
29日より「そごう千葉店」で開催している韓流美・味展。
2日目のセミナー担当として、午前中から足を運んできました。
僕のテーマは「季節を味わう韓国料理~秋冬編」。
今年1月の池袋開催時に、冬から春にかけての料理を語り、
その後、横浜で「春夏編」、柏で「真夏のスタミナ編」と続きました。
今回の千葉で、1年をぐるっと巡ったということになります。
僕の担当はあと2回あり……。
・9月1日(土)11時~「新大久保の歩き方」
・9月3日(月)11時~「季節を味わう韓国料理~秋冬編」
という感じになっております。
明日、9月1日は人気ブロガーのhimeさんと、
KJナビゲーションズの見明亨徳さんの3人で語ります。
新大久保の魅力を、それぞれの立場からという感じですね。
ぜひ、お時間ある方は、足を運んで頂ければと思います。
そして、冒頭の写真ですが……。

昨日、14時から開催された栗原景さんのセミナー風景。
満席の中で、韓国の鉄道について熱く語っておられました。
僕も先日、韓国の地方をあちこち旅してきたばかりですが、
その移動はほとんどがバスで、鉄道は利用しませんでしたね。
申し訳程度に水原からソウルまで、地下鉄に乗るよりはと、
ムグンファ号で座って行ったのが、唯一の鉄道利用でした。

話を聞いていて、あー、乗ればよかったぁ、と思ったのが、
ソウルの清涼里から春川までを結んでいるITX-青春号。
最後、春川から帰るとき、市外バスターミナルのすぐ近くが、
ちょうど南春川駅で、乗ってみようか迷ったんですよね。
結局、仁川空港までの直行バスがいい時間にあったので、
そちらに乗ることにして諦めたのですが……。
「このITX-青春号韓国初の2階建列車で……」
なんて説明を聞くと後悔の念がふつふつ。
普段から食の方面ばかりにアンテナを立てているせいか、
こういうときのフットワークが鈍くなっているんですよね。
自分とは違った分野の話が聞けるという意味でも、
やっぱりこのセミナーはいい勉強になって楽しいです。
参加費無料(30分前に整理券配布)に加え、
40分程度と短いので、ぜひ気軽にご参加ください。

昨日は夜に韓国文化院で話をする仕事があったので、
買い物はせず、サクッと昼食だけで会場を後にしました。
食べてきたのは、大阪から出店している「赤坂一龍 大阪難波店」。
東京、赤坂の本店で修業をした社長が、大阪で開いたお店です。
昨年の千葉開催でも頂きましたが、まろやかなコクで美味。

茹でたホホ肉も厚切りなので、脂の旨味を楽しめます。
ほかにも会場内には、美味しいもの、美しいものがたくさん。
下記の公式ページ、突撃レポートに詳しく商品情報が載っています。
韓流 美・味展 2012公式ページ
http://www2.sogo-gogo.com/wsc/512/N000047645/0/info_d
韓流 美・味展 2012突撃レポート!
http://www2.sogo-gogo.com/wsc/512/N000047805/0/info_d
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8月中旬から1週間ほど愛知県方面に帰省し、
そのまま中部空港から韓国に飛び立って一昨日帰国しました。
しばらく東京を開けたせいで、いろいろな仕事がてんこ盛りです。
ブログにも書きたいことが、山ほどあるので、
どうにか合間を縫って、少しずつ更新して行きたいと思います。
とりあえず、帰国報告として印象的な写真を1枚。
江原道襄陽郡にある洛山海水浴場を撮ったものです。
いつも移動を考えて、宿はバスターミナルの近辺に確保するのですが、
タクシーの運転手さんに薦められて、なんとなく海辺のモーテルに。
ビーチを一望できる、素晴らしいモーテルに泊ってしまいました。
あまりのリゾート気分に、コンビニで水着を買って、
そのまま早朝から、久しぶりの海水浴を楽しんでしまいました。
韓国で泳ぐのはたぶん留学時代以来なので……12年ぶり?
まあ、泳いだといっても多少水につかったぐらいですけどね。
東海岸の海はどこもいきなり深いので、水遊びでも要注意です。
Twitterにも書きましたが、今回は7泊8日の日程で……。
水原→ソウル→江陵→襄陽→束草→高城→東海→旌善→横城→春川
というルート。
日程の大半を江原道に費やして食べ歩いてきました。
この体験を元にしつつ、秋に江原道のツアーを予定しています。
ちょうど、募集も始まったみたいですね。
八田靖史と行くコリアうめーや!江原道・まんぷくツアー4日間
http://sanshintravelservice.blogspot.jp/2012/08/blog-post_29.html
3泊4日をかけて、江原道の食を満喫するツアー。
ご興味ある方は、ぜひ胃袋の調子を整えてご参加ください。
あと、本日から「そごう千葉店」で韓流美・味展も始まります。
そごう千葉店/エネルギッシュコリア韓流美・味展
http://www2.sogo-gogo.com/wsc/512/N000047645/0/info_d
美味しいもの、美しいものがたくさん集まるのはもちろん、
恒例の韓流セミナーも、新メンバーが加わって大々的に開催されます。
僕の出番は、
・8月30日(木)11時~
・9月1日(土)11時~
・9月3日(月)11時~
の3回。
8月30日と、9月3日は単独で「季節を味わう韓国料理~秋冬編」。
9月1日は見明亨徳さん、himeさんと「新大久保の歩き方」について。
セミナーの日程は下記のPDFページをご覧ください。
栗原景さんや、キムチ王子のセミナーも初めて開催されます。
http://www2.sogo-gogo.com/pdf/512/kankoku_PDF1.pdf
いずれのセミナーも参加費無料。30分前より整理券を配布します。
たくさんの方のご参加を、心よりお待ちしております!

