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韓食日記

日々食べている韓国料理の記録です。
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13020601.jpg

少し期間が空きましたが、済州島料理の魅力を語る第5段。
済州島グルメツアーの宣伝を兼ねつつ、シリーズで書いています。

過去記事はコチラ。

第1回:カワハギ&ムルフェ&カムジャジョン
http://koriume.blog43.fc2.com/blog-entry-1473.html
第2回:ヘムルトゥッペギ&アマダイ焼き
http://koriume.blog43.fc2.com/blog-entry-1477.html
第3回:トムベゴギ
http://koriume.blog43.fc2.com/blog-entry-1478.html
第4回:韓国最南端のチャジャンミョン
http://koriume.blog43.fc2.com/blog-entry-1480.html

で、冒頭の写真はユッケジャン(牛肉の辛いスープ)なのですが、
この写真自体は、特に済州島と関係するものではありません。

一般的にイメージされるユッケジャンとはこんな感じですよね。
これまでに食べた中から、もっとも典型的なものを選んでみました。
細く裂いた牛肉のほかに、ワラビや豆モヤシなどの野菜がたっぷり。
スープは真っ赤で、濃厚かつ刺激的な味わいが期待されます。

13020602.jpg

ただ、韓国でもあちこち食べ歩くとユッケジャンもいろいろで、
例えばこれは、釜山で50年以上営業している専門店で食べたもの。

見ての通り、ほとんど唐辛子の赤さがありません。

表面にちょっとコチュギルム(唐辛子油)が浮いているだけで、
そこをかき分ければ、下のほうはむしろ澄んだ牛スープです。
具の野菜も緑豆モヤシと長ネギのみで、ずいぶんシンプルでした。

このタイプのユッケジャン、ごくごく稀に見るのですが、
ずっと昔の姿は、こういう感じだったんじゃないかなあと。

昔は唐辛子の消費量もいまほど多くなかったと聞きますしね。

13020603.jpg

はたまた、こちらは大邱で食べたユッケジャン。

大邱式では牛肉を細く裂かず、ごろんとかたまりで入ります。
かつてはこのユッケジャンを「大邱湯(テグタン)」とも呼び、
日本ではそれが焼肉店などでの呼び名として残っています。

これも具はシンプルですね。牛肉のほかは芋茎と長ネギだけ。
とろとろに煮込まれているので甘味がよく出ています。

13020604.jpg

そして、これが真打登場で済州島式のユッケジャン。

粉唐辛子が薬味として少量トッピングされてはいますが、
まったく赤さがなく、というよりむしろコゲ茶色。

これはなんの色かというと……。

13020605.jpg

済州島の特産品であるワラビから出た色なんです。
そこに細く裂いた豚肉を加え、蕎麦粉でとろみをつけるのが特徴。
現地では済州ユッケジャン、またはワラビは韓国語でコサリと呼ぶので、
コサリユッケジャンという名前でも呼ばれています。

豚肉とワラビがとろとろになって、実に優しい味わいなのですが、
最近は作る人も減って、現地でも希少な料理になってきているのだとか。
機会のあるうちに、ぜひとも食べて頂きたい料理です。

……というところで、ハイ。

この伝統料理であるコサリユッケジャンを食べようというのが、
済州島グルメツアーにおける、これまた大きな目的のひとつ。

豚肉、ワラビ、蕎麦はいずれも済州島の食文化を支える主要食材です。

それらを網羅したこのコサリユッケジャンというは、
済州島料理の根幹を体感する、象徴的な一品といえましょう。
まあ、ちょっと大袈裟かもしれませんが、他ではまず食べられない料理。
試してみたい方は、ぜひツアーの参加をご検討ください。

八田靖史と行く!済州島まるごと食べつくしの旅
http://www.mrt.co.jp/topics20121201.html

なお、申し込みの締切は2月22日(金)となっています。

それまでにあと1~2回ぐらいは書けるかな。
語らせて頂きたい済州島料理の魅力、まだまだあります。
2013.02.07.Thu 00:31 | 韓食日記 | trackback(0) | comment(2)
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八田 靖史(八田氏@K・F・C)
美味しい韓国料理を探す毎日。コリアうめーや!!管理人。コリアン・フード・コラムニスト。ブログは2005年12月開設。
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