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韓食日記

日々食べている韓国料理の記録です。
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土曜日に開催された第3回「食の異文化講座」。
ご覧の通り、今回も非常に盛況な会となりました。
師匠こと佐野良一さんの韓国料理話を聞きつつ、
テーマに沿った料理を楽しむ、というのが趣旨です。

先般、告知の段階でもお伝えした通り
第3回のテーマは……。

「一世紀を越える韓国外食界のロングセラー・日食」

韓国に定着しコリアナイズされた日本料理。
18世紀後半からの受容、普及、そしてアレンジも含め、
考察するとともに、ご自身の体験も語って頂きました。

登場した料理の数々は……。

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まず、韓国式日本料理の代表格、キムパプ(海苔巻き)。
たくあん、カニカマ、牛肉などを巻いたノーマルバージョンと、

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こちらは佐野師匠考案の豚肉とサンチュのキムパプ。
「てじまぅる」グループの自慢である平牧金華豚の肩ロースを、
塊のまま煮込み、細長く切って巻いてあります。

煮込む段階で味付けしたようですが、固くなるのを避けて薄味に。
そのまま食べても美味しかったですが、生醤油や薬味醤油、
サムジャン(合わせ味噌)などと一緒に食べてもよかったですね。

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オデンは串に刺したものを鍋ごと提供。

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このウネウネ感が重要ですよね。

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ちなみに登場したのは、もっとずっと後ですが、
2004年の激辛ブームから生まれたパルガンオデンも登場。
直訳すると赤いオデン。ワタリガニのダシがポイントです。

日本料理が韓国に渡り、コリアナイズされた結果を、
もっとも象徴的に表しているのが、この料理ではないか。

そんな意味合いも含めて、急遽作られることになりました。
決まったのは開催の3日前。調理担当は師匠指名でワタクシ。
客席で野次を飛ばしながら、べろべろに酔っ払うはずが、
会の中盤からキッチンにこもって働く羽目になりました。

ちなみにレシピはこんな感じ。

1、ワタリガニを茹でる
2、たまたま隣にあった昆布とカツオのダシを適量混ぜる
3、粉唐辛子とコチュジャン、塩、砂糖で味付ける
4、オデン(魚の練り物)を放り込む

働く羽目といっても簡単なものですけどね。
普通は食べるところのない、小さなワタリガニを使いますが、
用意されていたのが、立派なワタリガニでもったいなかったですね。

結局、会の最中は甲羅を割ることすらなく、
スタッフの夜食になったとか、ならなかったとか。

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油揚げと春菊をのせた、あっさり味のウドン
味付けに角萬式の工夫を凝らしたとの話でしたが、
さすがにいいダシが出ていて美味しかったです。

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付け合せのキムチにはたくあんも添えるこだわり。

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さて、この日のメインがこちらなのですが……。
これをフェドッパプ(韓国式刺身丼)といってよいものか。
コチュジャンをかけて混ぜてしまうにはあまりにもったいない、
高級なマグロと、高級なイカと、高級なイクラが具です。

普通は白身魚と生野菜ぐらいを散らすものですが、
どうせ作るなら、とこだわった結果がこうなったそうです。

正直な話……。

「そのニンニクどけて、ワサビ醤油持って来い!」

というのが全員の本音でしょう。
もちろんコチュジャンをかけても充分美味しかったですが、
隠れて醤油で食べたほうが、数倍美味しかったです。

まあ、こういうアホなことをわざわざやる、
という部分に価値があるのも確かですけどね。

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デザートは新大久保駅前で購入してきたプンオパン(たい焼き)。
「スラッカン」という店の前で販売しているものです。
これを食べて、第3回「食の異文化講座」は無事に終了。
この日もよく食べ、よく飲み、よく話を聞いた1日でした。

佐野師匠、お疲れさまです!

ちなみに早速、第4回の企画も練られている模様。
年4回開催を目指すとのことで、次回は春頃になる見込みです。
正式に決まったら、また告知を出させて頂きますね。
ご都合よい方は、ぜひご参加ください。
2009.01.19.Mon 14:56 | 韓食日記 | trackback(0) | comment(5)
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八田 靖史(八田氏@K・F・C)
美味しい韓国料理を探す毎日。コリアうめーや!!管理人。コリアン・フード・コラムニスト。ブログは2005年12月開設。