お盆期間ということで、東京を脱出し愛知県に帰省中。
仕事は山盛り持ってきているので、夏休みとはいいがたいですが、
このタイミングを利用して、念願のお店にやってきました。
愛知県、岐阜県で展開する「ポルチプサムギョプサル」です。
現在まで愛知県に4店舗、岐阜県に1店舗あるようですね。
韓国では270店舗を超える、大型チェーン店です。
僕が足を運んだのは一宮市にある一宮店でしたが、
名古屋市内に3ヶ所あって、鶴舞店、池下店、伏見店といった感じ。
岐阜県には名鉄岐阜駅店がオープンしています。
……と書いても、僕自身地理がよくわからないんですけどね。
地元の方々であれば、感覚がつかめることと思います。

こちらがお店の看板であるポルチプサムギョプサル。
プレーン、スパイシー、カルビ味という3種類があります。
ポルチプというのはもともと「蜂の巣」という意味ですが、
それが転じて、姿が似ている牛の第2胃もポルチプと呼ばれます。
日本でも、牛の第2胃を「ハチノス」って呼びますよね。
サムギョプサル(豚バラ肉)に無数の包丁目を入れることで、
見た目がハチノス状になるから、ポルチプサムギョプサル。
韓国では数年前から、流行しているスタイルです。
店によって、
・カルサムギョプサル(包丁サムギョプサル)
・カルチプサムギョプサル(包丁目サムギョプサル)
なんて言い方もありますね。
新大久保には、
「ハチノスって語感があんまりかわいくないな」
という理由から、
・ハチミツサムギョプサル
にしたという斬新な発想の店もあったりします。
名前のもろもろはともかく、包丁をジグザグに入れることで、
食感を柔らかくし、また脂がより落ちやすくなるメリットがあります。
味付けの方法によっては、味が染みる効果もありますね。

ちなみにコチラは2009年に韓国で撮ったもの。
当時の記録をひっくり返してみましたが、
味付けのバリエーションなどは、すべて同じでしたね。
そっくり韓国のスタイルを持ち込んでいるようです。
提供の時点で外側が炙られていてスモーキーなのも、
ポルチプサムギョプサルにおけるひとつの特徴です。

運ばれてきた時点でひと口サイズになっているので、
そのまま炭火の鉄板に載せ、自分たちで焼いて食べます。
ほどよく焼けたところで……。

オニオンスライスを加えた特製ソースで味わいます。
茹でた豆モヤシや、パジョリ(ネギの和え物)も用意されるので、
これらもソースの中に投入して肉と一緒に食べます。
「うん、さっぱりしていい感じ!」
同行した、あまり韓食慣れしていない皆様からも高評価。
分厚い豚バラ肉ということで、脂っぽさを心配されていましたが、
予想外のさっぱり加減に、驚いていらしたのが印象的でした。
んー、これはいい店が日本に進出しましたねぇ。

そのほか、サイドメニューのキムチチゲ(キムチ鍋)や……。

トゥッペギ(鍋)タイプのプルコギ(牛すき煮)。

チヂミ。

ケランチム(韓国式の茶碗蒸し)といろいろ試してみました。
場所柄というのも、きっとあるのだろうと思いますが、
辛さや、酸味の部分で、日本向けに気を配っている様子。
全体的にもっとガツンと来てもいいなとは思いましたが、
それぞれバランスはよいので、美味しく頂いてきました。
プルコギの牛肉だけはちょっとパサパサでしたけどね。
あと、サイドメニューはもっと種類があってもよいかと。
新大久保とは違って、韓食ビギナーの方が多いはずなので、
メジャーどころの韓国料理は用意しておいて損はない気がします。
ポルチプサムギョプサルを目掛けて食べに行く人いうよりは、
漠然と韓国料理を食べる、という感覚の人がほとんどでしょうしね。
まあ、このあたりは韓国の本部と綱引きかもしれませんが、
日本人の嗜好を考えると、日本化する部分も必要ではと感じます。
とはいえ、どこの地域にもコアな韓国ファンはいますし、
韓国料理を食べ慣れた人にはたいへん貴重な本場の味。
順調に店舗を増やしているのも、評価の高さを見るようです。
いずれ東京進出! というような計画もあるのでしょうか。
中京圏から全国への躍進を期待したいと思います。
店名:ポルチプサムギョプサル一宮店
住所:愛知県一宮市浜町6-16-1
電話:0586-23-3110
定休:なし(年末年始のみ)
営業:11:30~14:00、17:00~23:00
http://www.bulzip.co.jp/

最近、スーパーに行くとよく見かけるのが、
このモランボンから出ているヤンニョムチキンの素。
から揚げに絡めるだけで手軽に楽しめるのがウリです。

裏面を見ると使い方が書かれており……。
1、揚げ油を170℃に熱し、下ごしらえした鶏肉を揚げます。
2、から揚げが熱いうちに本品をまんべんなくからめてできあがり。
と至ってシンプルですね。
ただ、この暑い時期に揚げ物と立ち向かうといのは、
その後の極楽(ビールグビグビプハー)を考えてもやや躊躇するところ。
もっと簡単に楽しむ方法はないかということで……。

冷凍庫に眠っていた、市販のから揚げを使うことにしました。
作り方を見ると、電子レンジ調理などもできるようですが、
とりあえずオーブントースターで表面をカリッとさせてみます。

