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韓食日記

日々食べている韓国料理の記録です。
美味しかったはずの店に友人を連れていったら、
味がガラッとかわっていてガックリ。
韓国料理店を食べ歩いていると稀にある話です。
行く前にさんざん自慢していたりするので、
面目丸つぶれのうえ、友人には平謝りするしかありません。
韓国においても、日本においてもあることです。

理由はいくつかあるのですが、そのうちのひとつが居抜き。
店名やメニューが同じでも、店の経営者が違うことがあります。
日本の経営者であれば、居抜きでもどこか手を加えますが、
韓国では丸ごとそのまま引き継いでしまうことが多々あります。
そっくり常連客ごと、買い取るような感覚でしょうか。

味やサービスまでも引き継いでくれればいいのですが、
弟子に譲るという訳でもないので、そのあたりは疎かになりがち。
結果として、店が同じでも味はガタ落ちということになります。

韓国ではまだまだサービス業に対する意識が低く、
社会的にも1枚格下の仕事という認識が残っています。
店を長きに渡って守り、次の世代に受け渡すことは少なく、
ある程度稼いだら店を売り、その資金で違う事業を始めてしまう。
韓国ではよい店ほどすぐになくなる、と言われるゆえんです。

こうした韓国らしい特種な事情に対応するためには、
店の人と仲良くなっておく、というのが重要です。
仲良くならずとも、店の経営者を覚えておけば、
人が変わった瞬間に、しっかりと気付くことができます。

美味しく食べるためにも店の人との関係は大事ですが、
突然の居抜きに対する、自衛策にもなります。
店長さんが誰で、オーナーさんが誰なのか。
日本の店なら、こんなこと考える必要もないんですけどね。
2006.05.11.Thu 20:50 | 考察 | trackback(0) | comment(6)
ここ最近、韓国料理の店が急速に増え続けているなかで、
大事なキーワードとなっているのが「ヘルシー」だと思います。
今までさんざん言われてきたことですが、

・韓国料理は肉よりも野菜をたくさん食べる
・副菜がたくさん出るのでバランスよく食べられる
・唐辛子に含まれるカプサイシンには脂肪燃焼効果がある
・ニンニクはビタミンの吸収を促進する

まだまだありますが、よく語られるのはこんな感じ。
おかげで「韓国料理=ヘルシー」の公式もだいぶ根付いた感があります。
ドラマ、映画の影響から、女性人気が高まったのも理由のひとつでしょう。
女性に受ける料理を目指した結果、ヘルシー路線に拍車がかかり、
韓国料理はいま「健康と美容」の付加価値で売られています。

こうしたトレンドから振り返って、思い当たる店はこんな感じ。
おそらく探せば、まだまだたくさんあることでしょう。

・韓国薬膳はいやく(銀座)
http://www.yakuzenhaiyaku.com/
・韓国摘草料理ハンガウィ(銀座)
http://r.gnavi.co.jp/g411107/
・Korean Organic nabi(原宿)
http://www.nabi-tokyo.com/
・五穀亭(新宿)
http://www.keioplaza.co.jp/rb/res10.html
・菜菜草(表参道)
http://happy.woman.excite.co.jp/gourmet/newopen/005/shop5.html
・KOREAN VEGETABLE CHEFA(有楽町)
http://www.ebisu-toraji.com/shop/chefa.html
・Cobara-hetta(青山)
http://r.gnavi.co.jp/a010901/
・BIAN(恵比寿、日比谷)
http://www.bian.jp/

すでに「韓国料理=ヘルシー」だけでは珍しくないので、
薬膳だとか摘草だとか、さらなるセールスポイントも加わっています。
すでに加熱し、過当競争時代を迎えているということでしょうか。
こうした傾向を見るに、今後の落としどころは、

1、韓国でもっとも健康を意識した宮廷料理の店とする
2、コリアンダイニングとして現代日本料理との融合をはかる
3、韓国料理のひとつを柱とした専門店とする

というあたりになるのでははないかと思います。
ヘルシーが増えれば、ヘルシー以上が求められるのは道理。
個性的な店が増えていくのは大歓迎なんですけどね。
みんなで同じ方向を目指しているのではと少し心配です。
2006.05.09.Tue 11:38 | 考察 | trackback(0) | comment(5)
日光まで日帰りで行った後、韓国人2人は別の友人宅へ移動。
そこでの宿泊も含め、アテンドもその友人にバトンタッチしました。
5日は彼女たちの専門である写真学校などを見学した後、
夜は吉祥寺に移動して日本蕎麦を楽しんだ模様。
うまい蕎麦を食べながら、うまい日本酒という組み合わせです。
蕎麦通の友人が案内したこともあり、ずいぶん好評だったようです。
先ほど空港から電話があり、

