仕事をして、午後は確定申告をしてきました。

東北の情勢は心配ですが、都内でできることは限られているので、
やるべきことをしつつ、日常への復帰を目指したいと思います。

というところで、まずは直近のイベントやオフ会について。

3月19日(土)「第6回八田の楽しい韓食ナラ(トッポッキ)
3月20日(日)「コリアうめーや!!10周年オフ会

19日の韓食ナラは主催元にも確認をしましたが、
状況を見つつ、現状では開催の方向で動いております。
交通機関がどうなるかという不安も出てきておりますので、
中止の判断をするときは、すぐに連絡を致します。

また20日の10周年オフ会も、判断に悩んでおりますが、
いまのところ、こちらも予定通り開催する予定です。
会場である富山の「カエン」が平常通り営業していること。
そして参加者の大半が富山の方だというのが判断理由です。

もちろんこれも状況を注視しつつ、何か問題が生じる場合は、
延期にするということで、お店の人と確認し合いました。

また、東北地方を含め、日本各地がたいへんなときに、
10周年と浮かれているのも何なので、それは趣旨から削除します。
めでたい部分はすべて削り、ただ富山でマッコリを飲む会です。

ただ、思うにいちばんの問題は僕が動けるかですね。

すでにマッコリの手配などはしてしまっているので、
仮に僕がいなくとも、みんなで飲んでもらえばいい気もします。
こちらも状況に応じて、判断をしたいと思っていますので、
申し込みを頂いた皆様には、その都度連絡をさせて頂きます。

最後に、こちらは新規のお知らせ。

下のイベント欄で日程だけお知らせしていましたが、
「韓食ナラツアー」の詳細な内容が固まりました。

「八田靖史と行く韓食ナラ 釜山・慶尚南道旅べ歩きの旅3泊4日」
http://www.tabitour.co.jp/sub/index.php?8+71

釜山、慶尚南道の郷土料理を食べ歩くツアー。

・釜山式タコ炒め(釜山、凡一洞)
・山菜ビビンバ&ツルニンジン焼き(梁山、通度寺)
・マッコリ醸造場見学(釜山、金井山)
・黒ヤギ&アヒル料理(釜山、金井山)
・ホヤビビンバ(巨済島)

といったあたりを狙おうと思っています。

日程は5月15日(日)~18日(水)。
料金はおひとり様8万9800円(その他費用別)。
もちろん僕も全日程に同行させて頂きます。

ご興味ある方は、ぜひ上記ページをご覧ください。
2011.03.14.Mon 20:22 | お知らせ | trackback(0) | comment(2)
心配して韓国から連絡をくださる方がいるので、
念の為、自分の無事をここに報告しておきます。
僕のいる東京は交通機関の乱れこそあるものの、
大きな被害、負担もなく、僕も僕の周囲も無事です。

東北地方での被害が続々とテレビで報道され、
その規模の大きさに、ただただ呆然としております。
一刻も早い救助活動と、復旧活動を願います。

亡くなられた方の数もどんどん増えておりますが、
ご冥福を祈るとともに、さらなる被害が増えないことを祈ります。
2011.03.12.Sat 10:23 | お知らせ | trackback(0) | comment(0)
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1階はごく普通のラーメン店。
つけめんを専門としている「さいたま屋」です。
しかし、その一方でどうしたことか韓国料理店でもあり、
2階の冷蔵庫には希少なマッコリがぎっしりです。

昼はラーメン店で、夜は居酒屋という話は聞きますが、
韓国料理店がそこに絡んだケースはたぶん初めてでしょう。

しかも、昼夜通して1階はラーメン店として営業しつつ、
予約があったときのみ、2階で韓国料理を出すというスタイル。
なんとも不思議なコラボがあったものです。

ちなみに経営元は本郷三丁目の「炙りbar」と同じ。

先日、東京マッコリの会が開催されたお店です。
僕は参加できませんでしたが、ソウルマッコリの会もありましたね。
そういう関係を考えると、マッコリが豊富なのも頷けるところ。