熱が通ったら、熱いうちにタレと絡めて……。

出来上がり!
ようし、これなら簡単に楽しめますね、と喜んだのですが、
実際に食べてみると……。
「しょっぱ!」
というのが感想のすべて。
まあ、そりゃそうです。市販のから揚げは味がついているので、
その上から、ヤンニョムチキンのタレをかけたら塩分が濃いのは当たり前。
一応、タレのほうを控えめにしたつもりでしたが、
ちょっとたくさんは食べにくい濃さになってしまいました。
むむむ……。
というところで考えたのがこんな感じ。
・手間はかけたくない(自分で揚げない)
↓
・市販のから揚げを使うと味が濃い
↓
・味なしの鶏から揚げが必要
↓
・そんなのあるのか(特注?)
↓
・じゃあ、代替品を探そう

出た結論がコレ。
鶏の揚げ物で、味付けがなされていないものから、
チキンカツと、チキンナゲットの2種をチョイスしました。
チキンカツならスーパーの総菜コーナーで買えますし、
ソースをかけて食べるものなので、味付けは基本的な下味のみ。
チキンナゲットも、同様にソースをつけて食べるもので、
かつこちらも、から揚げ同様に市販品が充実しています。
で、食べてみた感想。
<チキンカツの場合>
・衣にタレが染みてソースカツのようになる
・パン粉の食感を除けば、雰囲気はヤンニョムチキンに近い
・もう少し肉汁のジューシーさが欲しい
・衣がはがれやすく、はがれるとただの鶏肉に戻る
<チキンナゲットの場合>
・衣に独特の甘さがあって味がぶつかる
・衣の部分がタレを吸ってしなしなになる
・ヤンニョムチキンらしさからはほど遠い
・バーベキューソースの亜種と考えれば可能性はあるかも
両者を比べた感じでは、チキンカツのほうに軍配。
ヤンニョムチキンそのものではないですが、近い感じにはなります。
あえてオススメはしませんが、自分ではまたやるかも、というぐらいです。
物好きな方は、ぜひ試してみてください。
コリアうめーや!!第274号
<ごあいさつ>
8月になりました。
ロンドンオリンピックも開催中とあって、
日々、高揚した気分で過ごしています。
時差の関係もあって深夜の放送が多いですが、
個人的にはそれこそがオリンピックらしさかなと。
眠い目をこすりながら観戦したり、
うっかり寝オチして大事な場面を見逃したり。
翌日になって眠気と戦うのも含め、
オリンピックの醍醐味ではと思います。
今後もまだまだ注目競技が目白押しなので、
最後まで、しっかり楽しみたいですね。
さて、そんな中、今号のテーマですが、
ごくありふれた料理を取り上げてみました。
身近な料理を見つめて、自分自信を問い直す作業。
コリアうめーや!!第274号。
この10年をも問い直す、スタートです。
<僕の人生ベストキムチは何だ!!>
先日、こんな質問を受けた。
「八田くんのいちばん好きなキムチって何?」
話の流れから、ひょいと出てきたもので、
質問自体も、そこまで真剣なものではない。
だが、その質問を受けて、僕の頭は真っ白に。
「う、うーん、白菜キムチですかね」
「発酵の進んだ白菜キムチですね」
「シンギムチが好きです」
シンギムチとは、酸っぱいキムチという意味。
ムグンジ(古漬け)という呼び方もするが、
発酵の進んだ白菜キムチを、主にこう呼び表す。
「あー、なるほどねぇ」
ということで、その話題は終了。
傍から見れば、ただの質問とその回答だが、
その裏で僕は……。
「まったく準備ができていなかった」
「自分のマイベストキムチを考えていなかった」
「あまりに普通すぎる答えを返してしまった」
と、ひとり愕然としていた。
韓国料理におけるキムチの存在はいうまでもなし。
白菜キムチが王道であるのは間違いないが、
コリアン・フード・コラムニストとしてその答えはどうか。
もっと気の利いた何かがあるのではないか。
酸味の出てきた白菜キムチは確かに好みだが、
それをマイベストといってもよいのか。
相手をうならせるような、答えがなぜないのか。
後悔の念が頭をかけ巡り、しばし呆然自失していた。
普段から、韓国料理に関する質問はよく受けるため、
たいていの質問は、準備された答えがある。
企業のウェブサイトなどで見かける、
「よくあるご質問について」
というような感覚だ。
前もって答えを準備しておいて、
さらっとスムーズに、説得力のある回答を返す。
自身のカッコよさに酔いしれる場面だ。
例えば、こんな回答例が用意されている。
=========================
Q、いちばん好きな韓国料理は?
A、冷麺ですね。平壌式の老舗冷麺を食べ歩くのが好きです。
Q、日本料理と韓国料理の違いは?
A、ダシですね。韓国では肉系のダシも効果的に使います。
A、味付けですね。韓国では複合的な味が好まれます。
Q、韓国料理が日本人に好まれる理由は?
A、ごはんの存在ですね。韓国料理も米との組み合わせで輝きます。
Q、韓国料理の魅力とは?
A、みんなで囲むことですね。韓国人は食事の一体感を大切にします。
A、元気になることですね。韓国料理は心身に元気を与えてくれます。
A、食を通じて韓国人の姿が見えてくることですね。
Q、八田さんが韓国で必ず食べるものは?
A、空港のロッテリアで新商品のハンバーガーです。
(参考リンク)
http://koriume.blog43.fc2.com/blog-entry-1067.html
http://koriume.blog43.fc2.com/blog-entry-1222.html
http://koriume.blog43.fc2.com/blog-entry-1267.html