「蕎麦で酒を飲むというのが新鮮だった」
「日本酒の越乃景虎が美味しかった」

という感想を聞かせてもらいました。
以前にも、新潟名物のへぎそばを食べに行ったことがありますが、
韓国人と蕎麦店で一杯というのは、なかなかよいようです。

といったあたりで今回のアテンドはあらかた終了。
女性陣2名は6日午後の飛行機で韓国に戻ります。
男性1名はおそらく札幌に飛んだはずですが連絡がありません。
東京に戻って来て、連絡があるのかもしれませんが……。

まあ、ともかく7回に渡って考察をしてきたので、
一応のまとめのようなことを書いてみたいと思います。

まず根底にあるのは、やはり「楽しかった!」ということでしょう。

あちこちかけずり回ったり、テンパったりしながらも、
短期間にこれだけたくさんのことをすることはありません。
旅行者ならではの行動力なので、肉体的には疲れますが、
これだけ真剣に遊ぶとなると、見合うだけの満足感も得られます。
喜んでもらうのも大事ですが、自分自身の楽しさも大きいです。

韓国人に日本を楽しんでもらい、かつ自分も楽しい。
このあたりにアテンドの醍醐味があると思います。

ありふれた日本の姿でも、韓国人の目を通すとまた新鮮ですし、
自分自身にもさまざまな発見があったりします。
同様に、韓国人という人たちへの理解も深まったり。

今回ブログにまとめてみたのは、ちょっとした試みのひとつです。

アテンドをするとなると、やっぱりある程度の情報が必要。
日本を紹介するガイドブックはあっても、それは旅行者のためのもので、
アテンドをするための知識と情報はやっぱり微妙に違うのです。
そのあたりに焦点を当てた、ピンポイントの情報が集められないか。
これは、韓国からのお客さんが多い僕らの切実な悩みです。

これまでは友人同士の情報交換でやっておりましたが、
広く公開することで、さらなる情報が得られないかと考えています。
おそらく同じような局面で、どうしようか悩んだ人も多いはず。

韓国人に受けるピンポイントの日本アテンド情報。

特に、ここがオススメという情報だけでなく、
ここはあんまり受けなかったなあ、という情報も集めたいですね。
今回はその最初の布石ということで書いてみました。
同様の体験などありましたら、ぜひ教えて頂きたいと思います。
2006.05.05.Fri 15:12 | 考察 | trackback(0) | comment(7)
鎌倉、横浜に続いて4日は日光を目指しました。
事前にあった韓国人からのリクエストがこの3ヶ所。
これに箱根が加われば、東京近郊の王道観光スポットは網羅です。
あとは好みによってディズニーランドが入るかどうか。
韓国人の旅行スタイルはひとつのところをゆっくり見るよりも、
できるだけたくさんの場所に行くことをよしとします。

3泊以上の旅行になると、必ず日帰りの遠征が加わるので、
可能であれば、その情報も前もって聞いておくと便利です。
今回は連休中である上、日程がギリギリまで揺れたので、
電車の予約などができず、快速電車で日光まで行きました。
さすがにすごい人で、満員電車に近い状態のまま2時間。
帰りはなんとか座れましたが、体力勝負の1日でした。

この日のアテンドは日光に詳しい友人がいたのでほぼお任せ。
東照宮を中心に、2社1寺をゆっくりと見て回りました。
ちょうど連休中ということで、阿弥陀如来をはじめ、
貴重な仏像を間近で見られたのもよかったですね。
僕自身は小学校だか、中学校の修学旅行以来の日光。
久しぶりに仕事抜きの楽な気分で旅行を楽しむことができました。

06050401.jpg


写真は東照宮の陽明門。人の多さがよくわかるかと思います。
時間があれば華厳の滝、中禅寺湖もという話をしていましたが、
やはりと言うか、連休中ならではの壮絶な人出に阻まれて断念。
しっかり観光するなら、余裕を持てる時期に行くべきですね。

日光での食事は名物の湯葉料理を食べることに。
そういえば韓国で湯葉を見た記憶がありません。
韓国語での湯葉の説明に、ひとしきり苦労しました。
油揚げはあっても、湯葉に該当する韓国語はない模様です。