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せっかくなので希少銘柄を中心に飲んできました。

こちらは発売になったばかりの「富家生マッコリ」。
「冬のソナタマッコリ」を発売して話題になった、
ゴレスジャパンという会社が酒造免許を取って開発しました。

・韓さん生マッコリ
・周王山マッコリ

に続く、日本で免許を取得して造ったマッコリ第3号です。
手続きの煩雑さから、そうそう増えないだろうと思っていましたが、
もしかすると、動いている会社はほかにもあるかもですね。

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岐阜県の大坪酒造店が造る「虎ドンドンジュ」。
「虎マッコリ」の姉妹商品ですが、醸造元が違います。
ドライな口当たりと、強烈な発泡感は同じ。
後ろにさりげなく「虎マッコリ」も見えています。

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虎からウサギへのバトンタッチ。
僕が今年送った年賀状の絵柄がこれでした。

茨城県の吉久保酒造で造っている「ウサギのダンス」。
すっきりした発泡感と、やや強めの甘さが持ち味です。
味わいが軽いので、女性受けする銘柄ですね。

こんな感じにマッコリをぐいぐい飲みつつも……。

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出てくる料理が、微妙にラーメン寄りなのが面白いところ。
中華寄りではなく、あくまでもラーメン寄りなのがポイントです。

キムチの盛り合わせは、カブ、メンマ、カリフラワーの3種。

もちろん日によってラインナップは変わるのでしょうが、
この顔ぶれに、キムチ味のメンマがあるのはかなり独特です。
奥のカリフラワーも、キムチマヨネーズ和えという感じ。

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チャーシューにもキムチがトッピングされていますし……。

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チャプチェ(春雨炒め)はラーメンの醤油ダレで調味。
ゴマ油の奥に、醤油ラーメンのような風味を感じます。

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サムギョプサル(豚バラ肉の焼肉)は宮崎県産のきなこ豚を使用。

変化球的な料理だけでなく、

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センマイ刺し。

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レバ刺し。

といった感じにストレートなメニューもあります。
韓国料理と、ラーメン要素を含んだ創作系の韓国料理と……。

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そして、ラーメン店の定番料理。
それをいっぺんに楽しめるお店ですね。

餃子と……。

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麻婆豆腐を食べてこの日は終了。

終電ギリギリになってしまったので解散しましたが、
よく考えると、肝心のラーメンを食べていませんでした。
飲んだ後に食べる、シメのラーメンも同じ店で解決できるという、
いちばんの売りを、いずれまた体験せねばなりません。

なお、こちらのお店は完全予約制。

※2011.4.29追記
システムが変わって予約なしでも、
韓国料理メニューを食べられるようになったそうです。


予約があったときのみ営業するスタイルです。
2階もテーブル2卓とさほど広くはないので、
隠れ家的な宴会として使ってみるのもいいかもしれません。

店名:韓国食堂withさいたま屋
住所:東京都千代田区内神田3-8-6
電話:03-5256-2530
営業:11:00~24:00
定休:なし
2011.03.07.Mon 21:00 | 韓食日記 | trackback(0) | comment(5)
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昨日、2月末日で「高矢禮」が休店しました。

閉店ではなく、あくまでも一時休業ということなので、
また場所を変えて、新たに営業を始める予定だそうです。
また、錦糸町と名古屋の栄にある「高矢禮火」は営業しています。

ただ、鳴り物入りでオープンした白金高輪の「高矢禮」は、
その凝った外装、内装も含めて、これで見納め。

これまでも取材で行ったり、友人の結婚式に参加したり、
イベントに呼んで頂いたり、韓国のテレビ番組の取材を受けたり。
いろいろな形で「高矢禮」には足を運んできましたが、

「そういえば食事を目的に行ったことがなかった!」

という重大な事実に気付きました。
もちろんそれぞれのときに料理は頂いていましたが、
純粋に食事だけのために足を運んだことはありません。
それを反省し、2月中旬にプライベートで行ってきました。