=========================
まあ、説得力があるものもあり、
聞く人が聞けば、疑問を感じるものもあり。
ただ、この手の質問は明確な答えを期待するよりも、
話のとっかかりを探して、という場合が多い。
そこから話が膨らんでゆけば、それはそれでよいのだ。
ならば、キムチの場合はどんな答えが正しいのだろう。
Q、いちばん好きなキムチは?
A、熟成の進んだ白菜キムチです。
うん、たぶんこれも場合によっては正解だろう。
いろいろ食べて王道をいちばん評価する、
ということであれば、まあ話は広がっていく。
だが、いろいろ選択肢を考えておいて損はない。
マイベストキムチをもう少し探ってみよう。
まず、これまでメルマガに書いた例ではどうか……。
と過去の記録をひっくり返して、驚愕の事実に気付いた。
第40号/ザ・キムチベストテン!!
http://www.koparis.com/~hatta/koriume/koriume40.htm
なんと、過去にマイベストキムチを求めて、
ベスト10まで作っていたではないか。
「書いたことすら忘れていた!」
このメルマガも創刊からすでに12年目。
第40号となると、いまから数えて10年前。
記憶からこぼれていても不思議ではないが、
文章半ばまで来て、それに気付くのは恥ずかしい。
行きあたりばったりで書いているのがバレてしまったが、
10年たてばマイベストも変わっていくはず。
気を取り直し、10年前のベスト10を土台にして、
2012年度版のベスト10を作成しよう。
まずは2002年度版のベスト10を振り返る。
=========================
次点、ポッサムキムチ(包みキムチ)
第10位、切干大根のキムチ
第9位、ニラのキムチ
第8位、ムルキムチ(水キムチ)
第7位、チョンガクキムチ(小大根のキムチ)
第6位、からし菜のキムチ
第5位、カクトゥギ(大根の角切りキムチ)
第4位、ネギのキムチ
第3位、白菜のコッチョリ(浅漬け)
第2位、白菜のキムチ
第1位、キュウリのキムチ
=========================
なお、カッコ内は2012年の僕が補った。
まだ、文章を書き慣れていない時代ので、
日本語と韓国語の表記に統一性がなくて非常に気になる。
それ以前に、ランキングそのものも微妙すぎる。
「1位がキュウリって当たり前すぎるだろ!」
「2位の白菜も芸がなさすぎるだろ!」
「3位のコッチョリで変化をつけたつもりか!」
というセリフの数々はとりあえず飲み込むとして、
いちばん強く叱責したいのは、次点である。
=========================
「キムチの王様といわれるポッサムキムチが次点ですか?」
「一体どうしたことでしょう。」
高級キムチだから食べたことないんですよ……。
はははははは。(場内冷笑)
=========================
「笑いごとじゃない!」
2002年の自分にあきれ果てるともに、
ここはビシッと2012年度版を確定させたい。
以下、悩みに悩んでのランキングである。
=========================
次点、小松菜のキムチ
第10位、切干大根のキムチ
第9位、ニラのキムチ
第8位、ミニトマトのキムチ
第7位、葉ネギのキムチ
第6位、カラシナのキムチ
第5位、熟成の進んだカクトゥギ(大根の角切りキムチ)
第4位、オイソバギ(キュウリの具入りキムチ)
第3位、漬けたての白菜キムチ
第2位、ムルキムチ(水キムチ)
第1位、熟成の進んだ白菜キムチ
=========================
うん、まあ、びっくりだね……。
じっくり考えたのに、10年前とさして変わらない。
多少、順位の変動はあれど、含まれている面子はほぼ同じ。
人間の好みなんて、けっこうそんなものなのだろう。
そして、結局1位はやっぱり「熟成の進んだ白菜キムチ」。
急な質問に対し、とっさに出た答えではあったが、
じっくり考えてみても、やはりそこが王道には違いない。
熟慮の結果であれば、これはこれでよしとしよう。
ひとつ10年間での大きな変化といえば、
第8位に、ミニトマトのキムチが入ったことだろう。
日本にもオシャレなコリアンダイニングが増えて、
いろいろ斬新な変わりキムチが開発されている。
セロリや、ゴボウ、レンコンなどのキムチも美味しいが、
その中で代表例として、ミニトマトを取り上げた。
変わりキムチの可能性を含めてのランクインだ。
ちなみに次点の、小松菜のキムチも似た理由。
韓国にはない、小松菜という野菜を上手に用いて、
日本ならではの新しいキムチを誕生させている。
次点ではあるが、これも心の中の印象値が高い。
あるいは、また10年後に試してみると、
キムチの世界にも、だいぶ変動があるのだろうか。
自分自身の中にも心境の変化があるのか。
ならば、2012年のランキングは、
コリアン・フード・コラムニストとしての自分自身。
今後は胸を張って、
「熟成の進んだ白菜キムチが好きです!」
と答えられるようにしよう。
<お知らせ>
7月27日(金)にコスモピアより新刊が出ました。
タイトルは……。
「韓国語1000本ノック入門編」
聞いて、答える練習を文字通り1000回繰り返す本です。
昨年、発売された「韓国語1000本ノック超入門」の続編となり、
入門編で扱う内容は、こんな感じになっています。
・ハングルと発音変化の復習
・ハムニダ体の作り方(肯定文、疑問文、否定文)
・基本的なヘヨ体の作り方(肯定文、疑問文、否定文)
・敬語文の作り方
・数詞と助数詞
・道を尋ねるためのフレーズ
・飲食店でのフレーズ