06050402.jpg


白醤油で食べる湯葉の刺身は、独特の舌触りでなかなか。

06050403.jpg


こちらは湯葉弁当。観光地らしく値段はなかなか(1600円)でしたが、
湯葉の刺身、湯葉の煮物、湯葉しゅうまいなど、湯葉料理のオンパレード。
名物の湯葉を食べた、という気分に浸らせてくれる料理でした。

ひとしきり観光をして、お土産を買って、
ぐったりと心地よい疲れのまま東京へと戻ります。
慌しくはありましたが、やっぱり旅行したという気になりますね。
個人的にも貴重な体験となった1日でした。
2006.05.04.Thu 14:14 | 考察 | trackback(0) | comment(0)
3日は横浜へ行くこととなりました。
事前に祭りが行われているという情報を得ていたようで、
それを目当てにしつつ、いろいろ回ることに。
ただ、この日のアテンド係である僕が横浜に詳しくありません。
慌てて友人から情報をもらい、にわか仕込みで勉強しました。

合流する友人のことも考えて、集合は新大久保と関内の2ヶ所。
旅行組を宿泊地である新大久保で拾い、アテンド組の一部と現地で合流。
ただ、事前の情報が不正確で、関内集合はあまり意味がありませんでした。
関内あたりで始まるという祭りは、実は山下公園スタートのパレードで、
赤レンガ倉庫あたりを巡って関内に戻ってくるというルート。
わかっていれば本町・中華街駅あたりを集合にするべきでした。
事前の情報収集は確実に。基本を忘れたのは大きな反省点です。

ともかくも、11時に関内駅集合。
降りるなりものすごい人なので、早速方針を変更。
まずパレードを見に行くことも考えましたが、
行ったり来たりが難しそうなので、そのまま中華街へ。
腹ごしらえをしっかりしてからイベントを見に行くことにしました。

06050301.jpg


関内駅から10分少々歩いて中華街へ。関帝廟を見学の後、
昼食をとろうと思ったのですが、どこもすごい人で入れない!
1時間待ちなんていう店もざらで、途端にパニックになります。

「ど、ど、ど、どうしたらいいんだぁ!」

こういうときに手持ち情報のないエリアを歩くのはつらいです。
アテンド係としては、なるべく慣れた地を動きたいところ。
というか、一般的な観光地には自ら慣れておく必要があるのでしょう。
結局、事前に友人が教えてくれた店の行列が比較的短かったので、
そこに並んだところ10分少々で入店。事なきを得ました。

ただ、喜んでいたのは韓国人よりも日本人だったかも。
沖縄料理、ジンギスカンなどを食べに行ったときも感じましたが、
流行の料理や、日本以外の外国料理は微妙に受けがよくない気がします。
日本人のほうが盛り上がって、いまひとつよさが伝わらない感じ。
僕らが韓国に行って、タイ料理を食べるようなものでしょうか。
横浜の場合は中華街での食事が定番なので仕方ありませんが、
そうでない場合は、ベタな日本料理で組み立てるほうが無難のようです。

余談ですが、中華料理店ではジャージャー麺なども食べてみました。
やっぱり韓国のチャジャンミョン(ジャージャー麺)とは違いますね。
麺はちぢれた中華麺、味噌も甘味が強く、具のひき肉も多い感じ。
改めて、チャジャンミョンが韓国料理であることを認識しました。

06050302.jpg


他には蒸し鶏の冷製、カニとレタスのチャーハン、五目焼きそば、
豚バラ肉の煮物、青菜炒め、水餃子といったあたりを注文しました。

食後はみなとみらい線で元町・中華街→日本大通りと移動し、
徒歩で赤レンガ倉庫まで移動。ここでイベントを見ながら、
海を見ながら休憩、マンゴーアイスなどを食べつつ過ごしました。

夜は別の友人宅で食事をご馳走になる予定だったので、
横浜を早めに出ることにしました。赤レンガ倉庫から歩いて、
みなとみらい21付近の桟橋からシーバスに乗って横浜駅。
そこから新宿まで戻って、次の友人にバトンタッチしました。
2006.05.03.Wed 14:13 | 考察 | trackback(0) | comment(2)






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八田 靖史(八田氏@K・F・C)
美味しい韓国料理を探す毎日。コリアうめーや!!管理人。コリアン・フード・コラムニスト。ブログはまだ初心者。