まあ、ちゃんと自分で電話をし、八田の名前で予約したにもかかわらず、

「え、本当に八田さんだったんですか!?」

と店の人に驚かれましたけどね。
それもそのはず、予約したのが5万円のコース。
最後だからと奮発して、いちばん高いコースを選んだ次第です。

ちなみに同行したのは妻なので、僕の出費は10万円+もろもろ。

いっそ「港区オフ会」を会費6万円でやろうかとも考えましたが、
富山オフ会」以上に人が集まらないだろうと思ってやめました。

ということで冒頭の写真は、VIPルームに用意された2名席。

5万円コースを頼むと、自動的にこの部屋へ案内されます。
というか、この部屋の利用料を含めての5万円コース。
そもそもの入口も違いますし、トイレなども専用です。

これまでもイベントの控室として利用していましたけどね。

なので、どうせ2名だし、普通の個室でと最初はお願いしたのですが、
いえいえ、せっかくですからと、お店の方からこちらをすすめて頂きました。
妻も喜んでいたので、結果的にはこちらにしてよかったです。

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座席についた時点で、並んでいた器はこんな感じ。
ひもがついている左の紙は、高矢床用の専用メニューでした。

また、器も他のコースとは違って人間国宝の作ったもの。
方字鍮器と呼ばれる真鍮の器で、李鳳周先生の作です。
こういったものも5万円コースの一部だそうです。

以下、すべての料理を漏らさず紹介したいと思います。

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まず、前菜から。
この皿のみ2名でシェアする形でした。
後の料理は食事を除き1皿が1人前となっています。

・宮中おつまみ

中央にあるのがエビを粉状にして甘く味付けて固めたもの。
エビ味のタシク(らくがん)というような味わいでした。

その手前がキムプガク(海苔に粉をつけて揚げたもの)。
左がスンオアル(からすみ)、上がドライフルーツ、右が干し柿。
ドライフルーツはプルーンとパイナップルの2種でした。

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・チョンボッチュク(アワビ粥)

柔らかなアワビがどっさり入っていました。
コースの最初にお粥が出てくるのは宮中料理の基本。
胃に少し入れることで食欲を増進させます。

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・トンチミ(大根の水キムチ)

酸味が絶妙でしたね。お粥と一緒に味わいます。

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そして、実際には後から運ばれてきましたが、
ここまでの4品が、前菜ということになっていました。

・大地の恵みの生野菜

手前からアイスプラント、赤カブ、ミニトマト。
左奥に見えているのはサムジャン(合わせ味噌)です。

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生野菜を除いた前菜とともに、最初からあったのがこちら。
前菜に続いてメニューに並ぶ、惣菜4品です。

・チャンジョリム(牛肉の醤油煮)

ロールになって出てくるのは初めて見ました。
外側を葉ネギで巻いていますが、芯にも葉ネギが使われており、
葉ネギを牛肉で巻いて、それを葉ネギで巻いたもの。

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・ホンハプチョ(ムール貝の煮付け)

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・季節のナムル3品

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・オジンオガンフェ(イカの刺身)

素材をロール状に仕立てた刺身をカンフェといいますが、
一般的には葉ネギやセリをぐるぐるっと巻いて作ります。

最初はミルサム(小麦粉のクレープで野菜を包んだもの)に見え、
料理説明でイカの刺身だと聞いて、びっくりしました。
赤いソースはチョジャン(酢とコチュジャン)です。

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最初に1杯ビールを飲みましたが、次からは「GRAVELLO」。
漫画『神の雫』で韓国料理に合うと紹介された銘柄です。

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ここからが主料理。

2品ずつ5回に分けて料理が出されました。
まず最初の主料理。

・ナムルクジョルパン

そば粉のクレープで周囲の素材を包んで食べます。
クレープの中央には「高矢禮」の焼き印が押されていました。

具は12時の位置から時計回りに、赤パプリカ、錦糸卵(卵黄)、
エビ、キノコ、カニ、ピーマン、ニンジン、牛肉、錦糸卵(卵白)。
味は具についているので、包んでそのまま食べます。

ただこれ、食べたときにも思ったのですが、
周囲の具を数えると、9種類あるんですよね。

たいていクジョルパンって、中央のクレープを入れて9種類。
ひとつ具が多いような気がするのですが、これは意図があるのか……。
いずれ機会があれば、料理長に聞いてみたいと思います。