・初対面の人との会話フレーズ
・基礎的な文型練習
韓食日記
http://koriume.blog43.fc2.com/blog-entry-1411.html
アマゾン
http://www.amazon.co.jp/dp/4864540195/
楽天
http://books.rakuten.co.jp/rb/item/11796084/
<リンク>
ブログ「韓食日記」
http://koriume.blog43.fc2.com/
Twitter
http://twitter.com/kansyoku_nikki
FACE BOOK
http://www.facebook.com/kansyokunikki
<八田氏の独り言>
ランキング作成に思いのほか苦労しました。
当分、キムチのことは考えたくないです。
コリアうめーや!!第274号
2012年8月1日
発行人 八田 靖史
hachimax@hotmail.com
メールマガジン購読・解除用ページ
http://www.melonpan.net/melonpa/mag-detail.php?mag_id=000669
<ごあいさつ>
8月になりました。
ロンドンオリンピックも開催中とあって、
日々、高揚した気分で過ごしています。
時差の関係もあって深夜の放送が多いですが、
個人的にはそれこそがオリンピックらしさかなと。
眠い目をこすりながら観戦したり、
うっかり寝オチして大事な場面を見逃したり。
翌日になって眠気と戦うのも含め、
オリンピックの醍醐味ではと思います。
今後もまだまだ注目競技が目白押しなので、
最後まで、しっかり楽しみたいですね。
さて、そんな中、今号のテーマですが、
ごくありふれた料理を取り上げてみました。
身近な料理を見つめて、自分自信を問い直す作業。
コリアうめーや!!第274号。
この10年をも問い直す、スタートです。
<僕の人生ベストキムチは何だ!!>
先日、こんな質問を受けた。
「八田くんのいちばん好きなキムチって何?」
話の流れから、ひょいと出てきたもので、
質問自体も、そこまで真剣なものではない。
だが、その質問を受けて、僕の頭は真っ白に。
「う、うーん、白菜キムチですかね」
「発酵の進んだ白菜キムチですね」
「シンギムチが好きです」
シンギムチとは、酸っぱいキムチという意味。
ムグンジ(古漬け)という呼び方もするが、
発酵の進んだ白菜キムチを、主にこう呼び表す。
「あー、なるほどねぇ」
ということで、その話題は終了。
傍から見れば、ただの質問とその回答だが、
その裏で僕は……。
「まったく準備ができていなかった」
「自分のマイベストキムチを考えていなかった」
「あまりに普通すぎる答えを返してしまった」
と、ひとり愕然としていた。
韓国料理におけるキムチの存在はいうまでもなし。
白菜キムチが王道であるのは間違いないが、
コリアン・フード・コラムニストとしてその答えはどうか。
もっと気の利いた何かがあるのではないか。
酸味の出てきた白菜キムチは確かに好みだが、
それをマイベストといってもよいのか。
相手をうならせるような、答えがなぜないのか。
後悔の念が頭をかけ巡り、しばし呆然自失していた。
普段から、韓国料理に関する質問はよく受けるため、
たいていの質問は、準備された答えがある。
企業のウェブサイトなどで見かける、
「よくあるご質問について」
というような感覚だ。
前もって答えを準備しておいて、
さらっとスムーズに、説得力のある回答を返す。
自身のカッコよさに酔いしれる場面だ。
例えば、こんな回答例が用意されている。
=========================
Q、いちばん好きな韓国料理は?
A、冷麺ですね。平壌式の老舗冷麺を食べ歩くのが好きです。
Q、日本料理と韓国料理の違いは?
A、ダシですね。韓国では肉系のダシも効果的に使います。
A、味付けですね。韓国では複合的な味が好まれます。
Q、韓国料理が日本人に好まれる理由は?
A、ごはんの存在ですね。韓国料理も米との組み合わせで輝きます。
Q、韓国料理の魅力とは?
A、みんなで囲むことですね。韓国人は食事の一体感を大切にします。
A、元気になることですね。韓国料理は心身に元気を与えてくれます。
A、食を通じて韓国人の姿が見えてくることですね。
Q、八田さんが韓国で必ず食べるものは?
A、空港のロッテリアで新商品のハンバーガーです。
(参考リンク)
http://koriume.blog43.fc2.com/blog-entry-1067.html
http://koriume.blog43.fc2.com/blog-entry-1222.html
http://koriume.blog43.fc2.com/blog-entry-1267.html
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まあ、説得力があるものもあり、
聞く人が聞けば、疑問を感じるものもあり。
ただ、この手の質問は明確な答えを期待するよりも、
話のとっかかりを探して、という場合が多い。
そこから話が膨らんでゆけば、それはそれでよいのだ。
ならば、キムチの場合はどんな答えが正しいのだろう。
Q、いちばん好きなキムチは?
A、熟成の進んだ白菜キムチです。
うん、たぶんこれも場合によっては正解だろう。
いろいろ食べて王道をいちばん評価する、
ということであれば、まあ話は広がっていく。
だが、いろいろ選択肢を考えておいて損はない。
マイベストキムチをもう少し探ってみよう。
まず、これまでメルマガに書いた例ではどうか……。
