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韓食日記

日々食べている韓国料理の記録です。
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06032701.jpg


ついに念願かないました。
歌舞伎町の「Teji Tokyo」でイベリコ豚です。
この間の経緯を知らないかたは、コチラをごらんください。
3月8日に書いた日記から、話がおおいに盛り上がりました。
早く行かなきゃと思いつつも、途中に福岡行きが入ったりしてなかなか行けず。
やっと時間がとれて行ってまいりました。

上の写真がイベリコ豚のサムギョプサル(バラ肉)。
写真は2人前強程度の量で、手前にあるいちばん大きいブロックが1人前です。
これをまず表面だけ焼き、食べやすい大きさにスライスします。

06032702.jpg


1人前をスライスすると10片程度になるようです。
2人で食べてちょうどいいくらい。3人だとやや物足りないかも。
これをもう1度焼き、完全に火を通してから食べます。

06032703.jpg


見た目でわかるかと思いますが、ほとんど脂身です。
霜降り肉どころの話ではなく、むしろ「肉降り霜」という感じ。
脂身の評価が高いイベリコ豚ならではの特徴です。

これだけ脂身が多いと、健康面を心配してしまいますが、
コレステロールの心配もなく、たくさん食べても大丈夫なのだとか。
詳しくはオレイン酸が多く含まれるとか、いろいろな薀蓄があるのですが、
まだそこまで僕のほうが勉強できておりません……。

食べてみると、確かにとろけるような脂身の味。
でも、嫌な脂っこさはなく食べやすいです。
口の中で一瞬ぷりっとして、すぐさまさらっと溶けていきます。
もはやジューシーとかそういうレベルではありません。
舌全体がとろけていくかのような感覚です。

用意されている味付けは、ゴマ油と塩、塩、辛子醤油、コチュジャンの4種類。
これにつけて食べるか、またはサンチュ、エゴマの葉で包んで食べます。

イベリコ豚の味がいちばんよくわかるのは塩でしょうが、
サンチュ、エゴマの葉で食べても意外に美味しいです。
脂身の量が多いので、塩だけだと舌が脂の味に慣れてしまいがち。
包んで食べると、葉野菜の間から脂が液状になって溶け出してくるので、
普通のサムギョプサルでは味わえない不意打ち的な喜びがあります。

高価な肉なので、そのまま食べないともったいない気もしますが、
高価な肉だからこそ、普通に食べて違いがくっきり、という見方もあるはず。
1人前が2480円ということを考えると気軽には食べられませんが、
この肉を普通のサムギョプサル気分で食べられたら、それは最高でしょうねぇ。

06032704.jpg


イベリコ豚と一緒に薩摩清浄豚も食べてみました。
ワインに漬け込んだ皮付きの豚肉。いわゆるオギョプサルです。
表面にパラパラと散らされているのはローズマリー。

これはこれで美味しいのですが、イベリコ豚の後に頼んだのは失敗でした。
どうしても比べてしまうので、注文の順番は考えたほうがよいでしょう。
薩摩清浄豚はタン、豚トロ、肩ロース、テジカルビとバリエーション豊富なので、
イベリコ豚を頼むなら、別の部位とあわせるほうがいいかもしれませんね。

そして、これらを楽しんでいたらお店からとんでもないサプライズが!

06032705.jpg


なんと、なんと、本当に作って頂きました。
3月8日の日記コメントでポロッと書いたテジクッパプ
釜山名物として知られる豚スープのクッパです。

こんな料理があったら嬉しい、程度の気持ちで書いたにもかかわらず、
それをまさか本当に実現して頂けるとは思いませんでした。
しかも予約を入れたのは、わずか2日前……。
ありがたく、申し訳なく、そしてやっぱりありがたい。
まだ試作品で、これからメニュー化が具体的になっていくそうですが、
新大久保初(おそらく日本初?)の貴重なテジクッパプを頂いてきました。

まだ現地で食べるものとは微妙に異なりますが、
そのあたりのことも僭越ながら感想としてお伝えしてきました。
食べたままでも充分に美味しかったんですけどね。
微妙にテジクッパプというよりは、お粥っぽかった印象です。
ただスープの味はさすがに濃厚だし、具もたいへんに贅沢。
味付けも薄味のまま出されて、塩、タデギ、アミの塩辛が添えられる本格スタイル。
後はニラキムチさえあれば、すべての釜山ファンが泣くでしょう。

今後さらなる改良が加わり、そのうちメニューとして登場するはずです。
ソウルでもまず食べられないあの料理が、新大久保で食べられるようになります。

いろいろと美味しい思いをしてきましたが、
この店いちばんのウリは、フットワークの軽さではないかと思います。
美味しい肉があればそれを仕入れ、美味しい料理があると聞けば作ってみる。
簡単なことのようですが、なかなか実現してくれる店はありません。
こんな料理があったらいいな、という相談にのってくれる店。
韓国料理好きとしては、本当にありがたいことです。


店名:Teji Tokyo(てじとーきょー)
住所:東京都新宿区歌舞伎町2-21-3第6本間ビル1階
電話:03-3207-5506
営業:18:00~翌5:00(月~土)、18:00~24:00(日・祝)
定休:なし
http://www.teji-tokyo.com
2006.03.27.Mon 11:17 | 韓食日記 | trackback(1) | comment(5)
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八田 靖史(八田氏@K・F・C)
美味しい韓国料理を探す毎日。コリアうめーや!!管理人。コリアン・フード・コラムニスト。ブログは2005年12月開設。
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