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・イセエビの刺身

イセエビには砕いた松の実が降りかかっています。
左上のチョジャンか、ゴマ油と塩のタレで味わいます。

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2回目の主料理。

・季節の串焼き3品

手前から、

・ファヤンジョク(牛肉と野菜、卵の串焼き)
・サスルジョク(牛肉と白身魚の串焼き)
・安東パサンジョク(牛肉と葉ネギの串焼き)

というラインナップです。
上の2種はともかく、安東パサンジョクは初めて存在を知りました。
調べたところ、安東地方で作られてきた両班の料理である様子。

「高矢禮」の料理長は宮中料理の腕もさることながら、
地方のマニアックな郷土料理にも精通していらっしゃるんですよね。
「高矢禮」の料理はよく宮中料理としてひとくくりに語られますが、
各地域の班家料理(両班家庭の料理)も重要なポイントのひとつです。

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そして、串焼きと一緒に出てきたのが、

・キュウリと栗のセンチェ

センチェというのは生野菜の和え物です。
いちばん上の飾りはナツメ。ほんのり甘いソースと、
キュウリ、栗の食感がよくマッチしていました。

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3回目の主料理。

・インサムティギム(高麗人参の天ぷら)
・オクトムグイ(アマダイ焼き)

なんとも立派な高麗人参でしたね。
にもかかわらず、柔らかくてほろ苦さも控えめ。
アマダイもずいぶん脂が乗っておりました。

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いずれも脂の強い料理だったので、
一緒に添えられてきたのはこちら。

・メシルチャンアチ

刻んだ梅をコチュジャンに漬けたもの。
甘さ、辛さが上品で、いい箸休めになりました。

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このあたりでワインが1本空いて伝統酒に。
ひと口ずつ試飲できるセットがあったのでそれを頼みました。
左から、

・ムンベ酒(梨の香りがする蒸留酒)
・高麗人参酒
・梨姜酒(梨とショウガの蒸留酒)

の3種類です。
いずれもアルコール度数が高く、いい感じに酔っ払いました。
ちなみにムンベ酒は韓国に3つしかない文化財指定酒です。

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4回目の主料理。

・テハチム(エビの蒸し物)

すり身状にした身と野菜などを混ぜ、
エビの殻に戻して蒸したもの。
食感がふんわり柔らかでした。

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一緒に登場したのは……。

・ミニポッサム

ひと口サイズに作った包みキムチですね。
中には果物が入っており、甘味がさわやかでした。

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いよいよ最後の主料理。

左のかたまりがトッカルビ(叩いたカルビ焼き)で、
その隣に特選カルビと、特選ハラミが並んでいます。
トッカルビに重なって高麗人参、いちばん右に大黒シメジ。
牛肉はいずれも米沢牛を使っております。

味付けもさることながら、肉のよさが際立っていました。
あと個人的には、付け合わせの大黒シメジが好印象。

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肉料理と一緒に、

・コッチョリ(浅漬けキムチ)

が出てきました。
ここまででだいたい主料理の組み合わせがわかるかと思いますが、
メインの料理とそれを引き立てる料理がセットになっています。

以上で5回に渡った主料理が終わり、今度は食事です。

アルコールと一緒に味わう酒肴的な料理ではなく、
麺料理やごはん料理など、最後を締めくくるための料理。
運ばれてきたのは……。

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・神仙炉(シンソルロ)

中央が筒状になっており、炭火を入れて、
熱しながら食べる鍋のことを神仙炉と呼びます。
料理の正式名称は、

・口資湯(クジャタン)
・悦口資湯(ヨルグジャタン)

