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韓食日記

日々食べている韓国料理の記録です。
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12040301.jpg

このブログでも何度か書いてはきましたが、
韓国料理の大きな弱点に、スイーツという分野があります。
日本の韓国料理店が必ずぶち当たる、

「デザートに出す定番料理がない!」

という部分にも直結する問題です。
例えば、中華料理における杏仁豆腐のような存在ですね。
手軽に最後を締めくくるものがありません。

そのため韓国料理店のランチでは、韓国とは無関係に、
マンゴープリンなんかが、よく出てきたりします。

伝統餅や韓菓を用意するには手間がかかりますし、
ホットク(蜜入りお焼き)などの粉物系はデザート向きではない。
あとはド派手にパッピンス(カキ氷)を用意してみるか、
あるいはナシやリンゴなどの果物でお茶を濁すか。

僕も仕事柄、

「韓国的なスイーツやデザートはありませんか?」

とよく聞かれるのですが、
これがまた悩ましく、たいていはビシッと答えられません。

唯一、日本でも韓国でも少しずつ増えているのが、
既存の西洋スイーツに、韓国要素を足すという手法ですね。
高麗人参プリンとか、五味子のカップケーキとか。
この方法であれば、組み合わせ次第で可能性は無限に膨らみます。

そして、もうひとつ。

今回、新たな可能性を感じてネットで購入したのが、
冒頭の写真、京都「足立音衛門」の栗のテリーヌ山清です。

決して、コンビニで買った恵方巻きじゃないっすよ!

12040302.jpg

見ての通り、きちんとハングルも書かれています。

ちなみに山清(サンチョン)というのは慶尚南道山清郡のこと。
そこでとれた栗を使っているため、商品名も山清になっています。
僕も初めて知りましたが、山清郡は韓国でも栗の名産地なのだとか。

また、栗のテリーヌとなっておりますが、実際はパウンドケーキ。

=========================
パウンドケーキから今にもあふれ出しそうな栗。
一切れに、その存在感・満足感を得られることから、
このパウンドケーキをフランス料理にちなんで
テリーヌと名付けました。
=========================

という説明がお店のページにありました。
ほかにも丹波産、イタリア産、韓国の扶余産といった栗が使われ、
それぞれの商品名で販売されているようです。

12040303.jpg

包みを開いてみると、中はこんな感じ。
たっぷり栗が入っているので、ずっしりと重たいです。

12040304.jpg

どうですか、このゴロゴロ具合。

パウンドケーキの具として栗が入っているというよりは、
大量の栗をケーキの生地でつなぎとめている感じですね。
ラベル表示を見ると、イタリア産も一部使われているようですが、
この栗が韓国から来たと思うと、なかなか感慨深いです。

低糖度のシロップ煮にされた栗は自然な甘味でホクホク。
ケーキの部分はブランデーが効いており、甘さも強めですが、
それがどっしりとした食べごたえにつながっています。

また、栗以外の素材にも、ずいぶんこだわっている様子。
讃岐和三盆糖とか、ラヴィエット社のAOC認定発酵バターとか
粟国の塩とか、いろいろなブランド素材が使われているそうです。

従って、これ1本のお値段……。

「なんと、5980円(税込)!」

いやあ、気軽にほいほい買えるような金額ではないですね。
自宅用というよりは、贈答用などに活躍するのかもしれません。

また、山清産とは別に、丹波栗を使った別銘柄もありまして、
そちらなんかはサイズがほぼ同じで10500円でした。

あとは扶余産を使ったものが、2880円だったので、
そちらだといくらか手が伸ばしやすいかもしれません。
いや、2880円でも充分すぎるほど高級品ですが。

というところまで書いて、ようやくまとめですが、
どんな可能性を感じたのかというと、こういうことです。

・西洋スイーツに「韓国産のブランド食材」を使う

高麗人参のように、それ自身が韓国を主張する素材だけでなく、
質の高い韓国産素材を見つけ、スイーツに応用する道があるなと。
もちろんこの場合の栗が、まったく韓国を主張しない訳ではないですが、
産地までをも全面に出し、ブランド化しているのは驚きでした。

栗のほかに、どのような素材があるかはまだ未知数ですが、
こういう切り口は、もっと模索できそうだなと思った次第。
けっこうな出費でしたが、おかげでいい勉強をさせて頂きました。

ちなみにこの「足立音衛門」はネット通販のほかに、
東京では「銀座松屋店」、また「そごう横浜店」にも出店しているようです。
5月に「エネルギッシュコリア韓流美・味展」のついでで寄れますね。
次は、扶余産を狙うかどうか、真剣に悩みたいと思います。

店名:足立音衛門
住所:京都府福知山市内記44-18
電話:0120-535-400
営業:9:00~19:00
定休:元旦
http://www.otoemon.com/
2012.04.03.Tue 19:14 | 韓食日記 | trackback(0) | comment(2)
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八田 靖史(八田氏@K・F・C)
美味しい韓国料理を探す毎日。コリアうめーや!!管理人。コリアン・フード・コラムニスト。ブログは2005年12月開設。
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