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韓食日記

日々食べている韓国料理の記録です。
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09092501.jpg

広島に行く直前の金曜日。
銀座で韓国料理を食べる会が小規模に催されました。
「銀座で」などと書くとものものしいですが、

「銀座に行きたい店があるんですけど、いかがでしょう?」
「あ、いいですよー」

という軽いノリで決まりました。
にもかかわらず、目当てのお店に予約の電話を入れたら、
金曜日の夜ということもあって、見事に満席。
すでに待ち合わせ場所を銀座に決めていたため、
大慌てで次の候補を脳内検索した次第です。

人間、必死になればいろいろなことを思い出すものですね。

銀座にもう1軒、新しくできた韓国料理店がありました。
オープンからまだ2ヶ月程度というほやほやの新店。
近年、流行のレトロスタイルで店内を飾っており、
メイン料理はテペサムギョプサルというお店です。

テペサムギョプサルは直訳すると「カンナの豚バラ肉」。

上の写真を見て頂くとよくわかるかと思いますが、
カンナで削ったように極薄というのが特徴です。
肉が薄いというのが、売りになるというのも不思議な話ですが、
しっかり理由があるというのがまた面白い点ですね。

09092502.jpg

銀座にあっても屋台スタイルを掲げる親しみやすい店舗。
お通しにはざっくりと切ったキャベツが出てきました。

壁には路地を模した、シャッター通り風の絵がかかれ、
その上にはレトロな雰囲気の看板が飾られていました。
銀座でいうと「韓豚屋」に、よく似たスタイルという感じですか。

一瞬、同じ会社かと思いましたが、また別みたいですね。
「かまくら」とか、「もつ道」などを運営する会社ののようです。

09092503.jpg

まずはナムル盛り合わせとともに……。

09092504.jpg

コリコリミミガー。

09092505.jpg

おすすめされていた鉄板棒餃子。

「ん、これって韓国料理!?」

と詳しい人であれば悩むところでしょうが、
韓国料理にこだわらない韓国料理店は増えています。
あくまでも韓国をコンセプトとした居酒屋という感じですね。
いろいろなところで話を聞くのですが、

「構えずに食べられる韓国料理」

というのは大事なのだそうです。
確かに僕らはなんの迷いもなく新大久保あたりに踏み込みますが、
馴染みのない人たちからは、よく敷居が高いといわれますしね。
その敷居を削る作業が、こうしたあたりに出ているのかもしれません。

09092506.jpg

プルタク(激辛のグリルチキン)も辛さはほどほど。
新大久保あたりでは、むせ返るほど辛いものに出会いますが、
充分食べられるぐらいに抑えてありました。

むしろテペサムギョプサルについてきた青唐辛子のほうが、
予想外に辛くて、みんなヒイヒイいっておりました。

09092507.jpg

そのテペサムギョプサルがこちら。

薄切りにしたロールの状態でいったんタレに浸し、
焼き板に配したところ、レタスをわさわさと載せます。
こちらの売りは、まさにこのレタス載せという点。
脂の味を、さっぱりさせる効果があるようです。

テペサムギョプサルはもともと野菜とともに広まった食べ方。

サムパプという葉野菜でごはんを包む料理とともに、
焼き肉も一緒に包む、という発展系から進化しました。
この場合、肉が分厚いと包みにくい上に一体感に欠けるんですね。
野菜と合わせるのに適した豚焼肉というスタイルです。

歌舞伎町に本店があり、最近支店を増やしている「とん豚テジ」や、
サムパプ専門の新大久保「菜彩厨房さんぱ家」、赤坂の「ヌルンジ」など。
テペサムギョプサルを扱う店は、東京だけでもそれなりにあります。
「韓韓市場」の参入で、プチブームのようになってきましたね。

見た目のヘルシーさも手伝って、意外に流行るかもしれません。
分厚い豚焼肉とは、また違ったよさを楽しめる料理です。

09092508.jpg

もうひとつの売りがスンドゥブチゲ(柔らかい豆腐の鍋)。
ランチメニューに10種類を揃えているそうですが、
こちらはちょっと、甘味の強い仕上がりになっていましたね。

韓国料理が辛い、というのはある程度広い認識ですが、
その辛さを中和するために、甘味方面へと傾くケースはままあります。
日本で作られているキムチが妙に甘いのも同じ理由でしょうね。
韓国の味に慣れると、どうしてもこの甘さが気になります。
特にチゲ系の料理はその傾向が強いですね。

09092509.jpg

シメに頼んだプデチゲ(ソーセージ鍋)のスープもやはり甘め。
また、スープが最初、たっぷりの具に隠れて見えにくいため、

「これスープ入っているんですかね?」
「忘れられたりしていないですよね?」
「店の人に聞いてみます?」

と不安になります。
でも、話をしているうちに、水分がどんどん出てきて、

「うわ、ちゃんと鍋料理になった!」

という驚くような仕掛け。
具だくさんで汁は少なめ、というのはチゲの鉄則ですが、
見ている限りでは、楽しい演出でした。

といった感じに、ヤカンのマッコリを飲みつつ2時間少々。
楽しく飲んで、その後、有志を募って2次会へと移動しました。
会場は予約をとれなかった、さらに新しい銀座のもう1軒。
次回の記事へと続きます。

店名:韓韓市場
住所:東京都中央区銀座8-10-17銀座サザンビル3階
電話:03-3573-9977
営業:11:30~14:30、17:00~23:30(月~金)、17:00~23:30(土、日、祝)
定休:なし
http://www.rincrew.co.jp
2009.09.25.Fri 12:14 | 韓食日記 | trackback(0) | comment(3)
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八田 靖史(八田氏@K・F・C)
美味しい韓国料理を探す毎日。コリアうめーや!!管理人。コリアン・フード・コラムニスト。ブログは2005年12月開設。
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