と呼ばれますが、現在は通称として料理名も神仙炉。
宮中における代表的な鍋料理のひとつです。

牛スープをベースに、塩、醤油であっさりと味付け、
魚介類、ジョン(衣焼き)、野菜などを彩りよく配置。
肉団子やギンナンなども入る贅沢な料理です。

これを汁物としつつ……。

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・釜炊きのごはん

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・焼海苔

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・白菜キムチ

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・明太子

が一緒に並びます。
明太子は卵の間に挟んで蒸してありました。
上に飾ってあるのはクコの実です。

最後の最後まで手が込んでいましたね。

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デザートに、

・季節の果物(メロン、イチゴ)
・ホバクチャルトク(カボチャ餅)
・五味子茶(チョウセンゴミシ茶)

が出て、これでコースは終了。
全部で何品出たのか、数え切れないほどでした。
当然のごとく満腹で、一部は食べきれず持ち帰りに。
翌日自宅で、もう1度楽しませて頂きました。

以上が、「高矢禮」が誇る5万円コースの全容。

高いと感じるかどうかは、人それぞれだと思いますが、
僕にとっては貴重な体験であり、充分納得の額でした。
韓国料理としては最高峰のコースだったと思います。

ただ、それは僕が韓国料理のライターだからであり、
今後、この体験を蓄積として活かせるからかもしれません。

普段の食事で5万円を使える人はさほど多くないでしょうし、
特別な日だとしても、1人5万円はけっこうな予算です。
「高矢禮」のコースは5万円の下が2万円のコースですが、
それと比べても、倍以上の価値がある料理かは難しいところ。

VIPルームを使えるとか、器がより高級になるとか、
そういったまわりのもろもろを含めての5万円コース。
満足できるかは、結局のところ個人の感じ方かと思います。

食べながら思ったのは、こういった5万円のコースを、
日常的に食べているような世界の人がどう感じるかということ。
僕はその世界を知らないので、実際に食べても判別つきませんが、
真に問われるべきは、その人たちが5万円の価値を感じるかでしょう。

言いかえれば、同じ予算で中華やフレンチなどを食べ、
同程度の満足感があるか、といった比較でも語れると思います。

そしてそれは「高矢禮」という店単体がどうこうではなく、
むしろ世界化を目指す韓国料理そのものが抱えるポテンシャル。
料理の周辺にあるサービスや文化などもろもろを含めて、
韓国料理の成熟度がどの地点にあるかを証明するものでもあります。

その意味からも、現状韓国料理の5万円コースはこういうものだと、
ひとつの目安を体感、そして記録できたのは何よりの喜びです。

今後、「高矢禮」がどのような形で営業を再開するかわかりませんが、
個人的な予想では、再開したとしても単価は落とすのではないかなと。
新大久保の好景気とは対照的に、韓国料理の高級店は撤退が目立ちます。

韓国料理の高級化はチャングムブームに端を発したものですが、
そこから数年経って、韓流の主流もK-POP方面に移りました。
大きな流れの一部として、韓国料理の在り方も変わっているのでしょう。
「高矢禮」の休店はその象徴的な例といえるのかもしれません。

新たに生まれ変わる「高矢禮」がどのようなスタイルになるのか。
そういった意味からも、おおいに興味深いところです。

ちなみに、ふと思ってソウルの「宮宴」のメニューを見てみましたが、
いちばん高いコースで1人前15万5000ウォンでした。
「チファジャ」でもやっぱり同じ値段のコースが最高値ですね。

もちろん料理の値段なんて、上を見ればキリがないのでしょうが、
ソウルにおけるコースの上限は、このあたりに設定されているようです。
それを考えると、「高矢禮」の5万円はやはり破格の値段ですね。

「今後、5万円の韓国料理に出会える機会はないかもしれない」

と思ったのも今回食べに出かけた大きな動機。
貴重な体験をさせてくれた「高矢禮」に感謝したいと思います。

店名:高矢禮(休店中)
住所:東京都港区白金1-25-19プレシーズビル新館1、2階
電話:03-5791-3331
営業:11:00~15:00、17:00~23:00
定休:なし
2011.03.01.Tue 12:07 | 韓食日記 | trackback(0) | comment(8)






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八田 靖史(八田氏@K・F・C)
美味しい韓国料理を探す毎日。コリアうめーや!!管理人。コリアン・フード・コラムニスト。ブログは2005年12月開設。
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