と過去の記録をひっくり返して、驚愕の事実に気付いた。
第40号/ザ・キムチベストテン!!
http://www.koparis.com/~hatta/koriume/koriume40.htm
なんと、過去にマイベストキムチを求めて、
ベスト10まで作っていたではないか。
「書いたことすら忘れていた!」
このメルマガも創刊からすでに12年目。
第40号となると、いまから数えて10年前。
記憶からこぼれていても不思議ではないが、
文章半ばまで来て、それに気付くのは恥ずかしい。
行きあたりばったりで書いているのがバレてしまったが、
10年たてばマイベストも変わっていくはず。
気を取り直し、10年前のベスト10を土台にして、
2012年度版のベスト10を作成しよう。
まずは2002年度版のベスト10を振り返る。
=========================
次点、ポッサムキムチ(包みキムチ)
第10位、切干大根のキムチ
第9位、ニラのキムチ
第8位、ムルキムチ(水キムチ)
第7位、チョンガクキムチ(小大根のキムチ)
第6位、からし菜のキムチ
第5位、カクトゥギ(大根の角切りキムチ)
第4位、ネギのキムチ
第3位、白菜のコッチョリ(浅漬け)
第2位、白菜のキムチ
第1位、キュウリのキムチ
=========================
なお、カッコ内は2012年の僕が補った。
まだ、文章を書き慣れていない時代ので、
日本語と韓国語の表記に統一性がなくて非常に気になる。
それ以前に、ランキングそのものも微妙すぎる。
「1位がキュウリって当たり前すぎるだろ!」
「2位の白菜も芸がなさすぎるだろ!」
「3位のコッチョリで変化をつけたつもりか!」
というセリフの数々はとりあえず飲み込むとして、
いちばん強く叱責したいのは、次点である。
=========================
「キムチの王様といわれるポッサムキムチが次点ですか?」
「一体どうしたことでしょう。」
高級キムチだから食べたことないんですよ……。
はははははは。(場内冷笑)
=========================
「笑いごとじゃない!」
2002年の自分にあきれ果てるともに、
ここはビシッと2012年度版を確定させたい。
以下、悩みに悩んでのランキングである。
=========================
次点、小松菜のキムチ
第10位、切干大根のキムチ
第9位、ニラのキムチ
第8位、ミニトマトのキムチ
第7位、葉ネギのキムチ
第6位、カラシナのキムチ
第5位、熟成の進んだカクトゥギ(大根の角切りキムチ)
第4位、オイソバギ(キュウリの具入りキムチ)
第3位、漬けたての白菜キムチ
第2位、ムルキムチ(水キムチ)
第1位、熟成の進んだ白菜キムチ
=========================
うん、まあ、びっくりだね……。
じっくり考えたのに、10年前とさして変わらない。
多少、順位の変動はあれど、含まれている面子はほぼ同じ。
人間の好みなんて、けっこうそんなものなのだろう。
そして、結局1位はやっぱり「熟成の進んだ白菜キムチ」。
急な質問に対し、とっさに出た答えではあったが、
じっくり考えてみても、やはりそこが王道には違いない。
熟慮の結果であれば、これはこれでよしとしよう。
ひとつ10年間での大きな変化といえば、
第8位に、ミニトマトのキムチが入ったことだろう。
日本にもオシャレなコリアンダイニングが増えて、
いろいろ斬新な変わりキムチが開発されている。
セロリや、ゴボウ、レンコンなどのキムチも美味しいが、
その中で代表例として、ミニトマトを取り上げた。
変わりキムチの可能性を含めてのランクインだ。
ちなみに次点の、小松菜のキムチも似た理由。
韓国にはない、小松菜という野菜を上手に用いて、
日本ならではの新しいキムチを誕生させている。
次点ではあるが、これも心の中の印象値が高い。
あるいは、また10年後に試してみると、
キムチの世界にも、だいぶ変動があるのだろうか。
自分自身の中にも心境の変化があるのか。
ならば、2012年のランキングは、
コリアン・フード・コラムニストとしての自分自身。
今後は胸を張って、
「熟成の進んだ白菜キムチが好きです!」
と答えられるようにしよう。
<お知らせ>
7月27日(金)にコスモピアより新刊が出ました。
タイトルは……。
「韓国語1000本ノック入門編」
聞いて、答える練習を文字通り1000回繰り返す本です。
昨年、発売された「韓国語1000本ノック超入門」の続編となり、
入門編で扱う内容は、こんな感じになっています。
・ハングルと発音変化の復習
・ハムニダ体の作り方(肯定文、疑問文、否定文)
・基本的なヘヨ体の作り方(肯定文、疑問文、否定文)
・敬語文の作り方
・数詞と助数詞
・道を尋ねるためのフレーズ
・飲食店でのフレーズ
・初対面の人との会話フレーズ
・基礎的な文型練習
韓食日記
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<八田氏の独り言>
ランキング作成に思いのほか苦労しました。
当分、キムチのことは考えたくないです。
コリアうめーや!!第274号
2012年8月1日
発行人 八田 靖史
hachimax@hotmail.com
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http://www.melonpan.net/melonpa/mag-detail.php?mag_id=000669

