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韓食日記

日々食べている韓国料理の記録です。
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09072802.jpg

2009年は仁川訪問の年。
そんなことを昨年から叫び続けておりましたが、
自分自身、なかなか足を運ぶ機会がありませんでした。

仁川市内って空港からも意外に遠いんですよね。
今年10月に完工予定の仁川大橋が完成すれば、
いくらか空港からのアクセスもよくなるようですが、はてさて。
現状、ソウルの中心地まで1時間強で行けるのに対し、
仁川駅周辺までも1時間前後というのはあまりに微妙。
巡れば楽しいエリアだけに、もったいない話です。

今回は1泊2日の出張でしたが、仕事自体は1日目で終了。
翌日が少し余ったので、仁川市内の食べ歩きに出かけました。
チェックアウトをしてから、5時間ほどの自由時間です。

まず訪れたのは南洞区雲宴洞のチュオタン(ドジョウ汁)村。

一帯には10数軒のチュオタン専門店が集まっており、
少し変わったスタイルのチュオタンが食べられます。
冒頭の写真、1人前にしてはボリュームたっぷりのチュオタンが、
釜に入った状態で運ばれ、携帯コンロにかけられます。

09072803.jpg

珍しいのは細身のククス(麺)がどっさり入っていること。
さらにスジェビ(すいとん)も入って、大豆入りのごはんまでつくという、
なんとも炭水化物だらけ、ボリュームたっぷりの一品でした。

ほかにも具としてジャガイモ、エホバク(カボチャの未熟果)が入るほか、
大量のニンニク、大量の刻み青唐辛子、大量の刻みネギまでもが同居。
スープをすするなり青唐辛子の風味が、ぐっと立ち上ってくるほどですが、
意外に辛さはなく、スープの味は驚くほど柔らかな味わいです。

ドジョウはすりつぶした状態で入っており、旨味もなかなかに濃厚。
好みで丸ごとのドジョウでも注文することができます。

シレギ(菜っ葉)でシンプルに味わうチュオタンとは性格が異なりますが、
仁川スタイルのチュオタンも、独特の魅力を放っておりますね。
なぜ、こんなスタイルのチュオタンが生まれたのか、
1度店の人にじっくりと聞いてみたいものです。

09072804.jpg

食べ終えてすぐタクシーに乗り、沿岸埠頭へと移動。
フェリーが運航する旅客ターミナルのすぐ近くに、
飲食店の集まった「ペンデンイフェムチム通り」があります。

料理名が長くて、どこで切ればよいかが悩ましいですが、
ペンデンイ・フェ・ムチムと読んで頂ければ幸いです。

ペンデンイが魚の名前でサッパ、岡山でいうママカリです。
フェが刺身、ムチムが和え物なので、要するにサッパの刺身和え。
サッパの刺身を生野菜と一緒に辛いタレで和えています。
写真の中央にある、赤い料理の皿がペンデンイフェムチムですね。

09072805.jpg

そのまま食べて焼酎の肴にしてもいいですが、
ごはんに乗せ、ちぎったサンチュと混ぜて食べるのが仁川流。
いわゆるサッパのフェドッパプ(刺身丼)ですね。
辛味、酸味の混ざった薬味ダレが食欲をそそります。

白身魚のフェドッパプはこれまでにも食べましたが、
青魚のサッパで作ると、また一味違いますね。
小さな身体ながらもキュッと引き締まった旨味があります。

コハダにも似た、とよく表現されますが、
食べていて思い浮かんだイメージはママカリの酢漬け。
やはりサッパはサッパという感じでしょうか。
刺身も美味しいらしいので、いずれまたぜひ食べてみたいものです。

09072806.jpg

こちらは東仁川駅近くにある新浦市場のタッカンジョン。
揚げた鶏肉に甘い蜜を絡めて、ざっと炒めた料理です。
食べたときにベタッとくるような甘いコーティングが持ち味。
フライドチキン、ヤンニョムチキンに比べるとオヤツ風ですが、
唐辛子も一緒に炒めているのでピリッとした刺激もあります。

ちなみに中サイズ(半羽)の注文でこれだけの量。
ざっと思い返した感じでは、10数ピースあったような。
隣の席では若い女の子3人組が、1羽をシェアしていました。

といった感じで短い時間ながらも仁川の食を満喫。

次に行く機会があったら、サワラ焼き通りでマッコリを飲み、
ムルトンボン(アンコウ)料理で焼酎をグイッとやりたいものです。
あと他にもワタリガニ、ボラ、牡蠣料理あたりも有名なので、
やはり1度や2度では制覇しきれないぐらいですね。
仁川大橋が開通したら、また足を運びたいと思います。
2009.07.29.Wed 17:26 | 韓食日記 | trackback(0) | comment(6)
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八田 靖史(八田氏@K・F・C)
美味しい韓国料理を探す毎日。コリアうめーや!!管理人。コリアン・フード・コラムニスト。ブログは2005年12月開設。
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