「晩酌!」
……の前にブログを書くことにしました。
サッカーの試合開始まで時間があるのが理由です。
ロンドンオリンピックは9日目に突入しましたが、
「エネルギッシュコリア韓流美・味展」も4日目に突入。
僕のほうでも昨日、今日とセミナーを担当しました。
ご来場頂きました皆様、本当にありがとうございます。
昨日と今日の両方ともいらして頂いた方もいらっしゃいましたね。
おかげさまで、僕のほうも楽しく話をすることができました。
昨日は、
「季節を味わう韓国料理~真夏のスタミナ編~」
ということで、サムゲタンやアワビ料理の話などを。
今日は渋谷「ナルゲ」の金徳子先生と一緒に、
「韓国料理で夏を乗り切ろう」
というテーマで話をしました。
サムゲタンに始まり、ウナギやドジョウ料理の話、
夏ならではの麺料理に、韓国料理の要となるヤンニョムの話まで。
そして、最後には先生手作りのビビンバも試食して頂くなど、
なかなかに盛り上がったセミナーになったのではと思います。

ちなみにこちらは、セミナー後にランチとして頂いた、
「ナルゲ」のビビンバと冷麺のセット(梨ジュース付き)。
会場のいちばん奥にイートイン店舗が出ています。

まあ、昨日のランチも「ナルゲ」の焼肉ビビンバでしたけどね。
催事ごとに頂いておりますが、いつ食べても美味しいビビンバです。
ランチを目的に行かれる方は、ぜひ足を運んでみてください。
さて、そしていよいよ、
「晩酌!」
のほうもしっかり書いていきたいと思います。
冒頭の写真は、横浜開催でも人気を集めていた生マッコリ。
ラベルにも書いてある通り、
「人工甘味料無添加!」
というのが大きな売りです。
ペサンミョン酒家が造る、自然な味わいのマッコリは、
ほのかな甘さと、ミルキーなやさしい口当たりが持ち味。
今日はこいつをメインでグイグイ飲もうと思っています。

マッコリのおともになるのは、こんな感じの面々。
まずは、「サランパン」のタッカンジョン(鶏の蜜揚げ)ですね。
鶏肉だけでなく、レンコンと餅までもが入っていて贅沢です。
この料理、メインはあくまでも鶏肉なのでしょうが、
実際に食べてみると、レンコンと餅がいい仕事をしています。
味付けは同じでも、それぞれの食感で印象がガラッと変わりますね。
……という感想を、
「晩酌!」
の前に書けるのは、撮影しながらつまみ食いしているため。
マッコリへの欲求に耐えつつ、粛々と写真撮影と試食をしました。

こちらは新大久保の韓国式刺身専門店「テジョンデ」から、
ヤンニョム甘エビと、ヤンニョムイカフライの2種。
このほかに、ホタテなども同じ味付けで売られていました。
いわゆるヤンニョムチキンを海鮮系に仕立てた料理ですが、
ベースになる味付けは、看板料理であるヤンニョムケジャンから。
ワタリガニの甘さを引き出す、海鮮系によく合うヤンニョムです。
前回の横浜開催で、このヤンニョム甘エビに一目惚れし、
見るとついつい買ってしまうという、超お気に入り商品です。

そして青山と新大久保にお店のある「とうがらし」から2品。
右下がヤンニョムチキンで、左上は塩辛が3種です。
・チャンジャ(スケトウダラの内臓の塩辛)
・オジンオジョッ(イカの塩辛)
・ナクチジョッ(テナガダコの塩辛)
というラインナップ。
塩辛のほうは、ソウルの中部市場から直接仕入れているそうですね。
本場直送! という部分を社長に熱く語って頂きました。

これは「晩酌!」用とは無関係なのですが、
今回の催事で、どうしても気になったのでひと通り購入。
屋台料理のケランパン(目玉焼き入りの今川焼き)ですが、
具にそれぞれ、チーズ、アンコ、コーンが足されています。
このほか、プレーンと、あとハム入りもありましたね。
まあ、具の数々はさておくとして、いちばん目を引くのは、
やっぱり、アンコ入りのケランパンではないでしょうか。
「アンコと目玉焼きの組み合わせってどうなの!?」
と思いつつ食べてみましたが、意外にもけっこうアリですね。
目玉焼きのほうに塩味がついているので、アンコの甘さも強調され、
それぞれが主張しながらも、一応落ち着いた同居生活をしていました。

そのほか、もろもろの戦利品もご紹介。
韓国農協で販売している禅食(穀物粉)と、その容器に加え、
ソウル牛乳のシリーズから、お気に入りのコーヒー牛乳を買いました。

こちらは新大久保「おんどる」の冷凍食品シリーズから、
スンドゥブチゲとソルロンタンの2種類を購入。
このほかに、プチサムゲタンと、ユッケジャンも並んでいました。
正直、全部試してみたいぐらいでしたが、冷凍庫のキャパが問題。
催事だけでなく、普段からいろいろ気になる商品を買い込むので、
保存のきく冷凍食品は、食べるのが追いつかない状況になっています。
……というあたりで、本日買ってきたものは以上。
まだ、もう少しキックオフまでには時間があるようですが、
もうそろそろ我慢できないので、ひと足先に飲むことにします。
催事自体は7日(火)まで続きますので、お近くにお住まいの方は、
「そごう柏店」10階催し会場まで、ぜひ足を運んでみてください。
明日以降のセミナーも、著名な方々が目白押しとなっております。
そごう柏店イベント情報
http://www2.sogo-gogo.com/wsc/519/N000047234/0/info_d
デジタルカタログ
http://e-catalog.sogo-gogo.com/519/20120723/001/index.html

「エネルギッシュコリア韓流・美味展」が柏に初上陸!
駅前の「そごう柏店」10階催し会場で1日より開催中です。
バタバタした仕事の合間を抜けて、今回も初日に顔を出しました。
今回もいろいろな初登場があって、ワクワクしますねぇ。

まず、目を引いたのが今夏、大流行中のレモネード。
パッピンス(カキ氷)やホットク(蜜入りのお焼き)などで、
毎回人気を集めている「サランパン」が販売しています。
すでに韓国でも、新大久保でも、山ほど飲んでおりますが、
見かけると、ついつい買ってしまう魅力がありますね。
暑い日に、この爽快な酸味はなんともたまりません。
ちなみにお店の方から、すごい情報を頂きましたが、
このレモネードの日本上陸は、
「大阪のほうが早かったですよ!」
とのこと。
僕の知る限り、新大久保「大使館」前の屋台が6月22日オープン。
生野のコリアタウンでは6月上旬には始まっていたとの話なので、
それは間違いなく、大阪のほうが早いということになりますね。
いずれ機会があれば、大阪へも飲みに行きたいと思います。

そして、コチラも注目の品ですね。
先日、やけにたくさんの写真をブログに載せましたが、
生マッコリ入りのバウムクーヘンが出ております。
会場でのお値段は1ホール1470円!
僕がネットでお取り寄せをしたときは3480円と、
けっこうな値段におののいたんですけどね。
サイズを小さめにしてあるのと、冷蔵での送料が入らないため、
ネットで買うよりも、ずっとお得になっているそうです。
という話を社長さんから直接教えて頂きましたが、
こちらはもともと埼玉県草加市にある「太鼓判」という韓国料理店。
生マッコリバウムクーヘンだけでなく、チヂミをバンズにした、
「韓(ハン)バーガー」
なる斬新な商品もお店では扱っているそうです。
今回の催事では生マッコリバウムクーヘンだけの扱いですが、
いずれ、ぜひ「韓バーガー」も食べてみたいですね。

前回、横浜でえらく気に入った「五嘉茶」の麗(リョ)茶。
7月7日から新宿の「ルミネエスト新宿店」にもお店が出来て、
10月下旬まで、期間限定での営業をしているそうです。
以前聞いたときは、秋頃に1号店をオープンとの話でしたので、
ちょうど入れ替わるぐらいで、お店ができる感じなんですかね。
なお、僕はいつも麗茶ですが、こちらはスムージーもおすすめ。
ユズとカリンのスムージーなどが人気を集めているようです。

サムギョプサルの串焼きを出しているのは初登場の「韓感」。
塩焼きした豚バラ肉に、甘辛いヤンニョム(タレ)をかけています。
串の長さ、ぎっちりに肉が刺さっているのは贅沢ですが、
もう少し、持つところがあると食べやすいのではと思います。
こういうのは縁日の屋台とかにあっても似合いそうですね。

サムギョプサルの串焼きとともに、その隣のケースでは、
家で焼いて食べる用のお惣菜も量り売りしていました。
・コチュジャンサムギョプサル
・豚カルビ
・豚キムチ炒め
・タッカルビ
といったラインナップ。
今夜のおかずにちょうどよさそうです。

こちらも初登場の「ハンガラム」。
どこかで聞いた名前だな、と思ったのですが、
お店の場所を聞いたら超地元の巣鴨でした。
やはりお総菜系から、
・牛プルコギ
・豚プルコギ
・豚コチュジャンプルコギ
という3品を販売。
その場で焼いて、ごはんの上に盛り付けた、
どんぶりスタイルでも提供しています。

あと、個人的なツボはこれですかね。
先日も「イトーヨーカドー」の韓流フェアで買いましたが、
ソウル牛乳の加工乳3品が、韓国農協のブースに出ています。
これがあって、ピングレのバナナ味牛乳がないのは微妙に残念ですが、
むしろ、こちらはコーヒー牛乳をオススメしたいところ。
風呂あがりにいちばん似合いそうな、懐かしい味わいです。

そして、今回から新たに加わったのが商品試食会という試み。
セミナー会場を有効活用して、東遠ジャパンが行っていました。
・唐辛子ツナ
・あわび粥
・両班海苔
などで有名なメーカーです。
東遠ジャパンも、柏店からの初登場ですね。

唐辛子ツナをごはんに合わせて試食をしました。
さらに、これを両班海苔で巻いて食べると美味しいとも。
試食会に参加をすると、お土産に海苔やツナをもらえるので、
タイミングが合えば、買わなくても自宅で試せます。
もちろん気に入ったら、次は買ってね、ということでしょうが。

こちらは「餅カフェパラム」の店頭。
趙善玉先生の新刊『趙善玉の誰でも作れる韓国トック』も並んでいます。
名誉なことなので、何度も書きますが、オビの文章は僕が書きました。
韓国のお餅を自宅で作ってみたい方には、熱烈にオススメです。

スッカラブースには僕の新刊もあります。
・世界一やさしい韓国語 初級脱出!
・韓国語1000本ノック入門編
セミナーの後にも、その場で販売もさせて頂きます。
まずは、スッカラブースでぜひ手にとってご覧ください。
ということで、目に入ったものをずらっと並べてみましたが、
ほかにも魅力的な商品が、今回もたくさん出ています。
詳細については、下記の公式ページもご確認ください。
そごう柏店イベント情報
http://www2.sogo-gogo.com/wsc/519/N000047234/0/info_d
デジタルカタログ
http://e-catalog.sogo-gogo.com/519/20120723/001/index.html
また、3日(金)、4日(土)のいずれも11時から、
特設ブースにて、恒例のセミナーを担当させて頂きます。
参加費は無料ですので、ぜひ足を運んで頂ければと思います。
今回のテーマはこんな感じ。
3日(金)「季節を味わう韓国料理~真夏のスタミナ編~」
4日(土)「韓国料理で夏を乗り切ろう」
3日は単独、4日は「ナルゲ」の金徳子先生と一緒です。
たくさんの方のご参加をお待ちしております。